JPH03500553A - 喫煙製品用巻き紙と、その製造方法 - Google Patents
喫煙製品用巻き紙と、その製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
喫煙製品用巻き紙と、その製造方法
本発明は、喫煙製品用巻き紙と、その製造方法に関するものであり、この巻き紙
は、適当なタバコと組み合わせて紙巻きタバコ (シガレット)にした場合に、
従来の巻き紙を用いて製造した紙巻きタバコに比べて、粒子状のサイドストリー
ム煙を75%まで少なくすることができる。
発明の背景
喫煙しない人の大部分が不快に感じ且つ嫌がる、目に見えるサイドストリーム(
副流)の煙を減少させる努力がこの業界では続けられてきた。このサイドストリ
ームの煙に関する特許としては、以下のものが挙げられる。
クライン(W、 K、 C11ne)とマーチン(R,H,Martin)のア
メリカ合衆国特許ME 4,231,377号に記載のタバコに巻き付けられる
セルロースの巻き紙は、少なくとも15%の酸化マグネシウムと、少なくとも0
.5%のアルカリ金属の酢酸塩、炭酸塩、クエン酸塩、硝酸塩および酒石酸塩の
中から選択された補助剤とを含んでいる。この特許には喫煙製品と喫煙製品の製
造方法とが開示されている。さらに、この特許では、酸化マグネシウムにはその
水和物、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウムと水酸化マグネシウムとの混合
物とが含まれると記載されている。
クライン(Ill、 K、 C11ne)のアメリカ合衆国特許第4.420.
002号に記載のタバコに巻き付けられるセルロースの巻き紙は、平均分子サイ
ズが10μm未満の水酸化マグネシウムの充填剤5〜50%と、非反応性酸化マ
グネシウムの充填剤とを含んでいる。また、この特許には、繊維バルブ原料に水
酸化マグネシウムの充填剤を添加し、充填剤と繊維とを良く接触させた場合に最
良の結果が得られると記載されている。この特許には、喫煙製品と喫煙製品の製
造方法とが開示されている。
クライン(w、 K、 C11ne)とオウェンズ(IQ、F、 Owens)
のアメリカ合衆国特許第4.433.697号に記載の喫煙製品用のセルロース
の巻き紙は、セラミックファイバと、水酸化マグネシウムおよび/または酸化マ
グネシウム充填剤とを1〜5%含んでいる。上記セラミックファイバは、多結晶
アルミナ、珪酸アルミニウムおよび非晶質アルミナからなる群の中から選択され
る。また、この特許には、セラミックファイバを添加することによって、従来の
ものよりも多くの固形灰分が生じ、サイトス)リームの煙がかなり減少すると記
載されている。
この特許には、喫煙製品と喫煙製品の製造方法が記載されている。
オウェンズ<W、 P、 Owens)のアメリカ合衆国特許第4.450.8
47号に記載のセルロースの巻き紙は、充填剤としての沈澱直後の非晶質水酸化
マグネシウムゲルと、共充填剤としての非反応FJ−M化マグネシウム、炭酸カ
ルシウムまたはその両方とを紙の繊維上に有している。また、この特許には、特
に、化学的補剤として2〜8重量%の酢酸カリウムを含む巻き紙が開示されてい
る。この特許のポイントは、「水酸化マグネシウムの非晶質ゲル」の物理的特性
と、堆積物が繊維または紙と良く接触し且つ沈澱中に上記のゲルが紙の繊維を完
全に被う点にある。この特許には、この巻き紙の他に、喫煙製品と喫煙製品の製
造方法とが記載されている。
マーチン(R,t19Martin)の同時出願中の特許出願には、沈澱水酸化
マグネシウム充填剤15重量%未満き、微粒子状水酸化マグネシウム充填剤25
重量%未満と、炭酸カルシウム充填剤0〜10重量%き、酢酸ナトリウム・酢酸
カリウムの燃焼剤5%未満とを含むセルロースの巻き紙が開示されている。また
、上記微粒子状水酸化マグネシウムの平均粒径の最適値はかなり大きく、15μ
mである。このような大きな粒径は、当業者には予想されていなかったものであ
る。この特許出願には、サイドストリームの微粒子の放出速度が80%まで減少
するということが開示されている。サイドストリームの微粒子煙が70%以上減
少したタバコは、静的燃焼時にサイトス) IJ−ムの煙が発生せず、たとえ発
生しても極めてわずかである。
発明の要約
本発明の目的は、適当なタバコと一緒に紙巻きタバコに製造した場合に、最適速
度で静的に燃焼し、発生する微粒子状のサイドストリ−ム煙が従来の巻き紙で製
造した紙巻きタバコに比べて75%まで少なくなり、しかも、外観が良く、不透
明度の高い紙巻きタバコ用巻き紙を提供することにある。
これらの望ましい物理的特性および喫煙特性は、速い沈澱速度で固い顆粒状の水
酸化マグネシウム粒子が生成するようにコントロールされた沈澱反応を用いて調
製した、沈澱直後の水酸化マグネシウム充填剤を多量に混入することによって、
達成される。また、所望の燃焼特性とサイドストリーム煙特性とを最適化するた
めに、上記の微粒子状水酸化マグネシウムと炭酸カルシウム共充填剤とをさらに
用いることもできる。
発明の詳細な説明
本明細書および請求の範囲において、[沈澱直後の水酸化マグネシウムまたは沈
澱水酸化マグネシウム」という用語は、目に見える凝集が起きる前の沈澱物とい
うことを意味している。
前記の従来法に示されるように、サイドストリーム煙の少ない紙巻きタバコ用巻
き紙としては、2つの製品が開発されている。第1の商業製品は、従来の紙巻き
タバコのサイドストリーム微粒子の放出速度である2、1±0.1■/分に比較
して、放出速度が公称で50%減少する商業製品がアメリカ合衆国特許第4.4
50.847号に記載されている。この紙製品は、製造時に沈澱させた水酸化マ
グネシウム充填剤12〜15%と、炭酸カルシウム充填剤28〜25%と、酢酸
カリウム・酢酸ナトリウム燃焼剤約4重量%を含んでいる。第2の開発製品は、
沈澱水酸化マグネシウムと、微粒子状水酸化マグネシウムと、炭酸カルシウム充
填剤とを含み、さらに4〜5%の酢酸カリウム・酢酸す) +Jウム燃焼剤を含
んでいる。微粒子状水酸化マグネシウム充填剤の好ましい平均粒径はかなり大き
く、15μmである。この製品は、マーチン(R,H,Martin)の上記の
同時出願の特許明細書に記載されている。
このマーチン(R,HoMartin)の特許出願の製品はサイドストリーム煙
を減少させるという要求を満たしており、要求値以上に減少させることもある。
しかし、以下の3つの特性においては最適とは言えない。すなわち、(1)紙の
不透明度が低く、(2)静的燃焼速度が遅く、(3)最低限の灰が出る。これら
の3つの特性は、全て、微粒子状水酸化マグネシウム充填剤の粒径が大きいこと
に関係している。この微粒子状水酸化マグネシウム充填剤の粒径が大きいこ止は
、サイドストリーム煙が顕著に減少する理由の1つではあるが、この大きな水酸
化マグネシウム充填剤微粒子は、可視光線を効果的に拡散させるのに最適な粒径
よりかなり大きく、熱伝導と周辺燃焼時の円錐温度とを低下させるため、紙の静
的燃焼速度が低下し、また、それ本来の幾何学的効果と低燃焼速度に起因して灰
の粘着力が小さくなる。従って、この紙の持つ優れたサイトス)IJ−ム煙の減
少特性にあまり影響を与えずに、上記3つの特性を最適化する手段がめられてい
る。
文献調査の結果、沈澱によって得られる水酸化マグネシウムの粒径、スラリー粘
度、沈降速度、沈降容積等は、添加試薬の化学量論比、濃度、マグネシウム塩ア
ニオン、水酸化物カチオン、温度、撹拌等によって変化することがわかった。
コレらの制御因子は、カヌンゴ(S、 B、 Kanungo) 、ベー(P、
K、 Pe)およびバス(υ、 P、 Ba5u)による「インディアンジ十
−ナルオブテクノロジー(Indian J、 Technol、)J第8号(
1970年)第23頁に掲載の論文と、ソーネル(0,5ohnel)およびマ
ラセック(JoMaracek)の「クリスタルアンドテク−−−/り(Kri
stal and Tecknik) J第13号(1978年)253頁に掲
載の論文にまとめられている。水酸化マグネシウムの粒径を制御する上で最も重
要な因子は反応物の添加速度である。。
すなわち、水酸化物とマグネシウム塩との化学当量を一緒に積を大きくした場合
に得られるゼラチン状の沈澱物中jこ極めて小さい粒子が見られるのとは反対に
、個々の水酸化マグネ7シウム粒子または凝集体が比較的大きいということが推
察される。両方の反応物の添加速度が完全に等しいという条件からズレると粘度
がより高く、沈降速度がより遅く、沈降容積がより大きい水酸化マグネシウムス
ラリーが生成する。このことは、粒子がより小さくなり、ゲル構造体が増加して
いることを示している。実際には、2つの反応物の相対添加速度を化学量論上の
当量<1=1)比の前後の種々の値で正確に設定することが、水酸化マグネシウ
ムスラリーの粘度、従って、粒径を制御する方法となる。さらに、沈澱時にスラ
リー中に存在させる微粒子の水酸化マグネシウムまたは炭酸カルシウムのような
「種」材料の種類、粒径および量が、スラリーの最終粘度と、得られた紙き、そ
の喫煙特性に影響を与えることが観察によって分かっている。従って、水酸化マ
グネシウムの粒径は、上記変数を制御することによって、沈澱中に容易に最適化
することができる。
水酸化マグネシウムの粒径を制御することができるというこの可能性によって、
水酸化マグネシウム充填剤を含む低サイトス) IJ−ム煙用巻き紙の不透明度
と、可燃性と、灰の生成量とを有効に改良できるということが証明された。平均
粒径が大きく、主に荷電が中性である沈澱直後の水酸化マグネシウムは、強く帯
電した極めて細かい水酸化マグネシウム粒子はど効果的に亜麻繊維を被覆しない
ので、可燃性が良くなる。この理由により、上記の従来特許の方法によって沈澱
した水酸化マグネシウム充填剤の全部と、粒径の大きな水酸マグネシウム充填剤
の一部または全部とを上記の制御された方法により沈澱した水酸化マグネシウム
に代えることができ、それによって、紙の正味の可燃性を向上させることができ
る。
実際には、上記の制御された沈澱方法によって得られる水酸化マグネシウムの平
均粒径によって、紙の静的燃焼速度とサイトスl−’J−ム微粒子煙の放出速度
とが決まる。粒子が大きくても小さくても沈澱直後の水酸化マグネシウムの活性
は本来高いので、サイドストリーム煙の減少効果は優れている。
さらに、沈澱した水酸化マグネシウムの粒子が大きいほど、光線の拡散がより効
果的になるため紙の不透明度が向上し、繊維−繊維の接着面積が増大するため紙
の引張り強度が向上する。
本発明は、静的燃焼速度が高く、サイドストリームの微粒子煙減少効果に優れた
サイドストリームの少ない紙巻きタバコ用巻き紙中の水酸化マグネシウム充填剤
の量を増大させる新規な方法である。これは、沈降の速い粒状の水酸化マグネシ
ウム粒子を製造することができる、制御された沈澱方法によって得られた水酸化
マグネシウムを使用することによって達成される。すなわち、この制御された方
法により沈澱した水酸化マグネシウムを充填剤として2〜60重量%の量で用い
、共充填剤としてO〜40M量%の量の微粒子状水酸化マグネシウムおよび/ま
たは共充填剤としての0〜40重量%の炭酸カルシウムと一緒に紙に加える。こ
の充填剤系を用いた好ましい巻き紙は重量が45g/M2の100%亜麻バルブ
シートであり、このシートは上記充填剤を総量で30〜40重量%含み、その2
0〜30%が沈澱直後の水酸化マグネシウム充填剤であり、10〜20%が炭酸
カルシウム共充填剤である。この場合、サイドストリーム微粒子の放出速度は6
0〜75%減少する。
実施例1
上記概念の最初の調査は、ハンドシートの可燃性に対する沈澱方法の効果の評価
である。反応物の各種添加方法を評価し、ハンドシート組成物に対する「最悪の
」可燃性モデルを選択した。このハンドシートは、沈澱直後の水酸化マグネシウ
ム充填剤15%と平均粒径が15μmの微粒子状水酸化マグネシウム共充填剤2
5%とを含んでいた。この特殊なハンドシート組成物は、初期のハンドシート調
査および喫煙調査において常に自己消火性を示した。反応物の添加法、PH,粘
度、静的燃焼速度および静的サイドストリーム微粒子煙放出速度を下記第1表に
示した。各実験では、2つの反応物に対して化学量論的に正確な当量を添加し、
反応物の添加方法だけを変化させた。
上記の結果は、劇的且つ決定的である。1つの添加方法のみが静的燃焼を続ける
ハンドシートになる。すなわち、2つの反応物を周囲温度条件下で化学量論的に
等しい添加速度で結合させた場合である。また、沈澱した水酸化マグネシウム懸
濁液のスラリー粘度も劇的であり、添加速度が等しい方法によって、沈澱した水
酸化マグネシウム独特の物理特性が認められた。多孔度が低い1つの紙VBR6
535−I Bを除いて、多孔度が燃焼特性に影響を与えることはほとんどない
。一連のコレスタ(Coresta)多孔度は、比較的一定であり、空気透過単
位で24.3±4である。
実施例2
多数のハンドシートスクリーニングテストを行って、同一添加速度プロセスによ
り沈澱させた水酸化マグネシウム充填剤を多量に添加した場合と、微粒子状水酸
化マグネシウム共充填剤を少量添加した場合または全く添加しない場合と、炭酸
カルシウム共充填剤を適当に加えた場合の静的燃焼速度およびサイトス) IJ
−ム微粒子放出速度に対する効果を測定した。用いたハンドシートは全て同一添
加速度プロセスにより沈澱させた水酸化マグネシウムを用いて作った。また、こ
の沈澱時に、他の共充填剤を存在させた。この場合に用いた繊維と、沈澱した水
酸化マグネシウム充填剤の量と、炭酸カルシウム充填剤の量と、スラリー粘度と
、静的燃焼速度と、サイドストリーム微粒子放出速度は、下記第2表に示しであ
る。
上記データから、同一添加速度プロセスにより沈澱させた水酸化マグネシウム充
填剤を多量に含み、炭酸カルシウム共充填剤を中程度の量含み、微粒子状水酸化
マグネシウム共充填剤をほとんどまたは全く含まない低サイドストリームの紙巻
きタバコ用巻き紙の場合に、可燃性が中程度〜高く且つサイトス) IJ−ム微
粒子放出速度の低い紙巻きタバコが得られるということがわかる。サイドストリ
ーム微粒子放出速度は、従来の市販のタバコの平均放出速度である2、1±0.
1■/分に比べて、61〜72%の範囲に減少する。同一添加速度プロセスを用
いて沈澱させた水酸化マグネシウムを増加させた場合に静的燃焼速度が大幅に増
加するということは、他の方法と原料とを用いて沈澱させた水酸化マグネシウム
を用いた従来のもののテスト結果と比較すると、意外なことである。
実施例3
上記のハンドシートスクリーニングテストによって、同一添加速度プロセスによ
って作った沈澱水酸化マグネシウム充填剤を多量に用い、且つ、それを炭酸カル
シウム共充填剤のみと組み合わせた場合に、サイトス) IJ−ム微粒子放出速
度が極めて低く且つ可燃性が向上した低サイトス) IJ−ムの紙巻きタバコ用
巻き紙が製造できるということが確認された。
本実施例のハンドシートテストでは、沈澱水酸化マグネシウム充填剤と炭酸カル
シウム充填剤の量を系統的に変化させて、最適な静的燃焼速度でサイトス)IJ
−ム微粒子放出速度が最も低い好ましい充填剤量を決定した。この場合の同一添
加速度プロセスを用いて沈澱させた水酸化マグネシウム充填剤の量と、炭酸カル
シウム共充填剤の量と、スラリー粘度と、静的燃焼速度と、サイドストリーム微
粒子放出速度とは、下記第3表に示しである。
この実験結果は明白である。静的燃焼速度の明らかな最小値は、沈澱水酸化マグ
ネシウム充填剤の量が20〜25%の範囲であるということを示している。サイ
ドストリーム微粒子放出速度の場合の最適値は水酸化マグネシウム充填剤の量が
25〜30%の範囲の場合である。従って、沈澱水酸化マグネシウムと炭酸カル
シウム充填剤の量が各々25%と15%の時に最適な喫煙特性が得られる。この
充填剤組成の巻き紙の静的燃焼速度は約50mg/分であり、サイトス) IJ
−ム微粒子放出速度は約0.60■/分(71%減少)であり、どちらも全く問
題のない数値である。
実施例4
一般に燃焼剤といわれる添加助剤は、種々の水酸化マグネシウム/酸化マグネシ
ウム充填剤系を主成分とした低サイドストリーム紙巻きタバコ用巻き紙の主成分
であるので、同一添加速度プロセスを用いて沈澱させた水酸化マグネシウム充電
剤と炭酸カルシウム共充填剤とを含む機械製造用の低サイドストリーム紙巻きタ
バコ用巻き紙を種々の景の酢酸カリウム燃焼剤で処理してサイトス)IJ−ム喫
煙特性を評価した。
サイズプレスを水で加工したトライアルRD99827から作った機械製造の低
サイドストリームの紙巻きタバコ用巻き紙を、この測定のために使用した。この
巻き紙の基本重量は45g / M ’で、同一添加速度プロセスを用いて沈澱
させた水酸化マグネシウム充填剤25%と炭酸カルシウム共充填剤15%とを含
んでいる。水酸化マグネシウムは炭酸カルシウム共充填剤の存在下で沈澱させた
。この巻き紙の平均多孔度は19コレスタ(Coresta)であり、タッピ(
Tappi)不透明度は84.2%であった。この不透明度は、微粒子からなる
水酸化マグネシウム充填剤と沈澱水酸化マグネシウム充填剤との2つの充填剤を
含む機械製造用の低サイドストリーム紙巻きタバコ用巻き紙の場合の平均タッピ
(Tappi)不透明度である70%に比較して、劇的に向上している。この実
験で使用したRD 99827ベーバーは、サイズプレスで水を用いて製造され
たものであるが、酢酸マグネシウムと水酸化ナトリウムとからライン外の沈澱反
応によって生成した酢酸ナトvウム燃焼剤約1.5〜2.0重量%をさらに含ん
でいる。
トライアルRD 99827からのペーパーを4”の広幅の実験用サイズプレス
を用いて、酢酸カリウムの2重量%、4重量%、6重量%、8重量%、10重量
%および12重量%の水溶液で処理した。紙巻きタバコを各ペーパーで製造し、
喫煙した。
この場合の静的燃焼速度とサイドストリ−ム微粒子放出速度は、以下の第4表に
示しである。
第4表
上記のデータから、静的燃焼速度は、2%酢酸カリウム処理から6〜8%燃焼剤
処理まで規則的に大きくなることがわかる。また、燃焼剤による処理量が大きく
なっても、静的燃焼速度は一定のままである。一方、サイドストリーム微粒子放
出速度の結果は全く違っている。すなわち、サイドストリーム微粒子放出速度は
、燃焼剤処理の全範囲にわたってでほぼ一定で0.78±0.04mg/分であ
る。従って、この実験結果から、燃焼剤の量は静的燃焼速度に影響を与えるが、
サイドストリーム微粒子放出速度にはほとんど作用しないことがわかる。
発明のまとめ
最適燃焼特性と、大幅なサイドストリーム微粒子放出速度の減少は、以下の特徴
を有する低サイトス) IJ−ム紙巻きタバコ用巻き紙を用いることによって得
られる。
(1)従来の紙巻きタバコ用巻き紙として使用されている亜麻バルブ巻き紙化学
木材バルブ等のセルロースパルプ繊維を含む。
(2)基本重量は30〜100 g/M2である。
(3)制御された反応プロセスにより得られた沈澱直後の水酸化マグネシウム充
填剤と、微粒子状水酸化マグネシウム共充填剤および/または炭酸カルシウム共
充填剤を含む。
(4)化学量論量に等しい、または、はぼ等しい添加速度で反応物を添加するこ
とを基本とした制御された反応により沈澱された沈澱直後の水酸化マグネシウム
を含む。
(5)塩化物、硝酸塩、酢酸塩等の可溶性のマグネシウム塩とTAまたはHA族
の水酸化物とを、制御された沈澱反応により沈澱させた沈澱直後の水酸化マグネ
シウム充填剤を含む。
(6)水酸化マグネシウム微粒子および/または炭酸カルシウム共充填剤の存在
下且つセルロース繊維バルブの非存在下で化学量論量に等しい、または、はぼ等
しい同一添加速度プロセスによって沈澱させた沈澱直後の水酸化マグネシウム充
填剤を含む。
(7)制御された反応による沈澱直後の水酸化マグネシウム充填剤を、巻き紙中
の充填剤の量で2〜60重量%、好ましくは15〜35%含む。
(8)水酸化マグネシウム微粒子充填剤を、巻き紙中の充填剤の量で0〜40重
量%、好ましくは0〜25%含む。
(9)粒径が2〜50μm5好ましい平均粒径が10〜15μmの水酸化マグネ
シウム微粒子充填剤を含む。
OG 炭酸カルシウム共充填剤を、巻き紙中の充填剤の量で0〜40重量%、好
ましくは5〜30%含む。
(11) 化学的補助剤、すなわち、燃焼剤、酢酸カリウムおよび酢酸す) I
Jウムを別々に、または混合物として含み、その量は巻き紙中の量で1〜8重量
%、好ましくは3〜5重量%である。
上記の特徴を有する低サイトス) IJ−ム紙巻きタノくコ用巻き紙を用いるこ
とによって、組み合わせが良く、不透明度が極めて高く、可燃性が最適で、サイ
ドストリーム放出速度が従来の市販の紙巻きタバコに対して71%減少した約0
,60■/分の巻き紙が得られる。
国際調査報告
Claims (42)
- 1.セルロース繊維に化学量論量に基本的に等しい速度で反応物を塗布すること を基本とする、制御された反応による沈澱直後の水酸化マグネシウム充填剤を充 填剤として含むセルロース繊維シートによって構成される紙巻きタバコ、葉巻等 の喫煙製品用巻き紙。
- 2.上記沈澱直後の水酸化マグネシウム充填剤が、微粒子状の水酸化マグネシウ ム充填剤の存在下且つセルロース繊維の非存在下で沈澱させたものであることを 特徴とする請求項1に記載の巻き紙。
- 3.上記沈澱直後の水酸化マグネシウムの量が、上記シート中で2〜60重量% であることを特徴とする請求項2に記載の巻き紙。
- 4.上記沈澱直後の水酸化マグネシウムの量が15〜35%であることを特徴と する請求項2に記載の巻き紙。
- 5.上記微粒子状水酸化マグネシウム充填剤の量が0〜40%であることを特徴 とする請求項2に記載の巻き紙。
- 6.上記微粒子状水酸化マグネシウム充填剤の量が0〜25%であることを特徴 とする請求項2に記載の巻き紙。
- 7.上記微粒子状水酸化マグネシウム充填剤の粒径が、2〜50μm、好ましく は10〜15μmであることを特徴とする請求項2に記載の巻き紙。
- 8.燃焼剤の酢酸カリウムと酢酸ナトリウムを、別々にまたは混合物として上記 シート中に1〜8重量%、好ましくは3〜5重量%含むことを特徴とする請求項 2に記載の巻き紙。
- 9.上記沈澱直後の水酸化マグネシウム充填剤が、炭酸カルシウム共充填剤の存 在下且つセルロース繊維の非存在下で沈澱されたものであることを特徴とする請 求項1に記載の巻き紙。
- 10.上記沈澱直後の水酸化マグネシウム充填剤の量が、シート中で2〜60重 量%であることを特徴とする請求項9に記載の巻き紙。
- 11.上記沈澱直後の水酸化マグネシウム充填剤の量が、シート中で15〜35 重量%であることを特徴とする請求項9に記載の巻き紙。
- 12.上記炭酸カルシウム共充填剤の量が0〜40%であることを特徴とする請 求項9に記載の巻き紙。
- 13.上記炭酸カルシウム共充填剤の量が5〜30%であることを特徴とする請 求項9に記載の巻き紙。
- 14.燃焼剤の酢酸カリウムと酢酸ナトリウムを、別々にまたは混合物としてシ ート中に1〜8重量%、好ましくは3〜5重量%含むことを特徴とする請求項9 に記載の巻き紙。
- 15.タバコ原料と、このタバコ原料用の巻き紙とによって構成される喫煙製品 において、上記巻き紙が、セルロース繊維に反応物を化学量論量にほぼ等しい添 加速度で塗布することを基本とした、制御された反応により沈澱させた沈澱直後 の水酸化マグネシウム充填剤を含むセルロース繊維シートによって構成されてい ることを特徴とする喫煙製品。
- 16.上記沈澱直後の水酸化マグネシウム充填剤が、炭酸カルシウム共充填剤の 存在下且つセルロース繊維の非存在下で沈澱されたものであることを特徴とする 請求項15に記載の喫煙製品。
- 17.上記沈澱直後の水酸化マグネシウム充填剤の量が、シート中で2〜60重 量%であることを特徴とする請求項16に記載の喫煙製品。
- 18.上記沈澱直後の水酸化マグネシウム充填剤の量が、シート中で15〜35 重量%であることを特徴とする請求項16に記載の喫煙製品。
- 19.上記炭酸カルシウム共充填剤の量が0〜40%であることを特徴とする請 求項16に記載の喫煙製品。
- 20.上記炭酸カルシウム共充填剤の量が5〜30%であることを特徴とする請 求項16に記載の喫煙製品。
- 21.上記微粒子状水酸化マグネシウム充填剤の量が0〜25%であることを特 徴とする請求項16に記載の喫煙製品。
- 22.上記微粒子状水酸化マグネシウム充填剤の粒径が、2〜50μm、好まし くは10〜15μmであることを特徴とする請求項16に記載の喫煙製品。
- 23.燃焼剤の酢酸カリウムと酢酸ナトリウムを、別々にまたは混合物としてシ ート中に1〜8重量%、好ましくは3〜5重量%含むことを特徴とする請求項1 6に記載の喫煙製品。
- 24.上記沈澱直後の水酸化マグネシウム充填剤が、炭酸カルシウム共充填剤の 存在下且つセルロース繊維の非存在下で沈澱させたものであることを特徴とする 請求項15に記載の喫煙製品。
- 25.上記沈澱直後の水酸化マグネシウム充填剤の量が、シート中で2〜60重 量%であることを特徴とする請求項24に記載の喫煙製品。
- 26.上記沈澱直後の水酸化マグネシウム充填剤の量が、シート中で15〜35 重量%であることを特徴とする請求項24に記載の喫煙製品。
- 27.上記炭酸カルシウム共充填剤の量が0〜40%であることを特徴とする請 求項24に記載の喫煙製品。
- 28.上記炭酸カルシウム共充填剤の量が5〜30%であることを特徴とする請 求項24に記載の喫煙製品。
- 29.燃焼剤の酢酸カリウムと酢酸ナトリウムを、別々にまたは混合物としてシ ート中に1〜8重量%、好ましくは3〜5重量%含むことを特徴とする請求項2 4に記載の喫煙製品。
- 30.喫煙製品から放出される、目に見えるサイドストリーム煙を減少させる方 法において、タバコ製品のタバコ原料を巻き付ける巻き紙が、セルロース繊維に 化学量論量にほぼ等しい添加速度で反応物を塗布することを基本とする制御され た反応により沈澱させた、沈澱直後の水酸化マグネシウム充填剤を含むセルロー ス繊維シートによって構成されていることを特徴とする喫煙製品。
- 31.上記沈澱直後の水酸化マグネシウム充填剤が、炭酸カルシウム共充填剤の 存在下且つセルロース繊維の非存在下で沈澱させたものであることを特徴とする 請求項30に記載の方法。
- 32.上記沈澱直後の水酸化マグネシウム充填剤を、シート中に2〜60重量% で添加することを特徴とする請求項31に記載の方法。
- 33.上記沈澱直後の水酸化マグネシウム充填剤を15〜35%の量で添加する ことを特徴とする請求項31に記載の方法。
- 34.上記微粒子状水酸化マグネシウムを0〜40%の充填量で添加することを 特徴とする請求項31に記載の方法。
- 35.上記微粒子状水酸化マグネシウム充填剤の粒径が、2〜50μm、好まし くは10〜15μmであることを特徴とする請求項31に記載の方法。
- 36.燃焼剤の酢酸カリウムと酢酸ナトリウムを、別々にまたは混合物としてシ ート中に1〜8重量%、好ましくは3〜5重量%含むことを特徴とする請求項3 1に記載の方法。
- 37.上記の沈澱直後の水酸化マグネシウム充填剤が、炭酸カルシウム共充填剤 の存在下且つセルロース繊維の非存在下で沈澱させたものであることを特徴とす る請求項30に記載の方法。
- 38.上記の沈澱直後の水酸化マグネシウム充填剤の量が、シート中で2〜60 重量%であることを特徴とする請求項37に記載の方法。
- 39.上記の沈澱直後の水酸化マグネシウム充填剤の量が、シート中で15〜3 5重量%であることを特徴とする請求項24に記載の喫煙製品。
- 40.上記炭酸カルシウム共充填剤の充填量が0〜40%であることを特徴とす る請求項37に記載の方法。
- 41.上記炭酸カルシウム共充填剤の充填量が5〜30%であることを特徴とす る請求項37に記載の方法。
- 42.燃焼剤の酢酸カリウムと酢酸ナトリウムを、別々にまたは混合物としてシ ート中に1〜8重量%、好ましくは3〜5重量%含むことを特徴とする請求項3 7に記載の方法。
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