JPH0350158A - 炭化けい素・炭素複合シートの製造方法 - Google Patents
炭化けい素・炭素複合シートの製造方法Info
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- JPH0350158A JPH0350158A JP1186309A JP18630989A JPH0350158A JP H0350158 A JPH0350158 A JP H0350158A JP 1186309 A JP1186309 A JP 1186309A JP 18630989 A JP18630989 A JP 18630989A JP H0350158 A JPH0350158 A JP H0350158A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は有機けい素化合物であるポリカルボシランとガ
ラス炭素材の原料として利用されるフラン樹脂又はフェ
ノール樹脂の熱硬化性樹脂との混合系から炭素けい素と
炭素を複合したシート(以下、炭化けい素・炭素複合シ
ートという)を製造する方法に関する。更に詳しくはグ
リーンシートから炭化けい素・炭素複合シートを製造す
る方法に関するものである。
ラス炭素材の原料として利用されるフラン樹脂又はフェ
ノール樹脂の熱硬化性樹脂との混合系から炭素けい素と
炭素を複合したシート(以下、炭化けい素・炭素複合シ
ートという)を製造する方法に関する。更に詳しくはグ
リーンシートから炭化けい素・炭素複合シートを製造す
る方法に関するものである。
[従来の技術]
これまで、ジメチルジクロロシランと金属ナトリウムと
の脱塩素化縮合反応によって合成されるポリジメチルシ
ランを350〜450℃で熱重縮合させて得られる線状
構造のポリカルボシランは、炭化けい素連続繊維の前駆
体として利用されている。
の脱塩素化縮合反応によって合成されるポリジメチルシ
ランを350〜450℃で熱重縮合させて得られる線状
構造のポリカルボシランは、炭化けい素連続繊維の前駆
体として利用されている。
従来、炭素源としてピッチを混合した前駆体から炭化け
い素と炭素を複合した連続繊維の製造が試みらレタ(窯
協誌Vo1.95.1987.第99〜103頁)。
い素と炭素を複合した連続繊維の製造が試みらレタ(窯
協誌Vo1.95.1987.第99〜103頁)。
この連続繊維の製造方法は、先ずポリジメチルシランに
石油系ピッチのトルエン可溶分を種々の割合に混合し、
この混合物を反応容器内で加熱することにより熱分解縮
合させて得た反応物をトルエン溶液とする。次いでこの
溶液を濾過して不溶分を除去し、窒素ガス雰囲気中で蒸
留して300℃以下の沸点を有する成分を除去し、この
溶融液を紡糸する。次にこの紡糸体を空気中で180〜
230℃に加熱処理して不融化し、真空中で900〜1
400℃で焼成して炭化けい素と炭素を複合した連続繊
維を得る。
石油系ピッチのトルエン可溶分を種々の割合に混合し、
この混合物を反応容器内で加熱することにより熱分解縮
合させて得た反応物をトルエン溶液とする。次いでこの
溶液を濾過して不溶分を除去し、窒素ガス雰囲気中で蒸
留して300℃以下の沸点を有する成分を除去し、この
溶融液を紡糸する。次にこの紡糸体を空気中で180〜
230℃に加熱処理して不融化し、真空中で900〜1
400℃で焼成して炭化けい素と炭素を複合した連続繊
維を得る。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、上記連続繊維の製造方法は、ポリシランとピッ
チの混合系を熱縮重合させてポリカルボシランとピッチ
の複合系とし、これを紡糸して空気中で不融化した後、
高温で焼成して炭化けい素と炭素を複合した連続繊維と
している。この方法は基本的にはポリカルボシランから
炭化けい素連続繊維を製造する方法と同じである。この
ため紡糸装置のノズルから溶融したポリカルボシランと
ピッチの複合系を押出してシートを作成しようとしても
、シート状に一様に押出すことができず、一部分小片状
のシートが得られるに過ぎない。この小片状のシートは
極めて脆<、シかも平面状に維持した状態で上述したよ
うに空気雰囲気中、180〜230℃に加熱処理して一
様に不融化するこ店が困難で、更にこれを高温焼成する
と、細かく割れ、工業的に満足できるものが得られない
問題点があった。
チの混合系を熱縮重合させてポリカルボシランとピッチ
の複合系とし、これを紡糸して空気中で不融化した後、
高温で焼成して炭化けい素と炭素を複合した連続繊維と
している。この方法は基本的にはポリカルボシランから
炭化けい素連続繊維を製造する方法と同じである。この
ため紡糸装置のノズルから溶融したポリカルボシランと
ピッチの複合系を押出してシートを作成しようとしても
、シート状に一様に押出すことができず、一部分小片状
のシートが得られるに過ぎない。この小片状のシートは
極めて脆<、シかも平面状に維持した状態で上述したよ
うに空気雰囲気中、180〜230℃に加熱処理して一
様に不融化するこ店が困難で、更にこれを高温焼成する
と、細かく割れ、工業的に満足できるものが得られない
問題点があった。
またピッチだけでつくられる炭素材は炭素繊維強化炭素
(C/Cコンポジット)として航空機や宇宙材料として
の用途があるが、耐酸化性がなく、いかにして耐酸化性
を与えるかという問題が先端的研究テーマとなっている
。
(C/Cコンポジット)として航空機や宇宙材料として
の用途があるが、耐酸化性がなく、いかにして耐酸化性
を与えるかという問題が先端的研究テーマとなっている
。
本発明の目的は、1200〜1400℃で焼結可能な、
緻密で、強度が高く、反りやうねりのない、工業的に利
用可能な炭化けい素・炭素複合シートを製造する方法を
提供することにある。
緻密で、強度が高く、反りやうねりのない、工業的に利
用可能な炭化けい素・炭素複合シートを製造する方法を
提供することにある。
本発明の別の目的は、炭素材が耐熱性、耐酸化性に乏し
いという問題を炭化けい素と炭素を複合してシートにつ
くることにより解決し、耐熱性、耐酸化性のある工業的
に利用可能な炭化けい素・炭素複合シートの製造方法を
提供することにある。
いという問題を炭化けい素と炭素を複合してシートにつ
くることにより解決し、耐熱性、耐酸化性のある工業的
に利用可能な炭化けい素・炭素複合シートの製造方法を
提供することにある。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明の炭化けい素・炭素
複合シートの製造方法は、三次元架橋構造の不融化した
ポリカルボシラン1001ffffi部に対して、20
0〜500重皿部の分散剤と40〜50重量部の有機バ
インダと30〜40重量部の有機剤とを加え、これらを
ボールミルにより微粉砕し、更に硬化剤を含むフラン樹
脂又はフェノール樹脂を50〜100重量部加えてスラ
リーにする工程と、前記スラリーをシート成形した後、
室温〜100℃の温度で乾燥してグリーンシートを得る
工程と、前記グリーンシートを不活性ガス雰囲気中で1
200〜1400℃の温度で焼成する工程とを含む方法
である。
複合シートの製造方法は、三次元架橋構造の不融化した
ポリカルボシラン1001ffffi部に対して、20
0〜500重皿部の分散剤と40〜50重量部の有機バ
インダと30〜40重量部の有機剤とを加え、これらを
ボールミルにより微粉砕し、更に硬化剤を含むフラン樹
脂又はフェノール樹脂を50〜100重量部加えてスラ
リーにする工程と、前記スラリーをシート成形した後、
室温〜100℃の温度で乾燥してグリーンシートを得る
工程と、前記グリーンシートを不活性ガス雰囲気中で1
200〜1400℃の温度で焼成する工程とを含む方法
である。
[作 用]
三次元架橋構造の不融化したポリカルボシランを出発原
料とすることにより、ポリカルボシランの易熱分解性と
低分子量酸分易蒸散性と易熱重縮合性によって1200
〜1400℃の温度でポリカルボシランが溶融すること
なく焼結し、また炭素源としてフラン樹脂又はフェノー
ル樹脂を用いることにより高い密度と強度を有し、耐熱
性と耐酸化性のある炭化けい素・炭素複合シートが得ら
れる。
料とすることにより、ポリカルボシランの易熱分解性と
低分子量酸分易蒸散性と易熱重縮合性によって1200
〜1400℃の温度でポリカルボシランが溶融すること
なく焼結し、また炭素源としてフラン樹脂又はフェノー
ル樹脂を用いることにより高い密度と強度を有し、耐熱
性と耐酸化性のある炭化けい素・炭素複合シートが得ら
れる。
次に本発明を更に詳しく説明する。
(a)出発原料
本発明の出発原料は、三次元架橋構造の不融化したポリ
カルボシランである。このポリカルボシランはポリジメ
チルシランを窒素ガス雰囲気中350〜400℃の温度
で熱縮重合させてつくられるものが代表的である。ポリ
カルボシランの構造中に三次元架橋構造が形成されると
不融化する。
カルボシランである。このポリカルボシランはポリジメ
チルシランを窒素ガス雰囲気中350〜400℃の温度
で熱縮重合させてつくられるものが代表的である。ポリ
カルボシランの構造中に三次元架橋構造が形成されると
不融化する。
別の方法として、ポリジメチルシランを窒素ガス雰囲気
中350〜450℃の温度で熱分解させて、室温で固体
状の線状構造を有するポリカルボシランを合成し、この
ポリカルボシランを更に空気中200℃の温度で加熱し
て三次元架橋構造を形成させることにより不融化したポ
リカルボシランをつくることもできる。
中350〜450℃の温度で熱分解させて、室温で固体
状の線状構造を有するポリカルボシランを合成し、この
ポリカルボシランを更に空気中200℃の温度で加熱し
て三次元架橋構造を形成させることにより不融化したポ
リカルボシランをつくることもできる。
(b)スラリー調製工程
上記ポリカルボシラン100重量部に対して、200〜
500重量部の分散剤と40〜50重量部の有機バイン
ダと30〜40重量部の可塑剤とを加え、これらをボー
ルミルにより微粉砕し、更に硬化剤を含むフラン樹脂又
はフェノール樹脂を50〜100重量部加え有機ラリー
にする。上記分散剤、有機バインダ、可塑剤及び樹脂の
配合全はシート成形性を考慮して、上記範囲に決められ
る。硬化剤はフェノール樹脂の場合、樹脂100重量部
に対して5.0重量部程度加えられる。この混合物は均
一になるまで十分攪拌される。硬化剤の量が十分でない
場合には混合物の成分分離が起こり、良好なシートが得
られない。また硬化剤が5.0重量部を越える場合には
スラリーの硬化が速く、成形時の取扱いが困難となる。
500重量部の分散剤と40〜50重量部の有機バイン
ダと30〜40重量部の可塑剤とを加え、これらをボー
ルミルにより微粉砕し、更に硬化剤を含むフラン樹脂又
はフェノール樹脂を50〜100重量部加え有機ラリー
にする。上記分散剤、有機バインダ、可塑剤及び樹脂の
配合全はシート成形性を考慮して、上記範囲に決められ
る。硬化剤はフェノール樹脂の場合、樹脂100重量部
に対して5.0重量部程度加えられる。この混合物は均
一になるまで十分攪拌される。硬化剤の量が十分でない
場合には混合物の成分分離が起こり、良好なシートが得
られない。また硬化剤が5.0重量部を越える場合には
スラリーの硬化が速く、成形時の取扱いが困難となる。
最初にポリカルボシランに分散剤を加えてボールミルに
より微粉砕して乳液状にし、次にこの乳液状物に有機バ
インダと可塑剤を加えてボールミルにより微粉砕し、更
にフラン樹脂又はフェノール樹脂を加えてボールミルに
より微粉砕すると、より均質なスラリーが得られ、好ま
しい。
より微粉砕して乳液状にし、次にこの乳液状物に有機バ
インダと可塑剤を加えてボールミルにより微粉砕し、更
にフラン樹脂又はフェノール樹脂を加えてボールミルに
より微粉砕すると、より均質なスラリーが得られ、好ま
しい。
上記分散剤は、上記ポリカルボシランに不溶であって、
後述するシート成形時に適度の粘性が得られ、かつポリ
カルボシランとの親和性に優れている溶剤の中から選ば
れる。即ち、本明細書ではポリカルボシランのスラリー
を得るために「分散剤」の用語を用いるが、この「分散
剤」は実質的に溶剤と同義語である。この分散剤を例示
すれば、ベンゼン、キシレン、トルエン等の芳香族炭化
水素系溶剤、メタノール、エタノール、イソプロパツー
ル等の低級アルコール、又はこれらの混合液が挙げられ
る。また上記有機バインダは、グリーンシートにしたと
きに適度の強度が得られ、焼成時に反り、うねり、クラ
ックを生じないように、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルブチラール、アクリル系バインダ等の中から選ばれ
る。更に上記可塑剤は、後述するシート成形性をよくす
るために、フタル酸ジブチル、フタル酸ジメチル、ステ
アリン酸n−ブチル、n−ブチルベンジルフタレート等
が用いられる。
後述するシート成形時に適度の粘性が得られ、かつポリ
カルボシランとの親和性に優れている溶剤の中から選ば
れる。即ち、本明細書ではポリカルボシランのスラリー
を得るために「分散剤」の用語を用いるが、この「分散
剤」は実質的に溶剤と同義語である。この分散剤を例示
すれば、ベンゼン、キシレン、トルエン等の芳香族炭化
水素系溶剤、メタノール、エタノール、イソプロパツー
ル等の低級アルコール、又はこれらの混合液が挙げられ
る。また上記有機バインダは、グリーンシートにしたと
きに適度の強度が得られ、焼成時に反り、うねり、クラ
ックを生じないように、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルブチラール、アクリル系バインダ等の中から選ばれ
る。更に上記可塑剤は、後述するシート成形性をよくす
るために、フタル酸ジブチル、フタル酸ジメチル、ステ
アリン酸n−ブチル、n−ブチルベンジルフタレート等
が用いられる。
ボールミルにより微粉砕されたスラリーに対して、減圧
下で脱泡及び粘度調整を行うと、気泡の混入が防止され
、高密度のシートが得られ、好ましい。
下で脱泡及び粘度調整を行うと、気泡の混入が防止され
、高密度のシートが得られ、好ましい。
(c)シート成形工程
上記スラリーをドクターブレード法、スクリーン印刷法
、押出し成形法等によりシート成形する。
、押出し成形法等によりシート成形する。
シート成形法は薄いシートを容易に形成できるためドク
ターブレード法が好ましい。シート成形した後、減圧下
又は大気圧下の室温〜100℃の温度で乾燥し、グリー
ンシートを得る。
ターブレード法が好ましい。シート成形した後、減圧下
又は大気圧下の室温〜100℃の温度で乾燥し、グリー
ンシートを得る。
(d)シート焼成工程
得られたグリーンシートを所定のサイズに切り出した後
、窒素、アルゴン等の不活性ガス雰囲気中で1200〜
1400℃の温度で1〜2時間程度焼成する。
、窒素、アルゴン等の不活性ガス雰囲気中で1200〜
1400℃の温度で1〜2時間程度焼成する。
最終的に得られる炭化けい素・炭素複合シートの炭素濃
度を高め、かつシートの反り、うねりを防止するために
、グリーンシートを黒鉛セックに挟み込んで焼成するこ
とが望ましい。
度を高め、かつシートの反り、うねりを防止するために
、グリーンシートを黒鉛セックに挟み込んで焼成するこ
とが望ましい。
上記方法では厚み100〜500μmの炭化けい素・炭
素複合シートをつくることができ、この複合シートは、
密度が1.7〜2.0 g/cm”で、C/Si原子比
が3〜6で、3点曲げ強度が一般のガラス状炭素の5〜
12 kgf/ mm”と同等又はそれ以上の物性を示
し、耐熱性、耐酸化性のある軽量構造材又は熱伝導性の
ある機能性材料として利用することができる。
素複合シートをつくることができ、この複合シートは、
密度が1.7〜2.0 g/cm”で、C/Si原子比
が3〜6で、3点曲げ強度が一般のガラス状炭素の5〜
12 kgf/ mm”と同等又はそれ以上の物性を示
し、耐熱性、耐酸化性のある軽量構造材又は熱伝導性の
ある機能性材料として利用することができる。
[発明の効果]
以上述べたように、従来の紡糸法では炭化けい素・炭素
複合シートの製造が困難であったものが、本発明によれ
ば三次元架橋構造の不融化したポリカルボシランを出発
原料としてこれに所定の分散剤、有機バインダ、可塑剤
を加えてスラリーにし、このスラリーに炭素源として硬
化剤を含むフラン樹脂又はフェノール樹脂の熱硬化性樹
脂を加えてグリーンシートに成形し、このグリーンシー
トを焼成することにより、1200〜1400℃のより
低い温度で焼結可能な、緻密で、強度が高く、反りやう
ねりのない、工業的に利用可能な炭化けい素・炭素複合
シートを製造することができる。
複合シートの製造が困難であったものが、本発明によれ
ば三次元架橋構造の不融化したポリカルボシランを出発
原料としてこれに所定の分散剤、有機バインダ、可塑剤
を加えてスラリーにし、このスラリーに炭素源として硬
化剤を含むフラン樹脂又はフェノール樹脂の熱硬化性樹
脂を加えてグリーンシートに成形し、このグリーンシー
トを焼成することにより、1200〜1400℃のより
低い温度で焼結可能な、緻密で、強度が高く、反りやう
ねりのない、工業的に利用可能な炭化けい素・炭素複合
シートを製造することができる。
特に、本発明の炭化けい素・炭素複合シートは従来の炭
素材の耐熱性に加えて、耐酸化性にも優れ、航空機や宇
宙材料としての用途がある。
素材の耐熱性に加えて、耐酸化性にも優れ、航空機や宇
宙材料としての用途がある。
[実施例コ
次に本発明の詳細な説明する。
〈実施例1〉
ポリジメチルシランを窒素ガス雰囲気中350〜400
℃の温度で熱縮重合させて三次元架橋構造の不融化した
発泡状ポリカルボシラン(以下、PH−Cという)を得
た。このPH−C15gをボールミルにとり、これにポ
リビニルブチラール(以下、PVBという)7.5gを
有機バインダとして、またフタル酸ジブチル(以下、D
BPという)6gを可塑剤として、更にキシレンとエタ
ノールが重量比で1:1の混合液60gを分散剤として
加え、4日間微粉砕して混合し、スラリーとした。
℃の温度で熱縮重合させて三次元架橋構造の不融化した
発泡状ポリカルボシラン(以下、PH−Cという)を得
た。このPH−C15gをボールミルにとり、これにポ
リビニルブチラール(以下、PVBという)7.5gを
有機バインダとして、またフタル酸ジブチル(以下、D
BPという)6gを可塑剤として、更にキシレンとエタ
ノールが重量比で1:1の混合液60gを分散剤として
加え、4日間微粉砕して混合し、スラリーとした。
このスラリーを容器に移し、このスラリーに炭素源とし
て硬化剤0.075gを加えたフラン樹脂(商品名VF
−303,日立化成工業0$))7.5gを加え、十分
に攪拌混合した。減圧下に置いて脱泡と粘度調整を行っ
た後、このスラリーをドクターブレード法によりシート
に成形した。大気圧下室温で3日間乾燥し、更に50℃
で24時間乾燥して幅100mmで厚み750μmの硬
化グリーンシートを得た。得られた硬化グリーンシート
を長さ40mmに切取り、黒鉛セックに挟み込んで、窒
素ガス雰囲気中1300℃で1時間焼成して厚み650
μmの炭化けい素・炭素複合シートを得た。
て硬化剤0.075gを加えたフラン樹脂(商品名VF
−303,日立化成工業0$))7.5gを加え、十分
に攪拌混合した。減圧下に置いて脱泡と粘度調整を行っ
た後、このスラリーをドクターブレード法によりシート
に成形した。大気圧下室温で3日間乾燥し、更に50℃
で24時間乾燥して幅100mmで厚み750μmの硬
化グリーンシートを得た。得られた硬化グリーンシート
を長さ40mmに切取り、黒鉛セックに挟み込んで、窒
素ガス雰囲気中1300℃で1時間焼成して厚み650
μmの炭化けい素・炭素複合シートを得た。
〈実施例2〉
フラン樹脂の添加量を15gにすること以外は実施例1
と同様にして炭化けい素・炭素複合シートを得た。
と同様にして炭化けい素・炭素複合シートを得た。
〈実施例3〉
実施例1で硬化剤0.075gを加えたフラン樹脂7.
5gをスラリーに加える代わりに、炭素源として硬化剤
0.75 gを加えたフェノール樹脂(商品名スミライ
トレジン、住人ベークライト■)7.5gをスラリーに
加え、その他は実施例1と同様にして炭化けい素・炭素
複合シートを得た。
5gをスラリーに加える代わりに、炭素源として硬化剤
0.75 gを加えたフェノール樹脂(商品名スミライ
トレジン、住人ベークライト■)7.5gをスラリーに
加え、その他は実施例1と同様にして炭化けい素・炭素
複合シートを得た。
〈実施例4〉
硬化剤及びフェノール樹脂の添加量をそれぞれ1.5g
及び15gにすること以外は実施例3と同様にして炭化
けい素・炭素複合シートを得た。
及び15gにすること以外は実施例3と同様にして炭化
けい素・炭素複合シートを得た。
〈実施例5〉
ポリジメチルシランを窒素ガス雰囲気中350〜450
℃の温度で熱分解させて、室温で固体状の線状構造を有
するポリカルボシランを合成し、キシレンに溶解させた
。この溶液をステンレス製のパッドに移し、空気中でキ
シレンを蒸発させた。
℃の温度で熱分解させて、室温で固体状の線状構造を有
するポリカルボシランを合成し、キシレンに溶解させた
。この溶液をステンレス製のパッドに移し、空気中でキ
シレンを蒸発させた。
その後このパッドを乾燥器の中に置き、110°Cで2
日間、次いで150℃で1日間、更に200℃で1日間
ポリカルボシランを不融化した。
日間、次いで150℃で1日間、更に200℃で1日間
ポリカルボシランを不融化した。
小片状の三次元架橋構造の不融化したポリカルボシラン
(以下、PC−Iという)20gをボールミルにとり、
これにキシレンとエタノールが重量比で2:1の混合液
40gを分散剤として加え、5日間微粉砕し、乳液状に
した。
(以下、PC−Iという)20gをボールミルにとり、
これにキシレンとエタノールが重量比で2:1の混合液
40gを分散剤として加え、5日間微粉砕し、乳液状に
した。
この乳液物にPVBlogを有機バインダとして、また
DBP8gを可塑剤として加えて、数時間ボールミルに
より混合しながら微粉砕し、スラリーを得た。
DBP8gを可塑剤として加えて、数時間ボールミルに
より混合しながら微粉砕し、スラリーを得た。
得られたスラリーを容器に移し、このスラリーに炭素源
として硬化剤0.2gを加えたフラン樹脂(商品名VF
−303.日立化成工業■)20gを加えた。十分に攪
拌混合して均一なスラリーとし、減圧下に置いて脱泡と
粘度調整を行った後、このスラリーをドクターブレード
法によりシートに成形した。大気圧下室温で3日間乾燥
し、更に50℃で24時間乾燥して幅100mmで厚み
600μmの硬化グリーンシートを得た。得られた硬化
グリーンシートを長さ40mmに切取り、黒鉛セックに
挟み込んで、窒素ガス雰囲気中1300℃で1時間焼成
して厚み400μmの炭化けい素・炭素複合シートを得
た。
として硬化剤0.2gを加えたフラン樹脂(商品名VF
−303.日立化成工業■)20gを加えた。十分に攪
拌混合して均一なスラリーとし、減圧下に置いて脱泡と
粘度調整を行った後、このスラリーをドクターブレード
法によりシートに成形した。大気圧下室温で3日間乾燥
し、更に50℃で24時間乾燥して幅100mmで厚み
600μmの硬化グリーンシートを得た。得られた硬化
グリーンシートを長さ40mmに切取り、黒鉛セックに
挟み込んで、窒素ガス雰囲気中1300℃で1時間焼成
して厚み400μmの炭化けい素・炭素複合シートを得
た。
〈実施例6〉
実施例5で硬化剤0.2gを加えたフラン樹脂20gを
スラリーに加える代わりに、硬化剤1.0gを加えたフ
ェノール樹脂(商品名スミライトレジン、住人ベークラ
イト@)20gをスラリーに加え、その他は実施例5と
同様にして炭化けい素・炭素複合シートを得た。
スラリーに加える代わりに、硬化剤1.0gを加えたフ
ェノール樹脂(商品名スミライトレジン、住人ベークラ
イト@)20gをスラリーに加え、その他は実施例5と
同様にして炭化けい素・炭素複合シートを得た。
実施例1〜6でつくられた炭化けい素・炭素複合シート
の密度と曲げ強度を第1表に示す。第1表より実施例1
〜6の複合シートは緻密で、強度が高く、反りやうねり
のない工業的に利用可能なものであった。
の密度と曲げ強度を第1表に示す。第1表より実施例1
〜6の複合シートは緻密で、強度が高く、反りやうねり
のない工業的に利用可能なものであった。
第1表
く比較例1〉
硬化剤とフラン樹脂を全く加えない以外は、実施例1と
同様にして炭化けい素・炭素複合シートを得た。
同様にして炭化けい素・炭素複合シートを得た。
く比較例2〉
ポリカルボシランを用いずに、実施例1と同一のフラン
樹脂を用いて、実施例1と同一サイズの焼成したガラス
状炭素シートを得た。
樹脂を用いて、実施例1と同一サイズの焼成したガラス
状炭素シートを得た。
実施例1、実施例2、比較例1及び比較例2でつくられ
た炭化けい素・炭素複合シート及びガラス状炭素シート
を空気雰囲気中で500℃に保って各減量を調べ、それ
ぞれの耐酸化性を調べた。
た炭化けい素・炭素複合シート及びガラス状炭素シート
を空気雰囲気中で500℃に保って各減量を調べ、それ
ぞれの耐酸化性を調べた。
その結果を第1図に示す。第1図において、たて軸はシ
ートの型苗損失、よこ軸は経過時間である。
ートの型苗損失、よこ軸は経過時間である。
第1図から明らかなように、C/Si原子比が小さくな
る程、耐酸化性は良好になる。比較例2の樹脂だけのシ
ートに対し、実施例1及び実施例2のシートの方が耐酸
化性に優れていた。
る程、耐酸化性は良好になる。比較例2の樹脂だけのシ
ートに対し、実施例1及び実施例2のシートの方が耐酸
化性に優れていた。
第1図は本発明実施例の炭化けい素・炭素複合シートと
他の焼成シー トの耐酸化性を表わす各シ トの減量特性図。
他の焼成シー トの耐酸化性を表わす各シ トの減量特性図。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)三次元架橋構造の不融化したポリカルボシラン10
0重量部に対して、200〜500重量部の分散剤と4
0〜50重量部の有機バインダと30〜40重量部の可
塑剤とを加え、これらをボールミルにより微粉砕し、更
に硬化剤を含むフラン樹脂又はフェノール樹脂を50〜
100重量部加えてスラリーにする工程と、 前記スラリーをシート成形した後、室温〜 100℃の温度で乾燥してグリーンシートを得る工程と
、 前記グリーンシートを不活性ガス雰囲気中で1200〜
1400℃の温度で焼成する工程とを含む炭化けい素・
炭素複合シートの製造方法。 2)ポリカルボシランに分散剤を加えてボールミルによ
り微粉砕して乳液状にした後、この乳液状物に有機バイ
ンダと可塑剤を加えてボールミルにより微粉砕し、更に
硬化剤を含むフラン樹脂又はフェノール樹脂を加えてス
ラリーにする請求項1記載の炭化けい素・炭素複合シー
トの製造方法。 3)分散剤はキシレンとエタノールの混合液であって、
有機バインダはポリビニルブチラールであって、かつ可
塑剤はフタル酸ジブチルである請求項1記載の炭化けい
素・炭素複合シートの製造方法。 4)シート成形をドクターブレード法により行う請求項
1記載の炭化けい素・炭素複合シートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1186309A JPH0350158A (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | 炭化けい素・炭素複合シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1186309A JPH0350158A (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | 炭化けい素・炭素複合シートの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0350158A true JPH0350158A (ja) | 1991-03-04 |
Family
ID=16186075
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1186309A Pending JPH0350158A (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | 炭化けい素・炭素複合シートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0350158A (ja) |
-
1989
- 1989-07-19 JP JP1186309A patent/JPH0350158A/ja active Pending
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