JPH035373A - 多層セラミックロータ、その成形体及びその製造方法 - Google Patents
多層セラミックロータ、その成形体及びその製造方法Info
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- JPH035373A JPH035373A JP1135373A JP13537389A JPH035373A JP H035373 A JPH035373 A JP H035373A JP 1135373 A JP1135373 A JP 1135373A JP 13537389 A JP13537389 A JP 13537389A JP H035373 A JPH035373 A JP H035373A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動車用ターボチャージャーロータガスター
ビンロータなど用いるのに適した多層セラミックロータ
、その成形体およびその製造方法に関するものである。
ビンロータなど用いるのに適した多層セラミックロータ
、その成形体およびその製造方法に関するものである。
タービンロータ等は、1000℃近い温度又はそれ以上
の高温下で数百rpm以上の高速回転を行う必要がある
ため、耐熱性、及び高温強度に優れた材料を用いること
が要求される。
の高温下で数百rpm以上の高速回転を行う必要がある
ため、耐熱性、及び高温強度に優れた材料を用いること
が要求される。
従来、このようなタービンロータ等には、耐熱性合金が
用いられていたが、約1000℃又はそれ以上もの高温
に長時間耐えることのできるものが少なく、しかも重量
が大きく、慣性が大きくなるという問題があった。そこ
で、最近は金属よりも高温で安定であり、軽量で、酸化
腐食やクリープ変形を受けにくいSi、N、、SiC,
サイアロン等のセラミックスが用いられるようになって
きた。
用いられていたが、約1000℃又はそれ以上もの高温
に長時間耐えることのできるものが少なく、しかも重量
が大きく、慣性が大きくなるという問題があった。そこ
で、最近は金属よりも高温で安定であり、軽量で、酸化
腐食やクリープ変形を受けにくいSi、N、、SiC,
サイアロン等のセラミックスが用いられるようになって
きた。
このようなセラミックスからタービンロータ等を製造す
るには、射出成形により翼部と軸部を一体的に成形した
後で、不活性雰囲中で焼成する方法が用いられていたが
、緻密で高強度の軸部を作ることができず、また翼部と
軸部の肉厚の差が大きい場合には、成形体の脱脂工程で
ひび割れが発生するという問題があった。
るには、射出成形により翼部と軸部を一体的に成形した
後で、不活性雰囲中で焼成する方法が用いられていたが
、緻密で高強度の軸部を作ることができず、また翼部と
軸部の肉厚の差が大きい場合には、成形体の脱脂工程で
ひび割れが発生するという問題があった。
そのため、特開昭57−882O1号公報、特開昭58
−124003号公報、特開昭60−142O02号公
報などに記載されているように、翼部と軸部とを予め別
々に成形した後、両者を嵌合させて一体的に焼成接合さ
せる方法が提案されている。
−124003号公報、特開昭60−142O02号公
報などに記載されているように、翼部と軸部とを予め別
々に成形した後、両者を嵌合させて一体的に焼成接合さ
せる方法が提案されている。
しかしながら、このような方法によっても軸部を充分に
緻密化するのが難しく、しかも翼部と軸部の接合部分で
の破壊が起り易いという問題がある。
緻密化するのが難しく、しかも翼部と軸部の接合部分で
の破壊が起り易いという問題がある。
また上記従来技術では、成形体の段階で翼部の強度が十
分でなく、破損したり、亀裂が入ったりするという問題
もあった。
分でなく、破損したり、亀裂が入ったりするという問題
もあった。
従って本発明の目的は、翼部を含む外層部が十分な強度
を有するセラミックロータ用成形体及びその製造方法を
提供することである。
を有するセラミックロータ用成形体及びその製造方法を
提供することである。
本発明のもう1つの目的は、軸部が高度に緻密化して強
度が高く、翼部を含む外層部が優れた高温耐食性を有し
、かつ外層部と軸部とが強固に接合されていているセラ
ミックロータを提供することである。
度が高く、翼部を含む外層部が優れた高温耐食性を有し
、かつ外層部と軸部とが強固に接合されていているセラ
ミックロータを提供することである。
本発明者は、上記目的を達成すべく種々検討を重ねた結
果、翼部を含む外層部においてセラミック成分の一部を
繊維状としたセラミックロータ用成形体では、外層部が
十分な強度を有するために取扱い中に破損したり亀裂が
入ったりすることがなくなることを発見した。また、Y
2O3とl 2O3の配合比が異なる所定の組成範囲の
窒化珪素系セラミックスにより、外層部と軸部とを形成
すると外層部に高い高温耐食性を付与するとともに軸部
を高強度化することができることを発見した。以上の発
見に基づき、本発明を完成したものであるすなわち、本
発明の多層セラミックロータ用成形体は、いずれもY2
O3及びAA 2Oiを含有する窒化珪素系セラミック
スからなる外層部と軸部とで一体的に構成され、前記外
層中のセラミック成分の一部が繊維状であることを特徴
とする。
果、翼部を含む外層部においてセラミック成分の一部を
繊維状としたセラミックロータ用成形体では、外層部が
十分な強度を有するために取扱い中に破損したり亀裂が
入ったりすることがなくなることを発見した。また、Y
2O3とl 2O3の配合比が異なる所定の組成範囲の
窒化珪素系セラミックスにより、外層部と軸部とを形成
すると外層部に高い高温耐食性を付与するとともに軸部
を高強度化することができることを発見した。以上の発
見に基づき、本発明を完成したものであるすなわち、本
発明の多層セラミックロータ用成形体は、いずれもY2
O3及びAA 2Oiを含有する窒化珪素系セラミック
スからなる外層部と軸部とで一体的に構成され、前記外
層中のセラミック成分の一部が繊維状であることを特徴
とする。
また本発明の多層セラミックロータ用成形体の製造方法
は、いずれもY2O3及びAj! 2O3を含有する窒
化珪素系セラミックスからなる外層部と軸部とで一体的
に構成された多層セラミックロータ用の成形体を製造す
るもので、セラミック成分の一部が繊維状である第一の
スリップと、セラミック成分が繊維状でない第二のスリ
ップを作成し、スリップキャスト用型内に前記第一のス
リップを注入し、前記外層部に相当する部分が固化した
時点で前記第一スリップを排出して中央に凹部を形成し
、しかる後前記凹部内に前記第二のスリップを注入して
前記外層部と一体的に固化させることを特徴とする。
は、いずれもY2O3及びAj! 2O3を含有する窒
化珪素系セラミックスからなる外層部と軸部とで一体的
に構成された多層セラミックロータ用の成形体を製造す
るもので、セラミック成分の一部が繊維状である第一の
スリップと、セラミック成分が繊維状でない第二のスリ
ップを作成し、スリップキャスト用型内に前記第一のス
リップを注入し、前記外層部に相当する部分が固化した
時点で前記第一スリップを排出して中央に凹部を形成し
、しかる後前記凹部内に前記第二のスリップを注入して
前記外層部と一体的に固化させることを特徴とする。
さらに、本発明の多層セラミックロータは、いずれもY
2O3及びAl2O3を含有する窒化珪素系セラミック
スからなる外層部と軸部とで一体的に構成された多層セ
ラミックロータにおいて、前記外層部は2〜10重量%
のY2O3及び0.2〜5重量%のAl2O3を含有し
、前記軸部は2〜10重量%のY2O、及び0.5〜1
0重量%のAfzOsを含有し、かつ前記外層部のY2
O3/ l 2O3の重量比(A)と前記軸部のY2O
3/Ajl!□03の重量比(B)との比(八/B)が
1.0以上であることを特徴とする。
2O3及びAl2O3を含有する窒化珪素系セラミック
スからなる外層部と軸部とで一体的に構成された多層セ
ラミックロータにおいて、前記外層部は2〜10重量%
のY2O3及び0.2〜5重量%のAl2O3を含有し
、前記軸部は2〜10重量%のY2O、及び0.5〜1
0重量%のAfzOsを含有し、かつ前記外層部のY2
O3/ l 2O3の重量比(A)と前記軸部のY2O
3/Ajl!□03の重量比(B)との比(八/B)が
1.0以上であることを特徴とする。
本発明を以下詳細に説明する。
第1図は、本発明の多層セラミックスローターの一例を
示す断面図である。多層セラミックロータは、ロータ本
体1と、ロータ本体から半径方向に延出している複数枚
の翼部2とからなり、ロータ本体1は外層部3と、軸部
4とで構成されている。翼部2とロータ本体1の外層部
3とはともに高温腐食性ガスにさらされる部分であり、
ロータ本体lの軸部4は高応力がかかる部分である。従
って、前者を一般的にロータの外層部5と呼ぶことにす
る。
示す断面図である。多層セラミックロータは、ロータ本
体1と、ロータ本体から半径方向に延出している複数枚
の翼部2とからなり、ロータ本体1は外層部3と、軸部
4とで構成されている。翼部2とロータ本体1の外層部
3とはともに高温腐食性ガスにさらされる部分であり、
ロータ本体lの軸部4は高応力がかかる部分である。従
って、前者を一般的にロータの外層部5と呼ぶことにす
る。
本発明においては、外層部5を成形するためのセラミッ
クスのいずれかを繊維状にすると、成形体の強度が向上
し、クラック防止となるので望ましい。しかし、繊維状
セラミックスの割合が大きくなりすぎると、成形体の密
度が低下するのでかえって強度不足となる。一般に繊維
状セラミック成分は、全セラミックス成分の0.5〜1
0重量%程度が適当であり、特に1〜3重量%が適当で
ある。
クスのいずれかを繊維状にすると、成形体の強度が向上
し、クラック防止となるので望ましい。しかし、繊維状
セラミックスの割合が大きくなりすぎると、成形体の密
度が低下するのでかえって強度不足となる。一般に繊維
状セラミック成分は、全セラミックス成分の0.5〜1
0重量%程度が適当であり、特に1〜3重量%が適当で
ある。
いずれのセラミック成分が繊維状となってもかまわない
が、通常は、am状にするのが容易であることがらAl
2O3を繊維状にして使用する。繊維状Aji! 2O
3セラミツクスの平均繊維長は一般に50〜500μm
程度である。なお、軸部4用のセラミックス成分の一部
を繊維状にすることは、緻密化されにくく強度が不十分
となるため好ましくない。
が、通常は、am状にするのが容易であることがらAl
2O3を繊維状にして使用する。繊維状Aji! 2O
3セラミツクスの平均繊維長は一般に50〜500μm
程度である。なお、軸部4用のセラミックス成分の一部
を繊維状にすることは、緻密化されにくく強度が不十分
となるため好ましくない。
かかる多層セラミックスロータ用成形体を製造するには
、まず外層部用の第一のスリップと軸部用の第二のスリ
ップを作成する。具体的には、外層部5用の第一のセラ
ミックスリップの成分は、Y2O32〜10重量%、i
2O.0.2〜5重量%、残部実質的に5iJ4とし
、軸部4用の第二のセラミックスリップの成分は、Y2
O32〜10重量%、^12O2O.5〜10重景%重
量部実質的にSi、N4とし、かつY2O3/Al2O
3の比を八/B≧1.0に設定する。
、まず外層部用の第一のスリップと軸部用の第二のスリ
ップを作成する。具体的には、外層部5用の第一のセラ
ミックスリップの成分は、Y2O32〜10重量%、i
2O.0.2〜5重量%、残部実質的に5iJ4とし
、軸部4用の第二のセラミックスリップの成分は、Y2
O32〜10重量%、^12O2O.5〜10重景%重
量部実質的にSi、N4とし、かつY2O3/Al2O
3の比を八/B≧1.0に設定する。
次に、石膏型等を用い、スリップキャスト法により外層
B5を成形する。外層B5の形成は、石膏型内に第一の
スリップを注入し、外層部5に相当する部分が固化した
時点でその中央部のまだ流動状態の第一スリップを排出
することにより行うこれはスリップキャスト法において
は、外側から脱水固化していく性質を利用したものであ
る。このようにして形成された中央凹部はちょうど軸部
4に対応する形状を有するので、その凹部内に第二のス
リップを注入し、固化させて軸部4を形成する。このよ
うにして形成された多層成形体は、外層部と軸部との接
合が完全に行われている。
B5を成形する。外層B5の形成は、石膏型内に第一の
スリップを注入し、外層部5に相当する部分が固化した
時点でその中央部のまだ流動状態の第一スリップを排出
することにより行うこれはスリップキャスト法において
は、外側から脱水固化していく性質を利用したものであ
る。このようにして形成された中央凹部はちょうど軸部
4に対応する形状を有するので、その凹部内に第二のス
リップを注入し、固化させて軸部4を形成する。このよ
うにして形成された多層成形体は、外層部と軸部との接
合が完全に行われている。
その後、常法により焼結して、セラミックスを緻密化し
、外層部5と軸部4とが一体化した多層セラミックロー
タを得る。
、外層部5と軸部4とが一体化した多層セラミックロー
タを得る。
なおセラミックスのスリップは、セラミックス成分に適
当な分数剤を配合して、水等の媒体に分散させることに
より調製し、バインダーは添加する必要がない。
当な分数剤を配合して、水等の媒体に分散させることに
より調製し、バインダーは添加する必要がない。
上記成形体の焼結により得られる多層セラミックロータ
は、外層部5及び軸部4を形成しているセラミックスは
いずれも、Si3N、を主成分とするものであるが、焼
結助剤であるY2O3及びAll zO,+の組成が異
なることを特徴とする特に外層部5の窒化珪素系セラミ
ックスは、2〜10重量%のY2O3と0.2〜5重量
%の%のAl2O3を含有し、軸部4の窒化珪素系セラ
ミックスは2〜10重量%のY2O3と0.5〜10重
量%の1.03を含有している。また外層部5のY2O
3/ l 2O3の重量比(A)と軸部4のY2O3/
Ap 2O.の重量比(B)との比率(A/B)は1
.0以上となるように設定する。すなわち、外層部5の
セラミックスのAll2O.1に対するY2O3の配合
割合は、軸部4のセラミックス以上となっている。A/
Bが1.0未満では、軸部4を充分に緻密化して高強度
を得るとともに外層部5の高温耐食性を高めることが困
難で、しかも外層部5と軸部4との接合部分で破壊が起
り易くなるので不適当である。一方、A/Bがあまり大
きくなりすぎると外層部5と軸部4との熱膨張係数の差
が大きくなり、接合部分に歪が生じ易くなったり、亀裂
が生じたりする。従って、A/B の比は1,2〜1.
5 の範囲内とするのが好ましい。
は、外層部5及び軸部4を形成しているセラミックスは
いずれも、Si3N、を主成分とするものであるが、焼
結助剤であるY2O3及びAll zO,+の組成が異
なることを特徴とする特に外層部5の窒化珪素系セラミ
ックスは、2〜10重量%のY2O3と0.2〜5重量
%の%のAl2O3を含有し、軸部4の窒化珪素系セラ
ミックスは2〜10重量%のY2O3と0.5〜10重
量%の1.03を含有している。また外層部5のY2O
3/ l 2O3の重量比(A)と軸部4のY2O3/
Ap 2O.の重量比(B)との比率(A/B)は1
.0以上となるように設定する。すなわち、外層部5の
セラミックスのAll2O.1に対するY2O3の配合
割合は、軸部4のセラミックス以上となっている。A/
Bが1.0未満では、軸部4を充分に緻密化して高強度
を得るとともに外層部5の高温耐食性を高めることが困
難で、しかも外層部5と軸部4との接合部分で破壊が起
り易くなるので不適当である。一方、A/Bがあまり大
きくなりすぎると外層部5と軸部4との熱膨張係数の差
が大きくなり、接合部分に歪が生じ易くなったり、亀裂
が生じたりする。従って、A/B の比は1,2〜1.
5 の範囲内とするのが好ましい。
本発明者らの研究によれば、多層セラミックロータ用の
成形体の外層部において、セラミック成分の一部を繊維
とすることにより、十分に大きな強度が付与される。繊
維は一種の強化材として作用し、翼部の破損や亀裂の防
止及び焼結時の割れの防止に有効である。
成形体の外層部において、セラミック成分の一部を繊維
とすることにより、十分に大きな強度が付与される。繊
維は一種の強化材として作用し、翼部の破損や亀裂の防
止及び焼結時の割れの防止に有効である。
また、窒化珪素系セラミックス中のAl2O2に対する
Y2O3の配合割合が大きくなると、高温強度が高く、
高温耐食性に優れ、熱膨張係数は小さくなる。逆に、Y
2O3の配合割合が小さくなると、焼結が早く起こるよ
うになり、低温での強度が高く熱膨張係数は大きくなる
。このことから、使用時にあまり高温にさらされること
のない軸部4に、Af□03 に対するY2O3の配合
割合が小さい窒化珪素系セラミックスを使用し、使用時
に高温腐食性ガスにさらされる外層部5には、Af 2
O3に対するY2O30割合が大きい窒化珪素系セラミ
ックスを使用する。これによって、使用条件に応じて必
要な高強度(軸部)及び高温耐食性(外層部)を有する
多層セラミックロータが得られる。
Y2O3の配合割合が大きくなると、高温強度が高く、
高温耐食性に優れ、熱膨張係数は小さくなる。逆に、Y
2O3の配合割合が小さくなると、焼結が早く起こるよ
うになり、低温での強度が高く熱膨張係数は大きくなる
。このことから、使用時にあまり高温にさらされること
のない軸部4に、Af□03 に対するY2O3の配合
割合が小さい窒化珪素系セラミックスを使用し、使用時
に高温腐食性ガスにさらされる外層部5には、Af 2
O3に対するY2O30割合が大きい窒化珪素系セラミ
ックスを使用する。これによって、使用条件に応じて必
要な高強度(軸部)及び高温耐食性(外層部)を有する
多層セラミックロータが得られる。
また、熱膨張係数が外層部5よりも軸部4の方が大きい
が、外層部5の方がより高温にさらされるため、高温下
で使用した場合には、外層部5と軸部4との熱膨張の差
は実質的に大きくならず、熱膨張差に基づく内部応力に
よる亀裂や破壊が起るようなことがない。
が、外層部5の方がより高温にさらされるため、高温下
で使用した場合には、外層部5と軸部4との熱膨張の差
は実質的に大きくならず、熱膨張差に基づく内部応力に
よる亀裂や破壊が起るようなことがない。
さらに、焼結に際して、軸部4が先に焼結して緻密化す
るので、焼結割れやそりの問題がないという利点がある
。逆に外層部5が先に焼結すると、その後で焼結する軸
部4の収縮により外層部5が引っ張られ、割れの原因と
なる。
るので、焼結割れやそりの問題がないという利点がある
。逆に外層部5が先に焼結すると、その後で焼結する軸
部4の収縮により外層部5が引っ張られ、割れの原因と
なる。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれに限定されるものではない。
本発明はこれに限定されるものではない。
実施例1
平均粒径0.6μmの313N4粉末100重量部に対
し、第1表に示す量のYz03(平均粒径0.5μm)
及びAl2O2(平均粒径1μm)粉末を混合し、分散
剤としてアンモニアを0.001重量部加えて、重量部
の水に分散させて、第一のスリップ及び第二のスリップ
を調製した。
し、第1表に示す量のYz03(平均粒径0.5μm)
及びAl2O2(平均粒径1μm)粉末を混合し、分散
剤としてアンモニアを0.001重量部加えて、重量部
の水に分散させて、第一のスリップ及び第二のスリップ
を調製した。
最大直径150 mm、長さ39mmのロータ本体に高
さ4Qmm、幅l+nmの翼が9枚設けられた形状のロ
ータを形成するために、第一のスリップを石こう型中に
注入して、翼部を含む外層部をスリップキャスト法によ
り成形した。外層部における第一のスリップが固化した
段階で、未固化のスリップを排出し、中央に凹部を形成
した。次にその凹部内に第二のスリップを注入し、固化
させて軸部を成形した。この場合、外層部の厚みは約7
mmであった。
さ4Qmm、幅l+nmの翼が9枚設けられた形状のロ
ータを形成するために、第一のスリップを石こう型中に
注入して、翼部を含む外層部をスリップキャスト法によ
り成形した。外層部における第一のスリップが固化した
段階で、未固化のスリップを排出し、中央に凹部を形成
した。次にその凹部内に第二のスリップを注入し、固化
させて軸部を成形した。この場合、外層部の厚みは約7
mmであった。
この操作を第1表に示す各種の組合せのスリップにより
行った。
行った。
次いで、成形体を1850℃の窒素雰囲気中で2時間焼
結して、多層セラミックロータを得た。
結して、多層セラミックロータを得た。
得られた多層セラミックロータについてTI712O0
℃の雰囲気中で60000rpmの回転数による回転試
験を1時間行った。その結果ロータに何の異常もl忍め
られなかった。
℃の雰囲気中で60000rpmの回転数による回転試
験を1時間行った。その結果ロータに何の異常もl忍め
られなかった。
実施例2
実施例1において、第一のスリップ中の%のAl2O3
を平均繊維長150μmの繊維状として、外層部の成形
を行った以外同様にして、成形体を形成した。
を平均繊維長150μmの繊維状として、外層部の成形
を行った以外同様にして、成形体を形成した。
成形体は乾燥時にひびや割れが全く認められず、また取
り扱いによる割れの問題もなかった。成形体の焼成後、
同様の回転試験を行ったが、異常はまったく起らなかっ
た。
り扱いによる割れの問題もなかった。成形体の焼成後、
同様の回転試験を行ったが、異常はまったく起らなかっ
た。
本発明によれば、外層部に繊維状セラミックスを配合し
て成形体を作成すると、成形体強度を著しく向上するこ
とができる。さらに外層部と軸部をそれぞれ上記組成と
すると、はぼ均等に緻密化し、それぞれ充分な強度が得
られ、使用に際してもそれぞれの使用温度条件に対応し
た適切な高強度、高温耐食性が得られる。また、外層部
と軸部の接合が強固であり、接合部分で応力破壊が起る
ようなことがない。
て成形体を作成すると、成形体強度を著しく向上するこ
とができる。さらに外層部と軸部をそれぞれ上記組成と
すると、はぼ均等に緻密化し、それぞれ充分な強度が得
られ、使用に際してもそれぞれの使用温度条件に対応し
た適切な高強度、高温耐食性が得られる。また、外層部
と軸部の接合が強固であり、接合部分で応力破壊が起る
ようなことがない。
第1図は本発明の多層セラミックロータの一例を示す断
面図である。 ロータ本体 翼部 ロータ本体外層部 軸部 外層部 出 願 人 本田技研工業株式会社
面図である。 ロータ本体 翼部 ロータ本体外層部 軸部 外層部 出 願 人 本田技研工業株式会社
Claims (7)
- (1) いずれもY_2O_3及びAl_2O_3を含
有する窒化珪素系セラミックスからなる外層部と軸部と
で一体的に構成された多層セラミックロータ用の成形体
において、前記外層中のセラミック成分の一部が繊維状
であることを特徴とする成形体。 - (2) 請求項1に記載の成形体において、前記外層中
のAl_2O_3の少なくとも一部が繊維状であること
を特徴とする成形体。 - (3) 請求項1又は2に記載の成形体において、前記
外層部は2〜10重量%のY_2O_3及び0.2〜5
重量%のAl_2O_3を含有し、前記軸部は2〜10
重量%のY_2O_3及び0.5〜10重量%のAl_
2O_3を含有し、かつ前記外層部のY_2O_3/A
l_2O_3の重量比(A)と前記軸部のY_2O_3
/Al_2O_3の重量比(B)との比(A/B)が1
.0以上であることを特徴とする成形体。 - (4) いずれもY_2O_3及びAl_2O_3を含
有する窒化珪素系セラミックスからなる外層部と軸部と
で一体的に構成された多層セラミックロータ用の成形体
を製造する方法において、セラミック成分の一部が繊維
状である第一のスリップと、セラミック成分が繊維状で
ない第二のスリップを作成し、スリップキャスト用型内
に前記第一のスリップを注入し、前記外層部に相当する
部分が固化した時点で前記第一スリップを排出して中央
に凹部を形成し、しかる後前記凹部内に前記第二のスリ
ップを注入して前記外層部と一体的に固化させることを
特徴とする方法。 - (5) 請求項4に記載の成形体の製造方法において、
前記第一のスリップ中のAl_2O_3の少なくとも一
部が繊維状であることを特徴とする方法。 - (6) 請求項4又は5に記載の成形体の製造方法にお
いて、前記第一のスリップが2〜10重量%のY_2O
_3及び0.2〜5重量%のAl_2O_3を含有する
窒化珪素系セラミックスからなり、前記第二のスリップ
が2〜10重量%のY_2O_3及び0.5〜10重量
%のAl_2O_3を含有する窒化珪素系セラミックス
からなり、前記第一のスリップ中のY_2O_3/Al
_2O_3の重量比(A)と前記第二のスリップ中のY
_2O_3/Al_2O_3の重量比(B)との比(A
/B)が1.0以上となるようにすることを特徴とする
方法。 - (7) いずれもY_2O_3及びAl_2O_3を含
有する窒化珪素系セラミックスからなる外層部と軸部と
で一体的に構成された多層セラミックロータにおいて、
前記外層部は2〜10重量%のY_2O_3及び0.2
〜5重量%のAl_2O_3を含有し、前記軸部は2〜
10重量%のY_2O_3及び0.5〜10重量%のA
l_2O_3を含有し、かつ前記外層部のY_2O_3
/Al_2O_3の重量比(A)と前記軸部のY_2O
_3/Al_2O_3の重量比(B)との比(A/B)
が1.0以上であることを特徴とする多層セラミックロ
ータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1135373A JP2739342B2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 多層セラミックロータ、その成形体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1135373A JP2739342B2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 多層セラミックロータ、その成形体及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH035373A true JPH035373A (ja) | 1991-01-11 |
| JP2739342B2 JP2739342B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=15150201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1135373A Expired - Lifetime JP2739342B2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 多層セラミックロータ、その成形体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2739342B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05294734A (ja) * | 1992-04-15 | 1993-11-09 | Honda Motor Co Ltd | 繊維強化セラミック成形体 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6158868A (ja) * | 1984-08-29 | 1986-03-26 | トヨタ自動車株式会社 | ラジアルタ−ビンホイ−ルとその製造方法 |
-
1989
- 1989-05-29 JP JP1135373A patent/JP2739342B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6158868A (ja) * | 1984-08-29 | 1986-03-26 | トヨタ自動車株式会社 | ラジアルタ−ビンホイ−ルとその製造方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05294734A (ja) * | 1992-04-15 | 1993-11-09 | Honda Motor Co Ltd | 繊維強化セラミック成形体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2739342B2 (ja) | 1998-04-15 |
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