JPH0356273Y2 - - Google Patents

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JPH0356273Y2
JPH0356273Y2 JP6038385U JP6038385U JPH0356273Y2 JP H0356273 Y2 JPH0356273 Y2 JP H0356273Y2 JP 6038385 U JP6038385 U JP 6038385U JP 6038385 U JP6038385 U JP 6038385U JP H0356273 Y2 JPH0356273 Y2 JP H0356273Y2
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tank
pretreatment
chamber
liquid
water seal
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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、金属塗装等の前処理を行う前処理装
置に係り、特にコンベア等により移送される被処
理物の表面に対して所定温度に加温された前処理
液をスプレー噴射し、あるいはスチーム噴射する
ように成された前処理装置の改良に関する。
〔従来技術とその問題点〕
金属塗装等の前処理は、金属表面に防蝕性を付
与し、塗料の付着性を向上させるために行われ、
この種の装置としては、脱脂から最終水洗までの
全工程にわたつて、断熱壁で成るタンク内で所定
温度に加温された薬液又は洗浄水等の前処理液を
前処理室内に送給してライザー管等で噴射させ、
これを前処理室内をコンベアで自動的に移送され
る被処理物に対して吹き掛けるスプレー式前処理
装置が良く知られており、このスプレー式は被処
理物を薬液タンク、洗浄水タンクに浸漬して前処
理を行うデイツプ式前処理装置に比較して処理時
間を著しく短縮することができ、しかも薬液濃度
の低下もなく仕上がり外観も良いことから自動
車、電気機器あるいは建築金物等の前処理に幅広
く使用され、特に多量生産に最適である。
ところで、上記の如きスプレー式前処理装置に
おいて、前処理室内に配設されたライザー管から
被処理物に対して噴射される前処理液の温度条件
は通常40〜50℃とされており、したがつてタンク
内に貯留された前処理液は送給する際の熱損失も
考慮して約60℃程度に加温されてから前処理室に
送給され、また該前処理室内のライザー管から噴
射された前処理液はその底部に開口形成された回
収口を通じて再び前記タンク内に回収されて循環
使用するように成されている。
然しながら、このような従来装置にあつては、
回収口を介して前処理室とタンクとが直接連通せ
られているから、休憩時間あるいは休日に装置の
稼動を停止させた際に、タンク内から発生する前
処理液の蒸気が前記回収口を通じて前処理室内に
漏洩し、タンク内の前処理液の液温が著しく低下
するという欠点がある。
即ち、休憩時間が終了して作業を再開する際に
タンク内に貯留された前処理液の温度が低下して
いる場合には、該タンク内に配設された加熱蛇管
等により前処理液を60℃にまで昇温させなければ
ならないが、加熱蛇管の温度を急激に高めて加温
した場合には該加熱蛇管の周囲に接する前処理液
が成分変化を起こして変質するおそれがあるた
め、徐々に加温しなければならず、したがつて昇
温に非常に長時間を要して作業能率が悪いという
欠点がある。
また、この欠点を防止するために、休憩時間で
も継続してタンク内の前処理液を加温すれば、ラ
ンニングコストが著しく嵩むと同時に、給排気の
されない状態の前処理室内に多量の蒸気が充満し
てコンベア等に付着し腐触、脆弱化を促進すると
いう欠点がある。
〔考案の目的〕
そこで本考案は、休憩時間や休日等において装
置の稼動を停止させた際に、前処理室からタンク
に通ずる回収口が完全に閉塞されて、タンク内で
発生した前処理液の蒸気が前記回収口を通じて前
処理室内に漏洩することを阻止し、タンク内に貯
留された前処理液の液温低下を抑制して作業能率
の向上とランニングコストの低減を図ると共に、
前処理室内に配設されるコンベア等の腐触をも防
止することを目的とする。
〔考案の構成〕
この目的を達成するために、本考案は、タンク
内で所定温度に加温された前処理液が、前処理室
内を移送される被処理物に対して噴射された後、
該前処理室の底部に開口形成されれた回収口を通
じてその下方に配設された前記タンク内に回収さ
れるように成された前処理装置において、前記回
収口と前記タンクとの間に、前記回収口から排出
される前処理液を水封部に溜めて該水封部から前
記タンク内に溢流させるように構成された排水ト
ラツプが介装されていることを特徴とする。
〔考案の作用〕
本考案によれば、装置の稼動中にあつては、タ
ンク内から送給されて前処理室内で噴射された前
処理液が、前処理室の底部に流下して回収口から
排水トラツプの水封部に送られ、該水封部から溢
流してタンク内に回収される。
また、装置の稼動が停止されて前処理室内で前
処理液が噴射されないときは、前処理室とタンク
とを連通する回収口が排水トラツプの水封部に溜
められた前処理液によつて閉塞されてタンク内が
密閉され、該タンク内に発生した前処理液の蒸気
が回収口を通じて前処理室内に漏洩することがな
いから、タンク内に貯留された前処理液の液温低
下が抑制される。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す具体的な実施例に基
づいて説明する。
第1図は、本考案による前処理装置の一例を示
す断面図である。
図中、1は前処理室としての被膜化成処理室を
示し、ハンガ2でコンベア3に懸吊された連続的
に移送される被処理物4に対して被膜化成処理を
施すように成されている。
この被膜化成処理室1は、外面に断熱材5が施
され、内部には前処理液となる薬液を噴射する複
数のライザー管6が所定間隔で対向配設され、天
井部にはコンベア3を囲繞するように陽圧カバー
7が配設されている。陽圧カバー7内には、図示
は省略するが給気フアンから陽圧ダクトを介して
空気が導入され、該陽圧カバー7内の空気圧が高
められるように成されている。
また、被膜化成処理室1の下方には、外面に断
熱材8が施されたタンク9が配設され、該タンク
9内に貯留された薬液がポンプ10によつてライ
ザー管6,6……に送給され、各ライザー管6に
取り付けられた多数の噴射ノズル11から所定の
角度で被処理物4に対して均一に噴射され、これ
が被膜化成処理室1の底部1aに開口形成された
回収口12を通じて排出されてタンク9内に回収
され、再び加温されて循環使用されるように成さ
れている。
ここで、回収口12とタンク9との間には、回
収口12から排出される薬液を溜めて水封し、そ
の溢水をタンク9内に水落としする排水トラツプ
13が介装されている。
この排水トラツプ13は、開口部に簀子14を
嵌着した回収口12の下方に一体的に形成された
水封部15と、該水封部15から溢流する薬液を
タンク9の水面に流下させる傾斜板16とから構
成されている。
水封部15の底部には排水栓17が設けられ、
また傾斜板16の下端部はタンク9の水面下まで
延設されている。なお、排水栓17は、経時と共
に水封部15の底部に沈積した汚物、スラツジ等
を抜き取るためのものである。
また、タンク9内には、所要の加熱容量を有す
る加熱蛇管18が配設されて、貯留された薬液を
約60℃に加温するように成され、その温度調節は
例えば電気抵抗式自動温度指示計等を備えて電磁
弁を作動することで行つている。
なお、19はポンプ10を介装した薬液供給パ
イプ20の開口側に配設されたフイルタであり、
該フイルタ19によつて、タンク9内に回収され
た薬液に含まれる汚物、スラツジ等を除去してラ
イザー管6や噴射ノズル11の詰まりを防止する
ように成されている。
以上が本考案による前処理装置の一例構成であ
り、次にその作用について説明する。
まず、装置の稼動中においては、タンク9内に
貯留された薬液が加熱蛇管18により約60℃に加
温され、ポンプ10により薬液供給パイプ20を
通じて被膜化成処理室1内に配設されたライザー
管6,6……に送給され、各ライザー管6の噴射
ノズル11から微粒化されて噴射され、これが送
給の際あるいは噴射の際の熱損失により約40〜50
℃の薬液粒子となつて被処理物4に吹き掛けられ
て被膜化成処理が施される。
なお、この際、噴射ノズル11から噴射された
薬液粒子が被膜化成処理室1内に飛沫すると同時
に、該薬液と鋼板等で成る被処理物4とが反応し
てその表面から水素ガス等が発生するが、コンベ
ア3はその周囲が陽圧カバー7で囲繞して保護さ
れており、しかも該陽圧カバー7内には給気フア
ンから陽圧ダクトを介して所要風量の空気が導入
されているから、陽圧カバー7内の空気圧が高め
られて、飛沫した薬液粒子や発生した水素ガス等
の陽圧カバー7内への侵入が阻止され、コンベア
3の腐触、脆弱化が防止される。
上記の如くして被処理物4に吹き掛けられた後
の薬液は、被膜化成処理室1の底部1aに流下し
て該底部1aに開口形成された回収口12から排
出され、該回収口12の下方に一体的に形成され
た排水トラツプ13の水封部15に溜められると
同時に該水封部15から溢流して、傾斜板16の
表面を伝つてタンク9内に回収され、該タンク9
内で再び加温されて循環使用される。
なお、水封部15から溢流する薬液は、タンク
9の水面下に延設された傾斜板19を伝つてタン
ク9の水面上に衝撃なく落とされるから、該タン
ク9の水面に薬液の泡を生ずることがない。
次に、休憩時間等においては、タンク9内の薬
液を被膜化成処理室1内に送給するポンプ10の
稼動を停止させると共に、陽圧カバー7内への空
気の供給や加熱蛇管18による薬液の加温も停止
させる。
これにより、装置の稼動が総て停止されて、被
膜化成処理室1の底部1aには薬液が流下しなく
なり、排水トラツプ13の水封部15からの溢流
も停止し、該水封部15内に溜まつた一定量の薬
液によつて被膜化成処理室1内とタンク9内とを
連通する回収口12が完全に閉塞された状態に維
持される。
したがつて、外面に断熱材8が施されたタンク
9内が密閉されると共に、従来のようにタンク9
内に生じた薬液の蒸気が回収口12を通じて被膜
化成処理室1内に漏洩することがないから、熱の
放散が著しく抑制されてタンク9内に貯留された
薬液の液温低下が防止されると同時に、空気の供
給が停止された陽圧カバー7内に薬液の蒸気が侵
入してゴンベア3の腐触、脆弱化を引き起こすこ
とも防止される。
なお、第1図においては、被膜化成処理室1と
タンク9とを上下に一体的に連設して、被膜化成
処理室1内とタンク9内とを底部1aで仕切つた
構成とされているが、タンク9内に貯留された薬
液の液温低下を更に抑制させるためには、第2図
の如き構成とすればよい。
即ち、第2図は本考案による前処理装置の他の
例を示す断面図であり、第1図との共通部分につ
いては同一符号を付してその詳細説明は省略する
が、本例では被膜化成処理室1の底部1aの外面
とタンク9の上面にも夫々断熱材21,22が施
されて、両者が互いに分離して形成されている。
そして、このように全面に断熱材が施された被
膜化成処理室1内とタンク9内とが、周面全体に
断熱材23が施された排水トラツプ13を介して
連通されている。
この場合には、特にタンク9の上面が、排水ト
ラツプ13の水封部15から溢流する薬液を落と
し込む溢水口24の部分を除いて総て断熱材22
で覆われるから、タンク9内からの熱の放散が著
しく抑制され、液温低下の度合いが極めて小さく
なるという効果がある。
なお、上述の実施例においては、前処理室とし
て被膜化成処理室を例に挙げて説明したが、本考
案は脱脂室や湯洗室等にも勿論適用することがで
きる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、休憩時間
や休日等において装置の稼動が停止された際に、
前処理液を貯留するタンク内と前処理室内とを互
いに連通させる回収口が、排水トラツプの水封部
に溜まつた前処理液によつて閉塞されるから、タ
ンク内が完全に密閉されると同時に、該タンク内
に生じた前処理液の蒸気が回収口を通じて前処理
室内に漏洩することが防止され、したがつてタン
ク内に貯留された前処理液の液温低下が抑制され
てランニングコストの大幅な低減と作業能率の向
上を達成することができるという優れた効果があ
る。
また、装置の稼動を停止して給排気も停止せら
れた状態の前処理室内に前処理液の蒸気が侵入す
ることが防止されるから、前処理室内に配設され
たコンベア等に前処理液等が付着して腐触、脆弱
化を引き起こすことも防止され、装置の耐久性も
著しく向上せられるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、夫々本考案による前処理
装置の実施例を示す断面図である。 符号の説明、1……被膜化成処理室(前処理
室)、1a……底部、4……被処理物、6……ラ
イザー管、9……タンク、10……ポンプ、12
……回収口、13……排水トラツプ、15……水
封部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タンク内で所定温度に加温された前処理液が、
    前処理室内を移送される被処理物に対して噴射さ
    れた後、該前処理室の底部に開口形成された回収
    口を通じてその下方に配設された前記タンク内に
    回収されるように成された前処理装置において、
    前記回収口と前記タンクとの間に、前記回収口か
    ら排出される前処理液を水封部に溜めて該水封部
    から前記タンク内に溢流させるように構成された
    排水トラツプが介装されていることを特徴とする
    前処理装置。
JP6038385U 1985-04-24 1985-04-24 Expired JPH0356273Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6038385U JPH0356273Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

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JP6038385U JPH0356273Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

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JPS61178963U JPS61178963U (ja) 1986-11-08
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