JPH0347262B2 - - Google Patents
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- JPH0347262B2 JPH0347262B2 JP7334783A JP7334783A JPH0347262B2 JP H0347262 B2 JPH0347262 B2 JP H0347262B2 JP 7334783 A JP7334783 A JP 7334783A JP 7334783 A JP7334783 A JP 7334783A JP H0347262 B2 JPH0347262 B2 JP H0347262B2
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- compound
- nmr
- formula
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
本発明はテルペン化合物に関するものである。
本発明者等は種々の海産動物体内に含まれる生
理活性物質を探索中のところ、ある種の海綿中に
含まれる新物質が腸管や血管等の平滑筋の収縮を
抑制する作用を有することを確認し、この知見に
基づいて更に検討の結果、本発明を達成した。 すなわち、本発明の要旨は、 式 式中Rは、
理活性物質を探索中のところ、ある種の海綿中に
含まれる新物質が腸管や血管等の平滑筋の収縮を
抑制する作用を有することを確認し、この知見に
基づいて更に検討の結果、本発明を達成した。 すなわち、本発明の要旨は、 式 式中Rは、
【式】
【式】または
【式】で
示される基を示す)
で表わされるテルペン化合物に存する。
本発明を詳細に説明するに、本発明における前
示〔〕式で示される化合物はいずれも文献未載
の新規化合物である。 例えば、前示〔〕式におけるRが
示〔〕式で示される化合物はいずれも文献未載
の新規化合物である。 例えば、前示〔〕式におけるRが
【式】である化合物、即ち、3−(2−
グアニジノエチルスルホニル)−3,7,11−ト
リメチル−1,6,10−ドデカトリエン(以下化
合物という)は、ある種の海綿(Agelas
species)を破砕し、後記実施例に示すように、
適当な溶媒で抽出し、カラムクロマトグラフイー
を用いて精製した後、再結晶することによつて単
離することができる。 また、前示〔〕式におけるRが
リメチル−1,6,10−ドデカトリエン(以下化
合物という)は、ある種の海綿(Agelas
species)を破砕し、後記実施例に示すように、
適当な溶媒で抽出し、カラムクロマトグラフイー
を用いて精製した後、再結晶することによつて単
離することができる。 また、前示〔〕式におけるRが
【式】である化合物、即ち、3−
〔2−(N,N′−ジアセチルイミノアミノメチル)
アミノエチルスルホニル〕−3,7,11−トリメ
チル−1,6,10−ドデカトリエン(以下化合物
2という)は、前記化合物1を適当な溶媒中でア
セチル化しカラムクロマトグラフイーにより精製
することによつて得ることができる。 さらに前示〔〕式におけるRが
アミノエチルスルホニル〕−3,7,11−トリメ
チル−1,6,10−ドデカトリエン(以下化合物
2という)は、前記化合物1を適当な溶媒中でア
セチル化しカラムクロマトグラフイーにより精製
することによつて得ることができる。 さらに前示〔〕式におけるRが
【式】である化合物、即ち、3−〔2
−〔2−(4,6−ジメチルピリミジニル)〕アミ
ノエチルスルホニル〕−3,7,11−トリメチル
−1,6,10−ドデカトリエン(以下化合物3と
いう)は、前記化合物1を、アセチルアセトンと
加熱反応させた後、精製することによつて得るこ
とができる。 以上に述べた化合物1〜3は文献未載の新規化
合物であつて、後記実施例に示す、マススペクト
ル、IR吸収スペクトル、UV吸収スペクトル、1H
−NMR及び13C−NMR等の結果からそれぞれの
構造が確認された。 なお、前記の化合物1を適当な溶媒に溶解し、
冷却下オゾンを吹き込んで分解し、還元剤例えば
水素化ホウ素ナトリウムで還元し、生成物を溶媒
中でアセチル化すると、次式で示される文献未載
の2−〔2−(N,N′−ジアセチルイミノアミノ
メチル)アミノエチルスルホニル〕−1,5−ジ
アセトキシ−2−メチルペンタン(化合物4とい
う)が得られる。 本発明の化合物は、後記参考例に示すように、
腸管、血管などの平滑筋に対する収縮抑制作用を
有し、例えば鎮痙薬としての用途が期待される。
また優れた抗菌作用を示す。以下実施例について
説明するが、本発明は以下の実施例に限られるも
のではない。 実施例 1 3−(2−グアニジノエチルスルホニル)−3,
7,11−トリメチル−1,6,10−ドデカトリ
エン(化合物1)の単離 沖縄産海綿Agelas sp.5Kg(湿重量)を破砕し
てホモジナイズ、10のメタノールに浸し、5℃
で一週間放置して抽出し、メタノール溶液を別
し、残渣について上記と同様にメタノール抽出を
2回繰り返した。メタノール抽出液を合し、フラ
ツシユエバポレーターを用い、40℃以下の温度で
濃縮して得られた粗抽出物197gを再びメタノー
ルに溶解し、不溶物を除去し、濃縮して褐色油状
物125gを得た。これを水1.2に懸濁し、クロロ
ホルム1.2を用いて抽出処理し、水層を200mlの
クロロホルムを用いて更に2回抽出し、クロロホ
ルム抽出液を合して、減圧下濃縮することにより
60gの褐色粉末を得た。 上記粉末各12gを、シリカゲル(和光純薬社製
C−300)520gのカラム(50×600mm)にかけ、
クロロホルム−n−ブタノール−酢酸−水
(1.5:6:1:1)で展開し、1080mlから1500の
溶出画分を集め、減圧下濃縮することにより褐色
の油状物12gを得た。ついで、これを逆相系高速
液体クロマトグラフイー〔カラム:DevelosilR○
−ODS(野村化学)担体使用、21×250mmカラム
3本直列;移動相:0.2M食塩含有メタノール−
水(8:2)、流速28ml/分;検出器紫外線
230nm〕にかけ、保持時間20分のピークを集め
た。この溶出液を減圧下濃縮して、メタノールを
除去した水溶液を酢酸エチルで抽出し、酢酸エチ
ル層を減圧下濃縮する。得られた油状物を、再び
逆相系高速液体クロマトグラフイー〔移動相とし
て0.2M食塩含有メタノール水(3:1)を用い、
かつ流速を22ml/分とした以外は上記のものと同
一〕にかけ、保持時間28分のピークを集め、この
溶出液を前記と同様に酢酸エチルで抽出し、抽出
液を濃縮し、少量の酢酸エチルで結晶化して、無
色結晶状の3−(2−グアニジノエチルスルホニ
ル)−3,7,11−トリメチル−1,6,10−ド
デカトリエン(化合物1)の塩酸塩1.7gを得た。
本品の融点は108〜108.5℃で、200nm以上に紫外
部の極大吸収を示さない。また、その旋光度は、
〔α〕25 D:+19.1゜(c=1,CH3OH)であつた。
FD−MSの測定では、分子イオンピークm/
z:356(M++1)を示し、分子式C18H33N5O2S
が確認された。本物質の元素分析値、IR吸収ス
ペクトル、1H−NMRおよび13C−NMRの測定値
は以下の通りであつた。 元素分析値:
ノエチルスルホニル〕−3,7,11−トリメチル
−1,6,10−ドデカトリエン(以下化合物3と
いう)は、前記化合物1を、アセチルアセトンと
加熱反応させた後、精製することによつて得るこ
とができる。 以上に述べた化合物1〜3は文献未載の新規化
合物であつて、後記実施例に示す、マススペクト
ル、IR吸収スペクトル、UV吸収スペクトル、1H
−NMR及び13C−NMR等の結果からそれぞれの
構造が確認された。 なお、前記の化合物1を適当な溶媒に溶解し、
冷却下オゾンを吹き込んで分解し、還元剤例えば
水素化ホウ素ナトリウムで還元し、生成物を溶媒
中でアセチル化すると、次式で示される文献未載
の2−〔2−(N,N′−ジアセチルイミノアミノ
メチル)アミノエチルスルホニル〕−1,5−ジ
アセトキシ−2−メチルペンタン(化合物4とい
う)が得られる。 本発明の化合物は、後記参考例に示すように、
腸管、血管などの平滑筋に対する収縮抑制作用を
有し、例えば鎮痙薬としての用途が期待される。
また優れた抗菌作用を示す。以下実施例について
説明するが、本発明は以下の実施例に限られるも
のではない。 実施例 1 3−(2−グアニジノエチルスルホニル)−3,
7,11−トリメチル−1,6,10−ドデカトリ
エン(化合物1)の単離 沖縄産海綿Agelas sp.5Kg(湿重量)を破砕し
てホモジナイズ、10のメタノールに浸し、5℃
で一週間放置して抽出し、メタノール溶液を別
し、残渣について上記と同様にメタノール抽出を
2回繰り返した。メタノール抽出液を合し、フラ
ツシユエバポレーターを用い、40℃以下の温度で
濃縮して得られた粗抽出物197gを再びメタノー
ルに溶解し、不溶物を除去し、濃縮して褐色油状
物125gを得た。これを水1.2に懸濁し、クロロ
ホルム1.2を用いて抽出処理し、水層を200mlの
クロロホルムを用いて更に2回抽出し、クロロホ
ルム抽出液を合して、減圧下濃縮することにより
60gの褐色粉末を得た。 上記粉末各12gを、シリカゲル(和光純薬社製
C−300)520gのカラム(50×600mm)にかけ、
クロロホルム−n−ブタノール−酢酸−水
(1.5:6:1:1)で展開し、1080mlから1500の
溶出画分を集め、減圧下濃縮することにより褐色
の油状物12gを得た。ついで、これを逆相系高速
液体クロマトグラフイー〔カラム:DevelosilR○
−ODS(野村化学)担体使用、21×250mmカラム
3本直列;移動相:0.2M食塩含有メタノール−
水(8:2)、流速28ml/分;検出器紫外線
230nm〕にかけ、保持時間20分のピークを集め
た。この溶出液を減圧下濃縮して、メタノールを
除去した水溶液を酢酸エチルで抽出し、酢酸エチ
ル層を減圧下濃縮する。得られた油状物を、再び
逆相系高速液体クロマトグラフイー〔移動相とし
て0.2M食塩含有メタノール水(3:1)を用い、
かつ流速を22ml/分とした以外は上記のものと同
一〕にかけ、保持時間28分のピークを集め、この
溶出液を前記と同様に酢酸エチルで抽出し、抽出
液を濃縮し、少量の酢酸エチルで結晶化して、無
色結晶状の3−(2−グアニジノエチルスルホニ
ル)−3,7,11−トリメチル−1,6,10−ド
デカトリエン(化合物1)の塩酸塩1.7gを得た。
本品の融点は108〜108.5℃で、200nm以上に紫外
部の極大吸収を示さない。また、その旋光度は、
〔α〕25 D:+19.1゜(c=1,CH3OH)であつた。
FD−MSの測定では、分子イオンピークm/
z:356(M++1)を示し、分子式C18H33N5O2S
が確認された。本物質の元素分析値、IR吸収ス
ペクトル、1H−NMRおよび13C−NMRの測定値
は以下の通りであつた。 元素分析値:
【表】
IR(KBr)νmax:3350,3160,2940,1678,
1648,1620,1460,1380,1295,1135,1005,
945,830cm-1 1H−NMR(CD3OD,δin ppm):1.44(3H,
S),1.50(6H,brs),1.58(3H,brs),1.68〜
2.06(8H,m),3.25,3.28(2H,ABX center,
J=14,6.5Hz),3.68(2H,t,J=6.5Hz),
5.05(1H,brt,J=7.0Hz),5.11(1H,brt,J
=6.0Hz),5.49(1H,d,J=17.5Hz),5.56
(1H,d,J=11.0Hz),5.98(1H,dd,J=
11.0,17.5Hz) 13C−NMR(CD3OD,δin ppm):16.0(q,
2carbons),17.6(q),25.6(q),22.8(t),
26.6(t),31.6(t),35.0(t),39.6(t),46
.0
(t),68.3(t),121.7(t),122.6(d),124.1
(d),131.3(s),136.4(s),134.7(d),157.5
(s) 上記の化合物1の20mgを1mlのメタノールに溶
解し、−78℃で1.5時間オゾンを通入した後、窒素
を通入して過剰のオゾンを除去し、ついで水素化
ホウ素ナトリウム47.5mgを添加して0℃で30分間
攪拌した後、徐々に室温まで昇温した。0.09mlの
酢酸を添加して過剰の水素化ホウ素ナトリウムを
分解し、減圧下メタノールを留去し、残渣をクロ
ロホルム−メタノール(9:1)で抽出した。抽
出液を減圧下蒸発乾固し、残渣に1.6mlのピリジ
ン及び0.4mlの無水酢酸を加えて室温で一夜間攪
拌し、反応混合物を減圧蒸発乾固した後シリカゲ
ルのカラムを用い、ベンゼン−アセトン(4:
1)が溶出液として精製して、7mgの2−〔2−
(N,N′−ジアセチルイミノアミノメチル)アミ
ノエチルスルホニル〕−1,5−ジアセトキシ−
2−メチルペンタン(化合物4)および5mgの
1,4−ジアセトキシペンタンを得た。 上記化合物4は、高分解能マススペクトル
(HR−MS)において、m/z:436.1724(M++
1,C17H30N3SO8の計算値436.1697)及び
435.1687(M+,C17H29N3SO8の計算値435.1701)
を与え、その分子式が確認された。また、IR吸
収スペクトル及び1H−NMRは以下の通りであつ
た。 IR(CHCl3)νmax:3300,3040,1740,1705,
1620,1560,1380,1325,1300,1115,1045cm
-1 1H−NMR(CDCl3,δin ppm):1.39(3H,
S),1.86(4H,m),2.05(3H,S),2.10(3H,
S),2.12(3H,S),2.17(3H,S),3.37(2H,
t,J=6.5Hz),4.03(2H,q,J=5.9Hz),
4.06(2H,t,J=5.9Hz),4.34(2H,S),
9.42(1H,brs,D2Oで消失),12.99(1H,brs,
D2Oで消失) 実施例 2 3−〔2−(N,N′−ジアセチルイミノアミノ
メチル)アミノエチルスルホニル〕−3,7,
11−トリメチル−1,6,10−ドデカトリエン
(化合物2)の調製 実施例1で単離した化合物1の塩酸塩100mgを
5mlの酢酸エチルに溶解し、0.5mlのトリエチル
アミンを加えて中和し、0.5mlの無水酢酸を添加
して室温で8時間反応させた。反応混合物を減圧
下、濃縮乾固した後、シリカゲルのカラム(11×
500mm)にかけ、ベンゼン−アセトン(4:1)
を溶出液として精製して66mgの化合物2を得た。 本品は、高分解能マススペクトルにおいて、
m/z:439.2482(M+,C22H37N3O4Sに対する計
算値439.2492)を与え、その分子式が確認され
た。本物質のIR吸収スペクトル、1H−NMRおよ
び13C−NMRの測定値は以下の通りであつた。 IR(KBr)νmax:3320,2980,2940,1700,
1620,1570,1370,1320,1290,1210,1140 1H−NMR(CDCl3,δin ppm):1.52(3H,
S),1.57(6H,S),1.67(3H,S),2.11(3H,
S),2.17(3H,S),3.24(2H,t,J=6.3
Hz),3.93(2H,q,J=6.3Hz),5.08(m,
2H),5.39(1H,d,J=17Hz),5.52(1H,
d,J=11Hz),6.03(1H,dd,J=17,11
Hz),9.36(1H,brt,D2Oで消失),13.0(1H,
brs,D2Oで消失) 13C−NMR(CDCl3,δin ppm):16.0(q,
2carbons),17.6(q),22.1(t),24.8(q),
25.6(q),26.6(t),28.6(q),31.8(t),34
.1
(t),39.6(t),45.7(t),68.0(s),120.4
(t),122.7(d),124.1(d),131.3(s),135.6(d)
,
136.3(s),155.3(s),172.0(s),185.8(s) 実施例 3 3−〔2−〔2−(4,6−ジメチルピリミジニ
ル)〕アミノエチルスルホニル〕−3,7,11−
トリメチル−1,6,10−ドデカトリエン(化
合物3)の調製 実施例1で単離した化合物1の塩酸塩10mgに
0.2mlのピリジンを添加して中和し、更に0.2mlの
アセチルアセトンを加えて封管中にて125℃で2.5
時間加熱反応させた。反応混合物を減圧下蒸発乾
固した後、シリカゲルのカラムを用い、クロロホ
ルム−メタノール(9:1)を溶出液として精製
して、10mgの化合物3を得た。 本品は融点52〜53℃の結晶で、高分解能マスス
ペクトルにおいて、分子イオンピークm/z:
419.2601(C23H37N3SO2の計算値419.2604)を与
え、その分子式が確認された。また、旋光度、
UV吸収スペクトル、IR吸収スペクトル、1H−
NMRおよび13C−NMRの測定値は以下の通りで
あつた。 〔α〕25 D:+11.3゜(c=1,CH3OH); UVλCH3OH nax(nm):235(ε=17500),294(ε=
4000);IR(KBr)νmax:3250,3085,1600,
1570,1360,1340,1295,1135,1095,935,
795cm-1;1H−NMR(C6D6,δin ppm)1.19
(3H,S),1.50(3H,brs),1.57(3H,brs),
1.69(3H,brs),1.88(2H,m),2.00(2H,
m),2.02(2H,m),2.09(6H,S),2.13(2H,
m),2.92(2H,t,J=6.5Hz),3.91(2H,
q,J=6.5Hz),4.90(1H,d,J=17Hz),
4.98(1H,d,J=11Hz),5.57(1H,t,J=
6.5Hz,D2Oで消失),5.87(1H,dd,J=11,
17Hz),5.90(1H,S);13C−NMR(CDCl3,
δin ppm):16.0(q,2carbons),17.7(q),
22.2(t),23.9.(q,2carbons),25.6(q),
26.7(;),32.0(t),35.0(t),39.7(t),46
.7
(t),67.9(s),110.1(d),120.1(t),123.0
(d),124.3(d),131.3(s),136.0(d),136.2(d),
161.9(s),167.4(S,2carbons) 参考例 雄性モルモツト(350〜450g)をぼく殺し、回
腸を摘出して、長さ2cmの標本を作製し、クレブ
スーリンゲル栄養液を入れた容量20mlのマグヌス
管中に懸垂した。液温を30℃に保持して95%O2
−5%CO2ガスを通気した。この切片に500mgの
静止張力を付加し、薬物投与前1時間インキユベ
ーシヨンしてその等張性収縮をトランジユーサー
を介して記録した。実施例1で単離した化合物1
を栄養液中に各種の濃度で添加した場合の、カル
バコール(10-7M)及びヒスタミン(10-6M)の
最大収縮反応に対する抑制効果は以下の通りであ
つた。
1648,1620,1460,1380,1295,1135,1005,
945,830cm-1 1H−NMR(CD3OD,δin ppm):1.44(3H,
S),1.50(6H,brs),1.58(3H,brs),1.68〜
2.06(8H,m),3.25,3.28(2H,ABX center,
J=14,6.5Hz),3.68(2H,t,J=6.5Hz),
5.05(1H,brt,J=7.0Hz),5.11(1H,brt,J
=6.0Hz),5.49(1H,d,J=17.5Hz),5.56
(1H,d,J=11.0Hz),5.98(1H,dd,J=
11.0,17.5Hz) 13C−NMR(CD3OD,δin ppm):16.0(q,
2carbons),17.6(q),25.6(q),22.8(t),
26.6(t),31.6(t),35.0(t),39.6(t),46
.0
(t),68.3(t),121.7(t),122.6(d),124.1
(d),131.3(s),136.4(s),134.7(d),157.5
(s) 上記の化合物1の20mgを1mlのメタノールに溶
解し、−78℃で1.5時間オゾンを通入した後、窒素
を通入して過剰のオゾンを除去し、ついで水素化
ホウ素ナトリウム47.5mgを添加して0℃で30分間
攪拌した後、徐々に室温まで昇温した。0.09mlの
酢酸を添加して過剰の水素化ホウ素ナトリウムを
分解し、減圧下メタノールを留去し、残渣をクロ
ロホルム−メタノール(9:1)で抽出した。抽
出液を減圧下蒸発乾固し、残渣に1.6mlのピリジ
ン及び0.4mlの無水酢酸を加えて室温で一夜間攪
拌し、反応混合物を減圧蒸発乾固した後シリカゲ
ルのカラムを用い、ベンゼン−アセトン(4:
1)が溶出液として精製して、7mgの2−〔2−
(N,N′−ジアセチルイミノアミノメチル)アミ
ノエチルスルホニル〕−1,5−ジアセトキシ−
2−メチルペンタン(化合物4)および5mgの
1,4−ジアセトキシペンタンを得た。 上記化合物4は、高分解能マススペクトル
(HR−MS)において、m/z:436.1724(M++
1,C17H30N3SO8の計算値436.1697)及び
435.1687(M+,C17H29N3SO8の計算値435.1701)
を与え、その分子式が確認された。また、IR吸
収スペクトル及び1H−NMRは以下の通りであつ
た。 IR(CHCl3)νmax:3300,3040,1740,1705,
1620,1560,1380,1325,1300,1115,1045cm
-1 1H−NMR(CDCl3,δin ppm):1.39(3H,
S),1.86(4H,m),2.05(3H,S),2.10(3H,
S),2.12(3H,S),2.17(3H,S),3.37(2H,
t,J=6.5Hz),4.03(2H,q,J=5.9Hz),
4.06(2H,t,J=5.9Hz),4.34(2H,S),
9.42(1H,brs,D2Oで消失),12.99(1H,brs,
D2Oで消失) 実施例 2 3−〔2−(N,N′−ジアセチルイミノアミノ
メチル)アミノエチルスルホニル〕−3,7,
11−トリメチル−1,6,10−ドデカトリエン
(化合物2)の調製 実施例1で単離した化合物1の塩酸塩100mgを
5mlの酢酸エチルに溶解し、0.5mlのトリエチル
アミンを加えて中和し、0.5mlの無水酢酸を添加
して室温で8時間反応させた。反応混合物を減圧
下、濃縮乾固した後、シリカゲルのカラム(11×
500mm)にかけ、ベンゼン−アセトン(4:1)
を溶出液として精製して66mgの化合物2を得た。 本品は、高分解能マススペクトルにおいて、
m/z:439.2482(M+,C22H37N3O4Sに対する計
算値439.2492)を与え、その分子式が確認され
た。本物質のIR吸収スペクトル、1H−NMRおよ
び13C−NMRの測定値は以下の通りであつた。 IR(KBr)νmax:3320,2980,2940,1700,
1620,1570,1370,1320,1290,1210,1140 1H−NMR(CDCl3,δin ppm):1.52(3H,
S),1.57(6H,S),1.67(3H,S),2.11(3H,
S),2.17(3H,S),3.24(2H,t,J=6.3
Hz),3.93(2H,q,J=6.3Hz),5.08(m,
2H),5.39(1H,d,J=17Hz),5.52(1H,
d,J=11Hz),6.03(1H,dd,J=17,11
Hz),9.36(1H,brt,D2Oで消失),13.0(1H,
brs,D2Oで消失) 13C−NMR(CDCl3,δin ppm):16.0(q,
2carbons),17.6(q),22.1(t),24.8(q),
25.6(q),26.6(t),28.6(q),31.8(t),34
.1
(t),39.6(t),45.7(t),68.0(s),120.4
(t),122.7(d),124.1(d),131.3(s),135.6(d)
,
136.3(s),155.3(s),172.0(s),185.8(s) 実施例 3 3−〔2−〔2−(4,6−ジメチルピリミジニ
ル)〕アミノエチルスルホニル〕−3,7,11−
トリメチル−1,6,10−ドデカトリエン(化
合物3)の調製 実施例1で単離した化合物1の塩酸塩10mgに
0.2mlのピリジンを添加して中和し、更に0.2mlの
アセチルアセトンを加えて封管中にて125℃で2.5
時間加熱反応させた。反応混合物を減圧下蒸発乾
固した後、シリカゲルのカラムを用い、クロロホ
ルム−メタノール(9:1)を溶出液として精製
して、10mgの化合物3を得た。 本品は融点52〜53℃の結晶で、高分解能マスス
ペクトルにおいて、分子イオンピークm/z:
419.2601(C23H37N3SO2の計算値419.2604)を与
え、その分子式が確認された。また、旋光度、
UV吸収スペクトル、IR吸収スペクトル、1H−
NMRおよび13C−NMRの測定値は以下の通りで
あつた。 〔α〕25 D:+11.3゜(c=1,CH3OH); UVλCH3OH nax(nm):235(ε=17500),294(ε=
4000);IR(KBr)νmax:3250,3085,1600,
1570,1360,1340,1295,1135,1095,935,
795cm-1;1H−NMR(C6D6,δin ppm)1.19
(3H,S),1.50(3H,brs),1.57(3H,brs),
1.69(3H,brs),1.88(2H,m),2.00(2H,
m),2.02(2H,m),2.09(6H,S),2.13(2H,
m),2.92(2H,t,J=6.5Hz),3.91(2H,
q,J=6.5Hz),4.90(1H,d,J=17Hz),
4.98(1H,d,J=11Hz),5.57(1H,t,J=
6.5Hz,D2Oで消失),5.87(1H,dd,J=11,
17Hz),5.90(1H,S);13C−NMR(CDCl3,
δin ppm):16.0(q,2carbons),17.7(q),
22.2(t),23.9.(q,2carbons),25.6(q),
26.7(;),32.0(t),35.0(t),39.7(t),46
.7
(t),67.9(s),110.1(d),120.1(t),123.0
(d),124.3(d),131.3(s),136.0(d),136.2(d),
161.9(s),167.4(S,2carbons) 参考例 雄性モルモツト(350〜450g)をぼく殺し、回
腸を摘出して、長さ2cmの標本を作製し、クレブ
スーリンゲル栄養液を入れた容量20mlのマグヌス
管中に懸垂した。液温を30℃に保持して95%O2
−5%CO2ガスを通気した。この切片に500mgの
静止張力を付加し、薬物投与前1時間インキユベ
ーシヨンしてその等張性収縮をトランジユーサー
を介して記録した。実施例1で単離した化合物1
を栄養液中に各種の濃度で添加した場合の、カル
バコール(10-7M)及びヒスタミン(10-6M)の
最大収縮反応に対する抑制効果は以下の通りであ
つた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 (式中Rは、【式】 【式】又は【式】で示 される基を示す) で表わされるテルペン化合物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7334783A JPS59199668A (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | テルペン化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7334783A JPS59199668A (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | テルペン化合物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59199668A JPS59199668A (ja) | 1984-11-12 |
| JPH0347262B2 true JPH0347262B2 (ja) | 1991-07-18 |
Family
ID=13515529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7334783A Granted JPS59199668A (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | テルペン化合物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59199668A (ja) |
-
1983
- 1983-04-26 JP JP7334783A patent/JPS59199668A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59199668A (ja) | 1984-11-12 |
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