JPH0356776B2 - - Google Patents
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- JPH0356776B2 JPH0356776B2 JP57064958A JP6495882A JPH0356776B2 JP H0356776 B2 JPH0356776 B2 JP H0356776B2 JP 57064958 A JP57064958 A JP 57064958A JP 6495882 A JP6495882 A JP 6495882A JP H0356776 B2 JPH0356776 B2 JP H0356776B2
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- JP
- Japan
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- parts
- water
- oil
- composition
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/02—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
- A61K8/04—Dispersions; Emulsions
- A61K8/06—Emulsions
- A61K8/064—Water-in-oil emulsions, e.g. Water-in-silicone emulsions
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/33—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
- A61K8/39—Derivatives containing from 2 to 10 oxyalkylene groups
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Colloid Chemistry (AREA)
Description
本発明は油中水型(以下W/Oと称す)乳化組
成物、更に詳しくは広い温度範囲にわたつてすぐ
れた保存安定性を有するW/O乳化組成物に関す
る。 従来、クリーム、乳液等の基剤としては、一般
に油の中に水の粒子が分散したいわゆるW/Oエ
マルジヨンの方が水中油型(以下O/Wと称す)
エマルシヨンと比べて皮膚の保護や柔軟性の付与
等の多くの点ですぐれていることが知られてい
る。しかしながらW/OエマルジヨンはO/Wエ
マシヨンと比べて品質の安定性が悪いという欠点
を持つ。一般にエマルシヨンの分離は乳化粒子の
クリーミング(もしくは沈降)、凝集、合一によ
つて生ずるものであるが、W/Oエマルシヨンに
おいては、低温では水滴の凝集がおこり易く、そ
の結果離液現象即ち、連続相である油相が分離し
易い。一方高温では水滴の合一により粒子径が増
大し、その結果、水滴が沈降し易く、上層部が油
相のみとなり油相の分離が生じ易い。さらに合一
が進行すれば、水相の分離が生ずることとなる。
従つて広い温度範囲にわたつて安定なW/Oエマ
ルシヨンを得ることが困難であつた。 例えばよく知られたW/O型乳化剤である
POE(3)オレイルエーテルのような親水基として
エチレンオキシド鎖を有する親油性の非イオン界
面活性剤を乳化剤として用いたW/Oエマルシヨ
ンは、低温では、比較的安定であるが、高温では
合一をおこし易く、50℃で1ケ月貯蔵した際ほぼ
2相に分離してしまう。また、特公昭48−015798
号公報や特開昭55−31037公報などには、多価ア
ルコールの脂肪酸部分エステルを乳化剤とし、こ
れに多価アルコール類を添加した安定なエマルシ
ヨンが記載されているが、本発明者が実際に試作
してみた所、高温での安定性の改良は認められる
が、低温における安定性が悪く、水滴の凝集がお
こり油相を分離してしまつた。さらに、これらの
系において低温における安定性を改良するために
油相にワツクスを多量に配合して固めることも行
なわれているが、油相の粘度をあげる当然の帰結
として流動性のある安定なW/Oエマルシヨン
(乳液)を得ることはできない。又、使用感もの
びが悪くべとつき気味になるので、処方構成上自
由度が制限されることも起つてくる。 そこで本発明者は先行技術のかかる欠点を改良
し、広い温度範囲にわたつて極めて安定なW/O
エルシヨンを得るべく数多くの乳化剤及び補助成
分の組合せについて尨大な量の実験を系統的に行
なつた結果、低温において水滴の凝集による分離
を起こさない乳化剤を見い出し、更に1種または
2種以上の分子量2000〜300000の特定の水溶性物
質の添加が高温におけるエマルシヨンの安定化に
非常に有効であることを見い出し、本発明を完成
するに至つた。 すなわち本発明は、 (a)親油基として炭素数が16〜25で分岐鎖を有す
るアルキル基もしくは炭素数16〜22のアルケニル
基と、親水性としてエチレンオキシド鎖とを有
し、かつHLB値が5〜12である一種または2種
以上の非イオン界面活性剤1〜10重量%、(b)1種
または2種以上の液体油5〜80重量%、(c)1種ま
たは2種以上の分子量2000〜300000のポリエチレ
ングリコール0.1〜20重量%及び(d)水20〜90重量
%を含んで成る油中水型乳化組成物を提供するも
のである。本発明に係る組成物は、従来のものに
比較して広い温度範囲にわたつて極めて保存安定
性が良い。更に本発明に従えば、油相をワツクス
で固めて増粘させることなく安定化が達成される
ので、安定な、流動性を有するW/O乳化組成物
(乳液)を得ることができるし、流動性のないク
リームを作る場合にものびの良いさつぱりした使
用感のものを得ることが容易である。また本発明
に係る乳化組成物は安定が非常に良好なので、従
来の技術では困難とされていた内相比が非常に高
く、かつ安定なW/Oエマルシヨンも得ることが
できる。 次に本発明の構成について述べる。 本発明で用いられる非イオン界面活性剤は親油
基として炭素数が16〜25で分岐鎖を有するアルキ
ル基もしくは炭素数16〜22のアルケニル基と、親
水基としてエチレンオキシド鎖とを有し、かつ
HLB値が5〜12の非イオン界面活性剤である。
これらの例としては、 ポリオキシエチレン(3)オレイルエーテル、ポリ
オキシエチレン(4)アラキドネートやポリオキシエ
チレン(5)2−デシルテトラデシルエーテル等の高
級アルコールエーテル、 ポリオキシエチレン(3)グリセリルエーテルモノ
エルケート、ポリオキシエチレン(6)グリセリルエ
ーテルジパルミトオレート、ポリオキシエチレン
(15)グリセリルエーテルトリイソステアレート
等のPOEグリセリルエーテル脂肪酸エステル、 ポリオキシエチレン(10)ペンタエリスリトールエ
ーテルトリイソテアレート等のPOEペンタエリ
スリトールエーテル脂肪酸エステル、 ポリオキシエチレン(15)トリメチロールプロ
パントクオレート等のPOEトリメチロールプロ
パン脂肪酸エステル、 ポリオキシエチレン(3)ソルビタンモノオレー
ト、ポリオキシエチレン(7)ソルビタンジオレート
等のPOEソルビタン脂肪酸エステル、 ポリオキシエチレン(10)ソルビトールテトラオレ
ート等のPOEソルビトール脂肪酸エステル、 ポリオキシエチレン(10)シユガーテトライソステ
アレート等のPOEシユガー脂肪酸エステル等を
あげることができる。これらのうちから1種又は
2種以上が選ばれ用いられる。 炭素数が16未満の親油基を有する界面活性剤を
用いたエマルシヨンの安定剤は良好にならない。
又炭素数23以上のアルケニル基及び、炭素数26以
上の分岐鎖を有するアルキル基は現在入手が困難
である。 また、これらの界面活性剤は、組成物重量に対
して1〜10重量%、好ましくは2〜10重量%配合
される。添加量が1重量%未満では組成物を安定
化することはできず、10重量%を超えると化粧料
として使用する際べとついた使用感となり好まし
くない。 前記液体油は常温で液状を呈する化粧料用の油
類である。これらは単独もしくは混合して使用す
ることができ、具体例としてはスルワラン、流動
パラフイン等の炭化水素油、イソプロピルミリス
テート、セチルオクタノエート等のエステル油、
オリーブ油等の植物油、シリコーン油等がある。
これら油類の適用量は組成物重量の5〜80重量
%、好ましくは10〜70重量%である。一般にエマ
ルシヨンの内相比が大きい程エマルシヨンの粘度
は高くなるので、前記油類の使用量を変えること
によりクリーム状のものから粘度の高い乳液及び
粘度の低い乳液を得ることができる。しかし前記
油類の使用量が5重量%以下では乳化が困難であ
り、好ましくは10重量%以上である。又使用量が
70重量%を超えると油そのものの性質が強まり、
油を乳化した長所が減じてしまうので好ましくな
い。 場合によつては前記液体油にワツクス類を併用
して組成物の粘度または硬度を調整してもよい。
これらワツクス類としてはセレシンワツクス、マ
イクロクリスタリンワツクス、固形パラフイン、
ワセリン、ラノリン、ビースワツクス等が挙げら
れる。これらは単独で用いても組合せて用いても
よく、べとつきの点から使用量は通常組成物重量
の25重量%以下である。 本発明で用いられるポリエチレングリコールの
分子量は2000〜300000好ましくは3000〜100000
で、さらに好ましくは3000〜20000である。分子
量2000未満のものは乳化の安定化に寄与しない。
また分子量が300000を超えると安定化の寄与が少
なく、又、組成物を化粧料として用いる際に使用
感がべとつくという欠点が生じる。これら化合物
の使用量は、組成物重量の0.1〜20重量%、好ま
しくは0.2〜10重量%で、さらに好ましくは1〜
10重量%である。0.1%未満では乳化を安定化す
ることができず、20重量%を超えた使用は化粧料
として用いる際にべとつきの原因となり好ましく
ない。 本発明のW/O乳化組成物には前記(a)、(b)、(c)
及び(d)の必須の成分に加えて、(a)以外の界面活性
剤、ワツクス類、保湿剤、防腐剤、香料、紫外線
吸収剤、酸化防止剤、薬効剤、染料、顔料等のよ
うな種々の添加剤を更に用いることができる。 本発明の一層の理解のために、以下に実験例を
掲げる。例中全ての部は重量で表わす。 実験例 下記組成の成分を70℃に加温し、撹拌混合後乳
化し、乳化組成物を調整した。調整後乳化型を電
気伝導度により、乳化粒子径を顕微鏡により、ま
た各温度で30日間保存し、分離の状態及び粒子径
の変化により安定性をそれぞれ調べた。それらの
結果は第1表に示す。 (組成) 流動パラフイン 47部 界面活性剤 3部 水 48部 水溶性物質 2部 なお、実験例11〜15は上記組成成分中、水溶性
物質を水に置換したものである。
成物、更に詳しくは広い温度範囲にわたつてすぐ
れた保存安定性を有するW/O乳化組成物に関す
る。 従来、クリーム、乳液等の基剤としては、一般
に油の中に水の粒子が分散したいわゆるW/Oエ
マルジヨンの方が水中油型(以下O/Wと称す)
エマルシヨンと比べて皮膚の保護や柔軟性の付与
等の多くの点ですぐれていることが知られてい
る。しかしながらW/OエマルジヨンはO/Wエ
マシヨンと比べて品質の安定性が悪いという欠点
を持つ。一般にエマルシヨンの分離は乳化粒子の
クリーミング(もしくは沈降)、凝集、合一によ
つて生ずるものであるが、W/Oエマルシヨンに
おいては、低温では水滴の凝集がおこり易く、そ
の結果離液現象即ち、連続相である油相が分離し
易い。一方高温では水滴の合一により粒子径が増
大し、その結果、水滴が沈降し易く、上層部が油
相のみとなり油相の分離が生じ易い。さらに合一
が進行すれば、水相の分離が生ずることとなる。
従つて広い温度範囲にわたつて安定なW/Oエマ
ルシヨンを得ることが困難であつた。 例えばよく知られたW/O型乳化剤である
POE(3)オレイルエーテルのような親水基として
エチレンオキシド鎖を有する親油性の非イオン界
面活性剤を乳化剤として用いたW/Oエマルシヨ
ンは、低温では、比較的安定であるが、高温では
合一をおこし易く、50℃で1ケ月貯蔵した際ほぼ
2相に分離してしまう。また、特公昭48−015798
号公報や特開昭55−31037公報などには、多価ア
ルコールの脂肪酸部分エステルを乳化剤とし、こ
れに多価アルコール類を添加した安定なエマルシ
ヨンが記載されているが、本発明者が実際に試作
してみた所、高温での安定性の改良は認められる
が、低温における安定性が悪く、水滴の凝集がお
こり油相を分離してしまつた。さらに、これらの
系において低温における安定性を改良するために
油相にワツクスを多量に配合して固めることも行
なわれているが、油相の粘度をあげる当然の帰結
として流動性のある安定なW/Oエマルシヨン
(乳液)を得ることはできない。又、使用感もの
びが悪くべとつき気味になるので、処方構成上自
由度が制限されることも起つてくる。 そこで本発明者は先行技術のかかる欠点を改良
し、広い温度範囲にわたつて極めて安定なW/O
エルシヨンを得るべく数多くの乳化剤及び補助成
分の組合せについて尨大な量の実験を系統的に行
なつた結果、低温において水滴の凝集による分離
を起こさない乳化剤を見い出し、更に1種または
2種以上の分子量2000〜300000の特定の水溶性物
質の添加が高温におけるエマルシヨンの安定化に
非常に有効であることを見い出し、本発明を完成
するに至つた。 すなわち本発明は、 (a)親油基として炭素数が16〜25で分岐鎖を有す
るアルキル基もしくは炭素数16〜22のアルケニル
基と、親水性としてエチレンオキシド鎖とを有
し、かつHLB値が5〜12である一種または2種
以上の非イオン界面活性剤1〜10重量%、(b)1種
または2種以上の液体油5〜80重量%、(c)1種ま
たは2種以上の分子量2000〜300000のポリエチレ
ングリコール0.1〜20重量%及び(d)水20〜90重量
%を含んで成る油中水型乳化組成物を提供するも
のである。本発明に係る組成物は、従来のものに
比較して広い温度範囲にわたつて極めて保存安定
性が良い。更に本発明に従えば、油相をワツクス
で固めて増粘させることなく安定化が達成される
ので、安定な、流動性を有するW/O乳化組成物
(乳液)を得ることができるし、流動性のないク
リームを作る場合にものびの良いさつぱりした使
用感のものを得ることが容易である。また本発明
に係る乳化組成物は安定が非常に良好なので、従
来の技術では困難とされていた内相比が非常に高
く、かつ安定なW/Oエマルシヨンも得ることが
できる。 次に本発明の構成について述べる。 本発明で用いられる非イオン界面活性剤は親油
基として炭素数が16〜25で分岐鎖を有するアルキ
ル基もしくは炭素数16〜22のアルケニル基と、親
水基としてエチレンオキシド鎖とを有し、かつ
HLB値が5〜12の非イオン界面活性剤である。
これらの例としては、 ポリオキシエチレン(3)オレイルエーテル、ポリ
オキシエチレン(4)アラキドネートやポリオキシエ
チレン(5)2−デシルテトラデシルエーテル等の高
級アルコールエーテル、 ポリオキシエチレン(3)グリセリルエーテルモノ
エルケート、ポリオキシエチレン(6)グリセリルエ
ーテルジパルミトオレート、ポリオキシエチレン
(15)グリセリルエーテルトリイソステアレート
等のPOEグリセリルエーテル脂肪酸エステル、 ポリオキシエチレン(10)ペンタエリスリトールエ
ーテルトリイソテアレート等のPOEペンタエリ
スリトールエーテル脂肪酸エステル、 ポリオキシエチレン(15)トリメチロールプロ
パントクオレート等のPOEトリメチロールプロ
パン脂肪酸エステル、 ポリオキシエチレン(3)ソルビタンモノオレー
ト、ポリオキシエチレン(7)ソルビタンジオレート
等のPOEソルビタン脂肪酸エステル、 ポリオキシエチレン(10)ソルビトールテトラオレ
ート等のPOEソルビトール脂肪酸エステル、 ポリオキシエチレン(10)シユガーテトライソステ
アレート等のPOEシユガー脂肪酸エステル等を
あげることができる。これらのうちから1種又は
2種以上が選ばれ用いられる。 炭素数が16未満の親油基を有する界面活性剤を
用いたエマルシヨンの安定剤は良好にならない。
又炭素数23以上のアルケニル基及び、炭素数26以
上の分岐鎖を有するアルキル基は現在入手が困難
である。 また、これらの界面活性剤は、組成物重量に対
して1〜10重量%、好ましくは2〜10重量%配合
される。添加量が1重量%未満では組成物を安定
化することはできず、10重量%を超えると化粧料
として使用する際べとついた使用感となり好まし
くない。 前記液体油は常温で液状を呈する化粧料用の油
類である。これらは単独もしくは混合して使用す
ることができ、具体例としてはスルワラン、流動
パラフイン等の炭化水素油、イソプロピルミリス
テート、セチルオクタノエート等のエステル油、
オリーブ油等の植物油、シリコーン油等がある。
これら油類の適用量は組成物重量の5〜80重量
%、好ましくは10〜70重量%である。一般にエマ
ルシヨンの内相比が大きい程エマルシヨンの粘度
は高くなるので、前記油類の使用量を変えること
によりクリーム状のものから粘度の高い乳液及び
粘度の低い乳液を得ることができる。しかし前記
油類の使用量が5重量%以下では乳化が困難であ
り、好ましくは10重量%以上である。又使用量が
70重量%を超えると油そのものの性質が強まり、
油を乳化した長所が減じてしまうので好ましくな
い。 場合によつては前記液体油にワツクス類を併用
して組成物の粘度または硬度を調整してもよい。
これらワツクス類としてはセレシンワツクス、マ
イクロクリスタリンワツクス、固形パラフイン、
ワセリン、ラノリン、ビースワツクス等が挙げら
れる。これらは単独で用いても組合せて用いても
よく、べとつきの点から使用量は通常組成物重量
の25重量%以下である。 本発明で用いられるポリエチレングリコールの
分子量は2000〜300000好ましくは3000〜100000
で、さらに好ましくは3000〜20000である。分子
量2000未満のものは乳化の安定化に寄与しない。
また分子量が300000を超えると安定化の寄与が少
なく、又、組成物を化粧料として用いる際に使用
感がべとつくという欠点が生じる。これら化合物
の使用量は、組成物重量の0.1〜20重量%、好ま
しくは0.2〜10重量%で、さらに好ましくは1〜
10重量%である。0.1%未満では乳化を安定化す
ることができず、20重量%を超えた使用は化粧料
として用いる際にべとつきの原因となり好ましく
ない。 本発明のW/O乳化組成物には前記(a)、(b)、(c)
及び(d)の必須の成分に加えて、(a)以外の界面活性
剤、ワツクス類、保湿剤、防腐剤、香料、紫外線
吸収剤、酸化防止剤、薬効剤、染料、顔料等のよ
うな種々の添加剤を更に用いることができる。 本発明の一層の理解のために、以下に実験例を
掲げる。例中全ての部は重量で表わす。 実験例 下記組成の成分を70℃に加温し、撹拌混合後乳
化し、乳化組成物を調整した。調整後乳化型を電
気伝導度により、乳化粒子径を顕微鏡により、ま
た各温度で30日間保存し、分離の状態及び粒子径
の変化により安定性をそれぞれ調べた。それらの
結果は第1表に示す。 (組成) 流動パラフイン 47部 界面活性剤 3部 水 48部 水溶性物質 2部 なお、実験例11〜15は上記組成成分中、水溶性
物質を水に置換したものである。
【表】
【表】
【表】
安定性の評価基準:
− 分離なし
+ わずかに油相あるいは水相を分離
油相あるいは水相を分離
クリーム相と油相と水相の3相に分離
++++ 油相と水相の2相に分離
本発明に係る実験例1と2の乳化組成物は−5
℃、25℃および50℃で30日間保存後、いずれの温
度条件においても分離および粒子径の変化が全く
認められなかつた。これに対し、実験例3〜10の
乳化組成物においては30日後においてわずかな水
相の分離が認められた。又、実験例11〜19におい
ては50℃に7日保存しただけで水相と油相両方の
分離が認められ、30日後では水相と油相の2層に
ほぼ分離し、乳化粒子がなくなつた。 実施例 1 スキンローシヨン 組 成 (1) 流動パラフイン 13部 (2) オリーブ油 5部 (3) スクワラン 10部 (4) ラノリン 2部 (5) ポリオキシエチレン(3)ソルビタンモノオレー
ト 4部 (6) パラオキシ安息香酸ブチル 0.1部 (7) 香 料 0.2部 (8) 水 57.6部 (9) パラオキシ安息メチル 0.1部 (10) ポリエチレングリコール(分子量7000) 3部 (11) グリセリン 5部 製 法 (1)〜(6)を70℃で均一に溶解し、別に(8)〜(11)
を70℃で均一に溶解し、(1)〜(6)の混合物中に(8)〜
(11)の混合物を撹拌しながら加え、更にホモミ
キサーで乳化した後(7)を加え、撹拌しながら室温
まで冷却後容器に充填した。 本実施例で製造されたW/O型のスキンローシ
ヨンを下記組成の従来のW/O型のスキンローシ
ヨンと保存安定性、化粧料としての性質について
比較した。 (組成) 従来のW/O型スキンローシヨン(比
較品) (1) 流動パラフイン 30部 (2) オリーブ油 5部 (3) ラノリン 2部 (4) 蜜ロウ 1部 (5) マイクロスリスタリンワツクス 1部 (6) ソルビタンセスキオレート 5部 (7) パラオキシ安息香酸ブチル 0.1部 (8) 香 料 0.2部 (9) 水 50.6部 (10) パラオキシ安息香酸メチル 0.1部 (11) グリセリン 5部 保存安定性は−10℃、0℃、25℃、37℃、50℃
に30日貯蔵した後評価した。本実施例により得ら
れたスキンローシヨンはいずれの温度条件におい
ても安定であつた。これに対し、比較品は−10
℃、0℃、及び25℃では安定であつたが、37℃で
は1週間、50℃では1日で油を分離した。 また使用感について専門パネラー8名でブライ
ドペアテスト方式により官能試験を行つた。この
結果は第2表に示す。
− 分離なし
+ わずかに油相あるいは水相を分離
油相あるいは水相を分離
クリーム相と油相と水相の3相に分離
++++ 油相と水相の2相に分離
本発明に係る実験例1と2の乳化組成物は−5
℃、25℃および50℃で30日間保存後、いずれの温
度条件においても分離および粒子径の変化が全く
認められなかつた。これに対し、実験例3〜10の
乳化組成物においては30日後においてわずかな水
相の分離が認められた。又、実験例11〜19におい
ては50℃に7日保存しただけで水相と油相両方の
分離が認められ、30日後では水相と油相の2層に
ほぼ分離し、乳化粒子がなくなつた。 実施例 1 スキンローシヨン 組 成 (1) 流動パラフイン 13部 (2) オリーブ油 5部 (3) スクワラン 10部 (4) ラノリン 2部 (5) ポリオキシエチレン(3)ソルビタンモノオレー
ト 4部 (6) パラオキシ安息香酸ブチル 0.1部 (7) 香 料 0.2部 (8) 水 57.6部 (9) パラオキシ安息メチル 0.1部 (10) ポリエチレングリコール(分子量7000) 3部 (11) グリセリン 5部 製 法 (1)〜(6)を70℃で均一に溶解し、別に(8)〜(11)
を70℃で均一に溶解し、(1)〜(6)の混合物中に(8)〜
(11)の混合物を撹拌しながら加え、更にホモミ
キサーで乳化した後(7)を加え、撹拌しながら室温
まで冷却後容器に充填した。 本実施例で製造されたW/O型のスキンローシ
ヨンを下記組成の従来のW/O型のスキンローシ
ヨンと保存安定性、化粧料としての性質について
比較した。 (組成) 従来のW/O型スキンローシヨン(比
較品) (1) 流動パラフイン 30部 (2) オリーブ油 5部 (3) ラノリン 2部 (4) 蜜ロウ 1部 (5) マイクロスリスタリンワツクス 1部 (6) ソルビタンセスキオレート 5部 (7) パラオキシ安息香酸ブチル 0.1部 (8) 香 料 0.2部 (9) 水 50.6部 (10) パラオキシ安息香酸メチル 0.1部 (11) グリセリン 5部 保存安定性は−10℃、0℃、25℃、37℃、50℃
に30日貯蔵した後評価した。本実施例により得ら
れたスキンローシヨンはいずれの温度条件におい
ても安定であつた。これに対し、比較品は−10
℃、0℃、及び25℃では安定であつたが、37℃で
は1週間、50℃では1日で油を分離した。 また使用感について専門パネラー8名でブライ
ドペアテスト方式により官能試験を行つた。この
結果は第2表に示す。
【表】
これらの結果が示すように本発明品は比較品に
比べて安定性、使用性が共に極めてすぐれてい
た。 実施例2 クレンジングローシヨン (組成) (1) 流動パラフイン 30部 (2) ワセリン 5部 (3) ポリオキシエチレン(3)オレイルエーテル 5部 (4) 香 料 0.2部 (5) パラオキシ安息香酸メチル 0.1部 (6) 水 44.7部 (7) プロピレングリコール 10部 (8) ポリエチレングリコール(分子量20000)
5部 製 法 (1)〜(3)を70℃で均一に溶解し、別に(5)〜(8)を70
℃で均一に溶解し、(1)〜(3)の混合物中に(5)〜(8)の
混合物を撹拌しながら加え、更にホモミキサーで
乳化した後(4)を加え撹拌しながら室温まで冷却後
容器に充填した。 本実施例で製造されたW/O型クレンジングロ
ーシヨンは−10℃、0℃、25℃、37℃及び50℃の
温度条件で1カ月貯蔵した際安定性は極めて良好
であつた。また30名のパネラーによる使用テスト
の結果においても、従来のO/W型クレンジング
ローシヨンに比較して本発明のクレンジングロー
シヨンはメーキヤツプ化粧料の落ちが良いと答え
た人が29名であつた。 実施例 3 ヘアークリールオイル 組 成 (1) 流動パラフイン 28部 (2) ポリオキシエチレン(5)2−デシルテトラデシ
ルエーテル 8部 (3) 香 料 0.2部 (4) 水 53.7部 (5) 安息香酸メチル 0.1部 (6) ポリエチレングリコール(分子量3000) 15部 (7) グリセリン 5部 製 法 (1)〜(3)を室温で均一に溶解し、別に(4)〜(7)を室
温で撹拌し溶解する。(1)〜(3)の混合物中に(4)〜(7)
を撹拌しながら加え、更にホモミキサーで乳化し
た後容器に充填した。 本実施例で製造されたW/O型のヘアクリーム
オイルは−10℃、0℃、25℃、37℃及び50℃の温
度条件で1カ月貯蔵した後、いずれの温度条件に
おいても安定性は極めて良好であつた。 実施例 4 ハンドクリーム (1) 流動パラフイン 10部 (2) ワセリン 3部 (3) ポリオキシエチレン(6)ソルビトールテトラオ
レート 4部 (4) 安息香酸ブチル 0.1部 (5) 水 72.8部 (6) 安息香酸メチル 0.1部 (7) ポリエチレングリコール(分子量4000) 5部 (8) グリセリン 5部 (製法) (1)〜(4)を50℃で均一に溶解し、別に(5)〜(8)を50
℃で均一に溶解し、(1)〜(4)の混合物中に(5)〜(8)を
撹拌しながら除々に加えた後、撹拌しながら室温
まで冷却した。 本実施例で得られたW/O型のハンドクリーム
は従来のW/O型のものと比較して非常に内相比
が高く水相が多いため、W/O型でありながら非
常にさつぱりした使用感となり、好まれた。
比べて安定性、使用性が共に極めてすぐれてい
た。 実施例2 クレンジングローシヨン (組成) (1) 流動パラフイン 30部 (2) ワセリン 5部 (3) ポリオキシエチレン(3)オレイルエーテル 5部 (4) 香 料 0.2部 (5) パラオキシ安息香酸メチル 0.1部 (6) 水 44.7部 (7) プロピレングリコール 10部 (8) ポリエチレングリコール(分子量20000)
5部 製 法 (1)〜(3)を70℃で均一に溶解し、別に(5)〜(8)を70
℃で均一に溶解し、(1)〜(3)の混合物中に(5)〜(8)の
混合物を撹拌しながら加え、更にホモミキサーで
乳化した後(4)を加え撹拌しながら室温まで冷却後
容器に充填した。 本実施例で製造されたW/O型クレンジングロ
ーシヨンは−10℃、0℃、25℃、37℃及び50℃の
温度条件で1カ月貯蔵した際安定性は極めて良好
であつた。また30名のパネラーによる使用テスト
の結果においても、従来のO/W型クレンジング
ローシヨンに比較して本発明のクレンジングロー
シヨンはメーキヤツプ化粧料の落ちが良いと答え
た人が29名であつた。 実施例 3 ヘアークリールオイル 組 成 (1) 流動パラフイン 28部 (2) ポリオキシエチレン(5)2−デシルテトラデシ
ルエーテル 8部 (3) 香 料 0.2部 (4) 水 53.7部 (5) 安息香酸メチル 0.1部 (6) ポリエチレングリコール(分子量3000) 15部 (7) グリセリン 5部 製 法 (1)〜(3)を室温で均一に溶解し、別に(4)〜(7)を室
温で撹拌し溶解する。(1)〜(3)の混合物中に(4)〜(7)
を撹拌しながら加え、更にホモミキサーで乳化し
た後容器に充填した。 本実施例で製造されたW/O型のヘアクリーム
オイルは−10℃、0℃、25℃、37℃及び50℃の温
度条件で1カ月貯蔵した後、いずれの温度条件に
おいても安定性は極めて良好であつた。 実施例 4 ハンドクリーム (1) 流動パラフイン 10部 (2) ワセリン 3部 (3) ポリオキシエチレン(6)ソルビトールテトラオ
レート 4部 (4) 安息香酸ブチル 0.1部 (5) 水 72.8部 (6) 安息香酸メチル 0.1部 (7) ポリエチレングリコール(分子量4000) 5部 (8) グリセリン 5部 (製法) (1)〜(4)を50℃で均一に溶解し、別に(5)〜(8)を50
℃で均一に溶解し、(1)〜(4)の混合物中に(5)〜(8)を
撹拌しながら除々に加えた後、撹拌しながら室温
まで冷却した。 本実施例で得られたW/O型のハンドクリーム
は従来のW/O型のものと比較して非常に内相比
が高く水相が多いため、W/O型でありながら非
常にさつぱりした使用感となり、好まれた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a)親油基として炭素数が16〜25で分岐鎖を有
するアルキル基もしくは炭素数16〜22のアルケニ
ル基と、親水基としてエチレンオキシド鎖とを有
し、かつHLB値が5〜12である1種または2種
以上の非イオン界面活性剤1.0〜10重量%、(b)1
種または2種以上の液体油5〜80重量%、(c)1種
または2種以上の分子量2000〜300000のポリエチ
レングリコール0.1〜20重量%及び(d)水20〜90重
量%を含んでなる油中水型乳化組成物。 2 1種または2種以上のワツクス類が25重量%
以下含まれる特許請求の範囲第1項記載の組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57064958A JPS58180226A (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | 油中水型乳化組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57064958A JPS58180226A (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | 油中水型乳化組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58180226A JPS58180226A (ja) | 1983-10-21 |
| JPH0356776B2 true JPH0356776B2 (ja) | 1991-08-29 |
Family
ID=13273059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57064958A Granted JPS58180226A (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | 油中水型乳化組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58180226A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0620531B2 (ja) * | 1988-04-20 | 1994-03-23 | 株式会社肌粧品科学開放研究所 | 乳化組成物 |
| FR2838348A1 (fr) * | 2002-12-20 | 2003-10-17 | Oreal | Utilisation cosmetique d'esters de polyols oxyalkylenes et d'acides gras, en tant qu'agent empechant ou reduisant l'adhesion des microorganismes sur la surface de la peau et/ou des muqueuses. |
| CN119486701A (zh) * | 2022-11-01 | 2025-02-18 | 株式会社漫丹 | 油包水型乳化化妆品组合物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53137875A (en) * | 1977-05-06 | 1978-12-01 | American Cyanamid Co | Freezinggdefreezing stable self conversible waterrinnoil emulsion and manufacture |
| JPS56118729A (en) * | 1980-02-25 | 1981-09-17 | Taiyo Koryo Kk | Water-in-oil type emulsifier composition and water-in-oil type emulsion containing said composition |
-
1982
- 1982-04-19 JP JP57064958A patent/JPS58180226A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58180226A (ja) | 1983-10-21 |
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