JPH0351365Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0351365Y2 JPH0351365Y2 JP1984165566U JP16556684U JPH0351365Y2 JP H0351365 Y2 JPH0351365 Y2 JP H0351365Y2 JP 1984165566 U JP1984165566 U JP 1984165566U JP 16556684 U JP16556684 U JP 16556684U JP H0351365 Y2 JPH0351365 Y2 JP H0351365Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- concrete
- hollow cylindrical
- soil
- concrete pile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、開放型中空円筒くいの改良に関する
ものである。
ものである。
「従来の技術」
既製コンクリートくいの低騒音、低振動沈設工
法の一つとして、セメントミルク工法が用いられ
ている。この工法は第8図イ〜ハに施行順序を示
すように、イ連続スクリユーオーガ10によつ
て、くい径より大きい孔11を土砂を排土しなが
ら掘削し、ロのようにくい周固定液B及び根固め
液Aを満たした孔11内にハのようにくい12を
建て込む工法で、くいは、先端が閉ざされたいわ
ゆる閉そくシユーを用いることになつている。こ
の工法は、打撃工法と同等の支持力機能を有して
いるが、次のような欠点がある。
法の一つとして、セメントミルク工法が用いられ
ている。この工法は第8図イ〜ハに施行順序を示
すように、イ連続スクリユーオーガ10によつ
て、くい径より大きい孔11を土砂を排土しなが
ら掘削し、ロのようにくい周固定液B及び根固め
液Aを満たした孔11内にハのようにくい12を
建て込む工法で、くいは、先端が閉ざされたいわ
ゆる閉そくシユーを用いることになつている。こ
の工法は、打撃工法と同等の支持力機能を有して
いるが、次のような欠点がある。
(1) くいの高止まり、すなわち、くいが所定支持
層に貫入できず、途中でくいが止まることがあ
る。
層に貫入できず、途中でくいが止まることがあ
る。
(2) 連続スクリユーオーガを使用するため排土量
が多く、その処理に費用がかかる。
が多く、その処理に費用がかかる。
(3) くい先端部を閉そくしたシユーを使用するこ
とが条件となつているので、くい挿入によつて
生ずる排土費も大きい。
とが条件となつているので、くい挿入によつて
生ずる排土費も大きい。
このセメントミルク工法においても、下端が
開放されたくいを使用すれば、くい内面にも液
が浸入し、排土量が閉そくシユーより少なくな
つて経済的であるが、閉そく効果が明確でない
ので、建設省の指針、日本建築センター編「埋
込み杭施工指針・同解説−セメントミルク工
法」で、閉そくシユーの使用が条件となつてい
るといつた状況である。
開放されたくいを使用すれば、くい内面にも液
が浸入し、排土量が閉そくシユーより少なくな
つて経済的であるが、閉そく効果が明確でない
ので、建設省の指針、日本建築センター編「埋
込み杭施工指針・同解説−セメントミルク工
法」で、閉そくシユーの使用が条件となつてい
るといつた状況である。
「考案が解決しようとする問題点」
本考案は、前述のようなセメントミルク工法の
欠点を改良しようとする工法、すなわち、ソイル
化した掘削孔中にくいを回転挿入する工法−プレ
ボーリング回転沈設工法−において効果的に使用
できる中空円筒の開放型くいを、閉そく効果が良
好でしかも大きな支持力を得ることのできる構造
のものとし、経済的な施工ができるとともに支持
力の優れたくいを提供しようとするものである。
欠点を改良しようとする工法、すなわち、ソイル
化した掘削孔中にくいを回転挿入する工法−プレ
ボーリング回転沈設工法−において効果的に使用
できる中空円筒の開放型くいを、閉そく効果が良
好でしかも大きな支持力を得ることのできる構造
のものとし、経済的な施工ができるとともに支持
力の優れたくいを提供しようとするものである。
「問題点を解決するための手段」
本考案は、中空円筒くいの先端部に、くいの中
空部内に突出する突起体を、軸鉄筋及びコンクリ
ートと結合一体化して設けたことを特徴とするも
のである。
空部内に突出する突起体を、軸鉄筋及びコンクリ
ートと結合一体化して設けたことを特徴とするも
のである。
「実施例」
以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
第1図乃至第4図において、1はコンクリート
のくい本体で、中空円筒状に形成され、開放され
た下端には座板2が多数の軸鉄筋3と結合され、
コンクリートと一体化して設けられており、くい
本体1の端部外周面には補強板4が包着されてい
る。以上の構成は、従来一般に使用されている開
放型の中空円筒くいと同様のものである。
のくい本体で、中空円筒状に形成され、開放され
た下端には座板2が多数の軸鉄筋3と結合され、
コンクリートと一体化して設けられており、くい
本体1の端部外周面には補強板4が包着されてい
る。以上の構成は、従来一般に使用されている開
放型の中空円筒くいと同様のものである。
そして、本考案においては、くいの下端部にお
ける軸鉄筋3に結合して、中空部5内に所要の長
さにわたり突出するように形成した突起体6をく
いの長さ方向に間隔をおいて数段にわたり設けた
点が大きな特徴をなしている。すなわち、第3
図、第4図に示すように、外周がコンクリートく
い中に環状に隔設された軸鉄筋3,3…と接し、
内径がくいの中空部5より小径とした環状板を突
起体6として用い、これを上下に間隔をおいて連
結棒7により結合し、例えば第1図、第2図のよ
うに、連結棒7を軸鉄筋3に接合し溶接により固
定する。この作業はコンクリートの遠心力成形に
先だつて行う。成形後は環状板6はその内径が中
空部5の内径より小さな分だけ中空部内に突出さ
れることになる。
ける軸鉄筋3に結合して、中空部5内に所要の長
さにわたり突出するように形成した突起体6をく
いの長さ方向に間隔をおいて数段にわたり設けた
点が大きな特徴をなしている。すなわち、第3
図、第4図に示すように、外周がコンクリートく
い中に環状に隔設された軸鉄筋3,3…と接し、
内径がくいの中空部5より小径とした環状板を突
起体6として用い、これを上下に間隔をおいて連
結棒7により結合し、例えば第1図、第2図のよ
うに、連結棒7を軸鉄筋3に接合し溶接により固
定する。この作業はコンクリートの遠心力成形に
先だつて行う。成形後は環状板6はその内径が中
空部5の内径より小さな分だけ中空部内に突出さ
れることになる。
「作用」
次に、本考案のくいを使用したプレボーリング
回転沈設工法による施工例を第7図を参照して説
明すると、まず第7図aのように、攪拌翼9aと
攪拌棒9bとを交互に設けたスクリユーオーガ9
を用い、その先端から水を注入しながら土砂を攪
拌、掘削する。所定深度に達した後、オーガ9の
先端から水に換えてくい周固定液(掘削液と兼
用、セメント+ベントナイト+水)を注入しなが
ら土砂と攪拌する。そして、支持層まで掘削した
後くい周固定液を根固め液Aに切換えて所定量注
入しながらbのようオーガ9を引き上げる。それ
により掘削された孔の底部にはソイル根固め液A
が充填され、それに押し上げられて、ソイル根固
め液Aの上部にはソイルくい周固定液Bが更にそ
のくい周固定液Bの上部には、水と土砂の混合体
Cが充填された状態となる。次に、前述した本考
案の開放型中空円筒くい1を回転しながら沈設し
て行く。この作業は、くい1の中空部内に水と土
砂の混合体Cとソイルくい周固定液Bが浸入する
ため、大きな抵抗を受けることなく容易に行うこ
とができる。そして、dのように、くい1の下端
部をソイル根固め液Aの層に所定長入れる。この
場合もソイル根固め液Aはくい1の中空部5内に
容易に浸入することになり、くい1の下端部の内
外はソイル根固め液A中に固定されることにな
り、閉そくシユーと同様の閉そく効果が得られる
ことになる。そして、くい1の下端部は、単にソ
イル根固め液Aに包まれているだけでなく、突起
体6,6の存在により、くい1とソイル根固め液
とは物理的に強固な結合が図れるとともに、くい
1の支持力は中空部5内に突出した突起体6の面
積に応じて著しく増強されることになる。
回転沈設工法による施工例を第7図を参照して説
明すると、まず第7図aのように、攪拌翼9aと
攪拌棒9bとを交互に設けたスクリユーオーガ9
を用い、その先端から水を注入しながら土砂を攪
拌、掘削する。所定深度に達した後、オーガ9の
先端から水に換えてくい周固定液(掘削液と兼
用、セメント+ベントナイト+水)を注入しなが
ら土砂と攪拌する。そして、支持層まで掘削した
後くい周固定液を根固め液Aに切換えて所定量注
入しながらbのようオーガ9を引き上げる。それ
により掘削された孔の底部にはソイル根固め液A
が充填され、それに押し上げられて、ソイル根固
め液Aの上部にはソイルくい周固定液Bが更にそ
のくい周固定液Bの上部には、水と土砂の混合体
Cが充填された状態となる。次に、前述した本考
案の開放型中空円筒くい1を回転しながら沈設し
て行く。この作業は、くい1の中空部内に水と土
砂の混合体Cとソイルくい周固定液Bが浸入する
ため、大きな抵抗を受けることなく容易に行うこ
とができる。そして、dのように、くい1の下端
部をソイル根固め液Aの層に所定長入れる。この
場合もソイル根固め液Aはくい1の中空部5内に
容易に浸入することになり、くい1の下端部の内
外はソイル根固め液A中に固定されることにな
り、閉そくシユーと同様の閉そく効果が得られる
ことになる。そして、くい1の下端部は、単にソ
イル根固め液Aに包まれているだけでなく、突起
体6,6の存在により、くい1とソイル根固め液
とは物理的に強固な結合が図れるとともに、くい
1の支持力は中空部5内に突出した突起体6の面
積に応じて著しく増強されることになる。
「考案の効果」
以上説明したように、本考案のくいは、くい下
端部の中空部内に突出する突起体を設けたので、
閉そくシユーと同様の効果を得ることが可能とな
る。すなわち、くい下端部の中空部内に浸入した
ソイル根固め液が、くいの短期(地震時)上載荷
重が作用しても、そのソイル根固め液の外周が突
起体によつて、動きを制御され、内部でソイル根
固め液がずれないように設計することができるか
らである。もし、本考案のように突起体が設けて
ないとすると、ソイル根固め液が上載荷重によつ
て内部でずれることが考えられ、その移動によつ
て、くい本体に縦ひび割れが発生することにな
る。本考案のくいではかかる事態を生じることが
ない。そして、本考案の中空部内に突出する突起
体は、その外周に設けた連結棒を軸鉄筋に固定し
て、軸鉄筋及びコンクリートと一体結合としてい
るので、コンクリートくいとの結合が強固である
と共に、構造が簡単であり、製作も容易で安価に
できる等、多くの利点を有するものである。
端部の中空部内に突出する突起体を設けたので、
閉そくシユーと同様の効果を得ることが可能とな
る。すなわち、くい下端部の中空部内に浸入した
ソイル根固め液が、くいの短期(地震時)上載荷
重が作用しても、そのソイル根固め液の外周が突
起体によつて、動きを制御され、内部でソイル根
固め液がずれないように設計することができるか
らである。もし、本考案のように突起体が設けて
ないとすると、ソイル根固め液が上載荷重によつ
て内部でずれることが考えられ、その移動によつ
て、くい本体に縦ひび割れが発生することにな
る。本考案のくいではかかる事態を生じることが
ない。そして、本考案の中空部内に突出する突起
体は、その外周に設けた連結棒を軸鉄筋に固定し
て、軸鉄筋及びコンクリートと一体結合としてい
るので、コンクリートくいとの結合が強固である
と共に、構造が簡単であり、製作も容易で安価に
できる等、多くの利点を有するものである。
第1図は本考案の一実施例を示した半裁側面
図、第2図は同半裁下面図、第3図は突起体部分
の側面図、第4図は同平面図、第5図a〜dは本
考案くいの施工順序を示した側断面図、第6図イ
〜ハは従来工法の施工順序を示した側断面図であ
る。 1……くい本体、2……座板、3……軸鉄筋、
5……中空部、6……突起体、7……連結棒、9
……スクリユーオーガ。
図、第2図は同半裁下面図、第3図は突起体部分
の側面図、第4図は同平面図、第5図a〜dは本
考案くいの施工順序を示した側断面図、第6図イ
〜ハは従来工法の施工順序を示した側断面図であ
る。 1……くい本体、2……座板、3……軸鉄筋、
5……中空部、6……突起体、7……連結棒、9
……スクリユーオーガ。
Claims (1)
- 外周をコンクリートくい中に環状に隔設した軸
鉄筋と接する径とし、内周をコンクリートくいの
中空部より小径とした環状板による突起体の外周
に、上記軸鉄筋と並列する複数の連結棒を結合
し、その連結棒を、中空円筒状に形成したコンク
リートくいの先端部の軸鉄筋に固定し、突起体の
内周部を中空円筒状に形成したコンクリートくい
の先端部中空部内に突出して、軸鉄筋及びコンク
リートと結合一体化して設けたことを特徴とす
る、開放型中空円筒くい。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984165566U JPH0351365Y2 (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984165566U JPH0351365Y2 (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6180823U JPS6180823U (ja) | 1986-05-29 |
| JPH0351365Y2 true JPH0351365Y2 (ja) | 1991-11-05 |
Family
ID=30723413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984165566U Expired JPH0351365Y2 (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0351365Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5437522U (ja) * | 1977-08-19 | 1979-03-12 | ||
| JPS55131337U (ja) * | 1979-03-09 | 1980-09-17 |
-
1984
- 1984-10-31 JP JP1984165566U patent/JPH0351365Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6180823U (ja) | 1986-05-29 |
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