JPH0357477Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0357477Y2 JPH0357477Y2 JP1985170322U JP17032285U JPH0357477Y2 JP H0357477 Y2 JPH0357477 Y2 JP H0357477Y2 JP 1985170322 U JP1985170322 U JP 1985170322U JP 17032285 U JP17032285 U JP 17032285U JP H0357477 Y2 JPH0357477 Y2 JP H0357477Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leaf spring
- paper
- spring
- elastic body
- pen tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Description
本考案はプリンタに係り、特に一端が固定支持
された板ばね状弾性体の先端部にペンチツプを設
け、この弾性体を変形させてペンチツプを移動さ
せることによつてプリントを行なうようにしたプ
リンタに関する。
された板ばね状弾性体の先端部にペンチツプを設
け、この弾性体を変形させてペンチツプを移動さ
せることによつてプリントを行なうようにしたプ
リンタに関する。
【考案の概要】
本考案は、先端部にペンチツプを支持する板ば
ね状弾性体の支持部に挿入孔を形成するととも
に、この挿入孔の上下に溝と突部を対向して形成
し、これらの溝と突部とによつて挿入孔に挿入さ
れた板ばね状弾性体が幅方向に波形に変形して固
定されるようにしたものであつて、板ばね状弾性
体の取付けを精度良く行なうとともに、ばらつき
を少なくし、しかも量産を可能にしたものであ
る。
ね状弾性体の支持部に挿入孔を形成するととも
に、この挿入孔の上下に溝と突部を対向して形成
し、これらの溝と突部とによつて挿入孔に挿入さ
れた板ばね状弾性体が幅方向に波形に変形して固
定されるようにしたものであつて、板ばね状弾性
体の取付けを精度良く行なうとともに、ばらつき
を少なくし、しかも量産を可能にしたものであ
る。
ペンチツプを用いてハンマ型のプリントを行な
う場合には、印字手段を構成する上記ペンチツプ
を板ばねの先端に取付けるとともに、この板ばね
をプランジヤソレノイド等の駆動手段によつて変
形させて、プラテン上に配されたプリント用紙に
プリントを行なうことになる。従つてペンチツプ
を先端に支持する板ばねは、何らかの支持手段に
よつて一端が支持されなければならない。そこで
例えばこの板ばねを、インクカートリツジのボデ
イに固定して取付けることが考案される。このよ
うな場合に、従来は板ばねをインクタンクにはさ
み込むとともに、接着剤によつて固定するように
していた。
う場合には、印字手段を構成する上記ペンチツプ
を板ばねの先端に取付けるとともに、この板ばね
をプランジヤソレノイド等の駆動手段によつて変
形させて、プラテン上に配されたプリント用紙に
プリントを行なうことになる。従つてペンチツプ
を先端に支持する板ばねは、何らかの支持手段に
よつて一端が支持されなければならない。そこで
例えばこの板ばねを、インクカートリツジのボデ
イに固定して取付けることが考案される。このよ
うな場合に、従来は板ばねをインクタンクにはさ
み込むとともに、接着剤によつて固定するように
していた。
従来のこのような板ばねの固定によれば、接着
剤を用いて固定するようにしているために、精度
良く板ばねを取付けるのが困難であり、プランジ
ヤソレノイドと接触する部分やペンチツプの先端
部の位置精度が低くなり、製品の個々でばらつき
を生じやすくなる。またこのような板ばねの支持
構造によれば、取付けに要する工数が多くなつて
コスト的にも不利になり、あるいはまた量産には
不適当なものとなる。 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであつて、板ばね状弾性体の取付け精度を高め
るとともに、組立ての作業性を改善し、量産に適
するようにした板ばね状弾性体の支持構造を有す
るプリンタを提供することを目的とするものであ
る。
剤を用いて固定するようにしているために、精度
良く板ばねを取付けるのが困難であり、プランジ
ヤソレノイドと接触する部分やペンチツプの先端
部の位置精度が低くなり、製品の個々でばらつき
を生じやすくなる。またこのような板ばねの支持
構造によれば、取付けに要する工数が多くなつて
コスト的にも不利になり、あるいはまた量産には
不適当なものとなる。 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであつて、板ばね状弾性体の取付け精度を高め
るとともに、組立ての作業性を改善し、量産に適
するようにした板ばね状弾性体の支持構造を有す
るプリンタを提供することを目的とするものであ
る。
本考案は、一端が固定支持された板ばね状弾性
体の先端部にペンチツプを設け、この弾性体を変
形させて前記ペンチツプを移動させることによつ
てプリントを行なうようにしたプリンタにおい
て、前記板ばね状弾性体の支持部に形成された挿
入孔と、この挿入孔の内壁の上下に対向して形成
された溝部と突部と、前記挿入孔の入口部分に臨
んで形成された凹部と、前記板ばね状弾性体に設
けられた突片とを有し、前記挿入孔に前記板ばね
状弾性体の固定端部側の部分が挿入されると前記
凹部に前記突片が係合するとともに、前記溝部と
前記突部とによつて前記板ばね状弾性体が幅方向
に沿つて波形に変形して固定されるようにしたも
のである。
体の先端部にペンチツプを設け、この弾性体を変
形させて前記ペンチツプを移動させることによつ
てプリントを行なうようにしたプリンタにおい
て、前記板ばね状弾性体の支持部に形成された挿
入孔と、この挿入孔の内壁の上下に対向して形成
された溝部と突部と、前記挿入孔の入口部分に臨
んで形成された凹部と、前記板ばね状弾性体に設
けられた突片とを有し、前記挿入孔に前記板ばね
状弾性体の固定端部側の部分が挿入されると前記
凹部に前記突片が係合するとともに、前記溝部と
前記突部とによつて前記板ばね状弾性体が幅方向
に沿つて波形に変形して固定されるようにしたも
のである。
従つて本考案によれば、板ばね状弾性体を製品
の個々につていばらつきを生ずることなく、精度
良く取付けることが可能になる。また板ばね状弾
性体を単に挿入孔に挿入するだけでこの弾性体の
取付けが行なわれるために、組立ての作業性が改
善されることになり、量産に適した構造になる。
の個々につていばらつきを生ずることなく、精度
良く取付けることが可能になる。また板ばね状弾
性体を単に挿入孔に挿入するだけでこの弾性体の
取付けが行なわれるために、組立ての作業性が改
善されることになり、量産に適した構造になる。
Ι 構成の説明
(1) 送りねじとガイドロツド
第1図は本実施例に係るプリンタのほぼ全体
を示すものであつて、このプリンタはシヤーシ
10を備えるとともに、このシヤーシ10の右
端には支持台11を介してモータ12が取付け
られている。このモータ12の出力軸13には
駆動ギヤ14が固着されており、送りねじ15
の端部に止着された歯車16と噛合つている。
送りねじ15はその両端において、それぞれ軸
受け17を介してシヤーシ10に回転可能に支
持されている。そしてこの送りねじ15には、
特に第2図に示すように、2条のねじ溝18が
形成されるとともに、これらのねじ溝18の両
端は互いに円弧状の溝によつて連結されてい
る。 上記モータ12の出力軸13に固着されてい
る駆動ギヤ14には回転円板19が一体に連設
されており、この回転円板19は固定配置され
たエンコーダ20と対向するようになつてい
る。これによつてモータ12の回転検出をおこ
なうようになつている。また上記送りねじ15
に対して平行に、ガイドロツド21が配されて
おり(第1図参照)、その両端が軸受け22に
よつて支持されている。そしてこれらの送りね
じ15とガイドロツド21の下側には、第4図
に示すように案内板23が配されている。さら
にこの案内板23の下側にはテーブル24が取
付けらるようになつている。 (2) 紙送りローラ軸 第1図に示すシヤーシ10の上面であつてそ
の前端側にはローラ軸28が配されており、左
右一対の軸受け29によつて回転可能に支持さ
れている。そしてこのローラ軸28には第3図
に示すように、複数の紙送りローラ30が固着
されている。またこのローラ軸28の端部には
つまみ31が取付けられており、手動によつて
このローラ軸28を回転することができるよう
になつている。さらにローラ軸28にはウオー
ムギヤ32が取付けられている。 このウオームギア32の取付けについてさら
に説明すると、第3図、第14図、および第1
5図に示すように、ウオームギヤ32にはスリ
ーブ33が形成されるとともに、スリーブ33
にはスリツト34が設けられている。そしてス
リーブ33を締付けるようにリング状ばね35
がスリーブ33に装着されるようになつてお
り、これらのスリツト34とリング状ばね35
とによつてリミツタ機構36を構成するように
なつている。また上記紙送りローラ30と案内
板23とにそれぞれプリント用紙を圧着するた
めに、第4図に示すように、このプリンタは紙
送り用ばね37とバツクテンシヨン用ばね38
とをそれぞれ備えるようになつている。 そして上述のごとく、ローラ軸28のウオー
ムギヤ32の取付け部分にリミツタ機構36を
設けておくことによつて、このローラ軸28の
駆動部の破損を防止するとともに、必要に応じ
て手動操作を可能にしている。すなわちローラ
軸28はリング状板ばね35によつて締付けら
れるウオームギア32のスリーブ33の摩擦結
合によつて伝動を行なうようになつており、し
かもこのリミツタ機構36の伝動トルクの値
は、プリント用紙を送る負荷よりも高く、しか
も構造部の破壊強度よりも十分に低い値に設定
されている。従つて自動紙送り時にはリミツタ
値が紙送りの負荷よりも高く、正常に紙送りが
行なわれるとともに、自動紙送りの途中または
停止状態で、手動でつまみ31を押えると、リ
ミツタ機構36が動き、各機構部が破壊される
ことなく、手動によつて紙送りが行われること
になる。従つて非常に簡単な構造によつて、手
動の紙送りを可能にするとともに、紙送りの駆
動部の保護を図ることが可能になる。 (3) プラテンとその支持機構 上記案内板23の下側には第4図に示すよう
にテーブル24が配されるとともに、このテー
ブル24の横長の開口に望むようにプラテンロ
ーラ45が配されるようになつている。このプ
ラテンローラ45の支持機構について説明する
と、第4図〜第8図に示すように、テーブル2
4の下側には回動板42が配されており、支軸
43によつてシヤーシ10の背面側の回動可能
に支持されている。そして回動板42の横長の
開口44に臨むようにプラテンローラ45が取
付けられており、しかもその両端は軸受け46
を介して回動板42に支持されるようになつて
いる。 この回転板42はロツド47によつて上方へ
回動するように付勢されている。すなわち回動
板42の前端側の中央部がロツド47の屈曲部
48によつて上方へ押されている。ロツド47
の他方の屈曲部49はシヤーシ10上に配され
た板ばね50によつて上方へ回動付勢されてい
る。そして板ばね50に抗して屈曲部49を回
動させるためのカム51が上記ローラ軸28に
取付けられており、操作部52を回動操作する
と第8図に示すように、カム51によつて板ば
ね50に抗してロツド47が回動され、回動板
42が下降するようになつている。 なおカム51によつて回動板42を上下させ
て紙の挿入をおこなう構造に代えて、第9図お
よび第10図に示すように、回動板42の先端
側の端部に操作用突片53を設けるようにし、
この突片53によつて第10図に示すように、
直接回動板42を押し下げるようにしてもよ
い。このような構成によれば、突片53を介し
て回動板42に加えられる力によつてロツド4
7が回動され、板ばね50が押し下げられるこ
とになり、これに応じて回動板42も下降する
ために、第10図に示すように案内板23およ
び紙送りローラ30に対してバツクテンシヨン
用ばね38および紙送りばね37が下降され、
これによつて隙間が形成され、プリント用紙を
挿入することが可能になる。 (4) 紙送りローラの間欠駆動機構 つぎに紙送りローラ30を間欠的に駆動する
ための機構について説明すると、第11図〜第
13図に示すように、シヤーシ10上には紙送
りレバー56が設けられており、支点ピン57
を中心として回動可能に支持されている。そし
てレバー56はばね58によつて回動付勢され
ており、ストツパ59に当接している。そして
このレバー56にはピン60が植設されてお
り、このピン60によつてレバー56はキヤリ
ツジによつて押されるようになつている。さら
にこのレバー56はロツド61の端部に連結さ
れている。ロツド61の他端側は上方へ屈曲さ
れた屈曲部62となつており、第1図に示すシ
ヤーシ10の反対側の端部に設けられたガイド
63によつて移動可能に支持されるようになつ
ている。このガイド63によつて支持されてい
る屈曲部62は、キヤリツジが左側に移動した
時に押されるようになつている。 上記紙送りレバー56の端部は間欠送りレバ
ー64とピン65を介して連結されるようにな
つている。このレバー64にはガイドピン66
が植設されており、シヤーシ10上に設けられ
たカム板67の溝68と係合するようになつて
いる。さらにガイドピン66は間欠駆動輪69
の爪70と係合するようになつている。この爪
70はストツパ71によつて押されており、こ
れによつて第11図において時計方向への回転
が禁止され、反時計方向への回転のみが許容さ
れるようになつている。そして間欠駆動輪69
にはウオーム72が設けられており、上記ロー
ラ軸28に取付けられたウオームギア32と噛
合つている。 (5) キヤリツジとインクカートリツジ つぎに実際にプリント動作を行なうプリンタ
ヘツドの構造について説明すると、第16図〜
第19図に示すように、プリンタヘツドは合成
樹脂成形体からなるキヤリツジ76を備えてい
る。そしてこのキヤリツジ76には4つのカー
トリツジ装着部77が形成されており、これら
の装着部77にインクカートリツジ78が着脱
可能に装着されるようになつている。このカー
トリツジ78は特に第19図に示すように、そ
の内部がインクタンクになつているインク収納
部79を備えており、さらにこのインク収納部
79の前端側はタンク内の空気が膨張した際に
インクが噴出するのを防止するためのアジヤス
タ80を収納している。そしてこのアジヤスタ
80を貫通するように供給用パイプ81が引出
されるとともに、板ばね82の先端部に支持さ
れているペンチツプ83にインクを供給するよ
うにしている。 このようなインクカートリツジ78を装着し
ている装着部77の上部にはロツクレバー84
が取付けられている。このロツクレバー84は
その根元部分に薄肉部85を備えており、この
薄肉部85の弾性復元力によつてカートリツジ
78のロツクを行なうようになつている。さら
にロツクレバー84の弾性復元力を補助するた
めに板ばね86が設けられており、第19図に
おいて時計方向にこのロツクレバー84を回動
付勢している。そしてロツクレバー84が反時
計方向に大きく回動するのを規制するための押
え板87が板ばね86の前面側に取付けられて
いる。ロツクレバー84はその先端部に爪89
を備え、この爪89がインクカートリツジ78
の傾斜面90を相対的に乗越え、段部91と係
合されるようになつている。またこのカートリ
ツジ78を押すように、キヤリツジ76の前端
部にはリーフスプリング92が取付けられてい
る。さらにキヤリツジ76の上部にはプランジ
ヤソレノイド93が固定されるようになつてい
る。このプランジヤソレノイド93は、ロツド
を押出すことによつて板ばね82を変形させ、
ペンチツプ83によつてプリント動作を行なう
ようにしている。 (6) 板ばねとその保持機構 上記ペンチツプ83を先端部に支持する板ば
ねは、第20図〜第22図に示すように、その
長さ方向の中央部に絞り加工によつて形成され
たテント状突部97を備えるようになつてお
り、この突部97の上面をプランジヤソレノイ
ド93のプランジヤロツド98によつて押圧す
るようにしている。このような構造によつて、
板ばね82の変形にかかわらず常に一定の位置
で板ばね82を押圧するようになつており、あ
るいはプランジヤ93がスプリング82に対し
て相対的に幅方向に移動した場合においても、
ペンチツプ83が傾くのが防止されるようにし
ている。そしてテント状突部97の上部はプラ
ンジヤソレノイド93のプランジヤロツド98
の先端部に取付けられた押圧部材99によつて
押されるようになつている。 なお板ばね82の一部を絞り加工してテント
状突部97を形成するかわりに、第24図およ
び第25図を示すように、板ばね82にピン1
00を植設し、このピン100の上面をプラン
ジヤソレノイド93のプランジヤロツド98に
よつて、押圧部材99を介して押圧するように
してもよい。このようなピン100を設けるこ
とによつても、ばね82の変形にかかわらず常
に一定の位置でばね82に力を加えることが可
能になるとともに、ばね82のプランジヤ93
に対する幅方向の変位によつてもペンチツプ8
3が傾くのが防止されるようになる。 上記インクカートリツジ78のインク収納部
79の正面には第26図および第27図に示す
ような挿入用スリツト101が形成されてお
り、しかもこのスリツト101の下面には一対
の溝102が形成されている。そしてこれらの
溝102と対向するようにスリツト101の上
部には突部103が形成されている。このよう
なスリツト101内には、両側に突片104を
備える板ばね82の基端部が挿入されるように
なつており、治具105を用いて第28図に示
すように突片104を押し、この板ばね82を
スリツト101に押込むようにしている。この
ようにして板ばね82をスリツト101に押込
むと、溝102と突部103とによつて、板ば
ね82は第29図に示すように波型に変形する
ようになり、これによつてスリツト101に確
実に板ばね82の端部が保持されるようにな
る。 しかもインクカートリツジ78の挿入用スリ
ツト101の入口部分に臨んで、その両側には
第27図に示すように凹部106が形成されて
いる。スリツト101内に板ばね82が挿入さ
れると、この板ばね82の両側に形成されてい
る突片104が第28図に示されるように上記
凹部106に係合されるようになり、これによ
つてカートリツジ78のスリツト101に挿入
される板ばね82が正しく位置決めされるによ
うになる。すなわち単にスリツト101内に板
ばね82の固定端側を挿入するだけで、この板
ばね82が精度よくしかも容易にカートリツジ
78に取付けられるようになる。 このような板ばね82の取付けによれば、板
ばね82はその基端部がスリツト101の溝1
02と突部103とによつて波型に変形した状
態で固定されることになり、板ばね82の保持
にばらつきが少なくなり、精度良く取付けるこ
とが可能になる。すなわち接着剤を用いて精度
良く取付ける必要がなくなるために、ペンチツ
プ83の位置精度も高くなり、これによつてよ
りばらつきが減少することになる。さらに板ば
ね82の取付けの際に、タンク78のスリツト
101内に単に挿入すればよくなるために、取
付け作業が容易なり、コスト的にも有利にな
る。 (7) ペンチツプ カートリツジ78に板ばね82を介して支持
されているペンチツプ83は第30図に示すよ
うに、その先端部にボール109を備えてお
り、このボール109へパイプ81およびペン
チツプ83のボデイを介してインクを供給する
ようになつている。またペンチツプ83の上部
にはダンパを兼用するキヤツプ110が取付け
られており、これによつてペンチツプ83の復
動時に図外のストツパーに当接することによつ
て、ダンパ110によつて共振を防止するよう
にしている。従つて板ばね82に支持されてい
るペンチツプ83が安定な振動を行なうように
なり、画質の安定化を可能にしている。さらに
ペンチツプ83の側部には接続部111が設け
られており、この接続部111に供給用パイプ
81を接続するようにしている。このように側
部に形成された接続部111によつてパイプ8
1を通してインクを供給するようにしているた
めに、板ばね82とほぼ平行にパイプ81が延
びるようになり、板ばね82の周波数応答性が
向上し、プランジヤソレノイド93のパワーも
低減され、省エネルギ化が達成されるようにな
る。 なおペンチツプ83の構造としては、第31
図に示すような変形例に置換えることが可能で
ある。この場合にはペンチツプ83を板ばね8
2とともに合成樹脂によつて一体に成形するよ
うにしており、板ばね82の薄肉部113の弾
性復元力によつてペンチツプ83の移動を可能
としている。そしてこのような構造を採用する
ことにより、部品点数がさらに少なくなつて構
造が単純になる。あるいはまた第32図に示す
ように、ペンチツプ83の上端を側方へ直角に
屈曲させるとともに、この屈曲された部分をホ
ルダ112を介して板ばね82に支持させるよ
うにし、しかもホルダ112から突出するペン
チツプ83の先端部に供給用パイプ81を接続
するようにしてもよい。 (8) プランジヤの構造 つぎに板ばね82を変形させてペンチツプ8
3をプリント用紙に圧着するためのプランジヤ
の構造について説明すると、プランジヤは4つ
のインクカートリツジ78について連結された
構造になつており、多連式のプランジヤが用い
られるようになつている。すなわち4つのプラ
ジヤ93のヨーク116は第33図に示すよう
に互いに連結されており、多連式のヨーク11
6を構成している。なお4つのプランジヤソレ
ノイド93についてアツパプレート117は互
いに独立しており、それらの間に隙間126が
設けられている。そしてヨーク116の各プラ
ンジヤソレノイド93の間の部分にはそれぞれ
ギヤツプ118が形成されており、このギヤツ
プ118によつて互いに隣接するプランジヤ9
3間での磁気干渉を防止するようにしている。
従つて漏れ磁束が少なくなるとともに、有効磁
束が増加して磁気効率が改善されるようにな
る。このために駆動周波数の応答性が改善され
るようになり、あるいはまた消費電力が低減さ
れることになる。 つぎにこのプランジヤの内部の構造について
説明すると、ヨーク116内には第34図に示
すようにボビン119が配されるとともに、こ
のボビン119の外周側にソレノイドコイル1
20が巻装されている。そしてこのボビン11
9によつて摺動可能に保持された状態でアーマ
チユア121が配されている。このアーマチユ
ア121の下端にはプランジヤロツド98が連
結されるようになつており、しかもプランジヤ
ロツド98はボビン119内に取付けられた固
定芯123のガイド部124によつて摺動可能
に支持されるようになつており、しかもプラン
シヤロツド98はボビン119内に取付けられ
た固定芯123のガイド部124によつて摺動
可能に支持されるようなつている。 このようにプリント用のプランジヤソレノイ
ド93は、そのアーマチユア121がボビン1
19の内周面で摺動可能に支持されるととも
に、プランジヤロツド98がガイド部124に
よつて摺動可能に支持されるようになつてお
り、これによつて可動部分の案内を達成するよ
うにしている。そしてこのプランジヤソレノイ
ド93の上部に取付けられているストツパ12
7は、アーマチユア121のストロークの規制
を行なうだけであつて、このストツパ127に
軸受け部分が設けられていないので、従来のよ
うに軸との間の位置合せが不要になり、組立て
が容易になるという利点をもたらす。さらにア
ーマチユア121がボビン119によつて案内
されるようになつているために、アーマチユア
121とボビン119との間のギヤツプを少な
くし、磁気効率を改善することが可能に示す変
形例の構造にすることが可能である。この変形
例においては、固定芯123の下部にガイド部
124を設けるとともに、上部にもガイド部1
25を設け、これらのガイド部124、125
によつてプランジヤロツド98を摺動可能に支
持するようにしたものである。このような構造
によれば、アーマチユア121はボビン119
によつて案内する必要がなくなるために、アー
マチユア121の支持構造が簡単になる。 動作と作用の説明 (1) 紙の挿入 紙の挿入は第6図に示すカム51を操作部5
2によつて回動させ、これによつて回動板42
を第7図に示す状態から第8図に示す状態に加
工させることによつて達成される。カム51を
回動させるとロツド47が板ばね50に抗して
強制的に押下げられるようになり、屈曲部49
がシヤーシ10の底部にほぼ接触するようにな
る。この状態においてカム51の先端の部分で
屈曲部49をロツクする。これによつて回動板
42が下降されるとともに、この回動板42に
取付けられているばね37,38がともに下方
へ移動することになり、紙送りローラ30およ
び案内板23から離れるようになる。 このようにして紙の走行経路がオープンの状
態になる。従つて背面側あるいは前面側からプ
リント用紙を挿入することが可能になる。プリ
ント用紙はテーブル24あるいはプラテンロー
ラ45と案内板23との間に挿入されることに
なる。そしてこの後にカム51のロツクを解除
し、板ばね50によつてロツジ47を介して回
動板42を上昇させる。するとプラテンローラ
45が上昇するとともに、回動板42に取付け
られているばね37,38がそれぞれ紙送りロ
ーラ30およびガイド板23に接触することに
なる。従つてばね37によつて、紙送りローラ
30の回転に伴つて紙送りが行なわれるととも
に、ばね38によつてプリント用紙にバツクテ
ンシヨンを与えることが可能になる。 このような紙の挿入機構は、特にカム51を
操作しやすいシヤーシ10の右側の位置に配す
るとともに、トーシヤンロツド47を用いて力
の作用点を回動板42の幅方向のほぼ中央部分
に作用させるようにしており、板ばね50の弾
性復元力を回動板42に対して左右に不均衡を
生ずることなく加えるようにしている。またカ
ム51は紙送り用のローラ軸28に取付けられ
ており、操作部52の上下運動によつてロツク
と解除とを行なわせるようにしている。このよ
うな構造によつて、カム51の移動量が少なく
なり、しかも一連の回動板42の上下のための
機構に要する部品点数が少ない簡単な構造とす
ることができ、経済的にもスペース的にも非常
に有利になる さらにこのような機構によつて、プラテンロ
ーラ45を動かすことによつてプリント用紙の
挿入を行なうようにしているために、プリント
用紙の挿入経路が広くとれ、機構解放時にプリ
ント用紙の挿入口からプリント用紙の出口まで
が完全に解放された状態となつて障害物が一切
なくなる。従つて葉書のような厚手の紙まで容
易に挿入することが可能になり、従来プリント
用紙を挿入するために複雑な形状をしていた案
内板23もストレートですつきりした形とな
り、部品の製造や加工性の点でも利点が増加す
ることになる。 さらにこのプリンタにおいては、紙の位置を
つまみ3位置によつて自由に調整できるように
なつている。つまみ31はローラ軸28に取付
けられるとともに、このローラ軸28に取付け
られているウオームギヤ32がリミツタ機構3
6を介してローラ軸28と結合されるようにな
つている。従つてつまみ31を回転操作する
と、リミツタ機構36がすべることによつて、
紙送りローラ30の駆動機構を保護しながら、
ローラ軸28を介して紙送りローラ30を手動
操作によつて回転させることが可能になる。従
つてばね37によつて紙送りローラ30に圧着
されているプリント用紙の頭出しの位置を自由
に設定することが可能になる。またこのリミツ
タ機構36によつて、たとえ自動紙送り中につ
まみ31を操作しても、駆動部が破壊すること
なく、機構部の保護を図ることが可能になる。 (2) プリント動作 プリント動作は、ガイドロツド21に案内さ
れながら送りねじ15によつて横方向に送られ
るキヤリツジ76に装着されたインクカートリ
ツジ78によつて行なわれるようになつてい
る。4つのインクカートリツジ78を支持した
キヤリツジ76は、モータ12によつて送りね
じ15が駆動されると、これによつてプリンタ
の横方向に移動しながら、外部から加えられる
電気信号によつて、プランジヤソレノイド93
を作動させてペンチツプ83をプリント用紙に
接触させてプリント動作を行なうようにしてい
る。 このプリント動作についてさらに詳細に説明
すると、第18図および第9図に示すプランジ
ヤソレノイド93を励磁させ、そのプランジヤ
ロツド98を押出すことによつて行なわれるよ
うになつている。プランジヤロツド98の先端
部には第22図に示すように、押圧部材99が
取付けられており、この押圧部材99によつて
ばね82を押し、ペンチツプ83を下方へ移動
させてプリント動作を行なうようにしている。 なお上記4つのカートリツジ78にはそれぞ
れ、イエロ、マゼンタ、シアン、およびブラツ
クの各色のインクがはいつており、外部からの
信号によつて対応するプランジヤソレノイド9
3を励磁して各色のプリント動作を行なうよう
にしている。 そして各色のカートリツジ78は互いに独立
になつているために、それぞれのカートリツジ
78内のインクがなくなつた時点で別々に交換
すればよく、これによつてインクの無駄わなく
すことが可能になる。 そして第19図および第22図に示すよう
に、押出しタイプのプランジヤソレノイド93
を用い、そのロツド98を押出してリーフスプ
リング82を変形させることによつてプリント
動作を行うようにしている。従つて耐久性を要
するプランジヤソレノイド93と使捨て部品で
あるインクカートリツジ78とを完全に分離す
ることができ、耐久性を要するプランジヤソレ
ノイド93の部分を高精度にして性能および信
頼性の向上を図り、さらには省電力化を図ると
ともに、消耗品のコストダウンが達成されるこ
とになる。またプランジヤソレノイド93がリ
ーフスプリング82の上側に配されており、プ
ランジヤロツド98を押出す構造にしているた
めに、プリント用紙の経路が単純になり、信頼
性が向上されるとともに、設計の自由度の向上
を図り、さらには省電力化を達成することにな
る。 さらにペンチツプ83を先端部に支持する板
ばね82は、第20図〜第22図に示すよう
に、その長さ方向の中間部分に突部97が形成
されており、この突部97をプランジヤソレノ
イド93のロツド98の先端に取付けられた押
圧部材99の下面で押圧するようにしている。
従つて板ばね82の変形量にかかわらずこの板
ばね82を押す部分が常に一定になり、これに
よつて安定にプリント動作を行なうことが可能
になる。さらに第23図に示されるように、板
ばね82の幅方向に対するプランジヤソレノイ
ド93の作用点を一定にすることができ、これ
によつて板ばね82の幅方向の傾きをなくすこ
とが可能になる。従つてこの板ばね82の先端
部に支持されているペンチツプ83が斜めにな
つてプリント用紙に接触することが防止され、
常に正しいプリント動作が行われることにな
る。 さらにこの実施例のプリンタにおいては、ペ
ンチツプ83の側部に接続部111が形成され
るようになつており(第30図参照)、この接
続部111に供給用パイプ81が接続されるよ
うになつている。そしてこのパイプ81はペン
チツプ83の側方に延びるようになつており、
板ばね82の下側においてほぼ平行に配される
ようになつている。従つてハンマ型のプリント
動作が可能になり、インク供給用パイプ81が
このハンマ型のプリント動作を阻害することが
なくなる。さらに板ばね82に平行にインク供
給用パイプ81を設置することが可能になるた
めに、板ばね82の周波数応答性が向上し、プ
ランジヤソレノイド93の駆動パワーも低減さ
れ、プリンタの省エネルギ化が達成されること
になる。さらにペンチツプ83の上端にダンパ
110を設置することが可能になり、共振を防
止して安定な振動を行なわせることが可能にな
る。従つてこれにより、画質の安定化が図られ
るようになる。また紙送りの構造の改善とあい
まつて、ハンマ型の印字によつて、葉書等の厚
紙へのプリントも可能になる。 さらにプリント動作を行うためのプランジヤ
ソレノイド93は、第33図に示すようなヨー
ク116を用いるようにしている。このヨーク
116はそれぞれのユニツトの間の部分におい
て、ギヤツプ118を備えるようになつてお
り、さらに各アツパプレート117間には隙間
126が形成されるようになつている。これら
のギヤツプ118と隙間126とによつて、互
いに隣接するユニツト間での磁気干渉を防止す
るようにしている。すなわち各ユニツトを励磁
すると、第33図において矢印で示すような磁
路が形成され、漏れ磁束はきわめて少なくな
り、隣接するユニツトへの磁気干渉はほとんど
行なわなくなる。また磁束が有効にそれぞれの
ユニツト内で利用されることになるために、従
来のものにくらべて有効磁束が増え、電磁石の
吸引力も大きくなる。従つてこのことから、プ
ランジヤソレノイドの駆動パワーを低減するこ
とが可能になり、あるいは従来と同一のパワー
で駆動させればよい場合には、周波数応答性が
向上することになる。 (3) インクカートリツジの交換 このようにしてプリント動作を行なうプリン
タヘツドのインクカートリツジ78内のインク
がなくなつた場合には、カートリツジ78の交
換を行なう。このカートリツジ78の交換は、
第19図に示すロツクレバー84を反時計方向
に回動させる。するとレバー84は薄肉部85
の弾性復元力および板ばね86の弾性復元力に
抗して反時計方向に回動され、その爪89がカ
ートリツジ78の段部91から離脱する。そし
てこのカートリツジ78はリリーススプリング
92によつてその前端が押されているために、
このリリーススプリング92の弾性復元力によ
つて第9図において右方に押出されるようにな
り、これによつてキヤリツジ76からカートリ
ツジ78が取外されることになる。なおこの後
にロツクレバー84は、それ自身の弾性復元力
およびスプリング85の弾性復元力によつて再
びロツク位置に戻るようになる。 このようにして古いインクカートリツジ78
を取外したならば、インクが充填されている新
しいインクカートリツジ78をキヤリツジ76
のカートリツジ装着部77に装着する。この動
作は第19図において矢印で示すように、キヤ
リツジ76の装着部77に右方から左方に向か
つてカートリツジ78を挿入すればよい。カー
トリツジ78の挿入によつて、その傾斜面90
を上記ロツクレバー84の爪89が乗越えるこ
とになり、これによつてロツクレバー84の爪
89はカートリツジ78の段部91と係合する
ようになる。なおカートリツジ78は図外のス
トツパによつて、所定量以上挿入されないよう
になつている。 そして奥まで挿入されたカートリツジ78
は、その前端部がリリーススプリング92によ
つて後方へ押されるために、ロツクレバー84
の爪89と段部91とが当設した状態で静止す
ることになる。そしてロツクレバー84はそれ
自身の弾性復元力と板ばね86の弾性復元力と
によつてカートリツジ78をキヤリツジ76に
対して押し付けるように作用することになる。
従つてこのような構造によれば、インクカート
リツジ78の着脱がワンタツチで行なわれ得る
ようになり、操作が非常に容易になる。さらに
カートリツジ78を一本ずつ交換できるため
に、インクが残つているカートリツジ78を交
換する必要がなくなつて、インクの無駄をなく
すことが可能になる。 (4) 紙の間欠送り 紙、すなわちプリント用紙の間欠送りは、上
記キヤリツジ76の移動に連動して行なわれる
ようになつている。この動作を第11図〜第1
3図を参照して説明すると、キヤリツジ76が
ガイドロツド21によつて案内されながら、送
りねじ15によつてこのプリンタの右端に移動
すると、このキヤリツジ76は紙送りレバー5
6のピン60を押すようになり、これによつて
このレバー56をばね58に抗してピン57を
中心として第11図において時計方向に回動さ
せる。するとこのレバー56の運動は、ピン6
5を介して間欠送りレバー64に伝達されるよ
うになり、レバー64が第11図において鎖線
で示すように左方へ移動する。このときにレバ
ー64のピン66が間欠駆動輪69の爪70を
引掛け、この駆動輪69を4分の1回転させ
る。しかもこの駆動輪69はストツパ71によ
つて時計方向への回転が防止されているため
に、4分の1回転したところで停止する。 そしてこの駆動輪69の4分の1回転運動
は、ウオーム72を介してローラ軸28のウオ
ームギヤ32に伝達され、このローラ軸28が
所定の回転角だけ回転することになる。このロ
ーラ軸28には紙送りローラ30が設けられて
おり、この紙送りローラ30に紙送り用ばね3
7を介してプリント用紙が圧着されているため
に、これによつてプリント用紙の間欠送りが達
成される。 間欠駆動輪69は上述のごとくストツパ71
によつて時計方向の回転が規制されているため
に、キヤリツジ76が左方へ移動し始め、レバ
ー56がばね58によつて反時計方向に回動さ
れても、紙送りは行なわれない。そしてこのと
きには、間欠送りレバー64のピン66がカム
板67の溝68内を移動することになり、間欠
駆動輪69の爪70を乗りこえるようになる。 そしてキヤリツジ76が左端に移動すると、
第1図に示すガイド63に案内されているロツ
ド61の屈曲部62を押すことになり、ロツド
62が左方へ移動する。このロツド61はレバ
ー56と連結されているために、これによつて
レバー56が時計方向に回転されることにな
る。従つてこの場合においても、間欠送りレバ
ー64が左方へ移動し、そのピン66が間欠駆
動輪69の爪70を引掛けてこの駆動輪69を
回転駆動する。そしてこの駆動輪69の反時計
方向の回転がウオーム72を介して、ウオーム
ギヤ32に伝達され、紙送りローラ30を備え
るローラ軸28を駆動し、プリント用紙の間欠
送りを行なうことになる。 このように本実施例に係るプリンタにおいて
は、キヤリツジ76の左右の端部への移動に伴
つて、間欠駆動機構を介して紙送りローラ30
を間欠駆動するようにしている。従つてモータ
やフランジヤ等の専用の駆動源を必要とするこ
となく、送りねじ15を駆動するモータ12を
利用して紙の間欠送りを達成することが可能に
なり、部品の数が少なくなり、あるいは部品コ
ストを低減できる。また専用の駆動源の電気回
路も不要となり、回路のコストも安くなる。さ
らに専用の駆動源がないために、スペースを必
要とせず、プリンタを小型化することが可能に
なる。 (5) ホワイトスキツプ 各種のプリント動作を行なう場合に、プリン
ト情報を有していない部分の印字については、
紙送りだけを行なえばよい。しかし上述のごと
く、このプリンタを紙送り専用の駆動源を有し
ていない。従つてこのような場合には、プリン
ト情報のある部分もない部分も同様にキヤリツ
ジ76を左右に動かして紙を送らなければなら
ず、プリント時間が短縮できなくなる。そこで
このプリンタにおいては、紙送りだけのために
キヤリツジ76を移動させなければならないと
いう不都合を除き、プリントしなくてもよい部
分については飛ばしていきなりプリント情報を
有する部分からプリント動作を行なうようにし
ており、これによつてプリント時間の短縮とプ
リンタの無駄な動作とをなくすようにしてい
る。 この動作は第36図に示す制御回路によつて
達成されるようになつている。この制御回路は
CPU129を備え、このCPU129にはRAM
130、R0M131、フレームメモリ132、
ラインメモリ133がそれぞれ接続されるよう
になつている。さらにCPU129は、駆動回
路135,136を介して、それぞれプランジ
ヤソレノイド93とモータ12とを制御するよ
うにしている。 この制御回路による動作について説明する
と、例えば第37図に示すようなプリント情報
をCPU139を介してフレームメモリ132
に取込む。そしてこのフレームメモリ132内
のデータを1ライン分ずつCPU129を介し
てラインメモリ133に写替え、そのときにプ
リントすべきデータがあるかどうかを判断す
る。そしてCPU129はその前にライン中に
プリントすべきデータがあつた時に1となるフ
ラグの存在を調べ、一番最初にデータがあるラ
インが来たときにフラグを1にする。そしてフ
ラグが1になつたときに直流モータ12を駆動
するようにしている。 例えば第37図に示すように、L1〜L5まで
はプリントすべき情報が存在せず、L6におい
て始めてプリントすべき情報が現れた場合に
は、L1〜L5までの間では、第38図に示すフ
ローチヤートのループ1の各ステツプを順次循
環するようになる。そしてL6でフラグを立て
てプリント動作を開始する。従つてこの後は最
終ラインまでループ2の各ステツプを循環する
ことになり、プリント動作が行なわれるように
なる。最終ラインのプリントが終ると、フラグ
を0としてプリントを終了する。 このような動作は、空白部分あるいはバツク
が白ではなく他の色であつた場合でも同様に行
なうことが可能で、ソフトウエアによつて飛ば
す色の指定を行なうことによつて、どのような
色であつてもスキツプしてプリント時間を短縮
することが可能になる。そしてこのようなホワ
イトスキツプによつて、一枚の図を書く時間が
図の内容によつては大幅に短縮されることにな
り、しかもプリンタが無駄な動きをすることが
なくなり、機械の寿命が延ばすことが可能にな
る。
を示すものであつて、このプリンタはシヤーシ
10を備えるとともに、このシヤーシ10の右
端には支持台11を介してモータ12が取付け
られている。このモータ12の出力軸13には
駆動ギヤ14が固着されており、送りねじ15
の端部に止着された歯車16と噛合つている。
送りねじ15はその両端において、それぞれ軸
受け17を介してシヤーシ10に回転可能に支
持されている。そしてこの送りねじ15には、
特に第2図に示すように、2条のねじ溝18が
形成されるとともに、これらのねじ溝18の両
端は互いに円弧状の溝によつて連結されてい
る。 上記モータ12の出力軸13に固着されてい
る駆動ギヤ14には回転円板19が一体に連設
されており、この回転円板19は固定配置され
たエンコーダ20と対向するようになつてい
る。これによつてモータ12の回転検出をおこ
なうようになつている。また上記送りねじ15
に対して平行に、ガイドロツド21が配されて
おり(第1図参照)、その両端が軸受け22に
よつて支持されている。そしてこれらの送りね
じ15とガイドロツド21の下側には、第4図
に示すように案内板23が配されている。さら
にこの案内板23の下側にはテーブル24が取
付けらるようになつている。 (2) 紙送りローラ軸 第1図に示すシヤーシ10の上面であつてそ
の前端側にはローラ軸28が配されており、左
右一対の軸受け29によつて回転可能に支持さ
れている。そしてこのローラ軸28には第3図
に示すように、複数の紙送りローラ30が固着
されている。またこのローラ軸28の端部には
つまみ31が取付けられており、手動によつて
このローラ軸28を回転することができるよう
になつている。さらにローラ軸28にはウオー
ムギヤ32が取付けられている。 このウオームギア32の取付けについてさら
に説明すると、第3図、第14図、および第1
5図に示すように、ウオームギヤ32にはスリ
ーブ33が形成されるとともに、スリーブ33
にはスリツト34が設けられている。そしてス
リーブ33を締付けるようにリング状ばね35
がスリーブ33に装着されるようになつてお
り、これらのスリツト34とリング状ばね35
とによつてリミツタ機構36を構成するように
なつている。また上記紙送りローラ30と案内
板23とにそれぞれプリント用紙を圧着するた
めに、第4図に示すように、このプリンタは紙
送り用ばね37とバツクテンシヨン用ばね38
とをそれぞれ備えるようになつている。 そして上述のごとく、ローラ軸28のウオー
ムギヤ32の取付け部分にリミツタ機構36を
設けておくことによつて、このローラ軸28の
駆動部の破損を防止するとともに、必要に応じ
て手動操作を可能にしている。すなわちローラ
軸28はリング状板ばね35によつて締付けら
れるウオームギア32のスリーブ33の摩擦結
合によつて伝動を行なうようになつており、し
かもこのリミツタ機構36の伝動トルクの値
は、プリント用紙を送る負荷よりも高く、しか
も構造部の破壊強度よりも十分に低い値に設定
されている。従つて自動紙送り時にはリミツタ
値が紙送りの負荷よりも高く、正常に紙送りが
行なわれるとともに、自動紙送りの途中または
停止状態で、手動でつまみ31を押えると、リ
ミツタ機構36が動き、各機構部が破壊される
ことなく、手動によつて紙送りが行われること
になる。従つて非常に簡単な構造によつて、手
動の紙送りを可能にするとともに、紙送りの駆
動部の保護を図ることが可能になる。 (3) プラテンとその支持機構 上記案内板23の下側には第4図に示すよう
にテーブル24が配されるとともに、このテー
ブル24の横長の開口に望むようにプラテンロ
ーラ45が配されるようになつている。このプ
ラテンローラ45の支持機構について説明する
と、第4図〜第8図に示すように、テーブル2
4の下側には回動板42が配されており、支軸
43によつてシヤーシ10の背面側の回動可能
に支持されている。そして回動板42の横長の
開口44に臨むようにプラテンローラ45が取
付けられており、しかもその両端は軸受け46
を介して回動板42に支持されるようになつて
いる。 この回転板42はロツド47によつて上方へ
回動するように付勢されている。すなわち回動
板42の前端側の中央部がロツド47の屈曲部
48によつて上方へ押されている。ロツド47
の他方の屈曲部49はシヤーシ10上に配され
た板ばね50によつて上方へ回動付勢されてい
る。そして板ばね50に抗して屈曲部49を回
動させるためのカム51が上記ローラ軸28に
取付けられており、操作部52を回動操作する
と第8図に示すように、カム51によつて板ば
ね50に抗してロツド47が回動され、回動板
42が下降するようになつている。 なおカム51によつて回動板42を上下させ
て紙の挿入をおこなう構造に代えて、第9図お
よび第10図に示すように、回動板42の先端
側の端部に操作用突片53を設けるようにし、
この突片53によつて第10図に示すように、
直接回動板42を押し下げるようにしてもよ
い。このような構成によれば、突片53を介し
て回動板42に加えられる力によつてロツド4
7が回動され、板ばね50が押し下げられるこ
とになり、これに応じて回動板42も下降する
ために、第10図に示すように案内板23およ
び紙送りローラ30に対してバツクテンシヨン
用ばね38および紙送りばね37が下降され、
これによつて隙間が形成され、プリント用紙を
挿入することが可能になる。 (4) 紙送りローラの間欠駆動機構 つぎに紙送りローラ30を間欠的に駆動する
ための機構について説明すると、第11図〜第
13図に示すように、シヤーシ10上には紙送
りレバー56が設けられており、支点ピン57
を中心として回動可能に支持されている。そし
てレバー56はばね58によつて回動付勢され
ており、ストツパ59に当接している。そして
このレバー56にはピン60が植設されてお
り、このピン60によつてレバー56はキヤリ
ツジによつて押されるようになつている。さら
にこのレバー56はロツド61の端部に連結さ
れている。ロツド61の他端側は上方へ屈曲さ
れた屈曲部62となつており、第1図に示すシ
ヤーシ10の反対側の端部に設けられたガイド
63によつて移動可能に支持されるようになつ
ている。このガイド63によつて支持されてい
る屈曲部62は、キヤリツジが左側に移動した
時に押されるようになつている。 上記紙送りレバー56の端部は間欠送りレバ
ー64とピン65を介して連結されるようにな
つている。このレバー64にはガイドピン66
が植設されており、シヤーシ10上に設けられ
たカム板67の溝68と係合するようになつて
いる。さらにガイドピン66は間欠駆動輪69
の爪70と係合するようになつている。この爪
70はストツパ71によつて押されており、こ
れによつて第11図において時計方向への回転
が禁止され、反時計方向への回転のみが許容さ
れるようになつている。そして間欠駆動輪69
にはウオーム72が設けられており、上記ロー
ラ軸28に取付けられたウオームギア32と噛
合つている。 (5) キヤリツジとインクカートリツジ つぎに実際にプリント動作を行なうプリンタ
ヘツドの構造について説明すると、第16図〜
第19図に示すように、プリンタヘツドは合成
樹脂成形体からなるキヤリツジ76を備えてい
る。そしてこのキヤリツジ76には4つのカー
トリツジ装着部77が形成されており、これら
の装着部77にインクカートリツジ78が着脱
可能に装着されるようになつている。このカー
トリツジ78は特に第19図に示すように、そ
の内部がインクタンクになつているインク収納
部79を備えており、さらにこのインク収納部
79の前端側はタンク内の空気が膨張した際に
インクが噴出するのを防止するためのアジヤス
タ80を収納している。そしてこのアジヤスタ
80を貫通するように供給用パイプ81が引出
されるとともに、板ばね82の先端部に支持さ
れているペンチツプ83にインクを供給するよ
うにしている。 このようなインクカートリツジ78を装着し
ている装着部77の上部にはロツクレバー84
が取付けられている。このロツクレバー84は
その根元部分に薄肉部85を備えており、この
薄肉部85の弾性復元力によつてカートリツジ
78のロツクを行なうようになつている。さら
にロツクレバー84の弾性復元力を補助するた
めに板ばね86が設けられており、第19図に
おいて時計方向にこのロツクレバー84を回動
付勢している。そしてロツクレバー84が反時
計方向に大きく回動するのを規制するための押
え板87が板ばね86の前面側に取付けられて
いる。ロツクレバー84はその先端部に爪89
を備え、この爪89がインクカートリツジ78
の傾斜面90を相対的に乗越え、段部91と係
合されるようになつている。またこのカートリ
ツジ78を押すように、キヤリツジ76の前端
部にはリーフスプリング92が取付けられてい
る。さらにキヤリツジ76の上部にはプランジ
ヤソレノイド93が固定されるようになつてい
る。このプランジヤソレノイド93は、ロツド
を押出すことによつて板ばね82を変形させ、
ペンチツプ83によつてプリント動作を行なう
ようにしている。 (6) 板ばねとその保持機構 上記ペンチツプ83を先端部に支持する板ば
ねは、第20図〜第22図に示すように、その
長さ方向の中央部に絞り加工によつて形成され
たテント状突部97を備えるようになつてお
り、この突部97の上面をプランジヤソレノイ
ド93のプランジヤロツド98によつて押圧す
るようにしている。このような構造によつて、
板ばね82の変形にかかわらず常に一定の位置
で板ばね82を押圧するようになつており、あ
るいはプランジヤ93がスプリング82に対し
て相対的に幅方向に移動した場合においても、
ペンチツプ83が傾くのが防止されるようにし
ている。そしてテント状突部97の上部はプラ
ンジヤソレノイド93のプランジヤロツド98
の先端部に取付けられた押圧部材99によつて
押されるようになつている。 なお板ばね82の一部を絞り加工してテント
状突部97を形成するかわりに、第24図およ
び第25図を示すように、板ばね82にピン1
00を植設し、このピン100の上面をプラン
ジヤソレノイド93のプランジヤロツド98に
よつて、押圧部材99を介して押圧するように
してもよい。このようなピン100を設けるこ
とによつても、ばね82の変形にかかわらず常
に一定の位置でばね82に力を加えることが可
能になるとともに、ばね82のプランジヤ93
に対する幅方向の変位によつてもペンチツプ8
3が傾くのが防止されるようになる。 上記インクカートリツジ78のインク収納部
79の正面には第26図および第27図に示す
ような挿入用スリツト101が形成されてお
り、しかもこのスリツト101の下面には一対
の溝102が形成されている。そしてこれらの
溝102と対向するようにスリツト101の上
部には突部103が形成されている。このよう
なスリツト101内には、両側に突片104を
備える板ばね82の基端部が挿入されるように
なつており、治具105を用いて第28図に示
すように突片104を押し、この板ばね82を
スリツト101に押込むようにしている。この
ようにして板ばね82をスリツト101に押込
むと、溝102と突部103とによつて、板ば
ね82は第29図に示すように波型に変形する
ようになり、これによつてスリツト101に確
実に板ばね82の端部が保持されるようにな
る。 しかもインクカートリツジ78の挿入用スリ
ツト101の入口部分に臨んで、その両側には
第27図に示すように凹部106が形成されて
いる。スリツト101内に板ばね82が挿入さ
れると、この板ばね82の両側に形成されてい
る突片104が第28図に示されるように上記
凹部106に係合されるようになり、これによ
つてカートリツジ78のスリツト101に挿入
される板ばね82が正しく位置決めされるによ
うになる。すなわち単にスリツト101内に板
ばね82の固定端側を挿入するだけで、この板
ばね82が精度よくしかも容易にカートリツジ
78に取付けられるようになる。 このような板ばね82の取付けによれば、板
ばね82はその基端部がスリツト101の溝1
02と突部103とによつて波型に変形した状
態で固定されることになり、板ばね82の保持
にばらつきが少なくなり、精度良く取付けるこ
とが可能になる。すなわち接着剤を用いて精度
良く取付ける必要がなくなるために、ペンチツ
プ83の位置精度も高くなり、これによつてよ
りばらつきが減少することになる。さらに板ば
ね82の取付けの際に、タンク78のスリツト
101内に単に挿入すればよくなるために、取
付け作業が容易なり、コスト的にも有利にな
る。 (7) ペンチツプ カートリツジ78に板ばね82を介して支持
されているペンチツプ83は第30図に示すよ
うに、その先端部にボール109を備えてお
り、このボール109へパイプ81およびペン
チツプ83のボデイを介してインクを供給する
ようになつている。またペンチツプ83の上部
にはダンパを兼用するキヤツプ110が取付け
られており、これによつてペンチツプ83の復
動時に図外のストツパーに当接することによつ
て、ダンパ110によつて共振を防止するよう
にしている。従つて板ばね82に支持されてい
るペンチツプ83が安定な振動を行なうように
なり、画質の安定化を可能にしている。さらに
ペンチツプ83の側部には接続部111が設け
られており、この接続部111に供給用パイプ
81を接続するようにしている。このように側
部に形成された接続部111によつてパイプ8
1を通してインクを供給するようにしているた
めに、板ばね82とほぼ平行にパイプ81が延
びるようになり、板ばね82の周波数応答性が
向上し、プランジヤソレノイド93のパワーも
低減され、省エネルギ化が達成されるようにな
る。 なおペンチツプ83の構造としては、第31
図に示すような変形例に置換えることが可能で
ある。この場合にはペンチツプ83を板ばね8
2とともに合成樹脂によつて一体に成形するよ
うにしており、板ばね82の薄肉部113の弾
性復元力によつてペンチツプ83の移動を可能
としている。そしてこのような構造を採用する
ことにより、部品点数がさらに少なくなつて構
造が単純になる。あるいはまた第32図に示す
ように、ペンチツプ83の上端を側方へ直角に
屈曲させるとともに、この屈曲された部分をホ
ルダ112を介して板ばね82に支持させるよ
うにし、しかもホルダ112から突出するペン
チツプ83の先端部に供給用パイプ81を接続
するようにしてもよい。 (8) プランジヤの構造 つぎに板ばね82を変形させてペンチツプ8
3をプリント用紙に圧着するためのプランジヤ
の構造について説明すると、プランジヤは4つ
のインクカートリツジ78について連結された
構造になつており、多連式のプランジヤが用い
られるようになつている。すなわち4つのプラ
ジヤ93のヨーク116は第33図に示すよう
に互いに連結されており、多連式のヨーク11
6を構成している。なお4つのプランジヤソレ
ノイド93についてアツパプレート117は互
いに独立しており、それらの間に隙間126が
設けられている。そしてヨーク116の各プラ
ンジヤソレノイド93の間の部分にはそれぞれ
ギヤツプ118が形成されており、このギヤツ
プ118によつて互いに隣接するプランジヤ9
3間での磁気干渉を防止するようにしている。
従つて漏れ磁束が少なくなるとともに、有効磁
束が増加して磁気効率が改善されるようにな
る。このために駆動周波数の応答性が改善され
るようになり、あるいはまた消費電力が低減さ
れることになる。 つぎにこのプランジヤの内部の構造について
説明すると、ヨーク116内には第34図に示
すようにボビン119が配されるとともに、こ
のボビン119の外周側にソレノイドコイル1
20が巻装されている。そしてこのボビン11
9によつて摺動可能に保持された状態でアーマ
チユア121が配されている。このアーマチユ
ア121の下端にはプランジヤロツド98が連
結されるようになつており、しかもプランジヤ
ロツド98はボビン119内に取付けられた固
定芯123のガイド部124によつて摺動可能
に支持されるようになつており、しかもプラン
シヤロツド98はボビン119内に取付けられ
た固定芯123のガイド部124によつて摺動
可能に支持されるようなつている。 このようにプリント用のプランジヤソレノイ
ド93は、そのアーマチユア121がボビン1
19の内周面で摺動可能に支持されるととも
に、プランジヤロツド98がガイド部124に
よつて摺動可能に支持されるようになつてお
り、これによつて可動部分の案内を達成するよ
うにしている。そしてこのプランジヤソレノイ
ド93の上部に取付けられているストツパ12
7は、アーマチユア121のストロークの規制
を行なうだけであつて、このストツパ127に
軸受け部分が設けられていないので、従来のよ
うに軸との間の位置合せが不要になり、組立て
が容易になるという利点をもたらす。さらにア
ーマチユア121がボビン119によつて案内
されるようになつているために、アーマチユア
121とボビン119との間のギヤツプを少な
くし、磁気効率を改善することが可能に示す変
形例の構造にすることが可能である。この変形
例においては、固定芯123の下部にガイド部
124を設けるとともに、上部にもガイド部1
25を設け、これらのガイド部124、125
によつてプランジヤロツド98を摺動可能に支
持するようにしたものである。このような構造
によれば、アーマチユア121はボビン119
によつて案内する必要がなくなるために、アー
マチユア121の支持構造が簡単になる。 動作と作用の説明 (1) 紙の挿入 紙の挿入は第6図に示すカム51を操作部5
2によつて回動させ、これによつて回動板42
を第7図に示す状態から第8図に示す状態に加
工させることによつて達成される。カム51を
回動させるとロツド47が板ばね50に抗して
強制的に押下げられるようになり、屈曲部49
がシヤーシ10の底部にほぼ接触するようにな
る。この状態においてカム51の先端の部分で
屈曲部49をロツクする。これによつて回動板
42が下降されるとともに、この回動板42に
取付けられているばね37,38がともに下方
へ移動することになり、紙送りローラ30およ
び案内板23から離れるようになる。 このようにして紙の走行経路がオープンの状
態になる。従つて背面側あるいは前面側からプ
リント用紙を挿入することが可能になる。プリ
ント用紙はテーブル24あるいはプラテンロー
ラ45と案内板23との間に挿入されることに
なる。そしてこの後にカム51のロツクを解除
し、板ばね50によつてロツジ47を介して回
動板42を上昇させる。するとプラテンローラ
45が上昇するとともに、回動板42に取付け
られているばね37,38がそれぞれ紙送りロ
ーラ30およびガイド板23に接触することに
なる。従つてばね37によつて、紙送りローラ
30の回転に伴つて紙送りが行なわれるととも
に、ばね38によつてプリント用紙にバツクテ
ンシヨンを与えることが可能になる。 このような紙の挿入機構は、特にカム51を
操作しやすいシヤーシ10の右側の位置に配す
るとともに、トーシヤンロツド47を用いて力
の作用点を回動板42の幅方向のほぼ中央部分
に作用させるようにしており、板ばね50の弾
性復元力を回動板42に対して左右に不均衡を
生ずることなく加えるようにしている。またカ
ム51は紙送り用のローラ軸28に取付けられ
ており、操作部52の上下運動によつてロツク
と解除とを行なわせるようにしている。このよ
うな構造によつて、カム51の移動量が少なく
なり、しかも一連の回動板42の上下のための
機構に要する部品点数が少ない簡単な構造とす
ることができ、経済的にもスペース的にも非常
に有利になる さらにこのような機構によつて、プラテンロ
ーラ45を動かすことによつてプリント用紙の
挿入を行なうようにしているために、プリント
用紙の挿入経路が広くとれ、機構解放時にプリ
ント用紙の挿入口からプリント用紙の出口まで
が完全に解放された状態となつて障害物が一切
なくなる。従つて葉書のような厚手の紙まで容
易に挿入することが可能になり、従来プリント
用紙を挿入するために複雑な形状をしていた案
内板23もストレートですつきりした形とな
り、部品の製造や加工性の点でも利点が増加す
ることになる。 さらにこのプリンタにおいては、紙の位置を
つまみ3位置によつて自由に調整できるように
なつている。つまみ31はローラ軸28に取付
けられるとともに、このローラ軸28に取付け
られているウオームギヤ32がリミツタ機構3
6を介してローラ軸28と結合されるようにな
つている。従つてつまみ31を回転操作する
と、リミツタ機構36がすべることによつて、
紙送りローラ30の駆動機構を保護しながら、
ローラ軸28を介して紙送りローラ30を手動
操作によつて回転させることが可能になる。従
つてばね37によつて紙送りローラ30に圧着
されているプリント用紙の頭出しの位置を自由
に設定することが可能になる。またこのリミツ
タ機構36によつて、たとえ自動紙送り中につ
まみ31を操作しても、駆動部が破壊すること
なく、機構部の保護を図ることが可能になる。 (2) プリント動作 プリント動作は、ガイドロツド21に案内さ
れながら送りねじ15によつて横方向に送られ
るキヤリツジ76に装着されたインクカートリ
ツジ78によつて行なわれるようになつてい
る。4つのインクカートリツジ78を支持した
キヤリツジ76は、モータ12によつて送りね
じ15が駆動されると、これによつてプリンタ
の横方向に移動しながら、外部から加えられる
電気信号によつて、プランジヤソレノイド93
を作動させてペンチツプ83をプリント用紙に
接触させてプリント動作を行なうようにしてい
る。 このプリント動作についてさらに詳細に説明
すると、第18図および第9図に示すプランジ
ヤソレノイド93を励磁させ、そのプランジヤ
ロツド98を押出すことによつて行なわれるよ
うになつている。プランジヤロツド98の先端
部には第22図に示すように、押圧部材99が
取付けられており、この押圧部材99によつて
ばね82を押し、ペンチツプ83を下方へ移動
させてプリント動作を行なうようにしている。 なお上記4つのカートリツジ78にはそれぞ
れ、イエロ、マゼンタ、シアン、およびブラツ
クの各色のインクがはいつており、外部からの
信号によつて対応するプランジヤソレノイド9
3を励磁して各色のプリント動作を行なうよう
にしている。 そして各色のカートリツジ78は互いに独立
になつているために、それぞれのカートリツジ
78内のインクがなくなつた時点で別々に交換
すればよく、これによつてインクの無駄わなく
すことが可能になる。 そして第19図および第22図に示すよう
に、押出しタイプのプランジヤソレノイド93
を用い、そのロツド98を押出してリーフスプ
リング82を変形させることによつてプリント
動作を行うようにしている。従つて耐久性を要
するプランジヤソレノイド93と使捨て部品で
あるインクカートリツジ78とを完全に分離す
ることができ、耐久性を要するプランジヤソレ
ノイド93の部分を高精度にして性能および信
頼性の向上を図り、さらには省電力化を図ると
ともに、消耗品のコストダウンが達成されるこ
とになる。またプランジヤソレノイド93がリ
ーフスプリング82の上側に配されており、プ
ランジヤロツド98を押出す構造にしているた
めに、プリント用紙の経路が単純になり、信頼
性が向上されるとともに、設計の自由度の向上
を図り、さらには省電力化を達成することにな
る。 さらにペンチツプ83を先端部に支持する板
ばね82は、第20図〜第22図に示すよう
に、その長さ方向の中間部分に突部97が形成
されており、この突部97をプランジヤソレノ
イド93のロツド98の先端に取付けられた押
圧部材99の下面で押圧するようにしている。
従つて板ばね82の変形量にかかわらずこの板
ばね82を押す部分が常に一定になり、これに
よつて安定にプリント動作を行なうことが可能
になる。さらに第23図に示されるように、板
ばね82の幅方向に対するプランジヤソレノイ
ド93の作用点を一定にすることができ、これ
によつて板ばね82の幅方向の傾きをなくすこ
とが可能になる。従つてこの板ばね82の先端
部に支持されているペンチツプ83が斜めにな
つてプリント用紙に接触することが防止され、
常に正しいプリント動作が行われることにな
る。 さらにこの実施例のプリンタにおいては、ペ
ンチツプ83の側部に接続部111が形成され
るようになつており(第30図参照)、この接
続部111に供給用パイプ81が接続されるよ
うになつている。そしてこのパイプ81はペン
チツプ83の側方に延びるようになつており、
板ばね82の下側においてほぼ平行に配される
ようになつている。従つてハンマ型のプリント
動作が可能になり、インク供給用パイプ81が
このハンマ型のプリント動作を阻害することが
なくなる。さらに板ばね82に平行にインク供
給用パイプ81を設置することが可能になるた
めに、板ばね82の周波数応答性が向上し、プ
ランジヤソレノイド93の駆動パワーも低減さ
れ、プリンタの省エネルギ化が達成されること
になる。さらにペンチツプ83の上端にダンパ
110を設置することが可能になり、共振を防
止して安定な振動を行なわせることが可能にな
る。従つてこれにより、画質の安定化が図られ
るようになる。また紙送りの構造の改善とあい
まつて、ハンマ型の印字によつて、葉書等の厚
紙へのプリントも可能になる。 さらにプリント動作を行うためのプランジヤ
ソレノイド93は、第33図に示すようなヨー
ク116を用いるようにしている。このヨーク
116はそれぞれのユニツトの間の部分におい
て、ギヤツプ118を備えるようになつてお
り、さらに各アツパプレート117間には隙間
126が形成されるようになつている。これら
のギヤツプ118と隙間126とによつて、互
いに隣接するユニツト間での磁気干渉を防止す
るようにしている。すなわち各ユニツトを励磁
すると、第33図において矢印で示すような磁
路が形成され、漏れ磁束はきわめて少なくな
り、隣接するユニツトへの磁気干渉はほとんど
行なわなくなる。また磁束が有効にそれぞれの
ユニツト内で利用されることになるために、従
来のものにくらべて有効磁束が増え、電磁石の
吸引力も大きくなる。従つてこのことから、プ
ランジヤソレノイドの駆動パワーを低減するこ
とが可能になり、あるいは従来と同一のパワー
で駆動させればよい場合には、周波数応答性が
向上することになる。 (3) インクカートリツジの交換 このようにしてプリント動作を行なうプリン
タヘツドのインクカートリツジ78内のインク
がなくなつた場合には、カートリツジ78の交
換を行なう。このカートリツジ78の交換は、
第19図に示すロツクレバー84を反時計方向
に回動させる。するとレバー84は薄肉部85
の弾性復元力および板ばね86の弾性復元力に
抗して反時計方向に回動され、その爪89がカ
ートリツジ78の段部91から離脱する。そし
てこのカートリツジ78はリリーススプリング
92によつてその前端が押されているために、
このリリーススプリング92の弾性復元力によ
つて第9図において右方に押出されるようにな
り、これによつてキヤリツジ76からカートリ
ツジ78が取外されることになる。なおこの後
にロツクレバー84は、それ自身の弾性復元力
およびスプリング85の弾性復元力によつて再
びロツク位置に戻るようになる。 このようにして古いインクカートリツジ78
を取外したならば、インクが充填されている新
しいインクカートリツジ78をキヤリツジ76
のカートリツジ装着部77に装着する。この動
作は第19図において矢印で示すように、キヤ
リツジ76の装着部77に右方から左方に向か
つてカートリツジ78を挿入すればよい。カー
トリツジ78の挿入によつて、その傾斜面90
を上記ロツクレバー84の爪89が乗越えるこ
とになり、これによつてロツクレバー84の爪
89はカートリツジ78の段部91と係合する
ようになる。なおカートリツジ78は図外のス
トツパによつて、所定量以上挿入されないよう
になつている。 そして奥まで挿入されたカートリツジ78
は、その前端部がリリーススプリング92によ
つて後方へ押されるために、ロツクレバー84
の爪89と段部91とが当設した状態で静止す
ることになる。そしてロツクレバー84はそれ
自身の弾性復元力と板ばね86の弾性復元力と
によつてカートリツジ78をキヤリツジ76に
対して押し付けるように作用することになる。
従つてこのような構造によれば、インクカート
リツジ78の着脱がワンタツチで行なわれ得る
ようになり、操作が非常に容易になる。さらに
カートリツジ78を一本ずつ交換できるため
に、インクが残つているカートリツジ78を交
換する必要がなくなつて、インクの無駄をなく
すことが可能になる。 (4) 紙の間欠送り 紙、すなわちプリント用紙の間欠送りは、上
記キヤリツジ76の移動に連動して行なわれる
ようになつている。この動作を第11図〜第1
3図を参照して説明すると、キヤリツジ76が
ガイドロツド21によつて案内されながら、送
りねじ15によつてこのプリンタの右端に移動
すると、このキヤリツジ76は紙送りレバー5
6のピン60を押すようになり、これによつて
このレバー56をばね58に抗してピン57を
中心として第11図において時計方向に回動さ
せる。するとこのレバー56の運動は、ピン6
5を介して間欠送りレバー64に伝達されるよ
うになり、レバー64が第11図において鎖線
で示すように左方へ移動する。このときにレバ
ー64のピン66が間欠駆動輪69の爪70を
引掛け、この駆動輪69を4分の1回転させ
る。しかもこの駆動輪69はストツパ71によ
つて時計方向への回転が防止されているため
に、4分の1回転したところで停止する。 そしてこの駆動輪69の4分の1回転運動
は、ウオーム72を介してローラ軸28のウオ
ームギヤ32に伝達され、このローラ軸28が
所定の回転角だけ回転することになる。このロ
ーラ軸28には紙送りローラ30が設けられて
おり、この紙送りローラ30に紙送り用ばね3
7を介してプリント用紙が圧着されているため
に、これによつてプリント用紙の間欠送りが達
成される。 間欠駆動輪69は上述のごとくストツパ71
によつて時計方向の回転が規制されているため
に、キヤリツジ76が左方へ移動し始め、レバ
ー56がばね58によつて反時計方向に回動さ
れても、紙送りは行なわれない。そしてこのと
きには、間欠送りレバー64のピン66がカム
板67の溝68内を移動することになり、間欠
駆動輪69の爪70を乗りこえるようになる。 そしてキヤリツジ76が左端に移動すると、
第1図に示すガイド63に案内されているロツ
ド61の屈曲部62を押すことになり、ロツド
62が左方へ移動する。このロツド61はレバ
ー56と連結されているために、これによつて
レバー56が時計方向に回転されることにな
る。従つてこの場合においても、間欠送りレバ
ー64が左方へ移動し、そのピン66が間欠駆
動輪69の爪70を引掛けてこの駆動輪69を
回転駆動する。そしてこの駆動輪69の反時計
方向の回転がウオーム72を介して、ウオーム
ギヤ32に伝達され、紙送りローラ30を備え
るローラ軸28を駆動し、プリント用紙の間欠
送りを行なうことになる。 このように本実施例に係るプリンタにおいて
は、キヤリツジ76の左右の端部への移動に伴
つて、間欠駆動機構を介して紙送りローラ30
を間欠駆動するようにしている。従つてモータ
やフランジヤ等の専用の駆動源を必要とするこ
となく、送りねじ15を駆動するモータ12を
利用して紙の間欠送りを達成することが可能に
なり、部品の数が少なくなり、あるいは部品コ
ストを低減できる。また専用の駆動源の電気回
路も不要となり、回路のコストも安くなる。さ
らに専用の駆動源がないために、スペースを必
要とせず、プリンタを小型化することが可能に
なる。 (5) ホワイトスキツプ 各種のプリント動作を行なう場合に、プリン
ト情報を有していない部分の印字については、
紙送りだけを行なえばよい。しかし上述のごと
く、このプリンタを紙送り専用の駆動源を有し
ていない。従つてこのような場合には、プリン
ト情報のある部分もない部分も同様にキヤリツ
ジ76を左右に動かして紙を送らなければなら
ず、プリント時間が短縮できなくなる。そこで
このプリンタにおいては、紙送りだけのために
キヤリツジ76を移動させなければならないと
いう不都合を除き、プリントしなくてもよい部
分については飛ばしていきなりプリント情報を
有する部分からプリント動作を行なうようにし
ており、これによつてプリント時間の短縮とプ
リンタの無駄な動作とをなくすようにしてい
る。 この動作は第36図に示す制御回路によつて
達成されるようになつている。この制御回路は
CPU129を備え、このCPU129にはRAM
130、R0M131、フレームメモリ132、
ラインメモリ133がそれぞれ接続されるよう
になつている。さらにCPU129は、駆動回
路135,136を介して、それぞれプランジ
ヤソレノイド93とモータ12とを制御するよ
うにしている。 この制御回路による動作について説明する
と、例えば第37図に示すようなプリント情報
をCPU139を介してフレームメモリ132
に取込む。そしてこのフレームメモリ132内
のデータを1ライン分ずつCPU129を介し
てラインメモリ133に写替え、そのときにプ
リントすべきデータがあるかどうかを判断す
る。そしてCPU129はその前にライン中に
プリントすべきデータがあつた時に1となるフ
ラグの存在を調べ、一番最初にデータがあるラ
インが来たときにフラグを1にする。そしてフ
ラグが1になつたときに直流モータ12を駆動
するようにしている。 例えば第37図に示すように、L1〜L5まで
はプリントすべき情報が存在せず、L6におい
て始めてプリントすべき情報が現れた場合に
は、L1〜L5までの間では、第38図に示すフ
ローチヤートのループ1の各ステツプを順次循
環するようになる。そしてL6でフラグを立て
てプリント動作を開始する。従つてこの後は最
終ラインまでループ2の各ステツプを循環する
ことになり、プリント動作が行なわれるように
なる。最終ラインのプリントが終ると、フラグ
を0としてプリントを終了する。 このような動作は、空白部分あるいはバツク
が白ではなく他の色であつた場合でも同様に行
なうことが可能で、ソフトウエアによつて飛ば
す色の指定を行なうことによつて、どのような
色であつてもスキツプしてプリント時間を短縮
することが可能になる。そしてこのようなホワ
イトスキツプによつて、一枚の図を書く時間が
図の内容によつては大幅に短縮されることにな
り、しかもプリンタが無駄な動きをすることが
なくなり、機械の寿命が延ばすことが可能にな
る。
以上のように本考案は、板ばね状弾性体の支持
部に形成された挿入孔と、この挿入孔の内壁の上
下に対向して形成された溝部と突部と、挿入孔の
入口部分に臨んで形成された凹部と、板ばね状弾
性体に設けられた突片とを有し、挿入孔に板ばね
状弾性体の固定端側の部分が挿入されると上記凹
部に突片が係合するとともに、溝部と突部とによ
つて板ばね状弾性体が幅方向に沿つて波形に変形
して固定されるようにしたものである。 従つてこのような構造によれば、個々にばらつ
きを生ずることなく板ばね状弾性体を支持部に取
付けることが可能になる。しかも単に板ばね状弾
性体の端部を挿入孔に挿入するだけで取付けを達
成することが可能になり、このために組立て工数
が低減され、量産に適した構造になる。 しかも板ばね状弾性体の突片が挿入孔の入口部
分に臨んで形成された凹部に係合されるようにな
り、これによつて板ばね状弾性体が挿入孔内にお
いて正しく位置決めされるようになり、精度よく
位置決めして板ばね状弾性体を取付けることが可
能になる。 しかもこのようにして取付けられた板ばね状弾
性体は、波形に変形するように溝部と突部とによ
つて弾性的に支持されており、固着手段によつて
固着されていないために、必要に応じて容易に交
換できるようになり、サービス性に優れた構造に
なる。
部に形成された挿入孔と、この挿入孔の内壁の上
下に対向して形成された溝部と突部と、挿入孔の
入口部分に臨んで形成された凹部と、板ばね状弾
性体に設けられた突片とを有し、挿入孔に板ばね
状弾性体の固定端側の部分が挿入されると上記凹
部に突片が係合するとともに、溝部と突部とによ
つて板ばね状弾性体が幅方向に沿つて波形に変形
して固定されるようにしたものである。 従つてこのような構造によれば、個々にばらつ
きを生ずることなく板ばね状弾性体を支持部に取
付けることが可能になる。しかも単に板ばね状弾
性体の端部を挿入孔に挿入するだけで取付けを達
成することが可能になり、このために組立て工数
が低減され、量産に適した構造になる。 しかも板ばね状弾性体の突片が挿入孔の入口部
分に臨んで形成された凹部に係合されるようにな
り、これによつて板ばね状弾性体が挿入孔内にお
いて正しく位置決めされるようになり、精度よく
位置決めして板ばね状弾性体を取付けることが可
能になる。 しかもこのようにして取付けられた板ばね状弾
性体は、波形に変形するように溝部と突部とによ
つて弾性的に支持されており、固着手段によつて
固着されていないために、必要に応じて容易に交
換できるようになり、サービス性に優れた構造に
なる。
第1図は実施例に係るプリンタのほぼ全体の構
造を示す平面図、第2図は同背面図、第3図は同
正面の紙送りローラの断面図、第4図はプリンタ
の縦断面図、第5図は操作用カムの部分の縦断面
図、第6図はプラテンローラの支持構造を示す斜
視図、第7図はプラテンが上昇位置にあるときの
断面図、第8図はブラテンが下降位置にあるとき
の断面図、第9図はプラテンローラの支持構造の
変形例の斜視図、第10図は同プラテンローラが
下降したときのの断面図、第11図は間欠送り機
構の平面図、第12図は紙送りレバーの支持構造
を示す断面図、第13図は紙送り用ウオームの構
造を示す断面図、第14図は紙送りローラのリミ
ツタ機構の分解斜視図、第15図は同断面図、第
16図はプリンタヘツドの平面図、第17図は同
背面図、第18図は同分解斜視図、第19図は同
縦断面図、第20図はペンチツプ支持用板ばねの
平面図、第21図は同側面図、第22図はプリン
ト機構の要部側面図、第23図は同横断面図、第
24図は変形例に係るばねの斜視図、第25図は
同プリント機構の要部側面図、第26図はインク
タンクの正面図、第27図は第26図における
XX〜XX線断面図、第28図はばねの挿入
動作を示す断面図、第29図は挿入されたばねの
断面図、第30図はペンチツプの断面図、第31
図は変形例のペンチツプの断面図、第32図は別
の変形例のペンチツプの側面図、第33図はプラ
ンジヤヨークの外観斜視図、第34図はプランジ
ヤソレノイドの縦断面図、第35図は変形例に係
るプランジヤソレノイドの縦断面図、第36図は
制御回路のブロツク図、第37図はホワイトスキ
ツプの動作を示す平面図、第38図は同フローチ
ヤートである。なお図面に用いた符号において、 78……インクカートリツジ、82……板ば
ね。83……ペンチツプ、101……挿入用スリ
ツト、102……溝、103……突部、104…
…突片、105……治具、106……凹部、であ
る。
造を示す平面図、第2図は同背面図、第3図は同
正面の紙送りローラの断面図、第4図はプリンタ
の縦断面図、第5図は操作用カムの部分の縦断面
図、第6図はプラテンローラの支持構造を示す斜
視図、第7図はプラテンが上昇位置にあるときの
断面図、第8図はブラテンが下降位置にあるとき
の断面図、第9図はプラテンローラの支持構造の
変形例の斜視図、第10図は同プラテンローラが
下降したときのの断面図、第11図は間欠送り機
構の平面図、第12図は紙送りレバーの支持構造
を示す断面図、第13図は紙送り用ウオームの構
造を示す断面図、第14図は紙送りローラのリミ
ツタ機構の分解斜視図、第15図は同断面図、第
16図はプリンタヘツドの平面図、第17図は同
背面図、第18図は同分解斜視図、第19図は同
縦断面図、第20図はペンチツプ支持用板ばねの
平面図、第21図は同側面図、第22図はプリン
ト機構の要部側面図、第23図は同横断面図、第
24図は変形例に係るばねの斜視図、第25図は
同プリント機構の要部側面図、第26図はインク
タンクの正面図、第27図は第26図における
XX〜XX線断面図、第28図はばねの挿入
動作を示す断面図、第29図は挿入されたばねの
断面図、第30図はペンチツプの断面図、第31
図は変形例のペンチツプの断面図、第32図は別
の変形例のペンチツプの側面図、第33図はプラ
ンジヤヨークの外観斜視図、第34図はプランジ
ヤソレノイドの縦断面図、第35図は変形例に係
るプランジヤソレノイドの縦断面図、第36図は
制御回路のブロツク図、第37図はホワイトスキ
ツプの動作を示す平面図、第38図は同フローチ
ヤートである。なお図面に用いた符号において、 78……インクカートリツジ、82……板ば
ね。83……ペンチツプ、101……挿入用スリ
ツト、102……溝、103……突部、104…
…突片、105……治具、106……凹部、であ
る。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一端が固定支持された板ばね状弾性体の先端部
にペンチツプを設け、この弾性体を変形させて前
記ペンチツプを移動させることによつてプリント
を行うようにしたプリンタにおいて、 前記板ばね状弾性体の支持部に形成された挿入
孔と、 この挿入孔の内壁に上下に対向して形成された
溝部と突部と、 前記挿入孔の入口部分に臨んで形成された凹部
と、 前記板ばね状弾性体に設けられた突片とを有
し、 前記挿入孔に前記板ばね状弾性体の固定端側の
部分が挿入されると前記凹部に前記突片が係合す
るとともに、前記溝部と前記突部とによつて前記
板ばね状弾性体が幅方向に沿つて波形に変形して
固定されるようにしたことを特徴とするプリン
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985170322U JPH0357477Y2 (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985170322U JPH0357477Y2 (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6278439U JPS6278439U (ja) | 1987-05-19 |
| JPH0357477Y2 true JPH0357477Y2 (ja) | 1991-12-27 |
Family
ID=31104946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985170322U Expired JPH0357477Y2 (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0357477Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60109845A (ja) * | 1983-11-18 | 1985-06-15 | Sony Corp | ペン式カラープリンター |
-
1985
- 1985-11-05 JP JP1985170322U patent/JPH0357477Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6278439U (ja) | 1987-05-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS62105698A (ja) | プリンタ | |
| US4911566A (en) | Braking control system for thermal printhead | |
| JPS60234876A (ja) | 熱転写プリンタのキヤリツジ機構 | |
| JPH0357477Y2 (ja) | ||
| JP2791582B2 (ja) | モータ及びギヤ取付ブラケット | |
| JPH0410063Y2 (ja) | ||
| JPH0357478Y2 (ja) | ||
| JPH0513579Y2 (ja) | ||
| JPH042057Y2 (ja) | ||
| JPH0734690Y2 (ja) | プリンタ | |
| EP0860292B1 (en) | Thermal transfer printer | |
| US6109802A (en) | Dot line printer for preventing the overheating of printing elements by selectively activating the printing elements | |
| EP0128558A2 (en) | Ink dot printer | |
| US4458589A (en) | Compact printer having a typefont belt with a type-free portion | |
| US4696589A (en) | Ink-dot printer | |
| JPH0254785B2 (ja) | ||
| US5213423A (en) | Printer with impact dot head | |
| JPH0611788Y2 (ja) | 印字ヘツド | |
| JP3563001B2 (ja) | 熱転写プリンタ | |
| JPS6331973Y2 (ja) | ||
| JPH0721331Y2 (ja) | 小型プリンタのハンマ駆動機構 | |
| JPH0617547Y2 (ja) | ワイヤ式ドットプリンタの印字ヘッド | |
| JPH0623760U (ja) | リボンカセットおよびこれを用いたプリンタ | |
| JP2575027Y2 (ja) | リボンカセット | |
| JP2924229B2 (ja) | 印字装置 |