JPH0351776B2 - - Google Patents
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- JPH0351776B2 JPH0351776B2 JP2037527A JP3752790A JPH0351776B2 JP H0351776 B2 JPH0351776 B2 JP H0351776B2 JP 2037527 A JP2037527 A JP 2037527A JP 3752790 A JP3752790 A JP 3752790A JP H0351776 B2 JPH0351776 B2 JP H0351776B2
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- alloy
- chromium
- wear
- corrosion
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C19/00—Alloys based on nickel or cobalt
- C22C19/03—Alloys based on nickel or cobalt based on nickel
- C22C19/05—Alloys based on nickel or cobalt based on nickel with chromium
- C22C19/058—Alloys based on nickel or cobalt based on nickel with chromium without Mo and W
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K35/00—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
- B23K35/22—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
- B23K35/24—Selection of soldering or welding materials proper
- B23K35/30—Selection of soldering or welding materials proper with the principal constituent melting at less than 1550°C
- B23K35/3033—Ni as the principal constituent
- B23K35/304—Ni as the principal constituent with Cr as the next major constituent
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C19/00—Alloys based on nickel or cobalt
- C22C19/03—Alloys based on nickel or cobalt based on nickel
- C22C19/05—Alloys based on nickel or cobalt based on nickel with chromium
- C22C19/051—Alloys based on nickel or cobalt based on nickel with chromium and Mo or W
- C22C19/053—Alloys based on nickel or cobalt based on nickel with chromium and Mo or W with the maximum Cr content being at least 30% but less than 40%
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
- Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
本発明は耐摩耗性及び耐食性ニツケルベース合
金及びこの合金によつて作られた製造品、例え
ば、溶接用材料及び弁座のように、金属基板上に
高硬度の表面要素を生成するための粉末冶金半製
品及び耐摩耗、耐食性鋳造物に関するものであ
る。 従来、高硬度表面を有する基板、弁座、及び耐
摩耗性鋳型を作るための耐摩耗及び耐食性合金が
知られている。 公知の耐摩耗性組成物には、重量で約0.9〜1.6
%のC、最大0.5%のMn、0.8〜1.5%のSi、26〜
29%のCr、4〜6%のW、最大2%のFeを含み、
残部がコバルトであるコバルトベースの合金があ
る。この合金は室温及び高温における摩耗及び金
属と金属との接触による摩損、機械的及び熱的な
衝撃又はストレス荷重による摩損を防止するのに
適している。この合金はロツクウエルCスケール
の硬度で約40〜49の範囲にある。 もう一つの組成物として、重量で、0.25〜0.75
%のC、3〜5%のSi、10〜15%のCr、3〜5
%のFe、1.5〜4%のB、最大0.2%のCoを含み、
残部の少なくとも77%がニツケルであるニツケル
ベース合金がある。鋳型を遠心的に製作するのに
特に適しているこの合金はロツクウエルCスケー
ルで42〜52の硬度を示し、約1065℃(1950〓)の
融点を有している。原子核応用装置のように、放
射能によつて汚染される危険がある場所で使用さ
れる場合には、その合金はコバルトを含有しない
(例えば重量で0.2%を超えない)ことが好まし
い。この合金は船舶、スラストシユーズ、ブツシ
ング、原子核装置の弁要素等に適している。 他の公知の耐摩耗性コバルトベース合金には、
重量で、1.8〜2.2%C、0.5〜1%Mn、0.8〜1.5%
Si、30〜33%Cr、最大3%のNi、11〜13%W、
最大2%のFeを含み、残部がコバルトである組
成物が提案されている。この合金の硬度はロツク
ウエルCスケールで約54〜58の範囲にある。 高硬度の表面を有する鋳造物及び鋳型を作る場
合、高クロム、高炭素ニツケルベース合金のよう
な複合耐摩耗及び耐食性合金を使用している。こ
れらは凝固が生じる液相−固相温度が比較的大き
いため、凝固の際に、溶融状態の合金に偏析が生
じるという欠点を有している。これはブツシン
グ、スリーブ等のように、表面硬度が重要である
耐摩耗性鋳造物を製造する場合に特に重要であ
る。 本発明は合金の固相−液相温度範囲が狭く、液
相から固相へ凝固中、合金の偏析量を最小限に留
めることができるニツケルベース合金を開示す
る。 本発明の目的は耐摩耗及び耐食性で且つ高硬度
の高クロム含有、高炭素含有ニツケルベース合金
を提供することである。 本発明の他の目的は高クロム含有、高炭素含有
ニツケルベース合金によつて形成された溶接用材
料を提供し、これによつて、耐食性及び耐摩耗性
を有する溶着物を提供することである。 本発明の更に他の目的は製造品として、高クロ
ム含有及び高炭素含有ニツケルベース合金から作
られた耐摩耗及び耐食性被覆を提供することであ
る。 本発明のより他の目的は高クロム含有、高炭素
含有ニツケルベース合金の粉末組成物を提供する
ことである。 本発明の一実施例は重量で、約20%〜35%の
Cr、約1〜8%のSi、約1.7%〜3.5%のC、0〜
15%のWを含み、さらに、5%までのCu及び5
%までのMoのうち少なくとも一種を含み、少な
くとも50%がニツケルであるニツケルベース耐摩
耗及び耐食性合金を開示している。組成中の炭素
の量は式M7C3(ここで、Mは必須的にクロムを含
んでいる)であらわされる炭化物を生成するため
に、クロムと化学量的に関連付けられている。ま
た、M7C3炭化物中のクロムは組成物中の全クロ
ムの約65%から100%未満の範囲にあり、且つ、
組成物の融点は約1350℃より低い。 組成物から生成された合金はロツクウエルCス
ケール硬度で約35〜55の範囲にある。この合金は
約5%までのCu(好ましくは約1〜4%)及び約
5%までのMo(好ましくは約1〜4%)からな
る群から選ばれた少くとも1つの付加金属がさら
に含まれ、残部として少くとも約50%のNiの存
在のもので、耐酸性を示す。 組成物中のクロムは大部分M7C3の形で結合さ
れている。このため、合金組成物は比較的に狭い
溶融範囲を有している。したがつて、凝固中、合
金の偏析を最小限にすることができ、鋳造物、溶
接付着物、あるいは、金属基板上の被覆として
も、役立つ。 M7C3化合物は必須的には全クロムの約65から
100%より少ないクロム炭化物を含んでいるが、
その化合物中に少量の他の金属が他の化合物、例
えば、(CrW)7C3、(Crni)7C3又は(CrWNi)7C3
の形で存在していてもよい。即ち、M7C3はクロ
ムを必須成分とする炭化物の他の形式をも含んで
いることを意味している。炭化物中のクロムの量
は合金組成物中の全クロム量の少なくとも65%か
ら約100%より少ない範囲にある。好ましい炭化
物中のクロム量は全クロム量の77%〜100%の間
である。 上述したことからも明らかな通り、質量作用の
法則にしたがつて、クロムのある部分はニツケル
マトリツクス中に入り、固溶体を形成し、最終的
な合金に耐食性を与える。クロムの残部(少くと
も65%)はM7C3化合物を形成する。 前述した合金は溶接用材料、高硬度表面被覆を
作るための合金粉末、耐摩耗性弁座用粉末冶金半
製品、耐摩耗スリーブ、プツシング、及び耐摩耗
性リング、等の耐食性鋳型に特に有効である。 前に述べたように、この組成物に約5%までの
Cu及び約5%までのMoから選ばれた少くとも一
つの金属を加えることによつて、耐酸性を向上さ
せることができる。Moの量は等量のタングステ
ンに置換できる。Cu及びMoの量はともに約1〜
4%の範囲にあることが好ましい。 好ましい合金は約30%Cr、約〜5%Si、約2.4
%C、約5%W及び残部ニツケル(例えば約58%
〜61%)を含んでおり、Cu及びMoの添加は耐食
性を改善するのに役立つ。Cu及びMoの一方又は
双方の量が1%の何分の1かでも加えられると、
耐食性を向上させることができる。また、5%を
越えても何等の効果も得られない。更に、合金に
タングステンを添加することは耐摩耗性を改善す
るのに役立つが、この成分は必ずしも必須ではな
い。M7C3化合物を作る際の化学量論的な関係は
合金の共晶融点又はその近傍になることが重要で
ある。2%Si及び2%Cによつて1220℃から1300
℃、5%Si及び2%Cによつて1230℃から1280℃
のように狭い液相−固相温度範囲が得られる。液
相−固相温度範囲が狭いため、合金から製作され
た鋳造物及び高硬度表面鋳造物における偏析を最
小限とすることができる。合金の融点は1350℃よ
り低く、一般には1300℃を越えない。 原子核装置に適用する場合、合金は鉄、コバル
ト、及びボロンを含まないことが必要である。即
ち、鉄及びコバルトは重量で約0.2%を越えては
ならず、またボロンは0.1%以下に保たれなけれ
ばならない。 本発明の合金組成の例は次の通りである。
金及びこの合金によつて作られた製造品、例え
ば、溶接用材料及び弁座のように、金属基板上に
高硬度の表面要素を生成するための粉末冶金半製
品及び耐摩耗、耐食性鋳造物に関するものであ
る。 従来、高硬度表面を有する基板、弁座、及び耐
摩耗性鋳型を作るための耐摩耗及び耐食性合金が
知られている。 公知の耐摩耗性組成物には、重量で約0.9〜1.6
%のC、最大0.5%のMn、0.8〜1.5%のSi、26〜
29%のCr、4〜6%のW、最大2%のFeを含み、
残部がコバルトであるコバルトベースの合金があ
る。この合金は室温及び高温における摩耗及び金
属と金属との接触による摩損、機械的及び熱的な
衝撃又はストレス荷重による摩損を防止するのに
適している。この合金はロツクウエルCスケール
の硬度で約40〜49の範囲にある。 もう一つの組成物として、重量で、0.25〜0.75
%のC、3〜5%のSi、10〜15%のCr、3〜5
%のFe、1.5〜4%のB、最大0.2%のCoを含み、
残部の少なくとも77%がニツケルであるニツケル
ベース合金がある。鋳型を遠心的に製作するのに
特に適しているこの合金はロツクウエルCスケー
ルで42〜52の硬度を示し、約1065℃(1950〓)の
融点を有している。原子核応用装置のように、放
射能によつて汚染される危険がある場所で使用さ
れる場合には、その合金はコバルトを含有しない
(例えば重量で0.2%を超えない)ことが好まし
い。この合金は船舶、スラストシユーズ、ブツシ
ング、原子核装置の弁要素等に適している。 他の公知の耐摩耗性コバルトベース合金には、
重量で、1.8〜2.2%C、0.5〜1%Mn、0.8〜1.5%
Si、30〜33%Cr、最大3%のNi、11〜13%W、
最大2%のFeを含み、残部がコバルトである組
成物が提案されている。この合金の硬度はロツク
ウエルCスケールで約54〜58の範囲にある。 高硬度の表面を有する鋳造物及び鋳型を作る場
合、高クロム、高炭素ニツケルベース合金のよう
な複合耐摩耗及び耐食性合金を使用している。こ
れらは凝固が生じる液相−固相温度が比較的大き
いため、凝固の際に、溶融状態の合金に偏析が生
じるという欠点を有している。これはブツシン
グ、スリーブ等のように、表面硬度が重要である
耐摩耗性鋳造物を製造する場合に特に重要であ
る。 本発明は合金の固相−液相温度範囲が狭く、液
相から固相へ凝固中、合金の偏析量を最小限に留
めることができるニツケルベース合金を開示す
る。 本発明の目的は耐摩耗及び耐食性で且つ高硬度
の高クロム含有、高炭素含有ニツケルベース合金
を提供することである。 本発明の他の目的は高クロム含有、高炭素含有
ニツケルベース合金によつて形成された溶接用材
料を提供し、これによつて、耐食性及び耐摩耗性
を有する溶着物を提供することである。 本発明の更に他の目的は製造品として、高クロ
ム含有及び高炭素含有ニツケルベース合金から作
られた耐摩耗及び耐食性被覆を提供することであ
る。 本発明のより他の目的は高クロム含有、高炭素
含有ニツケルベース合金の粉末組成物を提供する
ことである。 本発明の一実施例は重量で、約20%〜35%の
Cr、約1〜8%のSi、約1.7%〜3.5%のC、0〜
15%のWを含み、さらに、5%までのCu及び5
%までのMoのうち少なくとも一種を含み、少な
くとも50%がニツケルであるニツケルベース耐摩
耗及び耐食性合金を開示している。組成中の炭素
の量は式M7C3(ここで、Mは必須的にクロムを含
んでいる)であらわされる炭化物を生成するため
に、クロムと化学量的に関連付けられている。ま
た、M7C3炭化物中のクロムは組成物中の全クロ
ムの約65%から100%未満の範囲にあり、且つ、
組成物の融点は約1350℃より低い。 組成物から生成された合金はロツクウエルCス
ケール硬度で約35〜55の範囲にある。この合金は
約5%までのCu(好ましくは約1〜4%)及び約
5%までのMo(好ましくは約1〜4%)からな
る群から選ばれた少くとも1つの付加金属がさら
に含まれ、残部として少くとも約50%のNiの存
在のもので、耐酸性を示す。 組成物中のクロムは大部分M7C3の形で結合さ
れている。このため、合金組成物は比較的に狭い
溶融範囲を有している。したがつて、凝固中、合
金の偏析を最小限にすることができ、鋳造物、溶
接付着物、あるいは、金属基板上の被覆として
も、役立つ。 M7C3化合物は必須的には全クロムの約65から
100%より少ないクロム炭化物を含んでいるが、
その化合物中に少量の他の金属が他の化合物、例
えば、(CrW)7C3、(Crni)7C3又は(CrWNi)7C3
の形で存在していてもよい。即ち、M7C3はクロ
ムを必須成分とする炭化物の他の形式をも含んで
いることを意味している。炭化物中のクロムの量
は合金組成物中の全クロム量の少なくとも65%か
ら約100%より少ない範囲にある。好ましい炭化
物中のクロム量は全クロム量の77%〜100%の間
である。 上述したことからも明らかな通り、質量作用の
法則にしたがつて、クロムのある部分はニツケル
マトリツクス中に入り、固溶体を形成し、最終的
な合金に耐食性を与える。クロムの残部(少くと
も65%)はM7C3化合物を形成する。 前述した合金は溶接用材料、高硬度表面被覆を
作るための合金粉末、耐摩耗性弁座用粉末冶金半
製品、耐摩耗スリーブ、プツシング、及び耐摩耗
性リング、等の耐食性鋳型に特に有効である。 前に述べたように、この組成物に約5%までの
Cu及び約5%までのMoから選ばれた少くとも一
つの金属を加えることによつて、耐酸性を向上さ
せることができる。Moの量は等量のタングステ
ンに置換できる。Cu及びMoの量はともに約1〜
4%の範囲にあることが好ましい。 好ましい合金は約30%Cr、約〜5%Si、約2.4
%C、約5%W及び残部ニツケル(例えば約58%
〜61%)を含んでおり、Cu及びMoの添加は耐食
性を改善するのに役立つ。Cu及びMoの一方又は
双方の量が1%の何分の1かでも加えられると、
耐食性を向上させることができる。また、5%を
越えても何等の効果も得られない。更に、合金に
タングステンを添加することは耐摩耗性を改善す
るのに役立つが、この成分は必ずしも必須ではな
い。M7C3化合物を作る際の化学量論的な関係は
合金の共晶融点又はその近傍になることが重要で
ある。2%Si及び2%Cによつて1220℃から1300
℃、5%Si及び2%Cによつて1230℃から1280℃
のように狭い液相−固相温度範囲が得られる。液
相−固相温度範囲が狭いため、合金から製作され
た鋳造物及び高硬度表面鋳造物における偏析を最
小限とすることができる。合金の融点は1350℃よ
り低く、一般には1300℃を越えない。 原子核装置に適用する場合、合金は鉄、コバル
ト、及びボロンを含まないことが必要である。即
ち、鉄及びコバルトは重量で約0.2%を越えては
ならず、またボロンは0.1%以下に保たれなけれ
ばならない。 本発明の合金組成の例は次の通りである。
【表】
例えば、No.4合金では、クロムの約93%が炭素
と結合可能である。しかし、前述したように、
CrはM7C3の必須成分を形成しているが、このCr
とM7C3の異体を形成するタングステン、モリブ
デンのような成分が少量加えられてもよい。 以下、耐摩耗性並びに耐食性を有する本発明に
係る合金における各成分の限定理由について説明
する。まず、20%未満のCrは、耐摩耗性と共に
耐食性を低下させる。35%を越えるCrは何等の
効果をうることが出来ず、逆に、脆性を高くす
る。 少なくとも1%のSiが存在すれば、合金の溶融
中における流動性が保たれ、且つ、合金の耐食性
を向上させる。8%を越えるSiは脆性を高く、即
ち、脆くする。この点で、Siは6%以下の方が望
ましい。 Crの量と関連づけられた1.7〜3.5%の炭素は
Cr7C3を形成するために重要である。1.7%よりは
少ないCrは上記した組成物の形成を困難にし、
他方、3.5%を越すCrは合金を脆くしてしまう。 Cu及びMoは耐食性を向上させるのに役立つが
5%を越えた時には、何等の効果も得られなかつ
た。合金に対するタングステンの添加は耐摩耗性
を向上させるが、15%を越えてタングステンを添
加しても耐摩耗性に対する効果は向上しなかつ
た。 以上、本発明を好ましい実施例について説明し
たが、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変
形、及び修正が可能であることは言うまでもな
い。
と結合可能である。しかし、前述したように、
CrはM7C3の必須成分を形成しているが、このCr
とM7C3の異体を形成するタングステン、モリブ
デンのような成分が少量加えられてもよい。 以下、耐摩耗性並びに耐食性を有する本発明に
係る合金における各成分の限定理由について説明
する。まず、20%未満のCrは、耐摩耗性と共に
耐食性を低下させる。35%を越えるCrは何等の
効果をうることが出来ず、逆に、脆性を高くす
る。 少なくとも1%のSiが存在すれば、合金の溶融
中における流動性が保たれ、且つ、合金の耐食性
を向上させる。8%を越えるSiは脆性を高く、即
ち、脆くする。この点で、Siは6%以下の方が望
ましい。 Crの量と関連づけられた1.7〜3.5%の炭素は
Cr7C3を形成するために重要である。1.7%よりは
少ないCrは上記した組成物の形成を困難にし、
他方、3.5%を越すCrは合金を脆くしてしまう。 Cu及びMoは耐食性を向上させるのに役立つが
5%を越えた時には、何等の効果も得られなかつ
た。合金に対するタングステンの添加は耐摩耗性
を向上させるが、15%を越えてタングステンを添
加しても耐摩耗性に対する効果は向上しなかつ
た。 以上、本発明を好ましい実施例について説明し
たが、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変
形、及び修正が可能であることは言うまでもな
い。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量で、20〜35%のCr、1〜8%のSi、1.7
〜3.5%のC、さらに、5%までのCu及び5%ま
でのMoのうち少なくとも一種と、少なくとも50
%のNiからなる組成物から生成される耐摩耗及
び耐食性ニツケルベース合金において、前記合金
中に含まれる炭素の量は、M7C3の式で与えられ
る炭化物を形成するように、化学量論的にクロム
と関連付けられており、前記Mは必須的にクロム
を含有し、且つ、前記M7C3のクロムの量は前記
合金中の全クロムの65から100未満の範囲にあり、
前記組成物の融点は1350℃より低く、且つ、狭い
溶融温度範囲を有すると共に、凝固中における偏
析を最小限にできることを特徴とする耐摩耗及び
耐食性ニツケルベース合金。 2 重量で、20〜35%のCr、1〜8%のSi、1.7
〜3.5%のC、15%までのW、さらに、5%まで
のCu及び5%までのMoのうち少なくとも一種
と、少なくとも50%のNiからなる組成物から生
成される耐摩耗及び耐食性ニツケルベース合金に
おいて、前記合金中に含まれる炭素の量は、
M7C3の式で与えられる炭化物を形成するように、
化学量論的にクロムと関連付けられており、前記
Mは必須的にクロムを含有し、且つ、前記M7C3
のクロムの量は前記合金中の全クロムの65から
100未満の範囲にあり、前記組成物の融点は1350
℃より低く、且つ、狭い溶融温度範囲を有すると
共に、凝固中における偏析を最小限にできること
を特徴とする耐摩耗及び耐食性ニツケルベース合
金。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US784376 | 1977-04-04 | ||
| US05/784,376 US4118254A (en) | 1977-04-04 | 1977-04-04 | Wear and corrosion resistant nickel-base alloy |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3886478A Division JPS53125208A (en) | 1977-04-04 | 1978-04-04 | Abrasion and corrosion resistant nickel based composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02277740A JPH02277740A (ja) | 1990-11-14 |
| JPH0351776B2 true JPH0351776B2 (ja) | 1991-08-07 |
Family
ID=25132272
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3886478A Granted JPS53125208A (en) | 1977-04-04 | 1978-04-04 | Abrasion and corrosion resistant nickel based composition |
| JP2037527A Granted JPH02277740A (ja) | 1977-04-04 | 1990-02-20 | 耐摩耗及び耐食性ニッケルベース合金 |
Family Applications Before (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3886478A Granted JPS53125208A (en) | 1977-04-04 | 1978-04-04 | Abrasion and corrosion resistant nickel based composition |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4118254A (ja) |
| JP (2) | JPS53125208A (ja) |
| CA (1) | CA1096660A (ja) |
| DE (1) | DE2814350A1 (ja) |
| GB (1) | GB1592123A (ja) |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4331741A (en) * | 1979-05-21 | 1982-05-25 | The International Nickel Co., Inc. | Nickel-base hard facing alloy |
| DE3176033D1 (en) * | 1981-02-04 | 1987-04-30 | Eaton Automotive Spa | High temperature alloy |
| US4806305A (en) * | 1987-05-01 | 1989-02-21 | Haynes International, Inc. | Ductile nickel-silicon alloy |
| US5141571A (en) * | 1991-05-07 | 1992-08-25 | Wall Colmonoy Corporation | Hard surfacing alloy with precipitated bi-metallic tungsten chromium metal carbides and process |
| US5545248A (en) * | 1992-06-08 | 1996-08-13 | Nippon Tungsten Co., Ltd. | Titanium-base hard sintered alloy |
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