JPH0351521Y2 - - Google Patents
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- JPH0351521Y2 JPH0351521Y2 JP1983132139U JP13213983U JPH0351521Y2 JP H0351521 Y2 JPH0351521 Y2 JP H0351521Y2 JP 1983132139 U JP1983132139 U JP 1983132139U JP 13213983 U JP13213983 U JP 13213983U JP H0351521 Y2 JPH0351521 Y2 JP H0351521Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- supply
- passage
- discharge
- fluid
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、流体モータがポンプ作用を行う
際、流体モータから吐出された高圧流体の流れを
制限して該流体モータにブレーキを作用させる流
体ブーキ装置に関する。
際、流体モータから吐出された高圧流体の流れを
制限して該流体モータにブレーキを作用させる流
体ブーキ装置に関する。
従来、前述のような流体ブレーキ装置として
は、例えば実開昭53−69690号公報に記載されて
いるものが知られている。このものは、流体モー
タと該流体モータを制御する主回路切換弁とを一
対の給排路で接続し、この給排路の途中にブーキ
弁を介装している。このブレーキ弁は流体モータ
がポンプ作用を行なう際に中立位置に戻るよう切
り換わり、流体モータから吐出された流体の流れ
を制限して流体モータにブレーキを作用させる。
また、前記給排路を一対のバイパス通路で接続
し、各バイパス通路の途中には逆方向の流れを許
容する開閉弁をそれぞれ介装している。そして、
供給側給排路から排出側給排路に向かう流れを許
容する開閉弁にはパイロツト通路を介して供給側
給排路の内圧を導き、一方、排出側給排路から供
給側給排路に向かう流れを許容する開閉弁にはパ
イロツト通路を介して排出側給排路の内圧を導く
ようにしている。また、供給側給排路から排出側
給排路に向かう流れを許容する開閉弁にはコント
ロール通路を介して供給側給排路の内圧を導き、
前記パイロツト通路を介して導びかれた内圧とバ
ランスさせて該開閉弁を閉にロツクしている。こ
のため、流体モータの起動時に供給側給排路内が
高圧となつても、前記開閉弁は閉にロツクされて
いるので開くことはない。一方、排出側給排路か
ら供給側給排路に向かう流れを許容する開閉弁に
はコントロール通路を介してタンク圧を導き前記
開閉弁を開弁可能としている。このため、流体モ
ータがポンプ作用をして排出側給排路の内圧が急
激に高圧となりサージ現象が生じようとすると、
前記開閉弁は開となり、異常内圧の発生を防止す
るのである。
は、例えば実開昭53−69690号公報に記載されて
いるものが知られている。このものは、流体モー
タと該流体モータを制御する主回路切換弁とを一
対の給排路で接続し、この給排路の途中にブーキ
弁を介装している。このブレーキ弁は流体モータ
がポンプ作用を行なう際に中立位置に戻るよう切
り換わり、流体モータから吐出された流体の流れ
を制限して流体モータにブレーキを作用させる。
また、前記給排路を一対のバイパス通路で接続
し、各バイパス通路の途中には逆方向の流れを許
容する開閉弁をそれぞれ介装している。そして、
供給側給排路から排出側給排路に向かう流れを許
容する開閉弁にはパイロツト通路を介して供給側
給排路の内圧を導き、一方、排出側給排路から供
給側給排路に向かう流れを許容する開閉弁にはパ
イロツト通路を介して排出側給排路の内圧を導く
ようにしている。また、供給側給排路から排出側
給排路に向かう流れを許容する開閉弁にはコント
ロール通路を介して供給側給排路の内圧を導き、
前記パイロツト通路を介して導びかれた内圧とバ
ランスさせて該開閉弁を閉にロツクしている。こ
のため、流体モータの起動時に供給側給排路内が
高圧となつても、前記開閉弁は閉にロツクされて
いるので開くことはない。一方、排出側給排路か
ら供給側給排路に向かう流れを許容する開閉弁に
はコントロール通路を介してタンク圧を導き前記
開閉弁を開弁可能としている。このため、流体モ
ータがポンプ作用をして排出側給排路の内圧が急
激に高圧となりサージ現象が生じようとすると、
前記開閉弁は開となり、異常内圧の発生を防止す
るのである。
しかしながら、このような流体ブレーキ装置
は、前述のような作動を行なうために、給排路を
一対のバイパス通路で接続するとともに、各バイ
パス通路にそれぞれ開閉弁(合計で2個となる)
を介装し、さらに、各開閉弁にそれぞれコントロ
ール通路(合計で2つ必要である)を接続してい
る。このため、全体の構造が複雑に成るとともに
大型化し高価になつてしまうという問題点があ
る。
は、前述のような作動を行なうために、給排路を
一対のバイパス通路で接続するとともに、各バイ
パス通路にそれぞれ開閉弁(合計で2個となる)
を介装し、さらに、各開閉弁にそれぞれコントロ
ール通路(合計で2つ必要である)を接続してい
る。このため、全体の構造が複雑に成るとともに
大型化し高価になつてしまうという問題点があ
る。
この考案の目的は、構造が簡単で、かつ小型安
価でありながら、流体モータがモータ作用を行な
う際絶対にバイパスをせず、逆に流体モータがポ
ンプ作用を行なう際流体モータにブレーキを付与
するとともにサージ現象が発生しようとするとき
にはバイパスをさせる流体ブレーキ装置を提供す
ることにある。
価でありながら、流体モータがモータ作用を行な
う際絶対にバイパスをせず、逆に流体モータがポ
ンプ作用を行なう際流体モータにブレーキを付与
するとともにサージ現象が発生しようとするとき
にはバイパスをさせる流体ブレーキ装置を提供す
ることにある。
このような目的は、給排路の途中に介装された
カウンターバランス弁と流体モータとの間の給排
路同士を接続する1本のバイパス通路と、バイパ
ス通路の途中に介装され該バイパス通路を開閉す
るスプールを有する1個のリリーフ弁と、前記カ
ウンターバランス弁と流体モータとの間の給排路
の内圧をスプールに形成された一対の開受圧部に
それぞれ導き、いずれかの給排路の内圧が所定値
以上となつたとき該スプールを押圧してリリーフ
弁を開にする一対のパイロツト通路と、流体モー
タがモータ作用をするときにはスプールに形成さ
れた閉受圧部に供給側給排路の内圧を導いて前記
パイロツト通路における圧力と対抗させリリーフ
弁を閉にロックする一方、流体モータがポンプ作
用をするときには前記スプールの閉受圧部にタン
ク圧を導いてリリーフ弁を開弁可能にする1本の
コントロール通路と、を備えることにより達成す
ることができる。
カウンターバランス弁と流体モータとの間の給排
路同士を接続する1本のバイパス通路と、バイパ
ス通路の途中に介装され該バイパス通路を開閉す
るスプールを有する1個のリリーフ弁と、前記カ
ウンターバランス弁と流体モータとの間の給排路
の内圧をスプールに形成された一対の開受圧部に
それぞれ導き、いずれかの給排路の内圧が所定値
以上となつたとき該スプールを押圧してリリーフ
弁を開にする一対のパイロツト通路と、流体モー
タがモータ作用をするときにはスプールに形成さ
れた閉受圧部に供給側給排路の内圧を導いて前記
パイロツト通路における圧力と対抗させリリーフ
弁を閉にロックする一方、流体モータがポンプ作
用をするときには前記スプールの閉受圧部にタン
ク圧を導いてリリーフ弁を開弁可能にする1本の
コントロール通路と、を備えることにより達成す
ることができる。
この考案の作用は以下の通りである。流体モー
タがモータ作用を行つている場合に、供給側給排
路の内圧が所定値(リリーフ弁の設定値)以上と
なることがある。例えば、大きな出力トルクを必
要とする流体モータの起動時である。このときに
は、供給側給排路に接続されたパイロツト通路を
通じてこの所定値以上の内圧がリリーフ弁のスプ
ールの開受圧部に導かれるので、該スプールが押
圧されてリリーフ弁が開になろうとする。しかし
ながら、このときには、コントロール通路を通じ
て供給側給排路の内圧(前記所定値以上の内圧)
がリリーフ弁のスプールの閉受圧部に導かれてリ
リーフ弁に対する前記開方向の力に対抗し、リリ
ーフ弁は閉にロツクされる。この結果、前述のよ
うな場合にあつても、バイパス通路を通じて流体
が流れることはないので、大きな出力トルクを確
保することができる。一方、流体モータがポンプ
作用を行う場合、例えば切換弁を中立位置に戻し
た状態で流体モータが慣性作動をする場合(流体
モータを停止させる時)は次にように作用する。
流体モータの吐出流体がカウンターバランス弁に
より制限されるので、カウンターバランス弁と流
体モータとの間の排出側給排路の内圧が上昇し流
体モータにブレーキ力が付与される。この際、リ
リーフ弁のスプールの開受圧部には、パイロツト
通路を通じて排出側給排路の高内圧が、また、リ
リーフ弁のスプールの閉受圧部にはコントロール
通路を通じてタンク圧が、それぞれ導かれる。こ
のため、リリーフ弁に対する圧力はアンバランス
となり、リリーフ弁は開弁可能となる。そして、
排出側給排路の内圧が所定値以上となると、リリ
ーフ弁は開となり、排出側給排路からバイパス通
路を通じて供給側給排路に流体が流れ、サージ現
象が阻止される。そして、これらの作動は1個の
リリーフ弁および1本のバイパス通路、コントロ
ール通路によつて行うことができるため、構造が
簡単で、かつ小型、安価となる。しかも、この考
案では、パイロツト通路を互いに独立させて一対
設けているので、シヤトル弁等が不要となつて構
造が簡単になるととともに制作費も安価となり、
さらに、流体中に異物が混入しているような場合
にも流体ブレーキが機能を停止するようなことが
なく信頼性が高い。
タがモータ作用を行つている場合に、供給側給排
路の内圧が所定値(リリーフ弁の設定値)以上と
なることがある。例えば、大きな出力トルクを必
要とする流体モータの起動時である。このときに
は、供給側給排路に接続されたパイロツト通路を
通じてこの所定値以上の内圧がリリーフ弁のスプ
ールの開受圧部に導かれるので、該スプールが押
圧されてリリーフ弁が開になろうとする。しかし
ながら、このときには、コントロール通路を通じ
て供給側給排路の内圧(前記所定値以上の内圧)
がリリーフ弁のスプールの閉受圧部に導かれてリ
リーフ弁に対する前記開方向の力に対抗し、リリ
ーフ弁は閉にロツクされる。この結果、前述のよ
うな場合にあつても、バイパス通路を通じて流体
が流れることはないので、大きな出力トルクを確
保することができる。一方、流体モータがポンプ
作用を行う場合、例えば切換弁を中立位置に戻し
た状態で流体モータが慣性作動をする場合(流体
モータを停止させる時)は次にように作用する。
流体モータの吐出流体がカウンターバランス弁に
より制限されるので、カウンターバランス弁と流
体モータとの間の排出側給排路の内圧が上昇し流
体モータにブレーキ力が付与される。この際、リ
リーフ弁のスプールの開受圧部には、パイロツト
通路を通じて排出側給排路の高内圧が、また、リ
リーフ弁のスプールの閉受圧部にはコントロール
通路を通じてタンク圧が、それぞれ導かれる。こ
のため、リリーフ弁に対する圧力はアンバランス
となり、リリーフ弁は開弁可能となる。そして、
排出側給排路の内圧が所定値以上となると、リリ
ーフ弁は開となり、排出側給排路からバイパス通
路を通じて供給側給排路に流体が流れ、サージ現
象が阻止される。そして、これらの作動は1個の
リリーフ弁および1本のバイパス通路、コントロ
ール通路によつて行うことができるため、構造が
簡単で、かつ小型、安価となる。しかも、この考
案では、パイロツト通路を互いに独立させて一対
設けているので、シヤトル弁等が不要となつて構
造が簡単になるととともに制作費も安価となり、
さらに、流体中に異物が混入しているような場合
にも流体ブレーキが機能を停止するようなことが
なく信頼性が高い。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
第1,2図において、1は例えばクローラ車輌
を駆動走行させる流体モータであり、また、2は
圧力流体を吐出するポンプ、3はタンクである。
流体モータ1と、ポンプ2およびタンク3と、の
間にはオープンセンタ式の切換弁4が設けられ、
この切換弁4を切り換えることにより流体モータ
1の作動(回転)方向が制御される。切換弁4と
流体モータ1とは一対の給排路5,6によつて接
続され、これらの給排路5,6は、切換弁4の切
り換えにより一方が供給側に他方が排出側に切り
換わる。7は給排路5,6の途中に設けられた流
体ブレーキ装置であり、この流体ブレーキ装置7
はケース8を有する。ケース8内には流体モータ
1側給排路5,6に接続された通路9,10およ
び切換弁4側給排路5,6に接続された通路1
1,12が形成されている。これらの通路9,1
1間および10,12間にはポペツト13、スプ
リング14および受け15からなるチエツク弁1
6,17がそれぞれ介装され、これらのチエツク
弁16,17は通路11,12から通路9,10
への流れのみを許容する。また、ケース8内には
制御弁18が設けられ、この制御弁18は流体モ
ータ1がポンプ作用をして流体を排出側の給排路
5,6に吐出する際、吐出された流体の流れを制
限して排出側給排路5,6の内圧を高圧にするこ
とにより流体モータ1にブレーキを作用させる。
前述したチエツク弁16,17および制御弁18
は全体として、給排路5,6の途中に介装された
カウンターバランス弁を構成する。この制御弁1
8は通路9,11,12,10を貫通したスプー
ル19を有し、このスプール19の両端にはリテ
ーナ20、21を介して中立復帰用スプリング2
2,23の一端が係合している。前記スプリング
22,23の他端はケース8にねじ込まれたスプ
リング受け24,25に係合している。スプール
19の中央部には一対の環状溝26,27が形成
されている。これらの環状溝26,27はスプー
ル19が中立位置のときには通路11,12に対
抗しているので、通路9,11と10,12とは
遮断されているが、スプール19が軸方向に移動
すると、これらの環状溝26,27は通路9,1
1又は通路10,12同士をそれぞれ連通させ
る。28,29は通路11,12の内圧をスプー
ル19の両端面にそれぞれ導く導孔であり、各導
孔28,29には絞り30,31が設けられい
る。また、スプール19の周面には複数対のノツ
チ32,33が形成されている。前記ケース8内
には室34が形成されており、この室34には通
路9に連通した第1バイパス通路35および通路
10に連通した第2バイパス通路36が連通して
いる。前記第1、第2バイパス通路35,36は
全体として前述したカウンターバランス弁と流体
モータ1との間の給排路5,6を通路9,10を
介して接続する1本のバイパス通路37を構成す
る。なお、このバイパス通路は給排路に直接接続
されていてもよい。室34には1個のリリーフ弁
としての開閉弁38が設けられており、この開閉
弁38は、その移動により前記バイパス通路37
を開閉するスプール39と、開閉弁38が常に閉
になるようスプール39を付勢するスプリング4
0と、ケース8にねじ込まれスプリング40の付
勢力を変更する調節ねじ41と、により構成され
ている。この結果、1個の開閉弁38はい1本の
バイパス通路37の途中に介装されていることに
なる。前記スプール39は一端側に小径部42が
他端側に大径部43が形成され、これらの小径部
42と大径部43との間は一方の開受圧部として
の段差44によつて接続されている。そして、こ
の段差44には第2バイパス通路36、通路10
を介して前記カウンターバランス弁と流体モータ
1との間の給排路6の内圧が導かれる。このた
め、第2バイパス通路36の出口から段差44に
至るまでの室34がパイロツト通路45となる。
また、スプール39内には前記パイロツト通路4
5と対をなすパイロツト通路46が形成され、こ
のパイロツト通路46の一端はスプール39の一
端面に開口し、他端は前記第1バイパス通路35
に連通している。この結果、スプール39の一端
面は前記段差44と対をなす他方の開受圧部とな
り、この一端面には第1バイパス通路35、通路
9を介してカウンターバランス弁と流体1との間
の給排路5の内圧が導かれる。このように、この
実施例では1つのスプール39に2つの開受圧部
を設けているので、パイロツト通路45,46が
互いに独立したものとなり、この結果、シヤトル
弁等が不要となつて構造を簡単、かつ、小型とす
ることができる。そして、このスプール39は、
給排路5又は6のいずれかの内圧が所定値となる
と、他端方向に押圧する力がスプリング40の付
勢力に打ち勝つので、他端方向に移動可能とな
り、開閉弁38を開にすることができる。このと
き、内圧が所定値以上となつた高圧側の給排路5
または6の流体は、低圧側の給排路5または6に
流出可能となる。47は一端が中立位置における
スプール19のランド48に対向するよう開口し
ている1本のコントロール通路であり、このスプ
ール19のランド48は前記環状溝26,27間
に位置している。そして、このコントロール通路
47は、スプール19が中立位置のとき、通路1
1,12双方に微小間隙49,50(絞り)を介
して連通し、また、スプール19が中立位置以外
のときには通路11または12のどちらか一方に
連通している。コントロール通路47の開口する
室34には前記スプリング40が収納されてい
る。この結果、スプール39の他端面は閉受圧部
となり、この他端面には通路11又は通路12の
内圧がスプール19の移動により導びかれる。こ
のように、スプール39に対するコントロール圧
を既存のスプール19の移動によつて選択するよ
うにしたので、別の装置は不要となり、小型、安
価とできる。
を駆動走行させる流体モータであり、また、2は
圧力流体を吐出するポンプ、3はタンクである。
流体モータ1と、ポンプ2およびタンク3と、の
間にはオープンセンタ式の切換弁4が設けられ、
この切換弁4を切り換えることにより流体モータ
1の作動(回転)方向が制御される。切換弁4と
流体モータ1とは一対の給排路5,6によつて接
続され、これらの給排路5,6は、切換弁4の切
り換えにより一方が供給側に他方が排出側に切り
換わる。7は給排路5,6の途中に設けられた流
体ブレーキ装置であり、この流体ブレーキ装置7
はケース8を有する。ケース8内には流体モータ
1側給排路5,6に接続された通路9,10およ
び切換弁4側給排路5,6に接続された通路1
1,12が形成されている。これらの通路9,1
1間および10,12間にはポペツト13、スプ
リング14および受け15からなるチエツク弁1
6,17がそれぞれ介装され、これらのチエツク
弁16,17は通路11,12から通路9,10
への流れのみを許容する。また、ケース8内には
制御弁18が設けられ、この制御弁18は流体モ
ータ1がポンプ作用をして流体を排出側の給排路
5,6に吐出する際、吐出された流体の流れを制
限して排出側給排路5,6の内圧を高圧にするこ
とにより流体モータ1にブレーキを作用させる。
前述したチエツク弁16,17および制御弁18
は全体として、給排路5,6の途中に介装された
カウンターバランス弁を構成する。この制御弁1
8は通路9,11,12,10を貫通したスプー
ル19を有し、このスプール19の両端にはリテ
ーナ20、21を介して中立復帰用スプリング2
2,23の一端が係合している。前記スプリング
22,23の他端はケース8にねじ込まれたスプ
リング受け24,25に係合している。スプール
19の中央部には一対の環状溝26,27が形成
されている。これらの環状溝26,27はスプー
ル19が中立位置のときには通路11,12に対
抗しているので、通路9,11と10,12とは
遮断されているが、スプール19が軸方向に移動
すると、これらの環状溝26,27は通路9,1
1又は通路10,12同士をそれぞれ連通させ
る。28,29は通路11,12の内圧をスプー
ル19の両端面にそれぞれ導く導孔であり、各導
孔28,29には絞り30,31が設けられい
る。また、スプール19の周面には複数対のノツ
チ32,33が形成されている。前記ケース8内
には室34が形成されており、この室34には通
路9に連通した第1バイパス通路35および通路
10に連通した第2バイパス通路36が連通して
いる。前記第1、第2バイパス通路35,36は
全体として前述したカウンターバランス弁と流体
モータ1との間の給排路5,6を通路9,10を
介して接続する1本のバイパス通路37を構成す
る。なお、このバイパス通路は給排路に直接接続
されていてもよい。室34には1個のリリーフ弁
としての開閉弁38が設けられており、この開閉
弁38は、その移動により前記バイパス通路37
を開閉するスプール39と、開閉弁38が常に閉
になるようスプール39を付勢するスプリング4
0と、ケース8にねじ込まれスプリング40の付
勢力を変更する調節ねじ41と、により構成され
ている。この結果、1個の開閉弁38はい1本の
バイパス通路37の途中に介装されていることに
なる。前記スプール39は一端側に小径部42が
他端側に大径部43が形成され、これらの小径部
42と大径部43との間は一方の開受圧部として
の段差44によつて接続されている。そして、こ
の段差44には第2バイパス通路36、通路10
を介して前記カウンターバランス弁と流体モータ
1との間の給排路6の内圧が導かれる。このた
め、第2バイパス通路36の出口から段差44に
至るまでの室34がパイロツト通路45となる。
また、スプール39内には前記パイロツト通路4
5と対をなすパイロツト通路46が形成され、こ
のパイロツト通路46の一端はスプール39の一
端面に開口し、他端は前記第1バイパス通路35
に連通している。この結果、スプール39の一端
面は前記段差44と対をなす他方の開受圧部とな
り、この一端面には第1バイパス通路35、通路
9を介してカウンターバランス弁と流体1との間
の給排路5の内圧が導かれる。このように、この
実施例では1つのスプール39に2つの開受圧部
を設けているので、パイロツト通路45,46が
互いに独立したものとなり、この結果、シヤトル
弁等が不要となつて構造を簡単、かつ、小型とす
ることができる。そして、このスプール39は、
給排路5又は6のいずれかの内圧が所定値となる
と、他端方向に押圧する力がスプリング40の付
勢力に打ち勝つので、他端方向に移動可能とな
り、開閉弁38を開にすることができる。このと
き、内圧が所定値以上となつた高圧側の給排路5
または6の流体は、低圧側の給排路5または6に
流出可能となる。47は一端が中立位置における
スプール19のランド48に対向するよう開口し
ている1本のコントロール通路であり、このスプ
ール19のランド48は前記環状溝26,27間
に位置している。そして、このコントロール通路
47は、スプール19が中立位置のとき、通路1
1,12双方に微小間隙49,50(絞り)を介
して連通し、また、スプール19が中立位置以外
のときには通路11または12のどちらか一方に
連通している。コントロール通路47の開口する
室34には前記スプリング40が収納されてい
る。この結果、スプール39の他端面は閉受圧部
となり、この他端面には通路11又は通路12の
内圧がスプール19の移動により導びかれる。こ
のように、スプール39に対するコントロール圧
を既存のスプール19の移動によつて選択するよ
うにしたので、別の装置は不要となり、小型、安
価とできる。
次にこの考案の一実施例の作用について説明
する。
する。
まず、流体モータ1がモータ作用をしている場
合、例えば流体モータ1の起動時、について説明
する。この場合には、まず、切換弁4を中立位置
Aから例えば平行流位置Bに切り換える。これに
より、ポンプ2から吐出された高圧の圧力流体が
給排路5に流入する。これにより、給排路5が供
給側に、給排路6が排出側になる。次に、流体は
チエツク弁16を押し開いて通路9、給排路5に
流入し、流体モータ1を回転させる。このとき、
スプール19の他端面には導孔28を介して通路
11の高圧が作用し、スプール19がスプリング
23に対抗して一端方向に移動する。これによ
り、環状溝27を介して通路10,12が連通
し、流体モータ1から排出された低圧流体が給排
路6を通じてタンク3に戻る。この流体モータ1
の起動時、流体モータ1に慣性があるため、給排
路5の内圧が上昇して所定圧以上になることもあ
るが、このときには、開閉弁38は以下に説明す
るように閉にロツクされているので、給排路5か
らバイパス通路37を介して給排路6に高圧流体
が流出することはない。すなわち、通路9内の高
圧流体は第1バイパス通路35、パイロツト通路
46を通じてスプール39の一端面に作用するの
で、スプール39は他端方向に移動しようとする
が、スプール19が一端方向に移動して通路11
とコントロール通路47とが環状溝26を介して
連通しているので、通路11、すなわち供給側給
排路5、内の高圧流体がコントロール通路47を
通じて開閉弁38のスプール39の他端面に作用
する。このとき、スプール39の他端面の受圧面
積が一端面の受圧面積より大きいので、スプール
39は絶対に移動することができないのである。
合、例えば流体モータ1の起動時、について説明
する。この場合には、まず、切換弁4を中立位置
Aから例えば平行流位置Bに切り換える。これに
より、ポンプ2から吐出された高圧の圧力流体が
給排路5に流入する。これにより、給排路5が供
給側に、給排路6が排出側になる。次に、流体は
チエツク弁16を押し開いて通路9、給排路5に
流入し、流体モータ1を回転させる。このとき、
スプール19の他端面には導孔28を介して通路
11の高圧が作用し、スプール19がスプリング
23に対抗して一端方向に移動する。これによ
り、環状溝27を介して通路10,12が連通
し、流体モータ1から排出された低圧流体が給排
路6を通じてタンク3に戻る。この流体モータ1
の起動時、流体モータ1に慣性があるため、給排
路5の内圧が上昇して所定圧以上になることもあ
るが、このときには、開閉弁38は以下に説明す
るように閉にロツクされているので、給排路5か
らバイパス通路37を介して給排路6に高圧流体
が流出することはない。すなわち、通路9内の高
圧流体は第1バイパス通路35、パイロツト通路
46を通じてスプール39の一端面に作用するの
で、スプール39は他端方向に移動しようとする
が、スプール19が一端方向に移動して通路11
とコントロール通路47とが環状溝26を介して
連通しているので、通路11、すなわち供給側給
排路5、内の高圧流体がコントロール通路47を
通じて開閉弁38のスプール39の他端面に作用
する。このとき、スプール39の他端面の受圧面
積が一端面の受圧面積より大きいので、スプール
39は絶対に移動することができないのである。
次に、流体モータ1がポンプ作用を行なう場
合、例えば、切換弁4を平行流位置Bから中立位
置Aに戻し流体モータ1が慣性により作動(回
転)する場合、について説明する。この場合には
切換弁4の切り換えにより両通路11,12内が
タンク圧となる。また、このとき、流体モータ1
の慣性作動により供給側給排路5内の流体は加圧
されて排出側給排路6に吐出される。前記通路1
1,12内がタンク圧となることにより、スプー
ル19はスプリング23によつて中立位置に復帰
するよう移動する。この移動により通路10,1
2間の流過面積が徐々に減少し、前記流体モータ
1から吐出された流体の流れが制限される。この
結果、流体モータ1と通路10との間の給排路6
の内圧が上昇し、流体モータ1に背圧が作用して
ブレーキ力が付与される。このとき、開閉弁38
のスプール39の段差44には第2バイパス通路
36、パイロツト通路45を介して前記給排路6
の内圧が導かれ、また、このスプール39の他端
面には通路11内のタンク圧がコントロール通路
47を介して導びかれる。この結果、このスプー
ル39にはバランスした流体力は作用しなくな
り、開閉弁38は開弁可能となる。そして、給排
路6の内圧が所定圧となると、スプール39を他
端方向に押圧する流体力がスプリング40の付勢
力に打ち勝ち、開閉弁38が開となる。この結
果、バイパス通路37を通じて給排路6から給排
路5に流体が流出する。このように、給排路6の
内圧が所定値になると開閉弁38が開となるの
で、給排路6にサージ現象が発生しようとして
も、これを未然に防止でき、異常内圧を阻止する
ことができる。そして、流体モータ1の慣性作動
が停止すると、。スプール19は中立位置に、ス
プール39は源位置に保持される。
合、例えば、切換弁4を平行流位置Bから中立位
置Aに戻し流体モータ1が慣性により作動(回
転)する場合、について説明する。この場合には
切換弁4の切り換えにより両通路11,12内が
タンク圧となる。また、このとき、流体モータ1
の慣性作動により供給側給排路5内の流体は加圧
されて排出側給排路6に吐出される。前記通路1
1,12内がタンク圧となることにより、スプー
ル19はスプリング23によつて中立位置に復帰
するよう移動する。この移動により通路10,1
2間の流過面積が徐々に減少し、前記流体モータ
1から吐出された流体の流れが制限される。この
結果、流体モータ1と通路10との間の給排路6
の内圧が上昇し、流体モータ1に背圧が作用して
ブレーキ力が付与される。このとき、開閉弁38
のスプール39の段差44には第2バイパス通路
36、パイロツト通路45を介して前記給排路6
の内圧が導かれ、また、このスプール39の他端
面には通路11内のタンク圧がコントロール通路
47を介して導びかれる。この結果、このスプー
ル39にはバランスした流体力は作用しなくな
り、開閉弁38は開弁可能となる。そして、給排
路6の内圧が所定圧となると、スプール39を他
端方向に押圧する流体力がスプリング40の付勢
力に打ち勝ち、開閉弁38が開となる。この結
果、バイパス通路37を通じて給排路6から給排
路5に流体が流出する。このように、給排路6の
内圧が所定値になると開閉弁38が開となるの
で、給排路6にサージ現象が発生しようとして
も、これを未然に防止でき、異常内圧を阻止する
ことができる。そして、流体モータ1の慣性作動
が停止すると、。スプール19は中立位置に、ス
プール39は源位置に保持される。
以上説明したように、この考案によれば構造が
簡単で、かつ、小型、安価な流体ブレーキ装置を
提供することができる。
簡単で、かつ、小型、安価な流体ブレーキ装置を
提供することができる。
第1図はこの考案の一実施例を示す一部が記号
で表わされた断面図、第2図は第1図に示された
装置の回路図である。 1……流体モータ、3……タンク、4……切換
弁、5,6……給排路、7……流体ブレーキ装
置、37……バイパス通路、38……開閉弁、4
5,46……パイロツト通路、47……コントロ
ール通路。
で表わされた断面図、第2図は第1図に示された
装置の回路図である。 1……流体モータ、3……タンク、4……切換
弁、5,6……給排路、7……流体ブレーキ装
置、37……バイパス通路、38……開閉弁、4
5,46……パイロツト通路、47……コントロ
ール通路。
Claims (1)
- 流体モータと該流体モータを制御する切換弁と
を接続する一対の給排路の途中に設けられ、流体
モータがポンプ作用をして流体を排出側の給排路
に吐出する際、吐出された流体の流れを制限して
排出側給排路の内圧を高圧にすることにより流体
モータにブレーキを作用させるようにした流体ブ
レーキ装置であつて、前記給排路の途中に介装さ
れたカウンターバランス弁と流体モータとの間の
給排路同士を接続する1本のバイパス通路と、バ
イパス通路の途中に介装され該バイパス通路を開
閉するスプールを有する一個のリリーフ弁と、前
記カウンターバランス弁と流体モータとの間の給
排路の内圧をリリーフ弁のスプールに形成された
一対の開受圧部にそれぞれ導き、いずれかの給排
路の内圧が所定値以上となつたとき該スプールを
押圧してリリーフ弁を開にし高圧側の給排路の流
体を低圧側の給排路に流出可能とする一対のパイ
ロツト通路と、流体モータがモータ作用をすると
きにはリリーフ弁のスプールに形成された閉受圧
部に供給側給排路の内圧を導いて前記パイロツト
通路における圧力と対抗させリリーフ弁を閉にロ
ツクする一方、流体モータがポンプ作用をすると
きには前記スプールの閉受圧部にタンク圧を導い
てリリーフ弁を開弁可能にする1本のコントロー
ル通路と、を備えたことを特徴とする流体ブレー
キ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13213983U JPS6038901U (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 流体ブレ−キ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13213983U JPS6038901U (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 流体ブレ−キ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6038901U JPS6038901U (ja) | 1985-03-18 |
| JPH0351521Y2 true JPH0351521Y2 (ja) | 1991-11-06 |
Family
ID=30298508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13213983U Granted JPS6038901U (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 流体ブレ−キ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6038901U (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6119322U (ja) * | 1984-07-11 | 1986-02-04 | 本田技研工業株式会社 | 小型車輌搭載用バツグ |
| JPH082482Y2 (ja) * | 1988-03-04 | 1996-01-29 | 帝人製機株式会社 | 流体回路 |
| JP5389461B2 (ja) | 2008-03-05 | 2014-01-15 | ナブテスコ株式会社 | 液圧モータ |
| JP5462664B2 (ja) * | 2010-03-02 | 2014-04-02 | 日本車輌製造株式会社 | 油圧モータ駆動装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6113761Y2 (ja) * | 1976-11-13 | 1986-04-28 | ||
| JPS5761121A (en) * | 1980-09-30 | 1982-04-13 | Komatsu Ltd | Oil pressure circuit for construction machinery |
| JPS58131405A (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-05 | Teijin Seiki Co Ltd | 油圧モ−タの駆動装置 |
-
1983
- 1983-08-26 JP JP13213983U patent/JPS6038901U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6038901U (ja) | 1985-03-18 |
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