JPH0347190B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0347190B2 JPH0347190B2 JP59008552A JP855284A JPH0347190B2 JP H0347190 B2 JPH0347190 B2 JP H0347190B2 JP 59008552 A JP59008552 A JP 59008552A JP 855284 A JP855284 A JP 855284A JP H0347190 B2 JPH0347190 B2 JP H0347190B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- thin paper
- paper
- substrate
- plywood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Finished Plywoods (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、合板等の比較的きめの荒い基板表面
に薄葉紙を貼着した化粧板用台板の製造方法に関
する。
に薄葉紙を貼着した化粧板用台板の製造方法に関
する。
従来技術
化粧板の基板として合板等のように表面のきめ
が比較的荒い板状体が用いられる場合がある。例
えば合板表面には多数の導管溝があり、時には虫
喰い穴や細かい割れなどがある。そのような基板
を用いて化粧板を製造するには、基板表面を予じ
め平滑化する必要がある。平滑化の一方法または
その一工程として、接着剤による薄葉紙の貼着が
ある。
が比較的荒い板状体が用いられる場合がある。例
えば合板表面には多数の導管溝があり、時には虫
喰い穴や細かい割れなどがある。そのような基板
を用いて化粧板を製造するには、基板表面を予じ
め平滑化する必要がある。平滑化の一方法または
その一工程として、接着剤による薄葉紙の貼着が
ある。
特公昭39−27339号公報には、合板の表面に目
止を施こすことなく薄葉紙を貼着し、表面の導管
溝の部分に中空部を形成した後、その表面に任意
の化粧を施こすことが開示されている。この方法
は、実施例から明らかな様に、合板の表面に薄葉
紙を貼着するに当つて、合板の表面に塗布された
接着剤を予備乾燥した後に薄葉紙を貼着してい
る。
止を施こすことなく薄葉紙を貼着し、表面の導管
溝の部分に中空部を形成した後、その表面に任意
の化粧を施こすことが開示されている。この方法
は、実施例から明らかな様に、合板の表面に薄葉
紙を貼着するに当つて、合板の表面に塗布された
接着剤を予備乾燥した後に薄葉紙を貼着してい
る。
この様に薄葉紙や薄紙表面に化粧を施こされた
化粧紙を基板表面に貼着する場合に、基板表面に
塗布された接着剤を予備乾燥(半乾燥)すること
によつて初期接着力を向上させてから紙貼りを行
なうのが一般的である。これによつて紙貼り後の
乾燥時間が短縮され、生産効率も向上する。
化粧紙を基板表面に貼着する場合に、基板表面に
塗布された接着剤を予備乾燥(半乾燥)すること
によつて初期接着力を向上させてから紙貼りを行
なうのが一般的である。これによつて紙貼り後の
乾燥時間が短縮され、生産効率も向上する。
発明の目的
しかし乍ら、上述の如く基板表面に塗布された
接着剤の予備乾燥を行なう場合には、その上に貼
着される貼紙に接着剤が浸透せず、予備乾燥が過
ぎると接着力が低くなり貼紙の剥離が生じ易くな
り、また予備乾燥が不充分であると、貼着された
紙が、導管溝等の凹部に於ける接着剤の乾燥に伴
なう体積の収縮によつて凹部内に引張られて陥没
し、平滑表面が得られない。
接着剤の予備乾燥を行なう場合には、その上に貼
着される貼紙に接着剤が浸透せず、予備乾燥が過
ぎると接着力が低くなり貼紙の剥離が生じ易くな
り、また予備乾燥が不充分であると、貼着された
紙が、導管溝等の凹部に於ける接着剤の乾燥に伴
なう体積の収縮によつて凹部内に引張られて陥没
し、平滑表面が得られない。
本発明の目的は、合板等の比較的きめの荒い基
板表面に薄葉紙を貼着して化粧板用の台板を製造
する方法に於て、表面平滑性を向上し薄葉紙の接
着性を改善することである。
板表面に薄葉紙を貼着して化粧板用の台板を製造
する方法に於て、表面平滑性を向上し薄葉紙の接
着性を改善することである。
発明の構成
合板等の比較的きめの荒い基板表面に接着剤を
塗布し、塗布された接着剤が未乾燥の状態におい
て薄葉紙を貼着し、その後直ちに、加熱プレスロ
ールを用いて薄葉紙表面から押圧することによ
り、塗布された接着剤の上層部分を半硬化させ、
基板表面に薄葉紙を仮接着し、その後直ちに、80
℃以上の高温で乾燥することにより、下層部分の
接着剤をも乾燥硬化させる。ここで、塗布された
接着剤の上層部分とは、基板表面近傍に存在する
接着剤及び基板表面の凹部内に溜まつている接着
剤を除く、接着剤塗布層の上層部分であつて、貼
着された薄葉紙に実質的に浸透されている部分の
接着剤を意味し、それ以外の部分、即ち基板表面
近傍に存在する接着剤及び基板表面の凹部内に溜
まつている接着剤より成る部分が下層部分を意味
する。薄葉紙を貼着後、直ちに加熱プレスロール
をかけることにより、接着剤が薄葉紙に浸透する
が薄葉紙が膨張する前に表面に近い接着剤が半硬
化し、それによつて薄葉紙の仮接着が行なわれ、
次いで高温乾燥されることにより、接着剤の未硬
化部分は基板の凹部内に薄葉紙を引込むのではな
く、逆に半硬化した薄葉紙の側に引寄せられて硬
化し、表面平滑性が改善される。接着剤が薄葉紙
に浸透するので接着力は増大し、剥離もない。
塗布し、塗布された接着剤が未乾燥の状態におい
て薄葉紙を貼着し、その後直ちに、加熱プレスロ
ールを用いて薄葉紙表面から押圧することによ
り、塗布された接着剤の上層部分を半硬化させ、
基板表面に薄葉紙を仮接着し、その後直ちに、80
℃以上の高温で乾燥することにより、下層部分の
接着剤をも乾燥硬化させる。ここで、塗布された
接着剤の上層部分とは、基板表面近傍に存在する
接着剤及び基板表面の凹部内に溜まつている接着
剤を除く、接着剤塗布層の上層部分であつて、貼
着された薄葉紙に実質的に浸透されている部分の
接着剤を意味し、それ以外の部分、即ち基板表面
近傍に存在する接着剤及び基板表面の凹部内に溜
まつている接着剤より成る部分が下層部分を意味
する。薄葉紙を貼着後、直ちに加熱プレスロール
をかけることにより、接着剤が薄葉紙に浸透する
が薄葉紙が膨張する前に表面に近い接着剤が半硬
化し、それによつて薄葉紙の仮接着が行なわれ、
次いで高温乾燥されることにより、接着剤の未硬
化部分は基板の凹部内に薄葉紙を引込むのではな
く、逆に半硬化した薄葉紙の側に引寄せられて硬
化し、表面平滑性が改善される。接着剤が薄葉紙
に浸透するので接着力は増大し、剥離もない。
以下に本発明を実施例を通じて更に詳述する。
実施例
様々な厚みの合板の全表面に、ロールコータ、
スプレツダ等を用いて接着剤を塗布した。接着剤
としては酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル等を
用い、塗布量を様々に変化させて塗布した後直ち
に押圧ロールによつて薄葉紙を貼着した。このと
き接着剤の塗布量が65g/m2(2g/尺2)以下
であると、薄葉紙中に接着剤が浸透せず、また
490g/m2(15g/尺2)以上であると、次の工程
の加熱プレスロールをかけた際仮接着が容易に行
なわれず、薄葉紙表面に接着剤の浸出の発生がみ
られた。従つて接着剤の塗布量は65〜490g/m2
(2〜15g/尺2)するのが望ましい。尚、薄葉紙
の貼着にはゴムロール、スチールロールが用いら
れた。
スプレツダ等を用いて接着剤を塗布した。接着剤
としては酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル等を
用い、塗布量を様々に変化させて塗布した後直ち
に押圧ロールによつて薄葉紙を貼着した。このと
き接着剤の塗布量が65g/m2(2g/尺2)以下
であると、薄葉紙中に接着剤が浸透せず、また
490g/m2(15g/尺2)以上であると、次の工程
の加熱プレスロールをかけた際仮接着が容易に行
なわれず、薄葉紙表面に接着剤の浸出の発生がみ
られた。従つて接着剤の塗布量は65〜490g/m2
(2〜15g/尺2)するのが望ましい。尚、薄葉紙
の貼着にはゴムロール、スチールロールが用いら
れた。
薄葉紙の貼着後、直ちに表面温度50〜80℃の加
熱プレスロールで押圧した。合板表面の導管溝、
ピンホール、割れなどの凹部を除く平滑部表面の
接着剤が半乾燥し、半硬化状態となり、薄葉紙は
合板表面に仮接着された。加熱プレスロールから
送り出された時点での貼着された薄葉紙は合板表
面の平滑部では殆んど膨張が見られず、凹部上の
行分では僅かに膨張が見られた。
熱プレスロールで押圧した。合板表面の導管溝、
ピンホール、割れなどの凹部を除く平滑部表面の
接着剤が半乾燥し、半硬化状態となり、薄葉紙は
合板表面に仮接着された。加熱プレスロールから
送り出された時点での貼着された薄葉紙は合板表
面の平滑部では殆んど膨張が見られず、凹部上の
行分では僅かに膨張が見られた。
加熱プレスロールから送り出された板を直ちに
80℃前後の温度で乾燥した。合板表面の平滑部に
おいては比較的短時間で完全に乾燥し、凹部にお
いては乾燥時間は比較的長くかかつた。80℃未満
の温度で乾燥した製品では温度が低くなるにつれ
て薄葉紙の凹部内に陥入した部分が多く見られた
が、80℃以上の温度で急激に乾燥した製品では表
面の平滑性は良好であつた。
80℃前後の温度で乾燥した。合板表面の平滑部に
おいては比較的短時間で完全に乾燥し、凹部にお
いては乾燥時間は比較的長くかかつた。80℃未満
の温度で乾燥した製品では温度が低くなるにつれ
て薄葉紙の凹部内に陥入した部分が多く見られた
が、80℃以上の温度で急激に乾燥した製品では表
面の平滑性は良好であつた。
尚、接着剤の濃度、塗布量と薄葉紙の紙質と加
熱プレスロールの温度、送り速度とは相互に影響
を与えるが、それらは接着剤が薄葉紙に浸透する
がその表面に浸出せず、また加熱プレスロールか
ら送り出されたとき少なくとも基板表面の凹部を
除く平滑部に於て半硬化状態が得られるよう相対
的に選択される。この際、作業効率の観点から、
最終工程の80℃以上での乾燥時間が短かくなるよ
う配慮すること、及び接着力の観点から、接着剤
が薄葉紙に浸透し易い濃度とすることが重要であ
る。
熱プレスロールの温度、送り速度とは相互に影響
を与えるが、それらは接着剤が薄葉紙に浸透する
がその表面に浸出せず、また加熱プレスロールか
ら送り出されたとき少なくとも基板表面の凹部を
除く平滑部に於て半硬化状態が得られるよう相対
的に選択される。この際、作業効率の観点から、
最終工程の80℃以上での乾燥時間が短かくなるよ
う配慮すること、及び接着力の観点から、接着剤
が薄葉紙に浸透し易い濃度とすることが重要であ
る。
発明の効果
以上に説明した如く、本発明方法によれば、基
板表面に接着剤を塗布した後、直ちに薄葉紙が貼
着されるので、接着剤が薄葉紙に浸透するが、加
熱プレスロールによつて直ちに半乾燥されるため
薄葉紙の表面に浸出するに至らない間に浸透され
た接着剤及び接着剤層の表面が半乾燥され、その
後の高温急速乾燥によつて、接着剤の硬化は表面
から進行するので、薄葉紙が緊張し、また薄葉紙
に接した接着剤層部分から硬化が進行するので、
凹部内の未硬化接着剤が薄葉紙側に引寄せられ
つゝ収縮硬化し、従つて基板と薄葉紙との接着力
が向上すると共に、表面平滑性のすぐれた化粧板
用台板が得られる。
板表面に接着剤を塗布した後、直ちに薄葉紙が貼
着されるので、接着剤が薄葉紙に浸透するが、加
熱プレスロールによつて直ちに半乾燥されるため
薄葉紙の表面に浸出するに至らない間に浸透され
た接着剤及び接着剤層の表面が半乾燥され、その
後の高温急速乾燥によつて、接着剤の硬化は表面
から進行するので、薄葉紙が緊張し、また薄葉紙
に接した接着剤層部分から硬化が進行するので、
凹部内の未硬化接着剤が薄葉紙側に引寄せられ
つゝ収縮硬化し、従つて基板と薄葉紙との接着力
が向上すると共に、表面平滑性のすぐれた化粧板
用台板が得られる。
本発明方法によつて製造される台板は表面平滑
性が良好であるから、化粧紙貼り、突板貼り等任
意の化粧が施される化粧板用台板として好適に用
いられる。
性が良好であるから、化粧紙貼り、突板貼り等任
意の化粧が施される化粧板用台板として好適に用
いられる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 合板等の比較的きめの荒い基板表面に接
着剤を塗布する工程、 塗布された接着剤が未乾燥の状態において薄
葉紙を貼着する工程、 その後直ちに、加熱プレスロールを用いて薄
葉紙表面から押圧することにより、塗布された
接着剤の上層部分を半硬化させ、基板表面に薄
葉紙を仮装着する工程、 その後直ちに、80℃以上の高温で乾燥するこ
とにより、下層部分の接着剤をも乾燥硬化させ
る工程、 より成ることを特徴とする化粧板用台板の製造方
法。 2 接着剤の濃度、塗布量と薄葉紙の紙質と加熱
プレスロールによる仮接着の温度及び送り速度と
が、仮接着後に接着剤が薄葉紙表面に浸出せず、
且つ接着剤の硬化が薄葉紙に近接した表面領域か
ら進行するよう選択されることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の化粧板用台板の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59008552A JPS60154061A (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | 表面に薄葉紙を貼着した化粧板用台板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59008552A JPS60154061A (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | 表面に薄葉紙を貼着した化粧板用台板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60154061A JPS60154061A (ja) | 1985-08-13 |
| JPH0347190B2 true JPH0347190B2 (ja) | 1991-07-18 |
Family
ID=11696284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59008552A Granted JPS60154061A (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | 表面に薄葉紙を貼着した化粧板用台板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60154061A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009101534A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-14 | Sumitomo Forestry Co Ltd | クロス下地用合板 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52108007A (en) * | 1976-03-03 | 1977-09-10 | Dantani Plywood Co | Method of producing decorated board pasted with kraft decorating paper |
-
1984
- 1984-01-23 JP JP59008552A patent/JPS60154061A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60154061A (ja) | 1985-08-13 |
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