JPH0352935A - 合成樹脂延伸フィルム - Google Patents

合成樹脂延伸フィルム

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JPH0352935A
JPH0352935A JP18604189A JP18604189A JPH0352935A JP H0352935 A JPH0352935 A JP H0352935A JP 18604189 A JP18604189 A JP 18604189A JP 18604189 A JP18604189 A JP 18604189A JP H0352935 A JPH0352935 A JP H0352935A
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JP
Japan
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film
resin
roughness
layer
inorganic particles
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JP18604189A
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Tatsuya Oe
達也 大江
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フィルムの表裏で表面粗さの異なる合成樹脂
延伸フィルムに関するものである。このようなフィルム
は、例えば、感熱孔版印刷用原紙、コンデンサー用誘電
体、磁気テーブ基材、写真用フィルム基材等に利用可能
である. 〔従来の技術〕 合成樹脂フィルム、中でも熱可塑性樹脂、例えばポリエ
ステル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ボリアミド系樹
脂等の各フィルム、特にポリエステル系樹脂の延伸フィ
ルムは、機械的性質、耐熱性、耐薬品性、あるいは寸法
安定性等が優れているため、感熱孔版印刷用、コンデン
サー用、包装用、磁気テープ用、写真用などのフィルム
として各分野で使用されている。これらの用途に用いら
れる場合のフィルムは、表面の滑り性や表面の耐摩耗性
が高度に要求されるため、その改良技術として無機質微
粒子を含有した樹脂を用いて成膜し、フィルム表面に微
小突起を付与する方法は広く知られている. 例えば、特開昭52−133356号公報、特開昭55
−54346号公報では平均粒子径0.01〜10μm
の無機質粒子を樹脂成分量100gに対して0.01〜
3重量%の割合で分散させてこれを威膜し、フィルム表
面が粗されたフィルムを得る製法が提案されている。し
かし、この製法では、細かい粒子の使用時は表面の粗さ
が不充分になるし、粗い粒子の使用時殊に、その添加量
が多い時は、その或膜性が低下して良質のフィルムにな
り難いし、更には得られたフィルムは、ピンホールが生
じて水蒸気透過性が高まったり、破壊電圧が低下したり
する欠陥が生じ易い.しかもこの種のフィルムの表面粗
さは表裏がほぼ同じ状態のものになる.上記の改良方法
として例えば特開昭60−255410号公報、特開昭
61−130043号公報に記載の方法がある.この方
法は無機質粒子を添加した樹脂の二層をその添加のない
樹脂の中心層に積層して三層構造で延伸し、その後表層
フィルムを剥離することを提案している。この方法に基
づけば、フィルムの延伸或膜性が高まってピンホールの
発生を防げる利点がある。しかしながら得られるフィル
ム表面粗さは、その表裏において差はない.他方、特開
昭58−38158号公報では、延伸或膜後のフィルム
の片面に水溶性高分子等を塗布し、その塗布面にミミズ
状突起を形戒する方法が提案されている.しかしこの方
法は、塗布物の乾燥固定が難かしく安定した突起物の形
戒が難かしい欠点がある. 本発明は、製造方法の基本としては上記特開昭60−2
55410号公報、特開昭61−130043号公報に
記載の三層構造のフィルムにしてこれを剥離する方法に
基くものであるが、主に押出流動時の相隣れる樹脂相互
の粘度差を特定範囲に止める等の工夫を加えることでよ
うやく完威したもので、フィルムの一つの表面粗さが他
の面の表面粗さよりも常に大きい、新規なフィルムの完
成に戒功したものである. 〔発明が解決しようとする課題〕 従来のフィルムでは一つの面の粗さが満たされると他の
面も同様の粗さになっているので、例えばこのフィルム
を巻回した状態で使用する磁気テープに用いる場合、テ
ープの巻き送り、巻き戻したりして使うに充分な滑り性
を持つフィル,ムの粗面状態は、他方の磁性層を塗布す
るフィルムの面側では粗面突起が磁性層にはみ出して存
在する形となり、磁気信号の欠落を生むという問題点が
ある. また、例えばこのフィルムを感熱孔版原紙用フィルムに
用いるときは、スティック現象を助長させないためにサ
ーマルヘッドがフィルムに大きな抵抗を与えないで移動
することが要求される.この要求を満たす場合の他の面
は、その粗さが障害となって多孔性支持体との接合を悪
化させるという問題点がある。
更に、一般に塗布層や蒸着層を厚くしたい必要性からフ
ィルム面に高度な粗面性が要求される場合、両面に粒子
が同様に分布するものと、片面側に分布する場合とでは
、両面分布の方が粒子の多量の添加あるいは大きな粒径
の使用を必要とする.この粒子の多量の添加や大粒径の
使用は、フィルムの透明性の低下あるいは、ピンホール
の発生の原因となる問題点がある. 〔課題を解決するための手段〕 平均粒子径0.1〜8μmの無機質粒子が樹脂成分量1
00gに対して0.01〜3重量%の割合で分散されて
いる合威樹脂延伸フィルムであって、上記無機質粒子で
形成されたフィルム粗面の状態が下記の関係式を満たす
ものであることを特徴とする合威樹脂延伸フィルムであ
る. Rat >1.5 Ratで、且つRz, >1.2 
Rzz〔但し、Ra.は、該フィルムの一つの面の中心
線平均粗さ、Ragは、該フィルムの他の面の中心線平
均粗さ、Rz+ は、該フィルムの一つの面の十点平均
粗さ、Rz.は、該フィルムの他の面の十点平均粗さを
示す.〕 本発明の内容を記述するに当り、説明の都合上本発明の
フィルムの製造方法から説明する。
本発明のフィルムの製造において、熱可塑性合成樹脂に
、その平均粒子径が0.1〜8μmの無機質粒子を樹脂
戒分量100gに対して、0.01〜3重量%の割合で
分散させることは例えば特開昭52−133356号公
報、特開昭55〜54346号公報等に記載の方法と同
じ技術思想のものである。また粒子径の選定については
、目標厚みの0.5〜2.5倍の範囲粒径から選ばれる
ことは、特開昭63−286396号公報に記載されて
いる。但し本発明では、平均粒子径が0. 1〜8μm
の範囲のものから、フィルム厚みの0. 1〜2.5倍
の粒子径に当るものを選んで用いることが望ましい。
このように無機質粒子と分散させた合成樹脂は押出機内
で溶融され押出される.この際2台の押出機を用意し、
一つの押出機では当該分散樹脂を、るようにし、この両
者を一つのサーキュラーグイ内に供給して合流させ、中
芯層の両側に当該分散樹脂層の二層が付着したところの
三層樹脂構戒の筒状共押出を行ない、これを一旦冷却し
、その後延伸温度に加熱して延伸し、三層構造の延伸フ
ィルムを完戒させる.しかる後、その三層構造フィルム
の表面二層を中芯層から剥離させ、その表面の二層を利
用するものである。従って、この押出し成膜の基本思想
は、例えば、特開昭60−255410号公報、特開昭
61−130043号の実施例に記載のものと軌を一に
する。しかしながら、製造方法上での従来方法と本発明
でのものとの相違点は、■ 中芯層に用いる樹脂はビカ
ット軟化点(ASTM01525による)が100℃以
下で且つ表面層の樹脂のビカット軟化点より低い値のビ
カット軟化点を有する樹脂を用いること。
■ 押出ダイリップ近傍の温度および剪断速度と同じ条
件下で測定した中芯層樹脂(B)と表面層樹脂(M)と
の溶融粘度VI(B) , Vl(M)  C単位:範
囲となるような樹脂を選ぶこと。
■ 中芯層の厚みが1つの表面層の厚みの5〜10倍の
範囲であること. ■ 押出ダイ内において三層樹脂が積層されてから押出
されるまでの流路での滞留時間が15〜40秒の範囲と
なるような流路をもつ押出ダイを使用すること. の少なくとも3項目を備えた条件を選ぶことである。そ
うすることによって該三層フィルムを剥離させたとき表
面層の中芯層に接していた側の面が、大気に接していた
側の表面に対して粗さが高まったフィルムが形成される
ことになるのである.この表面粗さが片寄る現象機構は
、今だ完全には究明されていないが、本発明者等は、積
層樹脂がグイ内で巾広く押し拡げられ、且つリップ部か
ら押出される際の樹脂の流動時に、積II或分樹脂相互
に生じる剪断速度差が関係して表面層に分散されている
粒子の分散分布の中芯層側に片寄ることになり、この粒
子分布の片寄りが延伸工程で更に助長されて、中芯層側
に突起する現象であろうと推定している. いずれにしろ、こうした片寄りの現象は本発明者等によ
って初めて究明された驚くべき現象で、かかる現象を活
用することによって本発明のフィルムが初めて完成され
ることになったのである.しかしながら、本発明のフィ
ルムは上記した製造方法の規定を持つものではない.何
故ならば、上述の表面粗さが異なる現象機構が、分散さ
れた無機質粒子の分布の片寄りに基づくものであること
が本発明により開示された以上は、同じ粒子分布を片寄
せられるための他の方法は当業者であれば容易に想到す
ることが可能であるからである.次に、このようにして
得られた本発明の新規なフィルムについて説明する. 上述した製法で得た本発明のフィルムは、その製法の記
載説明から明らかなように、平均粒子径0.1〜8μ一
の無機質粒子が樹脂威分11 1 0 0 gに対して
0.01〜3重量%の割合で分散されている合成樹脂延
伸フィルムから威る. 第1図は、本発明のフィルムの構造を概念的に示した厚
みの方向の断面を拡大して示した模式図である. 図中X.χ1・・・・・κ,はフィルム(サンプル)の
定められた長さ(L)に存在している一つの表面側の突
起部の一番高い突起から順に五番目まで高い突起の項を
示し、Yl+ Yz’・・・・・Y,は上記と同様に一
つの表面側の一番目に深い谷底から1@に5番目まで深
い底の存在を意味している. X7, X;,・・・・・・X;およびYrr y;,
・・・・・・Y;は一つの表面側と同様にして選ばれた
ところの、他の表面側の突起の項と谷底とを示している
.従ってこれらよりも低い突起部や浅い谷底部のものも
存在しているが図中ではこれらの記載は省略している.
本発明のフィルムの最大の特徴は、第1図からも分るよ
うに無機質粒子が形成されているところのフィルム粗面
の状態がそのフイルム表裏面で大きく差があることであ
る.本発明ではその状態を関係式 Ral >1.5 Ragで、且つRzl >1.2 
Rzzであると規定することで示している。第1図でこ
のところを説明すると、この場合の一つの面のRa+、
及び他の面のRatは通常「中心線平均粗さ」と表現さ
れるもので本発明のフイルムを示す第1図において説明
すると次の様にして求められる値である. 第1図において先ず、平行線Y及びY′は一つの面及び
他の面の一定長さ(L)における突起の面積と谷部の面
積とが同じ値になる位置に描かれる線である.そしてこ
の平均線、¥,”Y’の各々から偏たる各々の山谷を各
々の当該平均線の片側、突起の方向に並べ、その面積を
平均化して示した値が各々線P1線P′で示されるもの
で、Ra,及びRa.はその−ד,とPとの偏り及び
Y′とP′との偏りとして示される値である. 換言すればこの偏り(Ra)は、突起の方向をY軸、フ
ィルム長(L)の方向をX軸としたとき、値に相当する
. また、RZI は第1図ではx4とYSt XsとY4
, XIとY3. XtとY2およびX,とY1とで表
現されているところの突起の頂と谷底との組合せで示さ
れる山谷の寸法の平均値に当る十点平均粗さ(高さ)で
あり、Rz.は上記と同様にして求められるところの他
の面の十点平均粗さ(高さ)である. 従って、本発明で言うRa+ > 1. 5 Ratの
意味は、上述の通りに求められた一つの面の中心線平均
粗さ(高さ)が他の面の中心線平均粗さ(高さ)より少
なくとも1.5倍は大きいものであることを意味してい
る.この1.5倍以上の慮義は、表裏で異なる物性が要
求される用途に適用する上の充分条件であり、且つ粗さ
が表裏で若干差があるとレ)う程度の公知のものは包含
させない為の配慮である.また、上限としては7倍まで
とりうることか本発明者らの実験により確認されている
.これと同様に本発明で言うRzl > 1. 2 R
zgの意味は、山谷の寸法に当る十点平均粗さ(高さ)
においても、一つの面の値が他の面の値より少なくとも
1.2倍粗い(高い)ものであることの意味で、この1
.2倍以上の意義は表裏で異なる物性が要求される用途
に適用する上の充分条件であり、且つ粗さが表裏で若干
差があるという程度の公知のものは包含させない為の配
慮であり、上限として6倍までとりうることか確認され
ている。本発明ではこのRaとRzの双方の値でフィル
ムの表裏面の粗さの違いを明確に表現しようとしたもの
である.尚、このものの測定方法はJIS−8−060
1に準じている.そして、この測定方法で求められた本
発明のフィルムの値としては、Rag(該フィルムの一
つの面の中心線平均粗さ)の値は0.01〜3μcm 
, Rat (該フィルムの他の面の中心線平均粗さ)
の値は0.007〜2μ一のRZI  (該フィルムの
一つの面の十点平均粗さ)の値は0.02〜3 0 a
rm 、Rzz  (該フィルムの他の面の十点平均粗
さ)の値は0.015〜20μ一のものであることが確
認されている.本発明でいう合成樹脂とは、熱可塑性樹
脂であり、具体的には、ポリエステル系樹脂、ポリオレ
フィン系樹脂、ポリイ亀ド系樹脂などをいう。とりわけ
ポリエステル系樹脂であることが望ましく、高度な滑り
性を得たい観点からはポリエチレンテレフタレートを主
体としているポリエステル系樹脂であることか更に望ま
しい。
本発明における無機質粒子は、特に限定はされない.具
体的には例えば、酸化チタン、炭酸カルシウム、タルク
、シリカ、アルミナ等が例示できる.これらは2種以上
混合して用いることもでき、2種以上を混合して用いる
場合の平均粒子径はその中で最大の平均粒子径を示す無
機質粒子の平均粒子径をいう。また添加量については0
601〜3Ii量%であり、0.01重量%以下なら両
表面が平滑となってしまうため好ましくない.また、3
重量%以上では、両表面とも粗面となり差がなくなるの
で好ましくない。表裏面の特性の差を大きくするという
観点から考えると、0.05〜1重量%の範囲であるこ
とがより好ましい。
〔発明の作用〕
本発明のフィルムは、無機質粒子が片側に片寄って分布
するため、従来の方法に比較して幾分小さ目の0.1〜
8μmの範囲の粒子径のものを、従来より幾分少量の0
.01〜3重量%(対樹脂或分100g当り)の添加量
で、充分な表面粗さを形成することができる.この利点
は、積層状態のまま延伸するという効果とあいまって得
られるフィルムのビンホールの発生を防ぎ、透明性を悪
化させないことになる。
また、本発明のフィルムは一つの面と他の面とで異なる
粗面性を有しているので、他の物質との接合性や他の物
質との間の滑り性等が異なるという作用を示す。
さらに、本発明のフィルムは、例えばこれを磁気テープ
用に応用する時は、粗さの小さい方の面に磁性層を塗布
するようにすると、粗さの大きい方の面の滑り性の良さ
が磁性層面の滑りの悪さを補う形となり、フィルムを巻
き回状態にして巻取ったり巻戻したりして使用する時に
生じるフィルムのきしみや、磁性層への傷付きを防ぐこ
とができ、且つ無機質粒子の突起が大きいことで生じる
磁気信号の欠落を防ぐことになり、有用性が高い。
更にまた、本発明のフィルムを例えば、感熱孔版印刷原
紙用フィルムに応用するときは、比較的平坦な他の面に
多孔賞支持体を接合させ、突起の大きさで滑り性が向上
した一つの面をサーマルヘッドに接するように使用する
と、サーマルヘッドと原紙との間で生じるスティック現
象の助長作用を防止し、それでいて支持体の接合性は妨
げられないという有用性を有する. 〔実施例〕 以下、実施例にて本発明を説明するが、これに限定され
るものではない。
なお、本発明の特性値の測定方法並びに効果の評価方法
は次の通りである。
(1)  平均粒子径 遠心沈降式粒度分布測定機(島津製作所製)により測定
された等価球径分布における積算50%点の値とした。
(2)中心線平均粗さ(Ra)及び十点平均粗さ(Rz
)JIS−B−0601に従い接触式表面粗さ計(東京
精密サーフココム550A)を用いて規定した.カット
オフは0.08am,測定長は0.5園とした.(3)
溶融粘度 毛管流動性試験機(東洋精機製キャピログラフ)を用い
て各温度、各剪断速度における溶融粘度値(VI)を求
めた.キャビラリーは、直径lam、長さ10閣(型式
E型)を使用した.実施例l 表面層(M層)として酸或分がテレフタル酸を主体とし
、アルコール或分として1,4シクロヘキサンージメタ
ノール30モル%、エチレングリコール70モル%等を
主体とした各単量体よりなる実質的に非品質な共重合ポ
リエステル〔ビカット軟化点82℃,T181℃,極限
粘度0.75 (イーストマン・コダック社のKOロ^
R @ PP.TG6763) )で、無機粒子として
平均粒子径4μ一のシリカ粒子を上記樹脂中に0.2重
量%添加した組或物を用意し、次に中芯層(B層)とし
てエチレンー酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル基含量1
4重蚤%、ビカット軟化点81”C、mp95℃)70
重量%、エチレンーα・オレフィン共重合エラストマー
(非晶質、ビカット軟化点40℃以下)15重量%及び
結晶性ボリブロビレン(ビカット軟化点138゜C,m
p143℃、エチレンを4重董%ランダム共重合したも
の)15重量%の混合樹脂(この混合樹脂のビカット軟
化点は72℃)を用意した.この2種類の樹脂を別々の
押出機で溶融し、環状多層(3層)グイよりCM/B/
M)の3lIl構戒で厚みがそれぞれ上記の順に表わす
と〔50/300/50)(μm)となるように押出し
、冷媒により急冷固化せしめチューブ状原反とした.ま
た、ダイリップ近傍でのM層およびB層樹脂内での三層
樹脂が積層されてから押出されるまでの流路での滞留時
間は37秒であった.このチューブ状原反を2対の差動
ニップロール間に通し、加熱ゾーンで90’C−110
゜C1冷却部分での温度20゜Cに調整しエアーリング
及びフードでもってそれぞれ最適な延伸状態に温調しチ
ューブ内部に所定の加圧エアーを封入し、ヨコ約5倍、
タテ約5倍に同時2軸延伸した。得られたフィルムは均
一なフィルムであり、このものの両端をスリットし、ロ
ール状に巻きとった。
次に、このロールから目的の表層を剥離し、中芯層を除
去することで、厚さ2μmのフィルム2枚を得た. このフィルムの表裏について本文記載の方法での各々に
ついてRaおよびRzを測定し、その結果を第1表に示
した.次にこの得られたフィルムの平滑な面の方に多孔
性支持体を接着することで感熱孔版原紙とし、サーマル
ヘッドで穿孔させたところ、サーマルヘッドの移動はス
ムーズであり、スティックの発生もおこらず、良好な穿
孔物が得られた。また、フィルムと多孔性支持体の接着
強度は23(g/25鵬)であった。
実施例2 実施例1におけるシリカに代えて、平均粒子径1.2μ
一の炭酸カルシウム0. 2重量%を用いる以外は、実
施例1と同じ方法で得たフィルムの特性は両表面の中心
線平均粗さRa.が0.10 (μm)、Ratが0.
06(,czm)でRat/Rat=1.67となり関
係式(Ra+ > 1. 5 Rat)を満足するもノ
テアリ、マタ、両表面の十点平均粗さはRz,が1.7
6 (μni)、RZ2が1.28 (μm)、Rz+
/Rzz=1.37となり関係式(Rz+>1.2Rz
z)を満足するものであった。
いずれの実施例においても本発明の条件を満たすことに
より表裏異なる要求を満足する高品質のフィルムが得ら
れている。
比較例1 実施例1における中心層を取りやめ、表面層単層で延伸
を試みたが8μm以下の厚みでは破れて延伸が出来なか
った.・8μmでは非常にパンクしやすく、2〜3m程
度の長さの不均一なフィルムしか得られなかった。評価
可能な部分におけるフィルム特性は、中心線平均粗さR
a. , Ratがそれぞれ、0.20(μm)、0.
18(μffl)、十点平均粗さRZI%RZ.がそれ
ぞれ2.66 (μm)、2.57(μI1)、Ra.
/Ra.=1.11、Rz+/Rz. =1.04とな
り関係式を満たさず、表裏の特性に差はなかった。
このフィルムを実施例1と同じ方法で感熱孔版原紙とし
、サーマルヘッドで穿孔させたところ、サーマルヘッド
の滑りが悪く、原紙を破損させた.またフィルムと多孔
性支持体の接着強度は18(g/25聰)に低下した. 比較例2 表面71!(M層)としてポリエチレンテレフタレート
(極限粘度0.62dll/ g , mp 259゜
C)にカルナウバロウをフィルム中の含有量が0.5重
量%になるように含有し、無機質粒子として乾式シリカ
0.5%重量%を含有したものを用意し、次に中芯層と
して、プロピレンーエチレン共重合体(極限粘度1.6
5di/ g , mp 120″C、エチレンを6重
量%ランダム共重合したもの)を用意した。
この2種類の樹脂を別々の押出機で2 8 0 ’Cで
溶融押出し、各々の熔融体をT型口金の中で合流せしめ
て(M/B/M)の3層構威で厚みがそれぞれ上記の順
に表わすと(8/2 3 0/8 ) (μm)となる
ように押出し、これを25゜Cの冷却ドラムに巻きつけ
て、冷却固化せしめ、3層積層シートとした。
このシートを90℃に加熱した後、長平方向に3.4倍
延伸し、ただちに30゜Cまで冷却した。次いで、再度
100℃に加熱して、幅方向に4.6倍延伸し、そのま
ま緊張状態を保ちながら、200℃の温度で6秒間熱処
理し、徐冷して、室温まで冷却し、巻きとった。得られ
たフィルムは、両側の表面層の厚さが各々0.5μm、
中芯層の厚さが15μmの積層フィルムであった。表面
層を剥離すると剥離性は良好であった。
このフィルムの両表面の中心線平均粗さRa+、Rat
はそれぞれ0.050(μn+)、0.035(μ*)
、十点平均粗さRz, 、Rz.はそれぞれ0.22 
(μIm)、0.21(μm)、Rat/Ra. =1
.43、Rz./Rzt =1.05であり、双方の関
係式(Ral>1.5Raz、RZI >1.2 Rz
z)とも満足せず表裏の特性に大きな差はなかった(こ
の比較例は特開昭61−130043号公報記載の実施
例を再現したものにあたる)。
比較例3 比較例2における表面層(M層)樹脂に平均粒径0.0
3μ糟の合或シリカ微粒子o.tm量%およびモンクン
酸ナトリウム0.1重量%を含有させたもの、中芯Fi
l (Blil)としてプロピレンーエチレンランダム
共重合体(mp 1 2 5℃、エチレン含有量5.5
重量%)にポリオキシエチレン変性シリコンオイル(変
性率80%、25℃での粘度1800センチストークス
)0.15重量%を含有させたものを用意した。
この2種類の原料3層シートで厚み( 5 /150/
5〕 (μm)であり、延伸倍率が長手方向が3.1倍
、幅方向が3.2倍であること以外は比較例2と同じ方
法で積層フィルムを得た.得られた積層フィルムの表面
層厚みは、各々0.5μm、中心線平均粗さRa, 、
Ratはそれぞれ0.020(μI1)、0.015(
 u m)、十点平均粗さRz. , RZ!はそれぞ
れ0.11 (μm)、0.10 (μm)、Rat/
Rag =1.33、Rzl/Rzz=1.1であった
. 本比較例も比較例2と同様に表裏で大きく異なる物性を
持ったフィルムは得られず、表裏で異なる特性が要求さ
れた場合の適応性は悪い。(この比較例は特開昭60−
255410号公報記載の実施例を再現したものにあた
る.) 以下余白 〔発明の効果〕 本発明のフィルムは、例えば磁気テープ用、写真フィル
ム用、コンデンサー用、感熱孔版印刷原紙用などのフィ
ルムに使用する場合、一つの面で平滑性、他の面で滑り
性という異なる要求の程度に見合った特性を付与するこ
とができるものである.また、無機質粒子がフィルムの
両面に分布するものに比べ無機質粒子の添加量、粒径を
押えるとかできるため、フィルムの透明性低下やピンホ
ールの発生を防ぐことが可能である. また、本発明のフィルムは、業界で渇望されながら、そ
の存在を見なかったものであるので本発明は産業界に有
益な優れた発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明フィルムの構造を厚み方向に切断した断
面を拡大して示した模式図である.図中、Xl+ X2
+ ・・・・・・X,はフィルムの長さしに存在する一
つの面側の突起部の頂、YI+YZ+ ・・・・・・Y
,はフィルムの長さLに存在するーっの面側の谷底部の
底、X;, X2+ ・・・・・・X;はフィルムの長
さLに存在する他の面例の突起部の頂、m YF+ ・
・・・・・Y;はフィルムの長さしに存在する他の面倒
の谷底部の底を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、平均粒子径0.1〜8μmの無機質粒子が樹脂成分
    量100gに対して0.01〜3重量%の割合で分散さ
    れている合成樹脂延伸フィルムであって、上記無機質粒
    子で形成されたフィルム粗面の状態が下記の関係式を満
    たすものであることを特徴とする合成樹脂延伸フィルム
    。 Ra_1>1.5Ra_2で、且つRz_1>1.2R
    z_2〔但し、Ra_1は、該フィルムの一つの面の中
    心線平均粗さ、Ra_2は、該フィルムの他の面の中心
    線平均粗さ、Rz_1は、該フィルムの一つの面の十点
    平均粗さ、Rz_2は、該フィルムの他の面の十点平均
    粗さを示す。〕
JP18604189A 1989-07-20 1989-07-20 合成樹脂延伸フィルム Pending JPH0352935A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7544408B2 (en) * 2006-02-14 2009-06-09 Toray Plastics (America), Inc. Biaxially oriented polyester film for molding process
JP2014220187A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 帝人デュポンフィルム株式会社 蓄電素子電極用二軸延伸ポリエステルフィルム
JP2015040288A (ja) * 2013-08-23 2015-03-02 帝人株式会社 高絶縁性フィルム

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JP2014220187A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 帝人デュポンフィルム株式会社 蓄電素子電極用二軸延伸ポリエステルフィルム
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