JPH035580A - 蓄熱槽を兼用する振動抑制装置 - Google Patents
蓄熱槽を兼用する振動抑制装置Info
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- JPH035580A JPH035580A JP14041289A JP14041289A JPH035580A JP H035580 A JPH035580 A JP H035580A JP 14041289 A JP14041289 A JP 14041289A JP 14041289 A JP14041289 A JP 14041289A JP H035580 A JPH035580 A JP H035580A
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- building
- tank
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、地震や風等によって進築構造物等に引き起
こされる振動を抑制するための振動抑制装置に係り、特
に、冷暖房用の蓄熱槽を兼用した構成の振動抑制装置に
関するものである。
こされる振動を抑制するための振動抑制装置に係り、特
に、冷暖房用の蓄熱槽を兼用した構成の振動抑制装置に
関するものである。
「従来の技術およびその課題」
近年の建築・土木構造物は、高強度材料の開発、工作技
術の進歩、並びに電算機による構造解析技術の発展等の
要因により、大型化、形式の多様化、軽量化が為される
と共に、外力に対してフレキシビリティに富んだ構造と
なっている。そして、このように軽量で柔軟な構造物に
おいては、その固有振動数が低く、内部の振動減衰も小
さくなる傾向があるため、地震や風等の外力の影響によ
り予期し得ない種々の振動が発生する可能性がある。特
に、前述の如く、構造物の大型化にともなって、外力に
よって励起される振動の振幅も大きくなるため、この振
動が構造物内部に居住する人間に不必要な不安感を与え
ると共に、構造物の躯体に許容範囲以上の応力を付与す
るおそれすらあった。
術の進歩、並びに電算機による構造解析技術の発展等の
要因により、大型化、形式の多様化、軽量化が為される
と共に、外力に対してフレキシビリティに富んだ構造と
なっている。そして、このように軽量で柔軟な構造物に
おいては、その固有振動数が低く、内部の振動減衰も小
さくなる傾向があるため、地震や風等の外力の影響によ
り予期し得ない種々の振動が発生する可能性がある。特
に、前述の如く、構造物の大型化にともなって、外力に
よって励起される振動の振幅も大きくなるため、この振
動が構造物内部に居住する人間に不必要な不安感を与え
ると共に、構造物の躯体に許容範囲以上の応力を付与す
るおそれすらあった。
そこで、特願昭60−241045号明細書において、
構造物の所定の位置に、この構造物の固有の振動周期と
同一の周期で、しかも、所要の位相差を伴って振動する
液体を貯留するタンクを設け、この液体の振動によって
前記構造物の振動を抑制することのできる振動抑制装置
を提案し、前述の問題を解決している。この際、タンク
内に貯留される液体の質量は、構造物の有効質量の11
50〜1/100程度であることが好ましく、かかる範
囲内に液体貯留量を制御することで、振動抑制効果を最
大限に発揮することができる。
構造物の所定の位置に、この構造物の固有の振動周期と
同一の周期で、しかも、所要の位相差を伴って振動する
液体を貯留するタンクを設け、この液体の振動によって
前記構造物の振動を抑制することのできる振動抑制装置
を提案し、前述の問題を解決している。この際、タンク
内に貯留される液体の質量は、構造物の有効質量の11
50〜1/100程度であることが好ましく、かかる範
囲内に液体貯留量を制御することで、振動抑制効果を最
大限に発揮することができる。
しかし、通常の建築物の総質量は数千〜数百tの規模で
あるため、タンク内に貯留すべき液体の質量も数百tの
規模となることもあり、これだけの大質量の容積の液体
を貯留するタンクのスペースを確保するための工夫が必
要である。
あるため、タンク内に貯留すべき液体の質量も数百tの
規模となることもあり、これだけの大質量の容積の液体
を貯留するタンクのスペースを確保するための工夫が必
要である。
そこで、本願発明は前記事情に鑑みて為されたものであ
り、構造物の振動抑制装置に蓄熱槽の作用を持たせ、か
つその配置を工夫することで、省スペース化、省コスト
化、省エネルギー化を図ることが可能な蓄熱槽を兼用す
る振動抑制装置の提供を目標としている。
り、構造物の振動抑制装置に蓄熱槽の作用を持たせ、か
つその配置を工夫することで、省スペース化、省コスト
化、省エネルギー化を図ることが可能な蓄熱槽を兼用す
る振動抑制装置の提供を目標としている。
「課題を解決するための手段」
この発明は、筒体を四角形の四隅の位置に立設するとと
もに、これら筒体間に前記四角形の対角線を結ぶような
十字状の連通路を形成し、さらに、これら筒体及び連通
路に蓄熱流体を貯留し、この蓄熱流体の固有振動周期が
振動抑制を必要とする構造物の固有振動周期に一致する
ようにその貯留量を調整する蓄熱槽を兼用する振動抑制
装置を構成することで、前記課題を解決せんとしている
。
もに、これら筒体間に前記四角形の対角線を結ぶような
十字状の連通路を形成し、さらに、これら筒体及び連通
路に蓄熱流体を貯留し、この蓄熱流体の固有振動周期が
振動抑制を必要とする構造物の固有振動周期に一致する
ようにその貯留量を調整する蓄熱槽を兼用する振動抑制
装置を構成することで、前記課題を解決せんとしている
。
「実施例」
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図ないし第3図はこの発明の第一実施例である振動
抑制装置を示す図である。図中、符号1は振動抑制装置
であり、この振動抑制装置1は、風によって引き起こさ
れる振動に対して最も効果があるとされる高層建築物(
構造物)2の屋上に設置されている。この建築物2は、
例えばその断面形状が略長方形状に形成され、平面上で
2方向に卓越した固有振動周期を有するような建築物で
ある。
抑制装置を示す図である。図中、符号1は振動抑制装置
であり、この振動抑制装置1は、風によって引き起こさ
れる振動に対して最も効果があるとされる高層建築物(
構造物)2の屋上に設置されている。この建築物2は、
例えばその断面形状が略長方形状に形成され、平面上で
2方向に卓越した固有振動周期を有するような建築物で
ある。
この振動抑制装置1は、支持台3と、この支持台3上に
載置されたタンク4.4、・・・と、このタンク4.4
、・・・内に貯留された水(蓄熱流体)5とから概略構
成されている。
載置されたタンク4.4、・・・と、このタンク4.4
、・・・内に貯留された水(蓄熱流体)5とから概略構
成されている。
前記タンク4は、建築物2の冷暖房設備用蓄熱槽を兼用
する円筒状のタンクであり、その上部が開放された構造
となっている。これらタンク4には、例えば既存の鋼管
杭(例えば直径1.5mφ)が使用され、第3図に示す
ように、平面視した状態で正方形の四隅に位置するよう
に計4本立設されている。
する円筒状のタンクであり、その上部が開放された構造
となっている。これらタンク4には、例えば既存の鋼管
杭(例えば直径1.5mφ)が使用され、第3図に示す
ように、平面視した状態で正方形の四隅に位置するよう
に計4本立設されている。
また、これらタンク4、・・・の下部間には、第3図な
いし第4図に示すように、これらを互いに連通させる連
通路6が形成されている。この連通路6は、平面視した
状態で前記タンク4、・・・の構成する正方形の対角線
を結ぶような十字状に形成され、タンク4、・・・を構
成する鋼管と略同−径またはそれ以下の径の鋼管で構成
されていると共に、その端部6a、・・・は各タンク4
、・・・の内部に必要な分だけ突出されている。そして
、タンク4と連通路6とは互いに溶接等により固定され
ている。
いし第4図に示すように、これらを互いに連通させる連
通路6が形成されている。この連通路6は、平面視した
状態で前記タンク4、・・・の構成する正方形の対角線
を結ぶような十字状に形成され、タンク4、・・・を構
成する鋼管と略同−径またはそれ以下の径の鋼管で構成
されていると共に、その端部6a、・・・は各タンク4
、・・・の内部に必要な分だけ突出されている。そして
、タンク4と連通路6とは互いに溶接等により固定され
ている。
この連通路6の各タンク4、・・・前方に位置する部分
には、気密的に連通路6内に挿入された一対の可動開口
板7により、連通路6の断面積の大きさを絞る°オリフ
ィス7aがそれぞれ形成され、このオリフィス7aの開
口の大きさは、タンク4内への連通路6の挿入量との関
係により、可動開口板7でその開口口径を調節して適宜
に設定できるようになっている。
には、気密的に連通路6内に挿入された一対の可動開口
板7により、連通路6の断面積の大きさを絞る°オリフ
ィス7aがそれぞれ形成され、このオリフィス7aの開
口の大きさは、タンク4内への連通路6の挿入量との関
係により、可動開口板7でその開口口径を調節して適宜
に設定できるようになっている。
前記水5は、その比重及びタンク4の内径等に応じて液
面高さ(第3図中に示すH)等が適宜調節されることで
、連通路6の各延在方向(第3図中X、Y方向)に沿う
振動周期がそれぞれ同一方向における建築物2の固有振
動周期と同一の振動周期となるような条件で、このタン
ク4内に貯留されている。そして、この水5は、その質
量が建築物の有効質量の1150〜1/100の範囲内
となるようにタンク4内への貯留量が調整されている。
面高さ(第3図中に示すH)等が適宜調節されることで
、連通路6の各延在方向(第3図中X、Y方向)に沿う
振動周期がそれぞれ同一方向における建築物2の固有振
動周期と同一の振動周期となるような条件で、このタン
ク4内に貯留されている。そして、この水5は、その質
量が建築物の有効質量の1150〜1/100の範囲内
となるようにタンク4内への貯留量が調整されている。
なお、有効質量とは、逮家の応答を各次モードに分解し
たときの各次の応答が示すベースシャーと等しいベース
シャーになるような1質点系の各モード毎の質量として
定義され、外力分布に依存する量である。例えば、地震
力に対しては総質量の8割程度となり、風に対しては1
/3程度となる。
たときの各次の応答が示すベースシャーと等しいベース
シャーになるような1質点系の各モード毎の質量として
定義され、外力分布に依存する量である。例えば、地震
力に対しては総質量の8割程度となり、風に対しては1
/3程度となる。
また、これらタンク4、・・・には、第5図ないし第6
図に示すように、その上部及び下部にそれぞれバイブ8
.8、・・・が配管されている。このバイブ8、・・・
は、第5図ないし第6図に示すように、冷温水の蓄熱、
排熱に応じて、外部に排設された1次または2次冷温水
ポンプ9、lO及びヒートポンプ11、空調機12に接
続される。また、これらバイブ8、・・・間には、適宜
切り換え弁13、・・・が介在されている。この際、タ
ンク4上部のバイブ8連結箇所付近は、冷温水の出入り
により腐食される危険性が高いので、この部分のみ防錆
処理を行っておくことが好ましい。
図に示すように、その上部及び下部にそれぞれバイブ8
.8、・・・が配管されている。このバイブ8、・・・
は、第5図ないし第6図に示すように、冷温水の蓄熱、
排熱に応じて、外部に排設された1次または2次冷温水
ポンプ9、lO及びヒートポンプ11、空調機12に接
続される。また、これらバイブ8、・・・間には、適宜
切り換え弁13、・・・が介在されている。この際、タ
ンク4上部のバイブ8連結箇所付近は、冷温水の出入り
により腐食される危険性が高いので、この部分のみ防錆
処理を行っておくことが好ましい。
なお、第1図において、符号14はタンク4、・・・の
外周に巻回された断熱材である。
外周に巻回された断熱材である。
次に、以上のような構成を有する振動抑制装置lの作用
について説明する。
について説明する。
前記建築物2と振動抑制装置1とを含む振動系は、第7
図に示すような振動モデルに近似、簡略化することがで
きる。なお、以下の説明は連通路6のいずれか一方の延
在方向における振動のみについての議論であるが、これ
ら両方向の振動が同時に生起されても、これらの重畳現
象として記述できることは明らかである。
図に示すような振動モデルに近似、簡略化することがで
きる。なお、以下の説明は連通路6のいずれか一方の延
在方向における振動のみについての議論であるが、これ
ら両方向の振動が同時に生起されても、これらの重畳現
象として記述できることは明らかである。
この振動モデルは、ばね定数KAのばね20A及び減衰
率hAのダッシュボット22Aを介して、質量MAの物
体21Aが支持される振動系A(建築物2の振動モデル
)と、ばね定数KBのばね2OB及び減衰率hBのダッ
シュポット22Bを介して、質量MBの物体21Bが支
持される振動系B(振動抑制装置l内の水5の振動モデ
ル)とが直列に接続されたようなモデルである。
率hAのダッシュボット22Aを介して、質量MAの物
体21Aが支持される振動系A(建築物2の振動モデル
)と、ばね定数KBのばね2OB及び減衰率hBのダッ
シュポット22Bを介して、質量MBの物体21Bが支
持される振動系B(振動抑制装置l内の水5の振動モデ
ル)とが直列に接続されたようなモデルである。
そして、このような振動モデルにおいて、物体21Aに
加わる地震や風等の外力によって振動系Aが連通路6の
いずれか一方の延在方向に振動を開始すると、振動系B
は1/4周期の位相遅れをもって振動を開始するから、
これら振動系A−Bの振動周期を一致させることにより
、振動系Aの振動を抑制することができる。
加わる地震や風等の外力によって振動系Aが連通路6の
いずれか一方の延在方向に振動を開始すると、振動系B
は1/4周期の位相遅れをもって振動を開始するから、
これら振動系A−Bの振動周期を一致させることにより
、振動系Aの振動を抑制することができる。
ここで、物体21Bは物体21Aの約2%程度の質量な
ので、前記建築物2の固有振動周期TAは、構造設計上
の見地から定められた質量MA及びばね定数KAにより
ほぼ一義的に決定される。
ので、前記建築物2の固有振動周期TAは、構造設計上
の見地から定められた質量MA及びばね定数KAにより
ほぼ一義的に決定される。
したがって、前記振動抑制装置lの振動周期、すなわち
各々のタンク4内に貯留された水5の振動周期TBが建
築物2の固有振動周期TAに一致するように、このタン
ク4の寸法、容量及び水5の貯留量を設定すれば良い。
各々のタンク4内に貯留された水5の振動周期TBが建
築物2の固有振動周期TAに一致するように、このタン
ク4の寸法、容量及び水5の貯留量を設定すれば良い。
この際、均一な断面を持つU字管内に液体が貯留された
場合の固有周期Tは、 T=2π lア珂 であることが知られている。
場合の固有周期Tは、 T=2π lア珂 であることが知られている。
次に、この振動抑制装置1を蓄熱槽として使用する場合
の作用について、第5図ないし第6図を参照して説明す
る。
の作用について、第5図ないし第6図を参照して説明す
る。
まず、冷房時には、第5図実線に示す如く、タンク4.
4、・・・の上部からバイブ8で取水し、これを1次冷
温水ポンプ9でビートポンプ11へ供給する。ヒートポ
ンプ11で冷却された水5は、バイブ8を介してタンク
4、・・・の下部へ戻される。この様にして、タンク4
、・・・の下部に冷却水が蓄積される。次に、この様に
して冷却された水5をタンク4、・・・の下部からバイ
ブ8で取水し、これを2次冷温水ポンプ10で空調機1
2へ供給する。空調機12で使用された水5は、バイブ
8を介してタンク4、・・・の上部に戻され、この様に
して暖められた水5は再度前述のごとくヒートポンプ1
1で冷却、循環される。
4、・・・の上部からバイブ8で取水し、これを1次冷
温水ポンプ9でビートポンプ11へ供給する。ヒートポ
ンプ11で冷却された水5は、バイブ8を介してタンク
4、・・・の下部へ戻される。この様にして、タンク4
、・・・の下部に冷却水が蓄積される。次に、この様に
して冷却された水5をタンク4、・・・の下部からバイ
ブ8で取水し、これを2次冷温水ポンプ10で空調機1
2へ供給する。空調機12で使用された水5は、バイブ
8を介してタンク4、・・・の上部に戻され、この様に
して暖められた水5は再度前述のごとくヒートポンプ1
1で冷却、循環される。
一方、暖房時には、第6図実線に示す如く、冷房時と逆
の工程が行われる。すなわち、タンク4.4、・・・の
下部からバイブ8で取水し、これを1次冷温水ポンプ9
でヒートポンプ11へ供給する。ヒートポンプ11で加
温された水5は、バイブ8を介してタンク4、・・・の
上部へ戻され、タンク4、・・・の上部に熱水が蓄積さ
れる。次に、この様にして加温された水5をタンク4、
・・・の上部からパイプ8で取水し、これを2次冷温水
ポンプ10で空調機12へ供給する。空調機12で使用
された水5は、バイブ8を介してタンク4、・・・の下
部に戻され、この様にして冷えた水5は再度ヒートポン
プ11で冷却、循環される。
の工程が行われる。すなわち、タンク4.4、・・・の
下部からバイブ8で取水し、これを1次冷温水ポンプ9
でヒートポンプ11へ供給する。ヒートポンプ11で加
温された水5は、バイブ8を介してタンク4、・・・の
上部へ戻され、タンク4、・・・の上部に熱水が蓄積さ
れる。次に、この様にして加温された水5をタンク4、
・・・の上部からパイプ8で取水し、これを2次冷温水
ポンプ10で空調機12へ供給する。空調機12で使用
された水5は、バイブ8を介してタンク4、・・・の下
部に戻され、この様にして冷えた水5は再度ヒートポン
プ11で冷却、循環される。
以上説明したように、この実施例の振動抑制装置1によ
れば、地震や風等の外力によって建築物2に励起される
振動を抑制することができる。
れば、地震や風等の外力によって建築物2に励起される
振動を抑制することができる。
特に、この実施例の振動抑制装置1は、U字管をその底
部で2本連結したような構成であり、連通路6のそれぞ
れの延在方向における建築物の振動に対してこれを有効
に減衰させることができる。また、連通路6を十字状に
形成したことにより、単にU字管を2本設けた場合に比
して各タンク4、・・・を非常に近接して配置すること
ができ、これにより省スペース化を大幅に図ることがで
きると共に、蓄熱槽として使用した場合の蓄熱効率の向
上を図ることができる。当然、振動抑制装置にU字管を
使用した際の利点、すなわち砕波現象が起こらずに振動
抑制効果が高く、タンク4、・・・内の水5の貯留量を
調整することで広範囲の振幅の振動に有効に対応しうる
、と言った利点もこの実施例の振動抑制装置1は備えて
いる。
部で2本連結したような構成であり、連通路6のそれぞ
れの延在方向における建築物の振動に対してこれを有効
に減衰させることができる。また、連通路6を十字状に
形成したことにより、単にU字管を2本設けた場合に比
して各タンク4、・・・を非常に近接して配置すること
ができ、これにより省スペース化を大幅に図ることがで
きると共に、蓄熱槽として使用した場合の蓄熱効率の向
上を図ることができる。当然、振動抑制装置にU字管を
使用した際の利点、すなわち砕波現象が起こらずに振動
抑制効果が高く、タンク4、・・・内の水5の貯留量を
調整することで広範囲の振幅の振動に有効に対応しうる
、と言った利点もこの実施例の振動抑制装置1は備えて
いる。
しかも、この実施例では、連通路6のそれぞれの延在方
向における水5の振動周期がそれぞれ同一方向における
建築物2の固有振動周期と一致しているので、これら固
有振動周期の異なる2方向の振動をそれぞれ有効に抑制
することができ、従って、これらが複雑に重畳した実際
の振動においても有効に振動抑制を行うことができる。
向における水5の振動周期がそれぞれ同一方向における
建築物2の固有振動周期と一致しているので、これら固
有振動周期の異なる2方向の振動をそれぞれ有効に抑制
することができ、従って、これらが複雑に重畳した実際
の振動においても有効に振動抑制を行うことができる。
また、この実施例の振動抑制装置1は蓄熱槽も兼用して
おり、新たに振動抑制装置を付設する必要がなく、省ス
ペース化、省コスト化を図ることができると同時に蓄熱
運転によるランニングコストの低減が可能となる。特に
、この実施例の振動抑制装置lは立型の蓄熱槽であり、
槽内の温度成層が容易であり蓄熱効率がよく、しかも蓄
熱槽の高さを有効利用することでさらなる省スペース化
を図ることができる。
おり、新たに振動抑制装置を付設する必要がなく、省ス
ペース化、省コスト化を図ることができると同時に蓄熱
運転によるランニングコストの低減が可能となる。特に
、この実施例の振動抑制装置lは立型の蓄熱槽であり、
槽内の温度成層が容易であり蓄熱効率がよく、しかも蓄
熱槽の高さを有効利用することでさらなる省スペース化
を図ることができる。
さらに付言するならば、この実施例の振動抑制装置1は
、水5貯留用のタンク4、・・・を既製鋼管で構成して
おり、コスト低減も同時に図ることができる。
、水5貯留用のタンク4、・・・を既製鋼管で構成して
おり、コスト低減も同時に図ることができる。
「発明の他の実施例」
この発明の蓄熱槽を兼用した構造物の振動抑制装置は、
その細部が前記実施例に限定されず、接種の変形例が可
能である。以下、連通路6及びオリフィス7aの形状を
中心として、この発明の他の実施例について説明する。
その細部が前記実施例に限定されず、接種の変形例が可
能である。以下、連通路6及びオリフィス7aの形状を
中心として、この発明の他の実施例について説明する。
第8図ないし第1θ図は、この発明の第二実施例である
振動抑制装置を示す図である。なお、以下の説明におい
て、前記第一実施例と同一の構成要素については同一の
符号を付し、その説明を省略する。
振動抑制装置を示す図である。なお、以下の説明におい
て、前記第一実施例と同一の構成要素については同一の
符号を付し、その説明を省略する。
この実施例では、タンク4の下部に設けられた連通路6
がタンク4と略同−径の円筒状に形成されていると共に
、円形の開口を有する可動開口板7が連通路6の交叉部
において平面視して斜め方向に配置されている。従って
、この実施例であっても、前記第一実施例と同様の作用
効果を得ることができる。
がタンク4と略同−径の円筒状に形成されていると共に
、円形の開口を有する可動開口板7が連通路6の交叉部
において平面視して斜め方向に配置されている。従って
、この実施例であっても、前記第一実施例と同様の作用
効果を得ることができる。
さらに、第11図ないし第12図は、この発明の第3実
施例である振動抑制装置を示す図である。この実施例で
は、前記第2実施例において、連通路6の交叉部の四隅
から中央に向かって可動開口板7、・・・が挿入されて
いる。従って、この実施例であっても、前記第一、第二
実施例と同様の作用効果を得ることができる。
施例である振動抑制装置を示す図である。この実施例で
は、前記第2実施例において、連通路6の交叉部の四隅
から中央に向かって可動開口板7、・・・が挿入されて
いる。従って、この実施例であっても、前記第一、第二
実施例と同様の作用効果を得ることができる。
「発明の効果」
以上詳細に説明したように、この発明によれば、筒体を
四角形の四隅の位置に立設するとともに、これら筒体間
に前記四角形の対角線を結ぶような十字状の連通路を形
成し、さらに、これら筒体及び連通路に蓄熱流体を貯留
し、この蓄熱流体の固有振動周期が振動抑制を必要とす
る構造物の固有振動周期に一致するようにその貯留量を
調整したような蓄熱槽を兼用する振動抑制装置を構成し
ており、振動抑制装置に蓄熱槽の作用を持たせているの
で、蓄熱槽のほかに新たに振動抑制装置を付設する必要
がなく、省スペース化、省コスト化、省エネルギー化を
図ることができて好ましい0
四角形の四隅の位置に立設するとともに、これら筒体間
に前記四角形の対角線を結ぶような十字状の連通路を形
成し、さらに、これら筒体及び連通路に蓄熱流体を貯留
し、この蓄熱流体の固有振動周期が振動抑制を必要とす
る構造物の固有振動周期に一致するようにその貯留量を
調整したような蓄熱槽を兼用する振動抑制装置を構成し
ており、振動抑制装置に蓄熱槽の作用を持たせているの
で、蓄熱槽のほかに新たに振動抑制装置を付設する必要
がなく、省スペース化、省コスト化、省エネルギー化を
図ることができて好ましい0
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図はこの発明の一実施例である蓄熱槽
を兼用した構造物の振動抑制装置を示す図であって、第
1図は全体構成を示す斜視図、第2図は建築物に設置さ
れた状態を示す正面図、第3図は全体構成の平面図、第
4図は同縦断面図、第5図ないし第6図は蓄熱槽の作用
を示す概略正面図、第7図は構造物と振動抑制装置との
振動モデルを示す図、第8図ないし第1O図はこの発明
の第二実施例である振動抑制装置を示す図であり、第1
0図は第8図のB−B’ に沿う矢視断面図、第11図
ないし第12図はこの発明の第三実施例である振動抑制
装置を示す図であって、第10図は一部を切欠いた平面
図、第11図は第10図のc−c’ に沿う矢視断面図
である。 5・・・・・・水 (蓄熱流体) 6・・・・・・連通路。
を兼用した構造物の振動抑制装置を示す図であって、第
1図は全体構成を示す斜視図、第2図は建築物に設置さ
れた状態を示す正面図、第3図は全体構成の平面図、第
4図は同縦断面図、第5図ないし第6図は蓄熱槽の作用
を示す概略正面図、第7図は構造物と振動抑制装置との
振動モデルを示す図、第8図ないし第1O図はこの発明
の第二実施例である振動抑制装置を示す図であり、第1
0図は第8図のB−B’ に沿う矢視断面図、第11図
ないし第12図はこの発明の第三実施例である振動抑制
装置を示す図であって、第10図は一部を切欠いた平面
図、第11図は第10図のc−c’ に沿う矢視断面図
である。 5・・・・・・水 (蓄熱流体) 6・・・・・・連通路。
Claims (1)
- 筒体が四角形の四隅の位置に立設されているとともに、
これら筒体間には前記四角形の対角線を結ぶような十字
状の連通路が形成され、さらに、これら筒体及び連通路
には蓄熱流体が貯留され、この蓄熱流体は、その固有振
動周期が振動抑制を必要とする構造物の固有振動周期に
一致するようにその貯留量が調整されていることを特徴
とする蓄熱槽を兼用する振動抑制装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14041289A JPH035580A (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 蓄熱槽を兼用する振動抑制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14041289A JPH035580A (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 蓄熱槽を兼用する振動抑制装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH035580A true JPH035580A (ja) | 1991-01-11 |
Family
ID=15268134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14041289A Pending JPH035580A (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 蓄熱槽を兼用する振動抑制装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH035580A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03107540U (ja) * | 1990-02-20 | 1991-11-06 | ||
| JP2008267677A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 蓄熱槽 |
| DE102018009356A1 (de) * | 2018-11-29 | 2020-06-04 | Rheinisch-Westfälische Technische Hochschule (Rwth) Aachen | Omnidirektionales Flüssigkeitssäulendämpfungssystem |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0355367A (ja) * | 1988-09-08 | 1991-03-11 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 塔状構造物用制振装置 |
-
1989
- 1989-06-02 JP JP14041289A patent/JPH035580A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0355367A (ja) * | 1988-09-08 | 1991-03-11 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 塔状構造物用制振装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03107540U (ja) * | 1990-02-20 | 1991-11-06 | ||
| JP2008267677A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 蓄熱槽 |
| DE102018009356A1 (de) * | 2018-11-29 | 2020-06-04 | Rheinisch-Westfälische Technische Hochschule (Rwth) Aachen | Omnidirektionales Flüssigkeitssäulendämpfungssystem |
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