JPH0354476Y2 - - Google Patents

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JPH0354476Y2
JPH0354476Y2 JP9776486U JP9776486U JPH0354476Y2 JP H0354476 Y2 JPH0354476 Y2 JP H0354476Y2 JP 9776486 U JP9776486 U JP 9776486U JP 9776486 U JP9776486 U JP 9776486U JP H0354476 Y2 JPH0354476 Y2 JP H0354476Y2
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film
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polyetherimide
diaphragm
polyester
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  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は耐熱性、耐久性、成形加工性、接着加
工性の優れた音響機器用振動板に関するものであ
る。
〔従来技術〕
一般に音響機器用振動板(以下振動板と称す
る)は、長期間反復される振動に耐え得る靱性、
耐熱性、耐湿性、振巾追従性、成形加工性、接着
加工性などが要求される。
従来、プラスチツクフイルムを成形加工してな
る音響機器用振動板には、ポリエステルフイルム
ポリカーボネートフイルムポリイミドフイルム、
芳香族ポリサルホンフイルム、ポリエーテルイミ
ドフイルム等が用いられてきた。スピーカーの場
合における駆動源であるボイスコイル近傍は駆動
時に高温となるため、振動板は十分に高温に耐え
得る耐熱性のある素材で構成させることが望まれ
る。又、振動板はボイスコイルボビン、エツヂ、
センターキヤツプとをそれぞれ接着剤を介し接着
されるため、素材は接着剤に含まれる有機溶剤、
硬化前低分子量有機物などに対する耐溶剤性が優
れていることが望まれる。しかるに、ポリエステ
ルフイルムは実用耐熱温度が70〜80℃と低く、前
述の駆動による発熱によつてヤング率(常温で
4.3×104Kg/cm2、140℃では0.8Kg/cm2)が大巾に
低下し周波数特性が低下するばかりでなく、変形
伸びに伴なうボイスコイルボビンの磁気回路の接
触による異常音の発生、ひいてはボイスコイルの
焼損等の原因となる。
又、ポリカーボネートフイルムも耐熱温度が低
く、ポリエステルフイルムと同様の問題があり、
さらに耐溶剤等も劣つているためスピーカー組立
時に用いられる接着剤によりストレスクラツクが
発生し、組立接着剤が制約され実用的でない。
一方、芳香族ポリサルホンフイルム、ポリエー
テルイミドフイルムは、耐熱性に優れているもの
のポリカーボネートフイルム同様耐溶剤性が悪
い。
ポリイミドフイルムは耐熱性や耐溶剤性は優れ
ているが、熱硬化性樹脂であるため熱成形性が困
難でフイルムが高価である点もあいまつて工業的
実用性に乏しい。
〔考案の目的〕
本考案はポリエーテルイミドフイルムの耐熱
性、ヤング率の温度依存性が低い点、成形加工性
に優れた点に、又ポリエステルフイルムの耐溶剤
性及び耐久性に着目し、ポリエステルル−ポリエ
ーテルイミド−ポリエステルの三層構成の複合フ
イルムを成形加工することにより、耐熱性、耐久
性、成形加工性の優れた音響機器用振動板を得る
ことを見出したものである。
〔考案の構成〕
本考案は、第一層がポリエステルフイルム、第
二層がポリエーテルイミドフイルム、第三層がポ
リエステルフイルムである複合フイルムを加熱成
形して成ることを特徴とする音響機器用振動板で
ある。
本考案で用いられるポリエーテルイミドフイル
ムは、その構造単位に芳香核結合と、エーテル結
合、イミド結合を含む熱可塑性重合体をフイルム
化したものとして定義され、例えば科学構造式と
しては次の構造式から成るものが挙げられる。
一方、ポリエステルフイルムは、その構造単位
に芳香核結合とエステル結合、アルキレン鎖を含
む熱可塑性重合体をフイルム化したものとして定
義され、例えば次の構造式から成るものが挙げら
れる。
本考案で用いられるポリエーテルイミドフイル
ム及びポリエステルフイルムは目的に応じ、滑
剤、耐熱安定剤、無機充填剤、顔料、染料を加え
ても良い。
本考案の複合フイルムの各層の厚み構成は限定
されるものではないが、好ましくはポリエステ
ル:ポリエーテルイミド:ポリエステルの各層の
厚み構成は1:1:1ないし1:10:1が好まし
い。ポリエステルフイルム層比率が低くなりすぎ
ると耐久性の点で充分でなくなり、ポリエーテル
イミドフイルム層比率が低くなりすぎると耐熱性
が不足する。又、ポリエステルフイルムとポリエ
ーテルイミドフイルムの間に接着剤を介すること
は本考案の限定するものではない。
本考案の複合フイルムの製膜方法は、共押出
法、熱圧着法、ドライラミネート法、ポリエーテ
ルイミドを押出して得られる押出ラミ法等が用い
られる。
なお、ポリエステルフイルム層は非結晶状態、
結晶状態、二軸延伸状態のいずれでも良いが、よ
り良好な物性を得るには二軸延伸状態とするのが
好ましい。
本考案の加熱成形は、真空成形、圧空成形、雌
雄熱成形等の一般のフイルム加熱成形で得ること
ができる。
〔考案の効果〕
本考案で得られる複合フイルムは常温でヤング
率が3.5×104Kg/cm2以上であり、140℃に於ても
2.0×104Kg/cm2と高く加熱成形して得られた振動
板は高温での周波数特性が良好で、かつ150℃雰
囲気下の寸法変化も1%以下と小さく、振動板成
形品の変形もほとんど認められなかつた。又成形
加工性も良く、雌雄熱成形も容易に行なえ、耐溶
剤性も外層がポリエステルであるため接着剤によ
る組立時のストレスクラツクも生じなかつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の振動板の加熱成形前のフイル
ム構成を表わす複合フイルム断面図である。第2
図は本考案の振動板を用いた音響機器の部分断面
図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第一層がポリエステルフイルム、第二層がポリ
    エーテルイミドフイルム、第三層がポリエステル
    フイルムである複合フイルムを加熱成形して成る
    音響機器用振動板。
JP9776486U 1986-06-27 1986-06-27 Expired JPH0354476Y2 (ja)

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JP9776486U JPH0354476Y2 (ja) 1986-06-27 1986-06-27

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JPS635795U JPS635795U (ja) 1988-01-14
JPH0354476Y2 true JPH0354476Y2 (ja) 1991-12-02

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JP2710830B2 (ja) * 1989-07-05 1998-02-10 株式会社ケンウッド 音響用振動系部材
JP3915600B2 (ja) * 2002-05-29 2007-05-16 オンキヨー株式会社 スピーカー振動板
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JP2010045863A (ja) * 2009-11-24 2010-02-25 Sony Corp スピーカ用振動板およびそれを備えたスピーカ装置

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JPS635795U (ja) 1988-01-14

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