JPH0355192Y2 - - Google Patents

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JPH0355192Y2
JPH0355192Y2 JP1984084157U JP8415784U JPH0355192Y2 JP H0355192 Y2 JPH0355192 Y2 JP H0355192Y2 JP 1984084157 U JP1984084157 U JP 1984084157U JP 8415784 U JP8415784 U JP 8415784U JP H0355192 Y2 JPH0355192 Y2 JP H0355192Y2
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【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は本体ケースに裏蓋を備えた前蓋が開
閉操作可能に枢支連結されたテープカートリツジ
を対象とし、とくに前蓋に対する裏蓋の枢支部が
熱変形し難いように補強したものである。
〔背景技術〕
例えば、ビデオ用のテープカートリツジにおい
て、第1図ないし第3図に示すごとく本体ケース
1の前面に裏蓋21付きの前蓋10を開閉操作可
能に枢支連結した形態はよく知られている。すな
わち、不使用時に前蓋10はケース前面に導出し
たテープ2の外側をカバーし、プレイヤーの装填
したときには前蓋10が上開き回動してテープ2
がケース前方に引き出し可能な状態となる。本体
ケース1の前面にはテープローデイング用ポケツ
ト19が入り込み状に凹設形成されており、この
ポケツト19の存在箇所において裏蓋21が前蓋
10の前面板11の内側に裏蓋取付片22を介し
て枢軸23まわりに揺動自在に枢支連結されてい
る。そして、裏蓋21の一部が本体ケース1に連
係されている。一般には第1図に示すごとく裏蓋
21側の摺動軸24が本体ケース1側の案内溝2
5に嵌合連結されており、不使用時には裏蓋21
でテープ2の裏側をカバーし、前蓋10の開き動
作に連動して裏蓋21がテープ2に接当干渉する
ことなく開き作動するものとなつている。
このように、案内溝25に沿つて摺動軸24が
摺動する連係形態を採る場合、両者24,25間
にはスムーズな摺動案内を図るために一定のクリ
アランスを要する。このクリアランスが大き過ぎ
ると裏蓋21の作動時にガタつきを生じ、とくに
閉じ姿勢にしたときに裏蓋21の上面板部21a
の後端縁が第6図に示すごとく本体ケース1の上
面から突出してプレイヤーへの抜き差し時にプレ
イヤー側の部材が裏蓋21の上面板部21aに接
当干渉し、該当部位の損傷その他の重大なトラブ
ルを招く。また、前蓋10の前面板11の下端と
裏蓋21の下端との間にも隙間gが生じ、この隙
間gから塵埃が侵入してテープ2に付着するおそ
れがある。そのため、案内溝25と摺動軸24と
のクリアランスは一定以下に設定し、裏蓋取付片
22と枢軸23との枢結部および摺動軸24と案
内溝25との連係部との位置関係を高精度に確保
しておく必要がある。
しかるに、従来の前蓋10は材料コストの面か
ら耐熱性及び剛性に劣るプラスチツク材(一般に
はABS樹脂やスチロール樹脂などを主材として
いる)で薄肉に成形しているため、もともと他物
との接当で変形損傷を受けやすいところ、とくに
テープカートリツジを高温雰囲気下で長時間置く
と、前蓋10側の裏蓋取付片22が第7図a,b
に示すごとく前後方向又は左右方向に位置ずれ変
形しやすい。それに左右横長の前蓋10の前面板
11これ全体も第8図に示すように捩れたり、一
般には第9図に示すごとく該前面板11の左右中
央部が本体ケース側に曲がり変形することが確認
されている。その結果、裏蓋取付片22と枢軸2
3との枢結位置に狂いを生じ、案内溝25と摺動
軸24との余裕隙間が小さく設定されていること
も手伝つて、摺動軸24が案内溝25に強く押し
付けられた状態となり、摺接抵抗が過大になつて
裏蓋21が円滑に開閉作動せず、開閉不能にまで
至りがちであつた。
〔考案の目的〕
本考案は、かかる事実に着目して、前蓋10の
前面板11の内側面に設けられる裏蓋21の取付
片22が常温下では勿論のこと加熱されても容易
に変形しないものとし、以て前蓋10に連動して
裏蓋21がスムーズに開閉作動できるようにする
ことを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は第1図ないし第3図に示すごとく、本
体ケース1に対してこれの前面に導出したテープ
2の外側をカバーするプラスチツク製の前蓋10
が開閉操作可能に枢支されており、前蓋10の前
面板11の左右には、該前面板11の上面板部1
1aの内面から裏蓋取付片22・22を一体に垂
設してあり、該裏蓋取付片22・22にテープ2
の裏側をカバーする裏蓋21が揺動自在に枢支連
結されており、本体ケース1に裏蓋21が前蓋1
0と共に一定の動きをするように連結されている
テープカートリツジを前提とする。
ここで本体ケース1、前蓋10および裏蓋21
の三者の組み付け方は特に限定するものではな
く、従来知られている形態のいずれを採用しても
よい。例えば、本体ケース1と裏蓋21との連係
手段に関しては、前述の摺動軸24と案内溝25
によるものが代表例であるが、裏蓋21の動きを
規制するものであればよく、本体ケース1側に後
述する前側案内面29又は後側案内面30のみ設
け、これら案内面(29又は30)に摺動軸24
を適当なバネ手段で常に押圧付勢しておく形態に
してもよい。
かかる基本構成のテープカートリツジにおい
て、本考案はとくに第1図および第5図に示すご
とく前蓋10の前面板11の上面板部11aか
ら、左右の裏蓋取付片22,22どうしをつなぐ
状態で補強リブ31が一体に垂設されていること
を特徴とする。
〔実施例〕
以下、その詳細を図面に示す小型のビデオ用テ
ープカートリツジに基づいて説明する。
第2図および第3図において、1は本体ケース
である。これはプラスチツク製の上下ケース1
a,1bを蓋合せ状にねじ結合してなり、内部左
右にテープ2が巻かれるテープリール3,3を有
する。テープリール3,3は本体ケース1の底壁
4に透設した左右の各駆動軸挿入孔上にあつて、
本体ケース1の上壁6の内面に固定した板ばね7
で回転中心が押下げ付勢されている。本体ケース
1がプレイヤーに装填したときプレイヤー側の駆
動軸が各駆動軸挿入孔を介して各リール3のハブ
穴に嵌係合する。本体ケース内には前方の左右位
置にテープパス規制ピン9,9を有し、これらの
ピン9,9を介してテープ2がケース前面に導出
されている。
本体ケース1にはこれの前面を閉じるテープ保
護用の前蓋10が開閉操作可能に枢支連結されて
いる。
この前蓋10は、本体ケース1の前面を左右間
にわたつて閉合する前面板11と、該前面板11
の左右両端から後ろ向きに連出した連結片12,
12と、両連結片12,12の内面に対向状に突
設した枢軸13,13とを有するプラスチツク成
形品である。左右連結片12,12が本体ケース
1の左右側壁15,15の前端凹設部15a,1
5aに外嵌して枢軸13,13が該凹設部15
a,15aに設けた枢支孔16,16にそれぞれ
嵌合枢支されており、前蓋10は該枢軸13まわ
りに本体ケース1の前面を閉じる姿勢と上開きの
姿勢とにわたつて回動自在であり、図上右側の枢
軸13に装着の捩りばね17で閉じ姿勢に回動付
勢されている。
テープカートリツジの不使用時に前蓋10は閉
じられていて、テープ2の前面外側をカバーして
保護し、テープカートリツジをプレイヤーに装填
すると、前蓋10が開いて本体ケース1の前縁の
左右中央部に大きく入り込み状に凹設形成したポ
ケツト19にプレイヤー側のテープローデイング
部材が突入してテープ2をケース前方に引き出
す。
なお、本体ケース1の右側壁15の前端凹設部
15aと前蓋10の右側連結片12との間隙20
には、前述の捩りばね17とテープカートリツジ
の不使用時に前蓋10を閉じ姿勢に閉蓋ロツクす
る手段とが組み込まれている。
前記ポケツト19の存在箇所において前蓋10
の内側には、第1図の示すごとくプラスチツク製
の裏蓋21が揺動自在に枢支連結され、この裏蓋
21で不使用時にテープ2の裏側、すなわち下側
方を含む内側方およびポケツト19の開口上面を
密閉して、ポケツト19の上下開口面から塵埃が
侵入してテープ2に付着するのを防止している。
すなわち、前蓋10の前面板11の左右両端寄
り箇所には、該前面板11の上面板部11aから
裏蓋取付片22,22を一体に垂設し、この取付
片22,22に裏蓋21の上下中間部の左右両端
に突設した枢軸23,23を揺動自在に枢支連結
する。裏蓋21の下端近くの左右端にカムフオロ
アとなる摺動軸24,24を突設し、本体ケース
1側にはポケツト19の左右側面に略S字状のカ
ムプロフイールを有する案内溝25,25を設
け、各案内溝25に各摺動軸24をそれぞれ嵌入
連結する。そして、前蓋10の開放にともなつて
裏蓋21も引き摺り上げられる状態でテープ2に
一切干渉することなく前蓋10と共に上方に移動
し、前蓋10の閉じ動作に伴つて裏蓋21も閉じ
行くものとなつている。
更に具体的には第4図に示すごとく、案内溝2
5を有するポケツト19の左右側面は、上ケース
1aの上壁6の前部から垂設した側壁27と、下
ケース1bの底壁4上にテープパス規制ピン9に
連なつて立設した側壁28とから構成されてお
り、上下ケース1a,1bを連結したとき垂設側
壁27の後端面と、立設側壁28のポケツト側の
内側面に形成せる前向きの段付き端面とが摺動軸
24の径より僅かに広い間隔をもつて対向し、こ
の後端面と段付き端面が案内溝25の前後の案内
面29,30を構成している。
かかる基本構成のテープカートリツジにおい
て、本考案では前蓋10のプラスチツク成形に際
し、前面板11の内側面に前述の裏蓋取付片2
2,22を補強するための補強リブ31を一体に
成形したものである。
具体的には、第1図および第5図に示すごとく
前面板11の上面板部11aの内面から、左右の
裏蓋取付片22,22をつなぐ状態で板状の補強
リブ31を一体に垂設した。
ここで裏蓋取付片22,22および補強リブ3
1を前記上面板部11aの内面から垂設したの
は、これらが前蓋10の前面板11と裏蓋21と
の間に通されるテープ2に接当干渉するのを防止
するためである。
なお、補強リブ31は裏蓋取付片22,22間
のみでなく、更に前蓋10の左右の連結片12,
12間にわたるように延長して設けてもよい。
〔考案の効果〕
かかる本考案によれば、一連の補強リブ31で
各裏蓋取付片22が第7図に示すごとく熱変形す
るのをよく防止できるとともに、更に第8図およ
び第9図に示すごとく前面板11これ全体がねじ
れ変形することをも二重に防止できる。
従つて、テープカートリツジが高温雰囲気下に
長時間さらされても、裏蓋21の前蓋10に連動
した開閉を円滑に行うことができ、これの作動の
確実性を期すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案に係るテープカー
トリツジを例示しており、第1図は第3図におけ
るA−A線断面図、第2図は全体の外観斜視図、
第3図はその一部切欠き平面図、第4図は要部の
分解斜視図、第5図は本考案の構成部材である前
蓋を裏面側から見た背面図である。第6図は従来
例における組み付け精度不良状態を示す要部の縦
断側面図である。第7図a,bは前蓋に一体成形
した裏蓋取付片の熱変形状態を示す従来例であつ
て、第7図aは縦断側面図、第7図bは背面図で
ある。第8図と第9図は従来例における前蓋の熱
変形状態をそれぞれ示しており、第8図は前蓋の
斜視図、第9図はその一部切欠き平面図である。 1……本体ケース、2……テープ、3……テー
プリール、10……前蓋、11……前蓋の前面
板、12……前蓋の連結片、19……ポケツト、
21……裏蓋、22……裏蓋取付片、23……枢
軸、24……摺動軸、25……案内溝、31……
補強リブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体ケース1に対してこれの前面に導出したテ
    ープ2の外側をカバーするプラスチツク製の前蓋
    10が開閉操作可能に枢支連結されており、 前蓋10の前面板11の左右には、該前面板1
    1の上面板部11aの内面から裏蓋取付片22,
    22を一体に垂設してあり、 該裏蓋取付片22,22にテープ2の裏側をカ
    バーする裏蓋21が揺動自在に枢支連結されてお
    り、 本体ケース1に裏蓋21が前蓋10と共に一定
    の動きをするように連係されているテープカート
    リツジにおいて、 前蓋10の前面板11の上面板部11aから、
    左右の裏蓋取付片22,22どうしをつなぐ状態
    で補強リブ31が一体に垂設されていることを特
    徴とするテープカートリツジ。
JP8415784U 1984-06-05 1984-06-05 テ−プカ−トリツジ Granted JPS60194785U (ja)

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JP8415784U JPS60194785U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 テ−プカ−トリツジ

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JPS60194785U JPS60194785U (ja) 1985-12-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60107783A (ja) * 1983-11-17 1985-06-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd テ−プカセツト

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JPS60194785U (ja) 1985-12-25

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