JPH0353880Y2 - - Google Patents
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- JPH0353880Y2 JPH0353880Y2 JP5030386U JP5030386U JPH0353880Y2 JP H0353880 Y2 JPH0353880 Y2 JP H0353880Y2 JP 5030386 U JP5030386 U JP 5030386U JP 5030386 U JP5030386 U JP 5030386U JP H0353880 Y2 JPH0353880 Y2 JP H0353880Y2
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は金属被覆ガラス繊維などの導電性繊維
のマツトに関するものである。詳しくは、原反マ
ツトを幅方向に配列して幅広のマツトとした上記
マツトに関するものである。
のマツトに関するものである。詳しくは、原反マ
ツトを幅方向に配列して幅広のマツトとした上記
マツトに関するものである。
[従来の技術]
近年、電子機器が発達し普及するにつれて、電
子機器の発する電磁波による電子機器相互の影響
を防ぐために導電性繊維マツトをプラスチツク中
に埋設する方法が行われるようになりつつある。
また、FRP製のパラボラアンテナにも、導電性
繊維が使用されるようになつてきた。
子機器の発する電磁波による電子機器相互の影響
を防ぐために導電性繊維マツトをプラスチツク中
に埋設する方法が行われるようになりつつある。
また、FRP製のパラボラアンテナにも、導電性
繊維が使用されるようになつてきた。
この導電性繊維マツトの製造法の一つとして、
展綿法がある。
展綿法がある。
まず第3図及び第4図を参照して展綿法による
導電性ガラス繊維マツトの製造方法を説明する。
導電性ガラス繊維マツトの製造方法を説明する。
第3図において、10はガラス12を溶融する
ガラス溶融槽であり、その底部には溶融ガラスを
流出する紡糸ノズル14が複数個所定間隔毎に一
直線状に配列するように設けられている。
ガラス溶融槽であり、その底部には溶融ガラスを
流出する紡糸ノズル14が複数個所定間隔毎に一
直線状に配列するように設けられている。
溶融槽10の下方には、ノズル14から垂下す
るガラス繊維16を巻き取る回転ドラム18、該
回転ドラム18回転用の駆動装置及び回転ドラム
18をその軸方向(紙面と垂直方向)に往復運動
させる駆動装置(共に図示せず。)を有した巻取
装置が設置されている。またこの巻取装置と溶融
槽10との中間の位置には、ガラス繊維16に金
属被覆を施すための溶融金属保有炉20が設置さ
れている。この溶融金属保有炉20は、その側面
に開口22が設けられると共に、この開口22に
被さるようにコーテイング用ノズル24が取り付
けられ、このノズル24先端から膨出する溶融金
属の膨出部中をガラス繊維16が通過し得るよう
構成されている。
るガラス繊維16を巻き取る回転ドラム18、該
回転ドラム18回転用の駆動装置及び回転ドラム
18をその軸方向(紙面と垂直方向)に往復運動
させる駆動装置(共に図示せず。)を有した巻取
装置が設置されている。またこの巻取装置と溶融
槽10との中間の位置には、ガラス繊維16に金
属被覆を施すための溶融金属保有炉20が設置さ
れている。この溶融金属保有炉20は、その側面
に開口22が設けられると共に、この開口22に
被さるようにコーテイング用ノズル24が取り付
けられ、このノズル24先端から膨出する溶融金
属の膨出部中をガラス繊維16が通過し得るよう
構成されている。
このように構成された製造装置において、溶融
槽10中の溶融ガラス12は、ノズル14から流
下し、ドラム18によつて引つ張られて延伸し、
細い繊維となつてドラム18に巻き取られる。こ
の際ドラム18は、その軸方向(図において紙面
と垂直方向)に往復運動され、各ガラス繊維16
は波状に蛇行して巻き取られる。
槽10中の溶融ガラス12は、ノズル14から流
下し、ドラム18によつて引つ張られて延伸し、
細い繊維となつてドラム18に巻き取られる。こ
の際ドラム18は、その軸方向(図において紙面
と垂直方向)に往復運動され、各ガラス繊維16
は波状に蛇行して巻き取られる。
回転ドラム18に巻き取られたガラス繊維の層
状の束体26が所定の厚さに達したとき、ドラム
18の回転を停止し、第5図に示す如くそのガラ
ス繊維の層状束体26をノズル18の軸線方向a
に切断して矢印bの如く押し広げ、ドラム18か
ら取り外す。取り外した束体26は、第3図に示
すように、ガラス繊維に直交又はほぼ直交する方
向に引き伸ばしながら展開すると、(この引き伸
ばしながら展開する作業を展綿するという。)ガ
ラス繊維の展綿シート28となる。
状の束体26が所定の厚さに達したとき、ドラム
18の回転を停止し、第5図に示す如くそのガラ
ス繊維の層状束体26をノズル18の軸線方向a
に切断して矢印bの如く押し広げ、ドラム18か
ら取り外す。取り外した束体26は、第3図に示
すように、ガラス繊維に直交又はほぼ直交する方
向に引き伸ばしながら展開すると、(この引き伸
ばしながら展開する作業を展綿するという。)ガ
ラス繊維の展綿シート28となる。
即ち、第4図において、ドラム18から取り外
したガラス繊維層状束体26を、その一端から展
綿しながら別の回転ドラム30に巻き取ると、該
別の回転ドラム30上にシート状に巻き取られ
る。このようにしてでき上がつた展綿シート28
は、一方向に延びるガラス繊維の層と、これと交
叉する方向に延びる繊維の層とが交互に積層され
たものとなる。
したガラス繊維層状束体26を、その一端から展
綿しながら別の回転ドラム30に巻き取ると、該
別の回転ドラム30上にシート状に巻き取られ
る。このようにしてでき上がつた展綿シート28
は、一方向に延びるガラス繊維の層と、これと交
叉する方向に延びる繊維の層とが交互に積層され
たものとなる。
[考案が解決しようとする問題点]
ところで、FRP製品によつては、その製造に
際し幅の広い導電性繊維マツトが必要となること
がある。
際し幅の広い導電性繊維マツトが必要となること
がある。
例えば、パラボラアンテナにおいては、日本国
内においてはその直径は0.8〜1.3mであり、これ
を製造する場合に用いるマツトは幅の狭い導電性
繊維マツトで足りるが、外国によつてはこれより
も大きな例えば直径2.6mのパラボラアンテナが
必要になることがあり、これに用いられる導電性
繊維マツトとしてもこれに見合つた幅広のものが
好ましい。
内においてはその直径は0.8〜1.3mであり、これ
を製造する場合に用いるマツトは幅の狭い導電性
繊維マツトで足りるが、外国によつてはこれより
も大きな例えば直径2.6mのパラボラアンテナが
必要になることがあり、これに用いられる導電性
繊維マツトとしてもこれに見合つた幅広のものが
好ましい。
しかしながら、展綿法によつては幅広マツトを
安価に製造することは容易ではない。即ち、展綿
法による製造プロセスにおいては、平行に送り出
される多数本のガラス繊維を、軸線方向に往復動
されるドラムに巻き取り、これを軸線方向に切つ
て押し広げた後展綿するところから、ドラムから
切り取つて取り出された束体の幅はドラムの縁周
長さに一致したものとなり、該束体を展綿して得
られるシート(原反マツト)の幅も、当然にこの
ドラム縁周長さよりも小さなものとなる。
安価に製造することは容易ではない。即ち、展綿
法による製造プロセスにおいては、平行に送り出
される多数本のガラス繊維を、軸線方向に往復動
されるドラムに巻き取り、これを軸線方向に切つ
て押し広げた後展綿するところから、ドラムから
切り取つて取り出された束体の幅はドラムの縁周
長さに一致したものとなり、該束体を展綿して得
られるシート(原反マツト)の幅も、当然にこの
ドラム縁周長さよりも小さなものとなる。
そのため、展綿法によつて幅広のマツトを製造
しようとする場合には、それだけ大径の巻取ロー
ルを用意する必要があるが、幅広マツトの需要は
未だ少ないところから、幅広マツトを製造する場
合に限つて製造ラインを一旦停止し、ロールを大
径なものに交換せねばならず、著しく不便であ
る。
しようとする場合には、それだけ大径の巻取ロー
ルを用意する必要があるが、幅広マツトの需要は
未だ少ないところから、幅広マツトを製造する場
合に限つて製造ラインを一旦停止し、ロールを大
径なものに交換せねばならず、著しく不便であ
る。
このような幅広マツトを用いる代りに幅狭マツ
トを平行に配列して用いることも考え得るが、マ
ツト側辺同士の間に隙間が生じ、電磁波シールド
性能(反射性能)不良の原因となる。これを回避
するためには、幅狭マツトの側辺同士を重ね合わ
せればよいが、この場合には重ね合わせた分だけ
マツト肉厚が大きくなり、パラボラアンテナ等の
FRP製品の表面平坦性を損う。
トを平行に配列して用いることも考え得るが、マ
ツト側辺同士の間に隙間が生じ、電磁波シールド
性能(反射性能)不良の原因となる。これを回避
するためには、幅狭マツトの側辺同士を重ね合わ
せればよいが、この場合には重ね合わせた分だけ
マツト肉厚が大きくなり、パラボラアンテナ等の
FRP製品の表面平坦性を損う。
[問題点を解決するための手段]
本考案の導電性繊維マツトは、所定長さに切断
された、一方向に長い複数の導電性繊維の原反マ
ツトを、各原反マツトの隣接する長側辺同士を突
き合わせて長手方向と直交する方向に配列して一
つの層を形成すると共に、各層の該マツト長側辺
の方向が互いに平行となるように該層を2層以上
に積層したマツトであつて、重なり合う隣接層の
各原反マツトの長側辺の位置をずらせて積層させ
たことを特徴とする。
された、一方向に長い複数の導電性繊維の原反マ
ツトを、各原反マツトの隣接する長側辺同士を突
き合わせて長手方向と直交する方向に配列して一
つの層を形成すると共に、各層の該マツト長側辺
の方向が互いに平行となるように該層を2層以上
に積層したマツトであつて、重なり合う隣接層の
各原反マツトの長側辺の位置をずらせて積層させ
たことを特徴とする。
なお、以下において、一方向に長い導電性繊維
の原反マツトの長手方向と直交する方向を「幅方
向」という。
の原反マツトの長手方向と直交する方向を「幅方
向」という。
[作用]
かかる本考案の導電性繊維マツトによれば、幅
狭マツト側辺部における隙間が生じないので、電
磁波遮閉性能の低下も解消される。また、原反マ
ツトを製造するに際し大径の巻取用ロールを用意
し、これに取り替える必要がないから、生産が容
易で安価になる。
狭マツト側辺部における隙間が生じないので、電
磁波遮閉性能の低下も解消される。また、原反マ
ツトを製造するに際し大径の巻取用ロールを用意
し、これに取り替える必要がないから、生産が容
易で安価になる。
[実施例]
以下図面に示す実施例を参照して本考案につい
て更に詳細に説明する。
て更に詳細に説明する。
第1図及び第2図はそれぞれ本考案の実施例に
係る導電性繊維マツト1,2の厚み方向の断面図
である。
係る導電性繊維マツト1,2の厚み方向の断面図
である。
第1図に示す導電性繊維マツト1は、幅の狭い
原反マツトAと、該原反マツトAより若干例えば
10〜100mm程度幅の広い原反マツトBとを原反マ
ツトA,Bの隣接する長側辺同士を突き合わせて
幅方向に配列して層を形成し、各層のマツト長側
辺の方向が互いに平行となるように、該層を2層
に積層したものである。下層側及び上層側はそれ
ぞれ原反マツトAとBとをそれらの長側辺同士を
突き合わせて配列してあり、かつ上層側の原反マ
ツトの長側辺の位置と下層側の原反マツトの長側
辺の位置が重なり合わないように、幅の狭い原反
マツトAが上層と下層とで互いに幅方向反対側に
配置されている。このように、第1図の実施例に
係る導電性繊維マツト1は原反マツトAとBとを
並列させた幅広のものである。
原反マツトAと、該原反マツトAより若干例えば
10〜100mm程度幅の広い原反マツトBとを原反マ
ツトA,Bの隣接する長側辺同士を突き合わせて
幅方向に配列して層を形成し、各層のマツト長側
辺の方向が互いに平行となるように、該層を2層
に積層したものである。下層側及び上層側はそれ
ぞれ原反マツトAとBとをそれらの長側辺同士を
突き合わせて配列してあり、かつ上層側の原反マ
ツトの長側辺の位置と下層側の原反マツトの長側
辺の位置が重なり合わないように、幅の狭い原反
マツトAが上層と下層とで互いに幅方向反対側に
配置されている。このように、第1図の実施例に
係る導電性繊維マツト1は原反マツトAとBとを
並列させた幅広のものである。
第2図の実施例に係る導電性繊維マツト2は、
原反マツトAとBとの中間の幅を有する原反マツ
トCを加えたものである。即ちこの導電性繊維マ
ツト2の下層側では原反マツトAを中央に配し、
その両側に、長側辺同士を突き合わせるように原
反マツトBが2列に配列されている。また上層側
では、原反マツトBを中央に配し、その両側に長
側辺同士を突き合わせるようにして原反マツトC
を2列に配列してある。図示の如く、上層側と下
層側とでは、原反マツト同士の継目たる長側辺の
突き合わせ位置がそれぞれ食い違う位置となつて
いる。この第2図の実施例においても、長側辺同
士の食い違い幅は例えば10〜100mm前後程度とす
るのが好適であるが、本考案は特にこの値に限定
されるものではない。
原反マツトAとBとの中間の幅を有する原反マツ
トCを加えたものである。即ちこの導電性繊維マ
ツト2の下層側では原反マツトAを中央に配し、
その両側に、長側辺同士を突き合わせるように原
反マツトBが2列に配列されている。また上層側
では、原反マツトBを中央に配し、その両側に長
側辺同士を突き合わせるようにして原反マツトC
を2列に配列してある。図示の如く、上層側と下
層側とでは、原反マツト同士の継目たる長側辺の
突き合わせ位置がそれぞれ食い違う位置となつて
いる。この第2図の実施例においても、長側辺同
士の食い違い幅は例えば10〜100mm前後程度とす
るのが好適であるが、本考案は特にこの値に限定
されるものではない。
なお第1図及び第2図の実施例では、上層側と
下層側とがそれぞれ等しい幅となつているが、一
方例えば下層側が他方よりも幅広となり、端部が
はみ出していてもよい。この場合には、この幅広
方向端部からはみ出している部分を、必要に応じ
切除することによりFRP製品に組み込むことが
できる。
下層側とがそれぞれ等しい幅となつているが、一
方例えば下層側が他方よりも幅広となり、端部が
はみ出していてもよい。この場合には、この幅広
方向端部からはみ出している部分を、必要に応じ
切除することによりFRP製品に組み込むことが
できる。
なお、本考案の導電性繊維マツトは、長尺物で
あるから、通常の出荷製品形態としてはこれをロ
ール状に巻き取つたものが好適である。
あるから、通常の出荷製品形態としてはこれをロ
ール状に巻き取つたものが好適である。
本考案において用いられる導電性繊維として
は、金属被覆ガラス繊維のほか、炭素繊維や金属
繊維をも用いることができるが、コスト、量産
性、軽量性、耐久性等の点から金属被覆ガラス繊
維が好適である。
は、金属被覆ガラス繊維のほか、炭素繊維や金属
繊維をも用いることができるが、コスト、量産
性、軽量性、耐久性等の点から金属被覆ガラス繊
維が好適である。
このガラス繊維としては、その径及び材質とも
に特に限定されるものではないが、径としては直
径が数μm〜30μm程度のものが好ましい。また材
質としては無アルカリガラス、アルカリガラスの
いずれでも良く、Eガラス、Cガラス、Aガラス
等従来からガラス繊維に用いられる各種の組成の
ものが用いられる。
に特に限定されるものではないが、径としては直
径が数μm〜30μm程度のものが好ましい。また材
質としては無アルカリガラス、アルカリガラスの
いずれでも良く、Eガラス、Cガラス、Aガラス
等従来からガラス繊維に用いられる各種の組成の
ものが用いられる。
ガラス繊維を被覆する金属としては、溶融温度
が低く被覆が容易で、かつ耐食性の良いものが好
ましい。例えばアルミニウム或いはアルミニウム
合金が好適である。その他には、銅、亜鉛、銀等
が用いられる。金属の被覆量は、余りに少ないと
導電性を確保できず、逆に多過ぎると繊維の可撓
性を低下させると共にコスト高となる。アルミニ
ウムを用いる場合には、繊維の単位長さ当りにお
いてガラス繊維重量の5〜200%程度、とりわけ
20〜100%程度とするのが好ましい。
が低く被覆が容易で、かつ耐食性の良いものが好
ましい。例えばアルミニウム或いはアルミニウム
合金が好適である。その他には、銅、亜鉛、銀等
が用いられる。金属の被覆量は、余りに少ないと
導電性を確保できず、逆に多過ぎると繊維の可撓
性を低下させると共にコスト高となる。アルミニ
ウムを用いる場合には、繊維の単位長さ当りにお
いてガラス繊維重量の5〜200%程度、とりわけ
20〜100%程度とするのが好ましい。
なお、導電性繊維として展綿シートを用いる場
合、シート面方向の繊維間隔は電磁波の周波数に
よつて変わる。
合、シート面方向の繊維間隔は電磁波の周波数に
よつて変わる。
なお、本考案においては原反マツト同士は接着
剤等により互いに接着するのが好ましい。なお、
原反マツトとして上記展綿シートを用いる場合に
は、この展綿シートに付着されているバインダの
硬化を利用することにより原反マツト同士の接合
を図ることができる。即ち、上記展綿工程或いは
展綿工程中に展綿シートにバインダを吹き付け、
この展綿シートを第1図、第2図の如く突き合わ
せ及び重ね合わせて幅広マツトとなした後、熱処
理することにより、展綿シート相互の結合を行な
うことができる。なおこのバインダとしては澱粉
系のもの、フエノール樹脂や酢酸ビニル等の熱硬
化性合成樹脂系のものなど各種のものを用いるこ
とができる。また導電性粒子を含ませたものなど
の導電性バインダを用いても良い。
剤等により互いに接着するのが好ましい。なお、
原反マツトとして上記展綿シートを用いる場合に
は、この展綿シートに付着されているバインダの
硬化を利用することにより原反マツト同士の接合
を図ることができる。即ち、上記展綿工程或いは
展綿工程中に展綿シートにバインダを吹き付け、
この展綿シートを第1図、第2図の如く突き合わ
せ及び重ね合わせて幅広マツトとなした後、熱処
理することにより、展綿シート相互の結合を行な
うことができる。なおこのバインダとしては澱粉
系のもの、フエノール樹脂や酢酸ビニル等の熱硬
化性合成樹脂系のものなど各種のものを用いるこ
とができる。また導電性粒子を含ませたものなど
の導電性バインダを用いても良い。
勿論、本考案においては展綿法以外の製造法に
よつて製造された原反マツトを利用して幅広マツ
トを製造してもよいことが明らかである。
よつて製造された原反マツトを利用して幅広マツ
トを製造してもよいことが明らかである。
また上記実施例においては、原反マツトは幅方
向に2列ないし3列配列されているが、4列以上
配列してもよい。また原反マツトを幅方向に配列
してなる層は、3層以上積層してもよい。
向に2列ないし3列配列されているが、4列以上
配列してもよい。また原反マツトを幅方向に配列
してなる層は、3層以上積層してもよい。
次に第6図ないし第10図を参照して第1図に
示す導電性繊維マツト1の製造法について説明す
る。
示す導電性繊維マツト1の製造法について説明す
る。
第6図において、エンドレスに設置されたコン
ベア32の搬送面32aの上方位置に、2個の展
綿シートロール30Aと30Bとが互いに軸心方
向を平行にして設けられている。展綿シートの上
ロール30Aは、同ロール30Bよりも幅の狭い
展綿シートAを巻き取つてある。そして、第6図
の−線に沿う断面図である第7図に示す如上
く、まずコンベア32上に展綿シートBを送り出
し、この上に展綿シートAを重なり合うように送
り出す。この重なり合つた展綿シートに、バイン
ダスプレ装置34からバインダを吹き付ける。そ
して、両シートA,Bをコンベア36に移し変
え、次いで短いオーブン38を通してバインダを
生乾き状態とした後、巻取装置40に巻き取る。
第6図の−線に沿う断面図である第8図に示
す如く、この巻取装置40に巻き取られたロール
42は、シートBがはみ出した状態の積層マツト
Dを巻取してある。
ベア32の搬送面32aの上方位置に、2個の展
綿シートロール30Aと30Bとが互いに軸心方
向を平行にして設けられている。展綿シートの上
ロール30Aは、同ロール30Bよりも幅の狭い
展綿シートAを巻き取つてある。そして、第6図
の−線に沿う断面図である第7図に示す如上
く、まずコンベア32上に展綿シートBを送り出
し、この上に展綿シートAを重なり合うように送
り出す。この重なり合つた展綿シートに、バイン
ダスプレ装置34からバインダを吹き付ける。そ
して、両シートA,Bをコンベア36に移し変
え、次いで短いオーブン38を通してバインダを
生乾き状態とした後、巻取装置40に巻き取る。
第6図の−線に沿う断面図である第8図に示
す如く、この巻取装置40に巻き取られたロール
42は、シートBがはみ出した状態の積層マツト
Dを巻取してある。
次に第9図に示す如く、コンベア44の搬送面
44a上方位置に、このロール42を2個、一方
のマツトが裏返しに巻き出されるように配列し、
これらロール42からマツトDのはみ出し部分同
士が第10図(第9図のX−X線断面図)の如く
重なり合うように原反マツトDを送り出す。そし
て、ひき続いてオーブン46を通し、生乾き状態
のバインダを硬化させ、展綿シート相互の接着を
行なう。その後、これを巻取装置48にて巻き取
る。この巻取装置48に巻き取られたマツトは、
第1図に示す断面構成のマツト1となつている。
44a上方位置に、このロール42を2個、一方
のマツトが裏返しに巻き出されるように配列し、
これらロール42からマツトDのはみ出し部分同
士が第10図(第9図のX−X線断面図)の如く
重なり合うように原反マツトDを送り出す。そし
て、ひき続いてオーブン46を通し、生乾き状態
のバインダを硬化させ、展綿シート相互の接着を
行なう。その後、これを巻取装置48にて巻き取
る。この巻取装置48に巻き取られたマツトは、
第1図に示す断面構成のマツト1となつている。
[考案の効果]
以上の通り、本考案によれば、幅の狭い原反マ
ツトを用いて幅広の導電性繊維マツトが安価に提
供される。この導電性繊維マツトは、幅広マツト
の継目部分における間隙が生じることがなく、電
磁波遮蔽性能に優れる。また、この継目部分が平
坦で、FRP製品に凹凸を生じさせることもない。
ツトを用いて幅広の導電性繊維マツトが安価に提
供される。この導電性繊維マツトは、幅広マツト
の継目部分における間隙が生じることがなく、電
磁波遮蔽性能に優れる。また、この継目部分が平
坦で、FRP製品に凹凸を生じさせることもない。
第1図及び第2図は本考案の実施例に係る導電
性繊維マツト1,2の断面図、第3図は展綿法に
よるガラス繊維シートの製造方法を説明する断面
図、第4図は同斜視図、第5図は展綿法における
繊維束体の形状を示す正面図、第6図及び第9図
は本考案に係る導電性繊維マツトの製造方法を説
明する側面図、第7図は第6図−線に沿う断
面図、第8図は第6図−線に沿う断面図であ
る。第10図は第9図X−X線に沿う断面図であ
る。 A,B,C……原反マツト、10……ガラス溶
融槽、18……回転ドラム、26……束体、3
8,46……オーブン、40,48……巻取装
置。
性繊維マツト1,2の断面図、第3図は展綿法に
よるガラス繊維シートの製造方法を説明する断面
図、第4図は同斜視図、第5図は展綿法における
繊維束体の形状を示す正面図、第6図及び第9図
は本考案に係る導電性繊維マツトの製造方法を説
明する側面図、第7図は第6図−線に沿う断
面図、第8図は第6図−線に沿う断面図であ
る。第10図は第9図X−X線に沿う断面図であ
る。 A,B,C……原反マツト、10……ガラス溶
融槽、18……回転ドラム、26……束体、3
8,46……オーブン、40,48……巻取装
置。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 所定長さに切断された、一方向に長い複数の
導電性繊維の原反マツトを、各原反マツトの隣
接する長側辺同士を突き合わせて長手方向と直
交する方向に配列して一つの層を形成すると共
に、各層の該マツト長側辺の方向が互いに平行
となるように該層を2層以上に積層したマツト
であつて、重なり合う隣接層の各原反マツトの
長側辺の位置をずらせて積層させたことを特徴
とする導電性繊維マツト。 (2) 原反マツトは、一方向に延びる導電性繊維層
と、これと交叉する方向に延びる導電性繊維層
とが交互に積層された展綿シートである実用新
案登録請求の範囲第1項に記載の導電性繊維マ
ツト。 (3) 導電性繊維は金属被覆ガラス繊維である実用
新案登録請求の範囲第1項又は第2項に記載の
導電性繊維マツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5030386U JPH0353880Y2 (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5030386U JPH0353880Y2 (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62162023U JPS62162023U (ja) | 1987-10-15 |
| JPH0353880Y2 true JPH0353880Y2 (ja) | 1991-11-26 |
Family
ID=30873544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5030386U Expired JPH0353880Y2 (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0353880Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-04-03 JP JP5030386U patent/JPH0353880Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62162023U (ja) | 1987-10-15 |
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