JPH0355829Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0355829Y2 JPH0355829Y2 JP1986108575U JP10857586U JPH0355829Y2 JP H0355829 Y2 JPH0355829 Y2 JP H0355829Y2 JP 1986108575 U JP1986108575 U JP 1986108575U JP 10857586 U JP10857586 U JP 10857586U JP H0355829 Y2 JPH0355829 Y2 JP H0355829Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adsorbent
- cryopanel
- temperature
- gas
- cryopump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、ポンプ容器内に流入した各ガス成分
を寒冷により凍結排気させて真空状態を得るよう
にしたクライオポンプに関し、特に、極低温域で
も凍結しない水素等のガスを活性炭等の吸着媒に
より吸着して排気するものにおいて、吸着媒のク
ライオパネルへの固着構造の改良に関する。
を寒冷により凍結排気させて真空状態を得るよう
にしたクライオポンプに関し、特に、極低温域で
も凍結しない水素等のガスを活性炭等の吸着媒に
より吸着して排気するものにおいて、吸着媒のク
ライオパネルへの固着構造の改良に関する。
(従来の技術)
従来より、この種のクライオポンプはよく知ら
れており、得られる真空状態がクリーンであるこ
と、ガスの排気速度が速いこと等の特長を有する
ことから、各種の真空システムに幅広く採用され
ている。
れており、得られる真空状態がクリーンであるこ
と、ガスの排気速度が速いこと等の特長を有する
ことから、各種の真空システムに幅広く採用され
ている。
ところで、このクライオポンプにおいては、例
えば50〜70Kの温度ステージで主に水蒸気を凍結
排気し、10〜20K温度ステージで酸素、窒素、ア
ルゴン等のガスを凍結排気し、さらに10〜20Kで
も凍結されない水素、ヘリウム、ネオン等をクラ
イオパネルに固着した活性炭等の吸着媒により吸
着して排気することが行われている。そして、通
常、例えば第4図および第5図に示すように、上
記吸着媒aとして粒状活性炭等の粒状のものを用
い、この粒状の吸着媒aをエポキシ系等の接着剤
bによりクライオパネルcに固着するようになさ
れている。
えば50〜70Kの温度ステージで主に水蒸気を凍結
排気し、10〜20K温度ステージで酸素、窒素、ア
ルゴン等のガスを凍結排気し、さらに10〜20Kで
も凍結されない水素、ヘリウム、ネオン等をクラ
イオパネルに固着した活性炭等の吸着媒により吸
着して排気することが行われている。そして、通
常、例えば第4図および第5図に示すように、上
記吸着媒aとして粒状活性炭等の粒状のものを用
い、この粒状の吸着媒aをエポキシ系等の接着剤
bによりクライオパネルcに固着するようになさ
れている。
ところが、このような粒状の吸着媒aはクライ
オパネルcに対し小さな面積で接着され、そのた
め、使用工程における高低温の繰返しに伴つて接
着剤bや吸着媒aに歪みや劣化が生じたときに
は、吸着媒aがクライオパネルcから剥がれ落ち
てしまい、その剥がれ落ちた吸着媒aの温度上昇
によりそれまで吸着されていたガスが放出され、
その結果、安定した真空度が得られなくなるとい
う問題があつた。
オパネルcに対し小さな面積で接着され、そのた
め、使用工程における高低温の繰返しに伴つて接
着剤bや吸着媒aに歪みや劣化が生じたときに
は、吸着媒aがクライオパネルcから剥がれ落ち
てしまい、その剥がれ落ちた吸着媒aの温度上昇
によりそれまで吸着されていたガスが放出され、
その結果、安定した真空度が得られなくなるとい
う問題があつた。
しかも、クライオパネルcから剥がれ落ちた吸
着媒a自身が粉塵の要因となるので、クライオポ
ンプの特徴である清浄な真空状態が保たれたくな
るという問題も生じる。
着媒a自身が粉塵の要因となるので、クライオポ
ンプの特徴である清浄な真空状態が保たれたくな
るという問題も生じる。
そこで、こうしたクライオパネルからの吸着媒
の剥離を解決するために、従来、実開昭59−
144174号公報に開示されている技術では、クライ
オパネルと熱接触する補強クライオパネルを設
け、この補強クライオパネルに吸着媒を接着し、
かつそれを金網や多孔板等からなる押え具によつ
て保持するようにすることが提案されている。
の剥離を解決するために、従来、実開昭59−
144174号公報に開示されている技術では、クライ
オパネルと熱接触する補強クライオパネルを設
け、この補強クライオパネルに吸着媒を接着し、
かつそれを金網や多孔板等からなる押え具によつ
て保持するようにすることが提案されている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし、この提案のものでは、新たな補強パネ
ルや押え具を必要とし、吸着媒の接着作業性が低
下するとともに、部品数が増加してコストアツプ
を招くのは避けられ得ない。
ルや押え具を必要とし、吸着媒の接着作業性が低
下するとともに、部品数が増加してコストアツプ
を招くのは避けられ得ない。
本考案は斯かる諸点に鑑みてなされたもので、
その目的は、クライオパネルに固着される吸着媒
自体の形状を粒状以外の適切な態様にすることに
より、低コストでもつてかつ接着作業性を犠牲に
することなく、吸着媒のクライオパネルへの接着
性を高めて、吸着媒を長期間に亘つて安定して固
着保持できるようにすることにある。
その目的は、クライオパネルに固着される吸着媒
自体の形状を粒状以外の適切な態様にすることに
より、低コストでもつてかつ接着作業性を犠牲に
することなく、吸着媒のクライオパネルへの接着
性を高めて、吸着媒を長期間に亘つて安定して固
着保持できるようにすることにある。
(問題点を解決するための手段)
この目的を達成するため、本考案では、第1図
および第3図に示すように、一端が開放されたポ
ンプ容器1内に配置され、冷凍機2のヒートステ
ーシヨン8に熱接触して約20K以下に冷却される
クライオパネル10が固着されて、水素やヘリウ
ム等のガスを吸着して排気する活性炭等からなる
吸着媒11を、ハニカム形状や凹凸形状の板状に
成形してクライオパネル10に接着する構成とす
る。
および第3図に示すように、一端が開放されたポ
ンプ容器1内に配置され、冷凍機2のヒートステ
ーシヨン8に熱接触して約20K以下に冷却される
クライオパネル10が固着されて、水素やヘリウ
ム等のガスを吸着して排気する活性炭等からなる
吸着媒11を、ハニカム形状や凹凸形状の板状に
成形してクライオパネル10に接着する構成とす
る。
(作用)
この構成により、本考案の場合、ガスを吸着す
る活性炭等の吸着媒11が粒状ではなくて板状に
成形されているので、クライオパネル10に対し
て大きな面積で接着され、接着剤12や吸着媒1
1の劣化等が進んでも、その吸着媒11がクライ
オパネル10から剥がれ落ちることはなく、よつ
てクライオポンプの性能を長期間に亘つて安定し
て良好に維持することができる。
る活性炭等の吸着媒11が粒状ではなくて板状に
成形されているので、クライオパネル10に対し
て大きな面積で接着され、接着剤12や吸着媒1
1の劣化等が進んでも、その吸着媒11がクライ
オパネル10から剥がれ落ちることはなく、よつ
てクライオポンプの性能を長期間に亘つて安定し
て良好に維持することができる。
また、板状の吸着媒11は粒状のものに比べて
取扱いが容易であり、しかも吸着媒11の形状を
変えるだけの変更で済むので、余分の部品が不必
要であり、よつて吸着媒11をクライオパネル1
0に容易に接着してその作業性を向上できるとと
もに、コストアツプを招くことはない。
取扱いが容易であり、しかも吸着媒11の形状を
変えるだけの変更で済むので、余分の部品が不必
要であり、よつて吸着媒11をクライオパネル1
0に容易に接着してその作業性を向上できるとと
もに、コストアツプを招くことはない。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第3図は本考案の実施例に係わるクライオポン
プAを示し、1は上面が開放された有底円筒状の
ポンプ容器であつて、該ポンプ容器1の底壁1a
にはヘリウムガスを膨張させて寒冷状態を発生さ
せるヘリウム冷凍機2が取り付けられている。こ
のヘリウム冷凍機2は、ポンプ容器1の底壁1a
外面に固定されたケーシング3と、基端部が該ケ
ーシング3に一体結合され、先端部がポンプ容器
1内に臨むようにポンプ容器1の底壁1aに貫通
支持されたシリンダ4とを有し、このシリンダ4
は基端側(下側)の大径部4aと先端側(上側)
の小径部4bとからなる段付き形状に形成されて
いる。上記ケーシング3には、ヘリウムガスを圧
縮する圧縮機(図示せず)の吐出側に接続される
ヘリウムガス入口5と、同圧縮機の吸込側に接続
されるヘリウムガス出口6とが開口されている。
また、ケーシング3内には、図示しない上記ヘリ
ウムガス入口5およびヘリウムガス出口6をシリ
ンダ4内に対し交互に連通させる回転バルブと、
該回転バルブを電動する伝動モータとが嵌装され
ている。一方、上記シリンダ4にはその大径部4
aの先端部(小径部4bとの接続部)に第1ヒー
トステーシヨン7が、小径部4bの先端部に第2
ヒートステーシヨン8がそれぞれ形成されてい
る。また、シリンダ4内には、図示しないが上記
回転バルブの開閉に伴つてシリンダ4内に対し給
排されるヘリウムガスの圧力により往復動するス
ラツクピストンと、該スラツクピストンに係止さ
れてそれに追従してシリンダ4内を往復動する大
小2段のデイスプレーサ(置換器)とが嵌装さ
れ、上記デイスプレーサには蓄冷器が内蔵されて
おり、このデイスプレーサのシリンダ4内での往
復動よりヘリウムガスを膨張させて寒冷を発生さ
せるとともに、その寒冷をデイスプレーサ内の蓄
冷器で保持してシリンダ4の第1ヒートステーシ
ヨン7を50〜75Kの温度に、第2ヒートステーシ
ヨン8を10〜20Kの温度にそれぞれ冷却するよう
に構成されている。
プAを示し、1は上面が開放された有底円筒状の
ポンプ容器であつて、該ポンプ容器1の底壁1a
にはヘリウムガスを膨張させて寒冷状態を発生さ
せるヘリウム冷凍機2が取り付けられている。こ
のヘリウム冷凍機2は、ポンプ容器1の底壁1a
外面に固定されたケーシング3と、基端部が該ケ
ーシング3に一体結合され、先端部がポンプ容器
1内に臨むようにポンプ容器1の底壁1aに貫通
支持されたシリンダ4とを有し、このシリンダ4
は基端側(下側)の大径部4aと先端側(上側)
の小径部4bとからなる段付き形状に形成されて
いる。上記ケーシング3には、ヘリウムガスを圧
縮する圧縮機(図示せず)の吐出側に接続される
ヘリウムガス入口5と、同圧縮機の吸込側に接続
されるヘリウムガス出口6とが開口されている。
また、ケーシング3内には、図示しない上記ヘリ
ウムガス入口5およびヘリウムガス出口6をシリ
ンダ4内に対し交互に連通させる回転バルブと、
該回転バルブを電動する伝動モータとが嵌装され
ている。一方、上記シリンダ4にはその大径部4
aの先端部(小径部4bとの接続部)に第1ヒー
トステーシヨン7が、小径部4bの先端部に第2
ヒートステーシヨン8がそれぞれ形成されてい
る。また、シリンダ4内には、図示しないが上記
回転バルブの開閉に伴つてシリンダ4内に対し給
排されるヘリウムガスの圧力により往復動するス
ラツクピストンと、該スラツクピストンに係止さ
れてそれに追従してシリンダ4内を往復動する大
小2段のデイスプレーサ(置換器)とが嵌装さ
れ、上記デイスプレーサには蓄冷器が内蔵されて
おり、このデイスプレーサのシリンダ4内での往
復動よりヘリウムガスを膨張させて寒冷を発生さ
せるとともに、その寒冷をデイスプレーサ内の蓄
冷器で保持してシリンダ4の第1ヒートステーシ
ヨン7を50〜75Kの温度に、第2ヒートステーシ
ヨン8を10〜20Kの温度にそれぞれ冷却するよう
に構成されている。
一方、上記ポンプ容器1内には、上面のルーバ
9a,9a,……間にガス導入口9b,9b,…
…が開口された密閉円筒缶状の輻射熱シールド用
の第1のクライオパネル9がポンプ容器1から隔
離されて配設され、該クライオパネル9はその底
壁9cの中央部にて上記ヘリウム冷凍機2におけ
るシリンダ4の第1ヒートステーシヨン7部分に
結合支持されており、この結合により第1のクラ
イオパネル9を第1ヒートステーシヨン7に熱接
触せしめて該ヒートステーシヨン7と同じ50〜
75Kの温度に冷却するように構成されている。
9a,9a,……間にガス導入口9b,9b,…
…が開口された密閉円筒缶状の輻射熱シールド用
の第1のクライオパネル9がポンプ容器1から隔
離されて配設され、該クライオパネル9はその底
壁9cの中央部にて上記ヘリウム冷凍機2におけ
るシリンダ4の第1ヒートステーシヨン7部分に
結合支持されており、この結合により第1のクラ
イオパネル9を第1ヒートステーシヨン7に熱接
触せしめて該ヒートステーシヨン7と同じ50〜
75Kの温度に冷却するように構成されている。
また、上記第1のクライオパネル9内には下側
が開放された略ハツト状の第2のクライオパネル
10が第1のクライオパネル9から離れた状態で
嵌装されている。この第2のクライオパネル10
はその上壁10aの中央部にてヘリウム冷凍機2
におけるシリンダ4の第2ヒートステーシヨン8
部分に結合支持されており、この結合支持により
第2のクライオパネル10を第2ヒートステーシ
ヨン8と熱接触せしめて該ヒートステーシヨン8
と同じ10〜20Kの温度に冷却するように構成され
ている。
が開放された略ハツト状の第2のクライオパネル
10が第1のクライオパネル9から離れた状態で
嵌装されている。この第2のクライオパネル10
はその上壁10aの中央部にてヘリウム冷凍機2
におけるシリンダ4の第2ヒートステーシヨン8
部分に結合支持されており、この結合支持により
第2のクライオパネル10を第2ヒートステーシ
ヨン8と熱接触せしめて該ヒートステーシヨン8
と同じ10〜20Kの温度に冷却するように構成され
ている。
さらに、上記ヘリウム冷凍機2の第2ヒートス
テーシヨン8との熱接触によつて10〜20K(約
20K以下)の温度に冷却される第2のクライオパ
ネル10の内面(裏面)には、10〜20Kの極低温
領域でも凍結しない水素、ヘリウム、ネオン等の
ガスを吸着する活性炭よりなる低温吸着媒11が
接着されている。そして、この吸着媒11は、第
1図および第2図に拡大詳示するように、焼結等
の成形によつてハニカム板状に形成され、エポキ
シ系の接着剤12によりクライオパネル10内面
に接着されている。
テーシヨン8との熱接触によつて10〜20K(約
20K以下)の温度に冷却される第2のクライオパ
ネル10の内面(裏面)には、10〜20Kの極低温
領域でも凍結しない水素、ヘリウム、ネオン等の
ガスを吸着する活性炭よりなる低温吸着媒11が
接着されている。そして、この吸着媒11は、第
1図および第2図に拡大詳示するように、焼結等
の成形によつてハニカム板状に形成され、エポキ
シ系の接着剤12によりクライオパネル10内面
に接着されている。
尚、上記ハニカム板状の吸着媒11をクライオ
パネル10に接着する場合、予め、クライオパネ
ル10と同じ略ハツト形状に加工されたハニカム
板状の吸着媒11をクライオパネル10の内面全
体に接着するか、あるいはハニカム板状の吸着媒
11を幾つかの小片に別けてそれらをタイル張り
するようにクライオパネル10の内面全体に並べ
て固着するとよい。また、接着剤12は、約10K
の極低温状態で使用できかつ低温と常温との間の
熱サイクルの繰返しに耐え得るものであれば、エ
ポキシ系のものに限定されない。
パネル10に接着する場合、予め、クライオパネ
ル10と同じ略ハツト形状に加工されたハニカム
板状の吸着媒11をクライオパネル10の内面全
体に接着するか、あるいはハニカム板状の吸着媒
11を幾つかの小片に別けてそれらをタイル張り
するようにクライオパネル10の内面全体に並べ
て固着するとよい。また、接着剤12は、約10K
の極低温状態で使用できかつ低温と常温との間の
熱サイクルの繰返しに耐え得るものであれば、エ
ポキシ系のものに限定されない。
したがつて、上記実施例においては、ポンプ容
器1を図示しない冷却対象装置に連結して密閉
し、その状態でヘリウム冷凍機2を作動させる
と、このヘリウム冷凍機2の作動に伴うヘリウム
ガスの膨張により、シリンダ4の第1ヒートステ
ーシヨン7に50〜75Kの温度の寒冷状態が、また
第2ヒートステーシヨン8に10〜20Kの温度の寒
冷状態がそれぞれ発生して、この各ヒートステー
シヨン7,8と同程度の温度まで冷却される。
器1を図示しない冷却対象装置に連結して密閉
し、その状態でヘリウム冷凍機2を作動させる
と、このヘリウム冷凍機2の作動に伴うヘリウム
ガスの膨張により、シリンダ4の第1ヒートステ
ーシヨン7に50〜75Kの温度の寒冷状態が、また
第2ヒートステーシヨン8に10〜20Kの温度の寒
冷状態がそれぞれ発生して、この各ヒートステー
シヨン7,8と同程度の温度まで冷却される。
この状態で、ポンプ容器1内に導入されたガス
は上記所定の温度に冷却されているクライオパネ
ル9,10に接触して凍結排気される。すなわ
ち、50〜75Kに冷却されている第1のクライオパ
ネル9のルーバ9a,9a,……においてガス中
の水蒸気や二酸化炭素等が凍結排気され、10〜
20Kに冷却されている第2のクライオパネル10
において窒素、酸素、アルゴン等のガスが凍結排
気される。さらに、10〜20Kの極低温域でも凍結
しない水素、ヘリウム、ネオン等のガスは上記第
2のクライオパネル10内面に接着されている吸
着媒11に吸着されて排気される。以上の如きガ
スの凍結ないし吸着による排気によりポンプ容器
1内に真空状態が得られる。
は上記所定の温度に冷却されているクライオパネ
ル9,10に接触して凍結排気される。すなわ
ち、50〜75Kに冷却されている第1のクライオパ
ネル9のルーバ9a,9a,……においてガス中
の水蒸気や二酸化炭素等が凍結排気され、10〜
20Kに冷却されている第2のクライオパネル10
において窒素、酸素、アルゴン等のガスが凍結排
気される。さらに、10〜20Kの極低温域でも凍結
しない水素、ヘリウム、ネオン等のガスは上記第
2のクライオパネル10内面に接着されている吸
着媒11に吸着されて排気される。以上の如きガ
スの凍結ないし吸着による排気によりポンプ容器
1内に真空状態が得られる。
そして、この実施例の場合、水素等のガスを吸
着する上記吸着媒11がハニカム板状に形成され
ているため、このハニカム板状の吸着媒11は粒
状のものに比べてクライオパネル10に対し極め
て大きな面積で接着されることになり、クライオ
ポンプAの作動に応じた常温と極低温との間での
熱サイクルの繰返しによつて接着剤12および吸
着媒11が劣化しても該吸着媒11がクライオパ
ネル10から剥離することはなく、よつてクライ
オポンプAのクリーンな超高真空状態を長期間に
亘つて安定して維持することができる。
着する上記吸着媒11がハニカム板状に形成され
ているため、このハニカム板状の吸着媒11は粒
状のものに比べてクライオパネル10に対し極め
て大きな面積で接着されることになり、クライオ
ポンプAの作動に応じた常温と極低温との間での
熱サイクルの繰返しによつて接着剤12および吸
着媒11が劣化しても該吸着媒11がクライオパ
ネル10から剥離することはなく、よつてクライ
オポンプAのクリーンな超高真空状態を長期間に
亘つて安定して維持することができる。
また、ハニカム板状の吸着媒11により、クラ
イオパネル10の単位面積当りに接着された吸着
媒11の表面積が増大するので、吸着媒11にお
けるガスを吸着可能な量が大巾に増加し、ポンプ
容器1内の真空度をより一層高めることができ
る。
イオパネル10の単位面積当りに接着された吸着
媒11の表面積が増大するので、吸着媒11にお
けるガスを吸着可能な量が大巾に増加し、ポンプ
容器1内の真空度をより一層高めることができ
る。
さらに、ハニカム板状の吸着媒11は粒状のも
のに比較して取扱いが容易であり、しかも従来例
の如き押え具等を要することなくそのままクライ
オパネル10内面に接着できるので、クライオパ
ネル10に対する吸着媒11の接着作業性を向上
させることができる。
のに比較して取扱いが容易であり、しかも従来例
の如き押え具等を要することなくそのままクライ
オパネル10内面に接着できるので、クライオパ
ネル10に対する吸着媒11の接着作業性を向上
させることができる。
また、押え具等が不要であるので、部品数が増
加することなく、低コストでもつて実施すること
ができる。
加することなく、低コストでもつて実施すること
ができる。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、種々の変形例をも包含するものであり、例
えば上記実施例では、吸着媒11の形状をハニカ
ム板状としたが、表面に凹凸を有する板状ないし
は単なる板状としてもよく、さらに両者を組み合
わせてもよい。しかし、クライオパネル10の単
位面積当りの吸着媒11の表面積はこれら板状よ
りもハニカム板状の方が極めて大きいので、この
点を考慮すると上記実施例のものが好ましい。
なく、種々の変形例をも包含するものであり、例
えば上記実施例では、吸着媒11の形状をハニカ
ム板状としたが、表面に凹凸を有する板状ないし
は単なる板状としてもよく、さらに両者を組み合
わせてもよい。しかし、クライオパネル10の単
位面積当りの吸着媒11の表面積はこれら板状よ
りもハニカム板状の方が極めて大きいので、この
点を考慮すると上記実施例のものが好ましい。
また、吸着媒11を板状に形成する場合、焼結
等によつて成形するほかに紙、樹脂、金属等の表
面に粉末状の吸着媒11を接着して形成するよう
にしてもよく、上記実施例と同様の作用効果を奏
することができる。
等によつて成形するほかに紙、樹脂、金属等の表
面に粉末状の吸着媒11を接着して形成するよう
にしてもよく、上記実施例と同様の作用効果を奏
することができる。
さらに、吸着媒11は、上記実施例のように必
ずしもクライオパネル10の内面全体に接着する
必要はなく、水素等のガスの吸着に最低必要な部
分に限定して接着するようにすることもできる。
さらには、クライオポンプの使用方法の違いに応
じ、クライオパネルの内面でなくてその外表面に
接着するようにしてもよい。
ずしもクライオパネル10の内面全体に接着する
必要はなく、水素等のガスの吸着に最低必要な部
分に限定して接着するようにすることもできる。
さらには、クライオポンプの使用方法の違いに応
じ、クライオパネルの内面でなくてその外表面に
接着するようにしてもよい。
また、吸着媒11を接着するクライオパネル1
0は上記実施例のように1枚とする必要はなく、
2枚以上のクライオパネルを重ね合わせた構造と
してもよく、その場合でも板状の吸着媒11を使
用することができる。
0は上記実施例のように1枚とする必要はなく、
2枚以上のクライオパネルを重ね合わせた構造と
してもよく、その場合でも板状の吸着媒11を使
用することができる。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案によれば、クライ
オポンプのクライオパネルに接着される活性炭等
の吸着媒を板状に成形したことにより、吸着媒を
クライオパネルに対し大きな面積でもつて安定し
て接着保持でき、よつてクライオポンプの性能を
長期間に亘つて良好に支持することができるもの
である。
オポンプのクライオパネルに接着される活性炭等
の吸着媒を板状に成形したことにより、吸着媒を
クライオパネルに対し大きな面積でもつて安定し
て接着保持でき、よつてクライオポンプの性能を
長期間に亘つて良好に支持することができるもの
である。
さらに、吸着媒の形状をハニカム板状とすれ
ば、クライオパネル単位面積当りの吸着媒の表面
積が著しく増大するので、そのガスに対する吸着
可能な量を飛躍的に増大させることができて有利
である。
ば、クライオパネル単位面積当りの吸着媒の表面
積が著しく増大するので、そのガスに対する吸着
可能な量を飛躍的に増大させることができて有利
である。
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、
第1図はクライオパネルを裏面から見た部分斜視
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
クライオポンプの全体構成を示す断面図である。
第4図は従来例における第1図相当図、第5図は
第4図の−線断面図である。 A……クライオポンプ、2……ヘリウム冷凍
機、7,8……ヒートステーシヨン、9,10…
…クライオパネル、11……吸着媒、12……接
着剤。
第1図はクライオパネルを裏面から見た部分斜視
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
クライオポンプの全体構成を示す断面図である。
第4図は従来例における第1図相当図、第5図は
第4図の−線断面図である。 A……クライオポンプ、2……ヘリウム冷凍
機、7,8……ヒートステーシヨン、9,10…
…クライオパネル、11……吸着媒、12……接
着剤。
Claims (1)
- 一端が開放されたポンプ容器1内に、冷凍機2
のヒートステーシヨン8に熱接触して約20K以下
の温度に冷却されるクライオパネル10が配置さ
れ、このクライオパネル10に活性炭等の低温吸
着媒11が接着され、この低温吸着媒11により
ガスを吸着させて排気するようにしたクライオポ
ンプにおいて、上記吸着媒11は板状に成形され
てクライオパネル10に接着されていることを特
徴とするクライオポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986108575U JPH0355829Y2 (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986108575U JPH0355829Y2 (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6314878U JPS6314878U (ja) | 1988-01-30 |
| JPH0355829Y2 true JPH0355829Y2 (ja) | 1991-12-12 |
Family
ID=30985895
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986108575U Expired JPH0355829Y2 (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0355829Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009275672A (ja) * | 2008-05-16 | 2009-11-26 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | クライオポンプ |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6053588B2 (ja) * | 2013-03-19 | 2016-12-27 | 住友重機械工業株式会社 | クライオポンプ、及び非凝縮性気体の真空排気方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5910040A (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-19 | Hitachi Ltd | スペ−ス・ダイバ−シテイ受信機 |
-
1986
- 1986-07-15 JP JP1986108575U patent/JPH0355829Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009275672A (ja) * | 2008-05-16 | 2009-11-26 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | クライオポンプ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6314878U (ja) | 1988-01-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5857340A (en) | Passive frequency stabilization in an acoustic resonator | |
| WO2002065653A1 (fr) | Recepteur radio | |
| US6122920A (en) | High specific surface area aerogel cryoadsorber for vacuum pumping applications | |
| EP0128323A2 (en) | Cryopump with improved adsorption capacity | |
| US5345787A (en) | Miniature cryosorption vacuum pump | |
| US4966016A (en) | Cryopump with multiple refrigerators | |
| JPH0355829Y2 (ja) | ||
| US4466252A (en) | Cryopump | |
| JP2763524B2 (ja) | 二次ポンプ装置 | |
| JPS6157473B2 (ja) | ||
| US5231840A (en) | Cryopump | |
| JP4504476B2 (ja) | 分子ポンプ | |
| WO1999064797A1 (fr) | Machine de refrigeration de conduit a impulsions et pompe cryogenique utilisant cette machine de refrigeration | |
| JPH031053A (ja) | 冷凍機 | |
| JPS58131381A (ja) | クライオポンプ及びクライオポンプ用冷凍機 | |
| JPH10122144A (ja) | クライオトラップ | |
| US4896511A (en) | Optimally staged cryopump | |
| JP3604228B2 (ja) | 真空排気装置 | |
| JP2001194018A (ja) | 極低温冷凍装置 | |
| JPH0235873B2 (ja) | Kuraiohonpu | |
| JPH08135570A (ja) | クライオポンプ及びコールドトラップ | |
| KR20200123100A (ko) | 크라이오펌프 | |
| JPH10213065A (ja) | 可変バッフル型クライオポンプ | |
| JPS6248974A (ja) | クライオポンプ | |
| JP2721601B2 (ja) | クライオポンプによる水素排気方法及び装置 |