JPH0357732B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0357732B2
JPH0357732B2 JP58502542A JP50254283A JPH0357732B2 JP H0357732 B2 JPH0357732 B2 JP H0357732B2 JP 58502542 A JP58502542 A JP 58502542A JP 50254283 A JP50254283 A JP 50254283A JP H0357732 B2 JPH0357732 B2 JP H0357732B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
pellets
hydrophobic
weight
flake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58502542A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59501245A (ja
Inventor
Suteiibun Honnuei Uu
Mohamado Akuramu Sandoo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Priority claimed from PCT/US1983/001011 external-priority patent/WO1984000282A1/en
Publication of JPS59501245A publication Critical patent/JPS59501245A/ja
Publication of JPH0357732B2 publication Critical patent/JPH0357732B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fodder In General (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Description

請求の範囲 1 フイルム形成性高分子材料、疎水性材料及び
フレーク粒子を含むコーチング組成物を核材料に
コーチングすることを含んでなり、コーチングの
前に該フレーク粒子を該疎水性材料と摩擦接触さ
せることを特徴とする、核材料と皮膜とから成る
コーチング小丸剤の製造方法。
2 フレーク材料及び疎水性材料をボールミル磨
砕する請求の範囲第1項に係る方法。
3 前記摩擦接触の持続時間が2〜28時間である
請求の範囲第1項または第2項に係る方法。
4 前記摩擦接触を0.1〜20Kg/cm2の軽度の剪断
応力下で行なう請求の範囲第3項に係る方法。
明細書 本発明は一般に、反芻動物に経口投与するため
の小丸剤(pellet)を製造する方法に関する。さ
らに詳しくは、本発明は、栄養素または薬物のよ
うな核材料と前胃(rumen)環境において核を保
護する該核材料上の皮膜とを有する小丸剤の製造
方法に関する。皮膜は皺胃のより酸性の条件下で
連続性を失ない、動物は核材料を利用できるよう
になる。
反芻動物、たとえば肉牛及び乳牛、羊などにお
いては、摂取された飼料はまず最初に前胃に進
み、そこで発酵によつて前消化される。この発酵
期に摂取された飼料は反芻される。反芻は食い戻
しを含む消化過程の一部である。発酵期の後、消
化された栄養素の吸着(吸収)が消化管の次の部
分で始まり、そして継続する。この消化過程は、
D.C.チヤーチ(Church)著、「ダイジエステイ
ブ・フイジオロジー・アンド・ニユートリシヨ
ン・オブ・ルミナンツ(Digestive Physiology
and Nutrition of Ruminants)」、第1巻、オレ
ゴン州コーバリス(Corvallis)のO.S.U.ブツ
ク・ストアーズ社(O.S.U.Book Stores,Inc.)
に詳細に記載されている。
反芻動物に投与することを目的として栄養素及
び薬物を製造する場合に重要なことは、前胃の環
境条件から、すなわち、微生物分解から活性成分
を保護すること、及び5.5〜7.0の範囲のPHの影響
から活性成分を保護することである。このように
保護される場合には、活性物質は吸収が起こる所
定の場所に到達するまで守られるであろう。発育
を律する必須アミノ酸源及び/または薬物が前胃
中に存在する微生物による変化から保護され且つ
後に動物が胃腸管で直接吸着できるようになつて
いる場合には食肉、羊毛及び/または牛乳の生産
速度が増加され得ることはよく知られている。
蛋白質は前胃で分解を受けやすいため、微生物
によつて分解されずに前胃を通つて皺胃まで移動
することができるように反芻動物に与えられる蛋
白質含有栄養素を処理することが提案されてき
た。提案された方法は、蛋白質材料を、たとえ
ば、脂肪及び植物油でコーチングすること;蛋白
質材料を熱処理すること;蛋白質材料をホルムア
ルデヒド、アセチレン系エステル、重合不飽和カ
ルボン残またはカルボン酸無水物及び窒化ハロゲ
ン化燐等のような種々の化合物と反応させること
を含むものであつた。
米国特許第4181708号に記載された小丸剤は栄
養素及び/または薬物を含んでなる核及び核上の
所望の皮膜を有する。この皮膜は前胃環境におい
て核を保護する。皮膜の連続性は皺胃のより酸性
の条件において破壊され、それによつて核材料を
放出する。この特許はポリマー、疎水性物質及び
フレーク材料を含んでなる皮膜を開示している
が、フレーク材料の処理については何ら開示して
いない。
これらの小丸剤は非常に望ましい反芻動物の飼
料である。しかしながら、小丸剤の皮膜によつて
提供される前胃保護にはさらに改良が要求されて
いる。皮膜が改良されたならば、米国特許第
4181708号に記載された小丸剤より少量のコーチ
ング材料を用いて同一の前胃保護が可能になる
か、あるいは同量のコーチング材料を用いてより
大きな保護が可能になるであろう。すなわち、解
決すべき問題はより大きな前胃保護を生ずるコー
チング材料を提供することにあつた。本方法はこ
の問題を解決するものである。
さらに詳細には、本発明はフイルム形成性高分
子材料、疎水性材料及びフレーク粒子を含むコー
チング組成物を核材料にコーチングすることを含
んでなり、コーチングの前に該フレーク粒子を該
疎水性材料と摩擦接触させることを特徴とする、
核材料と皮膜とから成るコーチング小丸剤の製造
方法を提供する。
本発明によれば、フレーク材料は、その粒子を
好ましくは液体媒体中で、フレーク材料をより疎
水性にするのに充分な時間、疎水性材料と摩擦接
触させることによつて処理する。一般に、少なく
とも軽度の剪断応力及び/または直接圧力(0.1
〜20Kg/cm2)下で2〜28時間で充分である。こう
して、フレーク材料の表面エネルギーはより疎水
性になるように変化せしめられる。フレーク材料
はこのような特殊な処理によつて前胃保護が実質
的に改良され得ることが判明した。
フレーク材料と疎水性材料とを摩擦接触させる
ためには、それらをボールミル磨砕するのが好ま
しい。しかしながら、他の常用の方法及び装置も
使用できる。たとえば、他の磨砕(milling)法、
粉砕(grinding)、激しい混合等を使用してもよ
い。所望ならば、疎水性材料及びフレーク材料を
分散させるためにミネラルスピリツト、揮発性炭
化水素及びケトンのようなビヒクルを用いてもよ
い。
本発明の実施に用いる好ましいボールミルは、
水平に取り付けられ且つセラミツクボールが不完
全に充填された円筒容器を含んで成る。アセトン
中における疎水性物質によるフレーク材料の表面
改質は、ボールを一方に上昇させ且つ次にそれら
をそれより低い方に向つて転らせ、滑らせそして
落下(瀑落)させるのに充分な速度でボールミル
とその内容物とをボールミルの水平軸を中心とし
て回転させることによつて行なう。
本発明において実施する実験室的方法は以下に
記載する通りである: 1 セラミツクボール約570gを秤取し、そして
これらのボールをボールミル中に加える。ボー
ルの全容量は円筒容器の容量の約15〜25%であ
る。
2 フレーク材料と疎水性物質との混合物137g
及びアセトン320mlをボールミルに加え、そし
て操作中のアセトンの蒸発をできるだけ少なく
するために容器を閉じる。
3 〜90回/分の速度で16時間、、ローラー上で
ボールミルを回転させる。
4 内容物をデカントし、そして容器及びボール
をアセトンで洗浄する。分散液はそのままコー
チング組成物の調製に使用でき、あるいは分散
液は50℃でアセトンを蒸発させることによつて
乾燥する。フレーク材料/疎水性物質の乾燥混
合物は次いで、コーチング組成物を作るために
ポリマー溶液に再分散させる。
本発明の実施において、溶媒の蒸発時に残渣が
残るような場合には、高分子材料は普通、生理学
的に許容され得る適当な有機溶媒中に溶解させる
ことができる。疎水性物質及びフレーク材料は、
高分子物質が分散マトリツクスであり且つ添加剤
がその中に分散している溶液中で混合する。コー
テイング溶液は種々の公知の手段、たとえば、は
け塗、浸漬、噴霧、流動層等によつて適用でき
る。
本発明を説明するために、ポリ(2−メチル−
5−ビニルピリジン/スチレン、80/20)のサン
プルをアセトンに溶解させることができ、そして
これに撹拌しながら、フレーク材料/疎水性物質
の乾燥混合物またはフレーク材料/疎水性物質/
アセトン分散液の一部を加える。分散液を40分
間、激しく混合する。コーチングプロセスの間、
静電荷をできるだけ少なくするために分散液に少
量の水(8%未満)を加えてもよい。
メチオニン、グルコース、リジンまたは他の活
性成分を含む栄養素粒子をスプレーコーチングす
るためにはエアー・サスペンシヨンコーターが使
用できる。代表的なコーチング温度は入口及び出
口空気が各々50℃及び32℃である。代表的なコー
チング操作においては、コーターチヤンバーに1
Kg/cm2の熱風0.7m3/分を入れて栄養素粒子を循
環させる。コーチング分散液は精密ポンプによつ
て20ml/分の速度で吸入排出し、そして0.15m3
分(3Kg/cm2)の圧縮空気によつてノズルから連
続的に噴霧する。生成物はフレーク状高分子皮膜
によつて包封された小丸剤の形態である。
コーチングした小丸剤1gを、皮膜が溶解する
までアセトン50mlで数回、分散させそしてすすぐ
ことによつて皮膜重量を測定する。コーチングし
た小丸剤の減量を求め、皮膜重畳パーセントを計
算する。
本発明に従つて製造した小丸剤は反芻動物への
経口投与用である。これらの小丸剤は適当な寸
法、たとえば、米国標準篩寸法(U.S.Standard
Sieve Size)の10号〜18号であるのが好ましい。
また、小丸剤は適当な密度、好ましくは1〜1.4
の比重を有するものでなければならず、許容され
得る臭気、味、感触等を有するのが好ましい。小
丸剤は核と核を完全に包封する連続フイルムまた
は皮膜を含む。小丸剤は直径が1.0〜2.0mm、長さ
対直径比が1〜2.0:1の円筒形または直径1.0〜
3.0mmの球形であるのが好ましい。
核は前胃を通過しそして皺胃及び/または腸に
到達する時に反芻動物にとつて有益な材料ででき
ている。通常、核はペレツト化などによつて粒子
に成形された固体材料である。核は取り扱いの
間、特にコーチング操作の間、無傷のまま残るの
に充分な粘り、すなわち、粘稠度を有する必要が
ある。適当な核材料としては種々の薬物及び栄養
素、たとえば、抗生物質、弛緩剤、麻酔剤
(drugs)、駆虫剤、アミノ酸、蛋白質、糖類、炭
水化物等が挙げられる。核はまた、クレーのよう
な不活性充填材を含むこともできる。他の適当な
核材料は前述の米国特許第4181708号に記載され
ている。
コーチング組成物は、コーチング組成物から溶
媒を蒸発させることによつて核の周囲に連続フイ
ルムを形成できる。コーチング組成物材料は5を
越えるPH条件に対して6〜30時間、抵抗性である
のが好ましい。コーチング組成物はPH2〜3.3の
皺胃環境条件に暴露された後に核材料を放出する
のが好ましい。放出は皺胃で滞留時間内にまたは
腸管で後に起こるが、PH3.5またはそれ以下に接
触した後少なくとも6時間以内に起こる。核は、
溶解、崩解、または拡張的膨潤などによつて皮膜
が前胃の内容物に対して透過性になることによつ
て露出することができる。コーチング組成物は生
理学的に許容され得るものである。すなわち、コ
ーチング組成物は反芻動物の健康なまたは正常な
体の機能を害するべきではない。
コーチング組成物は比較的に高い温度及び/ま
たは温度の取り扱い及び貯蔵条件において有意な
量のブロツキングまたは粘着を起こさずに摩耗に
耐えることができる。コーチング組成物は50℃よ
り高い粘着温度を有するのが好ましい。粘着温度
は、24時間加えた0.25Kg/cm2の力が小丸剤の皮膜
を隣接する小丸剤の皮膜に非常に強く粘着させ
て、粘着した小丸剤を強制的に引き離す時に皮膜
の破壊を生ずる温度と定義する。また、コーチン
グ組成物は、スプレーコーチングのような常用の
コーチング法が使用できるように沸点が40〜140
℃の有機溶媒に溶解または分解し得るのが好まし
い。特に適当な溶媒としては、塩化メチレン、ク
ロロホルム、エタノール、メタノール、酢酸エチ
ル、アセトン、トルエン、イソプロパノールまた
はこれらの混合物が挙げられる。
コーチング組成物は、少なくとも1種の高分子
物質、少なくとも1種の疎水性物質及び少なくと
も1種のフレーク材料の混合物または配合物を含
む。一般に、より酸性でより可溶性の核材料ほど
疎水性物質及びフレーク材料の高分子物質に対す
る比は大きくなければならず、他方、より塩基性
でより不溶性の核材料ほど疎水性物質及びフレー
ク材料の高分子物質に対する比は範囲内で小さく
てよい。疎水性物質及びフレーク材料は通常、高
分子マトリツクスに分散させる。皮膜は通常、高
分子材料を16〜87重量%、疎水性物質0.5〜32重
量%及びフレーク材料7〜80重量%を含む。
コーチイング組成物に適当なポリマーは前述の
米国特許第4181708号に記載されている。特に好
ましいポリマーは、ポリ(ビニルピリジン)、ビ
ニルピリジンの高分子誘導体、ならびに1種また
はそれ以上の付加型モノマーが共重合せしめられ
たビニルピリジンの種々の異性体及び誘導体のコ
ポリマーである。中でも特に好ましいのは、2−
メチル−5−ビニルピリジンとスチレンとのコポ
リマー、とりわけ、2−メチル−5−ビニルピリ
ジン75〜85重量%とスチレン15〜25重量%とのコ
ポリマー及び2−メチル−5−ビニルピリジン55
〜65重量%とアクリロニトリル35〜45重量%との
コポリマーである。2−ビニルピリジン75〜85重
量%とスチレン25〜15重量%とのコポリマーもま
た、特に好ましい。これらのコポリマーは市販さ
れており、あるいは当業界で公知の常法に従つて
製造できる。
生理学的に許容されることができ且つポリマー
との適切な混和度を有する疎水性物質が市販され
ている。ポリマー及び疎水性物質は、前胃環境に
おいてフイルムを無傷のまま残すが小丸剤が皺胃
中に滞留する間には皺胃液を核に透過させること
のできるような混和度を有することが重要であ
る。
有用な疎水性物質の種類は、ラウリン酸、オレ
イン酸、ステアリン酸、パルミチン酸及びリノー
ル酸のような炭素数10〜32の脂肪酸である。これ
らの物質が長鎖炭化水素基のために水不溶性であ
るがカルボキシル基の極性のために水に反応する
ことはよく知られている。選択された塩基性アミ
ノ基含有ポリマーにおいて、脂肪酸のカルボキシ
ル基は塩基性窒素基と反応して弱い塩型結合を形
成できる。ポリマーへのこの結合は脂肪酸をポリ
マーマトリツクス中に固定するのに役立つ。脂肪
酸の疎水性炭化水素鎖はマトリツクスを耐水性に
するのに役立ち、そのため、そうでなければ吸水
性の極性フイルムの膨潤を減少させる。こうし
て、マトリツクスフイルムの内部も表面もPH5.0
より上の水性環境において耐水性である。しかし
ながら、4.5より下、特に3.5より下のPH値におい
ては、塩基性窒素基の水及び水素イオンへの親和
性は増大した耐水性に打ち勝つ。フイルムは酸性
環境と反応し、そして核材料を環境から逃れさせ
るのに充分な遮断性を失う。
多官能価カルボン酸は天然の産物から得ること
も、有機合成によつて得ることもできるが、カル
ボキシル基の疎水性有機基に対する比は有機基の
分子量に基づき少なくとも1〜10であるべきであ
る。また、この種の合成された疎水性有機酸に
は、1個または複数のカルボキシル基の位置から
分子鎖に沿つて少なくとも4原子離れた位置にシ
リコーンまたはフツ素化炭素原子を含む一官能価
及び多官能価酸も含まれる。さらにまた、この種
の疎水性物質には、前記酸の無毒性多価金属塩、
たとえば、アルミニウム及び鉄のステアリン酸
塩、オレイン酸塩、脂肪酸ダイマー塩
(dimerates)及びパルミチン酸塩ならびに前記
酸のより高分子量の結晶性類似体のカルシウム、
マグネシウム及び亜鉛塩も含まれる。アルミニウ
ム及び第二鉄に関しては陽イオンが三価である場
合には、有機酸の金属イオンに対するモル比が
2:1または3:1であり、酸は1個のカルボキ
シル基とカルボキシル基に結合した有機基中に少
なくとも10個の炭素原子とを有する任意の一官能
価有機酸であることができる。金属イオンが第一
鉄、カルシウム、マグネシウムまたは亜鉛のよう
に二価である場合には、有機酸はモノカルボン酸
であつてもポリカルボン酸であつてもよく、金属
イオンの非カルボキシル炭素原子に対する比は少
なくとも1:26である。マトリツクスフイルム中
における疎水性及び混和性の程度に応じた量で添
加される天然及び合成の蝋及び樹脂は本発明にお
いて有用である。「コンタクト・アングル・ウエ
ツタビリテイ・アンド・アドヒージヨン
(Contact Angle Wettability and Adhesion)」、
アドバンシーズ・イン・ケミストリー・シリーズ
(Advances in Chemistry Series)第43号、第1
章〔ロバート・F・グールド(Robert F.Gould)
編;米国化学会(American Chemcal Society)
発行;1963〕に記載されたジスマン(Zisman)
法によつて測定した場合に31ダイン/cm未満の臨
界表面張力を有し且つマトリツクスフイルムへの
溶解度が5%未満である蝋及び樹脂が有用であ
る。これらの蝋及び樹脂は少なくとも溶解度の2
倍の量で且つマトリツクスポリマーの全重量の30
%以下の量でフイルム中に分散させる。代表的な
蝋及び樹脂としては、密蝋、パラフイン蝋、ダン
マル脂、硬質マニラ樹脂、フエノール樹脂及びマ
レイン酸化低分子量ポリ炭化水素が挙げられる。
また、疎水性物質には重量平均分子量が2000〜
1000000で、前述のジスマンに関連した方法で測
定した場合に臨界表面張力が31ダイン%cm未満の
ポリマーも含まれる。有用なポリマーはマトリツ
クスフイルムへの溶解度または混和度が5重量%
未満であり、溶解度の少なくとも2倍且つマトリ
ツクスフイルムの30重量%以下の量でフイルム中
に存在する。特に有用なのは、ポリマーの主鎖ま
たは側鎖中にシリコーン基を含むポリマー及びコ
ポリマーならびに側鎖中にフツ素化炭素原子を含
むポリマー及びコポリマーである。疎水性物質
は、その性質とは無関係に、使用時にコーチング
溶媒に可溶であるかまたはコロイド分散し得るも
のでなければならない。疎水性物質は高分子材料
と疎水性物質の総合重量の1〜50%を構成する。
適当な疎水性物質としてはさらに、炭素数12〜
32の脂肪酸、たとえば、オレイン酸及びステアリ
ン酸、ダイマー酸、トリマー酸、脂肪酸のアルミ
ニウム塩、蝋、樹脂、ならびに極めて疎水性の化
学基、たとえば、シリコーン基を含むポリマーの
ようなある種のポリマー及びある種の多価陽性石
けんが挙げられる。疎水性物質は非晶質でも結晶
質でもよく、溶媒を使用する場合には好ましくは
コーチング溶媒中に本質的に分散できるものであ
るのがよく、その場合には溶液粘度に実質的に影
響を与えるものであつてはならない。
このような酸のアルミニウム塩、たとえば、オ
レイン酸アルミニウム、ステアリン酸アルミニウ
ム、ダイマー酸アルミニウムもまた有用である。
また、疎水性材料はカルボキシル基あたり10〜22
個の炭素原子を有する1種またはそれ以上のポリ
カルボン酸であつてもよい。これらの酸及び/ま
たは塩の配合物も有用である。
適当な不活性フレーク材料としては、金属フレ
ーク、鉱物フレーク、架橋有機ポリマー等が挙げ
られる。特に適当なのはアルミニウムフレーク、
タルク、グラフアイト及び雲母粉末である。好ま
しいフレーク材料はアルミニウムとタルクとの配
合物である。
アルミニウムフレークは液体媒体中、ステアリ
ン酸のような滑沢剤の存在下においてアルミニウ
ムをボールミル磨砕することによつて製造する。
アルミニウムフレークはアルコン・メタル・パウ
ダーズ(Alcon Metal Powders)、デイビジヨ
ン・オブ・アルコン・アルミニウム・コーポレー
シヨン(Division of Alcon Aluminum
Corporation)から市販されている。フレークの
寸法は一般に100ミクロン未満、好ましくは約1
〜60ミクロンである。タルクの粒度は一般に0.5
〜40ミクロンである。
好ましい実施態様において、コーチング組成物
は、 (a) フイルム形成性高分子材料を全組成物重量に
基づき16〜87%、 (b) 該高分子材料に分散せしめられた疎水性材料
を全組成物重量に基づき0.5〜32%、及び (c) 該高分子材料に分散せしめられたフレーク材
料を全組成物重量に基づき7〜80% 含んでなる。
前述の通り、前記の疎水性材料及びフレーク材
料と配合された高分子材料は生理学的に許容され
ることができ、5を越えるPHには抵抗性であるが
3.5未満のPHにおいては小丸剤の核を放出するこ
とができ、皮膜は好ましくは少なくとも50℃の粘
着温度を有する。
コーチングした小丸剤の性能を、前胃保護及び
皺胃放出のイン・ビトロにおける模擬試験によつ
て評価する。
例中に述べた保護試験は、コーチングした小丸
剤1gを37℃の水浴中において24時間、PH5.4の
酢酸ナトリウム緩衝液中で撹拌することによつて
行なう。放出試験は、コーチングした小丸剤1g
を37℃の水浴中において1時間、PH2.9のクエン
酸ナトリウム中で抽出することによつて行なう。
種々の媒体から得た上清を遠心分離して、未溶解
の小丸剤及び他の不溶物を除去する。コーチング
したメチオニン及びリジン・HCl小丸剤から各々
得た上清中のメチオニン及び塩化物イオン濃度は
X線螢光法によつて測定する。上清中のグルコー
ス濃度は重畳分析法または比色定量法によつて測
定する。コーチングした小丸剤中の活性成分の初
期量と媒体に放出された活性成分量の差から保護
パーセントを計算する。
本発明の理解を深めるために、以下の例を記載
する。例はイン・ビトロの試験に基づくが、例中
に示したイン・ビトロの実験は反芻動物中に存在
する条件をシユミレートするため、生きた動物を
用いずにコーチングした小丸剤の研究を可能にす
る。温度、PH等に関して前胃及び皺胃の環境条件
をシミユレートする、例中に使用した水性媒体中
の小丸剤の試験により、前胃中において皮膜によ
つて与えられる保護及び皺胃中における皮膜の放
出性に関して信頼できるデータが提供されること
は、実際のイン・ビボの試験によつて確認されて
いる。核材料中に使用できるアミノ酸及び蛋白質
のような栄養素は、前胃より下方の腸管中に位置
する時に反芻動物に有益であることが知られてい
る。
一般に、小丸剤は適用される栄養素から篩寸法
10号〜18号の寸法に調製される。栄養素は、微結
晶性セルロース、結合剤、不活性粘稠度調整物
質、たとえば水、などのような常用の添加剤と混
合する。小丸剤は常用のペレツト製造機によつて
成形し、乾燥し、篩分けし、そして本明細書中に
記載したコーターを用いてコーチングする。小丸
剤上に無孔の皮膜を形成した後、小丸剤はPH2.9
の緩衝溶液中で0.5時間及びPH5.4の緩衝溶液中で
24時間撹拌することによつて、前胃及び皺胃に似
たPH条件に対する抵抗性を試験する。本明細書中
で活性核成分に関して記載した回収及び保護につ
いての数値は、最初の核中の全未溶解活性成分を
含む、PH2.9の緩衝液中に完全には溶解しない最
初のコーチング小丸剤の全材料を含む。
例 1 メチオニン核(−12/+16篩寸法、米国標準。
−12/+16とは、核が目開きが1.68mmの12号篩は
通過するが目開きが1.19mmの16号篩は通過しない
ことを意味する)にポリ(2−メチル−5−ビニ
ルピリジン/スチレン、80/20)〔以下、
(2M5VP/ST)と称する〕/タルク/アルミニ
ウム/ステアリン酸カルシウム(重量比31.5/
38.1/25.4/5.0)から成るコーチング組成物をコ
ーチングした。タルク、アルミニウムフレーク及
びステアリン酸カルシウムはアセトン中〜40%
w/vにおいてボールミル磨砕し、次いでポリマ
ー溶液と混合して、固形分5%のコーチング組成
物を調製した。小丸剤は前記のエアー・サスペン
シヨン・コーターを用いてコーチングした。表面
改質フレーク配合物でコーチングした小丸剤に関
する保護値は、ボールミル磨砕処理をしなかつた
対照小丸剤よりも改善を示した。ボールミル磨砕
したフレーク材料の皮膜は90%のメチオニン保護
を提供するのに8.5重量%しか必要でないが、同
一値を達成するのに対照小丸剤では13重量%も皮
膜が必要である。
例 2 メチオニン核(−12/+16篩寸法)に
(2M5VP/ST)/タルク/アルミニウム/ステ
アリン酸(重量比31.5/38.1/25.4/5.0)から成
るコーチング組成物をコーチングした。タルク、
アルミニウムフレーク及びステアリン酸はアセト
ン中40%w/vにおいてボールミル磨砕し、次い
でポリマー溶液と混合して、固形分5%のコーチ
ング組成物を調製した。小丸剤は前述のようにし
てコーチングした。ボールミル磨砕処理した皮膜
の保護及び効率は全てのコーチング量において未
処理の対照よりも改善を示した。
例 3 メチオニン核(−12/+16篩寸法)に
(2M5VP/ST)/タルク/ステアリン酸
(31.5/65/3.5)から成るコーチング組成物をコ
ーチングした。コーチング組成物の調製に際し、
タルク及びステアリン酸はアセトン中でボールミ
ル磨砕し、乾燥し、そしてポリマー溶液中に再分
散させた。結果は、処理された皮膜をコーチング
した小丸剤のメチオニン保護はボールミル磨砕処
理をせずにコーチングした小丸剤の保護値よりも
高いことを示した。メチオニンの放出はボールミ
ル磨砕処理によつて影響されなかつた。
例 4 グルコース核(−10/+12篩寸法)に
(2M5VP/ST)/タルク/ステアリン酸
(31.5/63.6/4.9)から成るコーチング組成物を
コーチングした。コーチング組成物の調製に際
し、タルク及びステアリン酸はアセトン中でボー
ルミル磨砕し、乾燥し、そしてポリマー溶液中に
再分散させた。グルコース保護は皮膜14%をコー
チングした小丸剤に関してはPH5.4において95%
であり、放出はPH2.9において1時間で完了した。
保護値は前述の(2M5VP/ST)/タルク/アル
ミニウム/ステアリン酸(31.5/39/26/3.5)
の皮膜をコーチングした小丸剤に関する値に匹敵
した。
例 5〜7 グルコース小丸剤(−12/+14篩寸法)に
(2M5VP/ST)31.5%、タルク38.1%、アルミニ
ウムフレーク25.4%及びステアリン酸5%から成
る一連のコーチング組成物をコーチングした。コ
ーチング組成物の調製に際し、タルク、アルミニ
ウム及びステアリン酸はアセトン中でボールミル
磨砕し、乾燥し、そしてポリマー溶液中に再分散
させた。別の調製においては、ステアリン酸を添
加せずにタルク及びアルミニウムをボールミル磨
砕し、次いで乾燥し、そしてポリマー溶液中に再
分散させた。
皮膜重量10%において、種々の皮膜に関する保
護値を以下の表に要約する。皮膜の組成は表中に
示した割合の(2MSVP/ST)、タルク、アルミ
ニウムフレーク及びステアリン酸であつた。ブラ
ケツト中の成分をボールミル磨砕処理した。
前述のように、これらの実験に用いたアルミニ
ウムフレークはステアリン酸を用いて調製した。
従つて、アルミニウムフレークからのステアリン
酸含量がある。すなわち、たとえば、ステアリン
酸を5重量%加えたとしても、組成物は実際には
ステアリン酸を6重量%を含んでおり、表にはこ
れを示す。
【表】 ボールミル磨砕処理した皮膜は対照よりも有意
に高い保護値を示している。
例 8 リジン・HCl/メチオニン(8/1)核(−
12/+16篩寸法)に(2M5VP/ST)タルク/ア
ルミニウム/ステアリン酸(31.5/31.75/
31.75/5)から成る配合物をコーチングした。
タルク、アルミニウムフレーク及びステアリン酸
はアセトン中でボールミル磨砕し、そしてポリマ
ー溶液中に直接分散させて、2種類の全固形分の
コーチング組成物を調製した。結果は、ボールミ
ル磨砕処理した皮膜をコーチングした小丸剤に関
する保護基は対照よりも高いことを示している。
処理した皮膜を固形分10%でコーチングした小丸
剤に関する保護値は固形分6%でコーチングした
対照皮膜に関する各値よりもはるかに高い。これ
らの結果は、ボールミル磨砕によつてフレーク材
料を疎水性物質で処理することにより、皮膜が改
善されることをはつきりと示している。すなわ
ち、フレーク材料と疎水性物質のボールミル磨砕
により、より高い組成物固形分においてコーチン
グが可能になり、稀薄なコーチング組成物を用い
たのと同程度に良い保護が得られる。
特に断わらない限り、組成物中の成分の示され
た量(たとえば、31.5/38.1/24.4/6)は、
各々高分子材料、タルク、アルミニウムフレーク
及びフレーク材料の、コーチング組成物の全重量
に対する重量%である。
特に断わらない限り、全ての比、百分率などは
重量に基づく。
JP58502542A 1982-12-07 1983-07-06 前胃安定性小丸剤 Granted JPS59501245A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US498446 1983-05-26
PCT/US1983/001011 WO1984000282A1 (en) 1982-07-12 1983-07-06 Rumen-stable pellets
US397314 1999-09-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59501245A JPS59501245A (ja) 1984-07-19
JPH0357732B2 true JPH0357732B2 (ja) 1991-09-03

Family

ID=22175325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58502542A Granted JPS59501245A (ja) 1982-12-07 1983-07-06 前胃安定性小丸剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59501245A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59501245A (ja) 1984-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0398922B1 (en) Rumen-stable pellets
US4595584A (en) Rumen-stable pellets
CA2581530C (en) Composition in micro-pellets with controlled release of physiologically active substance, procedure for their preparation and use in the zoothechnical sector
CA2059319C (en) Formulations for oral administration, in particular to ruminants
EP0112915B1 (en) Rumen-stable pellets
CH635241A5 (fr) Granules indegradables dans la panse des ruminants et composition d'enrobage pour ces granules et procede pour leur preparation.
EP0246320B1 (en) Rumen-stable pellets
JPS6341883B2 (ja)
US5429832A (en) Feed additive composition for ruminants
DE2838278C2 (de) Pille für die orale Verabfolgung an Wiederkäuer
EP0246310B1 (en) Rumen-stable pellets
US4687676A (en) Rumen-stable pellets
JPS6241203B2 (ja)
CA1240267A (en) Rumen-stable pellets
CZ280981B6 (cs) Prostředky ve formě pelet, obsahující granulované účinné látky, chráněné proti degradaci v bachoru
JPH0357732B2 (ja)
JPH0545221B2 (ja)
JPS6255047A (ja) 反芻動物に給餌するための組成物
AU627444B2 (en) Rumen-stable pellets
JPH01296953A (ja) ビタミンc組成物、それを添加した飼料およびその製造方法