JPH03500363A - ヒトt細胞表面レセプターのガンマ鎖のエピトープを認識する単クローン性抗体 - Google Patents
ヒトt細胞表面レセプターのガンマ鎖のエピトープを認識する単クローン性抗体Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ヒトT細胞表面レセプターのガンマ鎖のエピトープを認識する単クローン性抗体
技術分野
この発明は、一般に単クローン性抗体及びそれらと特定の抗原決定基との相互作
用に関し、またヒトTリンパ球の細胞表面レセプターに特異的に結合する単クロ
ーン性抗体を産生ずるハイブリドーマ細胞系統に関する。いっそう詳細には、こ
の発明を具体化する単クローン性抗体は、T細胞ガンマ再配列遺伝子により暗号
化されるヒトT細胞表面レセプターの特有のエピトープと結合する。
背景技術
この技術分野においてヒト免疫系がリンパ細網系の種々の器官と共に血液中の細
胞及び可溶性要素からなることはよく知られている。身体系に入ってくる、抗原
と呼ばれる異物は、同定された場合、免疫系応答(response)又は反応
(reaction)をもたらす。反応は、局部的炎症若しくは食細胞反応の形
を取ることができ、又は特定の体液性若しくは細胞介在反応を起こしうる。
えば細胞、ウィルス又はバクテリアに対する抗体を産生ずることを必要とする。
免疫応答における主な要素は、胸腺に由来するT細胞と骨髄に由来するB細胞で
ある。T細胞は、B細胞と相互作用して細胞介在免疫といわれる仕方で異物に対
する抗体形成を行う。体液性免疫応答は、予備感作Bリンパ球が異物と共に存在
することのみが必要である。それらの相互作用がB細胞を増殖させ抗原に対する
免疫グロブリン又は抗体タンパク質を合成させ始める。循環末梢血液細胞成分は
、赤血球、白血球及び血小板よりなる。白血球は、好中球、好酸球、好塩基球、
単球及びリンパ球と呼ばれる五つの主要な集団に分けられる。
リンパ球は、更に胸腺由来T細胞と骨髄由来B細胞に分けられる。T及びBリン
パ球は、更に誘導物質細胞、サプレッサー細胞、キラー細胞のような多数のサブ
セットに分けられ、その他の中には最近の研究努力によってサブセットの同定数
が増加している。
1975年におけるケーラー(Koehler)とミルスタイン(Milste
in)の研究による単クローン性抗体技術、ネイチャー(Nature)、25
6゜495〜497頁、は白血球の機能とそれらのヒト生理学の関係に対する科
学的研究に大きな刺激を与えた。単クローン性抗体は、それらの種々の発生及び
成熟段階においてヒトTリンパ球及びBリンパ球表面抗原又はエピトープに展開
されT及びB細胞白血球及びリンパ腫のようなり及びT細胞悪性度を分類する。
種々の機能的に関連するT又はB細胞表面分子構造を認識する単クローン性抗体
の有効性は、T細胞活性化プロセスとT細胞の別個のサブセットの両方の詳細な
確認を可能にする。
更に、若干の例をあげると固化した腫瘍細胞、赤血球の糖タンパク質表面分子及
びエイズ疾患におけるようなウィルスに感染したヒト組織の炎症部位と結合する
単クローン性抗体が展開された。ヒト免疫系における、正常及び異常の両方のヒ
ト細胞の機能と衝撃についての有効な研究は、診断及び治療の適用のために試験
管内及び生体内の両方で発生される新規単クローン性抗体をめざましく増加させ
ている。
「ヒトT細胞を認識する単クローン性抗体」という発明の名称の米国特許第45
50086号明細書においてrTiJ ’TaJ及び「T、」 と呼ばれる構造
のような、Tリンパ球及び他の細胞上に発現される表面分子の定義(def i
n i t 1on)に注意が向けられる。
rTsに対する抗T3(ant、1−Ts to Ta)Jと呼ばれる単クロー
ン性抗体は、いかなる機能的T細胞クローンのその標的抗原を認識する能力をも
遮断することかできた。種々の成熟T細胞クローンは、各T細胞がその標的抗原
を認識することを可能にする特有のタンパク質分子構造をそれぞれ有することが
分かつていた。
しかし、前記特許は、T細胞クローンがそれらのいわゆる[認織構造」の点で異
なるとはいえ、それらがある共通特徴を有するように見えることを教える。
すべてのT細胞クローンの一つの共通的特徴は、T3糖タンパク質と、前記特許
で同定された2種の異なるタンパク質分子からなる二量体との存在からなる。前
記特許に記載される単クローン性抗体は、T細胞表面レセプター錯体を特異的に
認識した。
この発明を具体化する単クローン性抗体は、ヒトの末梢T細胞の亜集団を認識し
、該亜集団は循環単核血球の約1〜15%とこれらのリンパ球の約3%の平均値
を示す。この亜集団のリンパ球は、T細胞中で特異的に再配列するガンマクラス
の遺伝子により暗号化される、「第2科(second family) Jの
T細胞表面レセプターを発現する。この発明の単クローン性抗体は、非還元条件
下に測定した約85000ダルトン及び還元条件下に測定した41000〜44
000ダルトンの分子質量を有するヒトTリンパ球の表面上の糖タンパク質分子
の特有のエピトープに結合する。
この単クローン性抗体により確認される特有のエピトープは、従来達成されたよ
りはるかに改良されたデフィニティ(def 1nity)を有するヒトTリン
パ球の亜集団の確認を可能にする。
この発明の単クローン性抗体は、T細胞レセプターガンマ錯体を有するヒトリン
パ球の新規サブセットを同定する。この単クローン性抗体は「抗TiガンマA
(anti−TigammaA) Jと呼ばれる。この単クローン性抗体は、I
gGzサブクラスに属する。この単クローン性抗体は、健康人、病人又は器官移
植若しくは骨髄移植を受けた個人から取られた循環血液中のヒトTす、ンバ球の
亜集団を同定し定義するために放射線標識又は蛍光マーカーのような適当なマー
カーで標識することができる。該抗体は、循環血液中のヒトTリンパ球の分化の
状態を確認するためにも有用である。更に、該抗体は、TiガンマAエピトープ
を有するヒトTリンパ球の試験管内、生体外又は生体内最終取扱いにより治療上
に適用することができる。
発明の開示
T細胞ガンマ再配列遺伝子により暗号化される、末梢血液中のTリンパ球のヒト
T細胞表面レセプターの特有エピトープと特異的に結合する単クローン性抗体を
産生ずるハイブリドーマ細胞系統。該エピトープは、非還元条件下に測定された
約85000ダルトンと、還元条件下に測定された41000〜44000ダル
トンの分子質量を有する、循環血液中のヒトTリンパ球の表面上の糖タンパク質
構造中に位置する。この発明の単クローン性抗体は、抗TiガンマAと呼ばれ、
1gG2サブクラスに属する。この単クローン性抗体は、TiガンマAエピトー
プすなわち抗原決定基を発現する、循環血液中のヒトTリンパ球の確認を可能に
する。
発明を実施する最良の形態
単りローン性抗体抗TiガンマAは、ヒトTリンパ球レセプターの抗原決定基に
、及び特にヒトT細胞表面レセプターのTsTi構造のTi錯体に結合する。該
Ti分子構造はガンマ鎖を有し、抗TiガンマA単りローン性抗体はガンマ鎖を
定義する(def 1ne)ので、この発明はT細胞表面レセプターの「第2科
」のTi錯体の検出、定量及び確認を可能にする。このエピトープは、ヒトの血
液中並びに胸腺、牌臓、神経節及び骨髄のようなヒトリンパ系器官中のTリンパ
球の亜集団に現われる。この単クローン性抗体の診断及び治療への利用から導か
れうる利点は、広い。
この発明の抗TiガンマA単りローン性抗体は、以下に述べるように展開された
。
CD3′″、 WT3F表現型のヒトリンパ球クローンの細胞懸濁液(ノーウィ
ル(Nowi 11)ら、「胎児(25週間)血液に由来するナチュラルクロー
ンJ 、J、 Exp、 Med、 63:16011986)を調製したが該
細胞はそれらの表面にTα/βレセプターを発現しない。
これらの細胞は、「ナチュラル細胞傷害活性」と呼ばれる機能活性を発現する。
懸濁液をビオジ(Biozzi)マウスに注射する。
免疫感作をフロインドアジュバント中4X106細胞の2回の最初の腹腔内注射
に続(アジュバントなしの4X10’細胞の静脈内注射により実施する。3日後
、該動物を殺し、牌臓を取り出し牌臓細胞を得る。
得られた牌臓細胞とネズミN5−1骨髄腫細胞系統とを融合することにより交雑
を行う。前記細胞融合は、モインジエオン・ピー(Moingeon P)ら、
1986、ネイチャー323巻638頁記載の既知方法に従って実施した。融合
後得られた雑種細胞は、ヒボキサンチン、アミノプテリン、チミジン、10%ウ
シ胎児血清及び10%ウマ血清を含有するHAT培地中培養される。
次いで、ハイブリドーマを選択する。スクリーニングは、培養中に保たれる白血
病細胞系統に対して免疫感作するクローンにより発揮されるハイブリドーマ上澄
みの細胞傷害反応を遮断する能力を試験することにより実施される。
単クローン性抗体を産生ずるハイブリドーマは、限界希釈技術によりクローン化
される。最後に、その中で抗体を取ることができる免疫腹水症がつくられる。こ
のようにしてつ(られた抗TiガンマA抗体は、IgGzサブクラスに属し補体
タンパク質と結合することができる。
単クローン性抗体の反応性とその作用範囲は、ヒトリンパ球みによって測定した
。試験する亜集団の細胞は、30人の健康な成人の供血者から取り出した末梢血
液の単核部分から単離された。
この部分をフィコール勾配の遠心技術で精製した。3.0XIG’細胞のサンプ
ルを米国フロリダ州ハイアリーア(Hialeah)のクールター・コーポレー
ション製造になるrEPiC3CJ流動細胞計測装置のような細胞蛍光測定装置
で分析される。対照試薬は、FITC−TgG及びPE−rgGである。
非付着リンパ球を、蛍光赤色マーカー、藻紅素(PE)をそなえる他の既知抗体
の存在下に、蛍光緑色マーカー、すなわちフルオレセインをそなえるこの発明の
単クローン性抗体、抗TiガンマAで30分間処理する。他の既知抗体は次のも
のである:抗−CD2.− CD3.− CD4.− CD5.− CD8.
NK)II及び組織適合性の主要錯体のクラス■遺伝子と呼ばれる遺伝子により
暗号化される分子を決定するそれらの抗体。これらの既知抗体は、フランス国フ
ランス・オブマルゼンシ−(France of Margency)クールト
ロニクス(Coultronics)社により供給される。
この発明に従う抗体から得られる結果は、TiガンマA抗原決定基を発現するヒ
トTリンパ球を確認することを許す。
TjガンマA′″リンパ球の大多数は、CD2及びCD3糖タンパク質を発現す
る。TiガンマA1リンパ球の多数は、CD5タンパク質を発現する。この場合
、これらのCD5タンパク質が存在するところでは細胞当りのCD5抗原の密度
がTiガンマA+細胞サブセットにおいてTα/βレセプターを発現する通常の
リンパ球の集団におけるより低いことが観察される。TiガンマA+亜集団にお
けるCD80発現は、一つの個体から他の個体へと広く変化する。はとんどの個
体においてTiガンマA1リンパ球の小数だけが弱い抗原密度をもってCD8タ
ンパク質を発現する。
休止では、TiガンマA1リンパ球は、CD4タンパク質、NKHI及び組織適
合性の主な錯体のクラス■の遺伝子により暗号化される分子を発現しない。
蛍光抗体技術によって実施される、抗TiガンマA単りローン性抗体の反応性の
他の比較分析は、入手可能なT、特異性単クローン性抗体及びBMAO31単ク
ローン性り体(ベーリング社(Behring Co。)供給)を用いることに
より一方ではCD3タンパク質を発現する細胞を、他方ではTα/βレセプター
を発現する細胞を検出することを可能にした。これらの特定の抗体は、それらか
間接的蛍光抗体分析における最適信号を防止するので選はれた。
結果は、TiガンマA“亜集団かCD3タンパク質を発現するかそれらの表面上
に通常のTα/βレセプターを発現しない循環リンパ球の多数を示すことを示す
。
他方、抗TiガンマA単りローン性抗体と対応する抗原決定基を発現するリンパ
球との間の相互作用により誘起される若干の機能的効果を研究した。
約50υ/JNI)Iの量での外因性インターロイキン2の存在において単クロ
ーン性抗体と抗原決定基との相互作用は、非培養循環リンパ球の活性化と増殖を
起こす。
TiガンマA”リンパ球が例えば約2■/ mlの用量の植物凝隼素のようなマ
イトジェンで予備活性化され、培養され臭化シアンにより活性化されたセファロ
ースビーズと組み合わせた抗TiガンマA単りローン性抗体で刺激された場合、
1923球の増殖が刺激後48hr明らかに示される。これらの1923球は、
更にそれら自身のインターロイキン2を分泌することができる。
リンパ球の細胞傷害活性が他の実験によって一層正確に観察された。
細胞傷害性は、s′Crにより標的細胞の標識後3時間の実施中測定される。
この発明の単クローン性抗体により測定されたTiガンマ八へ″細胞は、休止の
場合、粒状リンパ球の極めて均一な集団として現われる。しかし、それらは、例
えば慢性の骨髄性白血病の胸膜滲出に由来するに562系統のように[ナチュラ
ル細胞傷害系」と呼ばれる系の通常の標的に対して自発的細胞傷害活性を少し介
在するか介在しない。
したがって、この亜集団は、末梢血液のナチュラル細胞傷害活性に著しく寄与せ
ず、またこれは前に説明したようにNKHI標識の表面上の発現が存在しないこ
とと一致する。
反対に、TiガンマA+リンパ球がマイトジェン及び外因性インターロイキン2
によって活性化される場合、それらは多数の腫瘍細胞、特にに562系統のそれ
らの細胞に対して極めて細胞傷害になる。この細胞傷害性は、3〜5Bの極めて
短時間内に誘起されることができる。次いで、このように活性化されたTiガン
マA1リンパ球は、「リンフ才力イン活性化キラー機能」(英国のr LAK現
象」に該当)と呼ばれる現象に関与しつる。
更に、活性化TiガンマA1リンパ球と抗Tiガンマへ単りローン性抗体との間
の相互作用に従って細胞傷害機能の重要な修飾が観察される。
修飾の型は、用いた実験条件に依存する。
例えば、U937ヒト組織球系統のような、免疫グロブリンのFcレセプターを
発現する比較的耐性の標的細胞を使用した場合、抗体の作用は、細胞の細胞傷害
性の相当の増加をもたらす。
前記結果は、抗TiガンマA抗体が若干の標的細胞上に発現されるFcフラグメ
ントと結合しうるという事実により説明される。
いっそう詳細には、前記結合において、抗体がエフェクターと標的細胞の間に橋
かけをつくりTiガンマA抗原決定基を修飾する。したがって、溶菌プロセスの
引き金が引かれる。
反対に、例えば「ジャーカット(jurkat)」と呼ばれる白血病細胞系統の
ような、免疫グロブリンのFcフラグメントに対するレセプターを奪われた標的
細胞を選ぶ場合、抗体の作用は細胞傷害機能の事実上の廃棄に到る。
実際のところ、標的細胞がFcレセプターを発現しない場合には、U937ヒト
組織球細胞系統に対する上記橋かけ結合反応は起こらない。この場合、抗体は、
その特定抗原決定基とのみFabフラグメントにより相互作用する。この相互作
用は、CD3−TiガンマA分子錯体の調節を誘起する。CD3及びTiガンマ
A分子は細胞表面に非共有的に結合する。この現象は、細胞溶菌(cellly
sjs)の重要な現象をもたらす。
この場合、前記のすべての結果がTiガンマAが組織適合性の主な錯体の遺伝子
により制限されない細胞傷害性の機構に含まれる機能的レセプターの一部を表す
という仮説に直接導くということが観察される。
抗TiガンマA抗体で行なわれた若干の免疫沈殿実験は、抗体により確認される
レセプターの構造が実際はCD3タンパク質に関係する分子錯体であり、この錯
体はジスルフィド結合により結合されるということを示した。
更に、これらの免疫沈殿実験は、抗TiガンマA抗体により定義される抗原決定
基の分子量を同定することを可能にする。
実験は、F6C7の名前で知られる胎児のヒト細胞系統で行われる。これらのF
6C7細胞は、モインジエオン・ピーら、1986、ネイチャー、323巻、6
38頁記載の標準ラクトペルオキシダーゼ法を用いることにより+251により
それらの表面上に標識される。
ブドウ球菌Aの懸濁液で、そしてまた他の抗体で予備精製の若干段階が行われる
。次いで、沈殿反応が約4〜6時間の間4°Cの温度で抗TiガンマA単りロー
ン性抗体をセファロース−タンパク質へのビーズと組み合わせて用いて行う。5
DS−PAGE電気泳動を、10%ポリアクリルアミドゲル上、一方では非還元
条件下に、他方では5%の2〜MB添加後添加後件下に実施する。
電気泳動分析の結果は次の通りである。
はぼ非還元条件下にTiガンマA分子は、移行して85000ダルトンに均一バ
ンドをつくる。還元条件で分子は約44000ダルトンで主バンドとして、約4
1000ダルトンで小さいノくンドとしてあられれる。この免疫沈殿パターンは
一つの細胞から他の細胞へと極めて類似している。細胞による電気泳動移動度の
極めて小さい差は、恐らくグリコジル化(glycosylation)の差に
対応するのであろう。
これらの実験は、抗TiガンマA抗体により免疫沈殿された44000及び41
000ダルトンの2本のバンドが全部及び一部グリコシル化され、T細胞ガンマ
再配列遺伝子により暗号化されるタンパク質に対応することを示す。
細胞表面上にTiガンマAタンパク質を暗号化する沈殿遺伝子は、Cガンマ、J
ガンマ及びvガンマ型のプローブのような若干の適当な分子プローブを用いて「
サザン及びノーサン法」と呼ばれる一連の実験によりいっそう正確に確認される
。これらの実験の結果は、次の結論を導いた。
TiガンマAタンパク質をそなえるRNAメツセンジャーの転写を生じる特定の
再配列は、Vガンマ9遺伝子とJガンマP遺伝子の間の特有の結合を含む。この
再配列は、細胞表面で発現されるタンパク質がジスルフィド橋かけで結合された
二量体であるので、Cガンマ1不変部で更に転写される。したがって、抗Tiガ
ンマA単りローン性抗体は、Vガンマ9断片をJガンマP断片に会合させる再結
合遺伝子により暗号化された糖タンパク質を認識する。
前述のすべての実験及び結果は、抗TiガンマA単りローン性抗体及びしたがっ
てCD3タンパク質に会合され、かつ細胞機能、特に細胞傷害機能に含まれるT
リンパ球細胞のレセプター構造を確認する。
抗TiガンマA抗体を産生ずるハイブリドーマ細胞系統は、ATCCN(LHB
9528の下に米国メリーランド州ロックビル(Rockville)にある
アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション(the american
Type Cu1ture Co11ectionXATCC)に寄託されてい
る。
この発明に従う単クローン性抗体は、ガンマ遺伝子により暗号化されるレセプタ
ーを有するヒトTリンパ球細胞を同定するのに用いることができる。また、これ
は、これらのT細胞の分化の状態を確認するのに用いることもできる。
更に、この単クローン性抗体は、自己免疫疾患、癌及びウィルス感染に対して治
療上適用することができる。生体外で用いる単クローン性抗体は、器官又は骨髄
移植前に対応するリンパ球集団の涸渇を可能にすることができる。移植拒絶及び
移植片対宿主疾患の生理学的現象にTiガンマAを発現する細胞が役割を果たす
と判明した場合、上記移植拒絶か移植片対宿主疾患のいずれかに対して介在させ
るために移植処置後肢抗体を生体内で使用することも考えられる。
補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)平成2年 3月30日
特許庁長官 吉 1) 文 毅 殿
1、特許8願の表示
PCT/US 88103123
2発明の名称
ヒトT細胞表面レセプターのガンマ鎖のエピトープを認識する単クローン性抗体
3、特許出願人
名 称 クールター コーポレーション4、代 理 人
住所 東京都千代田区霞か関三丁目2番4号霞山ビルディング7階 電話(58
1)2241番(代表)住所 同 所
1989年10月3日
訂正した請求の範囲
1、(補正後)単クローン性抗体が「ガンマ」と呼ばれる遺伝子により前記ガン
マ遺伝子のV又は可変領域において暗号化される「第2科」のTリンパ球のレセ
プターを認識することを特徴とする抗TiガンマA型の単クローン性抗体。
2、単クローン性抗体が1gG2のサブクラスに属する請求の範囲第1項記載の
単クローン性抗体。
3、(補正後)単クローン性抗体がSDS −PAGE電気泳動により非還元条
件下に測定した約85000ダルトンの分子量を有するヒトTリンパ球の表面上
の糖タンパク質構造を認識する請求の範囲第1項又は第2項記載の単クローン性
抗体。
4、(補正後)単クローン性抗体がSDS −PAGE電気泳動により還元条件
下に測定した約41000ないし44000ダルトンO分子量を有するヒトTリ
ンパ球の表面上の糖タンパク質構造を認識する請求の範囲第1項又は第2項記載
の単クローン性抗体。
5、(補正後)単クローン性抗体がVガンマ9断片をJガンマP断片に会合させ
る再結合遺伝子により暗号化される糖タンパク質構造を特異的に認識する請求の
範囲第1項又は第2項記載の単クローン性抗体。
6、 単クローン性抗体がATCCに受託番号)JB 9528で寄託されたハ
イブリドーマ細胞系統により産生されることを特徴とする抗TiガンマA型の単
クローン性抗体。
7、(補正後)単クローン性抗体がそれに複合する検出可能な標識を有する請求
の範囲第1項ないし第6項のいずれか一つの項に記載の単クローン性抗体。
8、(補正後)前記標識が放射性又は蛍光マーカーよりなる請求の範囲第7項記
載の単クローン性抗体。
9、(補正後)ハイブリドーマ細胞系統がガンマと呼ばれる遺伝子により前記ガ
ンマ遺伝子のV又は可変領域において暗号化される第2科のTリンパ球のレセプ
ターを認識する抗TiガンマA型の単クローン性抗体を産生ずることができるこ
とを特徴とするハイブリドーマ技術により産生されるハイブリドーマ細胞系統。
10、(補正後)ハイブリドーマ細胞系統が抗TiガンマA型の単クローン性抗
体を産生ずる、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション番号HB 95
28で寄与するサンプルの本質的特徴を有することを特徴とするハイブリドーマ
技術により産生されるハイブリドーマ細胞系統。
11、(補正後) CD3タンパク質に会合したTレセプター構造を有する分子
を免疫沈殿するために請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか一つの項に記載
の単クローン性抗体の使用。
12、(補正後)それぞれ還元及び非還元条件下に測定した41000ないし4
4000ダルトン及び85000ダルトンの分子量を有する膜分子を免疫沈殿す
るために請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか一つの項に記載の単クローン
性抗体の使用。
13、(削除)
国際調査報告
PCT/US88103123
Claims (13)
- 1.単クローン性抗体がT細胞内で特異的に再配列する「ガンマ」と呼ばれる遺 伝子により暗号化される「第2科」のTリンパ球のレセプターを認識することを 特徴とする抗TiガンマA型の単クローン性抗体。
- 2.単クローン性抗体がIgG2のサブクラスに属する請求の範囲第1項記載の 単クローン性抗体。
- 3.単クローン性抗体がSDS−PAGE電気泳動により非還元条件下に測定し た約85000ダルトンの分子量を有するヒトTリンパ球の表面上の糖タンパク 質構造を認識する請求の範囲第1項又は第2項記載の単クローン性抗体。
- 4.単クローン性抗体がSDS−PAGE電気泳動により還元条件下に測定した 約41000ないし44000ダルトンの分子量を有するヒトTリンパ球の表面 上の糖タンパク質構造を認識する請求の範囲第1項又は第2項記載の単クローン 性抗体。
- 5.単クローン性抗体がVガンマ9断片をJガンマP断片に会合させる再結合遺 伝子により暗号化される糖タンパク質構造を特異的に認識する請求の範囲第1項 又は第2項記載の単クローン性抗体。
- 6.単クローン性抗体がATCCに受託番号HB9528で寄託されたハイブリ ドーマ細胞系統により産生されることを特徴とする抗TiガンマA型の単クロー ン性抗体。
- 7.検出可能な標識により標識された請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか 一つの項に記載の単クローン性抗体。
- 8.放射線標識された請求の範囲第7項記載の単クローン性抗体。
- 9.蛍光標識又はマーカーをそなえる請求の範囲第7項記載の単クローン性抗体 。
- 10.請求の範囲第1項記載の単クローン性抗体を産生することができることを 特徴とするハイブリドーマ細胞系統。
- 11.ATCCに受託番号HB9528で寄託したことを特徴とするハイブリド ーマ細胞系統。
- 12.CD3タンパク質に会合したTレセプター構造を有する分子を免疫沈殿す るために請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか一つの項に記載の単クローン 性抗体の使用。
- 13.それぞれ還元及び非還元条件下に測定した41000ないし44000ダ ルトン及び85000ダルトンの分子量を有する膜分子を免疫沈殿するために請 求の範囲第1項ないし第6項のいずれか一つの項に記載の単クローン性抗体の使 用。
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