JPH0348403A - 磁気バブル素子 - Google Patents
磁気バブル素子Info
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- JPH0348403A JPH0348403A JP1182576A JP18257689A JPH0348403A JP H0348403 A JPH0348403 A JP H0348403A JP 1182576 A JP1182576 A JP 1182576A JP 18257689 A JP18257689 A JP 18257689A JP H0348403 A JPH0348403 A JP H0348403A
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- garnet film
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- bubble
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F10/00—Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure
- H01F10/08—Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers
- H01F10/10—Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers characterised by the composition
- H01F10/18—Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers characterised by the composition being compounds
- H01F10/20—Ferrites
- H01F10/24—Garnets
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Thin Magnetic Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、イオン打込み方式の磁気バブル素子に関する
. 〔従来の技術〕 磁気バブルメモリ素子の開発においては、その高密度化
が最も重要な課題となっている.従来のパーマロイパタ
ンによってバブルを廃動する素子に比べて、より高密度
化に適したイオン打込み方式の素子の開発が進められて
いる. このイオン打込み方式の磁気バブル素子は、エイ・アイ
・ビー コンファレンス プロシーディングス第10巻
第339頁(1973)(AIPConf, Proc
. &10、p.339 (1973) )に示されて
いるように、ガーネット膜の表面にH8、He”、Ne
+等のイオンを打ち込み,磁歪効果により膜面垂直方向
の一軸磁気異方性エネルギーの値を正から負に変化させ
て表面層の磁化を暎面内に向け、この面内磁化層により
バブルを駆動するものである. 現在、直径0.4〜1μmのバブルを用いたビット周期
L.S〜4μm、記憶密度4〜32Mb/dのイオン打
込み方式の磁気バブル素子の開発が進められている.こ
の素子は、すでに製品化されている直径2μmのバブル
を用いたパーマロイ方式の素子に比べ4倍以上の記憶密
度を有している.このような素子を実用化する上で重要
な課題の1つがイオン打込み方式の磁気バブル素子に適
した磁気バブル用ガーネット膜の開発である.イオン打
込み方式の磁気バブル素子に用いるガーネット膜では、
磁歪効果が十分大きく,イオン打込みによって磁化を膜
面内に向けるのに十分な一軸磁気異方性の変化が誘起で
きる必要がある.特に,素子の高密度化が進むとこの問
題はより重要になる.すなわち、素子を高密度化するた
めには情報担体である磁気バブルを微小化する必要があ
る.良く知られているように、磁気バブルを微小化する
ためには、ガーネット膜の飽和磁化Msを増大させる必
要がある.また、これに伴い、磁化を膜面垂直方向に向
けるための一軸異方性エネルギーK1も増大させなけれ
ばならない.従って、面内磁化層を形成するために必要
な一軸異方性エネルギーの変化量を大きくしなければな
らない。
. 〔従来の技術〕 磁気バブルメモリ素子の開発においては、その高密度化
が最も重要な課題となっている.従来のパーマロイパタ
ンによってバブルを廃動する素子に比べて、より高密度
化に適したイオン打込み方式の素子の開発が進められて
いる. このイオン打込み方式の磁気バブル素子は、エイ・アイ
・ビー コンファレンス プロシーディングス第10巻
第339頁(1973)(AIPConf, Proc
. &10、p.339 (1973) )に示されて
いるように、ガーネット膜の表面にH8、He”、Ne
+等のイオンを打ち込み,磁歪効果により膜面垂直方向
の一軸磁気異方性エネルギーの値を正から負に変化させ
て表面層の磁化を暎面内に向け、この面内磁化層により
バブルを駆動するものである. 現在、直径0.4〜1μmのバブルを用いたビット周期
L.S〜4μm、記憶密度4〜32Mb/dのイオン打
込み方式の磁気バブル素子の開発が進められている.こ
の素子は、すでに製品化されている直径2μmのバブル
を用いたパーマロイ方式の素子に比べ4倍以上の記憶密
度を有している.このような素子を実用化する上で重要
な課題の1つがイオン打込み方式の磁気バブル素子に適
した磁気バブル用ガーネット膜の開発である.イオン打
込み方式の磁気バブル素子に用いるガーネット膜では、
磁歪効果が十分大きく,イオン打込みによって磁化を膜
面内に向けるのに十分な一軸磁気異方性の変化が誘起で
きる必要がある.特に,素子の高密度化が進むとこの問
題はより重要になる.すなわち、素子を高密度化するた
めには情報担体である磁気バブルを微小化する必要があ
る.良く知られているように、磁気バブルを微小化する
ためには、ガーネット膜の飽和磁化Msを増大させる必
要がある.また、これに伴い、磁化を膜面垂直方向に向
けるための一軸異方性エネルギーK1も増大させなけれ
ばならない.従って、面内磁化層を形成するために必要
な一軸異方性エネルギーの変化量を大きくしなければな
らない。
ガーネット膜の特性としては磁歪効果がより大きくなけ
ればならない.バブル直径が1μmよりも小さい場合に
は、現在検討されているガーネット膜の磁歪効果の大き
さは必ずしも十分とは言えない. また、イオン打込み方式の磁気バブル素子に用いるガー
ネット膜では、その結晶磁気異方性の大きさが重要であ
る.イオン打込み方式の素子では、膜面内に印加した回
転磁界により面内磁化層の磁化方向を制御する.結晶磁
気異方性エネルギーK1があまり大きくなると、これに
よって面内磁化層の磁化の回転が乱されてバブルが正常
に転送できなくなる.結晶磁気異方性エネルギーK1の
絶対値はできるだけ小さいことが望ましい.ガーネット
結晶のK1を変化させるイオン4して、Co”+が良く
知られている.フィジヵル レビュー第16巻、第39
73頁(1977)(Phys. Ray. vol.
16、p.3973 (1977))に示されている
ように、Y3F6sOxiなるガーネット結晶に、微量
のCOを添加するとK1の値は負から正に変化し.Co
の量を調整することにより,K8の値をほぼOにするこ
とができる.しがし、Y.Fe.O,,は磁気バブルを
保持するために必要な一軸磁気異方性を有さないため、
磁気バブル材料として用いることはできない. また、ジャーナル マグネテイズム アンドマグネティ
ック マテリアルズ第35巻、第326頁(1 9 8
3 ) (J. Magnetism and M
agnetic阿aterials vol. 35、
p,326(1983))に示されているように、一軸
異方性を有する(YSmLuCa),(FeGe)so
ngなる磁気バブル材料にCoを添加したときのK8の
値は、Y.Fe,O,,の場合のように、負から正に変
化する現象を示さない. また、特開昭55−55503号明細書には、Geを含
む磁気バブル用ガーネット膜において、K.の値を大き
くすることにより磁気バブルの最大移動速度を大きくし
得ることが記載されている.〔発明が解決しようとする
課題〕 上記従来技術は、高密度イオン打込み方式の磁気バブル
素子における磁歪効果及び結晶の磁気異方性に対し十分
配慮されていなかった.従来の磁気バブル材料において
,磁気バブルを保持するのに十分な一軸異方性を有し、
かつK,=Oとしたガーネット膜は得られていなかった
. 本発明の目的は、バブル用ガーネット膜の結晶磁気異方
性を小さくすると同時にイオン打込みによる磁歪効果を
大きくした高密度イオン打込み方式の磁気バブル素子を
提供することにある.[!l題を解決するための手段] 上記目的は、(1)磁気バブルを保持し得る磁性ガーネ
ット膜の所望の部分に面内磁化領域を配置することによ
り,該磁性ガーネット膜に形成された磁気バブルの転送
路と、該転送路により磁気バブルを転送させる手段とを
有する磁気ハブル素子において、上記磁性ガーネット膜
は,一般式Rl−xs mxF e g−u−v−*M
uAwC O wo11(式中RはY.La.Eu,G
d.Tb.Dy,Ho%Er,Tm.Yb,Lu,Bi
%Pbよりなる群から選ばれた少なくとも一種の元素、
MはGa.Al,Sc.In.Crよりなる群から選ば
れた少なくとも一種の元素、Aは.Ge及びSiから選
ばれた少なくとも一種の元素を表わし、x,u.v,w
は、それぞれ 0.6≦x≦2.5 0≦u≦0. 7 0 < v≦0.2 0 < w≦0.15 の範囲の数値を表わす.)で表わされる磁性ガーネット
膜であることを特徴とする磁気バブル素子、(2)上記
一般式におけるRで表わされる元素として少なくともL
uを有し、該Luは5Rで表わされる元素の60%以上
である上記1項記載の磁気バブル素子、(3)上記一般
式におけるRで表わされる元素としてPbは上記一般式
当りO.OS以下である上記1項記載の磁気バブル素子
によって達成される. 上記一般式 R3,XSm*Feg−u−v−wMuAvcowOB
(式中R,M.Aは前述の元素を表わし,x.u,v.
wは前述の値を表わす)で示される組成の磁性ガーネッ
ト膜では,Coの量を示すWと、Aで表わされる元素の
量Vが0.001程度とごく微量であっても本発明の効
果が認められる,v)0,20又はw>0.15となる
と、K z メOとすることが困難となる. Feを置換する元素MがGe又はAMの場合には、その
量Uが0.7を越えると飽和磁束密度が700G以下に
低下するため、直径1μm以下の磁気バブルを保持する
ことが困難となり、高密度磁気バブル素子に適さなくな
る.また、Feを置換する元素MがSc、Inあるいは
Crの場合には、その量が0.7を越えるとキュリー温
度Tcが150℃以下に低下し,飽和磁束密度、異方性
磁界等が急激な温度変化を示すようになるため、磁気バ
ブル素子に適用することが困難となる.Sm量Xが0.
6未満あるいは2.5を越えると一軸異方性エネルギー
が小さくなり、磁気バブル発生器において不要なバブル
が発生するエラーが多発するので好ましくない.一軸エ
ネルギーを増大させ,上記エラーの発生を低く押えるた
めには、工2面体位置を占めるSm以外の元素Rの60
%以上がLuであることがより好ましい.Rで表わされ
る元素は、2種以上の元素を同時に用いることが好まし
い.2種以上の元素を用いることにより、基板と磁性ガ
ーネット膜の格子定数を合わせることが容易になる. 本発明の磁性ガーネット膜は,結晶磁気異方性エネルギ
ーK1の値がほぼOであることが好ましい.例えばKユ
の絶対値が室温で2 X I O’erg/dより小さ
いことが好ましく、I X 1 0 3erg/ al
より小さいことが特に好ましい. また、転送路を形戒するために磁性ガーネット膜の表面
に打込むイオンとしては、H+、Ha+、D+、Dz+
よりなる群から選ばれた少なくとも一種のイオンを用い
ることが好ましい. 〔作 用〕 第1図に、バブル直径0.8μmの(YSmLu).(
FeGa),Oi,にGeとGeを同時に添加した(Y
SmLu),(FeGa)z−v−wGevCOwOx
i膜におけるCOの添加量Wと結晶磁気異方性エネルギ
ーK.の関係を示す.図中の3本の直線は、それぞれ、
添加したG e JlvとGe量Wのモル比(v/w)
が0.5.1及び3の場合?WとK8の関係を示す直線
である.この図に見るように、GeとGeを同時に添加
することによりK1の値は添加前のK,= − 3 .
2 X 1 0”erg/dからほぼ直線的に増加し
、負から正の値に変化する.増加の割合は、GeとCo
の比が大きい程大きくなっている. COに対するGeの比が大きくなる程K1が増加してい
るのは.Ge’→の増加によってK1を増大させる効果
のあるCo”の量が増加するためと考えられる.すなわ
ち、coはガーネット結晶中でCo”+あるいはCo
として存在し得るが,,K1増大の効果を持つのはC
O″+であることが知られている.一方、Geはガーネ
ット結晶中でG e4Jとして存在する傾向が非常に強
く、Ge量を増加すると電荷補償のためにco3+がC
o”+に変化するものと考えられる.第1図からわかる
ように.CoとGeの量を適当な値にすることによりK
■をほぼ零にすることができる. 前記従来技術において、(YSmLuCa)s(FeG
e),01,にCoを添加したときのK,の値は負から
正に変化していない.このガーネット系には、本発明と
同様にGeが含まれている.しかし,同時に2価の陽イ
オンとなる傾向が非常に強いCaを多量に含んでいるた
めにCo”+が生成されず、K1が負から正に変化しな
かったものと考えられる. これに対し、本発明は、希土類サイト及び鉄サイトに存
在する陽イオンがすべて3価であるバブル用ガーネット
にCOとGeを同時に微量添加することによってK1の
値を非常に小さくしたものである.Geの変わりに、G
eと同様に4価の陽イオンとなる傾向が非常に強いSi
をGeと同時に添加した場合にもほぼ同様の結果が得ら
れる。
ればならない.バブル直径が1μmよりも小さい場合に
は、現在検討されているガーネット膜の磁歪効果の大き
さは必ずしも十分とは言えない. また、イオン打込み方式の磁気バブル素子に用いるガー
ネット膜では、その結晶磁気異方性の大きさが重要であ
る.イオン打込み方式の素子では、膜面内に印加した回
転磁界により面内磁化層の磁化方向を制御する.結晶磁
気異方性エネルギーK1があまり大きくなると、これに
よって面内磁化層の磁化の回転が乱されてバブルが正常
に転送できなくなる.結晶磁気異方性エネルギーK1の
絶対値はできるだけ小さいことが望ましい.ガーネット
結晶のK1を変化させるイオン4して、Co”+が良く
知られている.フィジヵル レビュー第16巻、第39
73頁(1977)(Phys. Ray. vol.
16、p.3973 (1977))に示されている
ように、Y3F6sOxiなるガーネット結晶に、微量
のCOを添加するとK1の値は負から正に変化し.Co
の量を調整することにより,K8の値をほぼOにするこ
とができる.しがし、Y.Fe.O,,は磁気バブルを
保持するために必要な一軸磁気異方性を有さないため、
磁気バブル材料として用いることはできない. また、ジャーナル マグネテイズム アンドマグネティ
ック マテリアルズ第35巻、第326頁(1 9 8
3 ) (J. Magnetism and M
agnetic阿aterials vol. 35、
p,326(1983))に示されているように、一軸
異方性を有する(YSmLuCa),(FeGe)so
ngなる磁気バブル材料にCoを添加したときのK8の
値は、Y.Fe,O,,の場合のように、負から正に変
化する現象を示さない. また、特開昭55−55503号明細書には、Geを含
む磁気バブル用ガーネット膜において、K.の値を大き
くすることにより磁気バブルの最大移動速度を大きくし
得ることが記載されている.〔発明が解決しようとする
課題〕 上記従来技術は、高密度イオン打込み方式の磁気バブル
素子における磁歪効果及び結晶の磁気異方性に対し十分
配慮されていなかった.従来の磁気バブル材料において
,磁気バブルを保持するのに十分な一軸異方性を有し、
かつK,=Oとしたガーネット膜は得られていなかった
. 本発明の目的は、バブル用ガーネット膜の結晶磁気異方
性を小さくすると同時にイオン打込みによる磁歪効果を
大きくした高密度イオン打込み方式の磁気バブル素子を
提供することにある.[!l題を解決するための手段] 上記目的は、(1)磁気バブルを保持し得る磁性ガーネ
ット膜の所望の部分に面内磁化領域を配置することによ
り,該磁性ガーネット膜に形成された磁気バブルの転送
路と、該転送路により磁気バブルを転送させる手段とを
有する磁気ハブル素子において、上記磁性ガーネット膜
は,一般式Rl−xs mxF e g−u−v−*M
uAwC O wo11(式中RはY.La.Eu,G
d.Tb.Dy,Ho%Er,Tm.Yb,Lu,Bi
%Pbよりなる群から選ばれた少なくとも一種の元素、
MはGa.Al,Sc.In.Crよりなる群から選ば
れた少なくとも一種の元素、Aは.Ge及びSiから選
ばれた少なくとも一種の元素を表わし、x,u.v,w
は、それぞれ 0.6≦x≦2.5 0≦u≦0. 7 0 < v≦0.2 0 < w≦0.15 の範囲の数値を表わす.)で表わされる磁性ガーネット
膜であることを特徴とする磁気バブル素子、(2)上記
一般式におけるRで表わされる元素として少なくともL
uを有し、該Luは5Rで表わされる元素の60%以上
である上記1項記載の磁気バブル素子、(3)上記一般
式におけるRで表わされる元素としてPbは上記一般式
当りO.OS以下である上記1項記載の磁気バブル素子
によって達成される. 上記一般式 R3,XSm*Feg−u−v−wMuAvcowOB
(式中R,M.Aは前述の元素を表わし,x.u,v.
wは前述の値を表わす)で示される組成の磁性ガーネッ
ト膜では,Coの量を示すWと、Aで表わされる元素の
量Vが0.001程度とごく微量であっても本発明の効
果が認められる,v)0,20又はw>0.15となる
と、K z メOとすることが困難となる. Feを置換する元素MがGe又はAMの場合には、その
量Uが0.7を越えると飽和磁束密度が700G以下に
低下するため、直径1μm以下の磁気バブルを保持する
ことが困難となり、高密度磁気バブル素子に適さなくな
る.また、Feを置換する元素MがSc、Inあるいは
Crの場合には、その量が0.7を越えるとキュリー温
度Tcが150℃以下に低下し,飽和磁束密度、異方性
磁界等が急激な温度変化を示すようになるため、磁気バ
ブル素子に適用することが困難となる.Sm量Xが0.
6未満あるいは2.5を越えると一軸異方性エネルギー
が小さくなり、磁気バブル発生器において不要なバブル
が発生するエラーが多発するので好ましくない.一軸エ
ネルギーを増大させ,上記エラーの発生を低く押えるた
めには、工2面体位置を占めるSm以外の元素Rの60
%以上がLuであることがより好ましい.Rで表わされ
る元素は、2種以上の元素を同時に用いることが好まし
い.2種以上の元素を用いることにより、基板と磁性ガ
ーネット膜の格子定数を合わせることが容易になる. 本発明の磁性ガーネット膜は,結晶磁気異方性エネルギ
ーK1の値がほぼOであることが好ましい.例えばKユ
の絶対値が室温で2 X I O’erg/dより小さ
いことが好ましく、I X 1 0 3erg/ al
より小さいことが特に好ましい. また、転送路を形戒するために磁性ガーネット膜の表面
に打込むイオンとしては、H+、Ha+、D+、Dz+
よりなる群から選ばれた少なくとも一種のイオンを用い
ることが好ましい. 〔作 用〕 第1図に、バブル直径0.8μmの(YSmLu).(
FeGa),Oi,にGeとGeを同時に添加した(Y
SmLu),(FeGa)z−v−wGevCOwOx
i膜におけるCOの添加量Wと結晶磁気異方性エネルギ
ーK.の関係を示す.図中の3本の直線は、それぞれ、
添加したG e JlvとGe量Wのモル比(v/w)
が0.5.1及び3の場合?WとK8の関係を示す直線
である.この図に見るように、GeとGeを同時に添加
することによりK1の値は添加前のK,= − 3 .
2 X 1 0”erg/dからほぼ直線的に増加し
、負から正の値に変化する.増加の割合は、GeとCo
の比が大きい程大きくなっている. COに対するGeの比が大きくなる程K1が増加してい
るのは.Ge’→の増加によってK1を増大させる効果
のあるCo”の量が増加するためと考えられる.すなわ
ち、coはガーネット結晶中でCo”+あるいはCo
として存在し得るが,,K1増大の効果を持つのはC
O″+であることが知られている.一方、Geはガーネ
ット結晶中でG e4Jとして存在する傾向が非常に強
く、Ge量を増加すると電荷補償のためにco3+がC
o”+に変化するものと考えられる.第1図からわかる
ように.CoとGeの量を適当な値にすることによりK
■をほぼ零にすることができる. 前記従来技術において、(YSmLuCa)s(FeG
e),01,にCoを添加したときのK,の値は負から
正に変化していない.このガーネット系には、本発明と
同様にGeが含まれている.しかし,同時に2価の陽イ
オンとなる傾向が非常に強いCaを多量に含んでいるた
めにCo”+が生成されず、K1が負から正に変化しな
かったものと考えられる. これに対し、本発明は、希土類サイト及び鉄サイトに存
在する陽イオンがすべて3価であるバブル用ガーネット
にCOとGeを同時に微量添加することによってK1の
値を非常に小さくしたものである.Geの変わりに、G
eと同様に4価の陽イオンとなる傾向が非常に強いSi
をGeと同時に添加した場合にもほぼ同様の結果が得ら
れる。
第1図では、(YSmLu)3(FeGa)sotzに
CoとGeを添加した場合のK2の変化を示した.添加
前のガーネット組成としては希土類サイト(12面体位
置)及び鉄サイト(8面体および4面体位M)に存在す
る陽イオンが基本的に全て3価のイオンであれば,同様
なK.の変化が得られる.実際に、希土類サイトに存在
するイオンとしてY ,La ,Eu”、cd
”+、Tb’ナDy3+、 H03+、 Er”、 T
m”ナ、 Yb”+Lu3十、Bi”、Sm”、鉄サイ
トに存在するイオンとしてG a 3 +、AQ”、S
c” In”Cr3十を含むガーネットにGe,Si
の元素の少なくとも一種とGeとを添加することにより
,K1は第1図の場合と同様な変化を示した.第1図を
含むこれらの実験においては,ガーネット膜の作製法と
して、PbOを主或分とする溶剤を使った液相エビタキ
シャル成長法を用いた.このため、得られたガーネット
膜中には,溶剤中応含まれるPbが混入している.Pb
は2価の陽イオンになり易いことが知られているが,そ
の混入量は0.05([子/組成式)以下と少く、K8
の変化には特に影響を与えていないと考えられる.以上
のように、バブル用ガーネット膜にGe、Siの元素の
少なくとも一種とGeとを同時に添加することによって
,結晶異方性エネルギーK8を非常に小さくすることが
できる. 先に述べたようにイオン打込み方式のバブル素子では、
ガーネット膜の表面にH,等のイオンを打ち込んで面内
磁化層を形成する必要がある.H!+を打ち込んだ上記
のガーネット膜の一軸磁気異方性の変化を調べたところ
、Ge.Siの元素の少なくとも一種とCoとの添加に
より一軸磁気異方性の変化が大きくなることが明らかに
なった.さらに、この効果を利用することにより,欠陥
のより少ないイオン打込み磁気バブル素子を実現できる
ことが明らかになった.以下、この効果について述べる
. 第2図は、バブル直径が0.8μmのガーネット膜にH
,十を打込んだ場合のH,fドーズ量と異方性磁界変化
量ΔHkの関係を示したものである.第2図の2本の曲
線は、それぞれ、CoとGeの添加によりK.i0とし
た(YSmLu)i (FeG a G e C O
)sons膜及びGeとGeを添加していない(YSm
Lu).(FeGa)sons膜の結果である.これら
2種類の膜は飽和磁束密度4πMmが同じ、値(=97
0G)になるようにGaの量を調整してある.また、希
土類サイトのY、?m.Luの量はそれぞれ同じにして
ある.H!+の加速電圧は63kVであり、H1+を打
ち込んだ後、ガーネット膜の表面に約1000人のSi
O2膜を積層した.その後イオン打込み層の特性を安定
化するためN2ガス中で380’ ,30分の熱処理を
行いΔHhを測定した. 第2図に見るように,CoとGeを添加した( Y S
m L u )3 ( F e G a G e C
o ) 5 01g膜の方が、同一ドーズ量に対する
ΔHhの絶対値が大きくなっている.4πMsの大きさ
が同じであることから、CoとGeを添加した膜の方が
磁糞定数λ,1■の絶対値が大きくなっていると考えら
れる.この効果はGeとSiを添加した場合にも認めら
れた.このことから、Coが本質的な役割を果している
と考えられる.しかし、前記フィジカルレビュー第16
巻第3973 (1977)に示されているように.Y
3Fa,01■にGeを添加した場合には上記の効果と
は逆にλ111M対値が小さくなることが知られている
.このような差が生ずる原因は,まだ明らかではないが
.Smを多く含むガーネットで特にこの効果が顕著であ
ることから,SmとGeが共存することが重要と考えら
れる. 第2図に見るように、COとGeを添加することにより
,同一のΔHhを得るためのH8+ドーズ量を少くする
ことができる.このことは,以下に述べるように欠陥密
度の低いイオン打込み方式磁気バブル素子を実現する上
で非常に有利である.一般に,結晶中に多量のHe”,
H,F等を打込むと,結晶中に微小な空洞が発生するこ
とが知られている.この空洞は、イオン打込みによって
原子間の結合が破壊された領域にHeあるいはH2が凝
集することによって生ずると考えられている.第2図の
実験で作製した試料を詳細に調べた結果,H.+ドーズ
量の多い試料では第3図に示すように、SiOよ層1で
被覆されたイオン打込み領域2の内部に空洞3が発生し
ていることが明らかになった.この空洞3近傍ではイオ
ン打込み層の磁気特性が他の領域と具なっており、面内
磁化の回転運動が乱されるものと考えられる.実際に,
このような空洞3がバブル転送路近傍に存在する場合に
,バブルが正常に転送されないエラーが生じ、イオン打
込み素子における欠陥となることが確認された.従って
、良好な特性を持つ素子を実現するためには、このよう
な空洞の発生を極力低く押える必要がある. 第4図は65keVの加速電圧で打込んだH!m″のド
ーズ量と空洞欠陥の密度の関係を示した図である。この
図に見るようにH ,+のドーズ量が4×1 0”(!
m−”を越えると空洞欠陥の密度は急激に大きくなる.
従って、欠陥の少ないバブル素子,を実現するためには
、ドーズ量を4 X 1 0”01−”以下の値にする
必要がある.ところで、ドーズ量を少くすると、第2図
に見るように異方性磁界変化量の絶対値1Δaklが小
さくなる.一般に,1ΔHk1があまり小さいと、イオ
ン打込み転送路において、バブルを転送することが困難
になる.第2図に示したバブル直径0.8μmの(YS
mL u )3 ( F e G a )song膜あ
るいは(YSmLu)a (F e G a G a
C o)sOti膜を用いて,ビット周期3μmのイオ
ン打込み転送路を形成した場合,良好な転送特性を得る
ためには1ΔHk1を47000e以上とする必要があ
った.第2図から分かるようにCoとGeを含まない(
YSmLu).(FeGa),O,,膜の場合には、4
70000以上の1ΔHblを得るためにH2 ドーズ
量が4 . 5 X 1 0”cm−”を越えるように
しなければならない.このドーズ量では、第4図に見る
ように1aI当り数個の空洞欠陥が発生してしまう.こ
れに対し. (YSmLu)a (FeGaGeCo
).Oo膜の場合には、3.5X10”01−”のドー
ズ量で1ΔHhlを47000eとすることができ、空
洞欠陥のないイオン打込み磁気バブル素子を実現できる
. 〔実施例〕 以下に、本発明の実施例を示す. (実施例 1) 第1表に示す組威の融液を用いて(Y@,4−S m,
,。L ul,4@P b@,6g) (F 64,
,,Q 6,.。
CoとGeを添加した場合のK2の変化を示した.添加
前のガーネット組成としては希土類サイト(12面体位
置)及び鉄サイト(8面体および4面体位M)に存在す
る陽イオンが基本的に全て3価のイオンであれば,同様
なK.の変化が得られる.実際に、希土類サイトに存在
するイオンとしてY ,La ,Eu”、cd
”+、Tb’ナDy3+、 H03+、 Er”、 T
m”ナ、 Yb”+Lu3十、Bi”、Sm”、鉄サイ
トに存在するイオンとしてG a 3 +、AQ”、S
c” In”Cr3十を含むガーネットにGe,Si
の元素の少なくとも一種とGeとを添加することにより
,K1は第1図の場合と同様な変化を示した.第1図を
含むこれらの実験においては,ガーネット膜の作製法と
して、PbOを主或分とする溶剤を使った液相エビタキ
シャル成長法を用いた.このため、得られたガーネット
膜中には,溶剤中応含まれるPbが混入している.Pb
は2価の陽イオンになり易いことが知られているが,そ
の混入量は0.05([子/組成式)以下と少く、K8
の変化には特に影響を与えていないと考えられる.以上
のように、バブル用ガーネット膜にGe、Siの元素の
少なくとも一種とGeとを同時に添加することによって
,結晶異方性エネルギーK8を非常に小さくすることが
できる. 先に述べたようにイオン打込み方式のバブル素子では、
ガーネット膜の表面にH,等のイオンを打ち込んで面内
磁化層を形成する必要がある.H!+を打ち込んだ上記
のガーネット膜の一軸磁気異方性の変化を調べたところ
、Ge.Siの元素の少なくとも一種とCoとの添加に
より一軸磁気異方性の変化が大きくなることが明らかに
なった.さらに、この効果を利用することにより,欠陥
のより少ないイオン打込み磁気バブル素子を実現できる
ことが明らかになった.以下、この効果について述べる
. 第2図は、バブル直径が0.8μmのガーネット膜にH
,十を打込んだ場合のH,fドーズ量と異方性磁界変化
量ΔHkの関係を示したものである.第2図の2本の曲
線は、それぞれ、CoとGeの添加によりK.i0とし
た(YSmLu)i (FeG a G e C O
)sons膜及びGeとGeを添加していない(YSm
Lu).(FeGa)sons膜の結果である.これら
2種類の膜は飽和磁束密度4πMmが同じ、値(=97
0G)になるようにGaの量を調整してある.また、希
土類サイトのY、?m.Luの量はそれぞれ同じにして
ある.H!+の加速電圧は63kVであり、H1+を打
ち込んだ後、ガーネット膜の表面に約1000人のSi
O2膜を積層した.その後イオン打込み層の特性を安定
化するためN2ガス中で380’ ,30分の熱処理を
行いΔHhを測定した. 第2図に見るように,CoとGeを添加した( Y S
m L u )3 ( F e G a G e C
o ) 5 01g膜の方が、同一ドーズ量に対する
ΔHhの絶対値が大きくなっている.4πMsの大きさ
が同じであることから、CoとGeを添加した膜の方が
磁糞定数λ,1■の絶対値が大きくなっていると考えら
れる.この効果はGeとSiを添加した場合にも認めら
れた.このことから、Coが本質的な役割を果している
と考えられる.しかし、前記フィジカルレビュー第16
巻第3973 (1977)に示されているように.Y
3Fa,01■にGeを添加した場合には上記の効果と
は逆にλ111M対値が小さくなることが知られている
.このような差が生ずる原因は,まだ明らかではないが
.Smを多く含むガーネットで特にこの効果が顕著であ
ることから,SmとGeが共存することが重要と考えら
れる. 第2図に見るように、COとGeを添加することにより
,同一のΔHhを得るためのH8+ドーズ量を少くする
ことができる.このことは,以下に述べるように欠陥密
度の低いイオン打込み方式磁気バブル素子を実現する上
で非常に有利である.一般に,結晶中に多量のHe”,
H,F等を打込むと,結晶中に微小な空洞が発生するこ
とが知られている.この空洞は、イオン打込みによって
原子間の結合が破壊された領域にHeあるいはH2が凝
集することによって生ずると考えられている.第2図の
実験で作製した試料を詳細に調べた結果,H.+ドーズ
量の多い試料では第3図に示すように、SiOよ層1で
被覆されたイオン打込み領域2の内部に空洞3が発生し
ていることが明らかになった.この空洞3近傍ではイオ
ン打込み層の磁気特性が他の領域と具なっており、面内
磁化の回転運動が乱されるものと考えられる.実際に,
このような空洞3がバブル転送路近傍に存在する場合に
,バブルが正常に転送されないエラーが生じ、イオン打
込み素子における欠陥となることが確認された.従って
、良好な特性を持つ素子を実現するためには、このよう
な空洞の発生を極力低く押える必要がある. 第4図は65keVの加速電圧で打込んだH!m″のド
ーズ量と空洞欠陥の密度の関係を示した図である。この
図に見るようにH ,+のドーズ量が4×1 0”(!
m−”を越えると空洞欠陥の密度は急激に大きくなる.
従って、欠陥の少ないバブル素子,を実現するためには
、ドーズ量を4 X 1 0”01−”以下の値にする
必要がある.ところで、ドーズ量を少くすると、第2図
に見るように異方性磁界変化量の絶対値1Δaklが小
さくなる.一般に,1ΔHk1があまり小さいと、イオ
ン打込み転送路において、バブルを転送することが困難
になる.第2図に示したバブル直径0.8μmの(YS
mL u )3 ( F e G a )song膜あ
るいは(YSmLu)a (F e G a G a
C o)sOti膜を用いて,ビット周期3μmのイオ
ン打込み転送路を形成した場合,良好な転送特性を得る
ためには1ΔHk1を47000e以上とする必要があ
った.第2図から分かるようにCoとGeを含まない(
YSmLu).(FeGa),O,,膜の場合には、4
70000以上の1ΔHblを得るためにH2 ドーズ
量が4 . 5 X 1 0”cm−”を越えるように
しなければならない.このドーズ量では、第4図に見る
ように1aI当り数個の空洞欠陥が発生してしまう.こ
れに対し. (YSmLu)a (FeGaGeCo
).Oo膜の場合には、3.5X10”01−”のドー
ズ量で1ΔHhlを47000eとすることができ、空
洞欠陥のないイオン打込み磁気バブル素子を実現できる
. 〔実施例〕 以下に、本発明の実施例を示す. (実施例 1) 第1表に示す組威の融液を用いて(Y@,4−S m,
,。L ul,4@P b@,6g) (F 64,
,,Q 6,.。
G as,.,G o,,,,)01,なる組成のガー
ネット膜を(1 1 1)面のG d a G a 5
01 2基板上にエビタキシャル成長させた.この融
液の飽和温度は900℃であり、ガーネット膜は889
℃で成長させた.基板を6Orpmの回転速度で回転し
,5秒毎に回転方向を反転しながら4分間エビタキシャ
ル成長させたところ厚さ0.81μmの膜が得られた.
この膜のストライプ磁区1111y(ctバブル直径)
は0.80μm、飽和磁束密度4πMmは970G、一
軸異方性エネルギーKuは1 . 0 2 X I O
’erg/ajであった.また,結晶磁気異方性エネル
ギーK1はCoとGeを含鳥ない場合の−3 . 2
X 1 03erg/ajよりも約1桁小さ< . −
3 X 1 0”erg/ajであった.このガーネッ
ト膜に63keV: 3.4X101H,/atと25
keV: 1.5X10”→ H, /dの2重イオン打込みを行い、第5図に示す形
状のイオン打込み領域2を設け,それによって非イオン
打込み領域4を形成し,ビット周期3μmのコンティギ
ュアス・ディスク型イオン打込み磁気バブル転送路を形
成した. ?オン打込み領域2の特性を熱的に安定化するため、イ
オン打込みを行った後、ガーネット膜の表面に厚さ10
00人のSiOヨ層を形成し、N■ガス中で380℃、
30分の熱処理を行った.上記により形成したイオン打
込み領域の一軸異方性磁界H k( = 2 ・K u
/ Ms)は、イオン打込み前のHm=26400e
から−2 1 8 0 0 eに変化した(ΔHk=−
482000).イオン打込み領域を詳細に調べた結果
,空洞欠陥は見られなかった・ 直交する2つのコイルの中に上記ガーネット膜を置き、
磁気バブル素子とし、上記のイオン打込み磁気バブル転
送路の特性を評価したところ、400eから700aの
面内回転磁界の範囲で10%以上のバイアス磁界に対す
るマージンを持つという良好な結果が得られた. CoとGeを含まない(YSmLuPd).(F e
G & ) *Ot*膜を用いた場合には、10%以上
のバイアス磁界に対するマージンが得られる面内磁界の
最小値が450eと上記の結果に比べ,50e大きくな
っている.これは、COとGeを含む膜では結晶磁気異
方性が小さいために,面内磁化層の磁化の動きが面内回
転磁界の動きに滑らかに追従できるためと考えられる. 第 1 表 ?実施例 2) 第2表に示す組成の融液を用いて(Bi,,,,S m
.,.L u,.,,P b.,..) (F a.,
..A n.,..G 1!@,。Coo,。)01■
なる組成のガーネット膜を(111)面の(GdCa)
,(FeMgZr),013基板上にエビタキシャル成
長させた.この融液の飽和温度は870℃でありガーネ
ット膜は852℃で成長させた.実施例1と同じ条件で
基板を回転し,1分10秒間エビタキシャル或長させた
ところ厚さ0.46μmの膜が得られた。この膜のスト
ライプ磁区幅Wは0.45μm,飽和磁束密度4πMs
は1780G、一軸異方性磁界H,は32900e、結
晶磁気異方性エネルギーK1は−2 X I O ”e
rg/ cdであった.このガーネット膜に33keV
:2,QX10”DI /csfと13keV: 3.
5X10”p,”/d (D:重水素)の2重イオン打
込みを行った後、実施例1と同様の熱処理を行って、ビ
ット周期1.5μmのコンテイギュアス・ディスク型イ
オン打込み磁気バブル転送路を形成した.イオン打込み
による一軸異方性磁界の変化ΔHkは−4600δeで
あった.イオン打込み領域を詳細に調べたが,空洞欠陥
は発生していなかった.磁気バブルの転送特性を評価し
たところ.40Oeから700eの面内回転磁界の範囲
で10%以上のバイアス磁界に対するマージンを持つと
いう良好な結果が得られた. 第 2 表 ?実施例 3) 第3表に示す組成の融液を用いて(Bi@,vsS m
1 11Lu’*。p b,,。) ( F 6 4,
ffs S O llj@Si,,。.Ge。.1■)
082なる組成のガーネット膜を(111)面のNd,
Ga,O,.基板上にエビタキシャル成長させた.この
融液の飽和温度は820℃であり、ガーネット膜は78
6℃で成長させた.実施例1と同じ条件で基板を回転し
,1分30秒間エビタキシャル成長させたところ,厚さ
0.36μmの膜が得られた.この膜のストライプ磁区
Illwは0.35μm、飽和磁束密度4πMSは19
80G、一軸異方性磁界Hkは33000s、結晶磁気
異方性エネルギーK1は−4×1 0 ”erg/ d
であった. このガーネット膜に25kV: 2.OXIO”D,/
dと13kaV: 3.OXIO”D,”/j+ の2重イオン打込みを行った後、実施例1と同様の熱処
理を行ってビット周期1.3μmのコンティギュアス・
ディスク型イオン打込み磁気バブル転送路を形成した.
イオン打込みによる一軸異方性磁界の変化ΔHkは−4
3 0 0 0 eであった.イオン打込み領域を詳
細に調べたが、空洞欠陥は発生していなかった.磁気バ
ブルの転送特性を評価したところ.400eから700
eの面内回転磁界の範囲で10%以上のバイアス磁界に
対するマージンを持つという良好な結果が得られた.第 3 表 (実施例 4) 第4表に本発明の磁気バブル素子に用いるガーネット膜
のその他の例を示す.これらのガーネット膜の結晶異方
性エネルギーは、GeとGeあるいはGeとSiを同時
に添加することにより,これらの元素を含まない場合に
比べて約1桁小さくなっている. これらのガーネット膜を用いて,実施例1〜3と同様に
してイオン打込み転送路を形成して,磁気バブルの転送
特性を評価した.各ガーネット膜の特性,各ガーネット
膜に対するイオン打込み条件及び転送路のビット周期は
第5表に示した.イオン打込みを行ったガーネット膜の
表面に厚さ1000人のSin,層を形成し、N,ガス
中で380℃,30分の処理を行って転送路を形成した
.イオン打込み領域を詳細に調べた結果、すべての試料
について空洞欠陥は見られなかった.また,磁気バブル
を転送するのに必要な面内回転磁界の最小値は、Geと
GeあるいはSiを含まない場合に比べて約50g小さ
な値となった.以下余 白 第 4 表 以下余白 第 5 表 〔発明の効果〕 本発明によれば、磁気バブル用ガーネット膜の結晶磁気
異方性エネルギーの大きさを小さくできるので、磁気バ
ブルを転送するのに必要な面内回転磁界の大きさを50
a程度小さくする効果がある. また、磁歪効果を大きくできるので、同じ異方性磁界の
変化を得るために必要なイオン打込みのドーズ量を2割
程度少くできるので,空洞欠陥の発生の密度を低く押え
る効果がある.
ネット膜を(1 1 1)面のG d a G a 5
01 2基板上にエビタキシャル成長させた.この融
液の飽和温度は900℃であり、ガーネット膜は889
℃で成長させた.基板を6Orpmの回転速度で回転し
,5秒毎に回転方向を反転しながら4分間エビタキシャ
ル成長させたところ厚さ0.81μmの膜が得られた.
この膜のストライプ磁区1111y(ctバブル直径)
は0.80μm、飽和磁束密度4πMmは970G、一
軸異方性エネルギーKuは1 . 0 2 X I O
’erg/ajであった.また,結晶磁気異方性エネル
ギーK1はCoとGeを含鳥ない場合の−3 . 2
X 1 03erg/ajよりも約1桁小さ< . −
3 X 1 0”erg/ajであった.このガーネッ
ト膜に63keV: 3.4X101H,/atと25
keV: 1.5X10”→ H, /dの2重イオン打込みを行い、第5図に示す形
状のイオン打込み領域2を設け,それによって非イオン
打込み領域4を形成し,ビット周期3μmのコンティギ
ュアス・ディスク型イオン打込み磁気バブル転送路を形
成した. ?オン打込み領域2の特性を熱的に安定化するため、イ
オン打込みを行った後、ガーネット膜の表面に厚さ10
00人のSiOヨ層を形成し、N■ガス中で380℃、
30分の熱処理を行った.上記により形成したイオン打
込み領域の一軸異方性磁界H k( = 2 ・K u
/ Ms)は、イオン打込み前のHm=26400e
から−2 1 8 0 0 eに変化した(ΔHk=−
482000).イオン打込み領域を詳細に調べた結果
,空洞欠陥は見られなかった・ 直交する2つのコイルの中に上記ガーネット膜を置き、
磁気バブル素子とし、上記のイオン打込み磁気バブル転
送路の特性を評価したところ、400eから700aの
面内回転磁界の範囲で10%以上のバイアス磁界に対す
るマージンを持つという良好な結果が得られた. CoとGeを含まない(YSmLuPd).(F e
G & ) *Ot*膜を用いた場合には、10%以上
のバイアス磁界に対するマージンが得られる面内磁界の
最小値が450eと上記の結果に比べ,50e大きくな
っている.これは、COとGeを含む膜では結晶磁気異
方性が小さいために,面内磁化層の磁化の動きが面内回
転磁界の動きに滑らかに追従できるためと考えられる. 第 1 表 ?実施例 2) 第2表に示す組成の融液を用いて(Bi,,,,S m
.,.L u,.,,P b.,..) (F a.,
..A n.,..G 1!@,。Coo,。)01■
なる組成のガーネット膜を(111)面の(GdCa)
,(FeMgZr),013基板上にエビタキシャル成
長させた.この融液の飽和温度は870℃でありガーネ
ット膜は852℃で成長させた.実施例1と同じ条件で
基板を回転し,1分10秒間エビタキシャル或長させた
ところ厚さ0.46μmの膜が得られた。この膜のスト
ライプ磁区幅Wは0.45μm,飽和磁束密度4πMs
は1780G、一軸異方性磁界H,は32900e、結
晶磁気異方性エネルギーK1は−2 X I O ”e
rg/ cdであった.このガーネット膜に33keV
:2,QX10”DI /csfと13keV: 3.
5X10”p,”/d (D:重水素)の2重イオン打
込みを行った後、実施例1と同様の熱処理を行って、ビ
ット周期1.5μmのコンテイギュアス・ディスク型イ
オン打込み磁気バブル転送路を形成した.イオン打込み
による一軸異方性磁界の変化ΔHkは−4600δeで
あった.イオン打込み領域を詳細に調べたが,空洞欠陥
は発生していなかった.磁気バブルの転送特性を評価し
たところ.40Oeから700eの面内回転磁界の範囲
で10%以上のバイアス磁界に対するマージンを持つと
いう良好な結果が得られた. 第 2 表 ?実施例 3) 第3表に示す組成の融液を用いて(Bi@,vsS m
1 11Lu’*。p b,,。) ( F 6 4,
ffs S O llj@Si,,。.Ge。.1■)
082なる組成のガーネット膜を(111)面のNd,
Ga,O,.基板上にエビタキシャル成長させた.この
融液の飽和温度は820℃であり、ガーネット膜は78
6℃で成長させた.実施例1と同じ条件で基板を回転し
,1分30秒間エビタキシャル成長させたところ,厚さ
0.36μmの膜が得られた.この膜のストライプ磁区
Illwは0.35μm、飽和磁束密度4πMSは19
80G、一軸異方性磁界Hkは33000s、結晶磁気
異方性エネルギーK1は−4×1 0 ”erg/ d
であった. このガーネット膜に25kV: 2.OXIO”D,/
dと13kaV: 3.OXIO”D,”/j+ の2重イオン打込みを行った後、実施例1と同様の熱処
理を行ってビット周期1.3μmのコンティギュアス・
ディスク型イオン打込み磁気バブル転送路を形成した.
イオン打込みによる一軸異方性磁界の変化ΔHkは−4
3 0 0 0 eであった.イオン打込み領域を詳
細に調べたが、空洞欠陥は発生していなかった.磁気バ
ブルの転送特性を評価したところ.400eから700
eの面内回転磁界の範囲で10%以上のバイアス磁界に
対するマージンを持つという良好な結果が得られた.第 3 表 (実施例 4) 第4表に本発明の磁気バブル素子に用いるガーネット膜
のその他の例を示す.これらのガーネット膜の結晶異方
性エネルギーは、GeとGeあるいはGeとSiを同時
に添加することにより,これらの元素を含まない場合に
比べて約1桁小さくなっている. これらのガーネット膜を用いて,実施例1〜3と同様に
してイオン打込み転送路を形成して,磁気バブルの転送
特性を評価した.各ガーネット膜の特性,各ガーネット
膜に対するイオン打込み条件及び転送路のビット周期は
第5表に示した.イオン打込みを行ったガーネット膜の
表面に厚さ1000人のSin,層を形成し、N,ガス
中で380℃,30分の処理を行って転送路を形成した
.イオン打込み領域を詳細に調べた結果、すべての試料
について空洞欠陥は見られなかった.また,磁気バブル
を転送するのに必要な面内回転磁界の最小値は、Geと
GeあるいはSiを含まない場合に比べて約50g小さ
な値となった.以下余 白 第 4 表 以下余白 第 5 表 〔発明の効果〕 本発明によれば、磁気バブル用ガーネット膜の結晶磁気
異方性エネルギーの大きさを小さくできるので、磁気バ
ブルを転送するのに必要な面内回転磁界の大きさを50
a程度小さくする効果がある. また、磁歪効果を大きくできるので、同じ異方性磁界の
変化を得るために必要なイオン打込みのドーズ量を2割
程度少くできるので,空洞欠陥の発生の密度を低く押え
る効果がある.
第1図は,ガーネット膜申のGe量と結晶磁気異方性エ
ネルギーの関係を示す図、第2図はガーネット膜にH2
を打込んだ場合のH,ドーズ量と異方性磁界の変化量の
関係を示す図、第3図はイオン打込み層に空洞欠陥が発
生したガーネット膜の断面図、第4図はH3を打込んで
熱処理を行ったガーネット膜におけるH2ナドーズ量と
空洞欠陥密度の関係を示す図、第5図はイオン打込みに
よリ形成された磁気バブル転送路の平面形状を示す図で
ある. 1・・・S i O,層 2・・・イオン打込み領域 3・・・空洞 4・・・非イオン打込み領域
ネルギーの関係を示す図、第2図はガーネット膜にH2
を打込んだ場合のH,ドーズ量と異方性磁界の変化量の
関係を示す図、第3図はイオン打込み層に空洞欠陥が発
生したガーネット膜の断面図、第4図はH3を打込んで
熱処理を行ったガーネット膜におけるH2ナドーズ量と
空洞欠陥密度の関係を示す図、第5図はイオン打込みに
よリ形成された磁気バブル転送路の平面形状を示す図で
ある. 1・・・S i O,層 2・・・イオン打込み領域 3・・・空洞 4・・・非イオン打込み領域
Claims (3)
- 1.磁気バブルを保持し得る磁性ガーネット膜の所望の
部分に面内磁化領域を配置することにより、該磁性ガー
ネット膜に形成された磁気バブルの転送路と、該転送路
により磁気バブルを転送させる手段とを有する磁気バブ
ル素子において、上記磁性ガーネット膜は、一般式 R_3_−_xSm_xFe_s_u_v_wM_uA
_vCo_wO_1_2(式中RはY、La、Eu、G
d、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、Bi
、Pbよりなる群から選ばれた少なくとも一種の元素、
MはGa、Al、Sc、In、Crよりなる群から選ば
れた少なくとも一種の元素、Aは、Ge及びSiから選
ばれた少なくとも一種の元素を表わし、x、u、v、w
は、それぞれ 0.6≦x≦2.5 0≦u≦0.7 0<v≦0.2 0<w≦0.15 の範囲の数値を表わす。)で表わされる磁性ガーネット
膜であることを特徴とする磁気バブル素子。 - 2.上記一般式におけるRで表わされる元素として少な
くともLuを有し、該Luは、Rで表わされる元素の6
0%以上である請求項1記載の磁気バブル素子。 - 3.上記一般式におけるRで表わされる元素としてPb
は上記一般式当り0.05以下である請求項1記載の磁
気バブル素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1182576A JPH0348403A (ja) | 1989-07-17 | 1989-07-17 | 磁気バブル素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1182576A JPH0348403A (ja) | 1989-07-17 | 1989-07-17 | 磁気バブル素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0348403A true JPH0348403A (ja) | 1991-03-01 |
Family
ID=16120696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1182576A Pending JPH0348403A (ja) | 1989-07-17 | 1989-07-17 | 磁気バブル素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0348403A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009541521A (ja) * | 2006-06-21 | 2009-11-26 | テジュ エレクトロニック マテリアルズ カンパニー リミテッド | 白色発光ダイオード用ツリウム含有蛍光物質及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-07-17 JP JP1182576A patent/JPH0348403A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009541521A (ja) * | 2006-06-21 | 2009-11-26 | テジュ エレクトロニック マテリアルズ カンパニー リミテッド | 白色発光ダイオード用ツリウム含有蛍光物質及びその製造方法 |
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