JPH0356461Y2 - - Google Patents
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- JPH0356461Y2 JPH0356461Y2 JP10542985U JP10542985U JPH0356461Y2 JP H0356461 Y2 JPH0356461 Y2 JP H0356461Y2 JP 10542985 U JP10542985 U JP 10542985U JP 10542985 U JP10542985 U JP 10542985U JP H0356461 Y2 JPH0356461 Y2 JP H0356461Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- main body
- longitudinal direction
- notch
- hood
- Prior art date
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- Expired
Links
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- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
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Landscapes
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、車両用フード等の車両用開閉体に
関する。
関する。
[技術的背景及び問題点]
従来の車両用開閉体としては、例えば実開昭57
−107679号公報に記載された第6図に示すような
ものがある。これは、車両用開閉体の一例として
の車両用フードであり、正面衝突等によりフード
が折れ曲つた後のものを示している。この車両用
フードは、フードインナ101及びフードアウタ
103が鋼板で構成され、車両前後方向中間部に
おいてフードインナ101に絞り部105が設け
られている。そして、車両の正面衝突等により、
車両前後方向の荷重が加わつた場合には、この絞
り部105に応力が集中してまずフードインナ1
01が前後に折れ曲がり、ついでフード全体が第
6図のように折れ曲つて衝撃荷重の吸収、緩和が
行なわれる。
−107679号公報に記載された第6図に示すような
ものがある。これは、車両用開閉体の一例として
の車両用フードであり、正面衝突等によりフード
が折れ曲つた後のものを示している。この車両用
フードは、フードインナ101及びフードアウタ
103が鋼板で構成され、車両前後方向中間部に
おいてフードインナ101に絞り部105が設け
られている。そして、車両の正面衝突等により、
車両前後方向の荷重が加わつた場合には、この絞
り部105に応力が集中してまずフードインナ1
01が前後に折れ曲がり、ついでフード全体が第
6図のように折れ曲つて衝撃荷重の吸収、緩和が
行なわれる。
ところで、近来、車体の軽量化や防錆上の要請
から、この車両用フードに樹脂材料を適用するこ
とが望まれている。
から、この車両用フードに樹脂材料を適用するこ
とが望まれている。
例えば、フードを樹脂材料で一致板状に成形す
ることが考えられる。
ることが考えられる。
この場合、樹脂材料で成形したフードは軽量化
を損わないようになるべく薄く成形するが、樹脂
成形したフードを薄板にするとフードのいわゆる
張り剛性が低下し、フード中央部が上下に変形し
易くなる。これにはフード中央部裏面に張り剛性
補強用リブを設ければよいが、反面上記のように
フードが前後方向に荷重を受けたときにリブがフ
ードの曲がりを規制し、フードの折れ曲がり箇所
が一定しなくなる。従つて、フードの折れ曲がり
によるエネルギー吸収量の設定が困難になる恐れ
がある。
を損わないようになるべく薄く成形するが、樹脂
成形したフードを薄板にするとフードのいわゆる
張り剛性が低下し、フード中央部が上下に変形し
易くなる。これにはフード中央部裏面に張り剛性
補強用リブを設ければよいが、反面上記のように
フードが前後方向に荷重を受けたときにリブがフ
ードの曲がりを規制し、フードの折れ曲がり箇所
が一定しなくなる。従つて、フードの折れ曲がり
によるエネルギー吸収量の設定が困難になる恐れ
がある。
このような問題点に対して、例えば、第7図に
示すように樹脂成形したフード本体107の中央
部裏面に本体107とともに一体成形された張り
剛性補強用リブ109に切欠き部111を設け、
前後方向の荷重が作用したときに前記切欠き部1
11に応力が集中するようにし、リブ109の切
欠き部111での折れ曲がりを促進してフードを
一定した位置で折れ曲がるようにすることができ
る。すなわち、車両の正面衝突等により、車両前
後方向の大きな荷重が加わつた場合、リブ109
の切欠き部111に応力が集中して、まずリブ1
09が切欠き部111を境にして前後方向に屈曲
し、このリブ109の屈曲によりフード107が
屈曲し、エネルギ吸収することができるのであ
る。
示すように樹脂成形したフード本体107の中央
部裏面に本体107とともに一体成形された張り
剛性補強用リブ109に切欠き部111を設け、
前後方向の荷重が作用したときに前記切欠き部1
11に応力が集中するようにし、リブ109の切
欠き部111での折れ曲がりを促進してフードを
一定した位置で折れ曲がるようにすることができ
る。すなわち、車両の正面衝突等により、車両前
後方向の大きな荷重が加わつた場合、リブ109
の切欠き部111に応力が集中して、まずリブ1
09が切欠き部111を境にして前後方向に屈曲
し、このリブ109の屈曲によりフード107が
屈曲し、エネルギ吸収することができるのであ
る。
しかしながらこの場合、リブ109に切欠き部
111を設けてしまうため、フードの変形が切欠
き部111で起こり易くなつてしまう虞があつ
た。即ち、第8図のように、フード本体107を
閉めようとする時、ヒンジ113の周りにモーメ
ントMが加わり、フード107の剛性の低いとこ
ろ、即ち、切欠き部111の部分から鎖線図示の
ように変形する虞があつた。しかも、このような
変形を起こすと、フード107の先端側に取付け
られているストライカ115が車体先端側のロツ
ク装置117に対して位置ずれが起こり、フード
ロツクが閉まり難くなる虞があつた。同様に、第
9図のようにガスステイ119を設けたタイプで
は、ガスステイ119の前方にモーメントMが加
わり、フード剛性の低い切欠き部111の部分で
鎖線図示のように変形し、フードロツクが閉まり
難くなる虞がある。
111を設けてしまうため、フードの変形が切欠
き部111で起こり易くなつてしまう虞があつ
た。即ち、第8図のように、フード本体107を
閉めようとする時、ヒンジ113の周りにモーメ
ントMが加わり、フード107の剛性の低いとこ
ろ、即ち、切欠き部111の部分から鎖線図示の
ように変形する虞があつた。しかも、このような
変形を起こすと、フード107の先端側に取付け
られているストライカ115が車体先端側のロツ
ク装置117に対して位置ずれが起こり、フード
ロツクが閉まり難くなる虞があつた。同様に、第
9図のようにガスステイ119を設けたタイプで
は、ガスステイ119の前方にモーメントMが加
わり、フード剛性の低い切欠き部111の部分で
鎖線図示のように変形し、フードロツクが閉まり
難くなる虞がある。
[考案の目的]
この考案は、上記の問題点に鑑み創案されたも
ので、車両用開閉体を樹脂材料で構成することに
より、軽量化、防錆化の要請に応え、張り剛性を
可能な限り保持し、エネルギー吸収時にほぼ一定
した位置で折れ曲がるようにすることができると
共に、エネルギー吸収量の設定をより確実に行わ
せることが可能であり、しかも開閉時の変形を抑
制することが可能な車両用開閉体の提供を目的と
する。
ので、車両用開閉体を樹脂材料で構成することに
より、軽量化、防錆化の要請に応え、張り剛性を
可能な限り保持し、エネルギー吸収時にほぼ一定
した位置で折れ曲がるようにすることができると
共に、エネルギー吸収量の設定をより確実に行わ
せることが可能であり、しかも開閉時の変形を抑
制することが可能な車両用開閉体の提供を目的と
する。
[考案の構成]
上記目的を達成するためにこの考案は、車体前
部又は後部の開口を閉塞する車両用開閉体におい
て、本体を樹脂で成形し、本体の車体前後方向中
央部を渡るように車体前後方向へ延設された張り
剛性補強用のリブを設け、このリブの車体前後方
向中間部に車両前後方向から作用する荷重を集中
させて本体の車両前後への折れを促進させる切欠
き部を設け、前記車両前後方向から作用する荷重
による本体の前記切欠き部に基づく折れ曲がり時
に車両前後方向外縁側の折れ曲がり部分が同内縁
側の折れ曲がり部分の上側へ移動するように案内
する相対向して近接する傾斜面を前記切欠き部に
設けたことを特徴とする。
部又は後部の開口を閉塞する車両用開閉体におい
て、本体を樹脂で成形し、本体の車体前後方向中
央部を渡るように車体前後方向へ延設された張り
剛性補強用のリブを設け、このリブの車体前後方
向中間部に車両前後方向から作用する荷重を集中
させて本体の車両前後への折れを促進させる切欠
き部を設け、前記車両前後方向から作用する荷重
による本体の前記切欠き部に基づく折れ曲がり時
に車両前後方向外縁側の折れ曲がり部分が同内縁
側の折れ曲がり部分の上側へ移動するように案内
する相対向して近接する傾斜面を前記切欠き部に
設けたことを特徴とする。
[実施例]
以下、この考案の一実施例を第1図〜第3図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
第1図は車両用開閉体の一例として、図示しな
い車体前部のエンジンルーム上部開口を開閉自在
に閉塞する車両用フードの背面図、第2図は同要
部の斜視図を示し、この車両用フード1はSMC
樹脂等により本体3が一枚の薄板に成形されてい
る。従つて、この車両用フード1は、アウター部
材とインナー部材とからなる鋼板で形成された従
来の車両用フードと比較して大幅な軽量化を図り
得るとともに、防錆上有利な構成となつている。
い車体前部のエンジンルーム上部開口を開閉自在
に閉塞する車両用フードの背面図、第2図は同要
部の斜視図を示し、この車両用フード1はSMC
樹脂等により本体3が一枚の薄板に成形されてい
る。従つて、この車両用フード1は、アウター部
材とインナー部材とからなる鋼板で形成された従
来の車両用フードと比較して大幅な軽量化を図り
得るとともに、防錆上有利な構成となつている。
前記本体3の車体前後方向中央部裏面を渡るよ
うに本体3とともにSMC樹脂により一体成形さ
れた張り剛性補強用のリブ5が設けられており、
樹脂製で薄板に成形された本体3の特に中央部に
おいて低下する張り剛性が確保される構成となつ
ている。このリブ5は、本体3を裏面からみた第
1図の状態で全体的に車体前方へ先細りに構成さ
れているので、前辺部7a、後辺部7b、左斜辺
部7c、右斜辺部7dからなる略台形状の枠部7
の内側に車幅方向の横片部9a及びこれに交差す
る縦片部9bからなる略十字状の梁部9をかけ渡
して構成されている。
うに本体3とともにSMC樹脂により一体成形さ
れた張り剛性補強用のリブ5が設けられており、
樹脂製で薄板に成形された本体3の特に中央部に
おいて低下する張り剛性が確保される構成となつ
ている。このリブ5は、本体3を裏面からみた第
1図の状態で全体的に車体前方へ先細りに構成さ
れているので、前辺部7a、後辺部7b、左斜辺
部7c、右斜辺部7dからなる略台形状の枠部7
の内側に車幅方向の横片部9a及びこれに交差す
る縦片部9bからなる略十字状の梁部9をかけ渡
して構成されている。
前記リブ5には、前記本体3の車両前後方向中
間部においてスリツト状の切欠き部11が設けら
れている。この切欠き部11は前記横片部9aよ
り車両前方側、すなわち、本体3の車両前後方向
略中央にて車幅方向一列に設けられている。従つ
て、この切欠き部11は車両前後方向から作用す
る荷重を集中させて本体3の車両前後への折れを
促進させるように構成されている。また切欠き部
11は前記枠部7の左右斜辺部7c,7d及び梁
部9の縦片部9bの下側(第2図中上側)を同上
側(第2図中下側、すなわち本体3側)に対して
車両前後方向前側へ傾斜させて設けられている。
従つて、切欠き部11には傾斜面としての案内面
11a,11bが形成され、この案内面11a,
11bは本体3の折れ曲がり時に車両前後方向外
縁側、即ち車両前方側の折れ曲がり部分が、同内
縁側、即ち後側であるフロントガラス側の折れ曲
がり部分の上側に移動するように案内する構成と
なつている。更に案内面11a,11bは、図2
のように相対向して近接したものとなつている。
間部においてスリツト状の切欠き部11が設けら
れている。この切欠き部11は前記横片部9aよ
り車両前方側、すなわち、本体3の車両前後方向
略中央にて車幅方向一列に設けられている。従つ
て、この切欠き部11は車両前後方向から作用す
る荷重を集中させて本体3の車両前後への折れを
促進させるように構成されている。また切欠き部
11は前記枠部7の左右斜辺部7c,7d及び梁
部9の縦片部9bの下側(第2図中上側)を同上
側(第2図中下側、すなわち本体3側)に対して
車両前後方向前側へ傾斜させて設けられている。
従つて、切欠き部11には傾斜面としての案内面
11a,11bが形成され、この案内面11a,
11bは本体3の折れ曲がり時に車両前後方向外
縁側、即ち車両前方側の折れ曲がり部分が、同内
縁側、即ち後側であるフロントガラス側の折れ曲
がり部分の上側に移動するように案内する構成と
なつている。更に案内面11a,11bは、図2
のように相対向して近接したものとなつている。
なお、13は本体3のフロントガラス15側に
固定され、本体3を回転自在に支持するヒンジで
ある。
固定され、本体3を回転自在に支持するヒンジで
ある。
つぎに、上記一実施例の作用について述べる。
正面衝突等により、車両用フード一に車体前後
方向の荷重が加わると、切欠き部11においてリ
ブ5の前後への折れが促進される。
方向の荷重が加わると、切欠き部11においてリ
ブ5の前後への折れが促進される。
この場合、軽微な衝突であるときは車体前後方
向の荷重も小さく、この軽微な荷重がリブ5にお
いて左右斜辺部7c,7d及び縦片部9bの前後
間の切欠き部11に集中しても、本体3は折損に
至らず、切欠き部11に前後方向の曲げ力として
作用する。従つて、リブ5は切欠き部11を境に
して車両前後に屈曲し、リブ5の屈曲により本体
3も略同一箇所を境に車両前後に屈曲し、車両用
フード1全体が屈曲する。そして、荷重が軽微な
ため、車両用フード1の屈曲は弾性変形域内のも
のであり、この弾性変形により衝突エネルギの吸
収、緩和が行なわれる。従つて、乗員の安全及び
相手方車両等の損傷軽減を図ることができる。
向の荷重も小さく、この軽微な荷重がリブ5にお
いて左右斜辺部7c,7d及び縦片部9bの前後
間の切欠き部11に集中しても、本体3は折損に
至らず、切欠き部11に前後方向の曲げ力として
作用する。従つて、リブ5は切欠き部11を境に
して車両前後に屈曲し、リブ5の屈曲により本体
3も略同一箇所を境に車両前後に屈曲し、車両用
フード1全体が屈曲する。そして、荷重が軽微な
ため、車両用フード1の屈曲は弾性変形域内のも
のであり、この弾性変形により衝突エネルギの吸
収、緩和が行なわれる。従つて、乗員の安全及び
相手方車両等の損傷軽減を図ることができる。
また、衝突が急激なものであると車両用フード
1に作用する前後方向の荷重も大きく、本体3及
びリブ5は応力集中の起こる切欠き部11を境に
大きく折れ曲がり、やがて本体3が第3図のよう
に切断される。従つて、本体3の弾性変形と切断
により、衝突エネルギの十分な吸収、緩和が行な
われ、上記と同様に乗員の安全及び相手方車両等
の損傷軽減を図ることができる。また、車両用フ
ード1の折れ曲がりを略一定の箇所で行なわせる
ことが可能なため、吸収エネルギー量の設定も容
易である。さらに、リブ5の切欠き部11及び本
体3が切断された場合、切断された車両外縁側と
しての車両前側の折れ曲がり部分3aは案内面1
1a,11bの案内により同後側の折れ曲がり部
分3bの上側である第3図に示すP方向に移動さ
れる。そして、P方向に移動した折れ曲がり部分
3aは、案内面11a,11bの設定と切欠き部
11の車両前後位置の設定とにより、車室外方向
へガイドされる。従つて、折れ曲がり部分3bが
他部材に衝突してその移動が規制されるようなこ
とはなく、上記衝突エネルギの吸収、緩和は、略
設定通り行なわれるものとなる。しかも、図8、
図9と同様にして車両用フード1を閉める時、モ
ーメントの作用により本体3が切欠き部11にお
いて図8、図9で説明したのと同様に折れ曲がろ
うとするが、近接して相対向する案内面11a,
11bが当接し、本体3の折れ曲がりが抑制され
る。従つてフードロツクを確実に作動させること
ができる。
1に作用する前後方向の荷重も大きく、本体3及
びリブ5は応力集中の起こる切欠き部11を境に
大きく折れ曲がり、やがて本体3が第3図のよう
に切断される。従つて、本体3の弾性変形と切断
により、衝突エネルギの十分な吸収、緩和が行な
われ、上記と同様に乗員の安全及び相手方車両等
の損傷軽減を図ることができる。また、車両用フ
ード1の折れ曲がりを略一定の箇所で行なわせる
ことが可能なため、吸収エネルギー量の設定も容
易である。さらに、リブ5の切欠き部11及び本
体3が切断された場合、切断された車両外縁側と
しての車両前側の折れ曲がり部分3aは案内面1
1a,11bの案内により同後側の折れ曲がり部
分3bの上側である第3図に示すP方向に移動さ
れる。そして、P方向に移動した折れ曲がり部分
3aは、案内面11a,11bの設定と切欠き部
11の車両前後位置の設定とにより、車室外方向
へガイドされる。従つて、折れ曲がり部分3bが
他部材に衝突してその移動が規制されるようなこ
とはなく、上記衝突エネルギの吸収、緩和は、略
設定通り行なわれるものとなる。しかも、図8、
図9と同様にして車両用フード1を閉める時、モ
ーメントの作用により本体3が切欠き部11にお
いて図8、図9で説明したのと同様に折れ曲がろ
うとするが、近接して相対向する案内面11a,
11bが当接し、本体3の折れ曲がりが抑制され
る。従つてフードロツクを確実に作動させること
ができる。
一方、通常使用状態ではリブ5が本体3の張り
剛性を保持するため、本体3の剛性が向上し薄板
化が可能となつている。
剛性を保持するため、本体3の剛性が向上し薄板
化が可能となつている。
第4図及び第5図はこの考案の他の実施例を示
すもので、第4図は車両用フード17の背面図、
第5図は同要部の斜視図であつてリブ19に設け
られている切欠き部21の構成が上記実施例のも
のと異なる。すなわち、切欠き部21は、梁部2
3の横片部23aより車両前方側にて枠部25の
左右両斜辺部25c,25d及び縦片部23bに
車軸方向一列に設けられている。この切欠き部2
1は、上記実施例と同様に前記枠部25の左右両
斜辺部25c,25d及び梁部23の縦片部23
bの下側(第5図中上側)を同上側(第5図中下
側、すなわち本体3側)に対し車体前後方向前側
へ傾斜させて設けられ、この切欠き部21の車幅
方向左右両側に該切欠き部21の傾斜方向と同方
向の案内片27a,27bが設けられている。従
つて、切欠き部21及び案内片27a,27b間
に近接して相対向する傾斜面としての案内面21
a,21bが形成されている。そして、この実施
例も車両用フード17が前記切欠き部21から切
断した場合に、前側の折れ曲がり部分17aが案
内面21a,21bにガイドされて同後側の折れ
曲がり部分17bの上側へ移動される。従つて、
上記実施例と同様に車両用フード17を略一定し
た箇所で折れ曲げることができるとともに切断さ
れた折れ曲がり部分17aを第3図に示すP方向
に移動させることができ、略同様の効果が期待で
きる。しかも、案内面21a,21bが案内片2
7a,27bによつて大きくなつているため、案
内面21a,21bによる案内作用が確実に安定
させることができる。更に、案内片27a,27
bの案内面21a,21bの相互当接により、上
記実施例と同様にして本体3の変形を抑制するこ
とができる。
すもので、第4図は車両用フード17の背面図、
第5図は同要部の斜視図であつてリブ19に設け
られている切欠き部21の構成が上記実施例のも
のと異なる。すなわち、切欠き部21は、梁部2
3の横片部23aより車両前方側にて枠部25の
左右両斜辺部25c,25d及び縦片部23bに
車軸方向一列に設けられている。この切欠き部2
1は、上記実施例と同様に前記枠部25の左右両
斜辺部25c,25d及び梁部23の縦片部23
bの下側(第5図中上側)を同上側(第5図中下
側、すなわち本体3側)に対し車体前後方向前側
へ傾斜させて設けられ、この切欠き部21の車幅
方向左右両側に該切欠き部21の傾斜方向と同方
向の案内片27a,27bが設けられている。従
つて、切欠き部21及び案内片27a,27b間
に近接して相対向する傾斜面としての案内面21
a,21bが形成されている。そして、この実施
例も車両用フード17が前記切欠き部21から切
断した場合に、前側の折れ曲がり部分17aが案
内面21a,21bにガイドされて同後側の折れ
曲がり部分17bの上側へ移動される。従つて、
上記実施例と同様に車両用フード17を略一定し
た箇所で折れ曲げることができるとともに切断さ
れた折れ曲がり部分17aを第3図に示すP方向
に移動させることができ、略同様の効果が期待で
きる。しかも、案内面21a,21bが案内片2
7a,27bによつて大きくなつているため、案
内面21a,21bによる案内作用が確実に安定
させることができる。更に、案内片27a,27
bの案内面21a,21bの相互当接により、上
記実施例と同様にして本体3の変形を抑制するこ
とができる。
なお、この考案は、上記一実施例に限定される
ものではない。例えば、案内部は切欠き部とは別
個に構成することもでき、第7図のような切欠き
部の車幅方向左右両側に案内片を設けることによ
つて構成することもできる。この考案は、トラン
クリツドに適用することもできる。
ものではない。例えば、案内部は切欠き部とは別
個に構成することもでき、第7図のような切欠き
部の車幅方向左右両側に案内片を設けることによ
つて構成することもできる。この考案は、トラン
クリツドに適用することもできる。
[考案の効果]
以上の説明より明らかなように、この考案の構
成によれば、本体を樹脂で成形するとともに、中
央部に張り剛性補強用のリブを設けたので、張り
剛性を保持しながら全体を肉薄の樹脂板として構
成することができ、軽量化、防錆化には極めて有
利である。また、リブの前後方向中間部にリブの
前後への折れ曲がりを促進させる切欠き部を設け
たので、前後方向の荷重により車両用開閉体全体
を切欠き部で前後へ折れ曲げるようにすることが
可能となり、折れ曲がり部分が略一定し、折れ曲
がりによる吸収エネルギー量の設定も容易であ
る。しかも、傾斜面の作用により本体が切欠き部
で切断した場合における車両外縁側の折れ曲がり
部分を同内側の折れ曲がり部分の上側へ移動させ
ることができ、エネルギー吸収時に折れ曲がり部
分の移動が規制されるようなことがなく、エネル
ギー吸収量の設定をより確実に行なわせることが
できる。更に、本体を閉めるようにとき、モーメ
ントの作用により本体が切欠き部で変形しようと
するが、切欠き部で近接して対向する傾斜面が互
いに当接し、本体の変形を抑制することができ
る。
成によれば、本体を樹脂で成形するとともに、中
央部に張り剛性補強用のリブを設けたので、張り
剛性を保持しながら全体を肉薄の樹脂板として構
成することができ、軽量化、防錆化には極めて有
利である。また、リブの前後方向中間部にリブの
前後への折れ曲がりを促進させる切欠き部を設け
たので、前後方向の荷重により車両用開閉体全体
を切欠き部で前後へ折れ曲げるようにすることが
可能となり、折れ曲がり部分が略一定し、折れ曲
がりによる吸収エネルギー量の設定も容易であ
る。しかも、傾斜面の作用により本体が切欠き部
で切断した場合における車両外縁側の折れ曲がり
部分を同内側の折れ曲がり部分の上側へ移動させ
ることができ、エネルギー吸収時に折れ曲がり部
分の移動が規制されるようなことがなく、エネル
ギー吸収量の設定をより確実に行なわせることが
できる。更に、本体を閉めるようにとき、モーメ
ントの作用により本体が切欠き部で変形しようと
するが、切欠き部で近接して対向する傾斜面が互
いに当接し、本体の変形を抑制することができ
る。
第1図はこの考案の一実施例に係る車両用フー
ドの全体背面図、第2図は同要部の拡大斜視図、
第3図は作用説明図、第4図は他の実施例に係る
車両用フードの全体背面図、第5図は同要部の拡
大斜視図、第6図は従来例の作用状態の側面図、
第7図は考えられる車両用フードの要部の拡大斜
視図、第8図、第9図は同作用説明図である。 図面の主要部分を表わす符号の説明。1……車
両用フード(車両用開閉体)、3……本体、、5,
19……リブ、11,21……切欠き部、11
a,11b,21a,21b……案内面(傾斜
面)。
ドの全体背面図、第2図は同要部の拡大斜視図、
第3図は作用説明図、第4図は他の実施例に係る
車両用フードの全体背面図、第5図は同要部の拡
大斜視図、第6図は従来例の作用状態の側面図、
第7図は考えられる車両用フードの要部の拡大斜
視図、第8図、第9図は同作用説明図である。 図面の主要部分を表わす符号の説明。1……車
両用フード(車両用開閉体)、3……本体、、5,
19……リブ、11,21……切欠き部、11
a,11b,21a,21b……案内面(傾斜
面)。
Claims (1)
- 車両前部又は後部の開口を閉塞する車両用開閉
体において、本体を樹脂で成形し、本体の車体前
後方向中央部を渡るように車体前後方向へ延設さ
れた張り剛性補強用のリブを設け、このリブの車
体前後方向中間部に車両前後方向から作用する荷
重を集中させて本体の車体前後への折れを促進さ
せる切欠き部を設け、前記車両前後方向から作用
する荷重による本体の前記切欠き部に基づく折れ
曲がり時に車両前後方向外縁側の折れ曲がり部分
が同内縁側の折れ曲がり部分の上側へ移動するよ
うに案内する相対向して近接する傾斜面を前記切
欠き部に設けたことを特徴とする車両用開閉体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10542985U JPH0356461Y2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10542985U JPH0356461Y2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6213782U JPS6213782U (ja) | 1987-01-27 |
| JPH0356461Y2 true JPH0356461Y2 (ja) | 1991-12-18 |
Family
ID=30979852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10542985U Expired JPH0356461Y2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0356461Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4122981B2 (ja) * | 2003-01-14 | 2008-07-23 | 株式会社デンソー | 送風ユニット |
| JP5448709B2 (ja) * | 2009-10-19 | 2014-03-19 | ダイキョーニシカワ株式会社 | 自動車の外装樹脂パネル |
-
1985
- 1985-07-12 JP JP10542985U patent/JPH0356461Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6213782U (ja) | 1987-01-27 |
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