JPH0352428B2 - - Google Patents
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- JPH0352428B2 JPH0352428B2 JP58148656A JP14865683A JPH0352428B2 JP H0352428 B2 JPH0352428 B2 JP H0352428B2 JP 58148656 A JP58148656 A JP 58148656A JP 14865683 A JP14865683 A JP 14865683A JP H0352428 B2 JPH0352428 B2 JP H0352428B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sic
- weight
- less
- corrosion resistance
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Ceramic Products (AREA)
Description
〔発明の技術分野〕
本発明は、特に高炉樋、高炉内壁、混銑車、混
銑炉、転炉、溶銑鍋、溶鋼鍋等の溶湯容器、浸漬
管、各種ランス等溶融金属中の浸漬部分に使用さ
れる流し込み可能なSiC含有耐火組成物に関す
る。 〔技術的背景〕 従来よりSiCの持つ高耐食性、耐熱衝撃抵抗
性、高熱伝導性等の特性を利用した耐火材が使用
され、特に近年耐火物の使用条件が過酷になるに
従つてその利用は益々増加してきている。 しかしながら、SiCを含有する耐火物は、酸化
劣化、溶銑、溶鋼への溶解の問題が常に内在し、
結果的にSiC使用の効果が十分に発揮されない
か、或はむしろ逆効果という現象さえ起ることが
ある。SiCを多量に使用した高炉樋材においてス
ラグ−メタル界面の溶損が安定しない現象がしば
しば発生するのは、この顕著な例である。 これらの欠点を改良する方法として、従来SiC
の周囲にガラス成分を生成させることによつて含
有SiCの酸化防止を図る手法も採られているが、
この方法は基本的に耐火物の耐火性を自ら低下せ
しめ、熱間強度の低下、焼結収縮増大等の高温物
性の劣化をもたらし更にガラス生成が過多になる
と、耐火材そのものの耐食性が低下するためSiC
がその効果を発揮する前に摩耗溶損してしまう結
果となる。 更に耐メタル性を向上する方法として、材料中
に炭素質原料を配合することも一般的であるが、
外的に配合されたカーボン質原料は酸化されやす
く、また特に流し込み材においてはカーボン質原
料が本来水に濡れ難いことから、適正な施工作業
を確保するために混練水量を増加して使用されて
いる。この結果、耐火物の組織はポーラスになり
配合された炭素質原料の酸化が容易に進み、更に
組織の劣化および強度低下を招くようになる。こ
れらのことから、耐メタル性向上としての炭素質
原料の添加量には限界が生じ、この結果、効果が
十分に発揮されないという欠点がある。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、これらの欠点を解決したもの
で、溶銑、溶鋼、スラグに対する耐食性とともに
耐酸化性も向上した流し込み可能なSiC含有耐火
組成物を提供するものである。 〔発明の構成〕 本発明の流し込み可能な耐火組成物は、光透過
による粒度分布測定法に基づく粒径が20μ以下
で、しかも1μ以下を60重量%以上有するSiCの超
微粒子を含有する。 超微粒子のSiCを使用することによつてSiCの
分解を促し生成される炭素により耐メタル性、耐
スラグ性は向上し、かつ同時に生成されるSiO2
ガラスによつて分解炭素及び添加される炭素の耐
酸化性は向上する。 一般にSiCは高温下COの存在のもとでは SiC+CO→SiO+2C SiO+CO→SiO2+C の反応に従つて分解される。この時生成されるC
は非常に純粋な黒鉛であることが知られている。
しかもこの時同時に高粘性のSiO2ガラスを生成
し、分解炭素はこれと共存するため極めて酸化さ
れにくく、しかも溶銑、溶鋼に対する耐食性は著
しく優れている。更に生成したSiO2ガラスは炭
素と共存のため高粘性となり溶湯、スラグの摩耗
に対しても優れた抵抗性を有する。 更に本発明ではSiCの分解によつて生成される
炭素を利用するもので、配合原料として炭素を添
加する場合と異なり耐火材の組織劣化、強度劣化
も生じない大きな利点を有し、著しい耐食性の向
上を実現して耐火材の大巾な耐用性向上を達成す
ることができる。このSiCの分解反応を速やかに
進行させるためには、SiCの粒径が20μ以下であ
つて、しかもそのうち1μ以下を60重量%以上含
む超微粒子のSiCが必要であり、全配合物中4〜
30重量%使用することが効果的であることを実験
及び実炉使用の結果より見出した。 即ち、SiCの粒径に関しては、20μ以上の粒径
では熱負荷を受けた時の粒子中心までの反応の進
行が遅く効果が十分に現われない。又材料中での
分散度の点からも20μ以下の粒径が好ましく、望
ましくは、特に1μ以下を60重量%以上含む超微
粒子のSiCにおいてその効果が著しい。 超微粒子のSiCの使用量に関しては、4重量%
未満ではSiC使用の効果が小さく有効ではない。
更に30重量%より多くても30重量%添加時の効果
と同程度の効果にとどまり、経済的な面を考慮す
ると有効ではない。 また、使用するSiCの純度としては、SiC80重
量%以上を含有するものが望ましく、これ未満で
は流し込み材にとつて流動性の低下、硬化性の阻
害などを起す有害成分が増えて好ましくない。 耐火材が使用される場所によつては、前述、
式の反応を成立させるに必要なCO雰囲気の少
ない場合があるが、この場合には、式の反応
の成立を促進させる目的で、炭素質原料を使用す
るのが有効である。つまり材料中に添加した炭素
と溶融金属中、材料中、空気中の酸素とからCO
が発生し、、式の進行を促進するものであ
る。 ここで使用される炭素質原料としては、リン状
黒鉛、土状黒鉛、コークス、石油系ピツチ、石炭
系ピツチ、無煙炭、カーボンブラツクおよび各種
レジン等のうち一種または二種以上を配合物に対
し1〜10重量%使用する。1重量%未満では発生
する活性基の炭素濃度が低いため反応の促進効果
が少なく、また、10重量%より多い場合には、施
工作業時の適正水量を増加する必要があり、施工
体組織のポーラス化が進み、添加C質原料自体の
酸化が大きくなるため、むしろ逆効果となり有効
でない。 更に本発明においては、SiC分解促進剤とし
て、Fe,Ca,Ba,Mg,Mn,Cuの金属、合金
およびそれらの酸化物、炭酸化物、水酸化物、硫
酸化物、硝酸化物等の化合物のうちの一種または
二種以上を高温物性の低下のない範囲で選定す
る。SiC分解促進剤の添加量は、その種類によつ
て異なり、例えば、CaCO3,Ca(OH)2,CaO等
では全配合物に対して0.05〜1重量%であり、
FeO,Fe2O3,Fe3O4では0.5〜5重量%が適当で
あることが実験の結果確認されている。この範囲
内では、無添加に比べ高温物性の低下はなくSiC
の分解とCの生成が促進され、耐食性を向上せし
める。 尚本発明に使用される骨材としては、電融また
は焼結アルミナ、仮焼アルミナ、ボーキサイト、
バン土頁岩、シリマナイト、カイヤナイト、アン
ダリユサイト、合成ムライト、カオリン、シヤモ
ツト、ロー石、珪石、溶融シリカ、各種スピネ
ル、マグネシア、ドロマイト、ライム、フオルス
テライト、炭化珪素、窒化珪素、ジルコン、ジル
コニア、クロム鉱等のうちの一種または二種以上
が粒度調整して使用される。尚これにマトリツク
ス構成物として耐火粘土、無定形シリカ、上記骨
材の微粒子のうちの一種または二種以上を使用す
ることもできる。 更に、流し込み可能な材料とするための解膠剤
としては、アルカリ金属リン酸塩、アルカリ金属
カルボン酸塩、アルカリ金属フミン酸塩、アルカ
リ金属ケイ酸塩、アルキルスルフオン酸ナトリウ
ム、芳香族スルフオン酸ナトリウムおよびこれら
のアンモニウム塩が有効であり、これらのうち一
種または二種以上を使用し、良好な分散状態を得
るには0.01〜1重量%の使用範囲が好ましい。 一方、凝膠剤としてはアルカリ土類金属の水酸
化物、酸化物、ダイカルシウムシリケート、トリ
カルシウムシリケート、又はポルトランドセメン
ト、各種アルミナセメント、無水珪酸ソーダの一
種または二種以上を使用することができる。 更に、耐爆裂性付与剤としての金属粉末は、
Al,Mgあるいは、これらの合金等があり、通常
1mm以下、好ましくは0.1mm以下の粉末状で全配
合物に対して、0.02〜5重量%を使用することが
できる。 なお、この他に、必要に応じて、通常用いられ
る耐蝕性付与物質、焼結促進剤、スラグ浸潤防止
剤、強度付与物質等を添加することができる。 〔実施例〕 以下、添付の表に基づいて、本発明の耐火組成
物の物性、熱間曲げ強さ、耐食性において効果を
説明する。 なお、原料の粒度分布は、セイシン企業社製ミ
クロンフオトサイザーSKN−1000型を使用して
測定した結果である。また、テスト材は、成形後
1450℃に2時間加熱焼成したものを使用した。 更に、耐食性は、高炉スラグと銑鉄との1:1
の溶湯に1600℃で7時間テストした結果を示す。 従来の流し込み材を比較例1〜5に示す。 比較例1は使用するSiCに1μ以下のものを殆ど
有しないもので侵食試験における減寸率は48.5%
と大きい。 比較例2では黒鉛を増量しているが混練水量を
増したために、強度の低下と気孔率の上昇の結果
かえつて耐食性は低下した。 比較例3は金属シリコンを増量してSiC,Cの
酸化防止を図つたものであるがガラス成分過多の
ため耐食性低下と焼成後の収縮を生じた。 比較例4と5では水簸処理によつて得られた
20μ以下、10μ以下のSiC超微粒子を使用したが、
両者共1μ以下のものを1〜2重量%しか有しな
いものであり、混練水量のみ増加し強度の大巾低
下とともに耐食性も大巾に低下した。 これに対して、実施例1ではFeO添加による耐
食性の向上が見られ、実施例2ではC原料増量と
FeO添加による両者の効果が、更に耐食性の向上
として現れている。 実施例3はSiC超微粒子を増量したものである
が、耐食性の向上が明らかに見られる。 実施例4〜6は、FeO以外の分解促進剤を使用
した効果を示すものであり、いづれも耐食性の向
上に寄与している。 また、実施例2の材料を大型高炉の大樋上流部
に使用した結果、比較例1に対し2倍の耐用とな
つた。因に各々の使用済の耐火物を検鏡した結
果、比較例1ではSiCの分解は観察されないのに
対して、実施例2の使用済みからはSiCの分解、
Cの生成が全面に観察された。
銑炉、転炉、溶銑鍋、溶鋼鍋等の溶湯容器、浸漬
管、各種ランス等溶融金属中の浸漬部分に使用さ
れる流し込み可能なSiC含有耐火組成物に関す
る。 〔技術的背景〕 従来よりSiCの持つ高耐食性、耐熱衝撃抵抗
性、高熱伝導性等の特性を利用した耐火材が使用
され、特に近年耐火物の使用条件が過酷になるに
従つてその利用は益々増加してきている。 しかしながら、SiCを含有する耐火物は、酸化
劣化、溶銑、溶鋼への溶解の問題が常に内在し、
結果的にSiC使用の効果が十分に発揮されない
か、或はむしろ逆効果という現象さえ起ることが
ある。SiCを多量に使用した高炉樋材においてス
ラグ−メタル界面の溶損が安定しない現象がしば
しば発生するのは、この顕著な例である。 これらの欠点を改良する方法として、従来SiC
の周囲にガラス成分を生成させることによつて含
有SiCの酸化防止を図る手法も採られているが、
この方法は基本的に耐火物の耐火性を自ら低下せ
しめ、熱間強度の低下、焼結収縮増大等の高温物
性の劣化をもたらし更にガラス生成が過多になる
と、耐火材そのものの耐食性が低下するためSiC
がその効果を発揮する前に摩耗溶損してしまう結
果となる。 更に耐メタル性を向上する方法として、材料中
に炭素質原料を配合することも一般的であるが、
外的に配合されたカーボン質原料は酸化されやす
く、また特に流し込み材においてはカーボン質原
料が本来水に濡れ難いことから、適正な施工作業
を確保するために混練水量を増加して使用されて
いる。この結果、耐火物の組織はポーラスになり
配合された炭素質原料の酸化が容易に進み、更に
組織の劣化および強度低下を招くようになる。こ
れらのことから、耐メタル性向上としての炭素質
原料の添加量には限界が生じ、この結果、効果が
十分に発揮されないという欠点がある。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、これらの欠点を解決したもの
で、溶銑、溶鋼、スラグに対する耐食性とともに
耐酸化性も向上した流し込み可能なSiC含有耐火
組成物を提供するものである。 〔発明の構成〕 本発明の流し込み可能な耐火組成物は、光透過
による粒度分布測定法に基づく粒径が20μ以下
で、しかも1μ以下を60重量%以上有するSiCの超
微粒子を含有する。 超微粒子のSiCを使用することによつてSiCの
分解を促し生成される炭素により耐メタル性、耐
スラグ性は向上し、かつ同時に生成されるSiO2
ガラスによつて分解炭素及び添加される炭素の耐
酸化性は向上する。 一般にSiCは高温下COの存在のもとでは SiC+CO→SiO+2C SiO+CO→SiO2+C の反応に従つて分解される。この時生成されるC
は非常に純粋な黒鉛であることが知られている。
しかもこの時同時に高粘性のSiO2ガラスを生成
し、分解炭素はこれと共存するため極めて酸化さ
れにくく、しかも溶銑、溶鋼に対する耐食性は著
しく優れている。更に生成したSiO2ガラスは炭
素と共存のため高粘性となり溶湯、スラグの摩耗
に対しても優れた抵抗性を有する。 更に本発明ではSiCの分解によつて生成される
炭素を利用するもので、配合原料として炭素を添
加する場合と異なり耐火材の組織劣化、強度劣化
も生じない大きな利点を有し、著しい耐食性の向
上を実現して耐火材の大巾な耐用性向上を達成す
ることができる。このSiCの分解反応を速やかに
進行させるためには、SiCの粒径が20μ以下であ
つて、しかもそのうち1μ以下を60重量%以上含
む超微粒子のSiCが必要であり、全配合物中4〜
30重量%使用することが効果的であることを実験
及び実炉使用の結果より見出した。 即ち、SiCの粒径に関しては、20μ以上の粒径
では熱負荷を受けた時の粒子中心までの反応の進
行が遅く効果が十分に現われない。又材料中での
分散度の点からも20μ以下の粒径が好ましく、望
ましくは、特に1μ以下を60重量%以上含む超微
粒子のSiCにおいてその効果が著しい。 超微粒子のSiCの使用量に関しては、4重量%
未満ではSiC使用の効果が小さく有効ではない。
更に30重量%より多くても30重量%添加時の効果
と同程度の効果にとどまり、経済的な面を考慮す
ると有効ではない。 また、使用するSiCの純度としては、SiC80重
量%以上を含有するものが望ましく、これ未満で
は流し込み材にとつて流動性の低下、硬化性の阻
害などを起す有害成分が増えて好ましくない。 耐火材が使用される場所によつては、前述、
式の反応を成立させるに必要なCO雰囲気の少
ない場合があるが、この場合には、式の反応
の成立を促進させる目的で、炭素質原料を使用す
るのが有効である。つまり材料中に添加した炭素
と溶融金属中、材料中、空気中の酸素とからCO
が発生し、、式の進行を促進するものであ
る。 ここで使用される炭素質原料としては、リン状
黒鉛、土状黒鉛、コークス、石油系ピツチ、石炭
系ピツチ、無煙炭、カーボンブラツクおよび各種
レジン等のうち一種または二種以上を配合物に対
し1〜10重量%使用する。1重量%未満では発生
する活性基の炭素濃度が低いため反応の促進効果
が少なく、また、10重量%より多い場合には、施
工作業時の適正水量を増加する必要があり、施工
体組織のポーラス化が進み、添加C質原料自体の
酸化が大きくなるため、むしろ逆効果となり有効
でない。 更に本発明においては、SiC分解促進剤とし
て、Fe,Ca,Ba,Mg,Mn,Cuの金属、合金
およびそれらの酸化物、炭酸化物、水酸化物、硫
酸化物、硝酸化物等の化合物のうちの一種または
二種以上を高温物性の低下のない範囲で選定す
る。SiC分解促進剤の添加量は、その種類によつ
て異なり、例えば、CaCO3,Ca(OH)2,CaO等
では全配合物に対して0.05〜1重量%であり、
FeO,Fe2O3,Fe3O4では0.5〜5重量%が適当で
あることが実験の結果確認されている。この範囲
内では、無添加に比べ高温物性の低下はなくSiC
の分解とCの生成が促進され、耐食性を向上せし
める。 尚本発明に使用される骨材としては、電融また
は焼結アルミナ、仮焼アルミナ、ボーキサイト、
バン土頁岩、シリマナイト、カイヤナイト、アン
ダリユサイト、合成ムライト、カオリン、シヤモ
ツト、ロー石、珪石、溶融シリカ、各種スピネ
ル、マグネシア、ドロマイト、ライム、フオルス
テライト、炭化珪素、窒化珪素、ジルコン、ジル
コニア、クロム鉱等のうちの一種または二種以上
が粒度調整して使用される。尚これにマトリツク
ス構成物として耐火粘土、無定形シリカ、上記骨
材の微粒子のうちの一種または二種以上を使用す
ることもできる。 更に、流し込み可能な材料とするための解膠剤
としては、アルカリ金属リン酸塩、アルカリ金属
カルボン酸塩、アルカリ金属フミン酸塩、アルカ
リ金属ケイ酸塩、アルキルスルフオン酸ナトリウ
ム、芳香族スルフオン酸ナトリウムおよびこれら
のアンモニウム塩が有効であり、これらのうち一
種または二種以上を使用し、良好な分散状態を得
るには0.01〜1重量%の使用範囲が好ましい。 一方、凝膠剤としてはアルカリ土類金属の水酸
化物、酸化物、ダイカルシウムシリケート、トリ
カルシウムシリケート、又はポルトランドセメン
ト、各種アルミナセメント、無水珪酸ソーダの一
種または二種以上を使用することができる。 更に、耐爆裂性付与剤としての金属粉末は、
Al,Mgあるいは、これらの合金等があり、通常
1mm以下、好ましくは0.1mm以下の粉末状で全配
合物に対して、0.02〜5重量%を使用することが
できる。 なお、この他に、必要に応じて、通常用いられ
る耐蝕性付与物質、焼結促進剤、スラグ浸潤防止
剤、強度付与物質等を添加することができる。 〔実施例〕 以下、添付の表に基づいて、本発明の耐火組成
物の物性、熱間曲げ強さ、耐食性において効果を
説明する。 なお、原料の粒度分布は、セイシン企業社製ミ
クロンフオトサイザーSKN−1000型を使用して
測定した結果である。また、テスト材は、成形後
1450℃に2時間加熱焼成したものを使用した。 更に、耐食性は、高炉スラグと銑鉄との1:1
の溶湯に1600℃で7時間テストした結果を示す。 従来の流し込み材を比較例1〜5に示す。 比較例1は使用するSiCに1μ以下のものを殆ど
有しないもので侵食試験における減寸率は48.5%
と大きい。 比較例2では黒鉛を増量しているが混練水量を
増したために、強度の低下と気孔率の上昇の結果
かえつて耐食性は低下した。 比較例3は金属シリコンを増量してSiC,Cの
酸化防止を図つたものであるがガラス成分過多の
ため耐食性低下と焼成後の収縮を生じた。 比較例4と5では水簸処理によつて得られた
20μ以下、10μ以下のSiC超微粒子を使用したが、
両者共1μ以下のものを1〜2重量%しか有しな
いものであり、混練水量のみ増加し強度の大巾低
下とともに耐食性も大巾に低下した。 これに対して、実施例1ではFeO添加による耐
食性の向上が見られ、実施例2ではC原料増量と
FeO添加による両者の効果が、更に耐食性の向上
として現れている。 実施例3はSiC超微粒子を増量したものである
が、耐食性の向上が明らかに見られる。 実施例4〜6は、FeO以外の分解促進剤を使用
した効果を示すものであり、いづれも耐食性の向
上に寄与している。 また、実施例2の材料を大型高炉の大樋上流部
に使用した結果、比較例1に対し2倍の耐用とな
つた。因に各々の使用済の耐火物を検鏡した結
果、比較例1ではSiCの分解は観察されないのに
対して、実施例2の使用済みからはSiCの分解、
Cの生成が全面に観察された。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 粒子径が20μ以下で、かつ1μ以下を60重量%
以上有するSiC超微粒子を4〜30重量%含有する
耐火骨材に、分解促進剤としてFe,Ca,Ba,
Mg,Mn,Cuの金属、合金、および、それらの
酸化物、炭酸化物、水酸化物等の化合物のうち一
種または二種以上を0.05〜5重量%添加せしめて
なることを特徴とする流し込み可能な耐火組成
物。 2 耐火骨材が炭素質原料としてリン状黒鉛、土
状黒鉛、コークス、石油系ピツチ、石炭系ピツ
チ、無煙炭、レジン等のうち一種または二種以上
を1〜10重量%含むことを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の流し込み可能な耐火組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58148656A JPS6042281A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 流し込み可能な耐火組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58148656A JPS6042281A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 流し込み可能な耐火組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6042281A JPS6042281A (ja) | 1985-03-06 |
| JPH0352428B2 true JPH0352428B2 (ja) | 1991-08-09 |
Family
ID=15457680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58148656A Granted JPS6042281A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 流し込み可能な耐火組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6042281A (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS627677A (ja) * | 1985-07-01 | 1987-01-14 | 新日本製鐵株式会社 | 含カーボン耐火れんが目地用モルタル |
| JPH02221164A (ja) * | 1989-02-21 | 1990-09-04 | Harima Ceramic Co Ltd | 炭化珪素含有キャスタブル耐火物 |
| BE1004794A3 (fr) * | 1991-05-07 | 1993-02-02 | Fib Services Sa | Composition refractaire, procede de preparation et procede d'utilisation de cette composition. |
| CN100369986C (zh) * | 2005-12-05 | 2008-02-20 | 高申明 | 复合刚玉水基粉状涂料 |
| JP5078842B2 (ja) * | 2008-03-28 | 2012-11-21 | ニチアス株式会社 | 耐火物用組成物、耐火成形体及び耐火焼成体 |
| CN103833398B (zh) * | 2014-03-18 | 2015-03-04 | 威远县德胜耐材有限公司 | 低锆莫来石浇钢砖的制备方法 |
| CN104973877A (zh) * | 2015-07-16 | 2015-10-14 | 陈巨根 | 一种具有良好烧结性能的浇注料 |
| CN106747515A (zh) * | 2016-12-26 | 2017-05-31 | 中钢集团耐火材料有限公司 | 一种大型三脱铁水容器工作层用复合材料及制备方法 |
| CN108455993B (zh) * | 2018-04-14 | 2021-11-30 | 焦作金鑫恒拓新材料股份有限公司 | 建筑耐火材料及其制备方法 |
| CN108585805A (zh) * | 2018-06-21 | 2018-09-28 | 德清凯瑞新材料有限公司 | 一种中包用永久层浇注料及其制备方法 |
| CN112321305B (zh) * | 2020-11-06 | 2022-06-03 | 营口四通高温新材料科技有限公司 | 一种精炼钢包用多气泡透气元件 |
| CN113149674A (zh) * | 2021-05-31 | 2021-07-23 | 登封市宏源耐火材料有限公司 | 一种阳极炉出铜溜槽浇注料及其制备方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS516164A (en) * | 1974-07-06 | 1976-01-19 | Mitsuboshi Ind | Fuasunaaniokeru mushino seikeisochi |
| JPS6024072B2 (ja) * | 1981-03-16 | 1985-06-11 | 日本鋼管株式会社 | 高炉樋材 |
-
1983
- 1983-08-12 JP JP58148656A patent/JPS6042281A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6042281A (ja) | 1985-03-06 |
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