JPH0359926B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0359926B2 JPH0359926B2 JP57028236A JP2823682A JPH0359926B2 JP H0359926 B2 JPH0359926 B2 JP H0359926B2 JP 57028236 A JP57028236 A JP 57028236A JP 2823682 A JP2823682 A JP 2823682A JP H0359926 B2 JPH0359926 B2 JP H0359926B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- glycol
- catalyst
- polytetramethylene ether
- polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G65/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
- C08G65/02—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
- C08G65/30—Post-polymerisation treatment, e.g. recovery, purification, drying
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G65/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
- C08G65/02—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
- C08G65/04—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring from cyclic ethers only
- C08G65/06—Cyclic ethers having no atoms other than carbon and hydrogen outside the ring
- C08G65/16—Cyclic ethers having four or more ring atoms
- C08G65/20—Tetrahydrofuran
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Polyethers (AREA)
Description
ポリテトラメチレンエーテル(PTHF)は普
通はテトラヒドロフランからのカチオン性触媒系
を使用して製造され、その際あるものは特定の
種々の末端基を有する開始剤系を用いて得られ
る。PTHFは次の一般式 X−〔(CH2)4−O〕n−(CH2)4−Y に相当し、X及びYは例えば下記の基であつて、
nはルイス酸MXnの値を意味する。
通はテトラヒドロフランからのカチオン性触媒系
を使用して製造され、その際あるものは特定の
種々の末端基を有する開始剤系を用いて得られ
る。PTHFは次の一般式 X−〔(CH2)4−O〕n−(CH2)4−Y に相当し、X及びYは例えば下記の基であつて、
nはルイス酸MXnの値を意味する。
【表】
PTHFの主な使用分野であるポリウレタンの
製造においては、末端基X及びYが水酸基である
ポリエーテルが必要である。したがつて最初に得
られた重合物の末端基は、適当な手段例えば酸性
又はアルカリ性の触媒の存在下にけん化又はエス
テル交換をすることによつて、グリコールに変え
ねばならない。アルカリ性触媒としては、例えば
アルカリ及びアルカリ土類のアルコラート及び水
酸化物、炭酸アルカリ及び水酸化アンモニウムが
適している。加水分解又はアルコール分解ののち
に、添加したアルカリ性触媒を、簡単な手段で有
価生成物の損失なしにできるだけ完全に、得られ
たポリテトラメチレンエーテル−グリコールから
分離せねばならない。 西ドイツ特許20095580号明細書によれば、ポリ
テトラメチレンエーテル−グリコールを精製する
ために、反応混合物に水を加え、重合しなかつた
テトラヒドロフランを留去し、そして重合体末端
の硫酸エステル基を90〜100℃で加水分解する。
次いで反応混合物を冷却し、上部の油層を分離
し、中和、脱水及び脱塩を行い、精製された重合
体生成物を得ている。 米国特許第2751419号明細書には、向流抽出及
び中和剤としての水酸化カルシウムを使用するこ
とによる費用のかかる精製法が記載されている。
この精製法では、ポリテトラメチレンエーテル−
グリコールを水と接触させる。しかし中性範囲で
の水と重合体の分離は難である。なぜならば重合
体溶液と水は、混合物のPH価が中性に近いほどよ
り安定な乳化液を生成するからである。それゆえ
この場合も工業的実施に際しては、重合体をあら
かじめ炭化水素好ましくはトルオールに溶解し、
そして溶液を中性になるまで洗浄する。 問題がどのように困難で複雑であるかは西ドイ
ツ特許出願公開2746911号明細書にも記載され、
同時にそこには、ポリスチロールを基礎とする強
塩基性アニオン交換体を用いて、加水分解後に重
合体を中和する方法が記載されている。重量に関
してイオン交換体の中和容量が小さいので、中和
のために比較的大量(5〜20重量%)を使用せね
ばならない。これは著しいコストの原因となる。 塩基性触媒の存在下にアルキレンオキシドを重
合させることにより製造されたポリアルキレンエ
ーテルを、精製する方法も多数知られている。一
般にこのためには、アルカリ含有重合物を無機又
は有機の酸を用いて中和し、その際塩水溶液及び
ポリアルキレンエーテルから乳化液が生成する。
次いで乳化液から水を次第に温度を上昇しながら
留去する。ポリエーテル中に沈殿した残留塩は機
械的に分離される。 重合体の中和に無機酸例えば硫酸、燐酸、塩
酸、酸性反応塩例えば燐酸カリウム水素、あるい
は有機酸例えばくえん酸、タルトロン酸等を使用
する場合は、一方では塩基性残留アルカリ塩を最
少にするため、また他方では酸の過剰を最少にす
るため、精確に当量点まで中和せねばならない。
さらにアルカリ塩は微細結晶状に沈殿して、過
助剤を使用しても過に困難を伴うことが多い。
そのほか特に硫酸を使用する場合は、ポリアルキ
レンエーテルの着色を生ずることもある。 中和を精確にする当量点を定めるための困難
は、米国特許3016404号明細書の記載によれば、
揮発性酸例えば塩化水素を用いて除かれる。この
場合過剰の塩化水素はガスとして留去される。こ
の方法は、塩化水素が容器材料に強く腐食性に作
用し、そして空気の汚染を避けるため、過剰のガ
スを費用のかかる吸収塔又は洗浄塔によつて分離
し又は除去せねばならないことが欠点である。 西ドイツ特許2208614号明細書によると、アル
キレンオキシドを塩基性触媒を用いて重合させ、
次いで触媒を塩基性マグネシウム塩の存在下に二
酸化炭素を用いて沈殿させることにより、満足す
べき結果が得られる。 英国特許第877269号明細書の記載によれば、ポ
リアルキレンエーテルを中和するため、酸で処理
した土類を使用する。この方法の欠点は、特に大
量仕込みの反応の場合に、固形物の処理に困難を
伴うことである。なぜならば重合体を中和するた
めに、ポリエーテルの重量に対し約4重量%の土
類が必要だからである。また透明な液を得るた
めには、きわめて細かい過剤を用いて土類を
去することが必要で、それは長い過時間を必要
とすることになる。 生成物を精製するためにはポリアルキレンエー
テルを前記のように、水不溶性溶剤で希釈し、そ
して得られた溶液を水で洗浄する。しかしこの方
法は続いて溶剤を再生することによつて装置の費
用が高くなる。他の困難は容易に乳化液を生ずる
ことである。 反応溶液を中和するためにイオン交換体を使用
する方法も、装置及び補助物質使用の点で余分の
費用を要する。この場合は希釈剤の存在下に操作
せねばならず、これはあとから分離して再生せね
ばならない。また高度の生成物損失を避けるた
め、イオン交換体を再生前に目的物質不含となる
ように完全に洗浄せねばならない。 前記の理由により手数のかかる後処理なしで、
同時に灰分不含、無色及び無臭のポリアルキレン
エーテルを普通の方法により工業的に製造するこ
とは、これまで多くの場合に不可能であつた。 本発明は、これらの欠点を避け、そして工業的
に簡単な方法で塩基性エステル交換触媒をオルト
燐酸を用いて沈殿させることにより酸価も塩基価
も0である純粋な確実に再生産可能なポリテトラ
メチレンエーテル−グリコールを製造することを
可能にするものである。生成する塩は過、沈降
又は遠心分離により分離され、こうして無機夾雑
物を含まないポリテトラメチレンエーテル−グリ
コールが得られる。 本発明は、テトラヒドロフランからカルボン酸
無水物の存在におけるカチオン重合、引き続きこ
うして得られたポリオキシテトラメチレングリコ
ールカルボン酸エステルのアルカリ性触媒の存在
下での塩基性けん化によつて製造されたポリテト
ラメチレンエーテル−グリコールを、アルカリ性
触媒を酸で中和することにより吸着剤処理なしに
精製する方法に関し、アルカリ性触媒を1.5〜
2.5:3の当量比でオルト燐酸で処理し、形成し
た塩を分離することを特徴とする。 ポリテトラメチレンエーテル−グリコールが本
発明方法によつて簡単な手段で精製できることは
全く予想されなかつた。なぜならば米国特許第
3016404号明細書によれば、シロツプ状燐酸は粗
製アルキレンオキシド−ポリエーテルの中和に全
く不適当であることが知られているからである。
少なくとも3.0の燐酸−カリウムイオン当量比を
使用すると、カリウムイオンを完全に沈殿させる
ことができるが、これによると高い酸価のポリオ
キシアルキレンエーテルが生ずる。 公知のようにテトラヒドロフランの重合に際し
ては、触媒系及び重合媒質と関連して、末端基と
して普通はアシル基特にアセテート基を有する重
合体が得られる。塩基性触媒例えばアルカリアル
コラート又は水酸化アルカリ、例えばナトリウム
メチラート、カリウムイソプロピラート、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、酸化カルシウム又
は水酸化カルシウムの存在下に、好ましくは1〜
4個の炭素原子を有する低級アルコール、例えば
メタノール、エタノール又はn−ブタノールと反
応させることによつて、ポリテトラメチレンエー
テル−グリコールジアセテートを、対応するグリ
コールに変えることができる。 塩基性触媒を中和するために本発明方法におい
ては、好ましくは無水のオルト燐酸を使用する。
しかし市販の普通のオルト燐酸水溶液、例えば85
%シロツプ状燐酸も適している。 本発明方法の本質的特色は、オルト燐酸を塩基
性触媒に対し正しい量比で使用することにある。
無機夾雑物を除かれた中性ポリテトラメチレンエ
ーテル−グリコールは、塩基性触媒対オルト燐酸
の当量比を、1.5〜2.5:3好ましくは約2:3に
するときに得られる。この当量比がわずかにずれ
ても、多くは純度要求を満足するポリテトラメチ
レンエーテル−グリコールが得られる。しかしい
ずれの場合にも、当量比が1:3及び3:3の限
界に達することは避けるべきである。 <1.5:3の当量比を選択する場合には、得ら
れるポリテトラメチレンエーテル−グリコール付
加物の酸価が最高になる。当量比が2.5:3より
上になると、実際にポリテトラメチレンエーテル
−グリコールは得られるが、該生成物は無機不純
物を含有する。 しかし、ポリイソシアネート重付加法によるポ
リウレタンの製造にポリテトラメチレンエーテル
−グリコールを使用する場合、高すぎる酸価は、
無機不純物の残分と同様、反応経過にとつて有害
である。また、該不純物は触媒の触媒作用に影響
を与えるだけでなく、製造されたポリウレタンの
機械的性質にも損害を与える。 本方法を実施するための中和温度は特に重要で
ある。好ましくは10〜100℃特に20〜60℃で操作
する。場合により加圧となつても、中和には何も
影響しない。これに対しオルト燐酸の添加後さら
にしばらく例えば0.5〜5時間好ましくは0.5〜2
時間激しく撹拌し、これによつて反応混合物を混
合することは有利である。 中和及び後反応を充分に行つたのち、中和の際
に生じた塩を、普通の分離方法例えば過又は遠
心分離によつて容易に分離できる。その際存在す
ることのある溶剤を分離前に蒸留除去する必要は
ない。 下記実施例中の部は重量部であつて、これは容
量部とKg対の関係にある。 実施例 上に分留塔を設置した加熱できる撹拌装置付き
の容器中で、触媒としての漂白土及び調整物質と
しての無水酢酸を用いてテトラヒドロフランを重
合させることにより製造され、そして平均分子量
が650であるポリテトラメチレンエーテル−グリ
コールジアセテート450部、メタノール450部及び
ナトリウムメチラート0.073部を混合し、混合物
を沸騰加熱し、そして分留塔(理論的棚段数45)
により、生成した酢酸メチルをメタノール(19
%)との共沸混合物(沸点54℃)として留出させ
る。塔頂温度がメタノールの沸点に等しくなつた
ならば50℃に冷却し、85%オルト燐酸0078部を添
加する。混合物をさらに1時間撹拌たのち、ザイ
ツのスプラフイルター層(ザイツK800)により
過する。無色透明な溶液から蒸留によりメタノ
ールを除去する。残査として平均分子量が650の
ポリテトラメチレンエーテル−グリコールが残留
し、これは0mg/KOH/gの塩基価及び酸価を
有し、灰分不含である。重合物中にナトリウムイ
オン及び燐酸イオンは検出されない。 これに対し硫酸で中和する場合は、当量又は2
倍当量の硫酸を用いて中和することによつて、そ
れぞれ1.7mgKOH/gの塩基価又は1.3mgKOH/
gの酸価を有する生成物が得られる。この場合は
生成物の過困難性が不都合である。中和に燐酸
を用いた場合と硫酸を用いた場合の生成物の過
速度の比は、約1:100である。 硫酸の代わりに他の無機酸例えば塩酸又は硝
酸、あるいは有機酸例えば修酸、義酸、酒石酸又
はくえん酸を使用するときも、硫酸による中和の
場合と同じ問題が生ずる。重合物は過により精
製することが難で、酸価又は塩基価は1〜2mg
KOH/gの間にある。
製造においては、末端基X及びYが水酸基である
ポリエーテルが必要である。したがつて最初に得
られた重合物の末端基は、適当な手段例えば酸性
又はアルカリ性の触媒の存在下にけん化又はエス
テル交換をすることによつて、グリコールに変え
ねばならない。アルカリ性触媒としては、例えば
アルカリ及びアルカリ土類のアルコラート及び水
酸化物、炭酸アルカリ及び水酸化アンモニウムが
適している。加水分解又はアルコール分解ののち
に、添加したアルカリ性触媒を、簡単な手段で有
価生成物の損失なしにできるだけ完全に、得られ
たポリテトラメチレンエーテル−グリコールから
分離せねばならない。 西ドイツ特許20095580号明細書によれば、ポリ
テトラメチレンエーテル−グリコールを精製する
ために、反応混合物に水を加え、重合しなかつた
テトラヒドロフランを留去し、そして重合体末端
の硫酸エステル基を90〜100℃で加水分解する。
次いで反応混合物を冷却し、上部の油層を分離
し、中和、脱水及び脱塩を行い、精製された重合
体生成物を得ている。 米国特許第2751419号明細書には、向流抽出及
び中和剤としての水酸化カルシウムを使用するこ
とによる費用のかかる精製法が記載されている。
この精製法では、ポリテトラメチレンエーテル−
グリコールを水と接触させる。しかし中性範囲で
の水と重合体の分離は難である。なぜならば重合
体溶液と水は、混合物のPH価が中性に近いほどよ
り安定な乳化液を生成するからである。それゆえ
この場合も工業的実施に際しては、重合体をあら
かじめ炭化水素好ましくはトルオールに溶解し、
そして溶液を中性になるまで洗浄する。 問題がどのように困難で複雑であるかは西ドイ
ツ特許出願公開2746911号明細書にも記載され、
同時にそこには、ポリスチロールを基礎とする強
塩基性アニオン交換体を用いて、加水分解後に重
合体を中和する方法が記載されている。重量に関
してイオン交換体の中和容量が小さいので、中和
のために比較的大量(5〜20重量%)を使用せね
ばならない。これは著しいコストの原因となる。 塩基性触媒の存在下にアルキレンオキシドを重
合させることにより製造されたポリアルキレンエ
ーテルを、精製する方法も多数知られている。一
般にこのためには、アルカリ含有重合物を無機又
は有機の酸を用いて中和し、その際塩水溶液及び
ポリアルキレンエーテルから乳化液が生成する。
次いで乳化液から水を次第に温度を上昇しながら
留去する。ポリエーテル中に沈殿した残留塩は機
械的に分離される。 重合体の中和に無機酸例えば硫酸、燐酸、塩
酸、酸性反応塩例えば燐酸カリウム水素、あるい
は有機酸例えばくえん酸、タルトロン酸等を使用
する場合は、一方では塩基性残留アルカリ塩を最
少にするため、また他方では酸の過剰を最少にす
るため、精確に当量点まで中和せねばならない。
さらにアルカリ塩は微細結晶状に沈殿して、過
助剤を使用しても過に困難を伴うことが多い。
そのほか特に硫酸を使用する場合は、ポリアルキ
レンエーテルの着色を生ずることもある。 中和を精確にする当量点を定めるための困難
は、米国特許3016404号明細書の記載によれば、
揮発性酸例えば塩化水素を用いて除かれる。この
場合過剰の塩化水素はガスとして留去される。こ
の方法は、塩化水素が容器材料に強く腐食性に作
用し、そして空気の汚染を避けるため、過剰のガ
スを費用のかかる吸収塔又は洗浄塔によつて分離
し又は除去せねばならないことが欠点である。 西ドイツ特許2208614号明細書によると、アル
キレンオキシドを塩基性触媒を用いて重合させ、
次いで触媒を塩基性マグネシウム塩の存在下に二
酸化炭素を用いて沈殿させることにより、満足す
べき結果が得られる。 英国特許第877269号明細書の記載によれば、ポ
リアルキレンエーテルを中和するため、酸で処理
した土類を使用する。この方法の欠点は、特に大
量仕込みの反応の場合に、固形物の処理に困難を
伴うことである。なぜならば重合体を中和するた
めに、ポリエーテルの重量に対し約4重量%の土
類が必要だからである。また透明な液を得るた
めには、きわめて細かい過剤を用いて土類を
去することが必要で、それは長い過時間を必要
とすることになる。 生成物を精製するためにはポリアルキレンエー
テルを前記のように、水不溶性溶剤で希釈し、そ
して得られた溶液を水で洗浄する。しかしこの方
法は続いて溶剤を再生することによつて装置の費
用が高くなる。他の困難は容易に乳化液を生ずる
ことである。 反応溶液を中和するためにイオン交換体を使用
する方法も、装置及び補助物質使用の点で余分の
費用を要する。この場合は希釈剤の存在下に操作
せねばならず、これはあとから分離して再生せね
ばならない。また高度の生成物損失を避けるた
め、イオン交換体を再生前に目的物質不含となる
ように完全に洗浄せねばならない。 前記の理由により手数のかかる後処理なしで、
同時に灰分不含、無色及び無臭のポリアルキレン
エーテルを普通の方法により工業的に製造するこ
とは、これまで多くの場合に不可能であつた。 本発明は、これらの欠点を避け、そして工業的
に簡単な方法で塩基性エステル交換触媒をオルト
燐酸を用いて沈殿させることにより酸価も塩基価
も0である純粋な確実に再生産可能なポリテトラ
メチレンエーテル−グリコールを製造することを
可能にするものである。生成する塩は過、沈降
又は遠心分離により分離され、こうして無機夾雑
物を含まないポリテトラメチレンエーテル−グリ
コールが得られる。 本発明は、テトラヒドロフランからカルボン酸
無水物の存在におけるカチオン重合、引き続きこ
うして得られたポリオキシテトラメチレングリコ
ールカルボン酸エステルのアルカリ性触媒の存在
下での塩基性けん化によつて製造されたポリテト
ラメチレンエーテル−グリコールを、アルカリ性
触媒を酸で中和することにより吸着剤処理なしに
精製する方法に関し、アルカリ性触媒を1.5〜
2.5:3の当量比でオルト燐酸で処理し、形成し
た塩を分離することを特徴とする。 ポリテトラメチレンエーテル−グリコールが本
発明方法によつて簡単な手段で精製できることは
全く予想されなかつた。なぜならば米国特許第
3016404号明細書によれば、シロツプ状燐酸は粗
製アルキレンオキシド−ポリエーテルの中和に全
く不適当であることが知られているからである。
少なくとも3.0の燐酸−カリウムイオン当量比を
使用すると、カリウムイオンを完全に沈殿させる
ことができるが、これによると高い酸価のポリオ
キシアルキレンエーテルが生ずる。 公知のようにテトラヒドロフランの重合に際し
ては、触媒系及び重合媒質と関連して、末端基と
して普通はアシル基特にアセテート基を有する重
合体が得られる。塩基性触媒例えばアルカリアル
コラート又は水酸化アルカリ、例えばナトリウム
メチラート、カリウムイソプロピラート、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、酸化カルシウム又
は水酸化カルシウムの存在下に、好ましくは1〜
4個の炭素原子を有する低級アルコール、例えば
メタノール、エタノール又はn−ブタノールと反
応させることによつて、ポリテトラメチレンエー
テル−グリコールジアセテートを、対応するグリ
コールに変えることができる。 塩基性触媒を中和するために本発明方法におい
ては、好ましくは無水のオルト燐酸を使用する。
しかし市販の普通のオルト燐酸水溶液、例えば85
%シロツプ状燐酸も適している。 本発明方法の本質的特色は、オルト燐酸を塩基
性触媒に対し正しい量比で使用することにある。
無機夾雑物を除かれた中性ポリテトラメチレンエ
ーテル−グリコールは、塩基性触媒対オルト燐酸
の当量比を、1.5〜2.5:3好ましくは約2:3に
するときに得られる。この当量比がわずかにずれ
ても、多くは純度要求を満足するポリテトラメチ
レンエーテル−グリコールが得られる。しかしい
ずれの場合にも、当量比が1:3及び3:3の限
界に達することは避けるべきである。 <1.5:3の当量比を選択する場合には、得ら
れるポリテトラメチレンエーテル−グリコール付
加物の酸価が最高になる。当量比が2.5:3より
上になると、実際にポリテトラメチレンエーテル
−グリコールは得られるが、該生成物は無機不純
物を含有する。 しかし、ポリイソシアネート重付加法によるポ
リウレタンの製造にポリテトラメチレンエーテル
−グリコールを使用する場合、高すぎる酸価は、
無機不純物の残分と同様、反応経過にとつて有害
である。また、該不純物は触媒の触媒作用に影響
を与えるだけでなく、製造されたポリウレタンの
機械的性質にも損害を与える。 本方法を実施するための中和温度は特に重要で
ある。好ましくは10〜100℃特に20〜60℃で操作
する。場合により加圧となつても、中和には何も
影響しない。これに対しオルト燐酸の添加後さら
にしばらく例えば0.5〜5時間好ましくは0.5〜2
時間激しく撹拌し、これによつて反応混合物を混
合することは有利である。 中和及び後反応を充分に行つたのち、中和の際
に生じた塩を、普通の分離方法例えば過又は遠
心分離によつて容易に分離できる。その際存在す
ることのある溶剤を分離前に蒸留除去する必要は
ない。 下記実施例中の部は重量部であつて、これは容
量部とKg対の関係にある。 実施例 上に分留塔を設置した加熱できる撹拌装置付き
の容器中で、触媒としての漂白土及び調整物質と
しての無水酢酸を用いてテトラヒドロフランを重
合させることにより製造され、そして平均分子量
が650であるポリテトラメチレンエーテル−グリ
コールジアセテート450部、メタノール450部及び
ナトリウムメチラート0.073部を混合し、混合物
を沸騰加熱し、そして分留塔(理論的棚段数45)
により、生成した酢酸メチルをメタノール(19
%)との共沸混合物(沸点54℃)として留出させ
る。塔頂温度がメタノールの沸点に等しくなつた
ならば50℃に冷却し、85%オルト燐酸0078部を添
加する。混合物をさらに1時間撹拌たのち、ザイ
ツのスプラフイルター層(ザイツK800)により
過する。無色透明な溶液から蒸留によりメタノ
ールを除去する。残査として平均分子量が650の
ポリテトラメチレンエーテル−グリコールが残留
し、これは0mg/KOH/gの塩基価及び酸価を
有し、灰分不含である。重合物中にナトリウムイ
オン及び燐酸イオンは検出されない。 これに対し硫酸で中和する場合は、当量又は2
倍当量の硫酸を用いて中和することによつて、そ
れぞれ1.7mgKOH/gの塩基価又は1.3mgKOH/
gの酸価を有する生成物が得られる。この場合は
生成物の過困難性が不都合である。中和に燐酸
を用いた場合と硫酸を用いた場合の生成物の過
速度の比は、約1:100である。 硫酸の代わりに他の無機酸例えば塩酸又は硝
酸、あるいは有機酸例えば修酸、義酸、酒石酸又
はくえん酸を使用するときも、硫酸による中和の
場合と同じ問題が生ずる。重合物は過により精
製することが難で、酸価又は塩基価は1〜2mg
KOH/gの間にある。
Claims (1)
- 1 テトラヒドロフランからカルボン酸無水物の
存在におけるカチオン重合、引き続きこうして得
られたポリオキシテトラメチレングリコールカル
ボン酸エステルのアルカリ性触媒の存在下での塩
基性けん化よつて製造されたポリテトラメチレン
エーテル−グリコールを、アルカリ性触媒を酸で
中和することにより吸着剤処理なしに精製する方
法において、アルカリ性触媒を1.5〜2.5:3の当
量比でオルト燐酸で処理し、形成した塩を分離す
ることを特徴とするポリテトラメチレンエーテル
−グリコールの精製法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19813107449 DE3107449A1 (de) | 1981-02-27 | 1981-02-27 | Verfahren zur reinigung von polytetramethylenetherglykolen |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57158225A JPS57158225A (en) | 1982-09-30 |
| JPH0359926B2 true JPH0359926B2 (ja) | 1991-09-12 |
Family
ID=6125930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57028236A Granted JPS57158225A (en) | 1981-02-27 | 1982-02-25 | Purification of polytetramethylene ether- glycol |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4460796A (ja) |
| EP (1) | EP0059368B1 (ja) |
| JP (1) | JPS57158225A (ja) |
| DE (2) | DE3107449A1 (ja) |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3148149A1 (de) * | 1981-12-05 | 1983-06-09 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Verfahren zur entfernung des katalysators aus polyphenylenethern |
| DE3229216A1 (de) * | 1982-08-05 | 1984-02-09 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Verfahren zur reinigung von rohen polyether-polyolen |
| CS241409B1 (en) * | 1983-01-21 | 1986-03-13 | Ladislav Komora | Method of water/soluble polyerthers' and/or copolyethers' refining or at least limitation |
| CA1268481A (en) * | 1984-11-13 | 1990-05-01 | Atsushi Aoshima | Process for purification of polyether |
| US4584414A (en) * | 1984-12-21 | 1986-04-22 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for preparing improved poly(tetramethylene ether) glycol by alcoholysis |
| DE4014484A1 (de) * | 1990-05-07 | 1991-11-14 | Basf Ag | Verfahren zur reinigung von polyalkylenetherglykolen |
| DE590131T1 (de) * | 1992-03-24 | 1994-12-22 | Dow Chemical Co | Neues endbehandlungsverfahren für hydroxyfunktionelle polythethern. |
| US5410093A (en) * | 1994-02-17 | 1995-04-25 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method for removing transesterification catalyst from polyether polyols |
| EP0693513B1 (en) * | 1994-07-18 | 2001-01-10 | Asahi Glass Company Ltd. | Process for purifying a polyether |
| JPH093185A (ja) * | 1995-06-20 | 1997-01-07 | Ind Technol Res Inst | 水酸基末端ポリエーテルグリコールの製法 |
| DE19522922C2 (de) * | 1995-06-23 | 2000-05-04 | Ind Tech Res Inst | Verfahren zur Herstellung von Polyätherglycolen mit Hydroxygruppen-Endabschluß |
| US5684179A (en) * | 1995-12-14 | 1997-11-04 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method for recovering diacetate esters of polytetramethylene ethers |
| GB2351085A (en) * | 1999-06-08 | 2000-12-20 | Shell Int Research | Process for the preparation of polyether polyols |
| BE1012945A6 (fr) * | 1999-10-27 | 2001-06-05 | Pantochim Sa | Procede continu pour convertir un diester d'ether de polytetramethylene en ether glycol de polytetramethylene. |
| DE10242286A1 (de) * | 2002-09-12 | 2004-03-18 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von Mono- und Diestern des Polytetrahydrofurans und der Tetrahydrofuran-Copolymere |
| DE10245198A1 (de) * | 2002-09-27 | 2004-04-01 | Basf Ag | Katalysator, Verfahren zu dessen Herstellung und Verfahren zur Polymerisation cyclischer Ether an diesem Katalysator |
| CN102887996B (zh) | 2011-07-19 | 2016-03-16 | 因温斯特技术公司 | 聚醚多元醇过滤中的聚合物回收方法 |
| CN102887995B (zh) | 2011-07-19 | 2016-08-03 | 因温斯特技术公司 | 聚醚多元醇过滤中的改进的产物回收方法 |
| CN118265570A (zh) | 2021-11-17 | 2024-06-28 | 巴斯夫欧洲公司 | 用于制备聚四氢呋喃的具有三叶形几何形状的催化剂 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2751419A (en) * | 1954-09-13 | 1956-06-19 | Du Pont | Process for purification of polytetramethyleneether |
| US2983763A (en) * | 1956-04-12 | 1961-05-09 | Jefferson Chem Co Inc | Decolorizing the product of reacting an alkylene oxide with a hydroxylcontaining organic compound in the presence of an alkaline reacting catalyst |
| GB877269A (en) * | 1957-12-09 | 1961-09-13 | Shell Res Ltd | Improvements in and relating to the preparation of polyoxyalkylene compounds |
| US3030426A (en) * | 1957-12-23 | 1962-04-17 | Shell Oil Co | Low ash polyoxyalkylene compounds and their preparation |
| US3016404A (en) * | 1959-09-28 | 1962-01-09 | Allied Chem | Purification of crude alkylene oxide polyether |
| JPS4825438B1 (ja) * | 1969-03-03 | 1973-07-28 | ||
| BE795455A (fr) * | 1972-02-24 | 1973-08-16 | Basf Ag | Procede de preparation de polyalkylene-ethers purs |
| JPS51101098A (ja) * | 1975-03-04 | 1976-09-07 | Asahi Denka Kogyo Kk | Horiokishiarukirenhoriooruno seiseiho |
-
1981
- 1981-02-27 DE DE19813107449 patent/DE3107449A1/de not_active Withdrawn
-
1982
- 1982-02-10 US US06/347,581 patent/US4460796A/en not_active Expired - Lifetime
- 1982-02-17 EP EP82101160A patent/EP0059368B1/de not_active Expired
- 1982-02-17 DE DE8282101160T patent/DE3264982D1/de not_active Expired
- 1982-02-25 JP JP57028236A patent/JPS57158225A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57158225A (en) | 1982-09-30 |
| US4460796A (en) | 1984-07-17 |
| DE3107449A1 (de) | 1982-09-16 |
| EP0059368A1 (de) | 1982-09-08 |
| EP0059368B1 (de) | 1985-07-31 |
| DE3264982D1 (en) | 1985-09-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0359926B2 (ja) | ||
| JP2969275B2 (ja) | 重合体から二重金属シアン化物コンプレックス触媒を採取する方法 | |
| JP3904230B2 (ja) | 1,3−プロパンジオールの精製 | |
| US4480124A (en) | Process for the purifying of polytetramethylene ether glycol or corresponding diester | |
| US5099074A (en) | Process for the preparation of polyether glycols | |
| EP0376157B1 (en) | Process for purification of catalysts from polyols using ion exchange resins | |
| CN1217975C (zh) | 聚醚多元醇的制备方法 | |
| KR101372767B1 (ko) | 폴리트리메틸렌 에테르 글리콜의 제조 | |
| EP1212370B1 (en) | Process for preparing polyethers | |
| EP0745101B1 (en) | Method for removing transesterification catalyst from polyether polyols | |
| US5097077A (en) | Purification of heteropolyacid-containing polyalkylene ether glycols | |
| KR100651107B1 (ko) | 폴리테트라메틸렌 에테르 디에스테르를 폴리테트라메틸렌에테르 글리콜로 전환시키기 위한 연속 방법 | |
| EP0185553B1 (en) | Process for preparation of poly(tetramethylene ether) glycol | |
| US7164046B1 (en) | Manufacture of polytrimethylene ether glycol | |
| EP0926183A2 (en) | A process for the removal of alkalinity in the manufacture of polyether polyols and the reuse of this alkalinity in the manufacture of polyether polyols | |
| CN103509177B (zh) | 改进的醇解方法和用于从产物混合物分离催化剂的方法及其装置 | |
| KR20140117590A (ko) | 개선된 가알칸올분해 프로세스 | |
| JPH0117486B2 (ja) | ||
| SU747861A1 (ru) | Способ очистки полимеризатов окисей алкиленов от кислых примесей | |
| CA2068237A1 (en) | Catalyst removal from alcohol alkoxylates using acid clays | |
| US4614613A (en) | Preparation of β-N-aziridinopropionates | |
| JPH0558012B2 (ja) | ||
| JP3284031B2 (ja) | ポリエーテルグリコールの製造方法 | |
| JPH0597996A (ja) | ポリエーテル類の精製方法 | |
| JP3105019B2 (ja) | ポリエーテル類の精製方法 |