JPH0357492Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0357492Y2 JPH0357492Y2 JP1984030606U JP3060684U JPH0357492Y2 JP H0357492 Y2 JPH0357492 Y2 JP H0357492Y2 JP 1984030606 U JP1984030606 U JP 1984030606U JP 3060684 U JP3060684 U JP 3060684U JP H0357492 Y2 JPH0357492 Y2 JP H0357492Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- film
- roller
- ink tank
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
〔技術分野〕
本考案は、耐熱性を有する薄いフイルムの表面
に熱溶性のインクを塗布して成るインクフイルム
をサーマルヘツドにより局部的に加熱し、これに
より溶融したインクを記録紙に転写して記録を行
う熱転写記録装置において、前記フイルムにイン
クを繰返して塗布するためのインク塗布機構に関
するものである。 〔従来技術〕 従来の熱転写記録装置においては、長大な無地
のフイルムにロツドコータあるいはグラビアコー
タ等の塗工装置を用いて常温で凝固する熱溶融性
のインクを数μm程度の厚さに塗布し、これを所
望の長さに切断してインクフイルムとして使用し
ていた。 しかしながら、このようなインクフイルムでは
記録に際して1回しか使用できないのが一般的で
あり、記録紙と同量の長さのインクフイルムを消
費するため多大な無駄が生じ、ランニングコスト
が高くなるという欠点があつた。 そのため、最近では前記ような無駄をなくする
ため、適当な長さのフイルムをエンドレスに形成
して複数のローラに走行可能に巻掛けておき、こ
のフイルムにインクを塗布する機構として前記塗
工装置等を記録装置内に内蔵して、記録装置内で
インクの塗布及び記録を繰返し行う再生方式の熱
転写記録装置が提案されている。 ところで、この種の熱転写記録装置では、イン
クフイルムのインクの層の厚さが印字品質に影響
するため、そのインク塗布機構には、前回塗布し
記録後もフイルムの表面に残留しているインクの
有無に拘わらず、均一な厚さにインクを前記フイ
ルムに塗布することが要求されるが、前記塗工装
置は無地のフイルムにインクを塗布するものであ
り、従つてこれを小形化して再生方式の熱転写記
録装置のインク塗布機構として利用する場合、再
塗布されたインクの層の厚みが残留インクによつ
て不均一になるという欠点が生じ、また何らかの
具合によつてフイルムの必要部以外例えば両側端
部に不要なインクが付着した場合、これを除去す
る手段がないため、この不要なインクにより装置
が汚れる等の欠点もあつた。 〔考案の目的〕 本考案は上述した従来技術の欠点を解決するた
めになされたもので、フイルム表面の残留インク
の量に拘わらず常に平滑で均一の厚さのインクの
層が得られるようにフイルムにインクを塗布する
ことができると共に、装置を汚す不要なインクを
フイルムから除去することができる熱転写記録装
置におけるインク塗布機構を実現することを目的
とするものである。 〔考案の概要〕 上述した目的を達成するため、本考案は、エン
ドレス状のフイルムに熱溶融性インクを塗布する
工程と、前記フイルム上に塗布されたインクをサ
−マルヘツドで局部的に加熱しこれにより溶融し
たインクを記録紙に熱転写する工程とを有する熱
転写記録装置におけるインク塗布機構であつて、
熱溶融性インクを収容するインクタンクと、この
インクタンクにその一部を浸すように配置すると
共に、内部に熱源を設け、かつ前記フイルム表面
に当接する最外周面の幅をフイルム幅より狭くす
ると共に、該最外周面は両端部を平滑面として、
この両平滑面間に線状の溝を密に刻設して成る矯
正ローラと、前記フイルムの進行方向に対して前
記矯正ローラのすぐ下流に位置し、フイルムの両
端部において略フイルムの側端部から矯正ローラ
の平滑面にわたるようにインク塗布面側からフイ
ルムに当接させて配置した不要インク除去手段
と、前記フイルムの進行方向に対して前記矯正ロ
ーラのすぐ下流の位置で、フイルムの裏面に対向
するように配置した静電気除去手段とを備え、前
記フイルムの進行と同時に矯正ローラを回転させ
ることによりインクタンク内のインクを汲み上げ
て、矯正ローラとフイルムとの接触部にインク溜
りを形成すると共に、前記静電気除去手段により
フイルムに帯電する静電気を除去しつつ前記イン
ク溜りのインクを矯正ローラの溝を通してフイル
ムの表面に塗布し、その際インク溜りの両側から
あふれてフイルムの表面両側部に付着する不要な
インクを前記不要インク除去手段で除去してイン
クタンク内に戻すようにしたことを特徴とする。 〔実施例〕 以下に図面を参照して実施例を説明する。 第1図は本考案による熱転写記録装置における
にインク塗布機構の一実施例を示す一部切欠斜視
図で、その構成について述べると、図において1
は耐熱性を有するフイルムであり、例えば厚さ
12.5μmのポリイミドフイルムをエンドレスに形
成したものである。 2は表面がゴム等の弾性体で形成されたバツク
アツプローラで、図示しないフレームに回転可能
に支持されており、エンドレス状の前記フイルム
1はこのバツクアツプローラ2及び図示しない駆
動ローラを含む複数のローラに巻掛けられてい
る。 3は熱溶性のインク、4は該インク3を収容し
たインクタンク、5は前記フイルム1を介してバ
ツクアツプローラ2の下側に配置された矯正ロー
ラで、この矯正ローラ5の一部はインクタンク4
内のインク3に浸漬している。 6はカウンタローラで、矢印Aで示したフイル
ム1の進行方向に対して矯正ローラ5のすぐ下流
の位置に設けられている。このカウンタローラ6
には、フイルム1の両側部に対応した2個所の位
置にシリコンゴム等によるゴムローラ6a,6b
が形成されており、この両ゴムローラ6a,6b
はフイルム1と接触し、かつインクタンク4の前
縁部4aとも接触している。 7は前記バツクアツプローラ2の端部に固定さ
れたギヤ、8は前記矯正ローラ5の端部に固定さ
れたギヤであり、また9は前記カウンタローラ6
の端部に固定されたギヤで、前記ギヤ7はギヤ8
と噛合い、更に該ギヤ8はギヤ9とも噛合つてい
る。 10は前記インクタンク4を収容すると共に前
記矯正ローラ5及びカウンタローラ6を回転可能
に支持しているタンクフレームで、このタンクフ
レーム10は図示しないスプリング等の手段によ
り、矯正ローラ5がフイルム1と均一に接触する
ように押圧されている。尚、矯正ローラ5はイン
クタンク4の側面を貫通しており、その貫通部に
はインクタンク4内のインク3が外部に漏れない
ようにシール部材11が設けられている。 12は前記フイルム1の裏面と軽く接触するよ
うにバツクアツプローラ2の近傍に配置された除
電ブラシで、この除電ブラシ12はフイルム1に
帯電する静電気を除電するための手段である。 第2図は第1図のX方向矢視図、第3図は第1
図のY方向矢視図、第4図は第3図の一部分を拡
大した断面図、第5図は第1図のZ方向矢視図で
あり、これら第2図〜第5図によつて矯正ローラ
の構造を詳しく説明する。尚、第3図及び第5図
ではインクタンク4及びタンクフレーム10等を
取除いて示している。 矯正ローラ5はニクロム線等の熱源13を耐熱
性、電気絶縁性及び熱伝導性に優れた酸化マグネ
シウム等の酸化粉末14と共に保護管15内に入
れ、更にこの保護管15の外周に熱伝導性の良い
外管16を密着させて被覆したもので、保護管1
5の両端部においてスリツピング等の手段により
前記熱源13に電力が供給されて発熱するように
構成されている。ここで外管16の幅は、第3図
に示すようにフイルム1の幅よりも挟く、かつそ
の外周面は両端部16a,16bが平滑であり、
中間部16cには第4図に示すように断面形状V
形の溝17が密接するように刻設してある。この
溝17は、旋盤加工により螺線状に容易に切削す
ることができる。 尚、第2図及び第3図において18はブレード
であり、矯正ローラ5の保護管15と外管16の
外径の差によつてできる段部において保護管15
の外周面と接触するように配置されている。 次に上述した構成によるインク塗布機構の動作
について説明すると、矯正ローラ5は内部の熱源
13によつてインク3の融点以上の温度に制御さ
れており、この温度制御は矯正ローラ5の表面に
接触させた図示しない温度検出器によつて、熱源
13に加える電力を制御することにより行われ
る。そこで、図示しない駆動ローラによりフイル
ム1が矢印A方向に駆動されると、該フイルム1
との摩擦力によりバツクアツプローラ2は第1図
及び第2図に示すように矢印B方向に回転し、こ
の回転力がギヤ7からギヤ8へ、更にギヤ8から
ギヤ9へと伝わつて、矯正ローラ5が矢印C方向
へ、またカウンタローラ6は矢印D方向へと回転
する。 こうして矯正ローラ5が矢印C方向に回転する
と、インクタンク4内の溶けたインク3が矯正ロ
ーラ5の外周面に沿つて汲上げられ、この汲上げ
られたインク3は一部がインク3aとして外管1
6の溝17を通つてフイルム1の表面に供給塗布
され、残りは該外管16とフイルム1との接触部
において第2図に示すようにインク溜り3′を形
成する。このインク溜り3′を設ける目的は、フ
イルム1の表面に常に均一な厚みのインク3aの
層を形成するためである。すなわち、前回記録後
もフイルム1の表面に残留しているインク3aを
完全に溶かし、矯正ローラ5の回転により汲上げ
たインク3とまぜ合わせて、フイルム1上に溝1
7を通して新たに一定量だけインク3aを供給す
るためである。 尚、矯正ローラ5に回転によりその保護管15
の外周面に沿つて汲上げられたインク3は、フイ
ルム1の手前で保護管15と接触しているブレー
ド18によりそれ以上の汲上げが阻止され、イン
クタンク4内に戻される。 さて、前記の如く矯正ローラ5の最外周面であ
る外管16の外周面に設けられた溝17を通つて
フイルム1の表面に塗布されたインク3aは、第
6図イの状態から同図ロのように濡拡がつてゆ
き、更に同図ハに示すように平滑でかつ均一な厚
みの層となり、このインク3aの層は図示しない
サーマルヘツド等による記録手段の位置に達する
までの間に自然に冷却されて凝固する。 実験によれば、矯正ローラ5の溝17の形状等
と、フイルム1表面に形成されるインク3aの層
の厚さとの関係は、下記の表の通りであり、いず
れもフイルム1表面の残留インクに影響されるこ
となく、常に平滑でかつ均一な厚みのインク3a
の層のフイルム1上に繰返し形成することができ
た。
に熱溶性のインクを塗布して成るインクフイルム
をサーマルヘツドにより局部的に加熱し、これに
より溶融したインクを記録紙に転写して記録を行
う熱転写記録装置において、前記フイルムにイン
クを繰返して塗布するためのインク塗布機構に関
するものである。 〔従来技術〕 従来の熱転写記録装置においては、長大な無地
のフイルムにロツドコータあるいはグラビアコー
タ等の塗工装置を用いて常温で凝固する熱溶融性
のインクを数μm程度の厚さに塗布し、これを所
望の長さに切断してインクフイルムとして使用し
ていた。 しかしながら、このようなインクフイルムでは
記録に際して1回しか使用できないのが一般的で
あり、記録紙と同量の長さのインクフイルムを消
費するため多大な無駄が生じ、ランニングコスト
が高くなるという欠点があつた。 そのため、最近では前記ような無駄をなくする
ため、適当な長さのフイルムをエンドレスに形成
して複数のローラに走行可能に巻掛けておき、こ
のフイルムにインクを塗布する機構として前記塗
工装置等を記録装置内に内蔵して、記録装置内で
インクの塗布及び記録を繰返し行う再生方式の熱
転写記録装置が提案されている。 ところで、この種の熱転写記録装置では、イン
クフイルムのインクの層の厚さが印字品質に影響
するため、そのインク塗布機構には、前回塗布し
記録後もフイルムの表面に残留しているインクの
有無に拘わらず、均一な厚さにインクを前記フイ
ルムに塗布することが要求されるが、前記塗工装
置は無地のフイルムにインクを塗布するものであ
り、従つてこれを小形化して再生方式の熱転写記
録装置のインク塗布機構として利用する場合、再
塗布されたインクの層の厚みが残留インクによつ
て不均一になるという欠点が生じ、また何らかの
具合によつてフイルムの必要部以外例えば両側端
部に不要なインクが付着した場合、これを除去す
る手段がないため、この不要なインクにより装置
が汚れる等の欠点もあつた。 〔考案の目的〕 本考案は上述した従来技術の欠点を解決するた
めになされたもので、フイルム表面の残留インク
の量に拘わらず常に平滑で均一の厚さのインクの
層が得られるようにフイルムにインクを塗布する
ことができると共に、装置を汚す不要なインクを
フイルムから除去することができる熱転写記録装
置におけるインク塗布機構を実現することを目的
とするものである。 〔考案の概要〕 上述した目的を達成するため、本考案は、エン
ドレス状のフイルムに熱溶融性インクを塗布する
工程と、前記フイルム上に塗布されたインクをサ
−マルヘツドで局部的に加熱しこれにより溶融し
たインクを記録紙に熱転写する工程とを有する熱
転写記録装置におけるインク塗布機構であつて、
熱溶融性インクを収容するインクタンクと、この
インクタンクにその一部を浸すように配置すると
共に、内部に熱源を設け、かつ前記フイルム表面
に当接する最外周面の幅をフイルム幅より狭くす
ると共に、該最外周面は両端部を平滑面として、
この両平滑面間に線状の溝を密に刻設して成る矯
正ローラと、前記フイルムの進行方向に対して前
記矯正ローラのすぐ下流に位置し、フイルムの両
端部において略フイルムの側端部から矯正ローラ
の平滑面にわたるようにインク塗布面側からフイ
ルムに当接させて配置した不要インク除去手段
と、前記フイルムの進行方向に対して前記矯正ロ
ーラのすぐ下流の位置で、フイルムの裏面に対向
するように配置した静電気除去手段とを備え、前
記フイルムの進行と同時に矯正ローラを回転させ
ることによりインクタンク内のインクを汲み上げ
て、矯正ローラとフイルムとの接触部にインク溜
りを形成すると共に、前記静電気除去手段により
フイルムに帯電する静電気を除去しつつ前記イン
ク溜りのインクを矯正ローラの溝を通してフイル
ムの表面に塗布し、その際インク溜りの両側から
あふれてフイルムの表面両側部に付着する不要な
インクを前記不要インク除去手段で除去してイン
クタンク内に戻すようにしたことを特徴とする。 〔実施例〕 以下に図面を参照して実施例を説明する。 第1図は本考案による熱転写記録装置における
にインク塗布機構の一実施例を示す一部切欠斜視
図で、その構成について述べると、図において1
は耐熱性を有するフイルムであり、例えば厚さ
12.5μmのポリイミドフイルムをエンドレスに形
成したものである。 2は表面がゴム等の弾性体で形成されたバツク
アツプローラで、図示しないフレームに回転可能
に支持されており、エンドレス状の前記フイルム
1はこのバツクアツプローラ2及び図示しない駆
動ローラを含む複数のローラに巻掛けられてい
る。 3は熱溶性のインク、4は該インク3を収容し
たインクタンク、5は前記フイルム1を介してバ
ツクアツプローラ2の下側に配置された矯正ロー
ラで、この矯正ローラ5の一部はインクタンク4
内のインク3に浸漬している。 6はカウンタローラで、矢印Aで示したフイル
ム1の進行方向に対して矯正ローラ5のすぐ下流
の位置に設けられている。このカウンタローラ6
には、フイルム1の両側部に対応した2個所の位
置にシリコンゴム等によるゴムローラ6a,6b
が形成されており、この両ゴムローラ6a,6b
はフイルム1と接触し、かつインクタンク4の前
縁部4aとも接触している。 7は前記バツクアツプローラ2の端部に固定さ
れたギヤ、8は前記矯正ローラ5の端部に固定さ
れたギヤであり、また9は前記カウンタローラ6
の端部に固定されたギヤで、前記ギヤ7はギヤ8
と噛合い、更に該ギヤ8はギヤ9とも噛合つてい
る。 10は前記インクタンク4を収容すると共に前
記矯正ローラ5及びカウンタローラ6を回転可能
に支持しているタンクフレームで、このタンクフ
レーム10は図示しないスプリング等の手段によ
り、矯正ローラ5がフイルム1と均一に接触する
ように押圧されている。尚、矯正ローラ5はイン
クタンク4の側面を貫通しており、その貫通部に
はインクタンク4内のインク3が外部に漏れない
ようにシール部材11が設けられている。 12は前記フイルム1の裏面と軽く接触するよ
うにバツクアツプローラ2の近傍に配置された除
電ブラシで、この除電ブラシ12はフイルム1に
帯電する静電気を除電するための手段である。 第2図は第1図のX方向矢視図、第3図は第1
図のY方向矢視図、第4図は第3図の一部分を拡
大した断面図、第5図は第1図のZ方向矢視図で
あり、これら第2図〜第5図によつて矯正ローラ
の構造を詳しく説明する。尚、第3図及び第5図
ではインクタンク4及びタンクフレーム10等を
取除いて示している。 矯正ローラ5はニクロム線等の熱源13を耐熱
性、電気絶縁性及び熱伝導性に優れた酸化マグネ
シウム等の酸化粉末14と共に保護管15内に入
れ、更にこの保護管15の外周に熱伝導性の良い
外管16を密着させて被覆したもので、保護管1
5の両端部においてスリツピング等の手段により
前記熱源13に電力が供給されて発熱するように
構成されている。ここで外管16の幅は、第3図
に示すようにフイルム1の幅よりも挟く、かつそ
の外周面は両端部16a,16bが平滑であり、
中間部16cには第4図に示すように断面形状V
形の溝17が密接するように刻設してある。この
溝17は、旋盤加工により螺線状に容易に切削す
ることができる。 尚、第2図及び第3図において18はブレード
であり、矯正ローラ5の保護管15と外管16の
外径の差によつてできる段部において保護管15
の外周面と接触するように配置されている。 次に上述した構成によるインク塗布機構の動作
について説明すると、矯正ローラ5は内部の熱源
13によつてインク3の融点以上の温度に制御さ
れており、この温度制御は矯正ローラ5の表面に
接触させた図示しない温度検出器によつて、熱源
13に加える電力を制御することにより行われ
る。そこで、図示しない駆動ローラによりフイル
ム1が矢印A方向に駆動されると、該フイルム1
との摩擦力によりバツクアツプローラ2は第1図
及び第2図に示すように矢印B方向に回転し、こ
の回転力がギヤ7からギヤ8へ、更にギヤ8から
ギヤ9へと伝わつて、矯正ローラ5が矢印C方向
へ、またカウンタローラ6は矢印D方向へと回転
する。 こうして矯正ローラ5が矢印C方向に回転する
と、インクタンク4内の溶けたインク3が矯正ロ
ーラ5の外周面に沿つて汲上げられ、この汲上げ
られたインク3は一部がインク3aとして外管1
6の溝17を通つてフイルム1の表面に供給塗布
され、残りは該外管16とフイルム1との接触部
において第2図に示すようにインク溜り3′を形
成する。このインク溜り3′を設ける目的は、フ
イルム1の表面に常に均一な厚みのインク3aの
層を形成するためである。すなわち、前回記録後
もフイルム1の表面に残留しているインク3aを
完全に溶かし、矯正ローラ5の回転により汲上げ
たインク3とまぜ合わせて、フイルム1上に溝1
7を通して新たに一定量だけインク3aを供給す
るためである。 尚、矯正ローラ5に回転によりその保護管15
の外周面に沿つて汲上げられたインク3は、フイ
ルム1の手前で保護管15と接触しているブレー
ド18によりそれ以上の汲上げが阻止され、イン
クタンク4内に戻される。 さて、前記の如く矯正ローラ5の最外周面であ
る外管16の外周面に設けられた溝17を通つて
フイルム1の表面に塗布されたインク3aは、第
6図イの状態から同図ロのように濡拡がつてゆ
き、更に同図ハに示すように平滑でかつ均一な厚
みの層となり、このインク3aの層は図示しない
サーマルヘツド等による記録手段の位置に達する
までの間に自然に冷却されて凝固する。 実験によれば、矯正ローラ5の溝17の形状等
と、フイルム1表面に形成されるインク3aの層
の厚さとの関係は、下記の表の通りであり、いず
れもフイルム1表面の残留インクに影響されるこ
となく、常に平滑でかつ均一な厚みのインク3a
の層のフイルム1上に繰返し形成することができ
た。
以上説明したように本考案は、熱源を内蔵した
矯正ローラの回転によりインクタンク内のインク
を汲上げてフイルムとの接触部にインク溜りを形
成し、これによりフイルム表面の残留インクを溶
かすと共に、矯正ローラの最外周面に刻設した溝
によりフイルムに一定量のインクを供給塗布する
ようにしているため、残留インクの量に拘わら
ず、常に一定の厚さにインクを塗布することがで
き、またフイルムに帯電する静電気を除電するた
めの手段をフイルムの裏面に接触させているた
め、フイルムに塗布されたインクが円滑に濡拡が
り、平滑でかつ均一な厚さのインクの層を常時形
成、再成することができるという効果が得られ
る。 更に、矯正ローラは熱源を内蔵した保護管と、
外周面両端部を平滑面としかつこの両平滑面間に
溝を刻設した外管とより成る段付の構造とし、か
つ前記インク溜りからあふれてフイルムに付着し
た不要なインクを除去してインクタンク内に戻す
インク除去手段を設けているため、不要なインク
がフイルム表面に残つて装置内を汚したり、裏面
にまわり込んで印字品質に悪影響を与えたりする
ことがなく、フイルム表面の一定領域にのみ繰返
しして均一な厚さの平滑なインクの層を形成でき
るので、再生方式の熱転写記録装置に最適なイン
ク塗布機構として利用することができる。
矯正ローラの回転によりインクタンク内のインク
を汲上げてフイルムとの接触部にインク溜りを形
成し、これによりフイルム表面の残留インクを溶
かすと共に、矯正ローラの最外周面に刻設した溝
によりフイルムに一定量のインクを供給塗布する
ようにしているため、残留インクの量に拘わら
ず、常に一定の厚さにインクを塗布することがで
き、またフイルムに帯電する静電気を除電するた
めの手段をフイルムの裏面に接触させているた
め、フイルムに塗布されたインクが円滑に濡拡が
り、平滑でかつ均一な厚さのインクの層を常時形
成、再成することができるという効果が得られ
る。 更に、矯正ローラは熱源を内蔵した保護管と、
外周面両端部を平滑面としかつこの両平滑面間に
溝を刻設した外管とより成る段付の構造とし、か
つ前記インク溜りからあふれてフイルムに付着し
た不要なインクを除去してインクタンク内に戻す
インク除去手段を設けているため、不要なインク
がフイルム表面に残つて装置内を汚したり、裏面
にまわり込んで印字品質に悪影響を与えたりする
ことがなく、フイルム表面の一定領域にのみ繰返
しして均一な厚さの平滑なインクの層を形成でき
るので、再生方式の熱転写記録装置に最適なイン
ク塗布機構として利用することができる。
第1図は本考案による熱転写記録装置における
インク塗布機構の一実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図は第1図のX方向矢視図、第3図は第
1図のY方向矢視図、第4図は第3図の一部分を
拡大した断面図、第5図は第1図のZ方向矢視
図、第6図はフイルムに塗布されたインクが平滑
になる工程を示す説明図である。 1……フイルム、2……バツクアツプローラ、
3……インク、4……インクタンク、5……矯正
ローラ、6……カウンタローラ、7,8,9……
ギヤ、10……タンクフレーム、11……シール
部材、12……除電ブラシ、13……熱源、14
……酸化粉末、15……保護管、16……外管、
17……溝、18……ブレード。
インク塗布機構の一実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図は第1図のX方向矢視図、第3図は第
1図のY方向矢視図、第4図は第3図の一部分を
拡大した断面図、第5図は第1図のZ方向矢視
図、第6図はフイルムに塗布されたインクが平滑
になる工程を示す説明図である。 1……フイルム、2……バツクアツプローラ、
3……インク、4……インクタンク、5……矯正
ローラ、6……カウンタローラ、7,8,9……
ギヤ、10……タンクフレーム、11……シール
部材、12……除電ブラシ、13……熱源、14
……酸化粉末、15……保護管、16……外管、
17……溝、18……ブレード。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 エンドレス状のフイルムに熱溶融性インクを塗
布する工程と、前記フイルム上に塗布されたイン
クをサーマルヘツドで局部的に加熱しこれにより
溶融したインクを記録紙に熱転写する工程とを有
する熱転写記録装置におけるインク塗布機構であ
つて、 熱溶融性インクを収容するインクタンクと、こ
のインクタンクにその一部を浸すように配置する
と共に、内部に熱源を設け、かつ前記フイルム表
面に当接する最外周面の幅をフイルム幅より狭く
すると共に、該最外周面は両端部を平滑面とし
て、この両平滑面間に線状の溝を密に刻設して成
る矯正ローラと、 前記フイルムの進行方向に対して前記矯正ロー
ラのすぐ下流に位置し、フイルムの両端部におい
て略フイルムの側端部から矯正ローラの平滑面に
わたるようにインク塗布面側からフイルムに当接
させて配置した不要インク除去手段と、 前記フイルムの進行方向に対して前記矯正ロー
ラのすぐ下流の位置で、フイルムの裏面に対向す
るように配置した静電気除去手段とを備え、 前記フイルムの進行と同時に矯正ローラを回転
させることによりインクタンク内のインクを汲上
げて、矯正ローラとフイルムとの接触部にインク
溜りを形成すると共に、前記静電気除去手段によ
りフイルムに帯電する静電気を除去しつつ前記イ
ンク溜りのインクを矯正ローラの溝を通してフイ
ルムの表面に塗布し、その際インク溜りの両側か
らあふれてフイルムの表面両側部に付着する不要
なインクを前記不要インク除去手段で除去してイ
ンクタンク内に戻すようにしたことを特徴とする
熱転写記録装置におけるインク塗布機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3060684U JPS60142952U (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 熱転写記録装置におけるインク塗布機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3060684U JPS60142952U (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 熱転写記録装置におけるインク塗布機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60142952U JPS60142952U (ja) | 1985-09-21 |
| JPH0357492Y2 true JPH0357492Y2 (ja) | 1991-12-27 |
Family
ID=30530454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3060684U Granted JPS60142952U (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 熱転写記録装置におけるインク塗布機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60142952U (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6016915B2 (ja) * | 1979-12-07 | 1985-04-30 | 沖電気工業株式会社 | 感熱転写記録装置 |
| JPS5716364U (ja) * | 1980-07-03 | 1982-01-27 | ||
| JPS58104786A (ja) * | 1981-12-18 | 1983-06-22 | Shinko Electric Co Ltd | サ−マル転写印刷装置 |
-
1984
- 1984-03-05 JP JP3060684U patent/JPS60142952U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60142952U (ja) | 1985-09-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4337220A (en) | Production of photosensitive resin cylinders | |
| JPH0357492Y2 (ja) | ||
| JPH0357494Y2 (ja) | ||
| JPH0357493Y2 (ja) | ||
| JPS61293881A (ja) | 転写記録装置 | |
| JPS6141562A (ja) | 熱転写記録装置 | |
| JPS6250181A (ja) | 熱溶融性転写材担持体の再生装置 | |
| JPS58104786A (ja) | サ−マル転写印刷装置 | |
| JPS58104772A (ja) | サ−マル転写印刷装置 | |
| JPH043819Y2 (ja) | ||
| JP2566402Y2 (ja) | リ・インキング装置 | |
| JPS61290080A (ja) | 熱転写記録装置 | |
| JPS6026974A (ja) | ロ−ラ定着装置 | |
| JPS5967065A (ja) | 転写型感熱記録装置 | |
| JPH05238028A (ja) | 熱転写記録装置 | |
| JPH05139004A (ja) | 熱転写プリンタ用インキング装置 | |
| JPH0579516B2 (ja) | ||
| JPH0543903Y2 (ja) | ||
| JPH04348980A (ja) | 熱転写プリンタ用インキング装置 | |
| JPS6015475B2 (ja) | サ−マル転写印刷装置 | |
| JPS61222770A (ja) | 転写記録装置 | |
| JPS60208291A (ja) | 熱転写記録用エンドレスフイルム | |
| JPS60131265A (ja) | 熱転写印字ヘツド | |
| JPS61154977A (ja) | 転写記録装置 | |
| JPS61204757U (ja) |