JPH0353227Y2 - - Google Patents

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JPH0353227Y2
JPH0353227Y2 JP1980189150U JP18915080U JPH0353227Y2 JP H0353227 Y2 JPH0353227 Y2 JP H0353227Y2 JP 1980189150 U JP1980189150 U JP 1980189150U JP 18915080 U JP18915080 U JP 18915080U JP H0353227 Y2 JPH0353227 Y2 JP H0353227Y2
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electrostatic latent
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は移送される記録体の表面に形成された
誘電体層にマトリツクスピン電極により静電潜像
を形成する静電潜像形成装置の改良に関するもの
である。
この種の従来の静電潜像形成装置を第1図に示
す。図中、1は静電記録紙等の記録体、2は除電
コロトロン、3はマトリツクスピン電極である。
静電記録紙1は絶縁性支持体1aの表面に導電層
1bと誘電体層1cとを順次形成してなる。誘電
体層1cは厚さ10〜20μmでその表面には5〜
10μmの凹凸面が形成されている。マトリツクス
ピン電極3は記録電極3aと補助電極3bとより
なり、これらの各電極は、誘電体層1cに接触し
て設けられ、それぞれ記録電圧をE1,E2に分割
する周知のマトリツクス駆動方式により駆動され
る。いま除電コロトロン1に交流電圧を印加する
とともにマトリツクスピン電極3の各電極に記録
電圧E1,E2をそれぞれ印加しマトリツクス駆動
を行つて記録体1を矢印方向に移送すると、記録
電極3aと誘電体層1cとの間の空〓の電圧が放
電開始電圧以上になると記録電極3aと誘電体層
1cとの間で放電が発生して静電潜像が形成され
る。この場合放電を発生させるためには記録電圧
E1,E2は共に300V以上が必要であり高耐圧トラ
ンジスタ等のスイツチング素子を用いなければな
らないため、装置の小型化が困難であつた。ま
た、静電潜像形成後に磁気ブラシ現像器で現像を
行う場合、現像後の印字濃度を濃くするために
は、潜像形成時の表面電圧V0を大きくする必要
があり高い電圧を記録電極3aに印加しなければ
ならず、容量の大きな電源が必要となる。
このような従来のマトリツクスピン電極を用い
た静電潜像形成装置の構成は公知のものである
が、この構成では上述のように必要な潜像強度を
得るために、マトリツクスピン電極に与えるべき
電圧を低くすることができないという問題があつ
た。
このように、マトリツクスピン電極を用いた従
来の静電潜像形成装置は、駆動回路が簡単化され
るという利点を有する反面、各種の欠点を有して
いた。
本考案は上述の各種の欠点を解決するためのも
ので、電源容量、装置の小型化を達成できしかも
印字濃度を濃くすることのできる静電潜像形成装
置を提供することを目的としている。
次に第2図乃至第4図に関連して本考案の実施
例を説明する。
第2図は本考案に係る静電潜像形成装置の実施
例の概要を示す正面図で、図中、11は記録体1
の誘電体層1cに接触させて設けられた一様帯電
用のコロナ放電器(一様帯電器)である。なお、
従来と同一構成の部材は同符号で表わしている。
次にこの静電潜像形成装置の作用について説明
する。
矢印方向に移送される記録体1の誘電体層1c
はまずコロナ放電器11により一様に正に帯電さ
れる。この場合、図示を省略したが、あらかじめ
除電コロトロンにより表面の帯電を完全に除いて
から帯電させることが望ましい。このように正に
帯電した誘電体層1cがマトリツクスピン電極3
に対向する位置に移送されると、補助電極3bに
正の電圧を印加し記録電極3aに負の電圧を印加
することにより記録電極3aと誘電体層1cとの
間で空気放電が発生し帯電電荷が選択的に除去さ
れて静電潜像が形成されるが、この場合の潜像強
度は、一様帯電時の表面電位をVsとし潜像形成
時の表面電位をV0とすると、Vs−V0となる。
第3図は一様帯電電位と潜像強度との関係を示
すグラフ(E1=−300V、E2=300V)で、本図よ
り、一様帯電電位が高くなるに従つて潜像強度が
大きくなつていることが分かる。
第4図は、記録電極印加電圧E1をパラメータ
として、補助電極印加電圧E2と潜像強度との関
係を示したものである。本図より、補助電極印加
電圧E2を小さくしても潜像強度は余り変化せず
かつ潜像強度の変化はほぼ直線状であることが分
る。なお、図中○印で示す位置AはVs=0とし
た従来装置の潜像強度(E1=−300V、E2
300V)を示している。また本図より、例えば記
録電極印加電圧E1を−150V(“1”の状態)とし
補助電極印加電圧E2を0V(“0”の状態)とする
と、潜像強度は0V(“0”の状態)となり潜像が
形成されていないことが分かる。逆にE1を0V
(“0”の状態)としE2を150V(“1”の状態)と
しても潜像強度は0V(“0”の状態)となり、同
様に潜像が形成されない。しかし、E1を−150V
(“1”の状態)としE2を150V(“1”の状態)と
したときは、潜像強度約140V(“1”の状態)が
得られる。すなわち、E1,E2を共に従来の1/2程
度としたパルス駆動電圧でマトリツクス駆動を行
うことが可能であるとともに、従来の約1.7倍程
度の潜像強度を得ることが可能である。
上述の説明では、各電極3a,3bを誘電体層
1cに接触させる例について述べたが、各電極3
a,3bを誘電体層より適当量離し非接触状態で
潜像形成を行わせることも勿論可能で、この場合
は誘電体層の表面に凹凸を形成せずに滑らかな状
態としてもよい。
さらに、第3,4図のグラフは、100μm程度
の絶縁性支持体上に約1μmの導電層を設け、そ
の上に5〜10μmの凹凸面を有する誘電体層を焼
結した構造の記録体についてのデータを記載した
ものであるが、現在市販されている静電記録紙を
使用しても本考案は適用可能である。
以上述べたように、本考案によれば、各電極の
印加電圧を従来の約1/2程度に低減しても従来よ
り大きな潜像強度を得ることができるため、高耐
圧トランジスタ等のスイツチング素子を必要とせ
ず、かつ電源容量、装置の小型化を達成でき、し
かも充分な印字濃度を得ることが可能である。
すなわち、誘電体表面が電位Vsに予備帯電さ
れているので、記録電極への印加電圧VPおよび
補助電極への印加電圧VNはそれぞれVP−Vs,VN
+Vsに変化し、この電位差は2Vs+VN−VPとな
り、実効的には帯電電位の2倍の電圧が余分に印
加されることになる。
従つて、この分だけ空隙電圧が増加し、高い潜
像電位を得ることが可能となり、ドライバ電圧も
低くすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の静電潜像形成装置の概要を示す
正面図、第2図は本考案に係る静電潜像形成装置
の実施例を示す正面概要図、第3図は同コロナ放
電器による一様帯電電位と潜像強度の関係を示す
グラフ、第4図は同補助電極印加電圧と潜像強度
の関係を示すグラフで、図中、1は記録体、1a
は絶縁性支持体、1bは導電層、1cは誘電体
層、3はマトリツクスピン電極、3aは記録電
極、3bは補助電極、11はコロナ放電器であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 移送される記録体の表面に形成された誘電体層
    に静電潜像を形成する静電潜像形成装置であつ
    て、前記誘電体層の表面を一様に所定の電位に帯
    電する一様帯電器11と、前記誘電体層との間で
    空気放電を行わせて前記誘電体層の帯電電荷を選
    択的に除去することにより前記誘電体層上に静電
    潜像を形成するための補助電極3bと記録電極3
    aよりなる潜像形成用のマトリツクスピン電極3
    と、前記マトリツクスピン電極の補助電極3bと
    記録電極3aにそれぞれ異なる極性の電圧を印加
    してマトリツクス駆動するための電源(補助電極
    用電源E2、記録電極用電源E1)とを備え、該補
    助電極用電源は前記補助電極3bに前記一様帯電
    器11と同極性でその絶対値が前記記録電極3a
    側に印加される電圧よりも小さい電圧を印加する
    ように構成されてなることを特徴とする静電潜像
    形成装置。
JP1980189150U 1980-12-27 1980-12-27 Expired JPH0353227Y2 (ja)

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JPS57112347U JPS57112347U (ja) 1982-07-12
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JPS536030A (en) * 1976-07-06 1978-01-20 Mitsubishi Electric Corp Electrostatography

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JPS57112347U (ja) 1982-07-12

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