JPH0352225Y2 - - Google Patents

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JPH0352225Y2
JPH0352225Y2 JP19627185U JP19627185U JPH0352225Y2 JP H0352225 Y2 JPH0352225 Y2 JP H0352225Y2 JP 19627185 U JP19627185 U JP 19627185U JP 19627185 U JP19627185 U JP 19627185U JP H0352225 Y2 JPH0352225 Y2 JP H0352225Y2
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brake block
lever
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roller
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【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、ワイヤロープによつて人車が例え
ば47°といつた急斜面を昇降中、ワイヤロープが
切断したり、シーブから外れたり、或いは軌道上
の障害物に乗り上げてワイヤロープに緩みを生じ
たとき、更には乗員が手動操作することで、人車
を停止させる安全装置に関するものである。
<従来の技術> 人車を急停止させる安全装置として最も一般的
なものは、特許第63695号明細書に見るように、
楔状空間にブレーキローラを押込んで制動する形
式であるが、この他にも種々の形式のものがあ
る。従来、炭鉱等の斜坑などでは精々15〜18°程
度の勾配であつたから、人車の安全装置としては
爪で枕木を引つ掛ける仕掛けのものが多かつた。
また、このような構成になる安全装置の作動によ
つて急停止したとしても、乗員に危険を与えるよ
うな衝撃は与えないで済んでいた。
<考案が解決しようとする問題点> ところが、最近のダム施設における監査廊では
例えば47°といつた急勾配で昇降するから、若し
安全装置の作動で人車が急停止したとすると、乗
員に危険を与えるような襲撃を与えることにな
り、そこで停止時のシヨツクを緩和し、しかも確
実に停止させることの重要性がクローズアツプし
てきた。
この考案の目的とするところは、上記した要請
に応えることができる急勾配用人車の安全装置を
提供せんとするものである。
<問題点を解決するための手段> この考案は、シーブに巻掛けたワイヤロープの
張力が設定値以下となつたとき、圧縮バネの力で
前方に押し出されるシーブ保持軸の移動でもつて
安全装置を作動させる。ブレーキブロツクは内側
と外側の二つから成り、共に台車に回動自在に枢
着し、平常時では内側ブレーキブロツク下面と副
レール上面で楔状空間を形成しているが、逸走時
には、この楔状空間内に、シーブ保持軸と連動す
るリンク装置によつてブレーキローラを押し込
む。これによつて内側ブレーキブロツクの上面に
固着した弾性板状体が外側ブレーキブロツクの上
方部分下面と衝突してこれを押し上げ、外側ブレ
ーキブロツクの下方部分上面を副レール下面に押
圧接触可能とし、こうして衝撃を緩和しつつ急停
止できるようにしたものである。
<実施例> この考案を図面に示す実施例で説明すると、つ
ぎのとおりである。
第3図と第4図において、監査廊の急勾配斜面
には、2本のレール1,1と、1本の副レール2
とを敷設していて、そのレール1,1上を走行自
在とした台車3を設け、台車3には一端を止着し
たワイヤロープ5が巻掛けられるシーブ4、乗員
が乗り込むケージ6のほか、安全装置といつたも
のが取付き、シーブ4からのワイヤロープ5を巻
上げたり逆に繰り出したりすることで、台車3は
昇降するようになつている 第1図と第2図には安全装置の詳細を示してい
るが、実際は傾斜している台車3を水平な状態と
して画いている。同図からわかるように、シーブ
4を保持したシーブ保持軸7が台車3の長手方向
に摺動自在に設けられ、このシーブ保持軸7には
適宜間隔をおいて二つのストツパーリング8,9
が止着されている。両ストツパーリング8,9の
後部にそれぞれバネ受座10,11を設けること
によつて、両バネ受座10,11間に圧縮バネ1
2を配設する。通常の状態にあつては、急勾配の
レール1,1上にある台車3は自己の重量で低い
方に当る前方に滑動しようとするから、後方のバ
ネ受座10は台車3の台枠内面に当接すること、
第1図に示すとおりである。この状態では、両バ
ネ受座10,11の間隔は一定で、その間隔に圧
縮バネ12が圧縮状態で介装する訳であるから、
圧縮バネ12の呈する力も一定、つまり、シーブ
4に巻掛けられたワイヤーロープ5の張力を或る
設定値としている。これに反し、ワイヤロープ5
が切断したり、或いは人車が障害物等に乗り上げ
たりして、ワイヤロープ5の張力が上記設定値以
下の値となつたときには、第2図に示したよう
に、圧縮バネ12の力で直ちにシーブ保持軸7を
前方に向けて押出すことになる。
このような動きをシーブ保持軸7先端には回動
自在に取付く第1のレバー14があつて、該レバ
ー14のほぼ中央で台車3に固定した台15の枢
軸16により回動自在に支持されている。第2の
レバー17は台車3の長手方向に対し直交配設し
たラチエツト取付軸18(第3図参照)に止着さ
れ、第1のレバー14の下部背面20によつて押
圧されるピン19を該レバー17のほぼ中央に植
設している。第3のレバー21は第2のレバー1
7下端に回動自在に枢着され、前端には案内ロー
ラ22、後端には第3図に示したように副レール
2と対向するブレーキローラ23を取付けてい
る。以上の第1のレバー14、第2のレバー17
および第3のレバー21とから成るリンク装置を
符号13で示す。
第3のレバー21に一端を止着したワイヤ24
は、台車3に取付けたガイド25,26を通して
他端に重錘27を取付け、これによつて、案内ロ
ーラ22は台車3に取付けた固定案内板28に押
し付けられ、ブレーキローラ23は副レール2上
面から少し浮いた状態とする(第1図参照)。
つぎにブレーキブロツクについて説明すると、
この考案のブレーキブロツクは台車3台枠下面に
取付けたブラケツトの水平軸29に回動自在に取
付いている内側ブレーキブロツク30と外側ブレ
ーキブロツク34とを有する。内側ブレーキブロ
ツク30は、その詳細を第5−A図と第5−B図
に示すように、上面側に弾性板状体31を固着
し、後端側には当接板30aを突設している。こ
の当接板30aは、第1図に見るように、台車3
側に設けた調整ボルト32の頭部に係止すること
で静止し、そのとき副レール2上面との間に楔状
空間33を形成し、前記ブレーキローラ23をこ
の楔状空間33内に入り込ませるようになつてい
る。一方、外側ブレーキブロツク34は、その詳
細を第6−A図乃至第6−C図に示すように、弾
性板状体31と対向する上方部分34aと、副レ
ール2下面と対向する下方部分34bとを両側部
分34cで連結してなる構成となつていて平常時
は内側ブレーキブロツク30の弾性板状体31に
外側ブレーキブロツク34の上方部分34aが係
合係止することで静止し、このとき外側ブレーキ
ブロツク34の下方部分34bは副レール2下面
との間に或る間隔を置いて対峙する(第1図参
照)。
最後に、第3図において、35は爪と爪車とか
らなる公知のラチエツト装置であつて、この爪車
はラチエツト取付軸18に取付き、爪は操作レバ
ー36に回動自在に枢着される。この爪と爪車の
関係は、第1図において、ラチエツト取付軸18
は時計方向には爪とは係わりなく回転でき、また
操作レバー36からいえば、ラチエツト取付軸1
8を時計方向にのみ強制回転できるものである。
つぎに、この装置の作動について説明する。
平時は第1図に示す関係にあるリンク装置13
であるが、何等かの理由でワイヤロープ5の張力
が設定値以下の値となつた途端、第2図の如く変
る。すなわち、圧縮バネ12の力でシーブ保持軸
7が前方に移動することで、第1のレバー14は
時計方向に回動して下部背面20で第2のレバー
17に植設したピン19を押し、第2のレバー1
7および第2のレバー17が取付くラチエツト取
付軸18を時計方向に廻そうとする。その際、ラ
チエツト装置35は何等障害とならないことにつ
いては既述したとおりである。こうして第2のレ
バー17が時計方向に回動し、第2のレバー17
下端に連結した第3のレバー21を後方に押しや
ることで、ブレーキローラ23を楔状空間33の
奥に向けて押し込む結果、始めに内側ブレーキブ
ロツク30が、続いてこれに押されて外側ブレー
キブロツク34が時計方向に回動するから、人車
はブレーキローラ23と副レール2間および外側
ブレーキブロツク34の下方部分34bと副レー
ル2の間の摩擦力で急停止し、その際の衝撃は内
側ブレーキブロツク30に取付いた弾性板状体3
1による緩衝によつて緩和される。
これとは別に、乗員が操作レバー36を手前に
倒した場合、ラチエツト装置35の働きでラチエ
ツト取付軸18を時計方向に強制回転できること
既述のとおりであるから、第2のレバー17を直
接時計方向に回動することになるが、第1のレバ
ー14はこの第2のレバー17の動きを何等阻害
しない。したがつて第1のレバー14とは係わり
なく第2のレバー17の時計方向の回動が行なわ
れ、上述したところと同様な制動を達成すること
になる。
<考案の効果> 以上の説明から明らかなように、この考案によ
れば、副レールとブレーキブロツクとで構成され
る楔状空間にブレーキローラを押込んで人車を急
停止可能としたという点では従来と変わりはない
が、しかし、ブレーキローラは台車に取付けた水
平軸に回動自在に枢着した内側ブレーキブロツク
と外側ブレーキブロツクの二つから構成され、そ
の内側ブレーキブロツクの上面には弾性板状体を
固着し、その外側ブレーキブロツクは上記副レー
ル下面に押圧接触可能とした下方部分を形成した
から、上記副レールと内側ブレーキブロツクとで
形成される楔状空間にブレーキローラが押込まれ
たときには、該ブレーキローラで内側ブレーキブ
ロツクを押して、内側ブレーキブロツクの弾性板
状体を外側ブレーキブロツクに衝突させるように
回動させる第1段階に続いて、内側と外側の両ブ
レーキブロツクが一緒に回動して、外側ブレーキ
ブロツクの下方部分を副レールの下面に押圧接触
することで、それ以上は回動させなくする第2段
階に至らしめる。従つて第1段階で可変であつた
楔状空間は第2段階で固定され、その固定された
楔状空間にブレーキローラが押込まれることにな
るから人車の急停止は確実である。しかも、第1
段階で内側ブレーキブロツクの弾性板状体がその
伝達系に介装されるから、停止作用の急激度は弾
性板状体の弾性的圧縮変形によつて緩和できるた
めに、急勾配でも乗員にシヨツクを感じさせない
で停止に至らしめることができる点で甚だ優れて
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案になる急勾配用人車の安全装
置の実施例を示し、作動前の状態である。第2図
は作動後の状態を示している。第3図は第1図の
ブレーキブロツク部分を右側から見た図、第4図
は人車全体の側面図である。第5−A図と第5−
B図は内側ブレーキブロツクの側面図と平面図、
第6−A図は外側ブレーキブロツクの側面図、第
6−B図は第6−A図の外側ブレーキブロツクの
左側から見た側面図、第6−C図はその平面図で
ある。 2……副レール、3……台車、4……シーブ、
5……ワイヤロープ、7……シーブ保持軸、12
……圧縮バネ、13……リンク装置、23……ブ
レーキローラ、30……内側ブレーキブロツク、
31……弾性板状体、33……楔状空間、34…
…外側ブレーキブロツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 副レールとブレーキブロツクとで構成される楔
    状空間にブレーキローラを押込んで人車を急停止
    可能とした急勾配用人車の安全装置において、上
    記ブレーキローラは台車3に取付けた水平軸29
    に回動自在に枢着した内側ブレーキブロツク30
    と外側ブレーキブロツク34の二つから構成さ
    れ、その内側ブレーキブロツク30は弾性板状体
    31を上面に固着しており、その外側ブレーキブ
    ロツク34は上記副レール2下面に押圧接触可能
    とした下方部分34bを形成しており、上記副レ
    ール2と内側ブレーキブロツク30とで形成され
    る楔状空間33にブレーキローラ23が押込まれ
    たとき、該ブレーキローラ23で押して内側ブレ
    ーキブロツク30および内側ブレーキブロツク3
    0の弾性板状体31を介し外側ブレーキブロツク
    34を一緒に回動し、上記外側ブレーキブロツク
    34の下方部分34bが上記副レール2の下面に
    押圧接触するようにしてなる急勾配用人車の安全
    装置。
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