JPH0351058B2 - - Google Patents
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- JPH0351058B2 JPH0351058B2 JP58128150A JP12815083A JPH0351058B2 JP H0351058 B2 JPH0351058 B2 JP H0351058B2 JP 58128150 A JP58128150 A JP 58128150A JP 12815083 A JP12815083 A JP 12815083A JP H0351058 B2 JPH0351058 B2 JP H0351058B2
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- electrode
- solid electrolyte
- hydrogen
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
- H01M4/90—Selection of catalytic material
- H01M4/9016—Oxides, hydroxides or oxygenated metallic salts
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- H—ELECTRICITY
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- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/1007—Fuel cells with solid electrolytes with both reactants being gaseous or vaporised
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- H—ELECTRICITY
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- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/1004—Fuel cells with solid electrolytes characterised by membrane-electrode assemblies [MEA]
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/1016—Fuel cells with solid electrolytes characterised by the electrolyte material
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
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Description
本発明は、新規な酸化剤極触媒としてCu2Oを
使用した水素−酸素固体電解質燃料電池に関す
る。 燃料電池は、燃料と酸化剤とを電気化学的に反
応させて電流を取り出す装置であり、その発電効
率が高いことから注目を集め、近年その開発が進
められている。 水素−酸素固体電解質燃料電池は、基本的に
は、燃料極(アノード)、酸化剤極(カソード)、
両電極間に密接介在する固体電解質並びに水素及
び酸素(又は空気)をそれぞれ燃料極及び酸化剤
極に供給するガスハウジングより構成されてお
り、各極ではそれぞれ下記の通りの反応が起る。 燃料極 H2→2H++2e- 酸化剤極 1/2O2+2e-→O2- 〃 O2-+2H+→H2O 反応全体 2+122→2 上記反応により得られる起電力(電圧)は、理
論上は25℃において1.23Vであるが、実際には酸
性電解質の場合上記反応の副反応によるH2O2の
生成等のため約0.8〜0.9V程度となる。また、電
流を取り出す際に抵抗として働く電池内部の分極
としては、電解質の抵抗としての抵抗分極、電極
部における分極である活性化分極(イオン化分極
及び反応分極)並びに反応ガスの供給の際生ずる
濃度分極があり、これら分極のため電流が大きく
なるにつれて電圧が低下する。 従つて、より高い電圧及びより大きな電流を得
るためには上記副反応及び分極を出来る限り抑制
しなければならない。このためには、高いプロト
ン導電性を持つ電解質の開発、電極触媒特に酸化
剤極触媒の開発等が必要となる。この種の触媒と
しては、現在のところ白金系のものが最も優れ、
良く知られているが、高価であり、且つ資源量が
限られているという実用上の難点のため、これに
代るものが求められている。特に低温例えば室温
で作動する固体電解質燃料電池においては、新し
い電極触媒の開発が必要不可欠である。 本発明者は優れたプロトン導電性を持つ(即ち
抵抗分極が小さい)固体電解質として、25℃にお
いて0.2mho・cm-1の導電性を示す12−モリブド
リン酸、 H3Mo12PO40・29H2O(以下、12−MPAとす
る)及び12−タングストリン酸、H3W12PO40・
29H2O(以下、12−WPAとする)を既に開発し
たが(O.Nakamura et.al.,Chem.Lett.,1979,
17〜18)、更に水素−酸素固体電解質燃料電池に
おいて特に分極が著しい酸化剤極用の触媒を開発
する目的で、酸化物P型半導体の性質を持つ種々
の化合物について研究した結果、特にCu2Oが酸
化剤極触媒として好適に使用し得ることを見出
し、本発明を完成するに至つた。 即ち本発明は、酸化剤極触媒としてCu2Oを使
用することを特徴とする水素−酸素固体電解質燃
料電池に係る。 本発明におけるCu2Oとしては、特に限定され
ず、例えば市販の試薬をそのまま用いても良い
し、Cu(CH3COO)2やCu(OH)2を室温〜90℃程
度の温度でヒドラジン等により還元して得られる
ものを用いても良い。Cu2Oは粉末状で用いられ、
白金黒の場合と同様に、通常鱗状黒鉛、活性炭の
様な導電材と1:10〜10:1程度(重量比)に混
合して酸化剤極とする。 本発明者の研究によれば、Cu2Oの触媒活性は、
粉体の結晶化度換言すれば粒子径、表面積、表面
状態等に依存し、後記実施例に示す様に、Cu2O
粉体の結晶化度が悪いもの程高い傾向があること
が判つた。この理由は、結晶化度が悪いものは結
晶表面近傍の酸素原子の配列に乱れがあり、表面
反応に関与し易いことによると思われる。上記に
挙げたCu2Oの内では、 Cu(CH3COO)2を室温でヒドラジン還元して得
られるものが、最も触媒活性が高いので、好まし
い。 燃料極及び酸化剤極に、共に白金黒−鱗状黒鉛
を用いた場合の最大電流密度(以下、MCDとい
う)は約100mA/cm2である。これに対して、燃
料極に白金黒−鱗状黒鉛、酸化剤極にCu2O−鱗
状黒鉛をそれぞれ用いた場合のMCDは、後記実
施例に示す通り使用したCu2Oの結晶化度により
異なり、約29〜50mA/cm2であるが、この様に高
いMCDは、白金系触媒を除いて、見出されてお
らず、Cu2Oは安価でもあり、酸化剤極触媒とし
て充分な実用価値を有する。 本発明において用いられる固体電解質として
は、例えば前記12−MPA又は(及び)12−WPA
の粉末を単独で又は適当な担体と共に任意の形状
に任意の方法で圧縮成形して用いることが出来る
が、例えばプレス型を用いて、100〜2000Kg/cm2
の圧力下で直径7〜50mm、厚さ1〜10mmのペレツ
トに成形する。この際に用いられるプレス型はガ
ラス繊維で補強されたエポキシ樹脂製のもの等が
好ましく、金属製のものは6価のモリブテンイオ
ン又は(及び)タングステンイオンと反応するの
で、12−MPAや12−WPAを固体電解質としたと
きには、用いることはできない。 次に、上記で得られた固体電解質ペレツトの両
端面に燃料極又は酸化剤極を圧着する。この圧着
は固体電解質ペレツト成形と同時に行なうことも
出来る。この際、酸化剤極としては新規触媒の
Cu2Oと導電材との混合物例えばCu2O−鱗状黒鉛
を用い、燃料極としては公知の電極例えば白金黒
−鱗状黒鉛等を用いる。 次に燃料極及び酸化剤極の背後にそれぞれ水素
及び酸素のガスハウジングを装着する。 以上の様にして得られる本発明水素−酸素固体
電解質燃料電池の一例を第1図に示す。第1図に
おいて本発明電池は、カーボン製の管6及び7、
燃料極4及び酸化剤極5、固体電解質1並びにガ
ス導入のためのカーボン管2及び3から構成され
る。燃料極4−固体電解質1−酸化剤極5はカー
ボン管6及び7を隔離し、気体が洩れない様にシ
ール剤でカーボン管6及び7に固定されている。
カーボン管6及び7はそれぞれ燃料極4及び酸化
剤極5に電気的に接触しているのでガスハウジン
グであると共にリード線の役割も果たす。上記カ
ーボン管2及び3を通してそれぞれ水素ガス及び
酸素ガスを例えば10ml/minの速度で注入した場
合各々の未反応ガスは該管2及び3の外側をそれ
ぞれ通つて排出される。 更に、電池の性能を調べる際には、図には示し
ていないが燃料極及び酸化剤極の間に電圧計及び
外部回路に負荷を接続する。 前述した様に、この種の燃料電池においては出
来る限り分極が小さい即ち電極反応速度が大きい
電極触媒特に酸化剤極触媒の開発が極めて重要で
あるが、本発明水素−酸素固体電解質燃料電池
は、新規酸化剤極触媒として白金系触媒に近い触
媒活性を有するCu2Oを用いたことにより安価な
燃料電池を提供するものであり、これにより燃料
電池の応用範囲は更に拡大されるものと期待され
る。 以下、実施例を挙げて、本発明を更に具体的に
説明する。 実施例 Cu2O粉末としては、下記のものを使用した。 (A) Cu(CH3COO)2(キシダ化学(株)製特級試薬)
10gを160mlの水に溶かして20%ヒドラジン水
溶液を15ml加え、約80℃に加熱してCu2Oを沈
澱させ、これを別、洗浄、乾燥して得たも
の。 (B) 反応を室温で行なつた以外は(A)と同様にして
得たもの。 (C) Cu(CH3COO)2に代えてCu(OH)2(半井化学
(株)製化学用試薬)を用い、反応を室温で行なつ
た以外は(A)と同様にして得たもの。このものの
純度は約80%であつた。 (S) 市販品のCu2O粉末(半井化学(株)製化学用試
薬)。 上記で得られたCu2Oのいずれかを用い、下記
の様にして本発明水素−酸素固体電解質燃料電池
を調製した。 12−MPAの飽和水溶液の温度を25℃から22℃
に下げることにより得られた単結晶約2gを、相
対湿度85〜95%の雰囲気下で粉砕して粉末状とす
る。得られた12−MPAの粉末を、ガラス繊維で
補強されたエポキシ樹脂製プレス型を用いて、直
径18mm、厚さ3mmのペレツトに1000Kg/cm2の圧力
で圧縮成形した。 次に、上記で得られたペレツトの一方の端面
に、白金黒20重量%及び鱗状黒鉛80重量%の混合
物100mgを常法により圧着して水素極(燃料極)
とした。もう一方の端面には上記(A)、(B)、(C)又は
(S)のCu2O粉末50重量%及び鱗状黒鉛50重量%の
混合物100mgを常法により圧着して酸素極(酸化
剤極)とした。尚、12−MPAとCu2Oとの反応は
全く認められなかつた。次に水素極及び酸素極の
背後にそれぞれ水素及び酸素のガスハウジングを
装着した。 かくして得られた本発明水素−酸素固体電解質
燃料電池の各電極間に電圧計を、外部回路に負荷
としてタケダ理研(株)製TR6141定電流発生器を接
続して電池を作動させたときMCD(最大電流密
度)を第1表に示す。また、用いたCu2O粉末の
結晶化度を調べるため、理学電気(株)製X線回折機
を用いて測定したときの回折ピーク(1,1,
1)のピーク幅(Cu2O粉末の粒子径に逆比例す
る)及びBET法により調べた表面積を第1表に
併記した。
使用した水素−酸素固体電解質燃料電池に関す
る。 燃料電池は、燃料と酸化剤とを電気化学的に反
応させて電流を取り出す装置であり、その発電効
率が高いことから注目を集め、近年その開発が進
められている。 水素−酸素固体電解質燃料電池は、基本的に
は、燃料極(アノード)、酸化剤極(カソード)、
両電極間に密接介在する固体電解質並びに水素及
び酸素(又は空気)をそれぞれ燃料極及び酸化剤
極に供給するガスハウジングより構成されてお
り、各極ではそれぞれ下記の通りの反応が起る。 燃料極 H2→2H++2e- 酸化剤極 1/2O2+2e-→O2- 〃 O2-+2H+→H2O 反応全体 2+122→2 上記反応により得られる起電力(電圧)は、理
論上は25℃において1.23Vであるが、実際には酸
性電解質の場合上記反応の副反応によるH2O2の
生成等のため約0.8〜0.9V程度となる。また、電
流を取り出す際に抵抗として働く電池内部の分極
としては、電解質の抵抗としての抵抗分極、電極
部における分極である活性化分極(イオン化分極
及び反応分極)並びに反応ガスの供給の際生ずる
濃度分極があり、これら分極のため電流が大きく
なるにつれて電圧が低下する。 従つて、より高い電圧及びより大きな電流を得
るためには上記副反応及び分極を出来る限り抑制
しなければならない。このためには、高いプロト
ン導電性を持つ電解質の開発、電極触媒特に酸化
剤極触媒の開発等が必要となる。この種の触媒と
しては、現在のところ白金系のものが最も優れ、
良く知られているが、高価であり、且つ資源量が
限られているという実用上の難点のため、これに
代るものが求められている。特に低温例えば室温
で作動する固体電解質燃料電池においては、新し
い電極触媒の開発が必要不可欠である。 本発明者は優れたプロトン導電性を持つ(即ち
抵抗分極が小さい)固体電解質として、25℃にお
いて0.2mho・cm-1の導電性を示す12−モリブド
リン酸、 H3Mo12PO40・29H2O(以下、12−MPAとす
る)及び12−タングストリン酸、H3W12PO40・
29H2O(以下、12−WPAとする)を既に開発し
たが(O.Nakamura et.al.,Chem.Lett.,1979,
17〜18)、更に水素−酸素固体電解質燃料電池に
おいて特に分極が著しい酸化剤極用の触媒を開発
する目的で、酸化物P型半導体の性質を持つ種々
の化合物について研究した結果、特にCu2Oが酸
化剤極触媒として好適に使用し得ることを見出
し、本発明を完成するに至つた。 即ち本発明は、酸化剤極触媒としてCu2Oを使
用することを特徴とする水素−酸素固体電解質燃
料電池に係る。 本発明におけるCu2Oとしては、特に限定され
ず、例えば市販の試薬をそのまま用いても良い
し、Cu(CH3COO)2やCu(OH)2を室温〜90℃程
度の温度でヒドラジン等により還元して得られる
ものを用いても良い。Cu2Oは粉末状で用いられ、
白金黒の場合と同様に、通常鱗状黒鉛、活性炭の
様な導電材と1:10〜10:1程度(重量比)に混
合して酸化剤極とする。 本発明者の研究によれば、Cu2Oの触媒活性は、
粉体の結晶化度換言すれば粒子径、表面積、表面
状態等に依存し、後記実施例に示す様に、Cu2O
粉体の結晶化度が悪いもの程高い傾向があること
が判つた。この理由は、結晶化度が悪いものは結
晶表面近傍の酸素原子の配列に乱れがあり、表面
反応に関与し易いことによると思われる。上記に
挙げたCu2Oの内では、 Cu(CH3COO)2を室温でヒドラジン還元して得
られるものが、最も触媒活性が高いので、好まし
い。 燃料極及び酸化剤極に、共に白金黒−鱗状黒鉛
を用いた場合の最大電流密度(以下、MCDとい
う)は約100mA/cm2である。これに対して、燃
料極に白金黒−鱗状黒鉛、酸化剤極にCu2O−鱗
状黒鉛をそれぞれ用いた場合のMCDは、後記実
施例に示す通り使用したCu2Oの結晶化度により
異なり、約29〜50mA/cm2であるが、この様に高
いMCDは、白金系触媒を除いて、見出されてお
らず、Cu2Oは安価でもあり、酸化剤極触媒とし
て充分な実用価値を有する。 本発明において用いられる固体電解質として
は、例えば前記12−MPA又は(及び)12−WPA
の粉末を単独で又は適当な担体と共に任意の形状
に任意の方法で圧縮成形して用いることが出来る
が、例えばプレス型を用いて、100〜2000Kg/cm2
の圧力下で直径7〜50mm、厚さ1〜10mmのペレツ
トに成形する。この際に用いられるプレス型はガ
ラス繊維で補強されたエポキシ樹脂製のもの等が
好ましく、金属製のものは6価のモリブテンイオ
ン又は(及び)タングステンイオンと反応するの
で、12−MPAや12−WPAを固体電解質としたと
きには、用いることはできない。 次に、上記で得られた固体電解質ペレツトの両
端面に燃料極又は酸化剤極を圧着する。この圧着
は固体電解質ペレツト成形と同時に行なうことも
出来る。この際、酸化剤極としては新規触媒の
Cu2Oと導電材との混合物例えばCu2O−鱗状黒鉛
を用い、燃料極としては公知の電極例えば白金黒
−鱗状黒鉛等を用いる。 次に燃料極及び酸化剤極の背後にそれぞれ水素
及び酸素のガスハウジングを装着する。 以上の様にして得られる本発明水素−酸素固体
電解質燃料電池の一例を第1図に示す。第1図に
おいて本発明電池は、カーボン製の管6及び7、
燃料極4及び酸化剤極5、固体電解質1並びにガ
ス導入のためのカーボン管2及び3から構成され
る。燃料極4−固体電解質1−酸化剤極5はカー
ボン管6及び7を隔離し、気体が洩れない様にシ
ール剤でカーボン管6及び7に固定されている。
カーボン管6及び7はそれぞれ燃料極4及び酸化
剤極5に電気的に接触しているのでガスハウジン
グであると共にリード線の役割も果たす。上記カ
ーボン管2及び3を通してそれぞれ水素ガス及び
酸素ガスを例えば10ml/minの速度で注入した場
合各々の未反応ガスは該管2及び3の外側をそれ
ぞれ通つて排出される。 更に、電池の性能を調べる際には、図には示し
ていないが燃料極及び酸化剤極の間に電圧計及び
外部回路に負荷を接続する。 前述した様に、この種の燃料電池においては出
来る限り分極が小さい即ち電極反応速度が大きい
電極触媒特に酸化剤極触媒の開発が極めて重要で
あるが、本発明水素−酸素固体電解質燃料電池
は、新規酸化剤極触媒として白金系触媒に近い触
媒活性を有するCu2Oを用いたことにより安価な
燃料電池を提供するものであり、これにより燃料
電池の応用範囲は更に拡大されるものと期待され
る。 以下、実施例を挙げて、本発明を更に具体的に
説明する。 実施例 Cu2O粉末としては、下記のものを使用した。 (A) Cu(CH3COO)2(キシダ化学(株)製特級試薬)
10gを160mlの水に溶かして20%ヒドラジン水
溶液を15ml加え、約80℃に加熱してCu2Oを沈
澱させ、これを別、洗浄、乾燥して得たも
の。 (B) 反応を室温で行なつた以外は(A)と同様にして
得たもの。 (C) Cu(CH3COO)2に代えてCu(OH)2(半井化学
(株)製化学用試薬)を用い、反応を室温で行なつ
た以外は(A)と同様にして得たもの。このものの
純度は約80%であつた。 (S) 市販品のCu2O粉末(半井化学(株)製化学用試
薬)。 上記で得られたCu2Oのいずれかを用い、下記
の様にして本発明水素−酸素固体電解質燃料電池
を調製した。 12−MPAの飽和水溶液の温度を25℃から22℃
に下げることにより得られた単結晶約2gを、相
対湿度85〜95%の雰囲気下で粉砕して粉末状とす
る。得られた12−MPAの粉末を、ガラス繊維で
補強されたエポキシ樹脂製プレス型を用いて、直
径18mm、厚さ3mmのペレツトに1000Kg/cm2の圧力
で圧縮成形した。 次に、上記で得られたペレツトの一方の端面
に、白金黒20重量%及び鱗状黒鉛80重量%の混合
物100mgを常法により圧着して水素極(燃料極)
とした。もう一方の端面には上記(A)、(B)、(C)又は
(S)のCu2O粉末50重量%及び鱗状黒鉛50重量%の
混合物100mgを常法により圧着して酸素極(酸化
剤極)とした。尚、12−MPAとCu2Oとの反応は
全く認められなかつた。次に水素極及び酸素極の
背後にそれぞれ水素及び酸素のガスハウジングを
装着した。 かくして得られた本発明水素−酸素固体電解質
燃料電池の各電極間に電圧計を、外部回路に負荷
としてタケダ理研(株)製TR6141定電流発生器を接
続して電池を作動させたときMCD(最大電流密
度)を第1表に示す。また、用いたCu2O粉末の
結晶化度を調べるため、理学電気(株)製X線回折機
を用いて測定したときの回折ピーク(1,1,
1)のピーク幅(Cu2O粉末の粒子径に逆比例す
る)及びBET法により調べた表面積を第1表に
併記した。
【表】
第1表により、いずれのCu2O粉末も高い触媒
活性(即ちMCD)を示すこと、MCDは結晶化度
の悪いもの即ちピーク幅の大きいもの程高い傾向
があること及びMCDは表面積が大きいもの程高
いことが明らかである。 また、Cu2O粉末の結晶化度を別の観点即ち表
面の結晶配列状態により調べるため英国EDT
Research社製OAS400を用いて光音響スペクトル
を測定した。結果の第2図に示す。第2図におい
ては、例えば700nmでのスペクトル強度が高い
もの程結晶化度が悪いことを示すと考えられる。
不純物を含有している(C)を除き、第1表のMCD
と第2図のスペクトル強度とが良く対応してお
り、結晶化度の悪いもの程MCDが高い傾向にあ
ることが明らかである。 本実施例の代表として、(B)のCu2O粉末を用い
たときの電流−電圧曲線を第3図に示す。第3図
により、起電力が約0.8V及びMCDが50mA/cm2
であることが明らかである。
活性(即ちMCD)を示すこと、MCDは結晶化度
の悪いもの即ちピーク幅の大きいもの程高い傾向
があること及びMCDは表面積が大きいもの程高
いことが明らかである。 また、Cu2O粉末の結晶化度を別の観点即ち表
面の結晶配列状態により調べるため英国EDT
Research社製OAS400を用いて光音響スペクトル
を測定した。結果の第2図に示す。第2図におい
ては、例えば700nmでのスペクトル強度が高い
もの程結晶化度が悪いことを示すと考えられる。
不純物を含有している(C)を除き、第1表のMCD
と第2図のスペクトル強度とが良く対応してお
り、結晶化度の悪いもの程MCDが高い傾向にあ
ることが明らかである。 本実施例の代表として、(B)のCu2O粉末を用い
たときの電流−電圧曲線を第3図に示す。第3図
により、起電力が約0.8V及びMCDが50mA/cm2
であることが明らかである。
第1図は、本発明水素−酸素固体電解質燃料電
池の1例の概略を示す。第2図は実施例で用いた
各Cu2O粉末の光音響スペクトルを示す。第3図
は、(B)のCu2O粉末を用いたときの電流−電圧曲
線を示す。第1図中の記号は下記のものを示す。 1……固体電解質、2……カーボン管、3……
カーボン管、4……燃料極(水素極)、5……酸
化剤極(酸素極)、6……カーボン管、7……カ
ーボン管。
池の1例の概略を示す。第2図は実施例で用いた
各Cu2O粉末の光音響スペクトルを示す。第3図
は、(B)のCu2O粉末を用いたときの電流−電圧曲
線を示す。第1図中の記号は下記のものを示す。 1……固体電解質、2……カーボン管、3……
カーボン管、4……燃料極(水素極)、5……酸
化剤極(酸素極)、6……カーボン管、7……カ
ーボン管。
Claims (1)
- 1 酸化剤極触媒としてCu2Oを使用することを
特徴とする水素−酸素固体電解質燃料電池。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58128150A JPS6020468A (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | 水素−酸素固体電解質燃料電池 |
| US06/575,215 US4554224A (en) | 1983-07-13 | 1984-01-30 | Hydrogen-oxygen solid electrolyte fuel cell |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58128150A JPS6020468A (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | 水素−酸素固体電解質燃料電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6020468A JPS6020468A (ja) | 1985-02-01 |
| JPH0351058B2 true JPH0351058B2 (ja) | 1991-08-05 |
Family
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Country Status (2)
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1983
- 1983-07-13 JP JP58128150A patent/JPS6020468A/ja active Granted
-
1984
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6020468A (ja) | 1985-02-01 |
| US4554224A (en) | 1985-11-19 |
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