JPH05509318A - インターロイキン―4とインターロイキン―1βが共働してVCAM―1を誘導する - Google Patents

インターロイキン―4とインターロイキン―1βが共働してVCAM―1を誘導する

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JPH05509318A JP3513758A JP51375891A JPH05509318A JP H05509318 A JPH05509318 A JP H05509318A JP 3513758 A JP3513758 A JP 3513758A JP 51375891 A JP51375891 A JP 51375891A JP H05509318 A JPH05509318 A JP H05509318A
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マシノブスキー,ボリス
ガラテイン,ウイリアム マイケル
シモンズ,ポール ジェイ.
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フレッド ハッチンソン キャンサー リサーチ センター
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 インターロイキン−4とインターロイキン−1βが共働してVCAM−1を誘導 する 本発明は公衆衛生局認可第CA 40272号、P2OCA 15704号及び RR00166に基づき政府補助の下になされた。本発明に基づく権利の一部は 政府が所有することになる。
技術分野 本発明は組換えDNA技術を伴なう遺伝子工学に係わるものであり、特に患者の 炎症治療を含む免疫応答変調(modula+e)用の治療方法及び治療試薬に 係わる。
発明の背景 この明細書では下記の略語を使用する: CA M、細胞接着分子;EBM、内 皮基底媒質、EC,内皮細胞、EDTA。
エチレンジアミンテトラ酢酸、EGF、表皮成長因子;ELAM−1,内皮性白 血球接着分子−1;FBS、ウシ胎児血清、HEV、高内皮細静脈、HUVEC ,ヒト請静脈内皮細胞、I CAM−1,細胞間接着分子−1,IL−1,イン ターロイキン−1;rL−1β、インターロイキン−1−β;IL−4,インタ ーロイキン−4,INF−γ、インターフェロンーγ、LDL、低密度リポ蛋白 、LFA−1,リンパ−1はLEC−CAM (レクチン、EGF、補体−細胞 接着分子)類の1つである内皮白血球接着分子−1(ELAM−1)を誘発し、 このELAM−1は選択的に多形核白血球に対して接着性を示し、単球に対して は接着性が弱い(19゜26)。同様に、白血球インテグリンLFA−1(リン パ球機能関連抗原−1)に対するリガンドである細胞間接着分子−1、(ICA M−1)のシトキン誘発も内皮細胞との関連で報告されている(27)。最近、 血管細胞接着分子−1(VCAM−1)がVLA4を介してリンパ球をヒト謄静 脈内皮細胞(HUVEC)に接着させるTNF−及びILL−誘発リガントであ ることが識別された(28−30)。機能的にリンパ球移行と直接的な関係はな いが、生体内のトラフィック内皮と関連する他の細胞面マーカがIFN−γによ って誘発されることか実証されている(15)。組織分布が比較的狭い付加され た接着リガンド、即ち、血管アトレシン(addres+1ns) M E C A −79及びMECA−367もリンパ節及び粘膜リンパ組織中からそれぞれ 識別されている(31゜32)。特定のシトキンによってこれらのリガンドを試 験管内で誘発できるかどうかは現時点では明らかでないがトランスジェニック・ マウスによる実験は生体内発現にIFN−γが寄与している可能性を示唆してい る(33)。
微小血管系内皮細胞へのリンパ球接着を促進するシトキンの能力がげっ歯頚及び ヒツジで分析された(15. 24. 25)。EC−CAMが分子レベルでほ ぼ解明されているヒトについては、もっばら謄静脈を内皮細胞供給源として使用 してシトキンによる誘発が研究されている(16−19)。最近1ssekut x (24)が指摘したように、これらの系において得られた結果にはある程度 の食違いがある。
上記の所見に基づき、かつ発明者らの予備所見として大血管系の内皮細胞と微小 血管系の内皮細胞とでは接着という事象に対するシトキン応答において差のある ことが判明したから、免疫学的に活性のシトキンが霊長類(赤毛サル: mac aque)の微小血管系内皮細胞へのリンパ球接着にどのように作用するかを検 討した。さらにまた、炎症部位だけでなくリンパ節の高内皮においても内皮細胞 のトラフィック表現型にシトキンが重要な役割を果しているらしい(34)こと から、微小血管系内皮細胞の供給源の1つとして腸間膜リンパ節を使用した。
発明の摘要 発明者らの実験結果に照らして、IL−1β及びIFN−γによって誘発される 微小血管系内皮細胞はHUVECと同様に挙動する。これと対照的にI L−4 は単独でもI L−1βとの組合わせにおいても微小血管系内皮細胞へのリンパ 球接着に際して潜在的なエフェクタとして作用したが謄静脈内皮細胞に対する作 用は極めて微弱であった。接着が促進される原因の大部分はVCAM−1または 血清学的に関連のある分子の発現が促進されることであった。
従って、本発明はリンパ器官の微小血管系内皮細胞への末梢血リンパ球接着を促 進して患者の免疫応答を変調させるのに充分な量のIL−4を患者に投与するこ とにより患者の免疫応答を変調させる治療方法を提供する。患者にはIL−1β と一緒にI L−4を投与するのが好ましい。代表的な実施態様としては、患者 の炎症部位においてリンパ球が血液から後毛細管細静脈外へ遊出するのを促進す るため、炎症の治療を必要とする患者にI L−4を投与する。
本発明はまた、細胞接着分子と結合する結合パートナ−を生成させるため細胞系 をスクリーニングする改良された方法を提供する。この方法は細胞接着分子を含 む細胞と結合パートナ−を接触させるステップと、結合パートナ−と細胞との間 の結合応答を検出するステップを含む。改良点として、結合パートナ−をIL4 −活性化及び非活性化微小血管内皮細胞と接触させ、IL4−活性化微小血管内 皮細胞とは結合するか非活性化微小血管内皮細胞とは結合しない結合パートナ− を生産する細胞系を選択することを含む。スクリーニングのもう1つのステップ として、選択された細胞系の結合パートナ−を、リンパ球がシトキン活性化内皮 細胞と結合するのを阻止する能力についてその後テストするステップをも加える ことができる。従って、本発明はI L−4で活性化された微小血管内皮細胞と は特効的に結合するが非活性化微小血管内皮細胞とは結合しない免疫学的ペプチ ド結合パートナ−を提供する。結合パートナ−はリンパ球がシトキン活性化内皮 細胞と結合するのを阻止する能力をも特徴とすることが好ましく、さらに好まし くはヒトVCAM−1及びI L−4またはTNF−αで活性化された骨髄間質 細胞と結合することを特徴とする。この好ましい結合パートナ−の代表的な実施 例がハイブリドーマ ATTCNo、HB 10519によって生産されるmA b6G10である。
本発明はさらに、I L−4によって活性化された微小血管内皮細胞と選択的に 結合する作用剤を、患者の血液中から後毛細管細静脈を横切って細胞外液中へ特 にVCAM−1と結合するリンパ球や腫瘍細胞などへ移行するのを阻止するのに 充分な量だけ患者に投与することにより患者の免疫応答を変調する治療方法をも 提供する。
図1は例1で述べるような、血清含有培地(パネルA)及び血清なし培地(パネ ルB)で培養された代表的な微小血管内皮細胞の顕微鏡写真を示す。
図2は例1で述べるような、培養微小血管内皮細胞及びその他の内皮細胞による 代表的な内皮細胞マーカの取込みを示す。
図3は例2で述べるような、シトキンによる活性化後における培養微小血管内皮 細胞へのリンパ球接着の顕微鏡写真を示す。
図4は例2で述べるような、培養微小血管内皮細胞へのシトキン活性化リンパ球 接着を経時的に示す代表的なグラフである。
図5は例3で述べるような、内皮細胞へのIL4/ILL誘発リンパ球誘発9女 8 図6は例4で述べるような、IL4/ILL活性化内皮細胞へのリンパ球接着か 二価カチオン依存性であることを示す。
図7は例4で述べるような、培養微小血管内皮細胞のmAb6G10によるラベ リングを示す。
図8は例4で述べるような、IL4/ILLによって誘発された赤毛サルの微小 血管内皮へのリンパ球接着に対するモノクローン抗体6G10の阻止効果を示す 。
図9は例4で述べるような、mAb’56G10及び4B9でCHO )ランス フエクトされた細胞のラベリングを示す。
図10は例4で述べるように、mAb6G10がシトキン活性化内皮細胞に約1 10kDの分子を認識することを示す。
図11は例5で述べるように、骨髄間質細胞におけるmAb6G10によって認 識される抗原の発現がIL4/TNFαによって促進されることを示す。
図12は例5で述べるように、VCAM−1に対するVLA−4レセプタがDC 34抗原を含む骨髄細胞に高レベルで発現することを示す。
好ましい実施例の詳細な説明 内皮細胞(E C)へのリンパ球接着は血中から毛細管線静脈を横切る多段移動 プロセスにおいて必要な第1要素である。
細織に炎症がある時、(例えばリンパ節のような)リンパ器官の微小血管内皮細 胞が選択的に細胞接着分子(CAM)を発現させその結果、1つの部位にむかっ てこの移動トラフィックに変調が起こる。内皮細胞によるCAM合成は局所投与 されるシトキンによって制御される。主としてヒト屓静脈内皮細胞(HUVEC )を使用して行われた研究では内皮細胞への白血球接着を促進するシトキンとし てIL−1,IFN−γ及びTNF−αを使用した。以下に述べる実施例では、 赤毛サルのリンパ節から得られた培養微小血管内皮細胞のI L−1β,IL− 2及びI L−4に対する応答を検討した。
I L−1βまたはIFN−γ中で微小血管内皮細胞の予備培養後におけるリン パ球接着の増大は対照の2乃至4倍に達し、HUVECに関して報告されたレベ ルに匹敵し,た。IL−2の効果はゼロであった。最も驚くべき発見はI L− 4による刺激の直後に得られた。即ち、このシトキンは大血管培養内皮細胞に対 して微弱な作用しか示さなかったが、微小血管内皮細胞への接着を著しく促進し た。IL−4によって誘発された接着は誘発から4時間後には早くも顕著になり 、24時間で安定レベルに達し、72時間にわたる培養中室定状態を維持したが 、培養物からI L−4を取除いてから72時間以内に最低レベルまで崩壊した 。I L−2またはIFN−γには見られない作用であるか、IL−1βは培養 微小血管内皮細胞に対してI L,−4と共働して相乗的にその作用を強めるこ とによりリンパ球結合を促進する。このようにトリガーされる接着はあらたな蛋 白合成を必要とした。ただし、I L −4によって活性化された微小血管内皮 細胞のリンパ球に対する親和性,動力学的分析,陽イオン及び温度依存性,及び /またはELAM−1,ICAM−1,及びMECA−79に対するzAJ’s による遮断の欠如から判断して、これらのC A AMは現象の中心要因ではないことが判明した。関連CAMの識別を助けるため 、I L−4によって誘発された微小血管内皮細胞に対して特異性を示すmAb ’sを生産した。その1つとして、6G10はIL−4によって誘発された微小 血管内皮細胞へのリンパ球接着の90%までを阻止し、β1インテグリンVLA −4の内皮リガンドであるヒトVCAM−1でトランスフェクトされたCH○細 胞と特異な反応を示した。
発明者らの実験結果はIL−4が生体内でのリンパ球再循環に影響を及ぼす可能 性を示唆すると共に内皮細胞並類型が特定のシトキンに応答してそれぞれ異なる 態様でV C A M−1を制御するらしいことを示唆している。
多くの研究は急性、慢性の別なく炎症部位への白血球漸増か内皮及び白血球にお ける細胞接着分子(CA.M)の発現及び作用が増大によってトリガーされるこ とを示唆している(3,10.14)。このようなCAM機能の促進はIL−1 、IFN−γのような前炎症シトキンの投与によっである程度達成でき、最近の 文献ではTNF−αもその1例として挙げられている(11,13,23.28 )。複雑な遊出プロセスのその他の要素、例えば内皮面における横移動や血管外 漏出か他のシトキン、例えばI L−8によって促進または抑制されることは明 白である(51)。また、試験管内において一部の白血球ポピユレーションに対 し、他の内皮CAM誹りも強い接着性を示す内皮CAMがある(17,19゜5 2)。個々のCA M発現の速度特性も種類に応じて異なり、個々のシトキンに よる誘発も選択的である。従って、これらの可溶性分子を局部的に分泌させるこ とによって、リンノ々細胞、単球細胞及び顆粒球細胞をある程度独立に制御でき る手段が得られる。
以下に述べる種々の研究は、シトキンによって刺激された内皮への白血球接着に 関する試験管内データとシトキン注射部位への漸増集中に関する生体内所見との 間に、場合によって食違いがあることを念頭に置いてなされたものである。例え ば、IFN−γは局所注射後皮フへのリンノく球遊走を著しく促進する(23, 53.54)のに対して、培養ヒト内皮・\のリンパ球接着については顕著であ るもののめざましし)作用は及ぼさないことが報告されている(20.27)。
逆に、試験管内では充分に接着を促進するIL−1がう・ソトの注射部位におけ る皮フへの漸増集中を促進しなかった(23゜54)。試験管内実験では多くの 場合細胞性接着ベースとしてヒト謄静脈内皮細胞を使用するのに生体内実験では げつし類またはヒツジをモデルとして利用することが多い(24゜25)から、 原理的には上記観察結果の食違いを種特異性(こよって説明することができる。
微小血管から得た内皮細胞と大血管から得た内皮細胞との差に原因があるとも考 えられる。
例えば、l+sek++++ (24)及びHaghei等(55)はラットの 微小血管内皮細胞をIFN−γ処理するとリンパ球接着を著しく促進することを 発見した。生体内データと試験管内データの食違いを裏づける0ppenf+e ime+−Ma「ks及び1iftの実験(56)によれば、IFN−γは接着 だけでなくこれに続く内皮を横切る遊走をも促進するのに対して、IL−1は初 期リンパ球結合を促進するだけである。これらの問題のいくつかを解決するため 、発明者等は培養リンパ節微小血管内皮へのリンパ球接着を検討するためのシス テムを開発した。後述するように赤毛サルのリンパ節から比較的純度の高い培養 内皮細胞を増殖させた。この培養細胞は培養内皮細胞に固有のドーム形の丸石形 態を有し、内皮に固有のマーカーの特性、例えばアセチル化LDLの取込みを発 現させた。実験結果を表1に要約する。
培養微小血管内皮に対するシトキンの作用全C3−1,55なし 250±53 .7 656±67.7 291±57.11 452±369内皮細胞をIL −1β(lng/ml) 、I L−2(100u/ml) 、I L−4(I Qng/ml) 、I FN−y (too μ/ml)、またはこれらの組合 わせで処理するか、または刺激を加えない状態で24時間放置した。シトキンを 除去したのち、各ウニル(4e l l)にBBLを添加し、(+4℃で30分 間絶えず撹拌し、なから)接着を分析評価し、内皮細胞に結合したリンパ球をカ ウントした。それぞれの値は接着リンパ球の平均個数/′)2±SEMを表わす 。
IL−1β、IFN−γ及びI L−2に関する実験結果はHUVECに関する 結果とほぼ同様であった。IL−1βもIFN−γもリンパ球の接着を促進し、 その場合I L−1βの方が強力かつ一様に作用したのに対して、I L−2は 目立つほどの作用を示さなかった。驚くべき所見として、内皮細胞をI L−4 で処理した結果リンパ球接着が著しく強められた。このことは処理してから僅か 4時間後に明瞭になり、約12−24時間でピークに達し、少なくとも72時間 にわたってこのピーク状態か維持された。このような効果を得るためには常にあ らたな蛋白合成が必要であり、シトキンの存在を持続しなければならなかった。
興味深いことに、I L−4のように強力な作用はHUVECでは認められず、 赤毛サルの大動脈から得た内皮細胞においても観察されなかった。即ち、IL− 4はリンパ球接着を全く促進しないか、促進しても極めて微弱であった(L [ Ia+lan、 L Pobe+の個人的な通信文。
Mat 1novSky及びGa1la+inの未発表データ)。リンパ球接着 の最大促進率はIL4で処理されたHUVECについてThu!1bil1等( 52)が最近報告したのと同じ程度(約2倍)であった。2つの異なるタイプの 内皮細胞かこのように異なる応答を示すメカニズムは不明である。ただし、HU VECにI L−4レセプタそのものが存在しないということではこのことを説 明できないであろう。少なくとも赤毛サルにおいては大血管内皮細胞でも微小血 管内皮細胞でもI L−4レセプタの発現はほぼ等しい(Ma+1nov+に7 及びBeckmannの未発表データ)。
この現象の少なくとも必須部分としてLFA−1/ICAM−1を介した接着を 挙げるのは次の理由から除外されるであろう。即ち、IL4で誘発された接着は a)低温に感応せず、b)主としてカルシウム依存性であり、C)これらのCA MにmAbを添加することによって阻止されなかったという理由である。同様の 抗体抑制テストの結果、MECA−79、CD44.及び第■類MHCがプロセ スに関与するという条件が除外された。直接除外されたわけではないが、接着成 分としてELAM〜1か利用されるとは考えられない。
誘発と接着との動力学的関係については観察結果に差異かあり、E L A M  −1はリンパ細胞よりも好中球及び単球に対してすぐれた接着性を示す。特異 的にIL4−誘発微小血管内皮細胞と応答するmAbの1っである6G10はリ ンパ球接着を阻止し、ヒトVCAM−14ランスフエクトと選択的に応答したが 、このことはVCAM−1または血清学的にこれと密接な関係にある分子(to o −110kD、後述)かこのシステムにおいてリンパ球結合を仲介すること を示唆するものである。微小血管内皮細胞においてIL−4はその他の細胞表面 分子をも誘発したから、上記VCAM−1だけが関連の構造とは断定できない( Mas 1novsk7及びGa1lajin、未発表データ)。ただし、上記 その他の成分を細胞接着分子と確定するには至っていない。
別名I N CAM 110でも知られるV CA M −1がIFN−α及び ILLによって誘発されたHUVECにおいて最近識別された(28.29)。
分子分析の結果、V CA M −1は免疫グロブリン超遺伝子の1つであり、 1つのリガンドとしてβ1−インテグリンであるVLA−4を有することが明ら かになっている(29.30)。炎症に際して果す生理的役割を性格に定義でき る段階にはないが、関節炎のような慢性炎症部位にむかってリンパ球を漸増集中 させることが1つの可能性として考えられる。VLA−4のα−鎖がバイエル板 の高内皮へのリンパ球結合に関与するから、粘膜リンパ組織を通過する正常なト ラフィックにVCAM−4またはこれと関連する分子が関与することも考えられ る(2)。VLA−4は末梢リンパ球のすべてに均等に発現しないから、■CA M−1を介して起こる接着は特定のリンパ球部分集団だけを選択的に漸増させる と考えられる。事実、シトキンによって活性化された内皮に対してリンパ球の特 定部分集団だけが接着することがDamle及びD oyleによって最近実証 された(57)。両人の研究ではVLA−4/VCAM−1によって仲介される 接着か関与するかどうかはテストされなかったが、これは大いにありそうなこと であり、これによって両人の実験データをある程度裏づけることかできる。リン パ球のトラフィックに関与するだけでなく、VCAM−1は腫瘍転移における重 要な要因となることも考えられる(28)。残念ながらVCAM−1が利用でき るその他のmAb’+はヒト以外の霊長類内皮細胞とは応答し難い(Ma+1n ov+ky及びGa1latin、未発表データ; M、 Bevi 1acq ua、 1. Harlan、 1. I’obe+、個人的通信文)。mAb 6G10はヒトの内皮細胞とも赤毛サルの内皮細胞とも応答したから、I L− 4の組織分布、生体内機能及びVCAM−1誘発における役割を解明する有用な 手段となるであろう。例えば、I L−4の全身的投与でVCAM−1誘発を招 くかどうかを判断するテストにより、このシトキンを利用する臨床治療中に観察 される血管漏出やリンパ球減少のメカニズムの解明に役立ってあろう。
I L−4かリンパ球のトラフィックを制御するらしいということはあとから考 えれば驚くに当らない。当初はB細胞刺激因子(58)の名称で記述されたI  L−4は、非造血細胞(41−44)を含む多様なタイプの細胞にレセプタを有 し、多くの異なる応答をトリガーする。I L−4は部分的には第■類MHC分 子を制御することによってB細胞とT細胞の間の接着を促進する(59)。I  L−4がI L−1βと共働することによって微小血管内皮細胞を活性化すると いうことは新しい発見であるが全く前例がないわけではない。I L−4はIL −2及びI L−5と共働することによって種々の免疫グロブリン重複標本の分 泌を制御しく60) 、GC3Fと共働して顆粒球形成を促進しく46)、I  L−3と共働してマスト細胞の分化を制御する(61)。同様に炎症に際してP M N sの遊走を誘発するI L−1とTNFの共働も報告されている(62 )。B細胞活性化の際にIL−4とIFN−γとの間に拮抗作用か見られること が報告されているが(63゜64)、発明者等は培養内皮細胞においてこのよう な作用を観察しなかった(表1)。このシステムにおけるI L−1とI L− 4の共働を裏づけるメカニズムは今のところ不明である。完全に否定することは できないが、いずれか一方のシトキンが他方のシトキンの誘発を介してのみ作用 するとは考え難い。広範囲の濃度にわたって一方のシトキンたけをテストしたと ころ、いずれのシトキンも双方を併用した場合のような強い接着を誘発しなかっ た。しかし、双方ともV C、A M −1のすぐれた誘発因子であるIL−4 ,TNF−αのいずれか一方が内皮細胞に直接作用するのか第2の可溶メディエ −夕の誘発を介して間接的に作用するかを確めるのは興味深い微小血管内皮細胞 の増殖 この作業を開始するに当って、リンパ節から内皮細胞の均質な培養物を得る方法 を採用した。材料及び方法の項で後述するように、赤毛サル腸間膜のリンパ節か ら得た培養物中に内皮の形態を具えた小コロニーか一次平板培養の2−3日後に 認められた。細胞は多角形を呈し、相互間にほとんど接触が見られなかった。7 −5日目には増殖して合流し、この増殖は限られたトリプシン効果によって線維 芽細胞及びその他の非内皮細胞か先ず選択的に除去されるコロニー周縁に集中し て起こった。この方法を実証するに際して適当な培地と組合わせると、樹状突起 または単球細胞の特徴である線維芽細胞形態またはマーカを有する細胞による汚 染がほとんどない培養物が得られた。内皮細胞は使用した3種類の培地のすべて において増殖に成功したが、培地は典型的な内皮マーカ及びシトキン応答(後述 )を維持しなから内皮細胞を選択的に増殖させる相対的な能力において各培地間 に差異があった。
例えば、異なる培地で増殖させた微小血管内皮細胞間には形態差があり、血清を 含有する培地からは内皮細胞に特有の丸石状形態を有する細胞が生成する頻度が 高かった(図]、パネルA)。これに対して、血清を含有しないCS−1,55 培地では非内皮m胞よりも内皮細胞の方が迅速がっ選択的に増殖した(パネルB )。
赤毛サル腸間膜リンパ節の生きた培養微小血管内皮細胞の詳細に示す図1の2つ の顕微鏡写真は2%FBSを含有する全EBM中で密集状態に増殖したドーム形 の細胞(パネルA)と、血清を含有しない内皮細胞培地である全C8−1,55 中で増殖した比較的細長い細胞(パネルB)とを比較して示している(目盛バー はINμm)。
図2から明らかなように、CS i、 55中で培養された内皮細胞による、内 皮と関連するマーカであるアセチル化LDL取込みは大動脈から得た内皮細胞の 場合と同様であった。具体的には、図2は下記の部位から得られた培養サル内皮 細胞によにるアセチル化LDL取込みのフローサイトメトリー分析である:大動 脈(太い実線);腸間膜リンパ節(MLN)の微小血管内皮細胞(破線);24 時間にわたってIL−4(10ng/ml)及びIL−1β(lng/ml)で 活性化されたMLN微小血管内皮細胞(点線);及び負対照ヒト培養包皮(to +eskin)線維芽細胞(HFF)(、細い実線)。6時間にわたって細胞に アセチル化LDL(10μg/ml)を作用させてから、これをトリプシン−E DTAで除去し、Coulte+EP I CS 720−2フローサイトメー タで分析した;材料及び方法の項を参照されたい。
血清を含有しない培地で培養された内皮細胞は6回以上の継代を繰返えしてもそ の形態はほとんど変化しなかった。これに反して血清を含有する培地で培養され た微小血管内皮細胞は通常3回の継代後には扁平になり、多くの場合基質との接 触が消えた。従って、血清を含有する培地の場合、最初の2回の継代から得られ る細胞だけを接着評価に使用した。
例 2 シトキンによって誘発された培養微小 血管内皮細胞へのリンパ球接着 内皮を刺激してリンパ球接着を促進するIL−1β、IL−2,IL〜4及びI FN−γの能力を下記のように検討した。要約すると、赤毛サル腸間膜リンパ節 から得た微小血管内皮細胞の培養物を異なる時間にわたって上記シトキンの存在 において培養し、洗浄し、後述するようにそのリンパ球接着を評価した(材料及 び方法の項を参照)。評価に先立ってリンパ球懸濁液から単球を除去した。その 結果を表1と図3及び図4に示す。
図3はサルの1種Macaca nemes+rinaの腸間膜リンパ節から培 養した内皮細胞へのPBL接着を示す顕微鏡写真である。
内皮細胞を密集状態になるまで増殖させ、24時間にわたってシトキンにより活 性化した。接着評価後、細胞をグルタルアルデヒド1兇PBS溶液で固定した。
パネル(a−d)は(a)IL−1β (lng/ml) ; (b) ■ L  −4(IOng/ml);(c)IL−1β(lng/ml)及びI L − 4(10ng/ml)による内皮細胞活性と; (d)インターロイキンを添加 しなかった対照を示す。矢印は接着リンパ球;矢じりは内皮細胞;目盛バーはl 1lflμのである。
図4はシトキン濃度及び培養時間を変えながら測定したシトキンで活性化した培 養微小血管内皮細胞へのPBL接着を示すグラフである。接着評価する前にグラ フに示しである時間にわたって内皮細胞をシトキン(ベタ円はIL−4,中抜き 円はIL−1β:三角形は1 ng/m1(7) I L −1βと併存するI L−4)で処理し、培養してがら接着を評価した。これらの内皮細胞へのリンパ 球結合を、接着しているリンパ球を視覚的にカウントすることによって測定した 。それぞれの点は接着PBLの平均個数子SEMを表わす。
先に述べた研究内容(16,18,20)から予測されるように、24時間にわ たる誘発後、IL−1β処理もIFN−γ処理も接着リンパ球の数を同様に増大 させた。lpg/ml乃至10ng/+nlのシトキン濃度にわたり、対照に対 して2乃至4の刺激指数が典型的であった(図3及び表1)。どのテスト濃度に おいてI L−2はリンパ球結合に全く作用しなかった(表1、及び図示しない データ)。
他のシトキンで観察された微弱な作用とは対照的にIL−4処理は常にリンパ球 接着を極めて顕著に増大させた(図3及び図4、表1)。I L−4誘発内皮細 胞へのPBL接着のレベルは(シトキンを添加されない)対照のそれを45倍も 上回った(図4.24時間)。内皮細胞へのリンパ球接着を最大限に促進するI L−4の最適濃度は1100p/ml乃至10ng/山1であった:この最適値 は内皮細胞にこのシトキンを作用させるすべての時間長(4,24,72時間) に共通であった(図31図4)。この濃度ではI L−4を作用させた内皮細胞 に結合するリンパ球の絶対数は常に200−1300リンパ球/mm2てあった のに対して対照の内皮細胞では僅かに5−40リンパ球/mm2であった。刺激 指数(2乃至45)は微小血管内皮の供給源として使用された動物の種類に応じ て異なり、血清を含有しない培地で増殖させた内皮細胞では基本の接着レベルが 比較的高いことが主な原因となり刺激指数は比較的低かった(第1表)。
分析評価の過程で培養物に抗IL−4抗体を添加しても、分析評価の30分前に リンパ球懸濁液にIL−4を添加しても、培養内皮細胞へのリンパ球結合に影響 はなかったから、I L−4はリンパ球よりはむしろ微小血管内皮細胞に作用す ることによって接着を促進した。IL4で誘発した接着はシトキン処理後早くも 4時間で検出され、12−24時間後には高平部に達し、I L−4が存在し続 ける少なくとも72時間にわたってこの接着が認められた(図4)。I L−4 に対する機能レセプタを有する線維芽細胞(41−44)のような他の接着性細 胞にシトキンを添加しても発明者等のシステムにおいてリンパ球接着を促進しな かった(図示しないデータ)から、I L−4の作用は比較的培養微小血管内皮 細胞に対して特異であると判断された。テストされた最高濃度のIL−4(5[ 1−100ng/ml)及びIL−1β(5−]Ong/ml)では培養微小血 管内皮細胞はその形態に変化が起こり、丸石形からもっと扁平な形となり、細胞 間の接触が少なくなるだけでなく、細胞が寒天層(培地)から分離した。このよ うな変化はシトキン添加から24時間後に現われ、培養ウェルの単位面積当りの リンパ球接着が減少した。
例 3 培養微小血管内皮細胞へのリンパ球接着を促進するI L−4とIL−1の相乗 作用 して全く影響を受けなかった。いったん誘発させると、内皮細胞の接着機能は比 較的安定に持続]7た。ただし、関連の細胞接着分子が作用状態に維持されるた めには絶えずシトキンが存在することが必要であった。内皮細胞をIL−1β及 びI L−4で24時間培養してからインターロイキンを除去すると、最初の8 時間はリンパ球接着維持能力はほとんど変らず、24時間後に50%だけ低下し 、72時間後にはほぼ基本レベルにまで戻った(図5)。
例 4 微小血管内皮細胞へのI L−4誘発リンパ球接着に関与する1つのCAMの識 別 公知の接着分子を誘発することによってこのシステムにおけるI L−4の効果 か現われること、あるいはこの効果が新規CA M sの発現を伴なうことは先 験的に推測できる。この可能性を実証するために次に述べるアプローチを試みた 。先ずリンパ球結合の温度依存性と陽イオン依存性を測定した。
温度依存性は小さく、4°Cにおいても37℃においても強固な接着が観測され た(図3及び図4、表1.及び図示しないデータ)。また、リンパ球結合は二価 陽イオン依存性であり、マグネシウムイオンよりはむしろカルシウムイオンを必 要とした(図6)。これらの事実はいずれもLFA−1(CD11 /’ CD  18 ) / I CA M−1によって仲介される相互作用を考慮から除外 する根拠となり得るものである。なぜなら、これらの相互作用は低温に感応し、 好ましい陽イオンとしてマグネシウムを利用するからである(47)。
図6に詳細を示すように、内皮細胞を24時間にわたってIL−1β(lng/ ml)及びI L−4(IOng/ml)で活性化した。次いて内皮細胞をパラ ホルムアルデヒド1%のPBS溶液中に固定し、洗浄し、Ca”またはMg″゛ を添加した1%BSA及び1%グルコース含有PBSベースの培地中で接着を分 析評価した。グラフ中の各バーは4回の測定で得た接着リンパ球数の平均値±S EMを表わす。黒いバー: ILI/ I L 4によって活性化された内皮細 胞;白いバー:シトキンを添加しなかった対照。
次いで、CAMs 、CD44.MECA−79によって仲介される細胞間の相 互作用を妨げるものと知られるmAbによる阻止効果及びLFA−1とICAM −1と間の相互作用による阻止効果に対するI L−4誘発接着の感度を、分析 評価の前に関連細胞(即ち、リンパ球または内皮細胞)を個々のmAbで予備処 理することによってテストした(材料及び方法の項参照)。これらの試薬はいず れも培養物中または組織切片中の赤毛サル内皮細胞及び/またはリンパ球とよく 反応したか、この条件下でリンパ球結合を著しく妨げるものは皆無であった。I FN−γ及びTNF−αで誘発後、内皮における第■類MHC分子が活性化され ることが報告されているから(50−52)、抗第■類(anti−class  U ) M)(CmAbであるHblOaをもテストしたところ、これもリン パ球接着に作用しなかった(図示しないデータ)。ELAM−1に対して利用可 能な抗体は赤毛サル内皮細胞と反応しないからこのELAM−1について同様の 分析評価を行うことはできなかった。ただし、ELAM−]によって仲介される 接着とI L−4刺激後に観察される接着との間のその他の相違点は特定のCA  Mが重要な役割を果すとする想定とは相客れなかった(上述の説明を参照)。
ヒトVCA、IVl−1(別名INCA、M−101(28−30))に対する 2つの異なる抗体(4B9及びEl/6)で行われた並行実験において、免疫蛍 光共焦点鏡検によってシトキン誘発微小血管内皮細胞との反応性が極めて微弱で あることか検出された(図示しないデータ)。ただし、4つの実験の1つにおい て、IL4/IL−1誘発微小血管内皮細胞へのリンパ球結合の抑制(40%) が検出された。断定はてきないが、このような結果は特にmAb’54B9及び E1/6か比較的種特異性であるだけに、接着プロセスにVCAM−1か寄与す る可能性を示唆1゜た。これらのmAb’sは赤毛サル組織の免疫細胞化学テス トにおいて微弱な反応しか示さなかった。
問題を解決するため、I L−4によって誘発された赤毛サル内皮細胞に特異な mAb’sを調製した(材料及び方法の項参照)。要約すると、シトキン刺激し た内皮細胞で免疫処理したマウスからの牌臓細胞を利用した融合から得たハイブ リドーマを、IL4/ILL活性化内皮との選択的反応性について先ずELIS Aによってスクリーニングした。次いて種々のシトキン処理条件下で内皮細胞へ のリンパ球結合を阻止する能力について陽性クローンをテストした。このように 誘発された1つのmAbである6G10は培養内皮細胞上に、各シトキン(即ち 、ILIβ+I L4> I L4> I L−1β、図7)によって誘発され るリンパ球接着量と並行して発現する細胞表面抗原を検出した。さらに重要な所 見として、6G10は内皮細胞をIL−1β/IL−4で処理し7たのちに生ず るリンパ球接着を80%まで阻止した(図8)。mAb 6G ]、 Oによっ て認識される構造を明確に識別するため、ヒトのELAM−1,ICAM−1, VCAM−1,または対照としてのCD4を符号化するc D M A sでト ランスフェクトされたCHO細胞との反応性についてこの試薬を間接免疫蛍光に よってテストした。発明者等はmAb4B9と同様のmAb6G10がVCAM −1遺伝子の産物を発現させるトランスフエクタントと特異的に結合するという 所見を得た(図9)。他のトランスフエクタントに対しては反応性が観察されな かった。このシステムにおいてI L−4により刺激された内皮細胞と結合する リンパ球はおそらく赤毛サルのヒトVCAM−1相同体またはこれと血清学的に 関連する分子を主要な接着成分として利用すると考えられる。
詳しくは図7に示すように、内皮細胞を24時間にわたって下記因子で活性化し た・パネルA、シトキン添加なし;ノ々ネルB、IL−1β(lng/ml)  ;パネルC,IL−4(10n g / m l ) ;パネルD、I L−4 (10ng/ml)及びIL−1β(lng/ml)。刺激後、室温で2時間に わたり未固定の細胞にmAb6G10を作用させ、・次いでビオチニル化(bi otin71a!ed) 2次抗体を作用させ、アヴイジン(avidin)  −F ITC標識処理し、バイオラド・レーザ走査共焦点顕微鏡で分析した。図 から明らかなように、内皮細胞のI L −4及びIL−1β+I L−4活性 化と共に免疫蛍光が強まる。目盛ノく−は50μmである。
図8に示すように、内皮細胞をI L −4(long/ml)だけまたはIL −1β(lng/ml)と組合わせて24時間にわたり活性化した。シトキンを 除去したのち、細胞にmAb4B9または6C10を30分間にわたって作用さ せ、接着評価を行なった。それぞれのバーは4回の測定による接着リンパ球の平 均個数±SEMを表わす。
図9は各トランスフエクタントの免疫蛍光を示す:パネルA、6G10で標識処 理されたヒトVCAM−1トランスフェクタント;パネルB、(A)と同じだが 4B9で標識処理されたヒトVCAM−1トランスフエクタント;パネルC96 G10で標識処理されたヒトICAM−1)ランスフェクタント;パネルD、6 G10で標識処理されたヒトELAM−1トランスフエクタント。目盛バーは1 00μmである。
図10はmAb6G10による微小血管内皮の細胞表面分子の放射標識免疫沈降 反応を示す。内皮細胞を全EBM中で密集状態となるまで増殖させ、I L−4 (IOng/ml) 、TNF −a (IOng/ml) 、またはI L  −4(IOng/ml)及びTNF−α(10ng/ml)で活性化させるか、 あるいはシトキンが添加されていない対照として使用した。内皮細胞を125■ で標識処理し、溶解させ、mAb6G10で免疫沈降させ、還元条件下で10% SDSゲル上て電気泳動させた。対照レーンには存在しないレーン2−4のll 0kDに、はっきりした帯が現われていることに注目されたい。
例 5 骨髄基質細胞においてmAb6G10によって認識される発現をI L−4及び TNFが誘発する13年前、D+、Michael Dexle+とその協力者 達(65)は試験管内での長期間にわたる原始骨髄幹細胞の生存及び増殖を維持 する方法を確立した。本来、ネズミ細胞を培養するために最適化されたものであ るが、このいわゆる長期骨髄培養(LTBMC)システムをヒト骨髄の成長を助 けるように改良した(66)。この両システムの重要な特徴は骨髄の基質細胞ポ ピユレーションから得られる間葉細胞の接着性層か発生することにある。この培 養物の基質要素による誘発作用は、培養物中の幹細胞の成長、自己更新及びより 特定化された子孫細胞(例えば骨髄性先駆細胞)への分化を生体内と同様に誘発 するのに不可欠である。このプロセスでは基質細胞から放出されるシトキンも基 質細胞と造血先駆物質との間の接着性相互作用もともに重要である(67.68 )。なお、この試験管内システム及びこれに対応する生体内システムにおいて利 用される具体的な接着メカニズムは疾病に応して異なる。
発明者等はmAb 6 G i Oによって認識される抗原が特にIL−4及び /′またはT N Fによる誘発後、試験管内のヒト骨髄基質細胞に発現するこ とを発見した。図11は確立された方法に従い2週間にわたる長期骨髄培養で成 長したヒト骨髄基質細胞を示す。この代表的な実験では、mAb6G10(20 μg/m1)(パネルA)、またはアイソタイプ適合対照抗体(パネルB)及び ヒツジのアンチマウスIgG−FITC(Southern Biotechn ology As5oc、 )で放射性標識処理する前に、組換えヒトTNF− a及びI L −4(10ng/ml)て25時間にわたって培養物を処理した 。走査レーザ共焦点顕微鏡を利用して免疫蛍光像を記録した。6 G i Oに よって認識される基質細胞における抗原発現がIL−4/TNF−αによって促 進されることはパネルAて明白である。この新しい所見はVCAM−1の組織分 布に関する従来の情報からは予測できなかったであろう。興味深いことに、ヒト 内皮においてVCAM−1を認識することでは6G10と同様であるmAb 4  B 9 (John Ha+lan提供)はこのように培養されたヒト骨髄基 質とは顕著に結合しなかった。従って、mAb6GIOによって結合される抗原 決定基はmAb4B9によって結合される抗原とは異なると考えられる。mAb 6G10によってTNFα/I L4活性化培養ヒト骨髄基質から免疫沈降させ た細胞表面分子は、活性化された網(omenlum )内皮細胞で観察された 細胞表面分子とは異なる。6G10によって認識される分子はそのサイズが比較 的大きく、分子量か+15−130kDのものと、200kD以上のものがあり 、いずれも公知のVCAM−1の100kDよりも大きかった。
発明者等はまた、(インテグリンα4/β1(69)とも呼称される)VLA− 4,VCAM−1に対する主要レセプタがCD34抗原を含む骨髄細胞に高レベ ルで発現することを発見した。図12は負対照mAb (細い線)及び抗VLA −4mAb 163H(太い線)で着色したヒトCD34+骨髄細胞のFACプ ロットを示す。CD34の発現が原始幹細胞及び先駆細胞の中で増量される骨髄 細胞の部分集合(1−4%)を弁別し易くするから、この共発現の発見は有意義 である(70)。従って、発明者等は造血幹細胞及び/または先駆細胞と基質要 素との間に起こる骨髄内での接着相互作用は、VLA−4と6610によって認 識される抗原との結合によって仲介されるものと推測する。骨髄移植の前または 途中に2つの既知接着分子CD44及びLFA−1にそれぞれ対抗する抗体(7 1,72,73)を投与すれば、移植骨髄と受容体が完全に遺伝子適合でない場 合に移植プロセスを容易にすることが大型動物系(イヌ)及びヒトにおいて実証 されている。
従って、mAb6G10及びその抗原結合誘導体のほか、mAb6G10、VC AM−1及びその誘導体のような抗原結合特異性を有するハイブリドーマから発 生するまたは組換え操作された結合パートナ−1特にmAb6G10、VLA− 4及びその誘導体によって認識される結合パートナ−は、骨髄幹細胞または骨髄 基質の成長または分化を肯定的または否定的に変化させるため試験管内または生 体内で使用することができる。例えば、ここに開示したシトキン及び試薬は移植 片の成長を促進することによって(例えばI L−4またはTNF−α投与によ って)、または移植片に対する拒絶症状を防止することによって(例えばmAb 6G10によって認識される可溶性VCAM−ルセプタによる予備処理、または mAb6G10によって認識される抗原によって認識されるVLA−4に向けら れる抗体によって)骨髄移植の成功を容易にする上で有用である。
ここに開示する試薬に原始造血幹細胞、先駆細胞または骨髄基質要素を(例えば 、FAC3細胞選別、磁気ビーズ選択、または否定的には補体溶解によって)免 疫選択するのにも有用である。
上記応用は、腫瘍や貧血の治療法として骨髄移植を促進するために生体内または 試験管内でここに開示するシトキンを投与する場合に特に有用である。
ここに開示する試薬は、放射性核種やその他の薬剤と容易に接合することにより 、腫瘍性疾病、貧血、または造血源の良性肥厚を放射性造影またはそれ等を治療 する目的で放射性核種または薬剤を骨髄に極めて特異的に局限化するターゲット 手段を提供する。
I L−4及びTNF−αは骨髄基質における6G10抗原の発現を誘発するか ら、上記抗体を注射して生体内にシトキンを、またはレセプタ接合体を適当に使 用することによって骨髄に対する抗体またはレセプタ結合体の特異的な局限化を 高めることができる。
ワシントン州シアトル、ワシントン大学Regional P+imateRe seaIch Center (地域霊長類研究センター)のTi5sue D ist+iou目on P「ogIam (組織分布プログラム)を介して05 乃至7年のMacaca nemesl+inaの腸間膜リンパ節を得た。この リンパ節は25 mM HEPESで緩衝され、pH7,0であり、チロシン及 びゲンタミシンを含有するRPMI−1640から成る水冷洗浄液(Sigma  )に浸して運搬された。小血管及び内皮細胞を分離するため、William sが報告している方法(35)を改良した方法を利用した。要約すると、リンパ 節を細かに裁断し、それを10%の熱不活性化ウシ胎児血清(F B S、Hy  C1one)及びペニシリン/ストレプトマイシン(GIBCO)を含有する pH7,2の全ウェイマウス培地(WM)中に0.5mg/mlのコラゲナーゼ T7p I V (Sigma ) 。
0、5mg /mlのジスパーゼ(Boeh+inge−Mannheim)及 び0.05mg/mlのDNA+e (Boehringer−Mannhei m )を添加した消化溶液へ移した。組織を37°Cで保温し、15−20分ご とに渦流させることによって撹拌した。懸濁状態にある単独細胞及び小さい細胞 集団を05−1時間ごとに採取した。小さい細胞凝集塊や、毛細血管及び大血管 の断片を短時間200XGで遠心処理によって大部分のリンパ球及び個別の基質 細胞から分離した。ペレットを洗浄液中で洗浄し、全WM、または2%FBSを 含む全内皮基礎培地(EBM、 C1onetics )、または内皮細胞成長 因子(ECGS、 IOμg /ml、 CellSystem+ )及びヘパ リン(50μg /ml、 Ce1l S7sS75teを含む血清なしの内皮 細胞培地CS−1,55(Cell Systems)中に再び懸濁させた。燐 酸塩緩衝食塩水(P B S)中に1%ゼラチン(Sigma )を含むpH7 ,0の液であらかじめコーティングされた25cnfフラス−7(Falcon )を使用し、5%CO2で細胞を370℃で培養した。約18時間後、新鮮な培 地を加えて非接着状態の細胞を吸出した。5−10日目間スクレーパによって機 械的に、または1×トリプシン/EDTAを使用する90秒間の消化によって、 増殖中の線維芽細胞を除いた。
この手法は3〜7日毎に繰返えされた。内皮細胞が密集状態にまで増殖したら、 1×トリプシン/EDTAによる処理で細胞を固定状態から離脱させ、1:3の 割合で新しいフラスコへ継代させた。細胞の少なくとも95%が内皮細胞に固有 の形態及びマーカ(例えばアセチル化低密度リボプロティンの取込み、シトケラ チン発現の欠如)を有する培養物だけを以後の実験に使用した。このような条件 下では、培養物中には単球または樹状突起細胞に固有の形態学的及び免疫組織学 的マーカを持つ細胞はほとんど認められなかった。
接着評価に際しては、最初から2つの継代から得た細胞を、ゼラチン・コーティ ングされた24個のウェル平板(Costar)またはコーティングされてない 24個のウェルP+ima+ia (商品名)平板(Falcon)上で、5X 10’個/ウェルの割合で平板培養し、密集状態に増殖するまで、通常は1週間 にわたって保温した。使用済み培地を除いてから、混合物のない、またはヒト組 換えIL−1β、IL−2,IL−4(1mmunex ) 、またはIFN− 7(人1pha The【apeutic )、またはこれらの組合わせから成 るシトキンを混入した1m(/ウェルの新鮮な培地を加え、さらに4−72時間 にわたって細胞を増殖させた。ヒト組換えI L−4及びIL−1βの他の供給 源としてミネソタ州ミネアポリス、 Re5earch & Diagnost ic SHlems も含まれる。蛋白合成依存性をテストする実験では、接着 評価の前にエメチン(S i gma )を最終濃度が50μMになるまでは添 加した。
低密度リボプロティン(L D L)取込み過塩素酸ジオクタデシルテトラメチ ルインドカルボシアニン(D i I −Ac −LDL、 Biomedic al Technologies )で標識処理されたアセチル化低密度リボプ ロティン10μg/mlを使用して細胞を4時間にわたり37℃に保温した。
PBSで2回洗浄してから、細胞をトリプシンEDTAで離脱させ、2%パラホ ルムアルデヒドPBS溶液で固定し、Cou目er EP IC3750−2フ ローサイトメータで555nm励起を利用して分析した。合計2X10’の事象 (events)をリスト形式のファイルとして採取し、前進角光散乱を利用す るRep+oman (商品名)ソフトウェア(T+ueF A CS)によっ て再処理することで死細胞を排除した。全C3−1,55中で培養された赤毛サ ル大動脈からの内皮細胞及びヒト包皮(T、Brown、 F HCRCから寄 贈)をそれぞれ正及び負の対照として利用した。
接着評価 Macaca nemeslrinaの末梢血リンパ球を上記不連続フィコール 勾配遠心法(39)によって他の血液要素から分離した。
マクロファージ及びその他の高接着性白血球を除去するため、標準的な組織培養 ペトリディッシュ(FalcOn)を使用し、完全なWMの中で3×106細胞 /mlの配分で1−2時間にわたり37℃で細胞を保温した。接着も評価するた め、24ウエル平板上の内皮細胞を水冷接着緩衝液(1%FBS及び1゜%グル コースを含むpHか68の11 E P E S緩衝RP M I −1640 )で2回洗浄し;0.4mlの接着緩衝液をウェルごとに等分し14℃の温度で 50rpm回転の回転シェーカ(New B+un’ 5tick )上に配置 した。ペトリディッシュからリンパ球を採取し、カウントし、2.5Xi06細 胞/mlの割合で水冷接着緩衝液中に再懸濁させ、内皮細胞単層に添加した(0 .2ml/ウェル)。30分後、ゲルタールアルデヒド2%のPBS溶液を各ウ ェルに少しずつ添加することによって細胞を固定した。
PBSで2回洗浄してから、次のような方法て光鏡検によってリンパ球接着を量 定した。計算のため、各ウェルを4分円に分割した。各4分円内で内皮細胞に接 着しているリンパ球の個数をウェルの0.24mm2に相当する顕微鏡視界で測 定した。
測定結果は平均埴土標準偏差として表現される。二二価陽イオン依存性をテスト する実験では、分析評価の前に内皮細胞をパラホルムアルデヒド固定し、PBS で洗浄し11%ウシ血清アルブミン及び1%グルコースを含むと共に、Ca”( 1mM)またはMg” (1mM)を添加した、または添加しないPBS中で接 着評価した。
シトキンで誘発される内皮細胞に対するmAbの生産Ba1b/eマウス(Ia ckson LaboIatories)を免疫処理するため、培養された微小 血管内皮細胞を24時間にわたってIL −4(long/ml)及びIL−1 β(]、ng/ml)で活性化し、PBSで洗浄し、スクレーパで剥離させた。
20OXGで遠心分離処理後、補助薬ペプチド及びムラミル・ジペプチド(50 μg/マウス、 Sigma )を含有するP B S (0,5ml/マウス )に再懸濁させ、細胞(1−5X]、06/マウス)をマウスに皮下(頚部)及 び腹腔内注射した。以後8力月に4回追加を行なった。最後の追加から4日後、 肺臓を摘出し、Kcnne口(40)が報告しているようにポリエチレングリコ ール(MW−1500,^ld+ich )を使用してリンパ球をN5−1骨髄 腫細胞と融合させた。ハイブリドーマの選択はアミノプテリン(Sigma ) によって行なった。IL−4/ILiで活性化された微小血管内皮細胞と活性化 されていない微小血管内皮細胞において上澄みをELISAスクリーニングした のち、接着評価において陽性クローンをテストし、シトキン活性化内皮細胞への リンパ球結合を阻止する陽性クローンの能力をテストした。選択されたハイブリ ドーマを少なくとも3回サブクローニングした。純粋なモノクロナール抗体(m Ab’s)を生産するため、血清を含まない培地(Nut+idoma−N S  。
Boehringer−Mannheim )中でハイブリドーマを増殖させ、 硫酸アンモニウムで免疫グロブリンを沈降させた。
mAb6G10を生産するハイブリドーマは1990年8月2日に受入れ番号筒 HB 10519号で米国メリーランド州ロックビル、12301パークローン ・ドライブに所在するアメリカン・タイプ・カルチュア・コレクション(ATC C)に供託さ内皮細胞へのリンパ球接着を阻止するため、最終濃度が10−50 μg/m lまたは接着緩衝液の上澄が50%となるように内皮細胞またはリン パ球にすべてのmAb’sを添加し、30分間にわたって37℃に保温した。2 回洗浄したのち、上述のように細胞を接着評価に利用した。免疫蛍光テストのた め、ヒトVCAM−1,ICAM−1,ELAM−1まタハCD4を符号化する cDNAs (R,Lobb及び1.Ha+lanからの寄贈)でトランスフェ クトされた内皮細胞またはCHO細胞を組織培養8−チェンバー・スライド(V WR)で増殖させた。生または水冷アセトンまたはパラホルムアルデヒド固定さ れた(PBS中2%)細胞をヒツジ血清の3%PBS溶液で予備ブロックし、m Abまたはポリクロナール抗体と共に2時間室温で培養した。洗浄後、細胞をF  ITC標識ヒツジ抗マウスIg抗体と共に30分間室温で培養し、洗浄し、バ イオラド・レーザー走査共焦点顕微鏡及び画像分析ソフトウェアを使用する免疫 蛍光鏡検によって分析した。使用した抗体は次の通り:抗I CAM (RRI  / 1 、 R,Rojbleinから寄贈)、抗体L F A −1(60 ,3,P、 Beatt7から寄贈)、抗CD44(Hatch−1) 、抗リ ンパ節アドレッシン(MECA−79゜P、 Sf+eete+及びE、 Bu tche「から寄贈)、抗第■類MHC(HB 10a 、 E、C1a+kか ら寄贈)、抗因子■(Calbiochem) 。
抗1 t、−4(1mmunex ) 、及び抗ヒトVCAM−1(4B9゜J 、Ha+lxnから寄贈;及びE 1 / 6. M、 Bevilaquaか ら寄贈)。
赤毛サル大動脈からの培養内皮細胞とは異なり、微小血管内皮細胞は因子■に対 するポリクロナール抗体によって検出可能な標識を全く示さず、このことはラッ ト末梢節からの培養微小血管内皮細胞の因子■抗体による負標識処理に関する報 告と完全に一致した(36−38)。
引例文献 1、 W、M、Ga1lajin等、 ′リンパ球の器官特異性ホーミングに関 与する細胞表面分子”、NatuIe 340 : 30.1983゜2、B、 Holzmann等、 ′ネズミのバイエル板に特異なリンパ球ホーミング・I ノセプタを、ヒトVLA4と相同のα鎖を有するインテグリン分子と識別”、C e1l 56 :37. 1989゜3、 A、Duijvestijn及びA 、 )Iamann、″リンパ球遊走のメカニズム及び制御” 、Immuno l、Today 10 : 23.1988゜4、 W、M、Ga1lalin 等、 “リンパ球ホーミング・レセプタ”。
Ce1l 44 : 673.1986゜5、T、^、Yednock及びS、 D、Roun、 ”リンパ球ホーミング。
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腫瘍壊死因子及びインターフェロンによるリンパ球遊走刺激” 、 Ce11.  Immunol、120 : 165.1989゜24、7B、l5seku l+ “微小血管内皮へのリンパ球接着及びラットにおける生体内リンパ球遊走 に対する6種の異なるシトキンの作用” 、 1. Immunol、1.44  : 2目0.1990゜25 、 A、 N、Kalaaji等、 “腫瘍壊 死因子αによるヒツジ皮フ部位へのリンパ球集中化促進”、Immonol、L eNe+s 23 :143−148.1989゜ 26、 L、M、Sjoolman、”リンパ球遊走を制御する接着分子” 、 Ce1l 56 :907,1989゜27 、 M、 L、 Dustin及 びT、S、Sp+inge+、“細胞間接着分子−1(ICAM−4)とリンパ 球機能関連抗原−1(LFA−1)との相互作用は、培養内皮細胞へのリンパ球 接着を裏づける少なくとも3つのメカニズムの1つである”、 I、Ce1lB io1. 1.07 : 321.1988゜28、 G、E、P+ice及び M、P、Bevilaqua、 ”誘発可能な内皮細胞表面グリコプロティンが 黒色腫接着を仲介する”、 5cience246・1303. +989゜ 29 、 L、 0sbo+n等、 “静脈細胞接着分子1.リンパ球と結合す るシトキン誘発内皮プロティンの直接クローニング。
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USA 77 : 4756−4761.1980067、 R,A、Robe +ls等、Nature 326 : 403−4(15,1987゜68、  S、 A、 Bently、 EXll、 )Iemajol、9 + 303 −312.1981゜59、 M、J、Elices等、Ce1l 60 :5 77.199Q。
70、C,1,C1vin等、J、 Immunol、133 : 157−1 62.1984゜71、 F、 Scl+uening等、 Transpla ntation 44 : 6G7.1987゜72 、B、 M、 Sand maie+ 、R,Sfo+b、 F、 R,Apprlbaum及びW、 M 。
Ga1lafin (1990) Blood、 in press073、^ 、 Fischer等、 Transplantation 3 : 204. 1988゜本発明をその好ましい実施例に基づいて以上に説明したが、当業者に とって、本願明細書に基づいて多様な変更等価物の代替や置換を試みることは容 易であろう。従って、本願明細書に対して特許が与えられるならその保護範囲は 記述する請求の範囲及び等価のものによってのみ制限される。
Fluorescence Intensity4に3μ2− 接着性リンパ球数/mm2 αにt?−σ− ト キ Adherent Lymphocytes (cells/mm2)接着性リ ンパ球(細胞数/mm2) 6つ− °1≦ 要 約 書 リンパ器官の微小血管内皮細胞との末梢血リンパ球接着を促進するのに有効な量 のI L−4を患者に投与することによって免疫応答を変調する治療方法。IL −4はIL−1βと一緒に投与するのが好ましい。細胞接着分子と結合する結合 パートナ−を生産する細胞系をスクリーニングする改良型の方法として、結合パ ートナ−をI L−4で活性化された微小血管内皮細胞及び活性化されていない 微小血管内皮細胞と接触させ、I L−4で活性化された微小血管内皮細胞とは 結合するが活性化されていない微小血管内皮細胞とは結合しない結合パートナ− を選択する。次いてこの選択された結合−トナーを、シトキンで活性化された内 皮細胞とのリンパ球結合を阻止する能力についてテストする。結合パートナ−は ヒトVCAM−1と、及びI L−4またはTNF−aで活性化された骨髄基質 細胞と結合することをも特徴とすることが好ましい。代表的な実施例はハイブリ ドーマATTCNo、HB10519によって生産されるmAb6G10である 。V CA M−1と特異的に結合するリンパ球が後毛細管細静脈を透過して血 液から遊出するのを阻止するのに有効な量の、I L−4で活性化された微小血 管内皮細胞と特異的に結合する作用剤を患者に投与することによって患者の免疫 応答を変調する治療方法。
国際調査報告 http1Mm+#l^−eM++n+Napr711〒(o、、、、、、−I ntornat4onml ^ppLi:ation No。
PC丁/LIS91/95477 ^ttmch+eent to PCT/工S^/21のVl、 0bserv ations where unity of 1nvention is l ackingInternation@l ^ppiicati口n Ha。
PC〒/υS91/の5477

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.患者の免疫応答を変調する治療方法において、リンパ器官の微小血管内皮細 胞への末梢血リンパ球接着を促進するのに有効な量のIL−4を患者に投与し、 それによって免疫応答を変調させることを特徴とする治療方法。
  2. 2.請求項1記載の治療方法において、患者にIL−1βを投与することを特徴 とする治療方法。
  3. 3.炎症の治療方法において、炎症治療を必要とする患者の炎症部位での後毛細 管細静脈を透過して血液中からリンパ球が遊出するのを促進するのに有効な量の IL−4を患者に投与することを特徴とする治療方法。
  4. 4.請求項3記載の方法において、患者にIL−1βを投与することを特徴とす る方法。
  5. 5.細胞接着細胞と結合する結合パートナーを細胞接着分子を有する細胞と接触 させ、結合パートナーと細胞との結合反応を検出するステップを含み、細胞接着 分子と結合する結合パートナーを生産する細胞系をスクリーニングする方法にお いて、結合パートナーをIL−4で活性化された微小血管内皮細胞及び活性化さ れていない微小血管内皮細胞と接触させ、IL−4で活性化された微小血管内皮 細胞とは結合するが活性化されていない微小血管内皮細胞とは結合しない結合パ ートナーを生産する細胞系を選択することを特徴とする改良方法。
  6. 6.請求項5記載の改良方法において、選択された細胞系の免疫学的な結合パー トナーを、シトキンで活性化された内皮細胞とのリンパ球結合を阻止する能力に ついてテストするステップをも含むことを特徴とする改良方法。
  7. 7.請求項5記載の方法によって選択された細胞系。
  8. 8.請求項7記載の細胞系によって生産される結合パートナー。
  9. 9.請求項6記載の方法によって選択された細胞系。
  10. 10.請求項9記載の細胞系によって生産される結合パートナー。
  11. 11.IL−4で活性化された微小血管内皮細胞とは特異的に結合するが活性化 されていない微小血管内皮細胞とは結合しない免疫学的結合パートナー。
  12. 12.請求項11記載の免疫学的結合パートナーにおいて、シトキンで活性化さ れた内皮細胞とのリンパ球結合を阻止する能力をもさらに特徴とする免疫学的結 合パートナー。
  13. 13.請求項11記載の免疫学的結合パートナーにおいて、ヒトVCAM−1と 結合することをもさらに特徴とする免疫学的結合パートナー。
  14. 14.請求項11記載の免疫学的結合パートナーにおいて、IL−4で活性化さ れた骨髄基質細胞と結合することをもさらに特徴とする免疫学的結合パートナー 。
  15. 15.請求項13記載の免疫学的結合パートナーにおいて、IL−4で活性化さ れた骨髄基質細胞と結合することをもさらに特徴とする免疫学的結合パートナー 。
  16. 16.請求項11記載の免疫学的結合パートナーにおいて、ハイブリドーマAT CCN No.HB 10519によって生産されるmAb6G10の結合特性 を有することを特徴とする免疫学的結合パートナー。
  17. 17.患者の免疫応答を変調する治療方法において、IL−4で活性化された微 小血管内皮細胞と特異的に結合する作用剤を、血液中のVCAM−1と特異的に 結合する細胞が患者の後毛細管細静脈から細胞外液へ透過して遊出するのを阻止 するのに有効な量だけ患者に投与することを特徴とする治療方法。
  18. 18.請求項17記載の方法において、リンパ球が患者の後毛細管細静脈を透過 して遊出するのを阻止するのに有効な量の作用剤を投与することを特徴とする方 法。
JP3513758A 1990-08-02 1991-08-01 インターロイキン―4とインターロイキン―1βが共働してVCAM―1を誘導する Pending JPH05509318A (ja)

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