JPH0351062Y2 - - Google Patents

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JPH0351062Y2
JPH0351062Y2 JP18077484U JP18077484U JPH0351062Y2 JP H0351062 Y2 JPH0351062 Y2 JP H0351062Y2 JP 18077484 U JP18077484 U JP 18077484U JP 18077484 U JP18077484 U JP 18077484U JP H0351062 Y2 JPH0351062 Y2 JP H0351062Y2
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gear
gears
shaping
tooth
workpiece
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、加熱処理されたワーク歯車のバニツ
シング装置に係り、特にワーク歯車の歯面の各稜
に残るバリ、カエリ及び歯面上の打痕等を好適に
除去し伝達効率の優れた歯車を提供できる歯車バ
ニツシング装置に関する。
[従来の技術] 一般に動力伝達装置に使用される歯車には、動
的な負荷が繰返し与えられるため、耐摩耗性と強
じん性が要求され、その両方を満すために表面熱
処理が施される。しかし、熱処理を施したために
歯車内部にひずみ応力が発生し、それによるひず
み変形が生じたり、また加工処理中に打痕等のキ
ズが生じたりして平滑な歯面を得られなかつた。
また上記処理前に歯車には切削時に生じる歯面の
各稜のバリ、カエリ等、更に熱処理後のスケール
等が残されており、これらの除去、整形して噛み
合い効率に優れる歯車が要求されていた。
これを達成するために従来では手修正、ギヤホ
ーニング、歯車バニツシングを施していたが、手
修正では非量産的であつて、しかも精度上での信
頼性が少なく適当でなかつた。
一方、第12図乃至第14図でギヤホーニング
による修正を説明すると第12図に示される如く
歯面3上に形成された打痕8の高さ約30μを除去
するためにギヤホーニングを30sec施して測定す
ると第13図に示すように打痕高さは10μまで整
形される。その後、60secホーニングを施した結
果を示す第14図の状態では、打痕高さは0μに
整形されているが歯面3上にホーニングによるう
ねり14が形成されている。従つてギヤホーニン
グは修正能力が低いうえに、ホーニング時間によ
つては表面うねり14を発生させる欠点を有して
いる。
他方、歯車バニツシングではワーク歯車に対し
てバニツシング歯車を加圧して噛合して修正しよ
うとするものであるが、歯車同士が片当りするた
めに適切なバニツシングが成し得なかつた。それ
ゆえ手修正が必要になり上記いずれの手段も非量
産的で適当とはいえなかつた。
このような欠点を改善すべく従来では、特開昭
57−21222号公報にギヤのバニツシングが紹介さ
れている。具体的には、第15図に示すようにワ
ーク歯車1に噛み合う如く形成される歯形と歯の
間隔とを有する3つのギヤ13a,13b,13
cを備え、該3つのギヤ13a,13b,13c
がほぼ平行な軸芯の関係にあり、更にこの3つの
ギヤの少なくとも2つの間の相対的な回転速度を
変更する装置11とを備え、これによりバニツシ
ングされたワーク歯車1が3つのギヤ13a,1
3b,13cとの噛合から外れるギヤのバニツシ
ング用装置において、前記3つのギヤ13a,1
3b,13cの各々が、単なる作用圧力角を有
し、バニツシングされるワーク歯車1の創成圧力
角に対し、作用圧力角の第1のものがより大き
く、第2のものがより小さく、第3のほぼ等しい
バニツシング装置で、これによつてワーク歯車1
の歯面の整形を施そうとするものである。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記のバニツシングするための
3つのギヤ13a,13b,13cには夫々例え
ばボラゾン電着層が歯車1の噛合全面に形成さ
れ、且つ夫々の作用圧力角が異なつているため
に、バニツシングされる(ワーク歯車)べきギヤ
1に対して夫々の3つのギヤ抵抗が加工終了まで
変わらず、またそのために整形に必要なトルクが
増大するばかりでなく、その反作用としてボラゾ
ン電着層が剥離し寿命が短かつた。またこのよう
にボラゾン電着層を全面にわたつて形成すること
は高価であり、これがワーク歯車1に反映される
とワーク歯車1自体が高価になるという二次的な
欠点を有している。
[考案の目的] 本考案は上記問題点を解消すべく創案されたも
ので、本考案の目的はワーク歯車の歯面の各稜に
残るバリ、カエリ及び熱処理後の歯面上の打痕等
を除去、修正して噛合効率の優れた歯車を形成す
る歯車バニツシング装置を提供するにある。
[考案の概要] 本考案は上記目的を達成すべくワーク歯車と
各々噛み合い歯面の両側部に、その歯タケ方向に
沿つてボラゾン強化層を有する側部整形歯車と、
上記ワーク歯車の創成圧力角に対し、より大きな
作用圧力角を有し、歯面にボラゾン強化層を有す
る歯先部成形歯車とを備え、上記いずれか1枚の
歯車にそれを可変的に駆動させる駆動装置と、い
ずれか1枚を上記ワーク歯車に加圧噛合させる加
圧装置とによつて駆動させ、短時間で確実に歯車
の歯面整形を可能にするものである。
[実施例] 以下、本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
第1図に示される如く1はラツク或いはホブに
よつて切削された後、所定の強度を得るために熱
処理を施され、その歯面上又は歯面の各稜にバ
リ、カエリ、スケール、打痕等が残されたワーク
歯車である。
このワーク歯車1の上記バリ、カエリ等を効率
良く且つ確実に除去するために、第1、第2の側
部整形歯車2,6及び歯面整形歯車7を、回転自
在なワーク歯車1に噛合させることによつてなさ
れる。
具体的には、第2図に示すように第1の側部整
形歯車2の歯面3a上には、その歯幅方向の両側
部に所定間隔に且つ歯底部4aより歯先部4bに
向かう歯タケ方向に沿つてボラゾン(立方晶形チ
ツ化ホウソ)強化層5aが形成されている。ま
た、第1の側部整形歯車2の歯面3aは、その軸
方向に対して所定のねじり角θ1を有するように形
成されるものである。
一方、第3図に示す第2の側部整形歯車6も第
1の側部整形歯車2と同様に、その歯面3aの歯
幅方向の両側部に所定間隔に、且つ歯底部4aよ
り歯先部4bに向かう歯タケ方向に沿つてボラゾ
ン強化層5aが形成され、また、上記第1の側部
整形用歯車2の歯面3bのねじ角θ1と逆方向のね
じれ各θ2を有するように形成されている。
他方、第4図に示す如く、歯面整形歯車7は、
上記ワーク歯車1の創成圧力角に対し、より大き
な作用圧力角を有するように形成されるととも
に、ワーク歯車1に噛み合う歯面3cの全面7d
または歯元部7aに、ボラゾン強化層5aが形成
されている。
ゆえに、第5図に示すワーク歯車1に第1図に
示すような、第1、第2の側部整形歯車2,6及
び歯面整形歯車7を噛合することによつてワーク
歯車1の歯面3が整形されるものである。
即ち、第5図に示すワーク歯車1の歯面3の歯
幅方向の両側部は第1、第2の側部整形歯車2,
6のそれぞれのボラゾン強化層5aによつて整形
され、バリ、カエリ、打痕等が除去されることに
なる。一方、ワーク歯車1の歯面3は、歯面整形
歯車7と噛合することによつて歯元部8bの整形
がなされ、これに残されたバリ、カエリ、打痕等
が除去されることになる。また、この歯車7の作
用圧力角はワーク歯車1の創成圧力角に対し、よ
り大きく形成されるために、第5図に示す白抜き
ブツシユは整形が施されないように(表面うねり
が形成されないように)歯先だけがワーク歯車1
の歯面3に接触するように形成されるものであ
る。
上記の如く、ワーク歯車1を整形するために
は、第1図に示す如く、ワーク歯車1は回転自在
に且つ着脱自在にワーク歯車軸10に設けられ、
このワーク歯車1に噛合すべく第1、第2の側部
整形歯車2,6が夫々を一体的に回転させる第
1、第2の側部整形歯車軸11,12の一端部側
に設けられ、その側部整形用歯車軸11,12は
上記ワーク歯車軸10に対して並行に設けられ
る。また第1、第2の側部整形用歯車2,6のい
ずれか一方の他端部側には、例えばD,Cモータ
等の速度、トルクの可変な駆動装置(後述する)
が設けられ、これによつて回転駆動力が伝達され
ることになる。更に上記ワーク歯車1には、例え
ば伸縮自在な流体シリンダ等による移動手段(後
述する)のシリンダロツド先端側に回転自在な歯
面整形歯車軸9が設けられ、その軸9に上記歯面
整形歯車7が一体的に設けられる。
更に、第6図にて本考案のバニツシング装置を
詳細に説明する。図は第1図の−線断面矢視
図である。
図に示される如く枠体で構成される支持台本体
15上には、上記ワーク歯車1を回転自在に且つ
着脱自在に嵌合するワーク歯車軸16が軸受17
を介して第1のフランジ付スリーブ18に収容さ
れ、そのフランジ部が上記支持台本体15に移動
自在に設けられた移動台19に例えばボルト等に
よつて設けられている。移動台19の下部には摺
動基部20が設けられ、これが上記支持台本体1
5に設けられた案内溝部21に沿つてその長手方
向に移動自在にされるものである。
また、上記摺動基部20には、枠体22が設け
られると共に、その枠体22の適宜位置には、こ
れをその作動方向に移動させる例えば流体シリン
ダ等の第1の流体手段23のロツド先端部側が固
定され、他端部側が上記支持台本体15上に設け
られている。また、上記枠体22は、アーム22
aを介して上記摺動基部20内に軸受17を介し
て回転自在に設けられた回転軸24の一端部に一
体的に設けられ、その軸24と共に、上記フラン
ジ付スリーブ18が回転するように構成される。
一方、上記ワーク歯車1を囲繞するようにこれに
噛合する第1、第2の側部整形歯車2,6を一端
部側に一体的に設ける第1、第2の側部整形歯車
軸11,12が軸受7を介して回転自在な第2、
第3のフランジ付スリーブ25,26に収容され
ると共に、そのフランジ部が上記支持台本体15
に一体的に取り付けられている。また実施例では
第1の側部整形歯車軸11の他端部側に例えば伝
達歯車27等が設けられ、これに上記駆動装置が
噛合される。さらに、支持台本体15には、例え
ば先端部に上記歯面整形歯車7を回転自在に嵌合
される歯面整形歯車軸9を軸支するスリーブ28
に設けられたシリンダロツド29を伸縮自在に有
する第2の流体手段30が設けられ、この第2の
流体手段30は上記支持台本体15上に取付基部
31を介して一体的に設けられている。
以下、本考案の実施例の作用について説明す
る。
第7図に示される如く、第1、第2の側部整形
歯車2,6に噛合させるべく、移動台19を上記
第1の流体手段23によつてその噛合方向に移動
されると、これにアーム22aを介して回動自在
なワーク歯車1が例えば第1の側部整形歯車2に
第8図に示す如く噛合されると、その噛合方向に
上記アーム22aと共にワーク歯車は回動され
る。その後、その回動方向に設けられた第2の側
部整形歯車6に噛合されてワーク歯車1は第9図
に示す如く第1、第2の側部整形歯車2,6に噛
合されることになる。さらに、第10図に示す如
く、上記第6図に示した第2の流体手段30によ
つて歯面整形歯車7がワーク歯車1に所定の加圧
力にて噛合されることになる。
ゆえに、ワーク歯車1は、三方向から加圧力を
得たことになり、それぞれ整形歯車によつて噛合
整形されて確実に平滑な歯面3を有するワーク歯
車(第5図で示した)1が得られることになる。
尚、31はアーム22aのリターンスプリングで
ある。
このようにして形成されるワーク歯車1の実施
結果を第11図に示す。図は上記ボラゾン強化層
を有する歯車バニツシング装置とボラゾン強化層
を有していない歯車バニツシング装置との比較で
あり、ワーク数に対しての打痕高さの整形度合を
示している。打痕高さを30μとするボーダライン
より上を不合格、下を合格として判定されるもの
で、図において示す如く、15μ前後の打痕高さと
することができて、従来のものに比べて改善され
たことは明らかである。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案によれば次の如く優
れた効果を発揮する。
(1) ワーク歯車をボラゾン強化層を有する側部整
形歯車と歯面整形歯車とによつて三方向から遊
びなく噛合させて整形させたので、噛合整形に
要するトルクが減少され、かつ確実にバリ、カ
エリ、打痕及びスケールを除去整形できる。
(2) 歯面整形歯車の作用圧力角をワーク歯車の創
成圧力角より大きくしたので、ワーク歯車の歯
面に対し歯面整形歯車の歯先部が歯面中央部に
接触せず、この面の精度を確保し表面うねりを
形成することなく整形できる。
(3) ワーク歯車を迅速に且つ確実に整形できるの
で、コストダウンした歯車を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の好適一実施例を示す概略図、
第2図、第3図は側部整形歯車を示す概略斜視
図、第4図は歯面整形用歯車を示す概略斜視図、
第5図は本考案のワーク歯車を示す概略斜視図、
第6図は第1図の−線矢視断面を示し、本考
案の歯車バニツシング装置を示す概略断面図、第
7図乃至第10図はワーク歯車の整形手順を示す
概略図、第11図は側部及び歯面整形歯車にボラ
ゾン強化層を有する歯車バニツシング装置と、有
さない歯車バニツシング装置との実施例の比較を
示す図、第12図はワーク歯車の歯面に打痕を有
する図、第13図、第14図は従来のバニツシン
グ装置にてバニツシングを施した後のワーク歯車
の歯面を示す図、第15図は従来の歯車バニツシ
ング装置を示す概略斜視図である。 図中、1はワーク歯車、2,6は側部整形歯
車、7は歯面整形歯車である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワーク歯車と各々噛み合い歯面の両側部に、そ
    の歯タケ方向に沿つてボラゾン強化層を有する側
    部整形歯車と、上記ワーク歯車の創成圧力角に対
    し、より大きな作用圧力角を有し、歯面にボラゾ
    ン強化層を有する歯面整形歯車とを備えたことを
    特徴とする歯車バニツシング装置。
JP18077484U 1984-11-30 1984-11-30 Expired JPH0351062Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18077484U JPH0351062Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18077484U JPH0351062Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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Publication Number Publication Date
JPS6196623U JPS6196623U (ja) 1986-06-21
JPH0351062Y2 true JPH0351062Y2 (ja) 1991-10-31

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ID=30738331

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JP18077484U Expired JPH0351062Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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JPS6196623U (ja) 1986-06-21

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