JPH03500604A - 鶏痘ウイルスプロモータ - Google Patents
鶏痘ウイルスプロモータInfo
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- JPH03500604A JPH03500604A JP63508743A JP50874388A JPH03500604A JP H03500604 A JPH03500604 A JP H03500604A JP 63508743 A JP63508743 A JP 63508743A JP 50874388 A JP50874388 A JP 50874388A JP H03500604 A JPH03500604 A JP H03500604A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
技術分野
本発明は、組換えDNA法の分野に属し、鶏痘ウィルスベクターに挿入される外
来DNAの発現に有用なプロモータに関する。
従来の技術
ポックスウィルスは、二重直鎖DNAゲノムを含む複雑な形態を有する大型ウィ
ルスである。それらは、細胞の細胞質内で複製するDNAウィルスの少数群の1
つである。それらは6属:即ちオルソポックスウィルスopjhopoxvir
uses、アヴイボックスウイルスavipoxviruses、カプリポック
スウィルスcaprip。
xviruses、レポリボックスウィルスI!po+1poxviruses
、パラポックスウィルスparapoxvi+us、及び昆虫ポックスウィルス
ent。
mopoxvirusesに分類される。オルソポックスウィルスであるワクシ
ニアウィルスは、ポックスウィルスの中で最も広範に研究されており、また米国
特許第4.603.112号(Paolejti等)の対象である。鶏痘ウィル
スはアヴイボックスウイルス又は鳥類ポックスウィルスである。
組換えDNA法における最近の進歩により、ワクシニアウィルスは、外来遺伝子
を運搬し、発現するためのベクターとして用いることができるようになった。
この点ニラいては、M、Mackefl & G、L、Sm1th (Jour
nal 01General ViroloB 67、 2067〜2082(
1986))を参照されたい。
ワクシニアウィルスのある種の特性により、それは本目的に適するようになる。
先ず、それは、少なくとも25,000塩基対までの、そのゲノム中の大量の外
部DNAを認容する。第二に、それは、特異的にメツセンジャーRNAの転写を
DNAゲノム上のウィルスプロモータ配列から開始するそれ自身のRNAポリメ
ラーゼをコードする。宿主細胞RNAポリメラーゼ■はこれらのウィルスプロモ
ータを認識しないか、あるいはワクシニアRNAポリメラーゼは、宿主RNAポ
リメラーゼによって認識されるプロモータから転写しない。これら2つの特性に
より、外来遺伝子は、ワクシニアウィルスプロモータの制御下でワクシニアウィ
ルスゲノムに挿入可能となる。ワクシニアウィルスゲノムが非常に大きいこと(
186,000塩基対)と、DNA単独では感染性でないという事実のために、
制限酵素開裂及びDNA断片のゲノムとの結紮(連結)という従来の組換えDN
A法は、技術的に実行可能でない。したがって、相同組換え操作によりDNAを
ゲノム中に導入する。相同組換えは、事実上、(1)ワクシニアウィルス(V
V)の複製及び正常機能を減損しないいくつかの領域における本ウィルスの長さ
を予め選択しく以下、「非必須領域」と称する)、(2)非必須領域のコピー中
にある長さの外来DNAの構築物を作成し、したがってVV DNAの非必須領
域の延長配列によって外来DNAが連結されており、(3)適当な組織培養細胞
を■■で、並びにその構築物で共感染し、(4)構築物DNAによりゲノム中に
それが複製されるよう、in vivoで予め選択された長さが取り換えられた
(r組換えられたJ)VVを含有する細胞を選択することを包含する。
外来遺伝子を構築物中に挿入するためには、構築物はそれ自体ベクター中、例え
ばプラスミドに含まれる必要がある。それはまた、ウィルス内の外来DNAの発
現を調節するためのプロモータを包含する必要もある。その手順は、上記Mac
keH及びSm1thの再検討に十分に記載されている。ワクシニアウィルスベ
クターは、いくつかのウィルス蛋白質に対するDNAの発現に関して実験的にこ
の方法で用いられてきた。例えば、狂犬病ウィルス糖蛋白質の発現に関しては、
M、Kicn7等(Nature 312゜163〜+66 (+984))を
参照されたい。ワクシニアウィルスベクターは、ベクターとしてのその用途を減
損することなく、弱毒化、即ちそれを低毒性となるよう変えることができるため
、予防接種に使用し得る可能性は十分にある。
原則的に、同様の技法を鶏痘ウィルス(FPV)に適用できることがここ数年認
識されており(例えば、M、 M、 B1nn5等、l5rael Journ
al of Ve+erinaB Medicine42.124〜127(1
986)を参照されたい)、それにより、食用飼鳥類の予防接種に用いるための
ベクターが提供される。VVと同様にFPVは、非常に大きなゲノムを有する(
v■よりも大きくさえある:概算値240〜360キロベース)が、それがどの
程度までワクシニアウィルスと似ているかは公知でない。
FPVベクターにおける外来DNAの発現に不可欠な要件の1つは強力なプロモ
ーターであり、これはFPV RNAポリメラーゼによって認識される。■■に
おいてはいくつかのプロモータが確認されているが、しかしそれらの相対的強度
は十分に調査されてはいない。その主なものを以下に示す:1、 p7.5.
1.5Kdポリペプチドプロモータ。これは初期及び後期活性を有し、ワクシニ
アに挿入される遺伝子を発現するた2、 pH,ワクシニアHindu断片F/
Eの接合部にマツピングされ、IIKdの大型構造ポリペプチドに対する遺伝子
は、広範に用いられてきた後期プロモータを有する。C,Be+1hole1等
、Proc、Na11.Acad、Sci、USA 82. 2096〜210
0(1985)。
3、 pTK、チミジンキナーゼをプロモートする。この遺伝子はワクシニアH
indI[[断片にマツピングされる。J、P、Wei+等、Virology
158. 206〜210 (1987)。このプロモータは大いに用いられ
てきたというわけではなく、強力ではないと尤えられる。
4、pF、未知の、初期非必須遺伝子をプロモートする。
これはワクシニアHindu断片Fでマツピングされる。D。
Pan1cali等、Proc、Na目、Acad、Sci、USA80. 5
364〜5368(1983)を参照されたい。最近、「相対的に有効でない」
、即ちTKプロモータの10分の1の効力しかないことが明らかにされた。B。
E、 H1Coup2+等、J、Gen、Vital、88.2299〜230
9(19g?)。
5、 p4b、4b遺伝子は62Kdのコア蛋白質をコードする。それは、ワク
シニアHindIII断片Aにマツピングされる後期ブロモ参照。4b蛋白質は
ワクシニアにおけるウィルス蛋白質の約10%を占める。
6、及び7. pM、及びpl、 これらは、それぞれワクシニアHindII
[%片M及びI断片からの2つの特徴のない初期ワクシニアプロモータであって
、多価ワクシニアワクチン作成に用いられる。M、 E、 Pe+kus等、5
cience 229. 981〜984 (1985)。
8、 p2gK、 後期28Kdコア蛋白質をコードする遺伝子をプロモートす
る。J、P、Weir等、J、 Vital、 61. 75〜80 (19g
?)。これは大して用いられてはいない。
FPVのゲノムDNA配列についての情報不足のため(そして事実、vvは、V
vのゲノムDNA配列の約3分の1に関してしか発表されていないために)、v
vにおいて公知の特定プロモータと同様のものがFPVにもあるのか否かは予測
できなかったし、あるいはプロモータとしてのその効能を予測することはできな
かった。
FPVのゲノムのDNA配列に関しては、非常に限られたデータだけが発表され
ているにすぎない。したがって、Boyle等(Vi+ologr 156.
355〜365 (1987))は、チミジンキナーゼ(T K)遺伝子の配列
を発表し、合計1061塩基対の配列を配置した。これらの著者達は、FPVプ
ロモータ領域を探求し、それが、11の■vプロモータに共通のいわゆるコンセ
ンサス配列を含むことを認めた[A、 Pluciennicxak等、Nuc
leic Ac1dsResearch 13. 985〜998 (1985
)] 、この「コンセンサス配列」はTATA・・・・・・(20〜24bp)
・・・・・・AATAAを基礎としていると考えられるが、しかし、それからの
多数の逸脱が認められたし、また全領域は非常にAT−リッチであるため「コン
センサス配列」という概念は批判的検討に耐え得ない。さらに、これらのコンセ
ンサス配列とTKmRNASの5′末端との間の距離は、FPVとvvとの間で
隔たっている。FPV KT遺伝子はワクシニアウィルスベクターにおいて発現
され、したがって■VRNAポリメラーゼに認識されることが判明したため、こ
れら2つのプロモータ間のある程度の類似性が推定される。もちろん、全てのv
vプロモータが全てのFPVプロモータと非常に相同性が高いということにはな
らず、事実、本発明者の未発表データは、これが真相でないことを示唆している
。
さらに従来技術は、「発明の要約」の項の後で言及するつもりであり、その内容
も明らかにされる。
発明の要約
本発明の多くは、いくつかのFPV遺伝子の位置を定め、プロモータ性強度に関
してそれらに関連した5′非コード領域を試験し、それによっである強力なプロ
モータを選択することによって生じた。
FPVゲノムのいくつかの領域は、本発明に至る研究で調べられてきた。それら
のいくつかはDNAを酵素BamHIで切断し、それによって生成されるプラス
ミドの範囲内から約11,2キロベースの挿入体を有するものを選択し、そのD
NA長を調べることによって生じる。別のものは、FPvゲノムを無作為(ラン
ダム)クローニングし、これらの配列を上記ワクシニア4b遺伝子のDNAの配
列と比較することによって生じた。
強力なプロモータを確認する別の方法には、FPV DNAからのRNA転写を
シミュレートすることが含まれる。
その結果、5つの強力なプロモータが判明したので、本発明はそれらを含む種々
のDNA分子を提供する。ポックスウィルスDNAのプロモータについては、現
在、科学的には十分には分かっていない。遺伝子の5′又は「上流」末端までの
一定の領域は、転写に関与するRNAポリメラーゼを結合することによりメツセ
ンジャーRNAにゲノムDNAを転写するのに役立つので、その遺伝子の開始コ
ドンを含むRNAの転写が可能となるということは公知である。このような上流
領域が「プロモータ」と呼ばれる。上流配列のヌクレオチドのどれがプロモーシ
ョンに不可欠で、どれが不可欠でないか、あるいは公知のプロモータの正確には
どれが最小でどれが最大の長さなのかをはっきりということはできない。プロモ
ータがどのあたりで、どの位の長さであるか正確に分からないのは一見、かなり
不満足であるようであるが、DNAの転写に役立つ領域外の別のDNAを含入す
ることについては通常何の害もないため、実際には問題でない。さらに、後述す
る通り、それは、この領域をさらに精確に測定するための冗長な実験によって可
能となる。これらの全情況においては、したがって、プロモータの配列に言及す
るよりむしろ、それが先行する遺伝子に言及することによってプロモータを定義
する方がより妥当である。問題の遺伝子のうち4つは、BamHI断片のオープ
ン読み枠0RF8.0RF5及びORF 10のものであり、大半がほとんどワ
クシニア4b遺伝子に対応する(最高度の相同性を示す)FPVの遺伝子であ、
る。最後に記載したFPV遺伝子は、便宜上FP4bと呼ばれる。これらの遺伝
子は、以下の実施例1で十分に確認される。
5番目の強力にプロモートされる遺伝子は、ウィルスDNAが転写される場合に
生成されると考えられるmRNAの量を調べることにより確認した。強力なプロ
モータは、弱いプロモータよりも大量のRNAの転写を指示する、というのがそ
の理論である。In vivoの実験で生じる問題を回避するために、RNAは
、in yivo &写に匹敵すると思われる方法でinマ11rOで調製した
。このようにして調製したRNAを、FPV DNAのB1[11HI及びEc
oRI制限断片と交雑(ハイブリダイズ)した。
いくつかの断片との強力なハイブリダイゼーションによって強力にプロモートさ
れた遺伝子が示されるようになり、この方法によって、少なくとも一部、0.7
9 kb E CORI断片内に整列するこのような遺伝子が確認されて、その
断片が部分的に配列された:実施例2参照。
これら5つの遺伝子は種々の方法で定義することができるが、もちろん、1つの
鎖の間、あるいはFPVの種類の間で、それらの配列の差異は疑いなく小さいと
いうことは常に共通している。それらを定義する便利な、且つ任意の方法の1つ
は、それらがコードする適当な長さのアミノ酸配列に言及することである。最初
の10個、さらに好ましくは最初の20個のアミノ酸といったところが、FPV
におる独特の配列を形成rると考えるのが理にかなっている。したがって、4つ
の遺伝子のある慣用的定義は、以下に示すと同様の最初の20個のアミノ酸に基
づくものである:
(+)FP4b遺伝子。これは以下の開始配列を有する、約657個のアミノ酸
の蛋白質をコードする。
Met Glu Ser Asp Set Asn Ile Ala Ile
GluGlu Val LFS Tyr Pro Asn Ile Leu L
eu Glu(2)BamHI断片0RF8遺伝子。以下の開始配列を有する、
約116個のアミノ酸の蛋白質をコードする。
Met Glu Glu Gly Lys P+o ArgArgSer 5e
rAla Val Leu T+pλtel Leu l1ePro Gas
Gly(3)BamHI断片0RF5遺伝子。以下の開始配列を有する、約10
5個のアミノ酸の蛋白質をコードする。
Met Ile Ile Arg Arg Asn Asn Lyys Ala
LeuGly Set Val Met Set Asp Phe Ile
146 Thr(4)B2mHI断片ORF 10遺伝子。以下の開始配列を有
する、約280個のアミノ酸の蛋白質をコードする。
Met Lys Phc Lys Glu Val ArgA+n Thr l
1eLys Lys hiel Asn Ile Thr Asp l1eLy
s l1e−遺伝子(5)は、少なくとも一部は?90bp (0,79kb)
D N A配列内に位置し、その5′末端付近に配列:(5’) TGTCA
TCATA 丁CCACCTATA AATGTAATATを、またその3′末
端付近に以下の配列:
AAGAATAGTCTAAATTACCT AACATAGAACATCAT
(3’)を含む、と定義することができる。
遺伝子(1)〜(4)に関しては、20個のアミノ酸における変動は異なるFP
V株間で生じるであろうことは、もちろん理解できる。おそらく、全遺伝子に関
して少なくとも90%の相同性が認められるが、しかし、最初の20個のアミノ
酸に関しては相同性が低くてもよく、おそらくは3〜4つまでの差異が認められ
る。しかしながら、最初の10〜20個のアミノ酸配列における異所性の正確な
度合いは何であれ、どの遺伝子が意図するものに関して当業者はいかなる疑いも
ないことは確かである。
同様に、遺伝子(5)に関しては、引用したDNA配列は検出されたEC0RI
断片のものであり、FPVのいくつかの株においては、一方又は両方のEcoR
I制限部位を欠く可能性があり、その結果、DNA配列を引用することが限定的
である。790bp断片に関して本明細書に示された配列情報の助けをかりれば
、790bp DNAのシーケンシングを容易に完了し、次いて、遺伝子(5)
に対する開放読み枠(ORF)を見出すことができる。
この遺伝子は、必ずしも?90bU断片内に全部が配置するとは限らない。した
がって、790bp DNAを標識し、それを用いて、異なる酵素による制限に
よって作製されるFPVゲノムDNAのライブラリーをプローブすることによっ
て、790bp領域の両側のゲノムの配列を決定する必要があり得る。ORFの
開始が突きとめられた場合は、5′非コ一ド配列をプロモータDNAとして用い
ることができる。この断片内に配置する2つの遺伝子が偶然に存在する場合は、
どちらかが、RNAとより強力に交雑しようとする。FPV株間に何らかのヌク
レオチド変動を存在する可能性はあるけれども、DNAレベルではおそらくは、
少なくとも80%の相同性が認められるものと思われる。しかしながら、当業者
は、どの遺伝子が意図されていることに関して何の疑念もないと確信する。まも
なく、FPVゲノムの部分的地図を作製できると予測される。その他のポックス
ウィルス同様、FPVは、その両端間に類似性を有する直鎖ゲノムを有する。そ
の末端配列は逆に反復される。これらの末端逆転反復(TIRs)内では、直列
的反復配列が存在する。指示されたBamHI消化によりこれらの末端逆転反復
(T I R)配列を含有するクローンが生じ、検査したFPV株のTIR内に
は、約11、2kb断片の一端(本明細書で後述する配列の左手)で約3.7〜
4.Okbの長さが存在することが確定されている。FP4b遺伝子は、そのゲ
ノムの中心領域にあることは確かである。0.79kb配列のどのあたりである
かは、目下不明である。
本発明は、実質的に、上で確認された遺伝子の各々の5′末端側に位置する非コ
ードDNAから成り、そのプロモータを包含するDNA分子を含む。「非コード
」とは、その遺伝子をコードしないことを意味する:それは別の遺伝子をコード
し得るし、またプロモータとして働き得る。任意の合理的長さのこのようなりN
A、一般的には150ヌクレオチド(又はdsDNAの場合は塩基対)まで、通
常100ヌクレオチドまで、特に80ヌクレオチドまでの5′末端(それがゲノ
ムに沿った次の遺伝子内のDNAをコードする場合でも)を、本明細書では「プ
ロモータDNAJと称する。
本発明はまた、FPVの非必須領域(NER)配列を含有するクローンベクター
内
記NERは該プロモータにより転写される(b)外来遺伝子(即ちFPVベクタ
ー中に挿入されるのが望ましい遺伝子)がその本発明はまた、順次:
(1)鶏痘ウィルス(F P V)ゲノムの第1相同組換え可能な配列、
(2)FPVゲノムの非必須領域(N E R)の第1部分内の配列、(3)本
発明(7)FPVプoモータDNA。
す
(4)プロモータによる転写可能終下流の外来遺伝子(それによって、鶏痘ウィ
ルスRNAポリメラーゼがプロモータと結合した場合、外来遺伝子をmRNAに
転写する)、(5)FPVゲノムの同−NERの第2部分内の配列。第−配列及
び第二配列は、好ましくは、FPvゲノム内のNERの第1及び第2部分の場合
と同じ相対配向(relative orientation)である。
(6)FPVゲノムの第2相同組換え可能配列、から成る組換えベクターを含む
が、この場合、上記配列 (1)及び(6)はFPVゲノムのNERの側面に配
置し、組換えベクター内において、FPVゲノム内に存在する場合と同じ相対的
配向である。
さらに本発明は、転写可能な様式で外来遺伝子と結合する本発明のプロモータを
包含するDNA構築物を含む。このような構築物又は「カセット」はクローンベ
クター内に挿入でき、次いで本発明の組換えベクターを調製するに際して有用な
組換えベクターとして用いることができる。
本発明はさらに、本発明の組換え及び組換えベクターを有する宿主、特にプラス
ミドベクターを有する細菌宿主を含む。
本発明はさらに、外来遺伝子を含有する本発明の組換えベクターによるFPVの
相同組換えの生成物である組換えFPV。
相同組換え操作法;このような組換えFPVに感染される動物細胞;及び反応性
動物、特にニワトリをワクチン接種する方法(これは本発明の組換えベクターを
用いて接種することから成る)を意図する。
従来技術の追加説明
1986年9月24〜28日に一ニーヨークのCo1d Spring Har
borで開催された国際ポックスウィルス研究会会議the 1nje+naj
ionaI Poxvirus Il’o山hop meetingで、F、3
. Tomleyは、「鶏痘ウィルスの11.3kb断片の分子構造及び構築M
o1ecular 5frucl++reand organixa+ion
of 2n 11.3kb fr2gment of Iowlpoxvi+u
sJという演題で、スライドを用いて講演した。この講演は、11.2kb B
am旧断片(当時はIl、 2kbというよりむしろ11.3kbの長さである
と考えられていた)のシーケンシングの予備的結果についての概略を示すもので
あった。本講演は、断片の富AT性を取扱い、20の開放読み枠を示すスライド
を含み、FPVにおける使用コドンを考察し、FPV48kd予測ポリペプチド
(本明細書ではrORFIJ)と■vにおける42kd初期蛋白とを比較し、そ
の他の予測ポリペプチドを肝臓レクチン及び抗アルファトリプシノーゲンと比較
した。0RFsの機能性について、あるいは遺伝子発現の強度については言及さ
れなかったし、任意の長さのDNA配列も示されながった。同一の講演が、19
87年4月、スコツトランドの31.Andrevsで開催されたthe He
rpes/ Poxv1rus Workshop of the 5ocie
ty jar General MicrobiolOg−yで行われた。
1987年9月の会議では、]、 1.人、 Cambe l 1等が、Il、
2kb B2mHI断3片とそのゲノムの末端との間に存在するFPVの末端
B 2mHI断片に関連するポスターを展示した。DNA配列は示されて(19
88))は、BamHI断片の全配列を、予測ポリペプチドと他の蛋白質との関
係についての詳細とともに示した。12の主要0RFsの上流の配列の機能的プ
ロモータ活性についての研究は、未発表データとして言及されている。このデー
タが最初に開示されたのは、1988年8月22〜26日ハイデルベルグで開催
された第7回国際ポックスウィシス/イリドウィルス会議the■lh Int
ernational Poxvirus/Ir1dovirus Meeti
ngでM、E、 G。
Bo+++5nel1等が展示したポスターにおいてであった。
4、
第1図は、鶏痘ウィルスに適用する場合の相同組換え操作の全体図を示し;
第2図及び第3図は、相同組換えに有用な本発明の組換えベクターの由来を模式
的に示すプラスミドマツプであり;第4図はトランジット・アッセイにおいて本
発明のFPVプロモータを試験するための構築物の由来を示すプラスミドマツプ
ロモーションに必要なりNAの正確な長さは公知でないが、一般的にはRNA開
始部位から100塩基対までであるとみなされる。しかしこれは遺伝子開始部位
(ATGコドン)から50塩基対の距離であるとすることもできる。したがって
、遺伝子の5′末端(開始コドンの直前)に対して150塩基対、好ましくは1
00塩基対未満もしくは80塩基対未満以内に含まれるDNA配列が、本発明の
目的には特に有益である。遺伝子(1)〜(4)に関するこれらの150塩基対
のDNA配列を以下に示す(読み易いよう任意に10個ずつのブロックに分けた
)。
FP4b (5’) TATTACGTGG ATAAATATAT ATCT
TCAGGA AAAGGGTATT 、〜TGTTACC`G
^TGATATAAG AGAACTCAGA GATGCTATTA TTC
CTTAACT AGTTACGTCTCTTTAGGTACTTATTTTG
AT ACGTTACAAG TAAAAAACTA TCAAATATAA(
3′)
ORF8 (5’) AGAATAGCAT TGCAAAGTTCTACAC
GATCCATTGTATAAT ATAGGTGTTC^ACACCTCTC
GATATATCAT TATTTGTTTT TTCAATTTTA TTA
TAAGTAGTTTGAATGCA TTTTTAAGTT TAATAAA
TCT TGAT^^^GTA TATTTAAAAA(3′)
ORF5 (5’) TAAACCAAAT ATACTAAAAT ATAA
AATTAT GCCGCGGGAT GATAAGATAb
TTCAGATGAT CGTGATGAACTATATTTATT AATT
GGCAAT ACTTAAAAATAATGmATA ACATATGTAA
ATATAATAAA CAATAATTTA GATTTTTAAA(3′
)
ORFIO(5’) ACTAGATTGT ACAAATATTA ATAT
GTGTAA TTTCTTATAT AGTAATATAf
TAGGATGTGA TATATGCACCATAGAAAAAT TTTA
TATTTG TATAAAACCGATAAATAAAA TAAACHAT
T TAGTTACTTT GTAGAGTATA CTAAATAAT^(3
′)
上記配列において、ATG開始コドンは右手又は3′末端に続く。
有効なプロモーションに必要とされる5′非コ一ド配列がどの位の量であるのか
は、正確には分からない。しかしながら、この疑問に応えるために実験を行うこ
とができるし、実際、vvに関してい(っかの実験がなされている。その結果、
FPVに必要な配列を調べるために同様の実験が可能であると考えられた。この
ような方法の1つとして、欠失マツピングがある:これは、簡単な方法で試験中
の配列の一部を除去し、その後のプロモーション効能を検定すると、プロモータ
活動に十分な配列を確認することができるというものである。したがって、ワク
シニアにおいては、11キロダルトン(11Kd)の遺伝子の上流の配列の10
0塩基対(bp)がプロモータとして作用するに十分であって、一時的に後期転
写を調節することが判明した(C。
Be+4bolr1等、Proc、N[1,Acxd、Sci、(USA] 8
2.’ 2096〜2100(+985))。mRNA転写が開始すると推定さ
れる部位の5′側で約+5bpを残した欠失は、依然として高レベルの発現を生
じた(19H))は、新しい位置に移した場合、同一断片は低レベルで機能する
ことを見出した。この新しい場所では、ATG開始コドンの5′側の32bp残
した欠失は、プロモータ強度に何の影響も及ぼさなかった。M、 A、 Coc
hran等(Proe、 Na11. Acad、 Sci。
(USA) 82. 19〜23(1985))は、?、5KdVVプロモータ
ノ活性カ約30活性上約30bpセグメントとを示した。J、P、WeirとB
、Mo5s上流32bpがvvにおけるチミジンキナーゼ(T K)のプロモー
ションを正しく調節するのに十分であることを見出した。
28Kd後期遺伝子の前方228bpのDNA配列(RNA開始部位に対して一
218位置から+10位置まで)は、クロラムフェニコールアセチルトランスフ
ェラーゼ(CAT)遺伝子の前面に位置し、プロモータとして作用することが判
明した(J、P、Wsir及びB、Mo5s、J、S’i+ology 61.
75〜80(1987)) 、 RNA開始部位に向って伸びる一連の5′欠
失が作製された。CAT発現の漸減は、欠失が−61から−18までに及んだ場
合に起きた。RNA開始部位の18bp前及びl0bp後を保持する突然変異体
は、依然として、亜最大レベルではあるが、後期遺伝子としてCAT遺伝子を発
現した。
欠失マツピングはプロモーション活動に十分なそれらの配列を限定し得るが、限
定配列内での活動に必要とされる正確な塩基を正確に定めることはできない。様
々な研究者が、特異的オリゴヌクレオチドを合成することにより(M、Hang
gi等、loc。
cif)、又は部位特異的突然変異誘発(J、 P、 Weir及びB、No=
s、J。
Virology 61. 75〜80(19B?))によって、推定プロモー
タ配列内の塩基を変更した。どちらの場合も、ご(少数の塩基、あるいは単一の
塩基であっても、その変更は、プロモーションの効能に著しい作用を及ぼし、そ
れによって重要性を有する個々の塩基が確認された。しかしながら、配列におけ
るいくつかの変化は、プロモーション効力の損失を伴うことなく許容されるたカ
バーすべきものであることが必要であるのは当然のことであると思われる。
上記実験は、プロモータの効能に対する試験を必要とする。
このために、FPVにプロモータ遺伝子構築物を導入し、その遺伝子生成物の発
現を監視する必要はない。暫定的検定(トランジットアッセイ)として公知の短
期方法は、vvに関して用いることが知られている(M1人、 Coch+an
等、Proc、 Natl、Acad。
Sci、 (USA) 82. 19〜23 (1985))。暫定的検定では
、プロモータは、容易に検定可能な生成物を伴う遺伝子と結合される。次いで、
この構築物を含有するプラスミドを、ウィルス感染細胞に導入する。ウィルスR
NAポリメラーゼは、プロモータがウィルスゲノムに組み込まれていない場合で
さえ、プロモータがら転写できる。ウィルスDNAとプラスミドDNAがともに
細胞中に存在する間だけ発現するため、この型の発現は「一過性」として知られ
ている。2つの異なるマーカー遺伝子がワクシニアウィルス暫定検定系で用いら
れてきた。この2つとは、クロラムフェニコールアセチルトランスフェラーゼ(
CA T)遺伝子(M、 A、Cochr8n等、上記)と、ベーターガラクト
シダーゼr IacZJ遺伝子(D、Pan1caii等、Gene 47.1
93〜199 (19H))である。CAT遺伝子を用いた場合、試験中のプロ
モータ配列は、それ自体のATG開始コドンを含む全CAT遺伝の前面でクロー
ニングされた。したがって、これは「転写的融合」配列であり、即ちその配列は
非コード領域で融合される。ベータ〜ガラクトシダーゼIacZ遺伝子の場合に
は、転写的融合ベクターと翻訳的融合ベクターの両方が、組換え体における暫定
検定及び試験に関して記載されている。翻訳的融合ベクターは、それ自体の開始
コドンを欠くベーターガラクトシダーゼ遺伝子を含有するので、したがって、融
合はコード領域内で起こる。ATG開始コドンは、試験中に、vvプロモータに
よって提供された。したがって、ベーターガラクトシダーゼr IacZJ遺伝
子は、Vv遺伝子開始コドンを有する枠内にあるようにクローニングされ、その
vV遺伝子はそのコドン9の前でIxcZ遺伝子と融合した。このようにして、
プロモータは、その本来の位置におけると同様に、融合ベクター中で用いる開始
コドンに対して正確に同じ関係で存在した。
本発明においては、IacZ遺伝子は、プロモータ強度を測定するための暫定的
検定に対してのみ用いてきた。しがしながら、本発明の実施に際し、食肉用飼鳥
の条件を改良するのに適した外来遺伝子を鶏痘ウィルス中に挿入することは妥当
であると思われる。好ましくは、その遺伝子はin vivoサブユニットワク
チンに適したもの、例えば伝染性気管支炎ウィルスInfectionsB+o
ncbilis Virus (I BV) 、伝染性包嚢病1nfeclio
nsBursal Disease Minus、 ニューカッスル病ウィルス
NewcaslleDisease Vi+u+ (N D V) 、7シック
病ウィルスMarek’ 5Disease Virua 、伝染性喉頭気管支
炎ウィルスInfectionsLaryBolrxcheilis Viru
sから選択される1つ又はそれ以上の遺伝子、並びにアイメリア属Eime山の
抗原蛋白質をコードする遺伝子である。特に有益な遺伝子は、PCT国際特許出
願公開第116−05806号及び欧州特許公開第227414A号(ともにN
ational Re5earch Development Corpora
tion)に記載されていると同様のIBVのスパイク遺伝子並びにNDVのH
N及びF遺伝子である。外来遺伝子がin viマ0で正確に翻訳されるために
は、外来遺伝子がプロモータ直後の領域に挿入されるそれ自身のATG開始コド
ンを有する必要がある。
本発明のプロモータ及び所望の外来遺伝子を挿入するために、FPVの非必須領
域をつきとめる必要がある。原則として、ウィルスの基本的機能に害を及ぼさな
いか、あるいはFPVプロモータ又は外来遺伝子の作用を妨害しないと思われる
FPVゲノムの任意の場所にそれらを挿入することができる。それはコード領域
にでも非コード領域でもあり得る。VVにおいては、チミジンキナーゼ(T K
)遺伝子はしばしばこのために用いられてきた。例えば、7.5にワクシニアプ
ロモータ及びTK非必須領域を用いてVVにおけるIBVスパイク遺伝子の発現
を記載する上記国際特許出願第86105806号明細書の実施例4を参照され
たい。
外来遺伝子挿入の検出は、任意の非必須遺伝子、例えばTKを産生じないウィル
ス感染細胞の検出に依存すると理解される。
このような細胞はrTKマイナス」と記載される。それに代わる方法として、T
K遺伝子、あるいは無マーカーコード又は非コード傾城を用いて、外来遺伝子配
列を補足する標識ヌクレオチド配列を用いるハイブリダイゼーション検定による
外来遺伝子の挿入を検定することができる。
1988年3月24日に公開されたPCT出願It’088102022 (C
3IRO)には、優性選択性マーカー遺伝子(rEcBplJ )及び■■プロ
モータの助けによりFPVのTK遺伝子内に外来遺伝子をしっかりと挿入する方
法が記載されている。この特許出願の開示は、特表千3−500604 (9)
v■プロモータを本発明のFPVプロモータに置き換えて、本発明において用い
ることができる。FPVプロモータの使用は、獣医薬許可当局に受け入れられる
と思われ、好適である。
本発明のプロモータ及び外来遺伝子を、次いでFPVゲノムの非必須領域(N
E R)に挿入しなければならない。図面の簡単な説明されている相同組換えの
操作は、挿入する方法を提供する。NERを含むゲノムDNAの断片は、クロー
ニングベクター中でサブクローニングする。所望により、それの側面に配置する
配列のほとんどを除去するために短縮し得る。次いで、クローニングベクター内
にNERの一部(その一端で開始)を、その後本発明のFPVプロモータ(rP
J )を、次いで外来遺伝子を、その後事実上NERの残り(その他端で停止)
を包含する構築物を作製する。この構築物は、適当なベクター内で、例えばリン
酸カルシウム法により、FPVに感染された細胞をトランスフェクトするのに用
いられる組換えベクターを形成し、それにより、ベクター内のNER配列とFP
VのNER配列との間に組換えを生じる。次いで、FPVは自動的にこの変更ゲ
ノムを再パッケージする。したがって、変更FPV(組換えFpv)は本発明の
一部である。
図面の第2図及び第3図は、上記組換えベクターを作製する代わりの方法を説明
する。先ず第2図に関しては、2つの制限部位ASBを有する非必須領域は適当
なベクター内に挿入されるが、これは説明としてプラスミドと記載する。同一(
又は結紮できるよう適合する)制限部位A、Bを有する別のプラスミドにおいて
は、構築物は本発明のFPVプロモータ配列及びそれに続く外来遺伝子配列によ
り作製する。この構築物が作製され、それにより外来遺伝子開始コドンで又はそ
の前でmRNA転写が始まることがもちろん不可欠である。mRNA転写開始が
任意の特定のプロモータによって生じる場所を正確に決定するのは時間がかかる
ため、通常はそのプロモータを良好に作動させるようプロモートするFPV遺伝
子の直前の例えば100あるいはさらに好ましくは150塩基対のプロモータD
NAを、単に挿入するのが便利である。しかしながら、予め指示された実験を行
うための時間があれば、プロモータDNAの一部はそれを短くするための制限酵
素処理により「かみ砕((chewe+I off)Jことができ、それによっ
て任意の非必須配列を排除できる。このような適応は、本明細書に記載の本発明
の特定の実施例の非本質的な変化であると考えられる。同じく、例えば、その天
然FPV遺伝子配列の2〜3塩基対を含入するために、その下流端でプロモータ
配列を延長することができる。これにより、外来遺伝子配列が天然FPV遺伝子
を伴う枠内にあるよう配列される場合は、一般的に翻訳融合蛋白質のin vi
vo発現が起こる。
しかしながら、このような蛋白質は特に望ましくなく、事実、任意の短い配列の
ヌクレオチドが、プロモータDNAと外来遺伝子の開始コドンとの間に位置し得
る。
制限部位A、Bは、FPVプロモータDNA及び外来遺伝子の側面に配置するプ
ラスミドDNA内にある。もちろん、Aは、それがそのプロモータの非機能部分
にあたる場合には、プロモータDNA内であり得る。A及びBは同一でもかまわ
ない。それらは粘着性又は平滑末端部位であり得るし、さらに組換えDNA分野
で十分公知の方法で、ヌクレオチドをさらに充填し、及び/又は結紮(ライゲー
ト)することにより人工的に調製することができる。2型の構築物におけるA及
びBは同じ平滑末端部位(C1示されていない)に転換され、次いでNER内の
単一平滑末端部位C(A、Bに代わる)での組換えが可能になる。もちろん、他
の配列のDNAの組換えが起るのを防ぐためには、ベクターDNA内の単一(ユ
ニーク)の部位を選択するよう注意しなければならない。
2つのプラスミドからのDNAをin vil+oで一緒に結紮し、次いで適当
な制限酵素を用いて宿主内に形質転換して、1型最終構築物を産生ずる。2型の
プロモーター外来遺伝子構築物は、もちろんプロモータを含むベクターと外来遺
伝子を含む別のベクターから同様の方法で作製する。
第3図は、本発明の組換えベクターの別の製造方法を示す。
この方法では、NERの第1部分、次いで本発明のFPVプロモータ、次に外来
遺伝子導入のための少なくとも1つのクロー調製する。もちろん、実際に、任意
の長さのDNAは、ある方法で又は別の方法で、外来遺伝子の導入に適したクロ
ーニング部位を提供する。好ましくは、これらの構築物は多クローニング部位、
即ち種々の異なる制限酵素、例えば少なくとも10の部位を含む短いDNAを含
有する。次いで、このような構築物は可転性を有する。というのも、その後、そ
の各末端に近い部位でほとんどの任意の外来遺伝子を側面に配置するDNAを制
限処理し、第3図に示す多クローニング部位に外来遺伝子を挿入するのが非常に
容易であるためである。簡単にするためにXとYO2つの部位のみを示しである
が、これらは所望により充填され、延長され、chew backされて、同一
平滑末端部位(Z。
X、Yに代えて)を生じる。最終構築物においては、プロモータDNAは、多ク
ローニング部位の一部により外来遺伝子から分離するが、しかしこれは、最終ウ
ィルス内でのmRNAの転写に悪影響を及ぼさない。
いずれの構築方法においても、プロモータ及び外来遺伝子によりNERを分割す
る。もちろん、中央領域で分割されることは不可欠ではない。NERの第広部分
が全残余物又はNERの残りを構成することも不可欠ではない。NERの各末端
が相同NERが、組換えベクター調製に際して間のどこかで切り取られたり、あ
るいは別の(無関係な)DNAを挿入されることは問題にならない。明らかに、
用いるNERが完全領域であるか、あるいは非必須であるとFPVゲノムにおい
て確認された遺伝子である必要はない。その任意の部分を用いる場合、NERに
関連した「末端」という用語は選択された部分の末端を意味する。
本明細書におけるFPV (又は■■)以外のベクターに対する言及は、適切な
宿主内での構築物の大量産生に適した任意の好都合な原核性又は真核性クローニ
ングベクターを意味する。
原核性ベクターは、通常はプラスミド又はファージである。好適な原核宿主とし
ては、細菌が挙げられる。カビ、酵母菌及び動物細胞のもののような真核ベクタ
ー、例えばSV40は、その方が便利であると考えられる場合に用いる。
使用する組換えベクターは通常は二本鎖DNAを有するけれども、相同組換えに
対しては一本鎖DNAを用いることもできる。
次いで、NER,プロモータ及び外来遺伝子を含む本発明の組換えプラスミドは
、相同組換え操作においてはFPV DNAに対して「取換え済み(swapp
ed over) Jでなければならない。このために、適当な食肉用飼鳥類細
胞をFPVに感染させる。明白な理由のために、野生型FPVを用いないのが最
もよい。FPVは、任意の好都合な弱毒化方法により、容易に弱毒化することが
できる(毒性を弱めるために突然変異を起こさせる)。
組換えウィルスを選択するためには多数の異なる方法が用いられるが、これは、
M、Macketl及びG、 L、 S+nHh (上記)の総説論文に、■v
に関して記載されている。このような方法は、本発明において利用できる。NE
RとしてTK遺伝子を用いる方法は、所望の(組換え)ウィルスを含有するウィ
ルス混合物をBUdRを含む成長媒質中で新鮮TKE細胞に形質転換するもので
ある。BUdRはTK陽性であった本来のウィルスを殺すので、本発明に従って
産生されるTKマイナス突然変異株を選択することができる。別の方法は、FP
vl又は望ましくはないがV■プロモータを、好ましくはEcogptのように
選択性の、しかしベーターガラクトシダーゼのような非選択性の別のマーカー遺
伝子とともにNER内に含むために組換えプラスミドを拡大し、次いで例えばミ
ベーターガラクトシダーゼ(この場合、5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリ
ル−D−ガラクトピラノシド(X−gal)基質が成長媒質中に存在する場合は
青プラークが生じる)のようなマーカー遺伝子の特性を用いて、組換え株を検出
する。
選択された、FPV (欠失TK遺伝子を有するがしかし外来遺伝子を有する)
を含むTKマイナス細胞を、次に慣用組織培養法、主として組織のトリプシン化
、あるいは胚形成ニワトリ又はシチメンチョウ卵の漿尿膜(CAM)から得られ
たニワトリ胚繊維芽細胞、ニワ) IJ繊維芽細胞、ニヮ) IJ胚上皮細胞内
で生育させた。鳥に投与するためには、組換えウィルスは、噴霧により、飲水に
混ぜて、経口的に、筋肉注射により、あるいは羽弁への接種によって投与される
。スキムミルク又はグリセロールのような成分を用いてウィルスを安定化するこ
ともできる。
本発明は主にニワトリの治療を意図するが、FPVに安全に感染され得る他の動
物に関しても有益である可能性がある。適切な試験を実施後、FPVをヒトに感
染させても安全であると考えられる可能性さえある。
以下の実施例で本発明を説明する。
鶏痘ウィルスHP438株は、A、May+及びH,Mahne1両教授(Lu
+1wig−Mazimillixng I!n1versify、 Muni
cb)から頂いたものである。HP438株は、組織培養内のヒヨコ胚繊維芽細
胞(CEFs)において438回継代接種により病原性HF2株から得られた(
A、M2T+等、2ent+alblaN furVele+ina medi
xin BI3゜1〜+3(+966))。クローニング用のDNAを形成する
ために用いたHP441株は、CEF細胞でさらに4回継代接種して得らCEF
細胞を、ペニシリン(200U/ml) 、ストレプトマイシン(200〜/m
l) 、フンギシン(2115/ ml) 、及び10%ウシ新生仔血液(C3
)を補充した199 (Wellcome)液中で生育させた。
3、ウィルスの精製及びそこからのDNA抽出HP441鶏痘ウィルスを、1細
胞当たり約1プラーク形成単位(plu)の多発性感染で集密的単層CEF細胞
上に接種した。
無血清液中で細胞を予備洗浄し、ウィルス接種物を75.?ボトル当たり1ml
の無血清液で細胞に加えた。37℃で10分間インキュヘート後、ウィルスを細
胞に吸着させ、2%ウシ血清(C8)を含む媒質JOmlを加えた。5日後、顕
著な細胞変性効果(CPE)が観察され、その時点で上澄を採取した。細胞破片
を、5ortall GSA O−ター中で10分間、25Hrptnで遠心分
離して、上澄から除去した。次いでウィルスを、5orvall 5S340−
ター中で30分、14(100rpmで遠心分離して上澄からペレット化した。
ウィルスペレットを10mM )リスpH9,0中に再懸濁し、さらに低速回転
させて残りの細胞物質をすべて除去した。
ウィルスからDNAを抽出するために、等容積の溶解緩衝液(100mM )リ
ス−塩酸、pH7,8,2mM EDTA、 54%ショ糖、2%SDS、 2
00mM 2−メルカプトエタノール)をウィルス懸濁液に加えた。次いで、プ
ロテインナーゼKを固体として加えて、500μ3/m1とした。これを、50
℃で2時間インキュベートし、4℃で1晩放置した。次いてその溶液を、フェノ
ール/クロロホルム/イソアミルアルコール(50: 48 : 2 v/v/
v 、 10mMトリス−塩酸pH7,5、IIIIM EDTAで飽和)を用
いて、その後エーテルを用いて、数時間、徐々に、静かに抽出した。2.5容積
の無水エタノールを加えてウィルスDNAを沈殿させた。ウィルスDNAを10
m1lリス−塩酸pH7,5,1mM EDTA (TE)中、又は脱イオン水
中に再懸濁した。
4、ウィルスDNAのプラスミドベクター内へのクローニング1NのFPV D
NAを制限酵素BamHI (BRL)で切断して、BamHI−切断、ホスフ
ァターゼ処理P U C13プラスミド(Pha+macia)に結紮した。標
準法(D、Hanahan、1.Mo1.Biol。
挿入DNA断片を有するプラスミドを含有するコロニーを、X−galインジケ
ータプレート上で白色により確認した。ニック(nick)・翻訳化(放射能標
識化)FPV DNAでコロニーをプローブし、FPV DNA挿入物を含むプ
ラスミドを、D、S。
HolmeS等(Anal、Biochem、114,193〜197 (19
81))の方法、及びCsCβグラジェント上でのDNAの精製法により単離さ
れるプラスミドDNAの制限消化によって分析した。FPV DNA挿入物を含
む一連の組換えプラスミドが得られたが、これらのうちの1つ、pMH23と呼
ばれる約11.2キロベースのものを、シーケンシングのために選択した。FP
V DNAのEcoRIクローンを同様の方法で調製したが、但し、コロニーは
、放射能標識化ウィルスDNAでプローブしなかった。しかし「ライブラリ」と
してグリセロール培養中に保存した。
5、pMH23のシーケンシング
pMH23のウィルス挿入物を配列決定するために、pMH23の音波破砕断片
をSmaI−切断、ホスファターゼ処理M13mplO(Amersb++m
International PLC)中にクローニングすることにより、pM
H23の無作為サブクローンを生成した。ウィルス挿入物を含むクローンは、p
MH23からの放射能標識化挿入物を用いたコロニーハイブリダイゼーションに
より確認した。
[”S] d、ATPを用いたジデオキシシーケンシングを用いて、ウィルス挿
入物の全配列を確定した。
6、鶏痘ウィルスゲノムの無作為シーケンシング鶏痘DNA挿入物を含む組換え
プラスミドは、上記と同様の方法によって得られたが、しかしさらに3回継代接
種したウィルス(HP444)から開始した。ウィルスゲノムの無作為シーケン
シングは、上記5項と同様に実施した。ウィルスDNAの音波破砕断片をMIa
mplO中でクローニングし、任意の確認段階を介さずに直接シーケンシングし
た。
7、推定プロモータ配列の確認
プロモータとして試験すべき配列を、2つの方法で確認した=a)pM823配
列における開放読み枠上流(5′のすぐ上流)の配列は、ウィルスにおけるプロ
モータとして作用し、同様に、暫定検定系における試験に適していると思われる
。
b)ワクシニアウィルスの4b遺伝子と非常に相同の遺伝子の上流配列を、FP
V DNAによりコードされるアミノ酸とVV4bによりコードされるアミノ酸
とを比較することにより選択した。
pMH23における開放読み枠(ORFs)、及びFP4b遺伝子を、以下の様
に確認した:
(2)開放読み枠
pMH23挿入物(rll、 2kb BamHI断片」)ノ全配列カ確定すれ
でいるが、その長さは11,225ヌクレオチドである。この配列を以下に示す
(X=FPVの異なるM13クローンからのシーケンシングの場合に異なること
が判明したヌクレオチド;星印=停止コドン)。その配列のコンピュータ分析か
ら、いくつかのORF sの存在が明らかにされた。長さ150塩基以上の0R
Fsのみを考慮した場合、58〜418アミノ酸のポリペプチドを予示する19
個の完全と思われる遺伝子が認められる。そのサイズ又はその使用コドンにより
、1〜12番のORFが大きな(major)ORFsであると考えられた。こ
れらの0RFsの開始位置及び停止位置を以下の表1に示す。他の7つの0RF
sは、他の遺伝子内に重複又は含有されているため、あるいはそれらの使用コド
ンのために小さい(minor)ものと考えられた。
l GGATCCGACGCGGCTGCCAAGACCT丁TATACCCG
ACTCTTGTTCTACTGGACGAμ、CGCGG61 AGATTT
AAAGCCATGGCTGACGTATAGTCGAGGACGCCC丁CG
GTAATAAATTGATTATAT121 TTTCAGTTTTAAAA
AATTAATTTATATGTACTCAATATCC丁丁ATATAGAA
TTATTTTATb
+81 TCTTCTGATATACGTTAGGTAGATGCCGTTCA
AATAATAAAATATCTGA丁GACGTTTTT`
241 TGCGCGTGTTACGTTATTATAATAGATAATAG
AAATAAACGTTAAAATAATAATTAATT`
301 TCTTTTCAGT丁G丁TAAATATATTCTAGTTTTA
TAAGCGTTATTCATATA丁AAAAAATAT`
361 AAAACTAAATCGTATTTATTATGATGCTACGG
CGGTCATTTAACAAATTTACGCGATGG`
421 GTTCGGTTGTACGGGAACTAATAACCAGTTGG
CCGTTCACAGATTTACAGAAACGCGTTs
48+ TACATCTTVCAAAAAAGAACTTTTAGT丁AATT
TAGGAATAAGTGACTTAAATGATATAA`
541 AAACATATGCGAGGATTCTAAAATATTCTTTC
CGGAAAAGAGAACGGAGCTCTTAAGTAs
601 TAAAGATCGTAAATCTAAACAAATAGTTTTCG
AAAACTCCCTAAACGATGACTTGCTTA`
661 AAAATTACACGCCTTGATCTATGATGAATTAA
GTACGGTAGTAGATTCCGTTACCGTAG`
721 GAATACCGTTACATTGATTATGTA丁GAAAAAG
GAGATTACTTTGCCAGGCATAGAGATTs
781 TAGTACCGTCTTTTCTAAAAACATAATATGCG
TTCACCTGCTTCTATATTTGGAACAACb
841AGAAACGGGAGGTGAAACGGTTATATATATCGA
TAATAATACGTCAGTGAAATTAAAAAC90+ AGATC
ATCTATTTGATAAAACTATAGAACATGAAAGTATTA
CCGTTGAAAGCGGTAGAA`
961ATGCGTGGCGTTATTCGATGTCTTAC丁AGAAAA
AAAGTTATCCGCGTCAACAAACGTAAT1021 AGGT
AGCATAGAATACTTAGGTAAAAAAATAAATTTATAT
GACAGAGAAAATGATCTTbA
1081 GTTGTGTTATTGTGATATGGTAATAGAAAGA
ATGACAGAAGATAAAGAATATAGCCTAfG
1141 AATGATATCTGATAGATCAGGTAGATGTATA
AAATCTCATCATAACGGTAGTATTGTT`G
1201 ATACCGTAAAGAAGAATATGGATCT丁丁CGA丁
GC丁CTATGTA丁ATATAACATC,AATGA`GT
+261 GGATGAAATTTGGACTGGTGATAAGAAACAT
ATTATATGGTCTACTATTGATAAAAAA`C
+321 AGGAACGTCTTTTATACCTATAGATCCTGTA
CTTTACGAAAAGTTAAAAGCTATTTCTsC
+381 TAAAGAGCATAAAGAATACAAAGATTTGAGA
GGGTTTTGTAATAGCAGAACGGAGTAT`T
+441 TTGTTGTTCGGTATCTAAG丁八CTATTTCGAC
TTACCTAへAAAAACAGATTTAATACACfA
1501 GGTGATTAATTCTA丁CGATTATGATACTAAG
TCAGTGGGTACACCCGACTGGTATACTbT
+561 GCCTATACAAGTTAAACAAACTATCCTAGGT
AATATGTCTTACGAAGAGTTATTTAAT`T
1621 AGTAAGAGGTAATATAGCTCTTGAAGAAGAC
AATGAATATGGCTGTGATTAACATTAAsG
1681 GTAATACTTTTCTAAAAACTAA丁CTCAAG丁A
T丁G丁TTACAAGCGACTGAAGTAATAGTsT
+7111 TAGCAAAATAATACC丁TTAC丁GTTAGT丁CT
ACAATCGAAATTATGCTGTAACATGAGfTA
1801 AGGATATATTTATTAATACGTTACATCTTTC
GAAAGACTTTGATCGTAGTATAATATT`T
186+ ACATCTGCTCTAC丁TATTATACATAAGAAAA
TTTGTATTTTATTTAGTにCGCTGATAA`T
1921 CGTGTTTAAAGTA7ACAACGGACGTCTATTT
CCAAAAAATC丁GCGCGTGT丁AACGGATsA
+981 AAATCTACATGAAAATATCTCTTAAACTTTA
TTTCTACGTATAACAAACAACAGACTG`T
2041 TTTATATATTACGAATAACTATTTTCTTAGG
TTTTTTATATAGATGCTATACAGTGTTsT
2+01 TACGCGTATATACAAAATACGGAAAAATAAT
AXAACAGAAATGATTCTGGCAATATACfA
2161 CCGCAA丁GCCTATATTGTTAAAAAAACAGGT
ATCGGAAGTATCTTGT丁ACGCGATAACfG
2221 TACTAGGAATACTATGCTTAATATTATTTAC
GATACTAGTAGTCGTAACATGCAAA丁GfT
2281 ATTACGCGTTTCCGTACTTTAGCAAGGTATG
TCCTGATGAGTGGATAGGATATAATAGsA
234]AATGCTACTACTTTACTATCAATGAAACTAAT
TGGAATGATAGCAAAAAACTATGCGATf
2401 TTATGGATTCTTCATTGATAAGGTTCGATAA
CATAGAAACTCTAAATTTCGTGTCGCG`T
2461 ACGGTAAGGGTAGTTACTGGATAGACATAAA
TCAAAATAGAAAAAT丁CCGGG丁ATTAAsT
252]TCTCACTATATTATGAACAAGGCGTTAATGAT
ATTTGTCTATTATTTGACACGAGTAAC`
258] TTATCGAAATGTCTTGTATATTTCACGAAAG
AACGATATGTGTTAAAGAAGATAGATAbA
2641 CCCATTGGTATACCGAATACATGCGTTAGAT
TTACTACCTCTTTTT丁ATACAATAGTAsT
2701 TTGTACGTTCTTGTAAACAGAAAATCCGTAT
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4381 CTATGGAAGAGTTCTCTGAAATAGGACTTAT
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ATAGGGATAAGGATGAGTATATAATGA`GA
450+ TA、AGGGAAAAAGCCAGGCAGCTTATAGATA
ATTCACAAAAAGATTTTGAGGCCATTCsAG
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GTATATAATATAAGGTAGCAAAATACGs
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CATTTATTGTTTTTATGAAATCACTCAsT
5161 TATTATATTTACATATGTTATAAACATTATT
TTTAAGTATTGCCAATTAATAAATATAfT
5221 TCATCACGATCATCTGAAGTATCTTATCATC
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TTATTCACACCCGATTATTGTGTTGAT`G
5341 TATATAATATTAAAACAATGGAGTTTTAAGC
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5401 TTCTATATGATCTAAAACATGTATATTGTAC
CTAGTGATAATAGCATTTTTACCATTTsC
5461GTTTATATTGCTAGCTCATCTATACGTAACTT
TATGGTTTATTAGCTATCTCATGTAACs
5521 ACATATTGTTATCATCGTTTAACAGTATTAT
T丁CT丁TTAACTGATCCATTAAACTTTTsT
5581 TA丁GTATTAGCTCATATTCTAATTGA丁AAGA
ATCTTGTATGTAACTATTTATAAACTTsA
5641 CTACCTTCAAAGAAAATAGAGGAGAAATCCA
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TACCACATTTAATACTATTCCCCTATA`T
5761 CGTAGTAGTCATTGCATGATCTATTTATCCT
GTCTAATTCATTTATTAATTCTACGGAfG
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TCCTCTAGAACTACATAACCTTGTAGC`T
5881 TTATGTATTCATTTTCTTTCATCATAATAAT
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594+ AGTTATTATTGATCGATTCTACTTTGATT丁C
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ACCTAAATATTTGTA丁TTCTCTATAAA`A
6061 CCACATACAAAAACTATTTACATTATTATTC
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6121 CGGTACAAGCAAGTGT丁ATAAAGCAAGTAAA
TCTGGCCTCGAATTCAACATAATCACC嘯s
6181 CCACAACATAACCGCTTTCTTCTTCCGAAGA
TTCGGACAATCGCTATGATAAAAGTATsT
6241 ACTAGTCGTTGAAATAAAG/dGTAGAATTGC
CCATTATATTATAATTTAGTCACTTATsT
6301 GTTTATTTTTTTAGTACACGCTCTATCTTTC
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6361 ATCACGATAATCAGGATATTTATATATGTTT
AATAACGGCTTTTACGTTTTATTGATT`A
6421 GACGACACGGTAACAAAATTAATATACTTAT
ATTGTACTACATAGTTAGCAAAATATCsA
6481 TTAGAATACTTGTTTTGCCTATGTTTACTTC
TATATTGCTATATAAGACTTATCACCTsC
5541A、ATATTTCTGTTTGTACCA丁ATTCATGACTA
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6601 TTATAAAAATAATTTTATTTCATAGATGTGA
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6661 AGTATGT丁GTATTTTA丁TTCATAGATGCGAT
GTCAAGCTCTTTATTGCCTATATATTC`A
6721 GTATGTTGTATTTTATTTCGTGGGGTAACCA
ATTCCATTTTGTTTCATCACCAGTAATsT
6781 TTTCATCTATAACTCGCATCGCTGATTCAAT
AGCTTCCGCTCTTTGCGATGCCGTGTCsG
6841 CCAATTCTTTTAATAGATATTTGTAGAATAT
GGCATTATCATACAGACCTAATATTTTsC
6901TAGAATGTCTTGCCAATATGTTCTCATCAAGA
TTTTTGGATGGTTTTAAACACAGGTCC`
6961 GAATGTTGTAGGTTCTGATGCTTTCGCTGTT
TATTCTCCTTAATTCAATTTTACATTTsT
7021 CAAATACATCTTTTAAACGACTTTTGCTGTT
AATGACTGTCATGTTTCTGGAAAATCCsT
7081 TATC(:GATGATATTGTATTTGTATATTGTC
TTAATGCTATGTCCGCTATCAGCATATbCA
7141 CGGATTCAGATTCTGGATTTGTATCCATATT
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7201 CATTCATCACGGTAAACACAATGTTACTATC
AGCGCCTCTCTTGAGAAACATGCTTACbA
7261 TATCTATTTTGTTGTTTTGTATAGCGTAGCA
CATCGCTGTCACACAGGGCC丁TTTGCTfA
7321 AATAGTCAATGTTTGCTCCGGAATCTAGCAA
CATCCTGCATACTTCTGTGTCTCCTTTfC
7441GATCTAATAGCAATTCTATACCTTTAATATCT
TTTGACATAACAGCTAAATGGAGAGGCf
7501 TA、AAACGATCAGTGT丁GGGCACATCAGTG丁
CGGCTCCTCTAGCTATAAGGAGCCTCAsCA
7561 TGTCAAGATTTTTACTAATTGTGGCCAAATG
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7621 CATCA丁TTATGAACTTTCCAGAATCTAATAA
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7681 CCACGGCCTCATGCAATTCAGATTCTATATC
CGGATAGTTATAATCGGGATAAGTGTTfT
7741 AACTCATCAG’rAATTTAATCATTTCAACAT
CTCTAAGTCTGACGGCCATCTTTATAGfCG
7801 AGTATCCGTTGATAGTAAAATTCGGATTGAT
GTAAGAATCCAACAGGCGTCTAGCCAC`T
)861 CCAGTTCTCCAAAGAGAATAGCATTGCAAAG
TTCTACACGATCCATTGTATAATATAGfT
7921 GTTCAACACCTCTCGATATATCATTATTTGT
TTTTTCAATTTTATTATAAGTAGTTTG`A
79g1 TGCATTTTTAAGTTTAATAAATCTTGATAAA
GTATATTTAAAAAATGGAGGAGGGTAA`C
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μ:GCGCAG TA T TA TGGA TG T TGAT TCCA
TGCGGAAGTA@T TA T TA TCG TGC
LSVFVI ILSTRPPVPPDIKI8101 TATCTGTATT
TGTGATTATTTTATCCACAAGACCTCCTGTACCTCC
AGATATTAAAAT`C
LYCKEGklVGY11KNCYFFSEE8161TTTACTGTAA
AGAAGGATGGGTAGGATATAATAAAAACTGCTATTT
TTTCTCTGAGGAA`
KNNKSLAVERCKDMDGHLTS8221 AAAATAATAAA
TCATTAGCTGTAGAAAGATGTAAGGATATGGACGGG
CATCTGACTTC`A
I S S K E E F K F I L RY K G P G N H
H8281T丁TCTAGCAAAGAAGAATTTAAATTTATCCT
AAGATACAAAGGTCCGGGAAATCACTGG`
8401 ATAATATAGTTCCTATCAAAGGAATAGGTGA
TTGTGCATATTTAAGCGATAGATCTAT`A
8461 TGTCGTCATTTTGTTTTTTACCGAAGAAGTG
GATATGCAGAATAATACTTTTATAGAA`T
8521 GCTAGCTAATAATGTATAATATTTTTATGAA
AAAATGGAAATTGATATGCATAATTAT`A
8581 CCAAAAGTATGATATTC,CAAGATGTCTTGT
ATACTTTGATCATAGGTATACATGAGC`GT
8641 TTAAAATATGCAAATACAGATATAACTATTA
AGATGGTGATAATAACACCGAAAGTCTsG
8701 GAAGATGATAGTTTATCAGAATCAAGTATCC
ATTTTGCGAATAACAGATTCCATTTTG`T
8761 TTGTATTATATAAAGCCTTGGGCCTTCGTAA
GTATATTATATTTATTTTTATGTTTTTsA
RRYYR+<しISVRTAVYPSIl−IP9301 CGTCTATA
GTATCTCATGAGAATAGATACTCTAG丁CGCTACATA
TGGAGAAATCCATGfA
9541 GTAATATTTACGAACCCGTTACTTCTCATAA
TTACTACTTCTACATCTAATAATTTCAsA
(ORFIO)
T If R V E K F K M9661 GTATTTCTAACTT
CCTTAAATTTCATTATTATTTAGTA.TACTCTACAA
AGTAACTAA`TA
9721 AGTTTATTTTATTTATCGGTTTTATACAAAT
ATAAAATTTTTCTATGGTGCATATATC`C
9781 ATCCTACTATATTACTATATAAGAAATTACA
CATATTAATA丁TTGTACAATCTAGTTCf丁
9841CTACTATTTTTATCCAATAGTCCTTAGATGTA
TTTAATA、AGCCACTATTCGTATTTATfT
9901 TAATATTATTCCCACCGCCAAGATTATCACA
TACCATCATGCTATCATCCCAACTTAAiT
10021 CTAAATATCTATCTCTGTCTATATCTACTA
AAATAATAAC六AATAACAATATAGTGA`AG
10081 CTATCC,TTAATAGACCGCGTTTCCTAGCT
TTTTTACACATTTTCTTATCATATTTAsA丁T
10141 ACTGTTTTTTACAATTTTTAATATTATTTG
TCTCATTTTGTAGTAGTAGATTTCGTA`GA
10201 TCATGTCATCTAATTTTGTCAGTATCATCC
ATC丁AATTTCTATGGGTAAAGTATACC`TT
10261 TTGTATTTACTAGGTTTGCATTCATTATAT
TGTTTA丁CTCTAATAACATTTCA丁A丁CsTr
10321 TTGTCAACATTTTTAATATATTTTGTAT丁A
TACGAAAACAGTTGGGAAATATTGTTTsGA
10381 TTATATTCATTTrTTCTAATAATGTATCGG
ACAG丁CTATACACTATAGCGATGTTATbTT
10441 CGTTAGATAATAAATCGAAAAGACTTAAAT
CTTGAAAAGAATTTCCGTCGTATATCTsGA
I0501 ACGTTTTCATACGTTCTATTTCTTCTTTTA
TAATATTTATGCAGGAACT丁AAGTATTbAC
10561 ACTTATTAATTATTTTCATATTCTTTTCCA
TTCCGTTAGAAATTCTAGCTTTGTAAG`TA
10621 AGTAATACAATGATAC丁ATATAGTTAGCAA
GAATAA丁μ.GCATTATTGTTAATAGTAsGTA
{068+ ACATAAAGGTGTATTCCCTCATCATCTAAA
GCGTTATATCAGCACCGTGGTCTATTA`TA
10741 CCAATATATTACTAAAATCATTATATCGTT
C丁AATATTATTCGTGTAATATAT丁CTAbCC
10801 A丁丁CTTCC丁丁TATA丁丁丁八丁八丁TAGCTCCTC
TAGATATGATGTAATCTAATAGGTCGTbGG
10861 TAATAAACCTAGTTTCGTATAAGGGGGATG
TATTAGTTAAAACGCTTTGTTTGTTAAsAT
10921 CGGCGCCGTGGTCTAATAATACTTTTATTA
TTTTTAATCTAAACGGATCGTATACTTsCA
10981 TAGCGTAATGTATAGGGTATTTACCATTCG
CGCCCJCTTCTGAATTAATGTCAGCGCbGT
11041 ATTCTATAAGCAATTTTACTATTTTACTTT
CTGTTCTATTAGCAGCTATATGTATAGfTT
11101 TCAAACAATAATGTTCTAAATTAACAATAG
CTCCGTATTCTAATAGCGATCTAGCTAsAT
11161 C丁ACACAACCTTTTTTTATAGCCTTATGTA
ATGGTGGTGTAAAGAACCCAGAAATGTsAG
+1221 GATCC
表 1
1 416 1672 418 48.22 21662659 167 19
.83 4054 3608”148 16.44 4170 4592 14
0 16.55 5138 482ビ 105 +2.56 5974 551
9゜151 17.97 7906 6674”410 46.88 8025
8374 116 13.29 86328835 67 7.9
10 9686 8844゜ 2H 33. 011 10120 9689”
143 16.612 10705 10+39゜1g8 22.4*ORF
s 3、5、6、7、10, 11及び12は、上記のもノニ対する相補鎖上に
、即ち他のものと逆方向に転写されるっ11の大きなORFsの上流の配列は、
暫定検定系におけるプロモータ活性を測定するためにIacZ翻訳融合ベクター
内でクローニングされた。
(b)FP4b遺伝子
鶏痘ウイルスDNAの無作為クローンを配列決定した。各クローンの配列は6つ
と考えられる枠内にコンピュータで翻訳し、発表済みのワクシニア配列と比較し
た。ワクシニア遺伝子とある程度の相同性を有するいくつかの鶏痘遺伝子を検出
した。この方法で検出したある遺伝子は、ワクシニア4b遺伝子と相同の鶏痘遺
伝子であった(これは、本明細書ではFb4b遺伝子と呼ぶ)。これらの配列を
含むM13クローンを用いて、鶏痘ウイルスクローンのEco’RIライブラリ
をプローブし(上記参照)、2.7キロベースのDNAを含有するクローンを検
出した。そのクローンをpMH23に関して記載したと同様に配列した結果、推
定プロモータ配列上流のFP4b遺伝子の5′末端、及び別の開放読み枠の3′
末端を含むことが判明した。
8.プロモー夕の強度検定
(a)暫定融合ベクターは、プロモータ配列を試験遺伝子の開始コドンまで及び
それを含めて、容易に検出可能な生産物に関連する遺伝子と融合させる。したが
って、試験中のプロモータ配列は、本来の遺伝子におけると同様、ORFの開始
に対して全く同じ配列内容であり、遺伝子のコード配列のみが変化する。
こ、の場合に使用した暫定融合ベクターは、検定可能マーカーとしてベータ・ガ
ラクトシダーゼ遺伝子(lacZ)を有し、pNM480 、pNM481及び
pNM4Bと呼ばれる。それらは、pM(1984))によって作製された。改
変ベクターは、3つの読み枠すべてに用いることができる唯一のクローニング部
位をさらに有する。
(b)暫定融合ベクター内の鶏痘配列のクローニングシーケンシングのために形
成された無作為M13サブクローンを用いて、 1acZ遺伝子の上流に試験配
列を配置した。ATGコドンのすぐ下流から開始し、上流方向に向かう(推定プ
ロモータ中に)M13クローンを選択した。M+3ポリリンカーにおける制限酵
素部位を用いて、断片をクローンから切り取り、適当な制限酵素で切断したpN
Mベクター中にクローニングした。
融合蛋白質中に相対的に少量のFPV遺伝子ORFが存在するように適当なりロ
ーンを選択し、FPV ORFによりコードされる少数のアミノ酸が1acZ遺
伝子を有する枠内に存在するように適当なベクターを選択した。そのため、ベク
ターを1つ又は2つのヌクレオチドで異ならせ、pNM480 、 481、及
び482と名づける。全1acZ遺伝子を生じた鶏痘配列を含有するプラスミド
は、細菌プレート上の青色により、又は放射能標識化鶏痘DNAでプローブする
ことにより、試験的に確認し、融合部位を経て、推定プロモータへのシーケンシ
ングにより明確に確認した。第2図は、これらすべてのクローン(1番以外)を
pNMベクター中にどのようにしてクローニングしたかを示す(ORFIに適し
たM ] 3クローンだけが異なる配位であったため、異なる制限酵素を用いな
ければならなかった。標識されたEcoRI及びHindl11部位間のBal
l1HIを用いて、BamHI及びHindII[によりpNM480プラスミ
ドを切断し、HindI[I部位を適当に末端修復してM13ベクターから切り
取ったB amHI−Haelllプロモータ断片を入れた)。表2は、関与す
る0RFs。
用いたM]3クローン名、使用したpNMベクター、及び融合産生物中で沈降す
る、鶏痘0RFsによりコードされるアミノ酸数(即ち、開始メチオニンコドン
から前方に)の一覧である。
表 2
構築物との暫定融合構築物
1 pNM 480 pNMGF32 202 pNM 481 pNMGJI
3M 73 pNM 481 pNMGE23 34 pNM 482 pNM
GA5 135 pNM482 pNMGK4 10 1896 pNM48Q
pNMGF6 9
7 9NM 4B2 pNMGB86 137 pNM 480 pNMSAU
4 28 pNM 482 pNMGC441439510pNM 481 p
NMGF7 3 未知+1 pNM480 pNMGL8 3712 pNM
482 pNMGF78 103FP4b pNM 481 pNM4b30
34 283FP4b pNM 481 pNM4b31 21 292(C)
暫定検定系におけるプロモータ試験24の細胞組織培養皿(Linbro)中に
植えつけたニワトリ胚繊維芽細胞を、細胞が80〜90%の集約状態に達した時
点で鶏痘ウィルスHP 44I株に感染させた。感染後種々の時間にDNAを、
リン酸カルシウムトランスフェクション操作により、細胞中に導入した。FPV
感染細胞におけるこの暫定検定系においてベーターガラクトシダーゼ活性を発現
することが判明したベーターガラクトシダーゼ遺伝子と融合したワクシニアIN
Kプロモータを含むプラスミドpMM6を用いて、感染多発性、DNAトランス
フェクションに関する時間、及びトランスフェクションのためのDNA量に関し
て最適化した。個々の実験間に変動が認められたけれども、陽性としてはpNM
6で、陰性としては無関係な配列を含むプラスミドで内部コントロールした場合
、採用した方法は一定状態で働いた。
24穴中プレート中の細胞を1細胞当たり1 pfu (7)FPV HP44
1で感染させた。以下の順序で成分を加えることにより、96穴プレート中に沈
殿物を調製した:pNMプラスミドDNA(0,2〜〜5I19) + 1.c
iF PV rヘルハーJ DNA、100S HEPES緩衝液(pH7,1
2)、及び最後1ニア 711(D 2M CaCu2゜プレートをタップして
内容物を静かに混合し、次いで細胞感染後4〜20時間目時間当な沈殿物を加え
た。室温で30分放置後、過剰沈殿物を除去し、5%O8を含む199液を0.
5ml加えた。トランスフェクトした細胞を正常としてさらに48時間再インキ
ュベートした。
ベータ・ガラクトシダーゼ活性は、以下の通りに検定した。
組織培養液を吸引により注意深く取り出し、細胞を50成の0.25Mトリス・
塩酸pH7,5,5mMジチオトレイトール(DTT)中に再懸濁した。次いで
、再懸濁細胞を3回解凍して、ベーターガラクトシダーゼ含量検定のために96
穴プレートに移した。
各溶解産物に60mM Na2HPO4,40mM N a H2P Oa、I
QmM K Cl、ImM M g (I’2、50mM 2−メルカプトエタ
ノールを含有する緩衝液1/lii!と、60mM N a 2 HP O4,
40mMNaH2PO4に溶解した2■/mlのオルトニトロフェニルガラクト
ース(ONPG)100麿を加えた。0NPGはベータ・ガラクトシダーゼに対
する比色基質であり、無色から黄色に変化する。検定は発色するまで37°Cで
2時間までの間インキュベートされ、その後、反応を停止するために2M Na
2Co3を加えた。黄色の強度は、EL I SAプレートリーダーで、各穴の
405 nmでの吸光度を測定することにより測定した。
プロモータ検定の結果
pMH23からの11の最大主要0RFsの前面から、及びFP4b遺伝子(上
記参照)の前面からの配列を一時的融合ベクター (12cZ遺伝子を含有する
ベクター)中にクローニングし、プロモータとしてのそれらの活性を暫定検定系
で測定した。上記表2は、これらの構築物の一覧である。試験した14のFPV
プロモータ構築物のうち、5つは一貫してプロモータ活性を有することが判明し
た。これらは2つのFP4b構築物、ORF 8(13,2に遺伝子)プロモー
タ、0RF5 (12,5に遺伝子)プロモータ、及び0RFIO(33、OK
遺伝子)プロモータであった。
これらはすべて、本発明のプロモータである。残りの構築物は、低レベルの活性
を示した。表3は、3つの実験の結果を示す。
星印は本発明のプロモータを含む構築物を示す。
表 3
実験A
4O5nmにおける光学密度
最終構築 添加DNA量(20時間p、i、)l pHMGF32 0.011
0.057 0.042 未実施
3 pNMGE23 0.0+3 0.066 0.0244 未実施
”5 pNMGK4 0.026 0.098 0.IC36pNMGF6 0
.047 0.093 0.0577 pNMGB86 0. [131[1,
0790,0277pNMSAU4 0.024 0.065 0.0+6”8
pNMGC440,0330,1290,248”10 pNMGF7 ’
0.027 [1,0710,138II pNMGL8 0.03 0.05
2 0.06212 pNMGF7g 0.04 0.063 0.069”F
P4b pNM4b31) 0.065 [1,1970,3IQ”FP4b
pNM4b30 0.057 0.203 0.260実 験 B (Aより早
(DNAを添加)l pNMGF32 0.00 0.01 0.052 pN
MGJ]3M O,030,000,023pNMGE23 0.02 0.0
3 0.064 pNMGA5 0.03 0.39 0.08”5 pNMG
K4 0.18 0.59 0.896 pNMGF6 0.01 0.0+
0.027 pNMGIIl16 0.Htl、H[1,047pNMSAU4
0.03 0.04 0.03’8 pNMGC440,110,22G、7
]”10 pNMGF7 0.0g 0.10 1116II pNMGL8
0.06 0.05 0.0412 pNMGF78 0.05 0.05 0
.07”FP4b pNM4b30 G、35 0.27 0.58”FP4b
pNM4b31 0.28 0.32 0.44全 pMH23Q、GI (
1,(120,02No DNA O,010,010,01実 験 C(Bの
繰返し)
405nmにおける光学密度
] IINMGF32 0.00 0.07 0.042 pNMGJ13M
O,020,G? 0.083 pNMGE23 0.06 0.01 0.0
04 pHMGA5 0.05 0.00 [1,09’5 pNMGK4 0
.07 0.13 0.746 pNMGF6 0.05 0.05 0.02
7 pHMGBg6 0.05 0.07 0.[187pNMsAU4 0.
04 (1,050,05”8 pNMGC440,050,180,65’1
0 pHMGF7 0.02 0.05 0.3111 pNMGL8 0.0
3 0.06 0.09+2 pNMGF7g 0.03 0.03 0.02
’FP4b pNM4b30 0.28 0JO1,24”FP4b pNM4
b31 0.11 0.25 1.18全 pMH230,100,[160,
1ONo DNA O,030,040,04実験Aに関しては、DNAを20
時間宿主感染に加え、実験B及びCに関しては、実質的に互いに2倍となるよう
にし、DNAを4時間宿主感染に加えた。感染より早期に加えた場合、プロモー
タの中には非常に高い活性を示すと思われるものが認められたことは興味深い。
例えば、4時間宿主感染では、0RF5プロモータは、0RF8プロモータより
高レベルの活性を示し、一方、遅く加えた場合には低レベルであった。0RF5
は相対的に感染後期に加えた場合には十分に機能しない初期プロモータであると
思われる。他方、ORF 10プロモータは、感染後期に加えた場合にはより十
分に機能すると思われる。FP4b構築物はともに、−貫して高レベルを示す。
FP4bを試験するために用いた構築物の配列のうち、0RF8 (13,2K
) 、0RF5 (12,5K) 、及びORF 10 (33K)プロモータ
を以下に示す。各配列は関連するpNMベクターからのDNAで開始し、終始す
るが、これは介在配列が鶏痘配列+M+3DNAからいかに作製されるかを示す
。推定上プロモータ配列のうち2つは、2つの別個の構築物で試験されており、
各々、融合産物中の配列をコードする異なる数のORFアミノ酸を有する。これ
らは、FP4b30/FP4b31ペア及びpNMG886/pNMSAU4ペ
アである。両方の場合とも、2つの異なるメンバーのペア間のプロモータ活性レ
ベルは非常によく似ていて、これは融合産物中の鶏痘遺伝子の長さが決定的なも
のではないことを示す。
Part of the 5equence or pNH4b30゜Part
of the 5equence of pHM4+31゜Part Of
the SeQυenCe of pNMGC44゜Part of the
5equence of pNHGK4゜Part of the 5eque
nce of pNlづG「7゜鶏痘ウィルスへの遺伝子の挿入
相同組換え法により、外来遺伝子をウィルス内に導入する。
この方法は、ワクシニアウィルスに関して文献に詳細に記載されていて、類似の
手法を鶏痘ウィルスに対して用い得る。
1、ウィルス感染及びDNAのトランスフェクション約80%融合時に、25,
7ボトルのCEF細胞を、1mlの無血清媒質中に溶解した鶏痘ウィルスの弱毒
化株約10’plu(約3plo/細胞)に感染させる。そのボトルを時々静か
に掻き混ぜながら、37℃で2時間インキユベートシ、次いで5%ウシ血清を含
む199液(Gibco)を5ml加え、細胞を37℃でさらに2時間インキュ
ベートする。
この2時間が終了する30分前にD N A / Ca P O4沈降物を調製
完了する。「1型構築物」を含有し、したがってFPVの非必須領域+2Il!
gの鶏痘ヘルパーDNAを含むプラスミドDNA20/iを、プラスチックbi
jon中の1 mlのHEPES緩衝液(HB S) p)I 7.12(HB
Sは0.818%N a Cp (v/v)、0.594%HEPES (W
/v)、0.02%Na2HPO4無水物(w/y)、IMNaOHでpH7,
+2に調節)に加える。66成の2M Ca C12をbijonの側壁を伝う
ように徐々に加える。これを室温で20〜30分放置し、微細沈降物を形成させ
る。
2時間インキュベート後、室温でHBSを用いて細胞を2回洗浄し、沈降物を静
かに細胞に加える。これを室温で40分間放置し、次いで5%ウシ血清を含む1
99液5mlを加え、細胞を37℃で3〜4時間インキュベートする。次いでそ
の媒質を新鮮な媒質に代える。
2、組換え株の検出
ウィルスを細胞中で3〜5日間増殖させた後(これは完全細胞変性が認められる
場合である)、細胞+上澄を採取し、3回凍結解凍する。次いで子孫ウィルスを
、10cmシャーレ当たり約500〜1000プラークでCEF細胞上にプラー
ク形成させ、1%低ゲル化温度観点を含む媒質を前面を庇うように加える。次い
でプラークをニトロセルロース上に載せ、L、 Villareal等(Sci
ence 196. 183〜185 (1977))の方法により鶏痘ウィル
ス内に挿入中の外来遺伝子からのDNAでプローブする。プローブに引っかかる
ことが判明したプラークを寒天層(4℃に維持されていた)からつまみ取って、
3回凍結解凍し、再プラーク化させる。次いてプラークを再び外来DNAでプロ
ーブして、組換えウィルスが寒天層から首尾よく単離されていることを確証する
。
組換えウィルスによるニワトリ感染
鼾化後5日目の22羽のヒヨコを容器内(46X 46X 58−)に入れる。
ニワトリ胚繊維芽細胞中で増殖させた1、 5x 108p、 1. uのウィ
ルスを含有する水80m1を用いて微細噴霧を発生させるためにスプレーガンを
用いる。ヒヨコが箭化後26日目になった時にこのワクチン接種を繰り返す。
実施例 2
プロモータは、RNAの転写を指令するウィルスDNAにおける信号である。し
たがって、強力なプロモータは、弱いプロモータよりも大量の転写を指令する。
これは、有効なプロモータの確認方法として用いる。放射能標識ウィルスRNA
をニトロセルロースフィルター上に固定させたウィルスDNAの制限断片と交雑
した場合、強力なプロモータを含むウィルスの特定領域が確定され得る。後期R
NAに関しては、後期RNA転写体はそれらの遺伝子の末端を過ぎておそらくは
隣接制限断片内に向かい、それゆえマツピング法の任意の試みを混乱させるため
に、領域確定は困難であると予測される。しかしながら、初期RNAに関しては
、それは有用なアプローチである。(「初期J RNAは、DNA複製前に作製
されるRNAであり、[後期J RNAはDNA複製後に作製される、と定義さ
れている。
より早期に、即ち蛋白質合成前に作製されるRNAは、「前初期RNAJと呼ば
れる)。前初期類の放射性標識RNAを作製するのに便利な方法は、好適な緩衝
液y製つィルス、デオキシヌクレオチド三燐酸(このうちの1つは放射性標識さ
れている)を含むin vitro系を用いるものである。これは、ワクシニア
ウィルスに関して、S、 Venkalesan及びB、 Mo5s (J、
VirologY37゜738〜747 (1981))によって記載されてお
り、この方法での1nvH+o (即ち試験管中)で産生されるRNAは、in
vivo (即ち組織培養中)で産生される場合と同一様式を示すことが判明
ウィルスをヒヨコ胚繊維芽細胞(CE F)中で増殖させ、以下のように精製し
た: CEFの75c、?フラスコ40本を5X106pfu/フラスコのPP
9 (HP440のプラーク精製単離体)に感染させた。そのフラスコを37℃
で5日間インキュベートした。
次いで培地中に振りかけた後、7.00Orpmで15分回転させた。
その後、ウィルスを含む上澄を4°Cで30分間、15.0000 +pmで遠
心分離した。ウィルスペレットをプールし、40m1の燐酸緩衝液(P B S
)中に再懸濁した。これをlomlの35%(w/v) ショ糖液のクッション
上に層にし、15.(IHQ rpmで30分、遠心分離した。その後、ウィル
スペレットを1mlのPBS中に再懸濁した。つぎにこれを20〜50%(w#
) シヨ糖液勾配上で層にし、15.0000 +pmで30分間遠心分離した
。2つのウィルス帯を採取し、プールして、2つの20〜60%メトリザミド勾
配上で層としく勾配当たり約1m1)、30,000 +pmで18〜20分間
遠心分離した。次いでウィルス帯を収集した(勾配当たり1m1)。
標識RNAのin vilro合成(S、 Venkalesan及びB、Mo
5a (1981年、上記引用文中)に基づく)
上記操作から得られた109pfuの精製ウィルス粒子を下記と同様に用いて標
識RNAを産生じた。ウィルス溶液を調製して0.05%Non1del P−
40(NP−40)とし、氷上に1時間放置した。
つぎにこれを、50mM)リス塩酸(pH8,5) 、l0mMジチオトレイト
ール、5mM ATP、1mMのGTP及びCTP、]On+M JCL、10
0 μM S−アデノシルメチオニン(人doMej) 、及びIn μciの
32p−標識UTPを含む溶液に加えて、全量を511p、とする。
30℃で30分後、新鮮なA+IoMe液(同量)を加えて、反応液をさらに3
0分、インキュベートした。10mMのEDTAを加えて反応を停止し、試験管
を氷上に置いた。つぎに30,000 +pmで30分遠心分離してウィルスを
ペレット化したが、上澄には、標識RNAが含まれていた。その上澄にドデシル
硫酸ナトリウム(SDS)を加えて最終濃度を0.25%とし、混合液をTE
(IOmM)リス−塩酸、pH7,5、I+++M EDTA)中に飽和した等
容量のフェノールで抽出した。水性層を取り出してジエチルエーテルで抽出し、
1/10容量の3M酢酸ナトリウム及び2.5容量のエタノールを加えて、RN
Aを沈降させた。RNAを15,000 +pmで10分間回転し、ペレットを
4mlのチオシアン酸グアニジン溶液(6Mチオシアン酸グアニジン、0.5%
N−ラウリルサルコシンナトリウム、5mMクエン酸ナトリウム、(1,1M
2−メルカプトエタノール)中に再懸濁した。これをCs Cj2 /EDTA
(5,7M CsG!。
0、 IM EDTA)の1 mlクッション上で層とし、18℃で18〜20
時間、38.000 +pmで遠心分離して、RNAをペレット化した。上澄を
注意深く除去して捨て、RNAペレットを500成のピロ炭酸ジエチル−処理水
中に再懸濁した。
DNAとのハイブリダイゼーション
a)制限消化物
FPV DNAのEcoRI消化物及びIl、2kb Bam旧クワクローンa
mHI /ECORI消化物を0.9%アガロースゲル上で分離した。サザンブ
ロッティングによりDNAをニトロセルロースフィルターに移行した。月、 2
kb断片からのM+3クローンの一本鎖調製物をニトロセルロース上にスポット
し、真空下でH℃で2時間固定する(1ml培養から得たDNAの1/10)。
フィルターヲlomlノ5 X S S C(S S C1;!0.15M N
aG2.0.015Mクエン酸ナトリウム)中で60℃で2時間予備ハイブリダ
イズした。プローブとして使用中の標識RNAの懸濁液を、フィルターを加える
前に3分間煮沸した。プローブ及びフィルターを、振盪しながら、60℃で18
〜20時間インキュベートした。そのフィルターを2xSSC,0,1%SDS
中で、42℃テ30分間洗浄し、つぎに0.1xSSC,0,1%SDS中テ2
5℃テ30分洗浄して、その後X線フィルムに露呈した。
結 果
標識ウィルスRNAは、FPV DNAの消化物中の2つのEcoRI断片のみ
を強力にハイブリダイズすることが判明した。
一方は790bp 、他方は3830bpである(特に約6.000bpの領域
では、いくつかのさらに大きな帯は弱くハイブリダイズした)。
RNAはまた、l]、2kb Bxm旧断片のEcoRI/BamHI消化物に
おける3830bp帯ともハイブリダイズした。アガロースゲルから精製された
790bp及び3830bpの大きさの標識EC0RI FPV DNAは、G
+unsjein & Hognessの十分公知の方法によって、pUc13
にクローニングされたFPV DNA断片のEC0RIライブラリをプローブす
るのに用いた。したがって、いくつかのpυCI3クローンを確認したが、これ
をまた標識in vHro RNAでプローブした。その結果得られたP U
C13クロ一ン群をプローブして2つに分類し、790bpの大きさのウィルス
挿入物を有するものと、383Dbpの大きさの挿入物をもつものとに分けた。
3830bpの大きさのクローンをIl、2kb Bam旧断片(ヌクレオチド
6162〜9992 : E coRI部位に下線を施す)から得られた標識3
830bp断片でプローブした結果、同じものであることが判明した。383゜
bp断片は、強力にプロモートされる0RF8及びORF 10遺伝子の全体を
含む。さらに、790b、クローンの各末端がら得られる約+20bpの配列を
調べられている(下記参照)。この790bpクローンと下に示す配列情報を用
いて、この遺伝子の5′末端及びそこからプロモータ領域を容易に確認すること
ができる。
以下に示すものは、790bp断片の両端付近から確定された部分的配列である
(各末端からの2〜3のヌクレオチドはシーケンシングされていない)。上記6
80という番号は断片の正確な長さが分からない場合の近似値である。N=未確
定ヌクレオチド。
TGTCATCATA TCCACCTATA AATGTAATAT AAT
TAGCGCCTGATTGTGTCGATACATTATlo 20 30
40 50 60
CGGGTGAAAA GTCCACCGT人 人TATTGCTTT TAT
CGGTTGT ATTTACCACG TATAC−−−|−
−一一一一一未決定配列 −−−−−−−−−−−−−−一−−−−−GTTC
TTTTTCATTTT TAATGTACGT TATTTTGTAA TA
ATGTTTAT ATAAATTACCATACTTTANm
690 700 710 720 730 14ONATTATAAAT AT
TGAAGT^^ ^AGAATAGTCTAAATTACCT AACATA
GAACATCATb) Il、2kb断片から得られるM13クローン11、
2kb断片から得られる一連の一本鎖M13クローンをニトロセルロース上にス
ポツティングした。クローンは、断片中の各種用開放読み枠(ORF)が、その
ORFから予測されるRNAと同じ配位のクローン(即ちRNAとハイブリダイ
ズできない)と、逆配位の(即ちそのORFからのRNAとハイブリダイズする
と予測される)クローンとによって表わされるように選択した。そのクローンを
以下に示す。
ヌクレオチドNo、ハイブリダイズ
*これはクローンの実際の末端ではないが、しかしほぼそれがシーケンシングさ
れる点までである。
結 果
下記のクローンのみがin vitro RNAとハイブリダイズした:GG2
非常に強力に(ORF5プロモータ)GC61弱く
GJ24 非常に強力に(「同配位クローン」であるという事実にもかかわらず
)
GB84 中等度に強< (ORFIOプロモータ)これらの結果は、前初期強
カプロモータの確認にRNA転写法を用いるのが合理的であることを確証するも
のである。したがって、0RF5及びORF 10プロモータを含むクローンは
[+1RNAと強力にハイブリダイズした。0RF8プロモータを含むクローン
からは何の信号も得られなかったが、これはおそらく、それが前初期段階で作用
しないためであろうと思われる。
GF24(ヌクレオチド8785〜8584)の強力なハイブリダイゼーション
は、多分、8844で遺伝子末端を越えて、0RF9 (8632〜8835)
をコードするDNA中へ十分に奏効するO RF 10遺伝子(ヌクレオチド9
686〜8844)に対して転写されるmRNAの結果である。
当然、前初期プロモータが必要とされる場合は0RF5、ORF 10.及びr
790bp Jプロモータが唯一良好な選択であると思われる、ということにな
る。
↓
HII りF*−立イ云j
冒讐首] 108ノ2
E$ qf=ψ禰神天
−フρ、スミy′I)HA
[II刊 外疋連X云シ
1票 1oぞ/り
匹コ計姓鴻確我
l◎l 々70−、−ング右ψ4
−1クスミ←゛D寮
補正書の写しく翻訳文)提出iF(特許法第184条の8)平成2年4月23日
1、特許出願の表示 PCT/GB 881009222、発明の名称 鶏痘ウ
ィルスプロモータ3、特許出願人
住 所 イギリス国、ロンドン・ニス・イー・ 1・ 6・ビー・ニー、ニュウ
イントン・コーズウエイ・ 101/名 称 ナショナル・リサーチ・ディベロ
ップメント・コーポレイション
4、代 理 人 東京都新宿区新宿1丁目1番14号 山田ビル5、補正書の提
出年月日 1990年1月17日6、添附書類の目録
(1)補正書の翻訳文 1通
(ツ・3紙1)
相同性が高いということにはならず、事実、本発明者の未発表データは、これが
真相でないことを示唆している。
さらに従来技術は、「発明の要約」の項の後で言及するつもりであり、その内容
も明らかにされる。
発明の要約
本発明の多くは、いくつかのFPV遺伝子の位置を定め、プロモータ性強度に関
してそれらに関連した5′非コード領域を試験し、それによっである強力なプロ
モータを選択することによって生じた。
FPVゲノムのいくつかの領域は、本発明に至る研究で調べられてきた。それら
のいくつかはDNAを酵素BamHIで切断し、それによって生成されるプラス
ミドの範囲内から約11.2キロベースの挿入体を有するものを選択し、そのD
NA長を調べることによって生じる。別のものは、FPvゲノムを無作為(ラン
ダム)クローニングし、これらの配列を上記ワクシニア4b遺伝子のDNAの配
列と比較することによって生じた。
その結果、4つの強力なプロモータが判明したので、本発明はそれらを含む種々
のDNA分子を提供する。ポックスウィルスDNAのプロモータについては、現
在、科学的には十分には分かっていない。遺伝子の5′又は「上流」末端までの
一定の領域は、転写に関与するRNAポリメラーゼを結合することによりメツセ
ンジャーRNAにゲノムDNAを転写するのに役立つので、その遺伝子の開始コ
ドンを含むRNAの転写が可能となるということは公知である。このような上流
領域が「プロモータ」と呼ばれる。上流配列のヌクレオチドのどれがプロモーシ
ョンに不可欠で、どれが不可欠でないか、あるいは公知のプロモータの正確には
どれが最小でどれが最大の長さなのかをはっきりということはできない。プロモ
ータがどのあたりで、どの位の長さであるか正確に分からないのは一見、かなり
不満足であるようであるが、DNAの転写に役立つ領域外の別のDNAを含入す
ることについては通常何の害もないため、実際には問題でない。さらに、後述す
る通り、それは、こめ領域をさらに精確に測定するための冗長な実験によって可
能となる。これらの全情況においては、したがって、プロモータの配列に言及す
るよりむしろ、それが先行する遺伝子に言及することによってプロモータを定義
する方がより妥当である。問題の遺伝子のうち4つは、BamHI断片のオープ
ン読み枠0RF8、ORF遺伝子に対応する(最高度の相同性を示す)FPVの
遺伝子である。最後に記載したFPV遺伝子は、便宜上FP4bと呼ばれる。こ
れらの遺伝子は、以下の実施例1で十分に確認される。
これらの遺伝子は種々の方法で定義することができるが、もちろん、1つの鎖の
間、あるいはFPVの種類の間で、それらの配列の差異は疑いなく小さいという
ことは常に共通している。
それらを定義する便利な、且つ任意の方法の1つは、それらがコードする適当な
長さのアミノ酸配列に言及することである。
最初の10個、さらに好ましくは最初の20個のアミノ酸といったところが、F
PVにおる独特の配列を形成すると考えるのが理にかなっている。したがって、
4つの遺伝子のある慣用的定義は、以下に示すと同様の最初の20個のアミノ酸
に基づくものである:
(+)FP4b遺伝子。これは以下の開始配列を有する、約657個のアミノ酸
の蛋白質をコードする。
Met Glu Ser 人hp Set Asn lle All lle
GI++Gln Val Lys Tyr Pro Atn Ile LeII
Lea Glw(2)BamHI断片0RF8遺伝子。以下の開始配列を有する
、約116個のアミノ酸の蛋白質をコードする。
Met GIOGlu GIF LTI PIOArg Aug Set Se
+^1a Val Leu 丁+p Met Leu Ile Pro GTI
GIY(3)BamHI断片0RF5遺伝子。以下の開始配列を有する、約1
05個のアミノ酸の蛋白質をコードする。
Met IIe Ile Arg Arg Asl1 Asn L7s 人lI
LeaGlHSet Val Met Set 人lp Phe Ile L
TI Thr(4)BamHI断片0RFII)遺伝子。以下の開始配列を有す
る、約280個のアミノ酸の蛋白質をコードする。
Met Lys Phe Lys Glu Vxl Arg Asn Thr
1leLJl LTI M!1 人+n lle Tau Asp Ile L
ys Ile遺伝子 (1)〜(4)に関しては、20個のアミノ酸における変
動は異なるFPV株間で生じるであろうことは、もちろん理解できる。おそらく
、全遺伝子に関して少なくとも90%の相同性が認められるが、しかし、最初の
20個のアミノ酸に関しては相同性が低くてもよく、おそらくは3〜4つまでの
差異が認められる。しかしながら、最初の10〜20個のアミノ酸配列における
異所性の正確な度合いは何であれ、どの遺伝子が意図するものに関して当業者は
いかなる疑いもないことは確かである。
まもなく、FPVゲノムの部分的地図を作製できると予測される。その他のポッ
クスウィルス同様、FPVは、その両端間に類似性を有する直鎖ゲノムを有する
。その末端配列は逆に反復される。これらの末端逆転反復(TIRs)内では、
直列的反復配列が存在する。指示されたBamHI消化によりこれらの末端逆転
反復(T I R)配列を含有するクローンが生じ、検査したFPV株のTIR
内には、約11.2ib断片の一端(本明細書で後述する配列の左手)で約3.
7〜4.Okbの長さが存在することが確定されている。FP4b遺伝子は、そ
のゲノムの中心領域にあることは確かである。0.79kb配列のどのあたりで
あるがは、目下不明である。
(ビリ給 2 )
一方は790bp 、他方は3830bpである(特に約6.000bpの領域
では、いくつかのさらに大きな帯は弱くハイブリダイズした)。
RNAはまた、Il、 2ib Ram旧断片のEcoRI / BamHI消
化物における383Qbp帯ともハイブリダイズした。アガロースゲルから精製
された?90bp及び3830bp(7)大きさの標識EcoRI FPV D
NAは、Gruntlein & Hognessの十分公知の方法によって、
pUcI3にクローニングされたFPV DNA断片のEC0RIライブラリを
プローブするのに用いた。したがって、いくつかのpUcI3クローンを確認し
たが、これをまた標識in vifro PINAでプローブした。その結果得
られたP U C13クロ一ン群をプローブして2つに分類し、?90bpの大
きさのウィルス挿入物を有するものと、3830bpの大きさの挿入物をもつも
のとに分けた。383[1bpの大きさのクローンをIl、2kb Bmmm新
旧(ヌクレオチド6162〜9992 : E coRI部位に下線を施す)か
ら得られた標識3830bp断片でプローブした結果、同じものであることが判
明した。3830bp断片は、強力にプロモートされる0RF8及び0RFIO
遺伝子の全体を含む。
b) 11.2ib断片から得られるM+3クローン+1.2ib断片から得ら
れる一連の一本鎖M!3クローンをニトロセルロース上にスポツティングした。
クローンは、断片中の各種用開放読み枠(ORF)が、そのORFから予測され
るRNAと同じ配位のクローン(即ちRNAとハイブリダイズできない)と、逆
配位の(即ちそのORFからのRNAとハイブリダイズすると予測される)クロ
ーンとによって表わされるように選択した。そのクローンを以下に示す。
(glI 19≦、う)
当然、前初期プロモータが必要とされる場合は0RF5、ORF 10プロモー
タが唯一良好な選択であると思われる、というこ七になる。
請求の範囲
1、 FPVベクター中に挿入される外来遺伝子の転写を促進するための鶏痘ウ
ィルス(FPV)プロモータDNAであって、下記のFPV DNA遺伝子のい
ずれかのプロモータから成り、事実上、該遺伝子をコードしておらず(非コード
配列)且つ150ヌクレオチドまでの長さである、該遺伝子の5′末端側の配列
から構成されるDNA :
(1)開始配列として
Met Glu Ser 人(p Se+ Asn Ile Alx lie
GluGlu Val 141 Ty+ P+o A+n lle LeU L
eII Glu又はこのような配列の変異体を有する約657個のアミノ酸から
成る蛋白質をコードするFP4b遺伝子;(2)開始配列として
Met Glu GIII Gl! Lyt Pro Aug Aug Set
5etAIA Vll Leu Tap Met Leu Ile P+o
CTI Gly又はこのような配列の変異体を有する約116個のアミノ酸から
成る蛋白質をコードするBamHI断片0RF8遺伝子;(3)開始配列として
Met lle lle Arg Aug Asn Acn Ly+ Ala
LeuGI7 Set val Met Set Asp P’be IIs
L7S Thr又はこのような配列の変異体を有する約105個のアミノ酸から
成る蛋白質をコードするBamHI断片0RF5遺伝子;(4)開始配列として
Met LTS Phe Lys Glu Vat Aug Asn Thr
1leLB Lys Met Asn Ile Thr Asp Ile Ly
s llc又はこのような配列の変異体を有する約280個のアミノ酸から成る
蛋白質をコードするBamHI断片ORF 10遺伝子。
国際調査報告
1m−11内11wl1a+AaThc11レ−シー−−媚−PCT/GB88
100922−2−5A 25064
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.FPVベクター中に挿入される外来遺伝子の転写を促進するための鶏痘ウイ ルス(FPV)プロモータDNAであって、下記のFPV DNA遺伝子のいず れかのプロモータから成り、事実上、該遺伝子をコードしておらず(非コード配 列)且つ150ヌクレオチドまでの長さである、該遺伝子の5′末端側の配列か ら構成されるDNA: (1)開始配列として 【配列があります】 又はこのような配列の変異体を有する約657個のアミノ酸から成る蛋白質をコ ードするFP4b遺伝子;(2)開始配列として 【配列があります】 又はこのような配列の変異体を有する約116個のアミノ酸から成る蛋白質をコ ードするBamHI断片ORF8遺伝子;(3)開始配列として 【配列があります】 又はこのような配列の変異体を有する約105個のアミノ酸から成る蛋白質をコ ードするBamHI断片ORF5遺伝子;(4)開始配列として 【配列があります】 又はこのような配列の変異体を有する約280個のアミノ酸から成る蛋白質をコ ードするBamHI断片ORF10遺伝子;並びに (5)コードスタンドがFPV RNAと強力にハイブリダイズし、少なくとも 一部が約790bp配列内にあって、その5′末端付近に配列; 【配列があります】を、またその3′ 末端付近に配列: 【配列があります】を含む遺伝 子。 2.非コード配列が遺伝子の開始コドン直前で100ヌクレオチドまでの長さで ある請求項1記載のFPVプロモータDNA。 3.非コード配列が遺伝子の開始コドン直前で80ヌクレオチドまでの長さであ る請求項2記載のFPVプロモータDNA。 4.遺伝子の開始コドン直前で100ヌクレオチドまでの下記の配列: 【配列があります】 【配列があります】 【配列があります】 【配列があります】 のいずれか、又はこのような配列の変異配列である、請求項2記載のFPVプロ モータDNA。 5.挿入物としてFPVの非必須領域(NER)配列を含むクローニングベクタ ーから成る組換えベクターであって、上記NERが請求項1、2、3又は4記載 の(a)プロモータDNA、及び(b)その下流につながり該プロモータにより 転写可能な外来遺伝子から成るDNAによって中断される、前記ベクター。 6.挿入物として、次の順に (1)鶏痘ウイルス(FPV)ゲノムの第1相同組換え可能配列、 (2)FPVゲノムの非必須領域(NER)の第1部分内の配列、 (3)請求項1、2、3又は4記載のFPVプロモータDNA、 (4)転写上プロモータの下流にある外来遺伝子(鶏痘ウイルスRNAポリメラ ーゼがプロモータと結合したとき、外来遺伝子を田RNA中に転写する) (5)FPVゲノムの同一NERの第2部分内の配列であって、第一及び第二配 列がFPVゲノム内のNERの第1及び第2部分と同じ相対配向である配列、( 6)FPVゲノムの第2相同組換え可能配列であって、上記配列(1)及び配列 (6)がFPVゲノムのNERの側面に配置し、それらがFPVゲノム内に存在 する場合と同じ組換えベクター内での相対配向を示す配列、を含有するクローニ ングベクターより成る組換えベクター。 7.外来遺伝子と転写可能に結合する請求項1、2、3又は4記載のFPVプロ モータから成るDNAカセット。 8.請求項7記載のDNAカセットを含む組換えクローニングベクター。 9.請求項5又は6記載の組換えベクターの挿入物DNAによる親FPVの相同 組換え産物である組換え鶏痘ウイルス(FPV)。 10.請求項9記載のウイルスに感染した動物細胞のin vitro培養物。 11.動物細胞がニワトリ細胞である請求項10記載の培養物。 12.請求項9記載の組換えFPVで接種することから成る反応性動物のワクチ ン接種方法。 13.動物がニワトリである、請求項12記載の方法。
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