JPH0353044Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0353044Y2 JPH0353044Y2 JP1987191595U JP19159587U JPH0353044Y2 JP H0353044 Y2 JPH0353044 Y2 JP H0353044Y2 JP 1987191595 U JP1987191595 U JP 1987191595U JP 19159587 U JP19159587 U JP 19159587U JP H0353044 Y2 JPH0353044 Y2 JP H0353044Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- packing
- synthetic resin
- screw
- self
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、自己ドリルねじやタツピングねじ等
の自己螺進ねじにおいて、合成樹脂製の頭部を設
けたものに関する。
の自己螺進ねじにおいて、合成樹脂製の頭部を設
けたものに関する。
〔従来の技術〕
従来より、下穴を形成していない加工物に対し
て、先端に設けたドリル部により自己ドリリング
しながら自己螺進する自己ドリルねじが公知であ
る。また、加工物に予め形成した下穴に対して、
タツピングしながら自己螺進するタツピングねじ
が公知である。
て、先端に設けたドリル部により自己ドリリング
しながら自己螺進する自己ドリルねじが公知であ
る。また、加工物に予め形成した下穴に対して、
タツピングしながら自己螺進するタツピングねじ
が公知である。
これらの自己螺進ねじは、特に建築分野におい
て、被着物に対しパネル等の取付物を取付けるに
際し、被着物及び取付物の何れの加工物にも予め
雌ねじを形成する必要がなく、現場で加工物にね
じを螺入させる簡便な作業を可能としているた
め、広範囲に用いられている。
て、被着物に対しパネル等の取付物を取付けるに
際し、被着物及び取付物の何れの加工物にも予め
雌ねじを形成する必要がなく、現場で加工物にね
じを螺入させる簡便な作業を可能としているた
め、広範囲に用いられている。
ところが、このような自己螺進ねじは、前述し
た機能を発揮させるため、全体が強靭な焼入れさ
れた金属製とされており、加工物に取着した後、
該ねじ頭部が発錆して美的外観を損なう欠点があ
る。また、被着物に対してカラフルなパネル等の
取付物を取付ける場合、該取付物の表面に露呈さ
れるねじ頭部が単純な金属色を呈してパネル等の
色調にマツチせず、この点でも美的外観を損なう
欠点がある。
た機能を発揮させるため、全体が強靭な焼入れさ
れた金属製とされており、加工物に取着した後、
該ねじ頭部が発錆して美的外観を損なう欠点があ
る。また、被着物に対してカラフルなパネル等の
取付物を取付ける場合、該取付物の表面に露呈さ
れるねじ頭部が単純な金属色を呈してパネル等の
色調にマツチせず、この点でも美的外観を損なう
欠点がある。
このため、近年では、自己螺進する金属製のね
じ本体に合成樹脂製の頭部を設けたものが提案さ
れるに至つている。
じ本体に合成樹脂製の頭部を設けたものが提案さ
れるに至つている。
合成樹脂製の頭部を設けた前記公知の自己螺進
ねじは、金属製ねじ本体の頭部に合成樹脂製頭部
に埋入一体化される爪状の係合片を形成し、該係
合片を金型にインサートした状態で合成樹脂製頭
部を射出成形して成るものであり、合成樹脂製頭
部の外周部には多角形としたソケツトレンチ係合
部を形成している。
ねじは、金属製ねじ本体の頭部に合成樹脂製頭部
に埋入一体化される爪状の係合片を形成し、該係
合片を金型にインサートした状態で合成樹脂製頭
部を射出成形して成るものであり、合成樹脂製頭
部の外周部には多角形としたソケツトレンチ係合
部を形成している。
然しながら、この公知の自己螺進ねじは、前記
合成樹脂製頭部がナイロンその他の比較的物性値
に優れた樹脂素材により成形されているものの、
実際に該ねじを加工物に螺入せしめるに際し、合
成樹脂製頭部の多角形係合部がソケツトレンチの
回転トルクに耐え得ず該多角形係合部を潰されて
しまい、該合成樹脂製頭部の係合部とソケツトレ
ンチの係合部との相互に空回りを生じる虞れがあ
る。即ち、加工物に自己螺進ねじを螺入するため
には極めて大なる回転トルクが必要とされるた
め、ソケツトレンチは電動工具又はエアー工具等
の動力工具により回転させられるのが通常であ
り、従つて、合成樹脂製頭部の係合部に極めて大
なる荷重が作用する。
合成樹脂製頭部がナイロンその他の比較的物性値
に優れた樹脂素材により成形されているものの、
実際に該ねじを加工物に螺入せしめるに際し、合
成樹脂製頭部の多角形係合部がソケツトレンチの
回転トルクに耐え得ず該多角形係合部を潰されて
しまい、該合成樹脂製頭部の係合部とソケツトレ
ンチの係合部との相互に空回りを生じる虞れがあ
る。即ち、加工物に自己螺進ねじを螺入するため
には極めて大なる回転トルクが必要とされるた
め、ソケツトレンチは電動工具又はエアー工具等
の動力工具により回転させられるのが通常であ
り、従つて、合成樹脂製頭部の係合部に極めて大
なる荷重が作用する。
而して、前記空回り現象は、自己螺進ねじが加
工物に対して完全に螺入を終えた後に生じる虞れ
があるばかりでなく、自己螺進ねじが加工物に対
して螺入中途の状態でも生じる虞れがある。そし
て、この螺入中途の状態で空回りを起こすと、最
早、そのねじを逆転してねじ戻すことも出来なく
なつてしまう問題がある。
工物に対して完全に螺入を終えた後に生じる虞れ
があるばかりでなく、自己螺進ねじが加工物に対
して螺入中途の状態でも生じる虞れがある。そし
て、この螺入中途の状態で空回りを起こすと、最
早、そのねじを逆転してねじ戻すことも出来なく
なつてしまう問題がある。
本考案は上記の課題を解決し得た自己螺進ねじ
を提供するものであり、その手段として構成した
ところは、加工物に対して自己螺進するシヤンク
部を備えた金属製のねじ本体の小頭部を合成樹脂
製の頭部に埋入一体化し、該合成樹脂製の頭部の
下部に環状の座を一体形成すると共に、該座の下
面にパツキン受部を形成し、弾性材から成る環状
のパツキンを前記パツキン受部に沿つて配置して
成るものにおいて:前記合成樹脂製の頭部とねじ
本体の小頭部は何れも、外周部を多角形としたソ
ケツトレンチ係合部を形成して成り;前記合成樹
脂製の頭部は、打撃工具により破断することによ
つて小頭部から取除き可能とされる短繊維強化樹
脂により成形され、前記パツキン受部よりシヤン
ク部に向けて外径を次第に小径としつつ前記パツ
キンの内周部に延びるガイドスリーブを一体に形
成し、該ガイドスリーブの先端を前記パツキン受
部とパツキン下面との間に位置せしめて成る点に
ある。
を提供するものであり、その手段として構成した
ところは、加工物に対して自己螺進するシヤンク
部を備えた金属製のねじ本体の小頭部を合成樹脂
製の頭部に埋入一体化し、該合成樹脂製の頭部の
下部に環状の座を一体形成すると共に、該座の下
面にパツキン受部を形成し、弾性材から成る環状
のパツキンを前記パツキン受部に沿つて配置して
成るものにおいて:前記合成樹脂製の頭部とねじ
本体の小頭部は何れも、外周部を多角形としたソ
ケツトレンチ係合部を形成して成り;前記合成樹
脂製の頭部は、打撃工具により破断することによ
つて小頭部から取除き可能とされる短繊維強化樹
脂により成形され、前記パツキン受部よりシヤン
ク部に向けて外径を次第に小径としつつ前記パツ
キンの内周部に延びるガイドスリーブを一体に形
成し、該ガイドスリーブの先端を前記パツキン受
部とパツキン下面との間に位置せしめて成る点に
ある。
以下図面に基づいて本考案の1実施例を詳述す
る。
る。
第1図及び第2図において、自己螺進ねじ1
は、加工物に対して自己螺進する金属製のねじ本
体2に合成樹脂製の頭部3を設けている。
は、加工物に対して自己螺進する金属製のねじ本
体2に合成樹脂製の頭部3を設けている。
前記ねじ本体2は、シヤンク部4の先端にドリ
ル部5を備え、該シヤンク部4の基端にフランジ
状の座6より一連に形成された小頭部7を備えて
おり、シヤンク部4の外周には螺糸8を形成して
いる。
ル部5を備え、該シヤンク部4の基端にフランジ
状の座6より一連に形成された小頭部7を備えて
おり、シヤンク部4の外周には螺糸8を形成して
いる。
前記合成樹脂製の頭部3は、ナイロンその他の
強靭な合成樹脂にガラス繊維又はカーボン繊維等
の短繊維を混入して強化した樹脂素材により成形
されたものであり、前記ねじ本体2の座6及び小
頭部7を含むシヤンク部4基端を金型にインサー
トした状態で射出成形される。従つて、この合成
樹脂製頭部3は、前記ねじ本体2の小頭部7を被
覆すると共に、更に、前記ねじ本体2の座6を被
覆する座9を一連に一体形成している。
強靭な合成樹脂にガラス繊維又はカーボン繊維等
の短繊維を混入して強化した樹脂素材により成形
されたものであり、前記ねじ本体2の座6及び小
頭部7を含むシヤンク部4基端を金型にインサー
トした状態で射出成形される。従つて、この合成
樹脂製頭部3は、前記ねじ本体2の小頭部7を被
覆すると共に、更に、前記ねじ本体2の座6を被
覆する座9を一連に一体形成している。
而して、前記合成樹脂製頭部3とねじ本体2の
小頭部7は、何れも、外周部を多角形としたソケ
ツトレンチ係合部3a,7aをそれぞれ形成して
いる。図例では、合成樹脂製頭部3のソケツトレ
ンチ係合部3aは六角形に形成されており、小頭
部7のソケツトレンチ係合部7aは前記係合部3
aよりも小さいほぼ相似形の六角形に形成されて
いる。また、小頭部7は、頂部にマイナス溝又は
プラス溝等のドライバー係合溝7bを形成してい
る。
小頭部7は、何れも、外周部を多角形としたソケ
ツトレンチ係合部3a,7aをそれぞれ形成して
いる。図例では、合成樹脂製頭部3のソケツトレ
ンチ係合部3aは六角形に形成されており、小頭
部7のソケツトレンチ係合部7aは前記係合部3
aよりも小さいほぼ相似形の六角形に形成されて
いる。また、小頭部7は、頂部にマイナス溝又は
プラス溝等のドライバー係合溝7bを形成してい
る。
この実施例に基づく自己螺進ねじによれば、被
着物に対してパネル等の取付物を取付けるに際
し、被着物及び取付物の何れの加工物にも予め下
穴や雌ねじを形成する必要はなく、現場でこれら
の加工物にねじ1を強制的にねじ込まれる。即
ち、自己螺進ねじ1を先端ドリル部5を加工物に
接当せしめた状態で立て、該ねじ1の合成樹脂製
頭部3を電動工具又はエアー工具に装着したソケ
ツトレンチに係合せしめて回転させれば、前記ド
リル部5が取付物から被着物に至り貫通する穿孔
を行い、引き続き進入するシヤンク部4が螺糸8
により穴をタツピングしながら螺進し、螺着され
たねじ1により取付物を被着物に固着する。この
螺進中、合成樹脂製頭部3は、上述のように短繊
維強化樹脂により形成され、耐圧潰性及び耐摩耗
性に優れているので、該係合部3aをソケツトレ
ンチに強固に係合し、従来のように、圧潰による
空回りを生じる虞れが小さい。
着物に対してパネル等の取付物を取付けるに際
し、被着物及び取付物の何れの加工物にも予め下
穴や雌ねじを形成する必要はなく、現場でこれら
の加工物にねじ1を強制的にねじ込まれる。即
ち、自己螺進ねじ1を先端ドリル部5を加工物に
接当せしめた状態で立て、該ねじ1の合成樹脂製
頭部3を電動工具又はエアー工具に装着したソケ
ツトレンチに係合せしめて回転させれば、前記ド
リル部5が取付物から被着物に至り貫通する穿孔
を行い、引き続き進入するシヤンク部4が螺糸8
により穴をタツピングしながら螺進し、螺着され
たねじ1により取付物を被着物に固着する。この
螺進中、合成樹脂製頭部3は、上述のように短繊
維強化樹脂により形成され、耐圧潰性及び耐摩耗
性に優れているので、該係合部3aをソケツトレ
ンチに強固に係合し、従来のように、圧潰による
空回りを生じる虞れが小さい。
ところで、仮に、万一、螺進中途の状態で合成
樹脂製頭部3の係合部3aが圧潰されソケツトレ
ンチに対して空回りを生じたときは、該合成樹脂
製頭部3をハンマー等の打撃工具で破断し、破断
した合成樹脂製頭部3を取り除くことにより小頭
部7を露出せしめる。而して、露出された金属製
ねじ本体2の小頭部7に形成されたソケツトレン
チ係合部7aに小サイズのソケツトレンチを係合
せしめ、該レンチを逆転させることにより、螺進
中途状態のねじ1を戻し加工物から抜き取ること
ができる。尚、作業者が小サイズのソケツトレン
チを持ちあわせていないときは、ドライバーを小
頭部7のドライバー係合溝7bに係合し逆転させ
れば良い。
樹脂製頭部3の係合部3aが圧潰されソケツトレ
ンチに対して空回りを生じたときは、該合成樹脂
製頭部3をハンマー等の打撃工具で破断し、破断
した合成樹脂製頭部3を取り除くことにより小頭
部7を露出せしめる。而して、露出された金属製
ねじ本体2の小頭部7に形成されたソケツトレン
チ係合部7aに小サイズのソケツトレンチを係合
せしめ、該レンチを逆転させることにより、螺進
中途状態のねじ1を戻し加工物から抜き取ること
ができる。尚、作業者が小サイズのソケツトレン
チを持ちあわせていないときは、ドライバーを小
頭部7のドライバー係合溝7bに係合し逆転させ
れば良い。
更に、図示実施例において、ねじ本体2の小頭
部7は、座6とシヤンク部4との間に首部10を
形成しており、合成樹脂製頭部3が座9の下面よ
り前記首部10の外周を被覆するガイドスリーブ
11を一体に形成している。
部7は、座6とシヤンク部4との間に首部10を
形成しており、合成樹脂製頭部3が座9の下面よ
り前記首部10の外周を被覆するガイドスリーブ
11を一体に形成している。
一方、合成樹脂製頭部3の座9の下面にはパツ
キン受部9aが形成され、該パツキン受部9aに
沿つてパツキン12が装着される。このパツキン
12はゴム又はエラストマ等の弾性材により一体
成形されており、合成樹脂製頭部3の座9の下面
に位置する環状の厚肉部13と、該厚肉部13の
内周部よりリブ状に延びる環状の薄肉部14とを
備えている。即ち、パツキン12の断面形状は、
薄肉部14の肉厚中心線に対して、上下に対称形
状とされている。そこで、薄肉部14の弾性変形
を介して該パツキン12にねじ本体2を挿入すれ
ば、パツキン12は合成樹脂製頭部3の座9の下
面に装着され、この状態で、薄肉部14が首部1
0の下面に当接すると共に螺糸8に係合するの
で、パツキン12はねじ本体2の先端方向に移動
して脱落することはない。この際、薄肉部14の
内径をシヤンク部4の外径(螺糸8の谷径)より
もやや小径としておけば、該薄肉部14がシヤン
ク部4を弾着保持し、パツキン12の遊動を防止
することができる。ところで、パツキン12の装
着に際し、ねじ本体2のシヤンク部4の外周は螺
糸8により螺施状に形成されているので、前述の
ように螺糸8に係合して座9の下面に装着された
パツキン12は、常にガイドスリーブ11と同心
状にセツトされるとは限らない。このため、ガイ
ドスリーブ11は、外周面を下方に至り小径とす
るテーパ面を形成しており、これにより、後述す
るように自己螺進ねじ1を加工物にねじ込んだ際
に、パツキン12の内周部(厚肉部13の内周
部)にガイドスリーブ11が円滑に進入するよう
に配慮している。
キン受部9aが形成され、該パツキン受部9aに
沿つてパツキン12が装着される。このパツキン
12はゴム又はエラストマ等の弾性材により一体
成形されており、合成樹脂製頭部3の座9の下面
に位置する環状の厚肉部13と、該厚肉部13の
内周部よりリブ状に延びる環状の薄肉部14とを
備えている。即ち、パツキン12の断面形状は、
薄肉部14の肉厚中心線に対して、上下に対称形
状とされている。そこで、薄肉部14の弾性変形
を介して該パツキン12にねじ本体2を挿入すれ
ば、パツキン12は合成樹脂製頭部3の座9の下
面に装着され、この状態で、薄肉部14が首部1
0の下面に当接すると共に螺糸8に係合するの
で、パツキン12はねじ本体2の先端方向に移動
して脱落することはない。この際、薄肉部14の
内径をシヤンク部4の外径(螺糸8の谷径)より
もやや小径としておけば、該薄肉部14がシヤン
ク部4を弾着保持し、パツキン12の遊動を防止
することができる。ところで、パツキン12の装
着に際し、ねじ本体2のシヤンク部4の外周は螺
糸8により螺施状に形成されているので、前述の
ように螺糸8に係合して座9の下面に装着された
パツキン12は、常にガイドスリーブ11と同心
状にセツトされるとは限らない。このため、ガイ
ドスリーブ11は、外周面を下方に至り小径とす
るテーパ面を形成しており、これにより、後述す
るように自己螺進ねじ1を加工物にねじ込んだ際
に、パツキン12の内周部(厚肉部13の内周
部)にガイドスリーブ11が円滑に進入するよう
に配慮している。
また、前記ガイドスリーブ11の先端は、前記
パツキン受部9aとパツキン12の下面(図例の
場合、厚肉部13の下面)との間に位置せしめら
れ、後述するねじ込み終了位置のストツパを構成
している。
パツキン受部9aとパツキン12の下面(図例の
場合、厚肉部13の下面)との間に位置せしめら
れ、後述するねじ込み終了位置のストツパを構成
している。
この実施例によれば、ねじ1を加工物に対して
完全に螺入し終えたとき、加工物(表面側の取付
物)の表面にパツキン12が圧縮されて密接し、
該加工物の表面と合成樹脂製頭部3の前記パツキ
ン受部9aとの間を水密的にシールする。従つ
て、本考案の自己螺進ねじ1により屋外で取付物
を被着物に取付けた際、雨水等が加工物の穴とね
じのシヤンク部4との間に浸入することはなく、
ねじ1のねじ込み終了と同時に水密処理がなされ
る。
完全に螺入し終えたとき、加工物(表面側の取付
物)の表面にパツキン12が圧縮されて密接し、
該加工物の表面と合成樹脂製頭部3の前記パツキ
ン受部9aとの間を水密的にシールする。従つ
て、本考案の自己螺進ねじ1により屋外で取付物
を被着物に取付けた際、雨水等が加工物の穴とね
じのシヤンク部4との間に浸入することはなく、
ねじ1のねじ込み終了と同時に水密処理がなされ
る。
ところで、自己螺進ねじは、上述したように電
動工具やエアー工具等の動力工具により強大な回
転トルクを受けながら加工物にねじ込まれるもの
であるため、所定のねじ込み終了位置にて停止す
ることが困難であり、所定位置を越えるオーバ進
入位置で停止されるのが常である。換言すれば、
仮に、合成樹脂製頭部3の座9の下面にパツキン
だけを設けた場合は、ねじ込み終了位置にてパツ
キンが座9のパツキン受部9aと加工物の表面と
の間で設計値以上に過度に圧縮され、該座9の外
側にはみ出すように変形される。然しながら、こ
のようにパツキンが過度に圧縮されるときは、該
パツキンの早期劣化を招来し、水密効果を減退し
てしまう。
動工具やエアー工具等の動力工具により強大な回
転トルクを受けながら加工物にねじ込まれるもの
であるため、所定のねじ込み終了位置にて停止す
ることが困難であり、所定位置を越えるオーバ進
入位置で停止されるのが常である。換言すれば、
仮に、合成樹脂製頭部3の座9の下面にパツキン
だけを設けた場合は、ねじ込み終了位置にてパツ
キンが座9のパツキン受部9aと加工物の表面と
の間で設計値以上に過度に圧縮され、該座9の外
側にはみ出すように変形される。然しながら、こ
のようにパツキンが過度に圧縮されるときは、該
パツキンの早期劣化を招来し、水密効果を減退し
てしまう。
この点に関して、上記実施例によれば、自己螺
進ねじ1がねじ込み終了位置に近づき、パツキン
12がある程度圧縮されると、ガイドスリーブ1
1の先端部が、薄肉部14を介して衝撃を緩和さ
れた後、該薄肉部14を圧縮限度に達するまで圧
縮した状態で、ねじ込み終了位置を規定し、該ね
じ1のそれ以上の過度のねじ込みを防止する。従
つて、このようなガイドスリーブ11の先端によ
るストツパ機能により、パツキン12の厚肉部1
3はパツキン受部9aと加工物の表面との間で所
定の設計値だけ圧縮され、それ以上は圧縮されな
い。このため、パツキン12(厚肉部13)は、
適度の弾性を保持しつつパツキン受部9aと加工
物表面との間を好適に水密的にシールする。
進ねじ1がねじ込み終了位置に近づき、パツキン
12がある程度圧縮されると、ガイドスリーブ1
1の先端部が、薄肉部14を介して衝撃を緩和さ
れた後、該薄肉部14を圧縮限度に達するまで圧
縮した状態で、ねじ込み終了位置を規定し、該ね
じ1のそれ以上の過度のねじ込みを防止する。従
つて、このようなガイドスリーブ11の先端によ
るストツパ機能により、パツキン12の厚肉部1
3はパツキン受部9aと加工物の表面との間で所
定の設計値だけ圧縮され、それ以上は圧縮されな
い。このため、パツキン12(厚肉部13)は、
適度の弾性を保持しつつパツキン受部9aと加工
物表面との間を好適に水密的にシールする。
本考案は、図示の実施例に限定されない。例え
ば、パツキン12は、厚肉部13と薄肉部14の
両者を一体に形成することを必要とせず、少なく
とも厚肉部13を有していれば足りる。従つて、
Oリングのようなパツキンを用いることが自由で
ある。また、前記ストツパ機能は、ガイドスリー
ブ11の先端により機能することができるので、
上述したようなねじ1のシヤンク4と一体とされ
た首部10は必ずしも設けなくても良い。
ば、パツキン12は、厚肉部13と薄肉部14の
両者を一体に形成することを必要とせず、少なく
とも厚肉部13を有していれば足りる。従つて、
Oリングのようなパツキンを用いることが自由で
ある。また、前記ストツパ機能は、ガイドスリー
ブ11の先端により機能することができるので、
上述したようなねじ1のシヤンク4と一体とされ
た首部10は必ずしも設けなくても良い。
本考案は以上のように構成した結果、次の効果
を奏する。
を奏する。
(1) 自己ドリルねじやタツピングねじ等の自己螺
進ねじにおいて、金属製のねじ本体2に設けた
合成樹脂製の頭部3を短繊維強化樹脂により成
形したものであるから、耐圧潰性及び耐摩耗性
に優れ、該頭部3の係合部3aをソケツトレン
チに係合して回転しつつねじ本体2を加工物に
自己螺進せしめるに際し、該係合部3aが従来
のように容易に圧潰して空回りを生じるような
虞れが小さい。
進ねじにおいて、金属製のねじ本体2に設けた
合成樹脂製の頭部3を短繊維強化樹脂により成
形したものであるから、耐圧潰性及び耐摩耗性
に優れ、該頭部3の係合部3aをソケツトレン
チに係合して回転しつつねじ本体2を加工物に
自己螺進せしめるに際し、該係合部3aが従来
のように容易に圧潰して空回りを生じるような
虞れが小さい。
(2) 合成樹脂製頭部3に埋入されたねじ本体2の
小頭部7に外周部を多角形としたソケツトレン
チ係合部7aを形成し、しかも、合成樹脂製頭
部3を打撃工具により破断することによつて小
頭部7から取除き可能な短繊維強化樹脂により
成形したものであるから、仮に万一、螺進中途
の状態で合成樹脂製頭部3の係合部3aが圧潰
されソケツトレンチに対して空回りを生じたと
きは、該合成樹脂製頭部3を破断して小頭部7
から取除くことにより、内部の小頭部7を露出
せしめ、この小頭部7のソケツトレンチ係合部
7aに小サイズのソケツトレンチを係合せしめ
逆転させることにより、螺進中途状態のねじ1
を戻し加工物から抜き取ることができる。
小頭部7に外周部を多角形としたソケツトレン
チ係合部7aを形成し、しかも、合成樹脂製頭
部3を打撃工具により破断することによつて小
頭部7から取除き可能な短繊維強化樹脂により
成形したものであるから、仮に万一、螺進中途
の状態で合成樹脂製頭部3の係合部3aが圧潰
されソケツトレンチに対して空回りを生じたと
きは、該合成樹脂製頭部3を破断して小頭部7
から取除くことにより、内部の小頭部7を露出
せしめ、この小頭部7のソケツトレンチ係合部
7aに小サイズのソケツトレンチを係合せしめ
逆転させることにより、螺進中途状態のねじ1
を戻し加工物から抜き取ることができる。
(3) 合成樹脂製頭部3のパツキン受部9aからパ
ツキン12の内周部に延びるガイドスリーブ1
1を一体に形成し、該ガイドスリーブ11の外
径をシヤンク部4に向けて次第に小径となるテ
ーパ状に形成したものあるから、ねじ1のねじ
込み時に圧縮されるパツキン12は、前記テー
パ面に沿つて好適にセンタリングされ、該パツ
キン12をパツキン受部9aに沿つて整合しつ
つ圧縮せしめることができるので、パツキン1
2の偏位した圧縮や、めくれた状態での圧縮を
生じることがない。
ツキン12の内周部に延びるガイドスリーブ1
1を一体に形成し、該ガイドスリーブ11の外
径をシヤンク部4に向けて次第に小径となるテ
ーパ状に形成したものあるから、ねじ1のねじ
込み時に圧縮されるパツキン12は、前記テー
パ面に沿つて好適にセンタリングされ、該パツ
キン12をパツキン受部9aに沿つて整合しつ
つ圧縮せしめることができるので、パツキン1
2の偏位した圧縮や、めくれた状態での圧縮を
生じることがない。
(4) 前記ガイドスリーブ11の先端をパツキン受
部9aとパツキン12下面との間に位置せしめ
たものであるから、ねじ1のねじ込み時にガイ
ドスリーブ11の先端が加工物(被着物)に対
抗することにより過度のねじ込みを阻止するス
トツパを構成し、パツキン12を所定厚だけ圧
縮し、それ以上の圧縮を防止できるので、パツ
キンの長寿命化と水密効果の向上が可能にな
る。
部9aとパツキン12下面との間に位置せしめ
たものであるから、ねじ1のねじ込み時にガイ
ドスリーブ11の先端が加工物(被着物)に対
抗することにより過度のねじ込みを阻止するス
トツパを構成し、パツキン12を所定厚だけ圧
縮し、それ以上の圧縮を防止できるので、パツ
キンの長寿命化と水密効果の向上が可能にな
る。
第1図は本考案の1実施例を示す正面図、第2
図は同要部の縦断面図である。 2……金属製のねじ本体、3……合成樹脂製の
頭部、3a……ソケツトレンチ係合部、7……小
頭部、7a……ソケツトレンチ係合部、9……
座、9a……パツキン受部、11……ガイドスリ
ーブ、12……パツキン。
図は同要部の縦断面図である。 2……金属製のねじ本体、3……合成樹脂製の
頭部、3a……ソケツトレンチ係合部、7……小
頭部、7a……ソケツトレンチ係合部、9……
座、9a……パツキン受部、11……ガイドスリ
ーブ、12……パツキン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 加工物に対して自己螺進するシヤンク部4を備
えた金属製のねじ本体2の小頭部7を合成樹脂製
の頭部3に埋入一体化し、該合成樹脂製の頭部3
の下部に環状の座9を一体形成すると共に、該座
9の下面にパツキン受部9aを形成し、弾性材か
ら成る環状のパツキン12を前記パツキン受部9
aに沿つて配置して成るものにおいて: 前記合成樹脂製の頭部3とねじ本体2の小頭部
7は何れも、外周部を多角形としたソケツトレン
チ係合部3a,7aを形成して成り; 前記合成樹脂製の頭部3は、打撃工具により破
断することによつて小頭部7から取除き可能とさ
れる短繊維強化樹脂により成形され、前記パツキ
ン受部9aよりシヤンク部4に向けて外径を次第
に小径としつつ前記パツキン12の内周部に延び
るガイドスリーブ11を一体に形成し、該ガイド
スリーブ11の先端を前記パツキン受部9aとパ
ツキン12下面との間に位置せしめて成る; ことを特徴とする自己螺進ねじ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987191595U JPH0353044Y2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | |
| US07/279,726 US4887951A (en) | 1987-12-16 | 1988-12-05 | Dual composite headed self-threading screw |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987191595U JPH0353044Y2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0194611U JPH0194611U (ja) | 1989-06-22 |
| JPH0353044Y2 true JPH0353044Y2 (ja) | 1991-11-19 |
Family
ID=31482498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987191595U Expired JPH0353044Y2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0353044Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58156710A (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-17 | 有限会社新城製作所 | 頭部被覆ねじ |
| JPS59194810A (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-05 | Sekisui Chem Co Ltd | 複合ボルトの製造方法 |
| JPS61197809A (ja) * | 1985-02-26 | 1986-09-02 | 三山工業株式会社 | プラスチツク製ネジ部品とその製造方法 |
-
1987
- 1987-12-16 JP JP1987191595U patent/JPH0353044Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0194611U (ja) | 1989-06-22 |
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