JPH0352506B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0352506B2 JPH0352506B2 JP57208803A JP20880382A JPH0352506B2 JP H0352506 B2 JPH0352506 B2 JP H0352506B2 JP 57208803 A JP57208803 A JP 57208803A JP 20880382 A JP20880382 A JP 20880382A JP H0352506 B2 JPH0352506 B2 JP H0352506B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sintered body
- porous sintered
- heat treatment
- ink
- metal compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は多孔質焼結体にインキ含浸して色鉛筆
芯を製造する方法の改良に関し、折損強度の向上
を目的とするものである。
芯を製造する方法の改良に関し、折損強度の向上
を目的とするものである。
押出成形後の熱処理として単に乾燥もしくは固
化してなる所謂生芯タイプのものより、焼成もし
くは焼結(以下、単に焼結という)温度まで熱処
理してなる所謂焼結タイプのものの方が折損強度
の優れた鉛筆芯になることに鑑み、色鉛筆芯にお
いても近年焼結タイプのものが種々検討されてい
るが、いまだに十分な強度を有する製品が得られ
るには到つていない。
化してなる所謂生芯タイプのものより、焼成もし
くは焼結(以下、単に焼結という)温度まで熱処
理してなる所謂焼結タイプのものの方が折損強度
の優れた鉛筆芯になることに鑑み、色鉛筆芯にお
いても近年焼結タイプのものが種々検討されてい
るが、いまだに十分な強度を有する製品が得られ
るには到つていない。
単に折損強度を向上するだけならば、結合材の
使用割合を多くしたり、熱処理の温度を高くする
だけでも可能であるが、書き味を悪くしてしまう
欠点などの方が強くなつてしまうからである。
使用割合を多くしたり、熱処理の温度を高くする
だけでも可能であるが、書き味を悪くしてしまう
欠点などの方が強くなつてしまうからである。
本発明は上述したところに基づきなされたもの
であり、多孔質焼結体にインキ含浸して色鉛筆芯
を製造する方法において、前記多孔質焼結体の気
孔中に、熱処理により白色もしくは無色あるいは
着色材の一部となる固形の無機金属化合物を生成
する金属含有液を含浸せしめ、熱処理して白色も
しくは無色あるいは着色材の一部となる固形の無
機金属化合物を生成し、その後、インキ含浸する
ことを特徴とする色鉛筆芯の製造方法を要旨とす
るものである。
であり、多孔質焼結体にインキ含浸して色鉛筆芯
を製造する方法において、前記多孔質焼結体の気
孔中に、熱処理により白色もしくは無色あるいは
着色材の一部となる固形の無機金属化合物を生成
する金属含有液を含浸せしめ、熱処理して白色も
しくは無色あるいは着色材の一部となる固形の無
機金属化合物を生成し、その後、インキ含浸する
ことを特徴とする色鉛筆芯の製造方法を要旨とす
るものである。
基材となる多孔質焼結体は、1種もしくは2種
以上の結合材と必要に応して使用される耐熱性顔
料などの体質材や賦形材とを細線状に押出成形
し、熱処理して得ることができ、粘土と窒化硼素
を少なくとも主成分としたものや、熱処理によつ
て材料の硼素化合物などを窒化物としたものなど
はそのよく知られた一例である。
以上の結合材と必要に応して使用される耐熱性顔
料などの体質材や賦形材とを細線状に押出成形
し、熱処理して得ることができ、粘土と窒化硼素
を少なくとも主成分としたものや、熱処理によつ
て材料の硼素化合物などを窒化物としたものなど
はそのよく知られた一例である。
また、インキについても経時的に安定なもの、
例えば、乾燥しないものが好ましいだけでボール
ペン用インキ、スタンプ用インキなど種々使用で
きる。
例えば、乾燥しないものが好ましいだけでボール
ペン用インキ、スタンプ用インキなど種々使用で
きる。
白色もしくは無色あるいは着色材の一部となる
固形の無機金属化合物(以下、単に金属化合物と
いう)とは筆記したときの発色を損わない金属化
合物で、例えば、黄色のインキと青色の金属化合
物で緑色がかつた発色にすることなどもできる
が、発色はインキによつてのみなした方が好まし
く、この観点では前述多孔質焼結体もこの金属化
合物も視覚上白色となるものがよい。
固形の無機金属化合物(以下、単に金属化合物と
いう)とは筆記したときの発色を損わない金属化
合物で、例えば、黄色のインキと青色の金属化合
物で緑色がかつた発色にすることなどもできる
が、発色はインキによつてのみなした方が好まし
く、この観点では前述多孔質焼結体もこの金属化
合物も視覚上白色となるものがよい。
金属化合物は熱処理によつて生成されるもので
ある。即ち、1度もしくは複数回繰り返して行わ
れる金属含有液の含浸、並びに熱処理において、
熱処理雰囲気によつて酸化、窒化、炭酸化などさ
れたり、加熱そのものによつて還元、脱水反応な
どされたりして生成される。
ある。即ち、1度もしくは複数回繰り返して行わ
れる金属含有液の含浸、並びに熱処理において、
熱処理雰囲気によつて酸化、窒化、炭酸化などさ
れたり、加熱そのものによつて還元、脱水反応な
どされたりして生成される。
金属化合物を生成するもととなる金属含有液と
しては、例えば、珪素、アルミニウム、亜鉛、マ
グネシウム、チタン、カルシウム、硼素など各種
金属の1種もしくは2種以上適宜形態で含む液で
あるが、多孔質焼結体の焼結組成に同一もしくは
近似する金属化合物を生成するものが好ましく、
例えば粘土を結合材として使用して得た多孔質焼
結体に対しては、熱処理後、二酸化珪素を生成す
る珪素を含むものが好ましい。
しては、例えば、珪素、アルミニウム、亜鉛、マ
グネシウム、チタン、カルシウム、硼素など各種
金属の1種もしくは2種以上適宜形態で含む液で
あるが、多孔質焼結体の焼結組成に同一もしくは
近似する金属化合物を生成するものが好ましく、
例えば粘土を結合材として使用して得た多孔質焼
結体に対しては、熱処理後、二酸化珪素を生成す
る珪素を含むものが好ましい。
また、金属化合物を生成するための熱処理は、
多孔質焼結体そのものに悪影響を及ぼさない(例
えば、多孔質焼結体に窒化硼素が使用されている
場合、あまり高温で熱処理すると、窒化硼素が構
造破壊をおこすことがある)範囲でなるべく高温
まで処理するのが一般に良い結果を得ることがで
き、更に、処理の最初の方の段階では、液媒の急
激な除去に伴う多孔質焼結体の気孔からの含浸漏
れを生じないよう、昇温速度を小さくしたり、一
定時間低温維持したりするのが好ましい。
多孔質焼結体そのものに悪影響を及ぼさない(例
えば、多孔質焼結体に窒化硼素が使用されている
場合、あまり高温で熱処理すると、窒化硼素が構
造破壊をおこすことがある)範囲でなるべく高温
まで処理するのが一般に良い結果を得ることがで
き、更に、処理の最初の方の段階では、液媒の急
激な除去に伴う多孔質焼結体の気孔からの含浸漏
れを生じないよう、昇温速度を小さくしたり、一
定時間低温維持したりするのが好ましい。
以下、実施例により説明する。
実施例 1
(A) 多孔質焼結体の準備
ベントナイト30重量部、窒化硼素40重量部、
ポリメタクリル酸メチル(賦形材)10重量部、
ジオクチルフタレート(可塑剤)10重量部、メ
チルエチルケトン(溶剤)100重量部を十分混
練し、調整した粘度で細線状に押出成形後、
950℃までの焼結処理をして0.5mm径の多孔質焼
結体を得た。
ポリメタクリル酸メチル(賦形材)10重量部、
ジオクチルフタレート(可塑剤)10重量部、メ
チルエチルケトン(溶剤)100重量部を十分混
練し、調整した粘度で細線状に押出成形後、
950℃までの焼結処理をして0.5mm径の多孔質焼
結体を得た。
(B) 金属含有液の含浸と熱処理
(A)で準備した多孔質焼結体に、混合エチルポ
リ珪酸塩の30%エタノール溶液を15Torrの減
圧下で30分間含浸した後、酸化雰囲気中で50℃
5時間維持後、750℃まで8時間かけて定速昇
温熱処理し、多孔質焼結体の気孔中に二酸化珪
素を生成せしめた。
リ珪酸塩の30%エタノール溶液を15Torrの減
圧下で30分間含浸した後、酸化雰囲気中で50℃
5時間維持後、750℃まで8時間かけて定速昇
温熱処理し、多孔質焼結体の気孔中に二酸化珪
素を生成せしめた。
実施例 2
実施例1の(A)で準備した多孔質焼結体に、酢酸
亜鉛の30%水溶液を実施例1同様に含浸した後、
酸化雰囲気中で70℃5時間維持後、800℃まで7
時間かけて定速昇温熱処理し、多孔質焼結体の気
孔中に酸化亜鉛を生成せしめた。
亜鉛の30%水溶液を実施例1同様に含浸した後、
酸化雰囲気中で70℃5時間維持後、800℃まで7
時間かけて定速昇温熱処理し、多孔質焼結体の気
孔中に酸化亜鉛を生成せしめた。
実施例1、2で得たものと、比較のために実施
例1の(A)で得た多孔質焼結体そのものとに、それ
ぞれボールペン用の赤色インキを含浸して特性試
験した結果、筆跡の発色性、並びに、書き味に関
しては官能によつていずれも差を見出せず、また
折損強度に関しては、JIS S6019に準じて測定し
た結果、前述の順に、それぞれ、16700g/mm2、
15300g/mm2、14000g/mm2という値を得た。
例1の(A)で得た多孔質焼結体そのものとに、それ
ぞれボールペン用の赤色インキを含浸して特性試
験した結果、筆跡の発色性、並びに、書き味に関
しては官能によつていずれも差を見出せず、また
折損強度に関しては、JIS S6019に準じて測定し
た結果、前述の順に、それぞれ、16700g/mm2、
15300g/mm2、14000g/mm2という値を得た。
以上述べたように、本発明によると他の特性を
実質的に損うことなく、折損強度の優れた色鉛筆
芯を得ることができる。
実質的に損うことなく、折損強度の優れた色鉛筆
芯を得ることができる。
Claims (1)
- 1 多孔質焼結体にインキ含浸して色鉛筆芯を製
造する方法において、前記多孔質焼結体の気孔中
に、熱処理により白色もしくは無色あるいは着色
材の一部となる固形の無機金属化合物を生成する
金属含有液を含浸せしめ、熱処理して白色もしく
は無色あるいは着色材の一部となる固形の無機金
属化合物を生成し、その後、インキ含浸すること
を特徴とする色鉛筆芯の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20880382A JPS5998176A (ja) | 1982-11-29 | 1982-11-29 | 色鉛筆芯の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20880382A JPS5998176A (ja) | 1982-11-29 | 1982-11-29 | 色鉛筆芯の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5998176A JPS5998176A (ja) | 1984-06-06 |
| JPH0352506B2 true JPH0352506B2 (ja) | 1991-08-12 |
Family
ID=16562374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20880382A Granted JPS5998176A (ja) | 1982-11-29 | 1982-11-29 | 色鉛筆芯の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5998176A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6123667A (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-01 | Pilot Precision Co Ltd | 色鉛芯およびその製造法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3854439A (en) * | 1973-06-21 | 1974-12-17 | Indian Head Inc | Bottle spraying apparatus |
| JPS5064029A (ja) * | 1973-10-05 | 1975-05-30 | ||
| JPS586758B2 (ja) * | 1978-08-22 | 1983-02-05 | 株式会社サクラクレパス | 鉛筆芯の製造法 |
-
1982
- 1982-11-29 JP JP20880382A patent/JPS5998176A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5998176A (ja) | 1984-06-06 |
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