JPH0352822Y2 - - Google Patents

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JPH0352822Y2
JPH0352822Y2 JP1987082387U JP8238787U JPH0352822Y2 JP H0352822 Y2 JPH0352822 Y2 JP H0352822Y2 JP 1987082387 U JP1987082387 U JP 1987082387U JP 8238787 U JP8238787 U JP 8238787U JP H0352822 Y2 JPH0352822 Y2 JP H0352822Y2
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retaining wall
corner
auxiliary
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corner retaining
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、切取り面や盛土面の崩壊を防止する
ための擁壁、特に、コーナー部に設置するコーナ
ー部擁壁の土圧による滑動を防止する構造に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、この種擁壁として、第4図及び第5図に
示すようなものがある。すなわち、敷設する地面
に栗石等の基礎材A、捨てコンクリートB及び敷
モルタルCを順次積層し、その上にコーナー部擁
壁Dを設置すると共に、該コーナー部擁壁Dの左
右に標準型の直線部擁壁Eに連接した後、各擁壁
D,Eの直立版F,Gの正面側に根入れ深さの土
Hを盛り、直立版F,Gの背面側には、該直立版
F,Gの上端まで背面土Iを盛る構造のものであ
る。
しかし、このコーナー部擁壁Dは、図示するよ
うに、隣接する直立版Fが夫々水平土圧P1を受
けるため、その合力Pは直線部擁壁Eに対する土
圧P1より大きくなり、しかもコーナー部擁壁D
の底版Jの長さが直線部擁壁Eの底版Kの長さと
同じ長さでは滑動を起こす虞があつた。
そこで、コーナー部擁壁Dが直線部擁壁Eと同
等に土圧に抵抗するには、コーナー部擁壁Dに、
その滑動抵抗力を高める手段を施す必要がある。
このような手段を施したものとして、第6図に
示す如き特開昭62−10335号公報の発明がある。
これは、コーナー部擁壁Aの底版Bに、メツシ
ユ板Cを土圧合力方向と反対側に連結して滑動抵
抗を大きくする方法である。
メツシユ板Cとしては、エキスバンド、パンチ
ングメタル等の金属板、プラスチツク、化学繊維
製ネツト等のメツシユ状のものを使用し、底版B
へは相互のピンDをワイヤE等で結びつけて連結
する。そこで、メツシユ板Cは土との噛み合いを
強めると共に、底版Bに連結されているので、メ
ツシユ板Cに働く摩擦力により、一層コーナー部
擁壁Aの滑動抵抗が高められる。
その他の従来例としては、第7図に示す如き実
開昭61−130653号公報の考案がある。即ち、コー
ナー部擁壁Aの隣接する直線部擁壁Bの底版Cと
水平に係合するプレキヤスト製の補助版Dを、コ
ーナー部擁壁Aの底版Eに連結したものである。
また、第8図に示すように、コーナー部擁壁A
の底版Bの土圧合力方向と反対側に開放された開
放面に、プレキヤスト製の補助版Cを水平に当接
して、底版Bと一体的に連結したものである(実
開昭61−135950号公報)。
更に、第9図に示すように、コーナー部擁壁A
の前壁Bの端部Cを結ぶ長さを有する補助版D
を、コーナー部擁壁Aの底版Eにおいて、土圧方
向に対して鉛直に設置し、底版E及び前壁Bの端
部Cに一体的に取り付けたものである(実開昭61
−169155号公報)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記第6図に示すものは、コーナー部
擁壁Aの底版Bに連結する部材であるメツシユ板
Cは変形し易いので、滑動には抵抗し得てもコー
ナー部擁壁Aの滑動変形量は大きくなるという欠
点があり、第7図及び第8図に示すものは、プレ
キヤスト製の補助版を、予め打設されて硬化して
いる敷モルタルから浮き上がらないように取付け
ることは施工上困難であり、多少でも浮き上がる
と滑動抵抗力が小さくなるといつた問題点があ
る。
また、第9図に示すものは、構造が複雑である
とゝもに、重量が大となり運搬の点及び価格の点
で問題がある。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は、上記のような欠点を解決するため
に、成されたもので、コーナー部擁壁と、このコ
ーナー部擁壁に連結した補助擁壁との両底版部の
小口から突出する鉄筋に溶接又は結束等により鉄
筋を連結して組立て、該組立て鉄筋に現場打ちで
コンクリートを打設して上記両擁壁の底版と一体
の補助底版を形成することにより、摩擦抵抗を大
きくして確実に地滑りを防止するようにしたコー
ナー部擁壁構造を提供するものである。
〔実施例〕
以下、本考案を第1図乃至第3図に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。なお、第1図は本考
案に係るコーナー部擁壁構造の斜視図で、第2図
は同擁壁の要部の横断断面図、第3図は同擁壁の
縦断面図を示す。
上記図面において、1はコーナー部擁壁で、こ
のコーナー部擁壁1は直立版2,3と、両直立版
2,3に共通の底版4とから構成されており、該
底版4の頂角部は、直立版2,3,と平行にL型
形状に切除され、これによつて形成された小口5
からは内部に埋設された鉄筋6が突出している。
7は上記コーナー部擁壁1の左右に連結される
補助擁壁で、直立版8と底版9とから構成されて
おり、その底版9の長さは、コーナー部擁壁1の
底版4の長さと同一に設定されている。
また、上記コーナー部擁壁1の底版4におい
て、その左右の連結部には、ボルト12の挿入孔
13を有する金属製の連結板14が埋設され、該
連結版14には、コーナー部擁壁1に埋設された
鉄筋6の端部が溶着されている。更に、上記連結
板14の後部にはボルト12を出し入れするため
の空所凹部15が形成されている。
一方、補助擁壁7の底版部9の小口10からも
上記同様に、鉄筋11が突出している とゝも
に、連結部にも、ボルト12の挿入孔16を有す
る金属製の連結板17が埋設され、該連結版17
には補助擁壁7に埋設された鉄筋11の端部が溶
着されている。又、連結板17の後部には、ボル
ト12を出し入れするための空所凹部18が形成
されている。尚、図示しないが、コーナー部擁壁
1と補助擁壁7の連結部には、何れか一方にボル
ト12が螺合するナツトを埋設するようにしても
よい。
19は標準型の直線部擁壁で、直立版20と底
版21とから構成されているが、この底版21の
長さは、上記コーナー部擁壁1の底版4の長さよ
り短く設定されている。
「実施例の作用」 そこで、先ず敷設する地面に、栗石等の基礎材
22、捨てコンクリート23、敷モルタル24等
を順次積層し、やゝ硬化したその上にコーナー部
擁壁1を設置するとゝもに、該コーナー部擁壁1
の左右の連接部に補助擁壁7を接合し、連結板1
4の挿入孔13に挿入したボルト12を補助擁壁
7の連結板17の挿入孔16に挿入し、ボルト1
2にナツト25を螺合してコーナー部擁擁壁1の
左右に補助擁壁7を連結固定する。また、補助擁
壁7の他方の連結部には標準型の直線部擁壁19
を連結する。尚、図示しないが、コーナー部擁壁
1、補助擁壁7及び直線部擁壁19の夫々の連結
手段は上記に限定されるものでなく、例えば夫々
の直立版及び底版に水平な貫通孔を明けておき、
コーナー部擁壁1、補助擁壁7又は及び直線部擁
壁19の合致した貫通孔内に鋼棒を挿通し、該鋼
棒をその両端又は一端から締付けることにより一
体的に連結するようにしてもよい。
次いで、コーナー部擁壁1の底版4及び補助擁
壁7の底版9の各小口5,10から突出する鉄筋
6,11に別部材である鉄筋を現場において溶接
又は結束等により連結して組み立て、該組み立て
鉄筋にコンクリート片26を打設して底版4,9
と一体化の補助底版27を形成する。なお、図示
において、補助底版27は、左右の補助擁壁7の
底版9の端部を結ぶ範囲内の三角形状に形成した
が、これに限定されることなく、長方形状等でも
よいこと勿論である。
上記の作業が終了した後、各擁壁1,7,19
の直立版2,3,8,20の正面側には、根入れ
深さに土28を盛り、該直立版2,3,8,20
の背面側には、直立版2,3,8,20の上端ま
で背面土29を盛るのである。
〔考案の効果〕
本考案は叙上のように、コーナー部擁壁1と、
このコーナー部擁壁1に連結した補助擁壁7の両
底版部4,9の小口5,10から突出する鉄筋
6,11に溶接又は結束等により鉄筋を連結して
組立て、該組立て鉄筋に現場打ちでコンクリート
26を打設して上記両擁壁の底版4,9と一体の
補助底版27を形成するようにしたものである。
従つて、コーナー部擁壁1に作用する土圧は、
補助擁壁7によつて分散され、減少せしめられる
とゝもに、コーナー部擁壁1、補助擁壁7及び補
助底版27に作用する摩擦力により、コーナー部
擁壁1の滑動抵抗が高められ、地滑りが確実に防
止される。特に、補助底版27はその下面におい
て敷モルタル24等と接着するため、滑動抵抗力
は一層増大するといつた相乗効果が得られる。
また、従来のコーナー部擁壁1の形状には変更
を加えないので、全体の重量に変化がなく、製造
時の作業性も低下しないとゝもに、運搬も容易に
行えるし、施工時に大型の重機を必要とせず、従
来の場合と同様の施工が行なえるといつた諸効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るコーナー部擁壁構造の斜
視図、第2図は同擁壁の要部を示す横断断面図、
第3図は同擁壁の縦断面図、第4図は従来のコー
ナー擁壁構造の斜視図、第5図は同擁壁の縦断面
図、第6図は他の従来例のコーナー部擁壁構造の
斜視図、第7図乃至第9図は更に他の従来例の異
なるコーナー部擁壁構造の斜視図である。 1……コーナー部擁壁、4,9……底版、5,
10……小口、6,11……鉄筋、7……補助擁
壁、19……直線部擁壁、26……コンクリー
ト、27……補助底版。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コーナー部擁壁と、このコーナー部擁壁に連結
    した補助擁壁の両底版部の小口から突出する鉄筋
    に溶接又は結束等により鉄筋を連結して組立て、
    該組立て鉄筋に現場打ちでコンクリートを打設し
    て上記両擁壁の底版と一体の補助底版を形成する
    ようにしたことを特徴とするコーナー部擁壁の滑
    動防止構造。
JP1987082387U 1987-05-29 1987-05-29 Expired JPH0352822Y2 (ja)

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JPS63190339U JPS63190339U (ja) 1988-12-07
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JPS61169155U (ja) * 1985-04-03 1986-10-20
JPS6210335A (ja) * 1985-07-05 1987-01-19 Haneda Concrete Kogyo Kk コ−ナ−部擁壁の滑動防止方法

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