JPH0351832Y2 - - Google Patents

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JPH0351832Y2
JPH0351832Y2 JP1982052364U JP5236482U JPH0351832Y2 JP H0351832 Y2 JPH0351832 Y2 JP H0351832Y2 JP 1982052364 U JP1982052364 U JP 1982052364U JP 5236482 U JP5236482 U JP 5236482U JP H0351832 Y2 JPH0351832 Y2 JP H0351832Y2
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support shaft
lubricant
cassette
roller
injected
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JP1982052364U
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JPS58155686U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンパクトカセツト等の磁気テープカ
セツト、特に詳しくは高温下での使用に適した磁
気テープカセツトに関するものである。
コンパクトカセツト、マイクロカセツト等の磁
気テープカセツト(以下、単にカセツトと称す
る)は携帯便利であるので、様々な場所に持ち運
ばれて使用されることが多く、かなりの高温下で
使用されることも少なくない。例えばカーステレ
オに使用するため自動車室内に置かれたコンパク
トカセツト等は、自動車が晴天時屋外に駐車され
ている場合等においては50〜60℃程度の高温下に
さらされることもある。
一般に上記のようなカセツト内には、磁気テー
プ案内用のローラーが設けられ、このローラーは
通常、カセツトハーフに支持された金属製の回転
支持軸に軸支されて自由に回転するようになつて
いる。この種のローラーは磁気テープの走行性を
良くするために円滑に回転することが望まれ、し
たがつて従来のカセツトにおいては一般に、上記
回転支持軸とローラーとの間に例えばシリコング
リス等の潤滑剤が注入されていた。
しかし前述したようにカセツトが高温下で使
用、保存されると、この潤滑剤が蒸発して次第に
減少してしまうことが認められていた。この潤滑
剤が減少すれば当然、潤滑効果が失われてテープ
走行性能に悪影響を及ぼしたり、ローラー回転時
に耳障りな異音(ローラー鳴き)が発生するよう
にもなる。
上記のような潤滑剤の蒸発、減少を考慮して、
予め潤滑剤を多めに注入しておくことも考慮され
ているが、潤滑剤を多量に注入しておくと、カセ
ツト使用中に潤滑剤がローラー外に溢れ出て磁気
テープを汚すことがある。また、一部ビデオカセ
ツト等においては、高温にさらされても多量に蒸
発、減少することのない航空機用のグリスを上記
潤滑剤として使用することも行なわれているが、
このような航空機用グリスは高価であり、価格競
争が特に激しいコンパクトカセツト等にあつては
このような航空機用グリスを用いることは得策で
はない。
本考案は上記のような事情に鑑みてなされたも
のであり、高温下で使用、保存されてもローラー
回転支持軸部の潤滑剤が蒸発、減少することのな
いカセツトを安価に提供することを目的とするも
のである。
本考案のカセツトは、前述したような磁気テー
プを案内するローラーの回転支持軸を、周壁の少
なくとも一部に貫通穴を有する中空円筒部材によ
り形成し、この中空円筒の回転支持軸の中空部に
潤滑剤を注入したことを特徴とするものである。
上記中空部に注入された潤滑剤は周壁の貫通穴
から少量ずつ外部に滲出し、回転するローラーの
内周面に付着して該ローラー内周面と回転支持軸
との間に行きわたり、ローラーを円滑に回転させ
る。そして内部に潤滑剤が注入された中空の回転
支持軸の上端と下端は、カセツトハーフの回転支
持軸固定部に嵌合されるから、回転支持軸中空部
の両端が封止された状態となり、潤滑剤が高温下
で蒸発、減少してしまうことがない。
以下、図面を参照して本考案の実施例について
説明する。
第1図は本考案の1実施例によるカセツトの一
部を示すものである。本実施例のカセツトはコン
パクトカセツトであり、カセツトハーフ1の開口
部2の側方には回転支持軸3が植設され、この回
支持転軸3にはローラー4が回転自在に挿入され
る。この第1図には示されていないが、カセツト
ハーフ1のもう一方の側部にも同様のローラーが
設けられる。2つのハブに両端が巻回された磁気
テープ(図示せず)はこれらローラーに掛けられ
て方向を換え、上記開口部2の内側に張架され
る。上記のようにしてローラー4や磁気テープ等
がカセツトハーフ1内に組み込まれた後、このカ
セツトハーフ1に相手側カセツトハーフ10が組
み合わされ、コンパクトカセツトが形成される。
このとき上記回転支持軸3の図中上端部は、相手
側カセツトハーフ10の軸受孔11に嵌入され
る。したがつて完成されたカセツト内で上記回転
支持軸3はしつかりと固定され、ローラー4はこ
の回転支持軸3に支持されて回転し、磁気テープ
を円滑に走行させる。
第2図は上述した回転支持軸3を拡大して示す
ものであるが、この第2図に示されているように
回転支持軸3は、1枚の長方形状の金属板を中空
円筒状に丸めてなるものであり、中央部には中空
部3aが形成されている。また金属板両側端の合
せ目3bの部分は完全に当接されず、若干の間〓
が形成されている。そして上記中空部3a内に
は、例えばシリコングリス等の潤滑剤5が注入さ
れている。この潤滑剤の注入は、例えば注射器状
の注入器を用いて行なわれる。
上記潤滑剤5は合せ目3bの間〓から少量ずつ
外部に滲出し、回転するローラー4の内周面に付
着して回転支持軸3の外周面全周に引き延ばされ
る。このようにして回転支持軸3の外周面とロー
ラー4の内周面との間に潤滑膜が形成されること
により、ローラー4は円滑に回転し良好なテープ
走行性能が得られる。また第1図に示されるよう
に、内部に潤滑剤5が注入された回転支持軸3の
図中下端部はカセツトハーフ1の軸受孔6に植設
され、また上端部も前述したように相手側カセツ
トハーフ10の軸受孔11に嵌入されるので、回
転支持軸3の中空部3aは上下から封止された状
態となる。そして合せ目3bの間〓は、潤滑剤5
が少量ずつ滲出可能なだけの幅が有れば十分なも
のであるから、中空部3a内に注入された潤滑剤
5は外部雰囲気と極めて接し難くなる。したがつ
てカセツトが高温下で使用、保存されることがあ
つても、回転支持軸3内の潤滑剤5が蒸発、減少
してしまうことがない。なお上記のような回転支
持軸3は従来の棒状の金属からなる回転支持軸と
ほぼ同程度のコストで製造され得る。
上記実施例においては、1枚の長方形状の金属
板を中空円筒状に丸めたスプリングピン状の回転
支持軸3が使用されているが、回転支持軸はこの
ような形状のものに限らず、潤滑剤が注入される
中空部とこの潤滑剤を滲出させる穴を有する円筒
状部材であれば何でもよく、例えば第3図に示さ
れているように金属板20aの合せ目20bが波
形状に形成された回転支持軸20、あるいは第4
図に示されているように円筒状部材30aの周壁
部に1つあるいは複数の貫通穴30bを設けた回
転支持軸30などが使用されてもよい。
以上詳細に説明した通り本考案のカセツトは、
高温下で使用、保存されても、ローラー潤滑用の
潤滑剤が蒸発、減少することのないものであるか
ら特殊で高価な潤滑剤を使用する必要がなく、し
かも本考案独自の回転支持軸は従来の回転支持軸
と同程度のコストで製造され得るので、本考案の
カセツトは安価ながら高温下での使用に十分耐え
得るものであるといえる。その上本考案のカセツ
トにおいては、回転支持軸の中空部に潤滑剤を注
入保持するようにしているから、回転支持軸の周
壁に凹溝を設けてそこに潤滑剤を注入保持させる
ような場合と比べれば、潤滑剤をより多く注入保
持可能で、より長期に亘つて良好なテープ走行性
能を維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す斜視図、第2
図は第1図の実施例の一部を拡大して示す斜視
図、第3図は本考案の他の実施例を示す斜視図、
第4図は本考案のさらに異なる実施例を示す斜視
図である。 3,20,30……回転支持軸、4……ローラ
ー、5……潤滑剤、3a……中空部、3b,20
b……合せ目、30b……貫通穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気テープを案内するローラーの回転支持軸
    が、周壁の少なくとも一部に貫通穴を有する中空
    円筒部材からなり、該回転支持軸の中空部に潤滑
    剤が注入されていることを特徴とする磁気テープ
    カセツト。
JP5236482U 1982-04-09 1982-04-09 磁気テ−プカセツト Granted JPS58155686U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5236482U JPS58155686U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 磁気テ−プカセツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5236482U JPS58155686U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 磁気テ−プカセツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58155686U JPS58155686U (ja) 1983-10-18
JPH0351832Y2 true JPH0351832Y2 (ja) 1991-11-07

Family

ID=30063073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5236482U Granted JPS58155686U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 磁気テ−プカセツト

Country Status (1)

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JP (1) JPS58155686U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0454626Y2 (ja) * 1986-07-28 1992-12-22

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4869023U (ja) * 1971-12-03 1973-09-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58155686U (ja) 1983-10-18

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