JPH0353843B2 - - Google Patents

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JPH0353843B2
JPH0353843B2 JP28775086A JP28775086A JPH0353843B2 JP H0353843 B2 JPH0353843 B2 JP H0353843B2 JP 28775086 A JP28775086 A JP 28775086A JP 28775086 A JP28775086 A JP 28775086A JP H0353843 B2 JPH0353843 B2 JP H0353843B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は配線用しや断器として最適な回路しや
断器に関するものである。
第1図に従来の電子式配線用しや断器の回路構
成を示す。
第1図において、電源1からしや断器の主回路
部(接点部)2、変流器3,3−1,3−2,3
−3を介して、負荷4に電力を供給している。主
回路のR相の電流をR相に接続した変流器3−1
により、主回路のS相の電流をS相に接続した変
流器3−2により、主回路のT相の電流をT相に
接続した変流器3−3によりそれぞれ検出して、
ダイオード5−1,5−2,5−3,5−4,5
−5,5−6からなる3相全波の整流器5に導
き、整流した後、定電圧ダイオード7を介して抵
抗器6に電流を流して電圧信号に変換し、この電
圧信号を制御回路8に供給している。主回路の電
流が異常値になつた時は、制御回路8で異常と判
定し、NPNトランジスタ9にベース信号を供給
してNPNトランジスタ9をオンにスイツチング
させ、引きはずしコイル10を励磁させて、しや
断器の主回路部2を開路するようにしていた。3
相全波の整流器5の出力を電源回路11の入力と
して供給し、電源回路11の出力を制御回路8の
制御電源として供給していた。
しかるに、この場合主回路の電流検出に変流器
3を使用しているために、主回路の定格電流が例
えば3000Aで、変流器の2次定格電流として普通
使用される50mAを採用する場合を考えると、変
流器の1次側は導体のブスであるため巻回数は1
となる。このために2次巻線の巻回数は6万回と
なり、巻線工数が大幅に増加して、経済性が著し
く低下し、また、2次巻線の巻線回数が多いため
所要スペースが大となる欠点がある。更に、2次
巻線の巻回数が多いため、2次巻線の抵抗値が数
キロオームと大きくなり、変流器自体で消費され
る電力が大きく主回路電流の4〜5倍迄しか1次
側と2次側の電流が比例しないという欠点があつ
た。このため、本来この場合に必要な主回路電流
の10〜16倍迄のリニアリテイーはどうしても得ら
れないという欠点があつた。
これに対して、2次側の電流値を大きくして、
巻回数を減らすようにしても、2次側は抵抗負荷
が接続されているため2次側の負担分はI2Rで決
まり、電流大の領域では、やはり負担が大きくな
るため変流器の鉄心が大きくなり、また主回路に
短絡故障が生じた場合、変流器の2次側に非常に
大きな過電圧が発生するという問題があつた。こ
のため、結局前述の如く2次巻線の巻回数を多く
して、2次電流を小さくして使用せざるを得なか
つた。
従つて、上述した欠点をさけることができなか
つた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもの
で、主回路の電流が(例えば5000A程度の)大電
流となつても主回路の電流と検出電流が、確実に
比例し、コンパクトでしかも経済性のよい、電子
式の回路しや断器を提供することを目的としてい
る。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
第2図は、本発明の第1の実施例による回路し
や断器の回路構成を示すものである。
第2図において、3相電源1にはしや断器の主
回路部2が接続され、この主回路部2には、ホー
ル素子を用いた電流センサ12が接続される。こ
の電流センサ12は、外被絶縁ブス12−1,1
2−2,12−3およびホール素子12−4,1
2−5,12−6から構成される。外被絶縁ブス
12−1,12−2,12−3にはさらに変流器
13,14,15の1次側導体が接続され、変流
器13,14,15の1次側導体にはさらに3相
負荷4が接続される。変流器13,14,15の
各第1の出力巻線13−1,14−1,15−1
にはそれぞれダイオード16−1,16−2,1
6−3,16−4,16−5,16−6から構成
された3相全波の整流器16が、接続される。3
相全波の整流器16の出力端間には、定電圧ダイ
オード17が接続される。この定電圧ダイオード
17の両端はセンサ用電源回路としての安定化電
源回路18の入力に接続される。安定化電源回路
18の出力は可変抵抗器19,20,21を各別
に介してホール素子12−1,12−2,12−
3にそれぞれ制御電流を供給するように接続され
る。変流器13,14,15の各第2の出力巻線
12−2,13−2,14−2,15−2には、
ダイオード5−1,5−2,5−3,5−4,5
−5,5−6から構成された3相全波の整流器5
が接続される。この整流器5の出力端間には、定
電圧ダイオード71と定電圧ダイオード72の直
列回路が接続される。この定電圧ダイオード7
1,72の直列回路の両端つまり整流器5の出力
は制御回路用の電源回路22の入力に接続され
る。電源回路22の出力端は制御回路8に接続さ
れる。電流センサ12のホール素子12−4,1
2−5,12−6の各出力は制御回路8の入力に
接続される。制御回路8の第1の出力はNPNト
ランジスタ9のベースとエミツタに接続される。
制御回路8の第2の出力は引はずしコイル10と
直列接続されたNPNトランジスタ9のコレクタ
とエミツタ間により閉回路を構成するように接続
される。このようにして、回路しや断器が構成さ
れる。
次に、このような構成における動作について述
べる。
第2図において、電源1からしや断器の主回路
部2電流センサ12の外被絶縁ブス12−1,1
2−2,12−3および変流器13,14,15
の一次側導体を介して3相負荷4に電力が供給さ
れる。変流器13,14,15の第1の出力巻線
13−1,14−1,15−1(図示のごとく星
形に接続されている)の出力は3相全波の整流器
16に導かれ、変流器13,14,15の第1の
出力巻線13−1,14−1,15−1の出力信
号は直流に変換されて、安定化電源回路18の入
力に供給される。定電圧ダイオード17は、主回
路に短絡故障などにより大電流が発生した時に変
流器13,14,15の第1の出力巻線13−
1,14−1,15−1に発生する過電圧を抑制
する作用をする。安定化電源回路18の出力は、
可変抵抗器19,20,21を各別に介して、電
流センサ12のホール素子12−4,12−5,
12−6に制御電流を供給する。可変抵抗器1
9,20,21は3相主回路の導体の配置による
磁界発生の各相の電流値に対するずれと、ホール
素子12−4,12−5,12−6のそれぞれの
ばらつきをホール素子12−4,12−5,12
−6に供給する制御電流を調整して補正するため
のものである。変流器13,14,15の第2の
出力巻線13−2,14−2,15−2(図示の
ように星形に結線されている)の出力は3相全波
の整流器5に導かれ、変流器13,14,15の
第2の出力巻線13−2,14−2,15−2の
出力信号は直流に変換されて、電源回路22の入
力側に供給される。定電圧ダイオード71,72
は主回路に短絡故障などによる大電流が発生した
ときに変流器13,14,15の第2の出力巻線
13−2,14−2,15−2に発生する過電圧
を抑制する作用をする。電源回路22の出力側か
ら制御回路8に電力を供給する。ホール素子12
−4,12−5,12−6に制御電流を供給する
と、ホール素子12−4,13−4,14−4に
はR相、S相、T相の各主回路電流により生ずる
磁界により、制御電流および主回路電流による磁
界と垂直の方向に主回路電流に比例した出力電圧
を発生する。ホール素子12−4,12−5,1
2−6の出力電圧は制御回路8に送られて、増幅
される。主回路に異常電流が流れた時は、ホール
素子12−4,12−5,12−6の出力にそれ
と比例した出力電圧が得られ、制御回路8で異常
と判定されると制御回路8からNPNトランジス
タ9にベース信号を供給して、NPNトランジス
タ9をオンとし、引はずしコイル10を励磁させ
て、しや断器の主回路部2を開路する。
前述のホール素子を用いた電流センサ12の第
1の例の構成を第3図に示す。
第3図において、31はホール素子、32はホ
ール素子31をほぼ環状をなす鉄心35に設けら
れたギヤツプに取付ける絶縁コンパウンド、33
は鉄心35の中空部を貫通する主回路導体、34
は主回路導体33と鉄心35とを絶縁するための
絶縁スペーサ、36は変流器の第1の出力巻線、
37は変流器の第2の出力巻線である。
このような、磁気リングからなる電流センサを
用いると、小さい電流領域でも確実に主回路電流
を検出できる。また、回路しや断器全体として
も、主回路に大電流が流れた場合でも、ホール素
子31を用いた検出方式であるために変流器を用
いた時のように変流器の2次に過電圧が生ずると
いうことがないため回路構成が簡単となる。更に
安全性も向上する。鉄心35が大電流領域でも飽
和しないですみ、変流器よりもはるかに直線性の
範囲を大きくとれる。更に、変流器の時の2次側
インピーダンスに比してホール素子の場合は鉄心
の負担を極めて小さくできるので磁気リングの鉄
心35も小さくすることができる。これに加えて
磁気リングと変流器の鉄心を1つにして共用する
ため極めてコンパクトで且つ安価な電流センサー
となる。鉄心35にギヤツプを設けているため、
主回路に直流分の含有率が大きいときでも、鉄心
35が飽和することがなく、主回路電流を確実に
検出できる。変流器では忠実に検出しにくい欠点
があつたが、この構成によれば該欠点は、確実に
除去される。
このような(第2図に示したような)構成の回
路しや断器とすれば、変流器13,14,15は
主回路に比例した2次出力を得る必要はなく単に
電源を得るだけでよい。このため変流器13,1
4,15の鉄心は、安価な鉄心を使用できる。ま
た、仮に半サイクル中の1部分が飽和していて
も、電源のパワーさえ取り出せればよいので、鉄
心を小さくすることができ、従来のように変流器
にて信号と電源の両方を得る方式に比して、極め
てコンパクトで且つ安価となる。鉄心も従来のけ
い素鋼板による積層鉄心よりも安価でしかも成型
のしやすい圧粉鉄心が使用可能となり、著しい工
数低減が実現できる。このため、極めて安価に製
造できるという利点もある。さらに電源を得るだ
けの目的で変流器を使用するため変流器の出力に
は非直線性素子である定電圧ダイオードを用いて
必要な電源電圧に抑制することができる。このた
め、大電流領域での変流器の2次インピーダンス
が小さくなり、大電流領域でも、従来の変流器の
出力から信号と電源を得る方式に比し、通電幅が
数倍大きくとれるため、安定化電源回路18、電
源回路22のフイルタ等もコンパクトになるとい
う利点がある。また、ホール素子12−4,12
−5,12−6への制御電流の供給は変流器1
3,14,15の第1の出力巻線から供給し、ホ
ール素子12−4,12−5,12−6の出力は
変流器13,14,15の第2の出力巻線側の回
路に接続するためホール素子12−4,12−
5,12−6の制御電流の入力端子と検出信号の
出力端子との間の絶縁が容易にでき、電位の混触
が確実に防止できる。
以上詳述したように、本発明によれば、磁気リ
ングと変流器の鉄心を1つにして共用するため極
めてコンパクトで且つ安価でしかも性能のよい回
路しや直線性素断器を提供することができる。
なお、本発明は、上述し且つ図面に示す実施例
にのみ限定されることなくその要旨を変更しない
範囲内で種々変形して実施することができる。
例えば、第5図は本発明の第2の実施例の構成
を示すものであり、第2図におけるホール素子1
2−4,12−5,12−6を直列接続し、制御
電流の供給を抵抗23を介してこの直列回路に供
給する構成としたものである。この構成は、ホー
ル素子のばらつきが小さいとき、主回路の各相の
磁界の発生のずれが、各相の電流値に対して小さ
いときに使用でき、回路構成がさらに簡単となる
利点がある。
また第6図は本発明の第3の実施例の構成を示
すものであり、第2図の可変抵抗器19,20,
21を固定抵抗器24,25,26に置き替え、
且つ変流器13,14,15を2次巻線が1個の
変流器27,28,29とし、ホール素子12−
4,12−5,12−6への制御電流の供給とホ
ール素子出力の増幅判定と、引はずしコイル10
の励磁のための制御回路8の電源供給を全て変流
器27,28,29の2次出力からとるようにし
たものである。この構成は、制御回路8の中に
DC−DCコンバータを設け、DC−DCコンバータ
の変圧器により絶縁された制御電圧を得るように
しこれをホール素子の制御電流として供給するよ
うにして第2図の場合と同様の機能を得るように
したものであり、構成が極めて簡単となる。
又、第4図は本発明の第3の実施例の電流セン
サの構成を示すものである。これは、第6図の構
成における変流器27,28,29の鉄心にギヤ
ツプを設けこのギヤツプ内にホール素子を設けて
電流センサを構成したものである。
第4図において、41はホール素子、42はコ
ンパウンド、43は主回路導体、44は絶縁スペ
ーサ、45は鉄心、46は変流器の2次巻線であ
る。
この場合も、磁気リングと変流器の鉄心を1つ
にして共用するため極めてコンパクトとなる利点
がある。このため、構成も簡単で経済性も極めて
向上する利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子式配線用しや断器一例の構
成を示す回路図、第2図は本発明の第1の実施例
の構成を示す回路図、第3図は第2図および第5
図における電流センサの具体的な構成の例を示す
図、第4図は第6図における電流センサの具体的
な構成の例を示す図、第5図は本発明の第2の実
施例の構成を示す回路図、第6図は本発明の第3
の実施例の構成を示す回路図である。 1…電源、2…しや断器の主回路部(接点部)、
4…負荷、5,16…3相全波整流器、8…制御
回路、9…NPNトランジスタ、10…引はずし
コイル、12…電流センサ、12−1,12−
2,12−3…外被絶縁ブス、12−4,12−
5,12−6,31,41…ホール素子、13,
14,15,27,28,29…変流器、17,
71,72…定電圧ダイオード、18…安定化電
源回路、19,20,21…可変抵抗器、22…
電源回路、23,24,25,26…抵抗器、3
5,45…鉄心。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ホール素子を用いた電流センサを主回路の導
    体に付設し、前記主回路に変流器を直列に設け、
    この変流器の2次巻線から電源回路に電力を供給
    し、電流センサのホール素子の出力検出およびこ
    の検出に基づく引きはずしコイルの励磁を行う制
    御回路への電力並びに前記ホール素子への制御電
    流を前記電源回路から供給するものであつて、前
    記電源回路に電力供給を行う変流器の鉄心にギヤ
    ツプを形成し、このギヤツプにホール素子を設け
    て電流センサを構成したことを特徴とする回路し
    や断器。
JP28775086A 1986-12-04 1986-12-04 回路しや断器 Granted JPS62163515A (ja)

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JP28775086A JPS62163515A (ja) 1986-12-04 1986-12-04 回路しや断器

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JPS62163515A JPS62163515A (ja) 1987-07-20
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