JPH0356613B2 - - Google Patents
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- JPH0356613B2 JPH0356613B2 JP7750483A JP7750483A JPH0356613B2 JP H0356613 B2 JPH0356613 B2 JP H0356613B2 JP 7750483 A JP7750483 A JP 7750483A JP 7750483 A JP7750483 A JP 7750483A JP H0356613 B2 JPH0356613 B2 JP H0356613B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/02—Bodies
- G03B17/12—Bodies with means for supporting objectives, supplementary lenses, filters, masks, or turrets
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/28—Systems for automatic generation of focusing signals
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Focusing (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Description
本発明は、コンバージヨンレンズを有し、広角
撮影と望遠撮影との切り替えることが可能であ
り、かつ望遠撮影時にはコンバージヨンレンズを
移動して2点ゾーンフオーカスを行なうようにし
た広角・望遠切替カメラに係り、更に詳しく望遠
撮影においてはストロボ使用時と不使用時(日中
撮影)とでは、近距離ゾーンと遠距離ゾーンの境
界点を変更するとともに、コンバージヨンレンズ
のセツト位置も変更するように改良した焦点調節
装置に関するものである。 コンパクトカメラでは、マスターレンズを光軸
方向へ繰り出して焦点調節を行なうのが普通であ
る。このマスターレンズを繰り出す方式のもので
は、例えば測距装置に連動してマスターレンズの
光軸方向へ移動するフオーカシングロツドを設
け、このフオーカシングロツドでマスターレンズ
を保持した可動鏡筒を移動させるようにしたもの
が提案されている。しかし、マスターレンズの背
後にはシヤツタ装置が配置されているから、前記
フオーカシングロツドがシヤツタ装置を貫通する
ことになる。このようにフオーカシングロツドが
シヤツタ装置を貫通する場合には、組立てが面倒
になるため、これを避ける必要がある。この結
果、シヤツタ装置のレイアウトが困難になつた
り、あるいはシヤツタ装置の外形寸法が大きくな
つたりするという不都合が生じる。 また、望遠撮影時にコンバージヨンレンズがマ
スターレンズの背後に入り込むようにした広角・
望遠切替カメラが知られている。この広角・望遠
切替カメラでは、望遠撮影時にマスターレンズが
大きく前進するため、望遠撮影と広角撮影とでは
マスターレンズの位置が大きく変化することにな
る。この広角及び望遠撮影の両方において、マス
ターレンズを移動して焦点調節を行なう場合は、
測距装置とマスターレンズとを連動させるための
機構が複雑になるという問題がある。 最近ではカメラの低価格化を図るために、レン
ズセツト位置を近距離位置と遠距離位置との2点
だけにし、被写界深度を利用して鮮明な像を得る
ようにした2点ゾーンフオーカスタイプのカメラ
が知られている。このカメラでは、ストロボ撮影
も日中撮影と同様に測距し、かつレンズセツトを
行なつている。一般に、ストロボ撮影の場合に
は、発光量との関係で撮影距離が制約されるた
め、近距離撮影が多いことが経験的に知られてい
る。しかし、従来は遠距離撮影が多い日中撮影を
主体にしてレンズセツト位置を定めているため、
ストロボ撮影の場合に像がボケ易いという難点が
ある。更にストロボ撮影の場合は、絞りが開放に
なるため、被写体深度が浅くなるということも像
のボケに大きな影響を与えている。 本発明の主たる目的は、装置を簡単かつコンパ
クトにすることができるようにした広角・望遠切
替カメラの焦点調節装置を提供することにある。 本発明の別の目的は、望遠に切り替えた場合
に、その日中撮影とストロボ撮影の両方において
鮮明な像を得ることができるようにした広角・望
遠切替カメラの焦点調節装置を提供することにあ
る。 本発明は、広角撮影時にはマスターレンズによ
る固定焦点とし、望遠撮影時にはコンバージヨン
レンズを移動して2点ゾーンフオーカスを行なう
ようにし、かつ日中望遠撮影とストロボ望遠撮影
とでは、測距ゾーン及びコンバージヨンレンズの
セツト位置が変わるようにしたことを特徴とする
ものである。 以下、図面を参照して本発明の実施例について
詳細に説明する。 第1図は本発明を実施したカメラを示すもので
ある。カメラボデイ1の前面には、レンズ部2、
ストロボ発光部3、近赤外光を投光する投光部
4、被写体で反射されて戻つてきた近赤外光を受
光する受光部5及び6、フアインダ7、レリーズ
ボタン8が設けられている。前記レンズ部2は、
後述するように、マスターレンズ9を保持した可
動鏡筒10と、固定鏡筒11と、広角・望遠切替
リング12とから構成されている。ストロボ発光
部3は、ストロボスイツチ13をON位置にセツ
トした時に作動する。なお、このストロボ発光部
3が周知のようにポツプアツプする構造であつて
もよく、更には被写体輝度を測定して予め定めた
値よりも低い時に、ストロボが自動的に発光する
ように変更してもよい。 第2図はレンズ部の構成を示すものである。マ
スターレンズ9を保持した可動鏡筒10は、光軸
15に沿つて広角位置と望遠位置(第3図参照)
との間を移動する。この可動鏡筒10には、溝1
0aが形成されており、固定鏡筒11に設けた突
起部16a,16bに嵌合している。また、可動
鏡筒10の外周にピン17が植設されており、こ
のピン17がカム筒18のカム溝18aに嵌合し
ている。このカム筒18は、固定鏡筒11内に回
転可能に収納されている。 前記固定鏡筒11には、環状の溝11aが形成
されており、前記カム筒18に植設したピン19
が溝11aを貫通している。固定鏡筒11の外周
に、広角・望遠切替リング12が回転自在に嵌合
しており、この広角・望遠切替リング12に設け
た穴12aに前記ピン19が嵌合している。 前記広角・望遠切替リング12の後端にはカム
22が形成されており、このカム12にピン23
が接している。このピン23は、固定鏡筒11に
形成した長孔11bを貫通し、レンズホルダー2
4に固着されている。このレンズホルダー24
は、コンバージヨンレンズ25(第3図参照)を
保持し、かつ摺動自在に設けたフオーカシングロ
ツド26に固着されている。フオーカシングロツ
ド26は、固定鏡筒11の穴11cと、板28に
設けた穴28aとによつて支承されており、かつ
バネ29で右方向へ付勢され、カム板30に当接
している。このカム板30は、フオーカシングロ
ツド26を位置決めするためのテーパー部30a
を有し、板28に取り付けた軸31で回転自在に
支承されている。 シヤツタ羽根33は、可動鏡筒10に固着され
たシヤツタ基板34に取り付けられており、この
シヤツタ羽根の駆動機構(図示せず)が可動鏡筒
10の空隙10b内に収納されている。 前記シヤツタ羽根33の背後に、開口36aを
有する絞り板36が配置されており、絞り板36
が光軸15に入るとF5.6となり、絞り板36が光
軸15から退避すると開放絞り例えばF3.5とな
る。 第2図に示す状態では、広角・望遠切替リング
12が広角位置にセツトされている。この時には
マスターレンズ9が後退し、またコンバージヨン
レンズ25が光軸15から退避した位置にあり、
焦点距離は32mmとなる。この広角撮影時には撮影
距離が変化してもマスターレンズ9は移動せずに
被写体深度だけで鮮明な像をフイルム(図示せ
ず)に結ばせる。なお、この広角撮影時には、絞
り板36が光軸15に入つているため、F5.6とな
る。ただし、ストロボ撮影の場合であつて、被写
体が距離ゾーンに存在している時には絞り板36
が光軸15から退避するから、開放絞り例えば
F3.5となる。 第3図は望遠撮影時を示すものである。広角・
望遠切替リング12をまわして望遠位置にセツト
すれば、広角・望遠切替リング12の穴12aと
ピン19との結合によつてカム筒18が回転す
る。このカム筒18は、そのカム溝18aとピン
17との結合、及び溝10aと突起部16a,1
6bとの結合により、可動鏡筒10を光軸15に
沿つて前進させる。これとともに、カム22によ
つてレンズホルダー24がフオーカシングロツド
26を中心にして回転するから、コノバージヨン
レンズ25が光軸15上に入り、焦点距離は60mm
となる。 この望遠撮影時には、後述するようにコンバー
ジヨンレンズ25が日中撮影時に用いられる2点
と、ストロボ撮影時に用いられる2点の計4点の
位置にセツトされ、それぞれ2点ゾーンフオーカ
スが行なわれる。なお、絞り板36は、ストロボ
撮影時に光軸15から退避するから、開放絞り例
えばF6.5となり、日中撮影ではF10.5となる。 第4図はコンバージヨンレンズのセツト機構を
示すものである。前記カム22には凹部22aが
形成されており、マーク「W」が指標40に合致
している広角撮影時には、コンバーシヨンレンズ
25が光軸15が退避している。マーク「T」が
指標40に合致する望遠撮影時には、ピン23が
凹部22aに入り込むため、バネ41で付勢され
たレンズホルダー24が反時計方向へ回転してマ
スターレンズ9の背後に入り込む。これととも
に、突起部22bがテレスイツチ42を押してこ
れをONにする。 第5図は絞り板の駆動機構を示すものである。
絞り板36はほぼL字状をしており、軸45に軸
支され、かつバネ46で永久磁石47が電磁石4
8に吸着する方向へ付勢されている。電磁石48
が通電されていない時には、永久磁石47が電磁
石48に吸着しているから、絞り板36が光軸1
5に入つている。電磁石48が通電されると、バ
ネ46に抗して絞り板36が時計方向へ回転する
ため、開放絞り例えばW時ではF3.5となる。 第6図はコンバージヨンレンズの位置制御機構
を示すものである。カム板30は、フイルムの巻
上げ操作によつて反時計方向へ戻され、フツクレ
バー50で係止される。このフツクレバー50
は、軸51に回転自在に軸支され、かつバネ52
で反時計方向へ付勢されている。またフツクレバ
ー50には、アーマチユア53が固着されてお
り、永久磁石54とコイル55とから構成された
コンビネーシヨンマグネツト56に吸着保持され
る。 ほぼL字状をした位置決めレバー58は、その
一端がカム板30の外周に形成した段歯59の肩
部の1つを受け止めて、カム板30の回転量を制
御する。この位置決めレバー58は、軸60に回
転自在に軸支され、かつバネ61で中央位置に付
勢されている。また、位置決めレバー58に棒磁
石62が固着されており、その一方の磁極がコイ
ル63で磁化される鉄芯64の切欠き65内に入
り込んでいる。なお、符号66,67はバネ61
を受け止めるピンである。 コンビネーシヨンマグネツト56のコイル55
が通電されない場合は、カム板30が回転しな
い。この場合には、コンバージヨンレンズ25を
移動するためのフオーカシングロツド26がテー
パー部30aの最も高い所に接しているため、コ
ンバージヨンレンズ25が最も前進した位置にあ
り、例えば1.35mの距離にピントが合つている。 コイル63に順方向の電流が流れると、鉄芯6
4の端部64aがS極に磁化されるため、位置決
めレバー58が軸60を中心にして反時計方向に
回転する。これと同時又は遅延回路で遅延させた
後に、コンビネーシヨンマグネツト56のコイル
55が通電されると、フツクレバー50の吸着が
解除され、バネ52によつて反時計方向へ回転さ
れる。フツクレバー50はカム板30の係止を解
除するから、バネ68の蓄勢力によりカム板30
が回転し、段歯59の最初の肩部に衝突して停止
する。第8図に示すように、テーパー部30aは
傾斜しているから、バネ29で付勢されたフオー
カシングロツド26がこのテーパー部30aに沿
つて移動する。この時には、1.5mの距離に存在
する被写体にピントが合う。 コイル63が通電されない時には、第7図に示
すように、位置決めレバー58が中央位置にあ
る。そしてコンビネーシヨンマグネツト56のコ
イル55が通電され、フツクレバー50からカム
板30の係止を解除すると、段歯59の第2番目
の肩部に衝突する位置までカム板30が回転す
る。この時には、2mの距離に存在する被写体に
ピントが合う。 コイル63が逆方向へ通電されると、鉄芯64
の端部64bがS極となるので、位置決めレバー
58が時計方向に回転する。そして、コンビネー
シヨンマグネツト56のコイル55が通電される
と、カム板30が時計方向へ回転し、段歯59の
第3番目の肩部に衝突して停止する。この時に
は、コンバージヨンレンズ25を位置決めするた
めのフオーカシングロツド26がテーパー部30
aから外れ、それにより4mの距に存在する被写
体にピントが合う。 第9図は本発明の電気的構成を示すものであ
る。測距装置70は、近赤外光発光ダイオード7
1及びレンズ72からなる投光部4と、受光素子
73及びレンズ74からなる受光部5と、受光素
子75及びレンズ76からなる受光部6とを備え
ている。駆動回路77は、測距開始信号によつて
近赤外光発光タイオード71を一定時間発光さ
せ、この発光終了後に「H」の測距終了信号を出
力する。 前記受光部5は、広角撮影時及び日中望遠撮影
時において、被写体距離ゾーンを検出するための
ものであり、マスターレンズ9の最短撮影距離で
ある1.2mから2.2mの測距ゾーンをにらんでお
り、この領域に被写体が存在した場合に、投光部
4から放射され被写体で反射されてきた近赤外光
を受光する。したがつて、受光部5が反射光を受
光する。したがつて、受光部5が反射光を受光し
た時は、被写体が2.2mまでの近距離ゾーンに存
在している時である。そして反射光を受光しなか
つた場合は、被写体が遠距離ゾーンに存在してい
るものと判定する。 前記受光部6は、ストロボを使用した望遠撮影
時の被写体距離ゾーンを検出するためのものであ
り、1.2m〜1.6mの測距ゾーンをにらんでおり、
被写体が1.6mより手前の近距離ゾーンに存在す
るかどうかを判定する。 前記受光部5,6の出力信号は、増幅器79,
80で増幅されてから、コンパレータ81,82
に入力され、抵抗83,84からなる分圧器で設
定した基準電圧と比較される。このコンパレータ
81,82の出力信号は、レリーズボタン8から
指を離した時にリセツトされるラツタ回路86,
87に入力されている。 前記ラツチ回路86の出力信号は、インバータ
90で反転されてから、AND回路92に入力さ
れている。前記ラツチ回路87の出力信号は、
AND回路93に送られるとともに、インバータ
94で反転されてからAND回路91,95に送
られている。ストロボスイツチ13がONした時
に出力されるストロボ使用信号は、AND回路9
1,92、及び96に入力されている。また、ス
トロボ使用信号をインバータ97で反転した信号
は、AND回路93,95に入力されている。な
お、低輝度時に自動的にストロボが発光するタイ
プのカメラでは、ストロボを作動させる信号をス
トロボ使用信号として用いればよい。第4図に示
すテレスイツチ42がONした時に出力されるテ
レ信号は、AND回路92,93,95,96に
入力されている。また、このテレ信号をインバー
タ98で反転した信号は、AND回路91に入力
されている。測距終了時に出力される「H」の測
距終了信号は、AND回路92,93及び95に
入力されている。 前記AND回路91,96の出力信号は、OR回
路99に入力され、その論理和信号がトランジス
タ100のベースに入力されている。したがつ
て、ストロボ広角撮影であつて被写体が遠距離ゾ
ーンに存在する時、及びストロボ望遠撮影時に
は、OR回路99の出力が「H」となるから、ト
ランジスタ100が導通し、電磁石48を励磁し
てF3.5又はF6.5の開放絞りにする。これ以外は、
絞り板36が光軸15に入つているから小絞り
(F5.6又はF10.5)となる。 前記AND回路92の出力端子にトランジスタ
102のベースが接続されており、AND回路9
2の出力信号が「H」となつた時に、トランジス
タ102を導通してコンビネーシヨンマグネツト
56のコイル55を通電する。 前記AND回路93の出力端子にリレー103
が接続されており、AND回路93の出力信号が
「H」の時にリレー103が作動してリレースイ
ツチ104を接点aから接点bに切り換える。前
記AND回路95の出力端子にリレー105が接
続されており、AND回路95の出力信号が「H」
の時に、リレースイツチ106を接点aから接点
bに切り換える。この接点aは接地されており、
接点bは正電位になつている。 前記測距装置70は、リレーズボタン8の押下
に連動して作動し、得られた測距情報をラツチ回
路86,87に記憶し、そして測距終了信号によ
つてコイル55,63を作動させる。第9図に示
す回路の主要な素子の動作を次表に示す。
撮影と望遠撮影との切り替えることが可能であ
り、かつ望遠撮影時にはコンバージヨンレンズを
移動して2点ゾーンフオーカスを行なうようにし
た広角・望遠切替カメラに係り、更に詳しく望遠
撮影においてはストロボ使用時と不使用時(日中
撮影)とでは、近距離ゾーンと遠距離ゾーンの境
界点を変更するとともに、コンバージヨンレンズ
のセツト位置も変更するように改良した焦点調節
装置に関するものである。 コンパクトカメラでは、マスターレンズを光軸
方向へ繰り出して焦点調節を行なうのが普通であ
る。このマスターレンズを繰り出す方式のもので
は、例えば測距装置に連動してマスターレンズの
光軸方向へ移動するフオーカシングロツドを設
け、このフオーカシングロツドでマスターレンズ
を保持した可動鏡筒を移動させるようにしたもの
が提案されている。しかし、マスターレンズの背
後にはシヤツタ装置が配置されているから、前記
フオーカシングロツドがシヤツタ装置を貫通する
ことになる。このようにフオーカシングロツドが
シヤツタ装置を貫通する場合には、組立てが面倒
になるため、これを避ける必要がある。この結
果、シヤツタ装置のレイアウトが困難になつた
り、あるいはシヤツタ装置の外形寸法が大きくな
つたりするという不都合が生じる。 また、望遠撮影時にコンバージヨンレンズがマ
スターレンズの背後に入り込むようにした広角・
望遠切替カメラが知られている。この広角・望遠
切替カメラでは、望遠撮影時にマスターレンズが
大きく前進するため、望遠撮影と広角撮影とでは
マスターレンズの位置が大きく変化することにな
る。この広角及び望遠撮影の両方において、マス
ターレンズを移動して焦点調節を行なう場合は、
測距装置とマスターレンズとを連動させるための
機構が複雑になるという問題がある。 最近ではカメラの低価格化を図るために、レン
ズセツト位置を近距離位置と遠距離位置との2点
だけにし、被写界深度を利用して鮮明な像を得る
ようにした2点ゾーンフオーカスタイプのカメラ
が知られている。このカメラでは、ストロボ撮影
も日中撮影と同様に測距し、かつレンズセツトを
行なつている。一般に、ストロボ撮影の場合に
は、発光量との関係で撮影距離が制約されるた
め、近距離撮影が多いことが経験的に知られてい
る。しかし、従来は遠距離撮影が多い日中撮影を
主体にしてレンズセツト位置を定めているため、
ストロボ撮影の場合に像がボケ易いという難点が
ある。更にストロボ撮影の場合は、絞りが開放に
なるため、被写体深度が浅くなるということも像
のボケに大きな影響を与えている。 本発明の主たる目的は、装置を簡単かつコンパ
クトにすることができるようにした広角・望遠切
替カメラの焦点調節装置を提供することにある。 本発明の別の目的は、望遠に切り替えた場合
に、その日中撮影とストロボ撮影の両方において
鮮明な像を得ることができるようにした広角・望
遠切替カメラの焦点調節装置を提供することにあ
る。 本発明は、広角撮影時にはマスターレンズによ
る固定焦点とし、望遠撮影時にはコンバージヨン
レンズを移動して2点ゾーンフオーカスを行なう
ようにし、かつ日中望遠撮影とストロボ望遠撮影
とでは、測距ゾーン及びコンバージヨンレンズの
セツト位置が変わるようにしたことを特徴とする
ものである。 以下、図面を参照して本発明の実施例について
詳細に説明する。 第1図は本発明を実施したカメラを示すもので
ある。カメラボデイ1の前面には、レンズ部2、
ストロボ発光部3、近赤外光を投光する投光部
4、被写体で反射されて戻つてきた近赤外光を受
光する受光部5及び6、フアインダ7、レリーズ
ボタン8が設けられている。前記レンズ部2は、
後述するように、マスターレンズ9を保持した可
動鏡筒10と、固定鏡筒11と、広角・望遠切替
リング12とから構成されている。ストロボ発光
部3は、ストロボスイツチ13をON位置にセツ
トした時に作動する。なお、このストロボ発光部
3が周知のようにポツプアツプする構造であつて
もよく、更には被写体輝度を測定して予め定めた
値よりも低い時に、ストロボが自動的に発光する
ように変更してもよい。 第2図はレンズ部の構成を示すものである。マ
スターレンズ9を保持した可動鏡筒10は、光軸
15に沿つて広角位置と望遠位置(第3図参照)
との間を移動する。この可動鏡筒10には、溝1
0aが形成されており、固定鏡筒11に設けた突
起部16a,16bに嵌合している。また、可動
鏡筒10の外周にピン17が植設されており、こ
のピン17がカム筒18のカム溝18aに嵌合し
ている。このカム筒18は、固定鏡筒11内に回
転可能に収納されている。 前記固定鏡筒11には、環状の溝11aが形成
されており、前記カム筒18に植設したピン19
が溝11aを貫通している。固定鏡筒11の外周
に、広角・望遠切替リング12が回転自在に嵌合
しており、この広角・望遠切替リング12に設け
た穴12aに前記ピン19が嵌合している。 前記広角・望遠切替リング12の後端にはカム
22が形成されており、このカム12にピン23
が接している。このピン23は、固定鏡筒11に
形成した長孔11bを貫通し、レンズホルダー2
4に固着されている。このレンズホルダー24
は、コンバージヨンレンズ25(第3図参照)を
保持し、かつ摺動自在に設けたフオーカシングロ
ツド26に固着されている。フオーカシングロツ
ド26は、固定鏡筒11の穴11cと、板28に
設けた穴28aとによつて支承されており、かつ
バネ29で右方向へ付勢され、カム板30に当接
している。このカム板30は、フオーカシングロ
ツド26を位置決めするためのテーパー部30a
を有し、板28に取り付けた軸31で回転自在に
支承されている。 シヤツタ羽根33は、可動鏡筒10に固着され
たシヤツタ基板34に取り付けられており、この
シヤツタ羽根の駆動機構(図示せず)が可動鏡筒
10の空隙10b内に収納されている。 前記シヤツタ羽根33の背後に、開口36aを
有する絞り板36が配置されており、絞り板36
が光軸15に入るとF5.6となり、絞り板36が光
軸15から退避すると開放絞り例えばF3.5とな
る。 第2図に示す状態では、広角・望遠切替リング
12が広角位置にセツトされている。この時には
マスターレンズ9が後退し、またコンバージヨン
レンズ25が光軸15から退避した位置にあり、
焦点距離は32mmとなる。この広角撮影時には撮影
距離が変化してもマスターレンズ9は移動せずに
被写体深度だけで鮮明な像をフイルム(図示せ
ず)に結ばせる。なお、この広角撮影時には、絞
り板36が光軸15に入つているため、F5.6とな
る。ただし、ストロボ撮影の場合であつて、被写
体が距離ゾーンに存在している時には絞り板36
が光軸15から退避するから、開放絞り例えば
F3.5となる。 第3図は望遠撮影時を示すものである。広角・
望遠切替リング12をまわして望遠位置にセツト
すれば、広角・望遠切替リング12の穴12aと
ピン19との結合によつてカム筒18が回転す
る。このカム筒18は、そのカム溝18aとピン
17との結合、及び溝10aと突起部16a,1
6bとの結合により、可動鏡筒10を光軸15に
沿つて前進させる。これとともに、カム22によ
つてレンズホルダー24がフオーカシングロツド
26を中心にして回転するから、コノバージヨン
レンズ25が光軸15上に入り、焦点距離は60mm
となる。 この望遠撮影時には、後述するようにコンバー
ジヨンレンズ25が日中撮影時に用いられる2点
と、ストロボ撮影時に用いられる2点の計4点の
位置にセツトされ、それぞれ2点ゾーンフオーカ
スが行なわれる。なお、絞り板36は、ストロボ
撮影時に光軸15から退避するから、開放絞り例
えばF6.5となり、日中撮影ではF10.5となる。 第4図はコンバージヨンレンズのセツト機構を
示すものである。前記カム22には凹部22aが
形成されており、マーク「W」が指標40に合致
している広角撮影時には、コンバーシヨンレンズ
25が光軸15が退避している。マーク「T」が
指標40に合致する望遠撮影時には、ピン23が
凹部22aに入り込むため、バネ41で付勢され
たレンズホルダー24が反時計方向へ回転してマ
スターレンズ9の背後に入り込む。これととも
に、突起部22bがテレスイツチ42を押してこ
れをONにする。 第5図は絞り板の駆動機構を示すものである。
絞り板36はほぼL字状をしており、軸45に軸
支され、かつバネ46で永久磁石47が電磁石4
8に吸着する方向へ付勢されている。電磁石48
が通電されていない時には、永久磁石47が電磁
石48に吸着しているから、絞り板36が光軸1
5に入つている。電磁石48が通電されると、バ
ネ46に抗して絞り板36が時計方向へ回転する
ため、開放絞り例えばW時ではF3.5となる。 第6図はコンバージヨンレンズの位置制御機構
を示すものである。カム板30は、フイルムの巻
上げ操作によつて反時計方向へ戻され、フツクレ
バー50で係止される。このフツクレバー50
は、軸51に回転自在に軸支され、かつバネ52
で反時計方向へ付勢されている。またフツクレバ
ー50には、アーマチユア53が固着されてお
り、永久磁石54とコイル55とから構成された
コンビネーシヨンマグネツト56に吸着保持され
る。 ほぼL字状をした位置決めレバー58は、その
一端がカム板30の外周に形成した段歯59の肩
部の1つを受け止めて、カム板30の回転量を制
御する。この位置決めレバー58は、軸60に回
転自在に軸支され、かつバネ61で中央位置に付
勢されている。また、位置決めレバー58に棒磁
石62が固着されており、その一方の磁極がコイ
ル63で磁化される鉄芯64の切欠き65内に入
り込んでいる。なお、符号66,67はバネ61
を受け止めるピンである。 コンビネーシヨンマグネツト56のコイル55
が通電されない場合は、カム板30が回転しな
い。この場合には、コンバージヨンレンズ25を
移動するためのフオーカシングロツド26がテー
パー部30aの最も高い所に接しているため、コ
ンバージヨンレンズ25が最も前進した位置にあ
り、例えば1.35mの距離にピントが合つている。 コイル63に順方向の電流が流れると、鉄芯6
4の端部64aがS極に磁化されるため、位置決
めレバー58が軸60を中心にして反時計方向に
回転する。これと同時又は遅延回路で遅延させた
後に、コンビネーシヨンマグネツト56のコイル
55が通電されると、フツクレバー50の吸着が
解除され、バネ52によつて反時計方向へ回転さ
れる。フツクレバー50はカム板30の係止を解
除するから、バネ68の蓄勢力によりカム板30
が回転し、段歯59の最初の肩部に衝突して停止
する。第8図に示すように、テーパー部30aは
傾斜しているから、バネ29で付勢されたフオー
カシングロツド26がこのテーパー部30aに沿
つて移動する。この時には、1.5mの距離に存在
する被写体にピントが合う。 コイル63が通電されない時には、第7図に示
すように、位置決めレバー58が中央位置にあ
る。そしてコンビネーシヨンマグネツト56のコ
イル55が通電され、フツクレバー50からカム
板30の係止を解除すると、段歯59の第2番目
の肩部に衝突する位置までカム板30が回転す
る。この時には、2mの距離に存在する被写体に
ピントが合う。 コイル63が逆方向へ通電されると、鉄芯64
の端部64bがS極となるので、位置決めレバー
58が時計方向に回転する。そして、コンビネー
シヨンマグネツト56のコイル55が通電される
と、カム板30が時計方向へ回転し、段歯59の
第3番目の肩部に衝突して停止する。この時に
は、コンバージヨンレンズ25を位置決めするた
めのフオーカシングロツド26がテーパー部30
aから外れ、それにより4mの距に存在する被写
体にピントが合う。 第9図は本発明の電気的構成を示すものであ
る。測距装置70は、近赤外光発光ダイオード7
1及びレンズ72からなる投光部4と、受光素子
73及びレンズ74からなる受光部5と、受光素
子75及びレンズ76からなる受光部6とを備え
ている。駆動回路77は、測距開始信号によつて
近赤外光発光タイオード71を一定時間発光さ
せ、この発光終了後に「H」の測距終了信号を出
力する。 前記受光部5は、広角撮影時及び日中望遠撮影
時において、被写体距離ゾーンを検出するための
ものであり、マスターレンズ9の最短撮影距離で
ある1.2mから2.2mの測距ゾーンをにらんでお
り、この領域に被写体が存在した場合に、投光部
4から放射され被写体で反射されてきた近赤外光
を受光する。したがつて、受光部5が反射光を受
光する。したがつて、受光部5が反射光を受光し
た時は、被写体が2.2mまでの近距離ゾーンに存
在している時である。そして反射光を受光しなか
つた場合は、被写体が遠距離ゾーンに存在してい
るものと判定する。 前記受光部6は、ストロボを使用した望遠撮影
時の被写体距離ゾーンを検出するためのものであ
り、1.2m〜1.6mの測距ゾーンをにらんでおり、
被写体が1.6mより手前の近距離ゾーンに存在す
るかどうかを判定する。 前記受光部5,6の出力信号は、増幅器79,
80で増幅されてから、コンパレータ81,82
に入力され、抵抗83,84からなる分圧器で設
定した基準電圧と比較される。このコンパレータ
81,82の出力信号は、レリーズボタン8から
指を離した時にリセツトされるラツタ回路86,
87に入力されている。 前記ラツチ回路86の出力信号は、インバータ
90で反転されてから、AND回路92に入力さ
れている。前記ラツチ回路87の出力信号は、
AND回路93に送られるとともに、インバータ
94で反転されてからAND回路91,95に送
られている。ストロボスイツチ13がONした時
に出力されるストロボ使用信号は、AND回路9
1,92、及び96に入力されている。また、ス
トロボ使用信号をインバータ97で反転した信号
は、AND回路93,95に入力されている。な
お、低輝度時に自動的にストロボが発光するタイ
プのカメラでは、ストロボを作動させる信号をス
トロボ使用信号として用いればよい。第4図に示
すテレスイツチ42がONした時に出力されるテ
レ信号は、AND回路92,93,95,96に
入力されている。また、このテレ信号をインバー
タ98で反転した信号は、AND回路91に入力
されている。測距終了時に出力される「H」の測
距終了信号は、AND回路92,93及び95に
入力されている。 前記AND回路91,96の出力信号は、OR回
路99に入力され、その論理和信号がトランジス
タ100のベースに入力されている。したがつ
て、ストロボ広角撮影であつて被写体が遠距離ゾ
ーンに存在する時、及びストロボ望遠撮影時に
は、OR回路99の出力が「H」となるから、ト
ランジスタ100が導通し、電磁石48を励磁し
てF3.5又はF6.5の開放絞りにする。これ以外は、
絞り板36が光軸15に入つているから小絞り
(F5.6又はF10.5)となる。 前記AND回路92の出力端子にトランジスタ
102のベースが接続されており、AND回路9
2の出力信号が「H」となつた時に、トランジス
タ102を導通してコンビネーシヨンマグネツト
56のコイル55を通電する。 前記AND回路93の出力端子にリレー103
が接続されており、AND回路93の出力信号が
「H」の時にリレー103が作動してリレースイ
ツチ104を接点aから接点bに切り換える。前
記AND回路95の出力端子にリレー105が接
続されており、AND回路95の出力信号が「H」
の時に、リレースイツチ106を接点aから接点
bに切り換える。この接点aは接地されており、
接点bは正電位になつている。 前記測距装置70は、リレーズボタン8の押下
に連動して作動し、得られた測距情報をラツチ回
路86,87に記憶し、そして測距終了信号によ
つてコイル55,63を作動させる。第9図に示
す回路の主要な素子の動作を次表に示す。
【表】
【表】
第10図及び第11図は1個の受光部を振らせ
ることによつて測距ゾーンを変更するようにした
実施例を示すものである。第10図において、近
赤外光発光ダイオード110から放出された近赤
外光は、レンズ111を通り、マスターレンズ9
の光軸と平行に進む。被写体で反射された近赤外
光は、レンズ112を通り受光素子113に入射
する。これらのレンズ112及び受光素子113
は、その向きを変えることができるように設けら
れており、望遠撮影であつてストロボを使用しな
い日中撮影時には実線で示す受光角に設定され、
ストロボを使用した望遠撮影時には点線で示す受
光角に設定される。 第11図は測距ゾーンの切換機構を示すもので
ある。軸115に軸支されたレバー116上に前
記レンズ112及び受光素子113が取り付けら
れている。このレバー116に設けたピン117
は、連動レバー118の溝118aに嵌合してい
る。ソレノイド119のプランジヤー120が引
込められた時に、軸121を中心にして連動レバ
ー118が時計方向に回転し、レバー116を反
時計方向へ回転させる。これにより、受光素子1
13の中心軸が符号122から123へ変化する
から、測距ゾーンが変わる。なおソレノイド11
9は、ストロボスイツチ13がONされた時に通
電され、測距ゾーンが近距離側に切り換えられる
ようにすればよい。また、第9図に示す回路にお
いて、受光部5が日中撮影時、ストロボ撮影時に
よつて振られる様にし受光部6、増幅器80、コ
ンパレータ82、ラツチ回路86を省略し、かつ
インバータ90をラツチ回路87に接続すれば、
この第10図及び第11図に示す実施例に対して
も用いることができる。 第12図は広角撮影時の像のボケを示すもので
ある。広角撮影時にはf32mmであり、レンズセツ
ト位置は2.2mの固定焦点となる。日中撮影では
絞りは小絞り(F5.6)であるから、最短撮影距離
1.2m近辺で像のボケが大きくなるが、それ以遠
では良好な像を得ることができる。ストロボを使
用した遠距離撮影では、開放絞り(F3.5)になる
から、ボケ量が大きくなる。しかし、ガイドナン
バー(GNo.)12のストロボを使用した場合に、フ
イルムラチユードで許される−IEVとなる撮影距
離は4.8mであるから、このストロボ有効距離内
では鮮明な像を得ることができる。 第13図はストロボを使用しない望遠撮影時の
像のボケを示すものである。望遠撮影時には、コ
ンバージヨンレンズ25が光軸15に入るから
f60mmとなり、小絞(F10.5)のもとで撮影が行な
われる。この日中望遠撮影においては、コンバー
ジヨンレンズ25の移動によつて、レンズセツト
位置が1.5mと4mの2点に設定されるが、この
2点ゾーンフオーカスだけで1.2m〜〓の範囲に
亘つて良好な画面を得ることができる。 第14図はストロボを使用した望遠撮影時にお
ける像のボケを示すものである。このストロボ望
遠撮影では、レンズセツト位置が1.35mと2mの
2点に変更されるから、ストロボ有効距離(2.6
m以内)内では、最小錯乱円を0.07以内に収める
ことができる。 上記構成を有する本発明は、広角撮影時にはマ
スターレンズが固定焦点となり、そして望遠撮影
時にはマスターレンズの背後にコンバージヨンレ
ンズが入り込み、このコンバージヨンレンズを光
軸方向へ移動して焦点調節を行なうようにしたか
ら、マスターレンズの焦点調節機構が不要とな
る。これにより、本発明はマスターレンズの背後
に設置されるシヤツタ装置を貫通するようにフオ
ーカシングロツドを設けなくてもよいから、シヤ
ツタ装置のレイアウトが簡単となり、またスペー
スも小さくて済む。また、コンバージヨンレンズ
によつて焦点調節を行なうものであるから、測距
装置との連動機構が極めて簡単となる。 また望遠撮影に切り替えた場合には、日中撮影
とストロボ撮影とでは、近距離ゾーンと遠距離ゾ
ーンとの境界を変えるとともに、レンズセツト位
置を変えるようにしたから、日中望遠撮影時には
近距離から無限遠までを良好なピント状態に保つ
ことができ、ストロボ望遠撮影ではストロボ有効
距離内に存在している被写体を鮮明に写すことが
できる。
ることによつて測距ゾーンを変更するようにした
実施例を示すものである。第10図において、近
赤外光発光ダイオード110から放出された近赤
外光は、レンズ111を通り、マスターレンズ9
の光軸と平行に進む。被写体で反射された近赤外
光は、レンズ112を通り受光素子113に入射
する。これらのレンズ112及び受光素子113
は、その向きを変えることができるように設けら
れており、望遠撮影であつてストロボを使用しな
い日中撮影時には実線で示す受光角に設定され、
ストロボを使用した望遠撮影時には点線で示す受
光角に設定される。 第11図は測距ゾーンの切換機構を示すもので
ある。軸115に軸支されたレバー116上に前
記レンズ112及び受光素子113が取り付けら
れている。このレバー116に設けたピン117
は、連動レバー118の溝118aに嵌合してい
る。ソレノイド119のプランジヤー120が引
込められた時に、軸121を中心にして連動レバ
ー118が時計方向に回転し、レバー116を反
時計方向へ回転させる。これにより、受光素子1
13の中心軸が符号122から123へ変化する
から、測距ゾーンが変わる。なおソレノイド11
9は、ストロボスイツチ13がONされた時に通
電され、測距ゾーンが近距離側に切り換えられる
ようにすればよい。また、第9図に示す回路にお
いて、受光部5が日中撮影時、ストロボ撮影時に
よつて振られる様にし受光部6、増幅器80、コ
ンパレータ82、ラツチ回路86を省略し、かつ
インバータ90をラツチ回路87に接続すれば、
この第10図及び第11図に示す実施例に対して
も用いることができる。 第12図は広角撮影時の像のボケを示すもので
ある。広角撮影時にはf32mmであり、レンズセツ
ト位置は2.2mの固定焦点となる。日中撮影では
絞りは小絞り(F5.6)であるから、最短撮影距離
1.2m近辺で像のボケが大きくなるが、それ以遠
では良好な像を得ることができる。ストロボを使
用した遠距離撮影では、開放絞り(F3.5)になる
から、ボケ量が大きくなる。しかし、ガイドナン
バー(GNo.)12のストロボを使用した場合に、フ
イルムラチユードで許される−IEVとなる撮影距
離は4.8mであるから、このストロボ有効距離内
では鮮明な像を得ることができる。 第13図はストロボを使用しない望遠撮影時の
像のボケを示すものである。望遠撮影時には、コ
ンバージヨンレンズ25が光軸15に入るから
f60mmとなり、小絞(F10.5)のもとで撮影が行な
われる。この日中望遠撮影においては、コンバー
ジヨンレンズ25の移動によつて、レンズセツト
位置が1.5mと4mの2点に設定されるが、この
2点ゾーンフオーカスだけで1.2m〜〓の範囲に
亘つて良好な画面を得ることができる。 第14図はストロボを使用した望遠撮影時にお
ける像のボケを示すものである。このストロボ望
遠撮影では、レンズセツト位置が1.35mと2mの
2点に変更されるから、ストロボ有効距離(2.6
m以内)内では、最小錯乱円を0.07以内に収める
ことができる。 上記構成を有する本発明は、広角撮影時にはマ
スターレンズが固定焦点となり、そして望遠撮影
時にはマスターレンズの背後にコンバージヨンレ
ンズが入り込み、このコンバージヨンレンズを光
軸方向へ移動して焦点調節を行なうようにしたか
ら、マスターレンズの焦点調節機構が不要とな
る。これにより、本発明はマスターレンズの背後
に設置されるシヤツタ装置を貫通するようにフオ
ーカシングロツドを設けなくてもよいから、シヤ
ツタ装置のレイアウトが簡単となり、またスペー
スも小さくて済む。また、コンバージヨンレンズ
によつて焦点調節を行なうものであるから、測距
装置との連動機構が極めて簡単となる。 また望遠撮影に切り替えた場合には、日中撮影
とストロボ撮影とでは、近距離ゾーンと遠距離ゾ
ーンとの境界を変えるとともに、レンズセツト位
置を変えるようにしたから、日中望遠撮影時には
近距離から無限遠までを良好なピント状態に保つ
ことができ、ストロボ望遠撮影ではストロボ有効
距離内に存在している被写体を鮮明に写すことが
できる。
第1図は本発明を実施したカメラの正面図であ
る。第2図は広角撮影時のレンズ部の断面図であ
る。第3図は望遠撮影時のレンズ部の断面図であ
る。第4図はコンバージヨンレンズのセツト機構
を示す説明図である。第5図は絞りの斜視図であ
る。第6図はコンバージヨンレンズの位置決め機
構を示す正面図である。第7図は第6図に示す位
置決めレバーが中立位置にある状態を示す要部の
正面図である。第8図は第6図のA−A断面図で
ある。第9図は本発明の電気的構成を示す概略図
である。第10図は測距ゾーンを切り替える実施
例を示す光路図である。第11図は測距ゾーンの
切替機構を示す平面図である。第12図は広角撮
影時における撮影距離と最小錯乱円との関係を示
すグラフである。第13図は日中望遠撮影時にお
ける第12図と同様なグラフである。第14図は
ストロボ望遠撮影時における第12図と同様なグ
ラフである。 2……レンズ部、3……ストロボ発光部、4…
…投光部、5,6……受光部、8……レリーズボ
タン、9……マスターレンズ、10……可動鏡
筒、12……広角・望遠切替リング、13……ス
トロボスイツチ、22……カム、23……ピン、
24……レンズホルダー、25……コンバージヨ
ンレンズ、26……フオーカシングロツド、30
……カム板、30a……テーパー部、33……シ
ヤツタ羽根、36……絞り、42……テレスイツ
チ、47……永久磁石、48……電磁石、50…
…フツクレバー、56……コンビネーシヨンマグ
ネツト、58……位置決めレバー、62……棒磁
石、63……コイル、70……測距装置、71…
…近赤外光発光ダイオード、73,75……受光
素子、81,82……コンパレータ、86,87
……ラツチ回路、110……近赤外光発光ダイオ
ード、113……受光素子、119……ソレノイ
ド。
る。第2図は広角撮影時のレンズ部の断面図であ
る。第3図は望遠撮影時のレンズ部の断面図であ
る。第4図はコンバージヨンレンズのセツト機構
を示す説明図である。第5図は絞りの斜視図であ
る。第6図はコンバージヨンレンズの位置決め機
構を示す正面図である。第7図は第6図に示す位
置決めレバーが中立位置にある状態を示す要部の
正面図である。第8図は第6図のA−A断面図で
ある。第9図は本発明の電気的構成を示す概略図
である。第10図は測距ゾーンを切り替える実施
例を示す光路図である。第11図は測距ゾーンの
切替機構を示す平面図である。第12図は広角撮
影時における撮影距離と最小錯乱円との関係を示
すグラフである。第13図は日中望遠撮影時にお
ける第12図と同様なグラフである。第14図は
ストロボ望遠撮影時における第12図と同様なグ
ラフである。 2……レンズ部、3……ストロボ発光部、4…
…投光部、5,6……受光部、8……レリーズボ
タン、9……マスターレンズ、10……可動鏡
筒、12……広角・望遠切替リング、13……ス
トロボスイツチ、22……カム、23……ピン、
24……レンズホルダー、25……コンバージヨ
ンレンズ、26……フオーカシングロツド、30
……カム板、30a……テーパー部、33……シ
ヤツタ羽根、36……絞り、42……テレスイツ
チ、47……永久磁石、48……電磁石、50…
…フツクレバー、56……コンビネーシヨンマグ
ネツト、58……位置決めレバー、62……棒磁
石、63……コイル、70……測距装置、71…
…近赤外光発光ダイオード、73,75……受光
素子、81,82……コンパレータ、86,87
……ラツチ回路、110……近赤外光発光ダイオ
ード、113……受光素子、119……ソレノイ
ド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 マスターレンズとコンバージヨンレンズとを
有し、望遠撮影時にコンバージヨンレンズがマス
ターレンズの背後に入り込むようにした広角・望
遠切替カメラにおいて、 広角撮影時にはマスターレンズを移動すること
なくマスターレンズの被写界深度によつて鮮明な
像がフイルムに結像されるようにし、望遠撮影時
にはマスターレンズの光軸上に入り込んだコンバ
ージヨンレンズを測距装置に連動して移動し、測
距装置で検出した近距離ゾーン及び遠距離ゾーン
に応じてコンバージヨンレンズのセツト位置を2
段階に変えるようにし、かつ日中望遠撮影とスト
ロボ望遠撮影とでは近距離ゾーンと遠距離ゾーン
との境界を変更するとともに、コンバージヨンレ
ンズのセツト位置も変えるようにしたことを特徴
とする焦点調節装置。 2 前記測距装置で検出した距離ゾーンに応じて
変位するカム板と、前記コンバージヨンレンズを
保持したレンズホルダーが固着されており、前記
カム板によつてコンバージヨンレンズの光軸方向
へ移動するフオーカシングロツドとを含むことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の焦点調節
装置。 3 前記測距装置は、近赤外光を投光する投光部
と、被写体で反射されて戻つてきた近赤外光を受
光するように配置され、受光角が異なつた2個の
受光部を有し、望遠撮影時にはストロボの使用状
態によつて一方の受光素子の出力を取り出すよう
にしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項又
は第2項記載の焦点調節装置。 4 前記測距装置は、近赤外光を投光する投光部
と、被写体で反射されて戻つてきた近赤外光を受
光する受光部とを有し、ストロボの使用状態によ
つて受光部の向きを変えるようにしたことを特徴
とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の焦
点調節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7750483A JPS59202416A (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | 広角・望遠切替カメラの焦点調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7750483A JPS59202416A (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | 広角・望遠切替カメラの焦点調節装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59202416A JPS59202416A (ja) | 1984-11-16 |
| JPH0356613B2 true JPH0356613B2 (ja) | 1991-08-28 |
Family
ID=13635793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7750483A Granted JPS59202416A (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | 広角・望遠切替カメラの焦点調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59202416A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4821058A (en) * | 1988-01-15 | 1989-04-11 | Eastman Kodak Company | Camera with flash responsive focus system |
| JP3560653B2 (ja) * | 1993-09-30 | 2004-09-02 | ヒゲタ醤油株式会社 | イツリンaの製造法及び抗深在性真菌症剤 |
-
1983
- 1983-05-04 JP JP7750483A patent/JPS59202416A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59202416A (ja) | 1984-11-16 |
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