JPH03503658A - アルミニウム鋳造合金及びその製造方法 - Google Patents

アルミニウム鋳造合金及びその製造方法

Info

Publication number
JPH03503658A
JPH03503658A JP1502515A JP50251589A JPH03503658A JP H03503658 A JPH03503658 A JP H03503658A JP 1502515 A JP1502515 A JP 1502515A JP 50251589 A JP50251589 A JP 50251589A JP H03503658 A JPH03503658 A JP H03503658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alloy
casting
hypereutectic
present
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1502515A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2858838B2 (ja
Inventor
イーディ,ジョン,アラン
ヒースコック,クリストファー,ジョン
キーン,ピーター,ロウレンサー
ロジャーズ,ケビン,フィリップ
レギェー,ロドニイ,アラン
Original Assignee
コマルコ アルミニウム リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コマルコ アルミニウム リミテッド filed Critical コマルコ アルミニウム リミテッド
Publication of JPH03503658A publication Critical patent/JPH03503658A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2858838B2 publication Critical patent/JP2858838B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22C—ALLOYS
    • C22C21/00—Alloys based on aluminium
    • C22C21/02—Alloys based on aluminium with silicon as the next major constituent
    • C22C21/04—Modified aluminium-silicon alloys
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22F—CHANGING THE PHYSICAL STRUCTURE OF NON-FERROUS METALS AND NON-FERROUS ALLOYS
    • C22F1/00—Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working
    • C22F1/04—Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working of aluminium or alloys based thereon
    • C22F1/047—Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working of aluminium or alloys based thereon of alloys with magnesium as the next major constituent

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アルミニウム鋳造合金 本発明は、改良された鋳造性を有する高強度、耐摩耗性A I −8i合金、お よび斯かる合金の鋳造性を改良する方法に関するものである。本発明合金は、一 般に過剰な初晶3iの生成を避けることが困難である複雑なパーマネント・モー ルド鋳造および砂型鋳造に適している。
本発明は、斯かる鋳造において初晶Siの生成を制御するために簡易に利用でき る化学的手法を提供する。
我々は、CuおよびMOの少なくとも一方を好適に含み、SrおよびNaの少な くとも一方によって改良処理されたAI−(11−20%)St金合金ここでは 、ジェンキンソン合金と称される)を、以前に提案した。ジエンキンソン合金は 、オーストラリア特許475116および他の国々における下記対応特許の主題 である。
英国   1437144   スウェーデン 7468645カナダ  10 17601   米国     4068645フランス 2225534    西独     2418389日本   50116313 ジェンキンソン合金は、より明確には以下の重層組成を有する。
5ill−20% Mo0−4% CuO−4% Fe       O−1,5% Sr       O−0,10% Na       O−0,10% 残部    不可避不純物を除きA1である。
ジエンキンソン合金を作るにあたり、前記組成のiimは、固相成長速度Rが1 0−5000ミクロン/秒であり、かつ固液界面における温度勾配Gが100℃ ないし500℃であるような条件下で凝固せしめられる。Stが外径10ミクロ ン未満、好ましくは外径1ミクロン未満の共晶粒子形状である90%以上のAl −8t共晶相を含み、事実上初晶A1あるいはSiの存在しないマイクロ組織を 有するジエンキンソン合金を製造するために、斯様な凝固条件が制御される。
過共晶ジエンキンソン合金に関し、十分に改良された共晶組織を得るためにカッ プルド共晶成長概念が提案された。かかる組織は、上記で示唆され厳格に制御さ れた凝固条件、すなわち実験室用凝固リグ中で得られるような、または極めて簡 単な鋳造を行う際に得られるような条件下で得られる。しかしながら、該合金を もって伝統的な鋳造技術で製造されるシリンダーブロックおよびエンジンブロッ クのような複雑な鋳造物において、事実上初晶3iの存在しない組織を得ること は不可能であることが判った。正しく理解されるであろうが、初晶3iの存在は 、合金の性質、とりわけ機械加工性および疲労抵抗性を大きく減退させる。
その非常に困難なる鋳造性の結果として、ジェンキンソン合金は斯かる複雑なエ ンジン部品の製造に首尾よく利用され得なかった。
ジェンキンソン合金の開発に続いて、我々は更に、12−15%のより低いS1 範囲の複雑なAl−8i合金(ここでは、3l−IA金合金称される)を提案し た。我々の38A合金はオーストラリア特許536976および他の国々におけ る下記対応特許保護の主題である。
英国   2085920   ニューシーラント 198294カナダ  1 175867   スウェーデン   454446フランス 248984B    米国       4434014日本   62011063   西 独      3135943我々の3HA合金は、以下の重醸粗成を有する。
5i12−15% Cu     1.5−5.5% Ni1.O−3,0% MOo、1−1.0% Fe     0.1−1.0% Mn     0.1−0.8% Zr     0.01−0.1% Si改良剤 0.001−0.1% Ti     0.01−0.1% 残部    不純物を除きAIである。
オーストラリア特許536976および他の国々における対応特許で規定される ように、3)−IA金合金提案は、前記組成の溶湯を確立するとともに、凝固の 間、Rが150ないし1000ミクロン/秒であり、GについてはG/R比が5 00−8000℃・秒/cI2となるような条件下で、該溶湯を凝固せしめる準 備を形式として必要としている。
3HA合金は、鋳造性、摩擦特性および機械的性質に関し、ジエンキンソン合金 と比較して大いに改善されている。3HA合金は、簡単な鋳物形状および複雑な 鋳物形状の両方につき、高圧ダイカスティングによって首尾よく鋳造され得ると ともに、斯様なダイカスティングは、該合金を生産ベースで使用するのに適して いる。3HA合金は、また砂型およびパーマネント・モールドをもって生産ベー スで首尾よく鋳造され得るとともに、良好な特性を有する鋳造品が製造され得る 。しかしながら、生産ベースでの砂型あるいはパーマネント・モールドによる3 HA合金の鋳造は、本質的に、円筒形部材のような比較的簡単な鋳造物に限定さ れる。砂型あるいはパーマネント・モールドで製造される、より複雑な鋳造物に ついては、典型的には大粒子である過剰な初晶3iの生成を避けるために厳格な 制御が必要である。斯様な初晶3iの生成はそれ自身有害であると同時に、マト リックス中のSiを低減化し、結果として、Al−3i共晶を伴なった樹枝状ア ルファ・アルミニウムの大領域で特徴づけられるマトリックスを生ぜしめる。3 HA合金における初晶S1の有害な作用および関連する特徴は、機械加工性、疲 労強度および耐摩耗性の大きな低下に帰着する。
複雑な鋳造物における3HA合金の組織は、パーマネント・モールドにあっては 冷却ないし加熱の、砂型にあっては冷し金の、好判断なる利用によって改良され 得る。
しかしながら、エンジンブロックおよびシリンダヘッドのような*mな鋳造物の 大量生産において、これらの技術は経費高になるだろう。結果的に、簡単な鋳造 物または高圧ダイカスティングによって製造される鋳造物にあっては、3HA合 金によって非常に望ましい特性が得られるにもかかわらず、組織制御の問題が3 )−IA金合金実際の利用性を制限する。
本発明は、過共晶A 1−8i合金の改善された鋳造方法を提供することによっ てヒ述の問題を克服することに向けられている。この発明は、特に、改善された 鋳造性を有するとともに、12−15%Siを含み過共晶A1合金の製造におい てとりわけ有用な技術を提供する3HA型の合金を完成することに関するもので ある。なお、ここで全ての組成は重層%に基づいている。本発明合金は、ここで 詳述される限定を条件として、おおまかには我々のオーストラリア特許明細書5 36976および諸国におけるその対応特許明細書で開示されるようなものであ ってよいが、該明m書の合金に限定はされない。
本発明は、チタンとの組み合わせの下での、Al−3i合金に対する異常に高い 水準のストロンチウム(従来使用されているストロンチウムと比較して)の添加 を包含するものである。
亜共晶Al−8i鋳造合金<12.7%未満の3iを含む)は、通常、共晶3i 粒子を細かくするとともに球状化するためにSr (0,03%)のような極く 低い水準の改良剤を使用している。過共晶合金(12,7%を超えるSlを含む )では、前記536976号明細書で開示されたように、0.1%以下の3rの ごとき改良剤の使用が、カップルド・ゾーンを超え、したがって事実上共晶マイ クロ組織が達成され得る合金のS;含有量を超えるように提案されている。
しかしながら、本発明前には、好ましからざる影響を避けるために改良剤がこの ように極めて低い水準で使用されている。Srの場合、0.10%を超えると機 械的性質に有害な金属間化合物を形成するが故に、その水準は0.10%未満で ある。金属間化合物の粒子は、マイクロ組織における弱点となって強度および疲 労抵抗の減少を招く小板状体を形成する。改良剤としての3rの場合に立ち戻る ならば、このことがG、に、ジグワースの報告書(詳細研究報告83−12 1 982年11月、キャポットCorp、 、郵便箱1462、PA、版、196 03)およびB、クロセットとJ、E、グルズレスキーの報告書(AFS会報、 82/31.453−464頁)で説明されている。
以下に十分詳細に述べられる本発明のAI−(12−15%)Si合金において 、我々は、驚くべきことに、0.1%を超える水準でのSrの使用が極めて有益 な効果を達成するということを見い出した。とりわけ、我々は、Srが0.10 %を超えて本発明合金に添加されるとき、該Srは複雑な鋳造物における初晶3 iの出現をなくすほど十分にカップルド・ゾーンを拡大はしないが、その代りに 、生じる初晶Si粒子の浮上を事実上妨げるということを見い出した。このこと は予期されない結果である。
高いSrを含む本発明1F)AI−(12−15%)Si合金におけるTiの水 準の有益な効果もまた予想されない。0.03−0.05%Tiの水準は、初晶 A1の核発生場所を提供する結晶微細化剤として、A11i造合金で普通に使用 されている。しかしながら、本発明において我々は、高いSrを含む合金に対す る0、005%を超える水準でのTiの添加が予想せざる他の効果を奏するとい うことを見い出した。
とりわけ、0.005%を超えるTiが、高いSrを含む合金に限って、初晶3 i粒子の生成を大いに抑制するという第一の有益な効果を提供すとるいうことが 見い出された。
更に我々は、本発明合金におけるTiの使用が第二の有益な効果を奏するという ことを見い出した。この効果は、0.1%を超える水準のSrの使用で生じると 予想される有害な小板状Sr金属間化合物の生成を妨げることである。Sr金金 属化化合物粒子依然形成されるものの、本発明に従った0、005%を超えるT iの使用が、Sr金金属化化合物粒子事実上等軸的な塊状体として存在する結果 をもたらすことが見い出された。すなわち、この場合のTiがsr合金i1間化 合物粒子の形態を変化させることが見い出されたのである。0.1%を超える水 準のSrおよび0.005%を超える水準のTiの組み合された結果は、本発明 による合金は事実−L初晶3i粒子が存在せず、他方では、生じる斯様な粒子の 浮上が事実上妨げられるというようなものであり得る。
最も好ましくは、Tiは、硼素の過剰でないAITiB、またはAlTi母合金 (これは少なくとも一つの(A1.Ti)B  −TiB2およびTiAl3の 如き化合物を含むか又は備えている)として添加され得る。T i CおよびT iNのような他の類似化合物もまた上記化合物と同様な効果を達成し得る。各々 の場合において、Ti化合物の少なくとも一つの添加は、0.005%のTi水 準が得られるような該添加である。
以後、TiwA加が引き合いに出されるときには常に、上記化合物の少なくとも 一つの添加を示唆しているものとして読まれるべきである。さもなければ、他の 方法で呼ばれる。
かくて、本発明によれば、12−15%3iを含む過共晶A l −8i合金の 鋳造物を製造するための下記(a)、(b)を包含する方法が提供される。
(a)  上述のように0.005%を超える水準で存在するT1と共に、0. 10%を超える水準で存在する3rを有する合金の溶湯を用意すること。この溶 湯は、さらに以下のものを含んでいる。
Cu     1.5−5.5% Ni     1.O−3,0% MO0,1−1,0% Fe0.1−1.0% Mn     0.1−0.8% Zr     0.01−0.1% Zn     O−3,0% Sn     O−0,2% Pb     O−0,2% Cr     O−0,1% B(単体) 最大0.05% Ca    最大0.003% P     最大0.003% その他   各々最大0.05% 残部    偶然の不純物を除きA1である(b)  事実上Srの溶損なしに モールド内に溶湯を鋳造して鋳造物を形成すること:o、io%を超えるSr水 準および0.005%を超える7i水準が、モールド型式および鋳造物の複雑さ によって経験される凝固条件に適しており、それは、存在する全ての初晶3iが 事実上均一に分散されるとともに事実上偏析がなく、さらに事実上均一に分散し た3r金金属化合物粒子が存在するものの小板形態での該粒子は事実上存在せず 、圧倒的に共晶マトリックスから成るマイクロ組織が結果として得られる改善さ れた鋳造性を溶湯が有するような水準である。
本発明は、また12−15%Siを有する過共晶A1−3i鋳造合金を提供する 。この合金は良好な摩耗抵抗および機械加工性、改善された疲労強度と良好な水 準の環境温度および昇温度特性を有しており、0.005%を超えるTiと共に 0.10%を超えるsrを含み、さらに以下のものを含んでいる。
Cu1.5−5.5% Ni1.O−3,0% MO0,1−1,0% Fe     0.1−1.0% Mn     0.1−0.8% Zr     0.01−Q、1% ZnO−3,0% 5nO−0,2% Pb     O−0,2% cr     o−o、i% Na0−0.01% B(単体) 最大0.05% Ca     最大0.003% P     最大0.003% その他   各々最大0.05% 残部    付随的な不純物を除きA1であるそして、該合金における0、10 %を超えるSr水準および0.005%を超えるTi水準とは、存在する全ての 初晶S1が事実上均一に分散されるとともに事実上偏析がなく、さらに事実上均 一に分散した3r合金間化合物粒子が存在するものの小板形態での該粒子は事実 上存在せず、圧倒的に共晶マトリックスを含むマイクロ組織を合金が有するよう な水準である。
略述すれば、本発明は、0.005%を超える゛[iを伴う0.1%を超える水 準のSrの使用によって、AI−(12−15%)Si合金における有益な結果 が得られるという予期せざる発見の組合わせに基づいている。
したがって、結果としての満足できるマイクロ組織が、化学的な手法によって獲 得されるところ、片や従来では、金属および型温度の厳格なる制御を包含する厳 格に制御された凝固技術によって同様な結果が獲得されるように試みられていた のである。その場合、従来試みられていた注意深く厳格に1iIIIOされた凝 固技術は、また鋳造物の複雑さが増すことによっても要求されていた。換言すれ ば、特別なU同条件が、複雑さの異なる鋳造動電に要求されていたのである。
0.005%を超えるT;を伴う0.10%を超えるSrの使用は、鋳造物の商 業生産における12−15%Stを有する過共晶アルミニウム合金の有用さを事 実上増大させる能力を与える。すなわち、SrとTiの上記適切な組合わせ使用 により、初晶Siが抑えられるとともに小板状Sr金属間化合物が事実上除去さ れた鋳造物を製造することが可能になるのである。しかしながら、初晶Siの抑 制が必要であるその程度は、凝固条件の可変性の故に、したがって鋳造物の11 雑さに応じて変動する。同様に、初晶3iが形成される傾向は、パーマネント・ モールドと比較して砂型で作られる所定の鋳造物の方が大きい。しかしながら、 これらの各事項は、0.1%を超える低い水準のSrの適切な調整添加、および 初晶Siの更なる制御と3r金金属化合物の制御のための゛対応するTiの添加 によって補償され得る。
本発明によれば、0.1%をほんの僅かに超える水準の5rは、概して、パーマ ネント・モールドで製造される比較的簡単な又は簿い壁断面の鋳造物にのみ適当 である。一般的には、Srは少なくとも0.11%の水準で存在しており、これ は複雑さの程度が低いか、又はパーマネント・モールドで製造される比較的に薄 壁断面の鋳造物であるか、あるいは砂型で製造される比較的簡単な又は薄い壁断 面の鋳造物に適している。0.4%を超える3rの添加は、初晶Siの生成を抑 えるという点に関して、いかなる利益増大も得られず、単にSr金金属化化合物 生成する傾向およびその制御の困難さが増すだけであるため、Srの水準が0. 4%を超える必要はない。
前述したとおり、鋳造物の複雑さ又は壁断面の厚さに関係して、代表的なSr添 加範囲は0.11−0.4%であり、0.15−0.4%が好ましい。0.18 −0.4%水準でのSrはさらに好ましく、0.25−0.35%が最も好まし い。
指摘したとおり、本発明によれば、高Sr含有合金において要求されるTiの水 準は0.005%を超える。
A I −T i−8母合金としてTiが添加されるとき、T1水準は好ましく は001%を超えるべきではない、何故なら、この水準を超えると、それは否定 的な結果をもたらし、初晶S1の生成を増すように見えるからである。A I  −T i−B母合金以外の形でTiが添加されるとき、最も好ましい水準は相違 し得るのであり、例えば、A I −T i母合金としてのT i A l 3 では、Ti7+c準は好ましくは0.25%を超えるべきでない。要求されるT iの水準は、0.10%を超えるSr水単によって一部支配され、概して該Sr k準とともに増大する。好ましくは、Tiは0.01−0.06%水準で供給さ れ、最も好ましくは0.02−0.06%、例えば0.03−0.05%である 。
Ti化合物は、ワツフル(煎餅状体)、ブリケット、棒または粉末としての母合 金、あるいは粉末形態での個個の化合物としての母合金を包含する異なる形態お よび方法で添加され得る。粉末は溶剤注入技術によって添加され得る。
0.10%を超える水準での3rの使用は、初晶3i粒子の数を減少させること 、および初晶3i粒子の浮上を防ぐことに加えて、既知の改良剤効果をも本発明 の合金に与えることができる。すなわち、Srは共晶S1粒子の形状を改良しく 微細化および球状化)、また事実上完全な共晶マイクロ組織を有する合金のS: 含有量範囲を拡大することができる。このことにもかかわらず、必要とあれば本 発明の合金は、後考の目的のために既知の改良剤であるNaを含有することもで きる。しかしながら、斯様な既知の改良剤が存在する場合には、それは上限0. 01%までの通常の範囲内で使用され、しかも該改良剤は0010%を超える水 準での3rの使用に対して追加的である。過剰な水準のNaは、それ自身望まし い効果を持たないだろう。
前述のとおり、本発明による合金および鋳造方法が、存在する他の合金添加物の ほかに、その3iS3rおよびTi含有僅によって定義された。Cu、Ni1M g、Fe、MnおよびZrの添加は、金M間化合物の強化と硬化を与えるための ものである。
上述の元素に加えて、本発明の溶湯および合金はzn。
Sn、pbおよびCrを含有することができる。一般に、これらの元素は著しく 有益な効果を与えないが、また前述されたそれぞれの限定未満で使用される限り 、好ましくない結果をもたらすことはない。もし存在しても、それらは好ましく ない結果を避けるための前記限定を超えるべきではない。
7n、5n、pbおよびCrは著しく有益な効果を与えないが、これらの各々が 考慮に入れられることが必要である。この主な理由は、スクラップ材から製造さ れる本発明による二次合金またはスクラップ材を含む二次合金にこれらの元素が 存在し得るからである。
他の元素が存在してもよく、概してこれらは各々0.05%を超えないのが好ま しい。このことについての例外が、CaおよびPの場合に存在する、というのは これらはマイクロ組織の共晶についての改良に逆の影響を及ぼすからである、モ してCaおよびPの各々は0.003%を超えないのが好ましい。
上述の我がオーストラリア特許明細!11536976および諸国におけるその 対応特許において、3HA合金の製造のために該明細書中で開示されたプロセス が、合金浴温の凝固を含む下記のような特殊な冷却条件の使用を必要としている 。
(a)凝固の間の固相の成長速度Rが150−1000ミクロン/秒である。
(b)固液界面での’C/ amで表される温度勾配Gが、比G/Rが500− 8000℃・秒/cM2であるような値である。
大きな初晶Si粒子の生成と浮上の問題がより積極的に克服されるように、本発 明は、このプロセスとの組み合わせで利用され得る。かくて、本発明の一つの好 ましい形態において、改善された種類の38 A合金、およびかかる特殊な冷却 条件に基づくその製造プロセスが提供される。該明細1536976の全開示事 項は、この引照によって本明細書のこの箇所に編入され、したがって本明細書の 一部として読まれるべきである。
斯様な本発明の好ましい形態において、Tiを伴う高い水準のSrは、またその 上に初晶3i粒子の数を減少させ、事実上初晶Si粒子の浮上を抑制する。この 好ましい形態は、勿論、比較的複雑な鋳造物以外に利用され得る。しかしながら 、その適用は、主として、他の方法では初晶3i粒子の除去、および仮に該初晶 S1粒子が出現したならばその浮上を阻止することが実際に不可能であるような 複雑な鋳造物に関連している。何故なら、かかる鋳造物、例えば非常に薄い断面 部と非常に厚い断面部とを兼備する鋳造物においては、m同条件の変動が起こり 得るからである。
発明の好ましい形態についての上の記述では、引照は、単に前記明細書5369 76に開示された3HA合金それ自体に対するよりもむしろ改善された種類の3 HA合金に対してなされている。このことは、使用される高い水準の3rに帰因 する組成における変化を幾分反映しており、同時にそれはSrに加えて該3r以 外の改良剤を使用し得ることを反映してもいる。さらに、ここで説明されるよう にTi1lは変化することができ、しかもB(硼素)が存在できる。Caおよび Pの水準を超える任意の合金添加とl1ltllも許容される。
0.10%またはそれより少ないSrの水準では、初晶Si粒子の生成を制御し 、浮上を妨げることは困難である。また、表示されたように、0.4%を超える 水準での3rは追加の利益を達成しないことが見い出されている。0.4%より も多いSrの使用は、むしろ、コストを増し、小板状Sr金属間化合物粒子の生 成を抑制することをより困難にする。0.005%またはそれよりも少ないTi は、初晶5iftを更に減少させること、および小板状Sr金属間化合物粒子の 生成を抑制することについての有益な効果を達成しないということが見い出され ている。A I −T t −8母合金として添加されるときには0.1%、そ してT i A l 3またはその他の形態でのA I −T i母合金として 添加されるときには金jIWa化合物の形態を変えるという追加の利益を達成せ ず、逆に初晶Siの生成を増大させる傾向を有するということが見い出されてい る。
合金元素Cu%Ni、Mg、Fe、Mnおよびzrの場合には、合金の組成は、 最も好ましい利益を達成するために、これら合金元素の注意深い選択および各々 の正しい割合を必要とする。通常、本発明の合金として明記された最大値を超え るこれら合金元素の水準は、過剰な粗い初晶金属間化合物を増大させる。明記さ れた最小値未満の水準は、通常、次に説明される実際の有益な効果を達成しない 。
本発明の合金では、CuSNi、Ma、Fe、MnおよびZrは、共晶マイクロ 組織の一部を形成するとともに、主としてA I −8i −Qu−N i系に 基づく金属開化合物を供給する。共晶金属間化合物粒子は主としてSiであるが 、CLJ −pJ i −A I、CLI−1”e−N i −A1および他の 複雑な金属間化合物相も存在し得る。当然、粒子サイズが増す程、荷重印加状態 での割れ傾向が増す。この理由のために、共晶を構成する金属開化合物粒子は微 細でなければならず(径で10ミクロンより小さい)、好ましくは均一に分散し 、かつ好ましくは5ミクロンよりも大きくない粒子開隔を有していなければなら ない。
共晶金属間化合物粒子に加えて、本発明の合金は共晶アルファ・アルミニウム相 内に金属間化合物析出物の分散を含んでいる。その様な分散は、マトリックスを 補強し、荷重が共晶粒子に伝達されるのを助け、また仮にいずれかの共晶粒子が 割れた場合の荷重分担能力を増す。
本発明合金においては、我々は、元素MOとCuは析出硬化および(または)固 溶体の形成によるマトリックスの強化に責任を負うていると考える。Cu対MO の比は、3:1−8:1の限界内にあるのが好ましい。この比未満では好ましか らざる析出物が生じ得る。規定の限界を超える水準のCuは、成る用途での合金 の腐食抵抗を減退させ得る。
強化は、分散粒子を含む安定したMnおよび(または)lrの存在によって更に 高められる。我々は又これらの元素を、高温抵抗を改善するためのもののうちに 含める。
Ni、FeおよびMnは、袢温度特性を改善するために特に有効であり、互いに 一群の化合物を形成する。これらの元素は、以下に示されるように成る程度まで 互換性がある。
0.2<Fe+Mn<1.5 1.1<l’:e+Ni<3.。
1.2<Fe+N i +Mn<4.0したがって、発明の合金は、Fe含有量 の低い一次合金であってもよく、またFe水準が仕様の最大値に達し得る二次合 金であってもよい。MnおよびNiは上記のとおりに講整されねばならない。
形成される初晶3i粒子の数をさらに減らすこと、および小板状体が形成されな いように、どのSr金属間化合物粒子の形態をも変えることにつき、ここで説明 されるその役割に加えて、Tiは周知の結晶粒微細化剤であり、その結果として 合金の機械的性質を改善できる。
一方、本発明の合金は鋳放し状態で優れた特性を有しており、その組成は、最大 の特性が熱処理によって改善され得るような該組成である。しかしながら、熱処 理は任意であることが理解される。例えば、鋳造合金は160−220℃、2− 16時間の安定化人工時効処理に直接委ねられ得る。
種々のその他の熱処理計画が採用され得るのであり、480−530℃、5−2 0時間の溶体化処理を包含し得る。これらの溶体化処理は、金属間化合物粒子を 強化する容認できない成長を依然として避けながら、AI中に元素の適当なる過 飽和溶液を作って、共晶粒子の好ましい分散が残るように、すなわち、共晶粒子 が径において10ミクロンよりも小さく、好ましくは等軸的であり、好ましくは 均一に分散しており、かつ好ましくは粒子間隔が5ミクロンよりも大きくないマ イクロ組織になるように、選択される。
溶体化処理に引き続き、焼入れ後、140−250℃、2−30時間の人工時効 を行ってもよい。典型的な熱処・理計画は次のとおりであってよい。
500℃で8時間、 熱水中に焼入れ、 160℃で16時間の人工時効。
明細[1536976のプロセスとの組み合わせで使用される本発明の好ましい 形態についての上の記述において、明細書536976で開示された範囲の度合 の値を有する成長速度R1および比G/Rを達成する温度勾配Gに対して引照が なされる。それらの範囲は、その組み合わせのための凝固条件の設定において使 用され得る。
しかしながら、Tiと組み合わせた0、11%から0.4%に至るo、io%を 超える水準での3rの使用は、凝固条件の緩和(例えば、低成長速度または低温 度勾配)を可能にする。前記明細書536976中で開示された3HA合金のた めのプロセスは、温度勾配Gが7.5℃/cm −800℃/1なる範囲にあり 、成長速度Rが150ミクロン/秒−1000ミクロン/秒なる範囲にあって、 500−8000”C−秒/cR2なるG/R範囲を与えることを必要とする。
本発明の合金は、7.5℃/1よりも小さい温度勾配および150ミクロン/秒 よりも小さい成長速度の下で凝固する鋳造物のために適している。本発明合金に 適用し得るGおよびRの下限−は、Gについては極めてO℃/1に近<、Hにつ いてはほぼ15ミクロン/秒である。
かくて、本発明によれば、7iと組み合わせたSrの必要な追添加を含むAI− (12−15%)S:合金により、著しく広い範囲の凝固条件の利用を許容し、 もって凝固条件についての厳格な制御に依存する必要性を排除する化学的手段に よって、マイクロ組織が本質的に制御される鋳造物が製造される。例えば、著し く変化する断面厚さの特徴を示す鋳造物の場合であっても、所望のマイクロ組織 を有する鋳造物が従来の砂型を用いて製造され得る。
7iの使用と関連して、Al−3i合金においては、“微細な粒組織が得られる ように、凝固の間AI粒のための核として働く粒子を作るべく“TiおよびBが 普通に使用され、それらはA I −T i −8合金の形態で添加されるとい うことが認識されている。大力の合金仕様は、0.2%までの水準の7iを容認 しているが、過剰のTiB  が鋳造物に硬質スポット(T i 82粒子の集 団)をもたらし得るが故に、実際には、その水準は0.05%未満に維持される のが普通である。斯様な硬質スポットすなわち集団は機械加工上の同題を生み出 す。予想に反して本発明の合金では、斯様な集団は、好ましからざる程度のもの としては存在しない、、Al−3i合金におけるポロンの水準は、通常、特定さ れない。むしろ、その水準は添加物としてのA I −T i −8合金のB含 有量によって決定される。しかし、一般には0.05%を超えない。
更に上述されたように、本発明によれば、高Sr含有合金における0、005% を超えるTiの使用は、形成される初晶3i粒子の数を更に減少させること、お よびSr金属間化合物小板状体の形成を阻止することの両方において、全く予想 されない態様で作用するように見える。すなわち、従来のT1の役割はAI粒の 核生成にある。これと対照的に本発明では、7iは、単に更により微細な板状粒 子の核を形成するというよりはむしろ、初晶3i粒子の形成を妨げ、3r金金属 化合物粒子の形態を変えるものである。したがって、Tiについては、Sr金属 間化合小板状体が生じるためのより多くの核生成場所を与えるという単純なケー スではなく、むしろ初晶S1の形成を妨げるとともに、Sr金属間化合物粒子の 結晶学的成長の動力学を変え得る何らかのより複雑な作用メカニズムを有するケ ースである。
Srは、発明に係わる合金の鋳塊を形成するために、0.10%を超えて必要と される水準まで、溶湯中に又は溶湯から製品を鋳造する直前に添加もしくは調合 され得る。Srの添加は、溶解炉内、保持炉(ホールディング炉)内または樋内 になされ得る。T1化合物もまた、これ等の段階のうちの成る段階または他の段 階で、7iが0.005%を超えるような必要水準まで添加され得る。
発明の合金は、幾つかの有益な特性によって特徴づけられる。これらの特徴は、 初晶Si粒子および浮上しない初晶3i粒子が事実上存在せず、かつSr金属間 化合物小板状体を事実土倉まない、その特殊なマイクロ組織のためである。
本発明合金は、正しいマイクロ組織を与えるように鋳造され得る場合の特許53 6976合金の機械加工性に類似する良好な機械加工性を有すると同時に、本発 明合金の機械加工性は、その、より終始−員したマイクロ組織の結果と同様に終 始一貫している。勿論、このことは初晶3i粒子の形成に関する化学的手段によ る制御と講和している。しかしながら、sr*jua化合物粒子の増大した水準 が0.1%を超えるSrの使用によって生じることも驚くべきことである。しか し、本発明によれば、存在するSri属間化合物粒子はおおよそ等軸的塊形状で 、均一に分散した微細粒子である。
初晶3i粒子の偏析が起きる合金では、例えばそれらが浮上後に出っ張り部分の 下で捕えられるとき、斯様な偏析は典型的には鋳造物の表面にある。斯様な偏析 の回避が本発明の合金で得られ、もってその概略良好な機械加工性を更に高める 。かくして、発明による鋳造物を機械加工し、穴あけし、またはねじ切りを行う 必要がある場合、そのような作業は、存在するかも知れない初晶3i粒子の均一 な分布によって、該初晶Si粒子の偏析によるよりも、促進される。
本発明の合金は、特許536976の合金に比べて著しく高められた疲労強度を 示す。また、引っ張り強度は、特許536976の合金に比べて、顕著ではなく 、優かに減少し得る。硬度および摩耗抵抗のような他の物理的特性は、本質的に 該特許合金のそれと同等である。
かくて全体として、本発明の合金は、特許536976の合金に対し成る点で同 等であるが、鋳造性における重要な改善(これは終始一貫したマイクロ組織を与 え、もって優れた機械加工性と疲労強度を与える)によって特徴づけられるとい うことにおいて優れている。これらの改善は、生産ベースでの、より実際的な高 容積鋳造を可能にし、それによって生産ベースで鋳造され得る製品の範囲を拡大 するとともに、またより広い実用範囲を有する製品を得ることをも可能にする。
前述のとおり、マイクロ組織が圧倒的に共晶である合金に川魚がなされた。斯様 なマイクロ組織は、10%までの初晶アルファ・アルミニウム樹枝状晶を含み得 るということが留意されるべきである。我々は、斯様な水準までの樹枝状晶が、 合金特性における過度な減少なく許され得るということを見い出した。金属間化 合物粒子を作る他の合金添加物の漸進的増大によって、依然として共晶が圧倒的 であるものの、マトリックスは斯様な金属間化合物によって境界づけられた共晶 胞(セル)を示す。
ここで、付帯図面に参照がなされる。
第1(a)図および第1(b)図は、特許536976による3HA合金の最適 マイクロ組織を示す顕微鏡写真である。
第2(a)図および第2(b)図および第3(a)図および第3(b)図は、特 許536976による3HA合金の代表的な劣ったマイクロ組織を示す顕微鏡写 真である。
第4図は、特許536976による3HA合金の機械加工性に及ぼす初晶3iの 有害な影響を説明するグラフである。
第5図は、特許536976による3HA合金の疲労強度に及ぼす初晶S1の有 害な影響を説明する棒図表面である。
第6(a)図および第6(b)図は、特許536976による3HA合金で作ら れたー鋳造物の顕微鏡写真である。
第7(a)図および第7(b)図は、本発明による一鋳造物の顕微鏡写真である 。
第8図は、本発明による一鋳造物の破断表面の走査電子顕微鏡写真およびX線解 析である。
第9図は、本発明による合金の一点(多数回の試験の平均値)を伴った、3HA 1合金中の3r含有最に対する引っ張り強度のグラフである。
第10(a)図および第10(b)図は、本発明による鋳造物のマイクロ組織を 示す顕微鏡写真である。
第11 (a)図および第11 (b)図は、本発明による鋳造物のマイクロ組 織を示す別の顕微鏡写真である。
第12(a)図および第12(11)図は、本発明による鋳造物のマイクロ組織 を示す更に別の顕微鏡写真である。
第14図は、特許536976および本発明による3HA合金の各S−N曲線を 示すグラフである。
第15図は、特許536976および本発明による3HA合金の各機械加工性曲 線を示すグラフである。
第16(a)図および第16(b)図は、それぞれ従来水準および高い水準での 改良剤としてのNaを有する3HA合金のマイクロ組織を示す各顕微鏡写真であ る。
第17図は、明細書536976による3HA合金、および本発明によりSrと Tiの添加を伴った3HA合金のGと8間の関係の部分を示す図である。
第1図ないし第3図は、それぞれの顕微鏡写真(a)×50、(b)X100に おいて、オーストラリア特許536976で開示された合金および方法における 拘束を明確に説明している。その顕微鏡写真は、該特許による典型内な3HA合 金であって041%未満の水準での改良剤としてのSrを含み、変化する条件下 で鋳造された3l−iA金合金作られた鋳造物から撮られている。第1図におけ る鋳造物のGおよびR値は3HA合金のために特定された該パラメータ範囲内に あり、他方、第2図および第3図における鋳造物のGおよびR11は3HA合金 のために特定された該パラメータの下限未満にある。明確には、Gは範囲1−5 ℃/1:II内にあり、Rは範囲10−30ミクロン/秒内にある。第1図は該 代表的合金の比較的簡単な鋳造物の最適組織をホしている。第2および3図は、 該代表的合金の砂型鋳造されたフィン付きシリンダおよびエンジンブロックの各 好ましからざる組織を示している。その組織が第2図および第3図に示されてい る鋳造物の各々はかなりの数の大きな3l粒子を含んでいる。加えて、第2図お よび第3図で明らかな初晶3iの形成がマトリックスのSiを空虚にしたため、 各場合のマトリックスが、樹枝状形態でのアルファ・アルミニウムおよび未改良 Al−3i共晶の大領域を特徴づけている。
第2図の顕微鏡写真(a)および(b)に隣接して、フィン付きシリンダの壁断 面の概略図が示されている。その図面の指示(a)および(b)は、それぞれの 顕微鏡写真が撮られた領域を示している。シリンダは、次第にモールドを満たす ように、その頂部から3HA合金を注ぐことによって鋳造された。相対的に急速 な冷却が得られることにより、比較的良好なマイクロ組織がフィンのない主壁底 部およびフィン外端部で得られた。しかしながら、マイクロ組織は土壁の^い水 準およびフィンの放射内側部分で次第に悪化した。
同様に、第3図の顕微鏡写真(a)ないしくe)にw4接して、同じ関連を有す る図面の指示(a)ないしくC)を伴うエンジンブロックの壁断面図が示されて いる。エンジンブロックは示される方向にてモールド中で下から」−へ流れる溶 湯をもって鋳造され、その後、モールドは溶湯の凝固のために上下逆転された。
壁断面厚の各部分法、断面の全領域に亙って劣ったマイクロ組織が得られた、そ のようなものであった。
初晶Siと、第2図および第3図の組織によって代表・される樹枝状晶のような 関連するマトリックス特徴との有害な効果が、第4図および第5図で説明されて いる。
第4図では、工具寿命が、第1図(実線)におけるような組織を有する一鋳造物 、および第2図または第3図(破線)におけるような組織を有する一鋳造物の機 械加工における切削表面速度に対してプロットされている。
工具寿命によって示されるような機械加工性における非常に大きな減少は、最適 組織と比較されるように、明らかに初晶S1の存在による好ましくない組織のた めである。典型的な実際の切削(表面)速度である5007IL/分(対数値2 .69)での工具寿命は、事実上の初晶Siの存在によってほとんど半減化され る。
第5図は、第1図に示されるような事実上初晶3iの存在しない最適組織を有す る一試験鋳造物の印加応力300MPaでの停止に到るサイクルを、第2図また は第3図におけるような好ましくない組織および関連する水準の初晶Siを有す る試験鋳造物と比較して、示している。各場合において、鋳造物は、鋳造の間、 1000−2000℃・秒/12のG/R比を与えるように試みた条件下で鋳造 された。第5図の低サイクル疲労データは、初晶S1に帰せられる疲労強度の劇 的な減少を明示している。初晶3iの存否を包含する組織の重要性は、特許明細 書536976の実施例3の表5および実施例4の表7によって更に際立たせら れている。最適組織からの僅かな逸脱は、圧縮疲労および摺動摩耗に対する抵抗 の事実上の減少に帰着する。本発明によって獲得され得るような終始一貫したマ イクロ組織は、それ放置しいのである。
第2図および第3図で明示された組織は、砂型における冷やし金の賢明なる利用 によるような熱勾配の制御によって改良され得る。しかしながら、これは複雑な 鋳造物を製造するための商用作業で容易に使用され得る技術ではない。かくして 、斯様な技術は第1図におけるような組織を有する複雑な3l−IA合金鋳鋳造 の商業的鋳造生産を特徴とする 特許明細11536976に関連して上で概略したように、どのような初晶Si 粒子の偏析も、機械的性質に非常に大きな不利益な影響を与え得る。該説明書に よる合金では、断面厚さが変化する特徴を有し、凝固条件が制御困難であるより 複雑な鋳造物において特に、凝固の間に大きな初晶3i粒子が形成され、これら が往々にして浮上し、モールドにおける出っ張り部分の下で捉えられるか、また は他の方法で偏析するようになる。斯様な偏析が、0.05%のSrを含む特許 536976による3 HA合金のものである第6図の顕微鏡写真(a)および (b)(それぞれ13倍、60倍である)で明示されている。第6図に示される ように、初晶3iが凝固の閤に浮上して出っ張り部分の下に集まった。
本発明は、必要な凝固条件の範囲を広げるとともに、マイクロ組織をl1nII lt、、もって斯様な凝固条件の厳格な制御の必要性を排除するための化学的方 法を提供する。
明確には、0.005%を超えるTiを伴う0.1%を超える水準の3rが、事 実上十分な共晶マイクロ組織の形成を確保するために、新規な方法で使用される 。
本発明において、0.11%−0,4%のような高水準の3rの添加が、AI− (12−15%)Si合金の組織に有益な効果を有することが見い出された。と りわけ、0.3%を超える水準で、Srは凝固の闇に形成される初晶3i粒子を 取り除きはしないが、その浮上を妨げ、数を減らすという効能を有する。これは 、比較的粗いSi粒子の、鋳造物全体に亘る均一な分散に帰着する。
このことは、0.3%3rを含みTi添加のない3HA型合金についての第7( a)図の顕微鏡写真(X50)に明示されている。発明による高水準のsrの使 用は、初晶3i粒子の浮上を妨げ、かつその数を減らした。
それらの粒子は比較内相いが、事実上充分な共晶マトリックスの全体に均一に分 散している。しかしながら、第7(b)図の顕微鏡写真(X200)により明確 に示されるように、同じ組織が又小板形態でのSr金属間化合物を特徴づけてい る。
第8図の走査電子顕微鏡写真(X150)およびX線解析は、第7(a)図およ び第7(b)図に示されたものと同一合金の破断表面について得たものである。
第8図の顕微鏡写真は、破断表面における小板状Sr金属間化合物を示しており 、他方X線スペクトルは、それらの粒子が主としてA、I、3iおよび3rから 成ることを示している。
第9図は、0.1%未満である従来水準から本発明によって要求される0、4% に至る範囲の3HA型合金における増大するSr量の影響を示している。引っ張 り強度は、小板形態でのSr金属間化合物の増大する含有量の有害な影響によっ て、該範囲に屋っで約370HPaから約2658Paまで次第に低下する。し かしながら、この好ましからざる影−には、前述したように、初晶Siの均一な 分散を達成するという有益な効果(この効果は多くの応用目的のために著しい改 良を与える)が付随している。すなわち、0.10を超えて0.4%に到る水準 でのSrの使用は、あらゆる応用のための全ての問題に対する解答ではないが、 機械加工性に関して期待される有益な結果を伴なって、初晶Siの数を減らし、 浮上を妨げるという著しい利益を与える。
第9図の引っ張り強度曲線は、事実上Tiの存在しない合金につき、朱印(アス タリスク)点によって描かれている。しかしながら、第9図にはまた多数の試験 の平均値である円によって示される一点が示されている。その点は、本発明によ ってA1−5%Ti−1%Bとして添加された0、05%Tiを伴う0.30% Srについてのものである。初晶Siの量をより減少させるとともに、とりわけ 3r金属間化合物粒子の形態を変え、その小板状体の形成を妨げて引っ張り強度 の回復を達成することにおいて、その点は高い水準の3rを伴うTi添加の有益 な効能を明示している。示されたTiの添加は、(A1.Ti)B  、TiB 2、riA13または同様な化合物であって良い。同様な効能が、T i B  2、T i A l aまたはここで説明されたその他の形態での添加と同じ< Tiのみの添加によっても得られる。他方、そのような効能は7i不在のBによ っては得られない。
単に一点が第9図に示されているに過ぎないが、これによって示される利点が、 本発明によって要求されるその他の高い水準でのSrを伴う0.005%を超え るTiによって得られることが判る。
AI−(12−15%)Si合金において、0.10%を超える3rと特定水準 のTiとの組み合わせが、特に複雑な形状寸法の鋳造物のマイクロ組織に有益な 効能を有することが見い出された。本発明のこの好ましい観点の利益が、第10 図および第11図に示されている。
第10図の顕微鏡写真(X20)は、0.3%SrおよびAl−Ti−8として 添加された0、03%Tiを含む本発明による合金をもってジルコン砂型で鋳造 された複雑なフィン付きシリンダにおいて得られた典型的な改良組織を示してい る。第10図に図示された部品は、低いG(約り℃/傷)および低いR(約25 ミクロン/秒)の条件下で、760℃で注湯される次の組成の溶湯から鋳造され た。
Si   13.7% Sr    O,30% Ti    O,03%(TiB2およびTiAl3として) Cu    2.0% Ni    2.0% Mg   0.66% Fe    O,24% Mn    O,38% Zr    O,04% 各々0.02%未満であるZn、Sn、Pb%Cr。
Ti(kJi体)、NaJ5よびB(TiB2以外の)、および各々0.003 %未満であるCaおよびP1偶然の不純物を除きA1から成る残部を伴う。
第10図の顕微鏡写真に隣接する図およびその指示(a)および(b)は、第2 図のそれらと同一の関連を有する。第10図の顕微鏡写真は、第2図のそれらと 比較されるべきである。第2図の組織は大きな初晶3iを示している。しかしな がら対照的に、第10図に図示された鋳造物の組織は、本質的に初晶Siが存在 しないだけでなく小板形態でのSr金属間化合物を特徴としてもいない。代わり に、Sr金属間化合物は等軸的な塊状粒子として存在している。さらに、組織に おけるこれらの変化を達成するためにTiが必要であるということが明らかであ る。初晶SiとSr金属間化合物粒子に対するこのTiの影響は、全く新規で予 想されないものであり、しかも我々の知っている限りでは、以前に報告されてい ない。
さらに、第11図は本発明に従ってTiと組み合わせた3rの使用から得られる 著しく高められた効用を示している。第11図の鍮微峡写真(X20)は、0. 30%SrおよびA I −T i−8として添加された0、04%Tiを含む が、その他については第3図の合金と同じである本発明合金をもってジルコン砂 型で鋳造されたエンジンブロックにおける典型的な組織を示している。第11図 に図示された合金は、低いG(約3℃/α)および低いR(約10〜30ミクロ ン/秒)の条件下で、780℃で注湯される次の組成の溶湯から鋳造された。
、Si    13.6% Sr      0.30% ■+    0.04%(T i 82およびT + A l 3として) Cu    2.0% Ni    2.1% MCJ    O,64% Fe    O,22% Mn    O,4% Zr    O,05% 各々0.02%未満である。7n、3n、Pb、Qr。
Ti(1体)、NaおよびB(Tf82以外の)、および各々0.003%未満 であるCaおよびP、偶然の不純物を除きA1から成る残部を伴う。
第11図の顕微鏡写真に隣接する図およびその指示(a)ないしくC)は、第3 図のそれらと同一の関連を1する。第3図における組織は大きな初晶3i粒子を 示しており、他方第11図の組織は事実上かかる粒子が存在せず、等軸的な塊状 粒子として存在する3r金属間化合物粒子を有している。
第12図の顕微鏡写真(a) aよび(b)(それぞれX50およびX200で ある)は、0.30%SrおよびA I −T i−8として添加された0、0 5%Tiを含む3HA型鋳造合金の組織を示している。また、その組織は等軸的 な塊状Sr金金属化化合物粒子よって特徴づけられている。第12図の合金は、 更に第13図の鋳造物の破断面で撮られた走査電子線顕微鏡写真(X150)で 説明されている。この顕微鏡写真はSr金属間化合物の変化した形態を際立たせ ている。
例えば、少なくとも(AI、Ti)B  、TiB2、T i A l 3また は同様な形態のものの少なくとも一つとしてのTiとSrの新しい組み合わせ使 用は、広い範囲の鋳造物において及び複雑な凝固@御を要することなく、明細書 536976で特定されたユニークな圧倒的共晶マイクロ組織を作りだす。斯様 な組み合わせを用いることの更に重要な結果は、第9図で明らかなとおり強度特 性の回復である。
引っ張り強度の事実上の回復に加えて、疲労強度が高められることが見い出され ている。第14図は、0.10%未満の3rを含む3HA合金(旧3HAとして 示されている)および本発明に従って3rとTiの組み合わせを含む一3HA型 合金(改良された3HAとして示されている)のS−N曲線を示している。第1 4図から明らかなように、本発明による合金は事実上目3HAよりも高い疲労強 度を示す。改良された3HAの曲線では、Tiが(AI、Ti)B2、TiB2 およびT i A l 3を与えるA I −T i −8として溶湯中に添加 されているが、(A I 、T i ) B  −T i B 2またはT +  A l 3のみによって、或はここで説明されたTiのその他の形態で本質的 に同じ結果が得られる。
第15図は、同様に指示された旧3HAおよび改良された3HAの機械加工性を 工具寿命に関して示している。
該旧3HAは、第1図に示されるような理想組織を有するものの一つである。第 15図から明らかなように、各合金の機械加工性は本質的に同等であり、所与の 切削速度のいずれにおいても極めて類似した工具寿命が得られる。したがって改 良された3HAの機械加工性は、第4図および第15図の比較から明らかなよう に、初晶S1を含む代表的な劣った組織の範囲から成る旧3HAのそれよりも遥 かに良好である。
本発明により改良された3l−IA金合金良好な組織を有するときの旧3HAよ りも多くの硬質化合物粒子を含むことを考虜するならば、該改良された3HA合 金の良好な機械加工性を確保する能力は驚異的である。しかしながら、これは本 発明による合金における金属間化合物粒子の微細さおよび組織中での均一な分散 によると考えられる。繰り返して言うが、改良された3HAでは、Tiは(AI 、Ti)B2 、TiB2およびT i A I 3を与えるA I −T i −8として添加されているが、(AI。
ri)82、丁+ 82 ;f:タハT i A I 3 f)ミニよッテ、或 はここで説明されたTiのその他の形態で本質的に同じ結果が得られる。
本発明を特徴づけるSrの有益な効能は、3rにとってユニークであると信ぜら れる。このことは、周知のように、NaおよびSrが従来水準であるAl−Si 合金においで改良剤として3rと同様に働<Naを引用して部分的に説明され得 る。かくて、そのような従来の関係において3HA合金中での約0.003%水 準のNaは改良剤として働き、かかる合金における約0.05%Srの使用と同 様な改良を達成する。しかしながら、本発明におけるSrによって象徴されるよ うな約10倍までのNa水準の増加は、合金の過改良を招くに過ぎない。
第16(a)図の顕微鏡写真(X50)は、0.003%のNaを有するがSr の添加はない砂型鋳造された3HA合金製ソリッド・シリンダの組織を示してい る。
この組織は従来の改良形態であり、0.05%Srを含むがNaの添加はない同 じ合金によって得られた組織に類似している(第1図参照)。第16 (b)図 の顕微鏡写真(X50)は、Na水準が0.05%まで増加せられている点での み相違する合金を用いた第16(a)図のものと同じ鋳造物の組織を示している 。第16(b)図は、共晶胞(セル)の間の粗いアルファ・アルミニウム領域( これは特許明細書536976で報告されたように急速なるクラック伝播を招く であろう)を特徴づける不規則な過改良組織を示している。さらに、初晶3i粒 子の浮上の程度が、Na添加の水準によって影Wされないということが見い出さ れた。従来水準の少なくとも10倍のNaを含む合金で作られた全ての&I造物 が、鋳造物の頂部における浮上初晶Siの帯を示した。また、Tiとの組み合わ せでSrを使用する本発明による&I造物と違っで、Tiと組み合わせて斯様な 高水準のNaを使用した鋳造物は、浮上初晶Siの集中におけるどのような減少 をも示さなかった。
本発明の要(かなめ)となる特徴は、Srおよび7i(Tiは好ましくは(AI 、Ti)82 、TiB2およびT i A l 3の少なくとも一つとして添 加される)の組み合わされた効能によって得られる組織の改良、および最も好ま しくは3rおよびT i 82として添加されるTiの組み合わされた効能によ って得られる組織の改良である。これらの元素が組織を制御するメカニズムは、 AI−(12−15%)Si合金範囲の鋳造物におけるSrおよびTiの影響を 示唆する程度には理解されている。しかしながら、そのメカニズムは、現段階で 十分な説明を可能にするほど十分に良くは理解されていない。
はっきりしているのは、共晶3iを改良し及び(または)カップルド・ゾーンを 広げるために0.1%未満の水準のSrを添加することが知られているというこ とである。
本発明に先立って知られていなかったこと、および予想され得なかったことは、 0.11%以上のような0.1%を超える水準のSrが、初晶Siを除去するほ ど十分にはカップルド・ゾーンを広げないが、代わりに形成され得る初晶3iの 浮上を止めるということである。ざらに、TiB  またはT i A l 3 としてのTiが初晶アルミニラムの核を作ることが知られている一方、存在する 初晶Siの量を更に減らし、Sr金金属化化合物粒子形態を小板状から事実上等 軸的な塊状粒子に変えるだろうということは、全く予期されなかった。後者に関 して、Tiの添加が単に微細な板状Sr粒子の核を形成するだろうということが 予想されたかも知れないが、この場合はそうではない。
発明によって与えられる改善についての評価が第17図によって得られる。第1 7図において、得られたデータに基づくGおよびRに関する鋳造条件の窓が図示 されている。示されるとおり、影線の領域は特許536976による旧3HAに 適用可能な条件の一部を指示している、他方黒色領域は発明の合金に適用可能な 条件の拡張を指示している。これは、改良された共晶マイクロ組織が得られるG およびR値の低減化を示す。該窓の拡張は、ゼロに近く低減化された最小G値と ともに、はぼ15ミクロン/秒の最小Rilを与えるように示されている。拡張 された領域は小さいが、それは、パーマネント・モールドおよび砂型により生産 ベースで鋳造される合金に要求される鋳造性に関連する窓の臨界領域にある。す なわち、本発明の合金で得られるGおよびR値は、鋳造物の断面厚さに依存する ものの、砂型構造で現れる凝固条件(G値が典型的には5℃10IM未満であり 、R値が15ミクロン/秒と同程度に低いと見積もられる)を包含している。
ところで、本明細書で説明されたSrおよびT1添加の効能に基づき、特許53 6976で定義された合金の全特徴を示す合金組成が定義され得るが、加えて、 本発明の合金組成は複雑な凝固11Jtlを必ずしも必要とせずに、より広範な 種類の鋳造物で使用され得るという改善を特徴づける。
本発明の合金は、パーマネント・モールドおよび砂型を用いた生産ベースでの反 復的な鋳造に全く適している。
該合金は、複雑な形状の鋳造物および事実上の断面厚さが30xmまでの及びそ れ以上の鋳造物を含む広範な種類の鋳造物が斯様なモールドを用いて生産ベース で鋳造されることを可能にする。本発明の合金は、良好な摩耗抵抗および機械加 工性、高い水準の疲労強度、および硬度、引っ張゛り強度の如き良好な環境温度 および昇温度特性に対する要求がある鋳造物の生産において非常に有用である。
これらの鋳造物は、シリンダブロック、シリンダヘッド(伝統的な弁ガイド、吸 気弁座インサートの必要のないもの)、伝動装置およびブレーキ部品、およびピ ストン、ロッカー・アームのような他のエンジン部品を含む。非自動車または定 置エンジンでの適用は、ドア開成静止シリンダ、タイヤおよびタイルのような物 品用のモールド、コンプレッサー用のピストンおよびシリンダ、スラリー・ポン プのようなポンプのハウジングを含む。
一般的見地における本発明が上記の特別なる説明に限定されないということは、 明確に理解されるだろう。
(a) 50x (b) 200x (b) <c>底徘 慮謔1a工・陳 種州 (a) x 13 (b) x60 (b) x200 (b) (C) (a) x50 (b) x200 エネt〆” (keV) TイタIC,(−Lull) 国際調査報告 ANNEX To THεINTERNATIONAL 5EARCHREPO RT 0NINTERNA丁1ONAL  APPLICATION  No、   PCT  AU   89 00054

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.以下の(a)、(b)から成る12−15%Siを有する過共晶Al−Si 合金の鋳造物を製造する方法:(a)0.10%を超える水準で存在するSrお よび0.005%を超える水準で存在するTiを有する合金の溶湯を用意するこ と。この溶湯は、さらに以下のものを含んでいる。 Cu 1.5−5.5% Ni 1.0−3.0% Mg 0.1−1.0% Fe 0.1−1.0% Mn 0.1−0.8% Zr 0.01−0.1% Zn 0−3.0% Sn 0−0.2% Pb 0−0.2% Cr 0−0.1% Na 0−0.01% B(単体) 最大0.05% Ca 最大0.003% P 最大0.003% その他 各々最大0.05% 残部偶然な不純物を除きAlである (b)事実上Srの溶損なしにモールド内に溶湯を鋳造して鋳造物を形成するこ と。0.10%を超えるSr水準および0.005%を超えるTi水準が、モー ルド型式および鋳造物の複雑さによって経験される凝固条件を得るために適当で あり、それは、存在する全ての初晶Siが事実上均一に分散されるとともに事実 上偏析がなく、さらに事実上均一に分散したSr金属間化合物粒子が存在するも のの小板形態での該粒子は事実上存在せず、圧倒的に共晶マトリックスを含むマ イクロ組織が結果として得られる改善された鋳造性を溶湯が有するような水準で ある。
  2. 2.Srが0.11%から0.4%までの水準のために与えられる請求項1に記 載された過共晶Al−Si合金の鋳造物を製造する方法。
  3. 3.Srが0.18%から0.4%までの水準のために与えられる請求項2に記 載された過共晶Al−Si合金の鋳造物を製造する方法。
  4. 4.Srが0.25%から0.35%までの水準のために与えられる請求項3に 記載された過共晶Al−Si合金の鋳造物を製造する方法。
  5. 5.SrおよびTiの水準が、前記マイクロ組織が事実上初晶Si粒子を免れる ような水準である請求項1から4までのいずれか1項に記載された過共晶Al− Si合金の鋳造物を製造する方法。
  6. 6.0.005%を超える水準のためのTiが(Al、Ti)B2、TiB2、 TiAl3、TiCおよびTiNの少なくとも一つとして与えられ、0.1%以 下のTiが(Al、Ti)B2、TiB2およびそれらの混合物のいずれかとし て与えられる請求項1から5までのいずれか1項に記載された過共晶Al−Si 合金の鋳造物を製造する方法。
  7. 7.Tiが0.01%から0.06%までの水準のために与えられる請求項6に 記載された過共晶Al−Si合金の鋳造物を製造する方法。
  8. 8.Tiが0.02%から0.06%で与えられる請求項7に記載された過共晶 Al−Si合金の鋳造物を製造する方法。
  9. 9.Tiが0.03%から0.05%で与えられる請求項8に記載された過共晶 Al−Si合金の鋳造物を製造する方法。
  10. 10.Tiが(Al、Ti)B2およびTiB2およびそれらの混合物の少なく とも一つとして与えられる請求項6から8までのいずれか1項に記載された過共 晶Al−Si合金の鋳造物を製造する方法。
  11. 11.TiがTiB2およびTiAl3の混合物として与えられる請求項9に記 載された過共晶Al−Si合金の鋳造物を製造する方法。
  12. 12.前記TiがAl−TiおよびAl−Ti−B母合金から選ばれた合金とし て添加される請求項1から10までのいずれか1項に記載された過共晶Al−S i合金の鋳造物を製造する方法。
  13. 13.前記溶湯がSrおよびTiに加えて、Cu 1.5−5.5% Ni 1.0−3.0% Mg 0.1−1.0% Fe 0.1−1.0% Mn 0.1−0.8% Zr 0.01−0.1% 残部 不純物を除きAlから成る を含む請求項1から12までのいずれか1項に記載された過共晶Al−S1合金 の鋳造物を製造する方法。
  14. 14.前記溶湯がパーマネント・モールドで鋳造される請求項1から13までの いずれか1項に記載された過共晶Al−Si合金の鋳造物を製造する方法。
  15. 15.前記溶湯が砂型で鋳造される請求項1から13までのいずれか1項に記載 された過共晶Al−Si合金の鋳造物を製造する方法。
  16. 16.前記溶湯が、150ミクロン/秒未満の固相成長速度Rおよび固液界面に おける15℃/cm未満の温度勾配Gを与える凝固条件の下で鋳造される請求項 1から15までのいずれか1項に記載された過共晶Al−Si合金の鋳造物を製 造する方法。
  17. 17.前記凝固条件が、RおよびGの少なくとも一つがそれぞれ約15ミクロン /秒および0℃/cmの値を達成するような該凝固条件である請求項16に記載 された過共晶Al−Si合金の鋳造物を製造する方法。
  18. 18.前記溶湯が、25ミクロン/秒未満の固相成長速度Rおよび固液界面にお ける3.0℃/cm未満の温度勾配Gを与える凝固条件の下で鋳造される請求項 14に記載された過共晶Al−Si合金の鋳造物を製造する方法。
  19. 19.前記溶湯が、約10から30ミクロン/秒未満までの固相成長速度Rおよ び固液界面における約3.0℃/cm未満の温度勾配Gを与える凝固条件の下で 鋳造される請求項15に記載された過共晶Al−Si合金の鋳造物を製造する方 法。
  20. 20.12−15%Siを有する過共晶Al−Si鋳造合金であって、良好な摩 耗抵抗および機械加工性、改善された疲労強度と良好な水準の環境温度および昇 温度特性を有する合金。該合金は0.10%を超えるSrおよび0.005%を 超えるTiを含み、さらに以下のものを含んでいる。 Cu 1.5−5.5% Ni 1.0−3.0% Mg 0.1−1.0% Fe 0.1−1.0% Mn 0.1−0.8% Zr 0.01−0.1% Zn 0−3.0% Sn 0−0.2% Pb 0−0.2% Cr 0−0.1% Na 0−0.01% B(単体) 最大0.05% Ca 最大0.003% P 最大0.003% その他 各々最大0.05% 残部 偶然な不純物を除きAlである そして、該合金における0.10%を超えるSr水準および0.005%を超え るTi水準とは、存在する全ての初晶Siが事実上均一に分散されるとともに事 実上偏析がなく、さらに事実上均一に分散したSr金属間化合物粒子が存在する ものの小板形態での該粒子は事実上存在せず、圧倒的に共晶マトリックスを含む マイクロ組織を合金が有するような水準である。
  21. 21.Srが0..11%から0.4%までの水準で存在する請求項20に記載 された過共晶Al−Si鋳造合金。
  22. 22.Srが0.18%から0.4%までの水準で存在する請求項21に記載さ れた過共晶Al−Si鋳造合金。
  23. 23.Srが0.25%から0.35%までの水準で存在する請求項22に記載 された過共晶Al−Si鋳造合金。
  24. 24.前記マイクロ組織が事実上初晶Siを免れている請求項20から23まで のいずれか1項に記載された過共晶Al−Si鋳造合金。
  25. 25.前記Tiが(Al、Ti)B2、TiB2、TiAl3、TiCおよびT iNの少なくとも一つとして存在し、0.1%以下のTiが(Al、Ti)B2 、TiB2およびそれらの混合物のいずれかとして与えられている請求項20か ら24までのいずれか1項に記載された過共晶Al−S1鋳造合金。
  26. 26.0.25%以下のTiが与えられている請求項25に記載された過共晶A l−Si鋳造合金。
  27. 27.Tiが0.01%から0.06%までの水準で存在している請求項25ま たは請求項26に記載された過共晶Al−Si鋳造合金。
  28. 28.Tiが0.02%から0.06%までの水準で存在している請求項27に 記載された過共晶Al−Si鋳造合金。
  29. 29.Tiが0.03%から0.05%までの水準で存在している請求項28に 記載された過共晶Al−Si鋳造合金。
  30. 30.Tiが(Al、Ti)B2およびTiB2およびそれらの混合物の少なく とも一つとして存在している請求項25から29までのいずれか1項に記載され た過共晶Al−Si鋳造合金。
  31. 31.TiがTiB2およびTiAl3の混合物として存在している請求項25 から29までのいずれか1項に記載された過共晶Al−Si鋳造合金。
  32. 32.前記合金がSrおよびTiに加えて、Cu 1.5−5.5% Ni 1.0−3.0% Mg 0.1−1.0% Fe 0.1−1.0% Mn 0.1−0.8% Zr 0.01−0.1% 残部 不純物を除きAlから成る を含む請求項20から31までのいずれか1項に記載された過共晶Al−Si鋳 造合金。
JP1502515A 1988-02-10 1989-02-10 アルミニウム鋳造合金及びその製造方法 Expired - Lifetime JP2858838B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AUPI668188 1988-02-10
AU6681 1988-02-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03503658A true JPH03503658A (ja) 1991-08-15
JP2858838B2 JP2858838B2 (ja) 1999-02-17

Family

ID=3772801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1502515A Expired - Lifetime JP2858838B2 (ja) 1988-02-10 1989-02-10 アルミニウム鋳造合金及びその製造方法

Country Status (11)

Country Link
EP (1) EP0400059B1 (ja)
JP (1) JP2858838B2 (ja)
KR (1) KR970001410B1 (ja)
AT (1) ATE106102T1 (ja)
AU (1) AU612239B2 (ja)
CA (1) CA1329024C (ja)
DE (1) DE68915539T2 (ja)
ES (1) ES2016004A6 (ja)
IN (1) IN173691B (ja)
NZ (1) NZ227940A (ja)
WO (1) WO1989007662A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69024808T2 (de) * 1989-08-09 1996-05-30 Comalco Alu Giessen von a1-base modifizierten si-cu-ni-mg-mn-zr-hypereutektischen legierungen
JPH05505343A (ja) * 1989-12-11 1993-08-12 コマルコ アルミニウム リミテッド 過共晶A1―Si合金の調整鋳造
DE4400896C1 (de) * 1994-01-14 1995-03-30 Bergische Stahlindustrie Bremsscheibe für Scheibenbremsen von Schienenfahrzeugen
US6786983B2 (en) 2002-03-19 2004-09-07 Spx Corporation Casting process and product
US7666353B2 (en) * 2003-05-02 2010-02-23 Brunswick Corp Aluminum-silicon alloy having reduced microporosity
US6923935B1 (en) 2003-05-02 2005-08-02 Brunswick Corporation Hypoeutectic aluminum-silicon alloy having reduced microporosity
KR101664586B1 (ko) * 2014-11-19 2016-10-25 현대자동차주식회사 자동차 엔진 피스톤용 알루미늄 합금 및 그 제조방법
CN108929994A (zh) * 2018-07-13 2018-12-04 宜兴市佳信数控科技有限公司 一种大型液压机、成型机专用油缸及其制备方法
CN110527874A (zh) * 2019-10-16 2019-12-03 南通众福新材料科技有限公司 一种高强度耐磨铝合金材料及制作工艺
CN113862529B (zh) * 2020-06-30 2023-04-07 比亚迪股份有限公司 一种铝合金及其制备方法
DE102023106915A1 (de) 2023-03-20 2024-09-26 Federal-Mogul Nürnberg GmbH Verfahren zur Herstellung einer Bremsscheibe, Bremsscheibe und Verwendung einer Aluminiumlegierung zur Herstellung einer Bremsscheibe

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU3970368A (en) * 1968-06-25 1969-11-26 Comalco Aluminium Chell Bay) Limited Aluminium base alloys
GB1529305A (en) * 1974-11-15 1978-10-18 Alcan Res & Dev Method of producing metal alloy products
CA1064736A (en) * 1975-06-11 1979-10-23 Robert D. Sturdevant Strontium-bearing master composition for aluminum casting alloys
AU536976B2 (en) * 1980-09-10 1984-05-31 Comalco Limited Aluminium-silicon alloys
US4734130A (en) * 1984-08-10 1988-03-29 Allied Corporation Method of producing rapidly solidified aluminum-transition metal-silicon alloys
JPS6274043A (ja) * 1985-09-27 1987-04-04 Ube Ind Ltd 加圧鋳造用高力アルミニウム合金

Also Published As

Publication number Publication date
AU612239B2 (en) 1991-07-04
JP2858838B2 (ja) 1999-02-17
KR970001410B1 (ko) 1997-02-06
DE68915539D1 (de) 1994-06-30
NZ227940A (en) 1990-12-21
AU3069789A (en) 1989-09-06
EP0400059B1 (en) 1994-05-25
ATE106102T1 (de) 1994-06-15
ES2016004A6 (es) 1990-10-01
EP0400059A4 (en) 1991-07-24
IN173691B (ja) 1991-06-25
EP0400059A1 (en) 1990-12-05
KR900700642A (ko) 1990-08-16
WO1989007662A1 (en) 1989-08-24
DE68915539T2 (de) 1994-09-01
CA1329024C (en) 1994-05-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Mbuya et al. Influence of iron on castability and properties of aluminium silicon alloys: literature review
Tenekedjiev et al. Hypereutectic aluminium-silicon casting alloys—a review
US5217546A (en) Cast aluminium alloys and method
US5484492A (en) Al-Si alloys and method of casting
Dahle et al. Development of the as-cast microstructure in magnesium–aluminium alloys
US9834828B2 (en) Cast aluminum alloy components
Qin et al. Strontium modification and formation of cubic primary Mg2Si crystals in Mg2Si/Al composite
EP2112242A1 (en) Heat treatable L12 aluminium alloys
EP2241644A1 (en) Heat treatable L12 aluminum alloys
JPH04268039A (ja) アルミニウム合金とその鋳造品および製造方法
CN117568679B (zh) 一种免热处理高强韧Al-Zn-Si-Ce压铸铝合金及其制备方法和用途
WO2001036700A1 (en) Method for grain refinement of high strength aluminum casting alloys
GB2570026A (en) Aluminium alloy for casting
Huang et al. The effects of in-situ ZrB2 particles and Gd on the solidification behavior and mechanical properties of AA6111 matrix composites
JP2018044243A (ja) 独自の微細構造を有する過共晶アルミニウム−シリコン鋳造用合金
GB2553366A (en) A casting alloy
JP4765400B2 (ja) セミソリッド鋳造用アルミニウム合金、並びにアルミ合金鋳物とその製造方法
JP2858838B2 (ja) アルミニウム鋳造合金及びその製造方法
US5839504A (en) Precision casting titanium aluminide
JP4093221B2 (ja) 鋳物用アルミニウム合金、アルミニウム合金鋳物およびその製造方法
JP2008001954A (ja) セミソリッド鋳造用アルミニウム合金及びアルミニウム合金鋳物の製造方法
EP0559694B1 (en) Method of preparing improved hyper-eutectic alloys and composites based thereon
JP2005272869A (ja) 耐摩耗性に優れたアルミニウム合金及び同合金を用いた摺動部材
WO2005056846A1 (en) Casting of aluminum based wrought alloys and aluminum based casting alloys
JP2006161103A (ja) アルミニウム合金部材およびその製造方法