JPH0353393Y2 - - Google Patents

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JPH0353393Y2
JPH0353393Y2 JP1983033533U JP3353383U JPH0353393Y2 JP H0353393 Y2 JPH0353393 Y2 JP H0353393Y2 JP 1983033533 U JP1983033533 U JP 1983033533U JP 3353383 U JP3353383 U JP 3353383U JP H0353393 Y2 JPH0353393 Y2 JP H0353393Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電力用遮断器、特に大電流用遮断器に
関するものである。
電力用遮断器において遮断すべき電流が大き
く、1箇の遮断部では遮断能力が不足する場合に
は、第1図に示すように複数箇の遮断部CB1,
CB2……CBNを並列に接続し、これらを同時に操
作することにより、遮断能力を増大させることが
行われている。
しかしこのようにした場合には、通電時個々の
遮断部に流れる電流、即ち分担電流は個々の遮断
部の導体抵抗と電極の接触抵抗の和に反比例する
ため、不平衛になり易い。また遮断時においては
個々の遮断部におけるアークの発生状況に差があ
るため、これによつても分担電流の不平衡を助長
させ易く、しかもアークには負性特性(電流が増
すとアーク電圧が減少する性質)を生じ易いた
め、分担電流を益々不均一なものとする。その結
果極端な場合には、複数箇の遮断部のうちの1台
に電流が集中して流れる事態を生じ、これがため
遮断能力の増大が全く行われないのは勿論、爆発
の危険のおそれさえ招くことになる。
そこでこのような不平衡現象の防止のため、第
2図に示すように個々の遮断部CB1,CB2……
CBNに直列に、インピーダンス例えば一般に分流
抵抗と呼ばれている抵抗R1,R2,……RNを挿入
して、定常時における遮断部の分担電流が等しく
なるように制御すると同時に、遮断時にはアーク
の負性特性を抑制して、アークの安定維持に努め
ることが従来から行われている。
ところでこの場合分流抵抗R1,R2……RNの値
が遮断部CB1,CB2,……CBNの導体抵抗と電極
接触抵抗の和に比べて大きい程、分担電流の均等
化を図る上に好ましく、また遮断時におけるアー
クの安定維持にとつても効果的である。しかしそ
の反面分流抵抗が大きい程、通電時におけるジユ
ール損失が大きくなり、特に核融合装置のように
100KA級の大電流が通電される場合には、定常
的に膨大な電力損失を生じて電力代がかさむばか
りか、発熱による分流抵抗値の変化にもとづく、
分担電流の変化を防ぐための冷却機構の採用が必
要となり、遮断器の価額、運転費などの上昇招く
ことになる。
本考案は上記の如き従来の遮断器における欠点
の除去を目的としてなされたもので、次に図面を
用いて詳細に説明する。
本考案の特徴とするところは第3図に示す一実
施例回路図のように、遮断部CB1,CB2……CBN
の並列回路と並列に、通電用接触子MCを接続し
て、通電機能と遮断機能を分離した点にある。そ
して例えば通電用接触子MCの電極接触抵抗を遮
断部の回路抵抗より充分小さく選定することによ
り、定常通電時において殆どの通電電流Iが通電
用接触子MCに流れるようにして、従来に比べて
分流抵抗R1,R2,……RNによる電力損失を著し
く少なくすると同時に、冷却装置の必要をなくし
たものである。
また遮断に当つては例えば第4図に示すシーケ
ンス図のように、時刻t1において発せられる遮断
指令Aにより、時刻t2において第4図bのように
通電用接触子MCの開極を開始し、そのとき極間
に生ずるアークの電圧により、第4図c,d,e
のように通電用接触子MCの電流を、図中iCB1,
iCB2,……iCBNの如く遮断部CB1,CB2……CBNに
転流させる。そして通電用接触子MCの電流iMC
が、時刻t3において第4図bのように零となり、
時刻t4において通電用接触子MCの極間の絶縁が
回復したとき、遮断部CB1,CB2……CBNの開路
動作を行わせることにより、遮断時の短い時間だ
け通電電流が分流抵抗R1,R2,……RNに流れる
ようにしたものである。そしてこれにより分流抵
抗R1,R2,……RNにおける発熱を極力防いで、
その抵抗値の変化による特定の遮断部への電流の
集中が少なくなるようにして、爆発のおそれをな
くしたものである。なお第4図fは極間電圧ESを
示す。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば並列接続された複数箇の遮断部からなる遮断器
の、定常通電電流にもとづく電力損失を殆ど零ま
たは著しく低減できると同時に、特定遮断部への
電流の集中を防いで、爆発のおそれをなくすこと
ができるなどの各種の利点が得られるもので、特
に大電流用遮断器に適用してその効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は複数箇の遮断部を並列接続した遮断器
の回路図、第2図は分流抵抗により各遮断器の電
流分担の平衡を図つた遮断器の回路図、第3図は
本考案の一実施例回路図、第4図は遮断動作の説
明用シーケンス図である。 CB1,CB2……CBN……遮断部、R1,R2,……
RN……分流抵抗、MC……通電用接触子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 並列接続された複数箇のしや断部のそれぞれに
    各しや断部の流通電流を均等化するための抵抗を
    直列接続した電力用遮断器において、前記並列接
    続された遮断部と並列に、並列遮断部回路のイン
    ピーダンスより充分小さい回路インピーダンスの
    通電用接触子を設けると共に、通電時前記遮断部
    を閉路したのち通電用接触子を閉路し、遮断時に
    は前記通電用接触子を開路したのち遮断部を開路
    する操作機構を設けたことを特徴とする電力遮断
    器。
JP3353383U 1983-03-10 1983-03-10 電力用遮断器 Granted JPS59139934U (ja)

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JP3353383U JPS59139934U (ja) 1983-03-10 1983-03-10 電力用遮断器

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JP3353383U JPS59139934U (ja) 1983-03-10 1983-03-10 電力用遮断器

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Publication Number Publication Date
JPS59139934U JPS59139934U (ja) 1984-09-19
JPH0353393Y2 true JPH0353393Y2 (ja) 1991-11-21

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ID=30164320

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JP3353383U Granted JPS59139934U (ja) 1983-03-10 1983-03-10 電力用遮断器

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JP (1) JPS59139934U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5531210U (ja) * 1978-08-21 1980-02-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59139934U (ja) 1984-09-19

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