JPH0360136B2 - - Google Patents

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JPH0360136B2
JPH0360136B2 JP58210679A JP21067983A JPH0360136B2 JP H0360136 B2 JPH0360136 B2 JP H0360136B2 JP 58210679 A JP58210679 A JP 58210679A JP 21067983 A JP21067983 A JP 21067983A JP H0360136 B2 JPH0360136 B2 JP H0360136B2
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JP
Japan
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window
substrate
tube
electron beam
ink
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JP58210679A
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JPS59155054A (ja
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Pii Nyuukaamansu Aamando
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Hewlett Packard Japan Inc
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Yokogawa Hewlett Packard Ltd
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Publication date
Application filed by Yokogawa Hewlett Packard Ltd filed Critical Yokogawa Hewlett Packard Ltd
Publication of JPS59155054A publication Critical patent/JPS59155054A/ja
Publication of JPH0360136B2 publication Critical patent/JPH0360136B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J5/00Details relating to vessels or to leading-in conductors common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J5/02Vessels; Containers; Shields associated therewith; Vacuum locks
    • H01J5/18Windows permeable to X-rays, gamma-rays, or particles
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J33/00Discharge tubes with provision for emergence of electrons or ions from the vessel; Lenard tubes
    • H01J33/02Details
    • H01J33/04Windows
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/24Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases
    • H01J9/244Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases specially adapted for cathode ray tubes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高温・高圧に耐えうる電子ビーム管
の製造方法に関する。
大きな運動エネルギを有する電子がある物質に
衝突すると、電子はある深さまで到達するが、こ
の深さはそのエネルギとその物質の物理特性によ
つて左右される。そのような物質が薄膜として形
成されている場合、すなわち、電子の侵入する深
さに比較して薄い場合、電子は完全にその膜を透
過し、多少低下したエネルギを有しながら進行し
続ける。従つて、そのような膜は、自由電子をブ
ラウン管の真空領域から周囲の大気やインク液体
等の別の環境に射出するためのブラウン管窓(ウ
インドウ)として使用することができる。ところ
が多くの場合、この窓は大きな圧力差に耐えると
同時に電子ビームを散乱させてはならないという
条件を満たす必要がある。一般に、窓はかなりの
圧力差に耐え得るために適切に支持されるよう
に、非常に小さく且つ非常に薄くなければならな
い。また、ビームの散乱を避けるためにも薄くな
ければならない。前記窓の構造は米国特許第
321193号、米国特許第3788892号および米国特許
第3611418号に開示されている。前記米国特許第
3211937号には高圧力差に耐えることができるカ
ーボン被膜箔ウインドウが開示されているが、大
きな吸収や散乱を避けるために高いエネルギに制
限される。また、前記米国特許第3788892号号に
は、複合ウインドウの製造方法が開示されてい
る。すなわち、各々が極めて薄くて小さな窓を多
数配列して窓を構成し、それによつて大きな圧力
差に耐える指示構造を実現するものである。この
窓は、個々の窓の間に介在する支持部材が必要と
なるため、多くの用途で不適当である。同様に前
記米国特許第3211937号においても、大きな圧力
差に耐えると共に大きなサイズを確保するため
に、窓を一連のスリツトや穴を有する支持部材
か、メツシユ状に形成された適当な支持部材によ
つて支持しなければならない。これらの支持構造
はやはり数多くの用途において支障となる。種々
の条件で使用されるサーマル・インク・ジエツ
ト・プリンタに適した窓は前記米国特許には開示
されていない。一方米国特許第3815094号に記載
されている窓は間に介在する支持構造がなく、長
くて狭いという利点を有する。一般にこの窓は、
バルク支持部材との化学反応によつて薄膜を成長
させ、次にバルク支持部材を異なる速度でエツチ
ングして窓部分を残し、残されたバルク支持部材
の部分が窓の頑丈な枠を形成するようにすること
によつて作られる。通常、このようなバルク支持
部材との化学反応で形成するということは、反応
性のガス(例えばH2O)がその成分に熱分解さ
れることによつて薄膜が形成されることによつて
薄膜が形成されることを意味し、この熱分解の
後、これらの活性な成分は近くにあるもの(例え
ば、シリコン基板)ならどれとでも反応して基板
の上に新しい物質(例えば、SiO2)の膜を成長
させる。
前記薄膜形成方法には多数の固有の欠点があ
る。まず、反応物質の1つを新しく形成される層
に拡散させなければならないので、形成される窓
の厚さは極めて制限される。窓を厚くするほど成
長時間は長くなり、この時間は大体膜厚に対して
指数関数的に変化する。さらにまた、膜の内部応
力は厚さに無関係に制御することができないの
で、膜が厚くなるほど応力が大きくなる。例え
ば、前記米国特許第3815094号に開示された方法
でSiO2の膜を1ミクロンよりはるかに大きな厚
さまで作ることができるかどうかは明白ではな
い。それは、内部応力が非常に大きくて、膜にヒ
ビを生じる可能性が有るからである。さらにま
た、圧縮に対するSiO2の強度は極めて大きいが、
引つ張りに対するSiO2の強度はゼロに近いこと
が一般に認識されている。従つて、1ミクロン以
下の厚さのSiO2膜は、サーマル・インク・ジエ
ツト・プリンタ内で生ずる蒸気爆発に関連する大
きな圧力差は言うにおよばず、ブラウン管内部と
周囲の大気の間に生ずる圧力差に耐える強度を有
しない。さらにまた、そのような膜には小さな穴
が生ずることが多い。しかも、開示された他の物
質は熱分解と基板の反応のみによつては実際に成
長させることはできない。
サーマル・インク・ジエツト・プリンテイング
に関する従来技術は米国特許第4243994号、第
4296421号、第4251824号、第4313124号、第
4325735号、第4330787号、第4334234号、第
4335389号、第4336548号、第4338611号、第
4339762号および第4345262号に記載されている。
これらに開示されている基本的な概念は、インク
を射出されるためのオリフイスが形成されてい
て、インクを入れる毛管とオリフイスにごく近接
して設けられた抵抗器等のインク加熱機構を有す
る装置である。動作を説明すると、インク加熱機
構を迅速に加熱し、かなりの量のエネルギをイン
クに伝達し、それによつてインクのほんの一部分
を蒸発させて毛管内に気泡を発生させて圧力波を
作り出す。この圧力波がインクの小滴をオリフイ
スから印刷面に飛び出させる。インクへのエネル
ギ伝達を制御することによつて、気泡がオリフイ
スから脱出する前に気泡を急速に消滅させること
ができる。また、米国出願第29284号に開示され
ているように、この気泡の消滅は、適切な予防手
段を講じないと、キヤビテーシヨン損傷によつて
抵抗器を急速に破壊することがある。これを防ぐ
手段は抵抗器を保護層でおおうこと、気泡の消滅
を注意深く制御すること、たわむことができて抵
抗器とインクの間の強い薄膜の支持されていない
部分に抵抗器を取り付けること、である。
しかしながら、前記米国特許の中で、サーマ
ル・インク・ジエツト・プリンタを駆動するにあ
たつて、電子ビームを主要な加熱源として使用す
ることを考慮しているものは1つもない。また、
そのような装置を実現するために使用することが
できる適当な電子ビーム・ウインドウや必要な具
体的な方法や物質も開示されていない。
本発明の一実施例においては、電子ビームによ
つて駆動されるサーマル・インク・ジエツト・プ
リント・ヘツドを使用している。このプリント・
ヘツドは電子が透過可能な薄膜(電子ウインド
ウ)で構成され、この薄膜は、その一表面上にイ
ンク貯蔵器と熱接触をし、ヒータとして働く複数
個の電子吸収パツドを有する。ブラウン管からの
電子が薄膜を横切つてパツドに吸収されると、パ
ツドの温度は極めて大幅にかつ急速に上昇する。
その結果、インク内で蒸気爆発を起すのに十分な
熱エネルギがインクにつて吸収され、インク貯蔵
器内の近くのオリフイスからインクの小滴が射出
される。別の実施例で使用するプリント・ヘツド
では、電子は窓を横切つた後、パツドではなくイ
ンクに吸収される。さらにまた別の実施例におい
ては、電子はウインドウ自体に直接吸収される。
本発明の特に重要な要素は、電子窓の構造であ
る。
本発明で使用する電子ウインドウを作る一方法
は、原子番号が小さく、不活性で高い強度の物質
または化合物の薄膜を化学蒸着法(CVD)によ
つて基板上に被着し、次にウインドウ・パターン
とウインドウ支持体の周囲を写真印刷法で形成
し、所望のウインドウ構造を残すように基板をエ
ツチング処理することから成る。
ウインドウを製造するこの方法の重要な点は、
この蒸着過程の間、CVDで形成する膜を化学量
論およびその内部応力に関して注意深く制御する
ことができることである。さらに、基板が物理的
な支持を行うだけで化学反応に関与しないので、
化合物の選択は基板の材料によつて制約されな
い。したがつて、SiC、BN、B4C、Si3N4
Al4Cl3等の化合物の薄膜を各種の基板の上に形成
することができるので、極めて頑丈で小さいな穴
がなく、しかも内部応力がほとんどゼロの薄膜を
得ることができる。さらにまた、極めて強度が大
きいために、これらのウインドウを作ることがで
きる。そしてまた、これらの物質の原子番号と密
度が小さいことにより、これらの物質は低いビー
ム電圧(15〜30KeV)ですぐれた電子透過特性
を有する。従つて、ビームの方向制御に大部分の
従来のブラウン管偏向方式を利用することができ
る。また、このような膜は非常に薄くしても極め
て弾力的で化学的に不活性であるので、真空およ
び大気の圧力差とサーマル・インク・ジエツト・
プリント・ヘツド内で生ずるピーク圧力に容易に
耐えることができる。以下図面を用いて本発明を
説明する。
第1A図ないし第1F図は本発明に使用する細
長く薄い電子ビーム・ウインドウを作る方法の一
実施例を示すものである。この実施例において
は、製造過程は電子ビーム・ウインドウを構成す
べき膜11を基板13の上に被着することによつ
て開始される。基板13は方位が<100>である
純粋なSウエーハであり、被着はCVDによつて
行なわれる。標準的なCVD技術の例としては、
1969年にアカデミツク・プレス社(Academic
press)から発行された“The Preparation of
Films by Chemical Vapor Deposition,
Physics of Thin Films”のVol.5pp.237−314、
1973年にAnnual Reviewsから発行されたA.Rev.
Mater.Sci.3,317−326のJ.Vac.Sci.
Technol.1973年10月1日刊“Recent Advances
in Chemical Vapor Growth of Electrnic
Materials”参照。膜11の典型的な材料はSiC、
BN、Sι3N4、Al4Cl3またはB4Cである。膜11の
典型的な厚さTは約0.5ミクロンから最大は約5
ミクロンであり、好適な範囲は約1ミクロンカラ
約2ミクロンである。膜11内の応力は通常、約
2×10ダイン/cm2以下に維持される。蒸着の後、
膜11はマスキングされてウインドウ・パターン
とウインドウ支持体の周囲が形成され、そしてこ
の組立体は通常KOH、ヒドラジンまたはエチレ
ン・ジアミン・ピロカテロールで異方性
(anisotropical)エツチング処理される。これら
のエツチ液によつて<100>シリコン基板13の
サイズを精密に制御することができる。次にマス
クをはがし、第1B図に示すようにウインドウ組
立体15と16を残す。第1C図はウインドウ組
立体15をさらに詳細に示すものであり、細長い
ウインドウ17は基板13がエツチングで除去さ
れてしまつた組立体のほぼ中央に示されている。
典型的なウインドウ組立体のサイズLは約1イン
チ(2.54cm)から約3インチ(7.62cm)の範囲に
あり、幅Dは典型的に0.375インチ(0.953)程度
である。第1D図はウインドウ組立体15の断面
図である。典型的なウインドウ17の幅Wは0イ
ンチ(0cm)から0.100インチ(0.25cm)の範囲
にあり、好適な幅は約0.015インチ(0.038cm)で
ある。シリコン基板13の典型的な厚さSは、
0.020インチ(0.051cm)程度である。
ウインドウ組立体15を受け入れるため、第1
E図に示すようなブラウン管のフエースプレート
19が作られる。これはSιの熱膨張係数に適合す
るようパイレツクス7740プレート・ガラスより成
るのが通例である。0.125インチ(0.3175cm)程
度の幅の溝穴21をフエースプレート19に形成
し、フエースプレートを10ミクロン以下、より好
ましくは3ミクロン以下まで平坦に研磨する。次
にウインドウ組立体15のウインドウ17を注意
深くフエースプレート19の溝穴21に整列し、
そしてフイールド・アシステツド・ボンデイング
(field assisted bonding)すなわち、陽極結合を
利用してウインドウ組立体15をフエースプレー
ト19に結合する(第1F図)。耐熱性エポキシ
のような別の種類の接着手段を用いることもでき
ようが、フイールド・アシステツド・ボンデイン
グはこの実施例において特に有用である。それ
は、この方法が化学的に純粋であり、陰極に有害
なものがブラウン管にはいるのを防止し、したが
つて密閉系で本装置を作ることができるからであ
る。ウインドウ組立体15とフエースプレート1
9の結合の後、フエースプレート19を電子銃・
フアンネル組立体23に結合し、そして装置全体
を排気し、通常の手段に従つて密閉する。
前記のように形成した電子ビーム・ウインドウ
は多くの用途に役立つけれども、入手できるウエ
ーハのサイズによつて、ウインドウのサイズが限
定されていることは大きな制約である。もちろ
ん、結晶基板を用いてより大きなウインドウを作
るためには、より大きなシリコン・ウエーハがそ
の他の大型の結晶物質が必要であり、これらの一
方または両方は途方もなく高価であつたり、全く
入手不可能であつたりすることがある。しかし、
実用的なプリンタのためには、少なくとも8.5イ
ンチ(21.59cm)のウインドウが必要であり、14
インチ(35.56cm)かそれ以上であれば非常に有
益である。
前記の膜を成長させるために基板として必ずし
も1個の結晶シリコンを使用する必要はない。膜
を基板の組織に無関係に成長させるためにCVD
を使用することもできる。これによつて基板材料
とウインドウ材料の最適な組合せの選択が大いに
融通性に富むものとなり、またはるかに長い電子
ウインドウの製造も可能となる。
この点に関して、多結晶基板材料は特に有用で
ある。すなわち、熱膨張係数がウインドウ膜の熱
膨張係数と略一致し、約1200℃までの蒸着温度に
耐えることができ、エツチング等の別の処理を施
しやすく、容易にブラウン関の構成部品に結合す
ることができ、しかも処理が容易なほど堅ければ
特に有用である。そのような物質の例は、タング
ステン、モリブデン、ポリシリコンである。
長いウインドウを作るために利用するCVD法
はウインドウ材料によつて多少異なる。例えば、
APCVD(大気圧CVD)という蒸着法でSιCのウ
インドウを作る場合、代表的にパラメータは以下
のとおりである。反応管内の典型的な温度は約
800℃から約1200℃の範囲であり、通常の場合、
流量は水素(H2)キヤリアについて50ないし100
リツトル/分の範囲、CH4反応物質については4
ないし20リツトル/分であり、SiCl2H2(または
SiCl4)反応物質については50ないし300c.c./分で
ある。膜厚は0.1ないし5ミクロンの範囲であり、
蒸着時間は大部分の膜について45分以下である。
他の種類の膜、例えばBNまたはB4Cについては、
LPCVD(すなわち、低圧CVD)を利用する。具
体的には、BNの蒸着の場合、代表的なパラメー
タは次のとおりである。反応管温度は250℃から
1000℃の範囲、流量は通常100ないし600c.c./分、
B2H6/H2の割合は、0.05−0.10、B2H6/NH3
割合は、0.25−5である。
薄膜を基板に被着した後、ウインドウを形成す
る方法は結晶基板についてすでに説明した方法と
同様である。第2A,B図は多結晶基板33を用
いて形成した細長いプリント・ヘツド35の一実
施例を示すものである。最初に、例えば湿式の化
学薬品、プラズマ、反応性イオンまたはその他の
方法によつて基板33の一部はエツチングで除去
し、膜31の狭い部分を残してウインドウ37を
形成する。次に適当なクリーン技術によつてブラ
ウン管43の表面39にプリント・ヘツド35を
結合することができる。もちろん、ウインドウ3
7をブラウン管内の溝穴41に注意深く整列す
る。
ブラウン管の表面39の隣にプリント・ヘツド
35のどの面が位置するかによつて、結合技術を
多少変えることができる。例えば、膜31をブラ
ウン管の隣に位置させ、基板33を第2A図に示
すように外側に置くと、別のアルミニウム層を用
いてウインドウ組立体を表面に陽極結合すること
ができる。一方、多結晶(ポリシリコン)基板3
3を表面39に隣接して配置し、膜31を外側に
置くと、陽極結合が利用できるだけでなく、よご
れのないはんだ付け手段も同様に利用することが
できる。例えば、チタンの接着層を基板33に蒸
着し、次に金の層を形成し、その後に基板33を
フエースプレートにはんだ付けする。また、モリ
ブデンまたはタングステンの基板の場合、ニツケ
ルの接着層を蒸着し、次に銅の層を形成し、それ
から基板をブラウン管のフエースプレートにはん
だ付けする。
さらに他の例として、まず適当な膜(例えば、
SiC)を多結晶基板に被着し、前述のようにサン
ドイツチ構造を作る。次に膜がフエースプレート
の隣にくるように、前述の技術によつてサンドイ
ツチ構造をブラウン管フエースプレートに結合す
る。このブラウン管フエースプレートは第2A図
のスリツト41のように狭いスリツトを有する。
この結合の後、多結晶基板をエツチングで完全に
除去し、そしてブラウン管のフエースプレートに
結合された薄膜のみを残すことができる。これに
よつて電子ウインドウがブラウン管のフエースプ
レートに形成される。したがつて、ウインドウ支
持基板内の溝穴の精密なエツチングが不必要とな
る。
周囲大気中で、または空気中での電離を避ける
ために制御された真空環境内で、紙またはその他
の記録媒体に直接書くために、前記の実施例のす
べてを利用することができる。しかし、CVDに
よつて形成される電子ウインドウの特に重要な用
途は電子ビームで駆動されるサーマル・インク・
ジエツト・プリンタの分野にある。
本発明に使用するプリント・ヘツドの第2の実
施例を第3A,3Bおよび3C図に示す。この実
施例においては、電子ウインドウ組立体をブラウ
ン管のフエースプレート69に固定するにあたつ
て、前述した方法と同様の方法でサーマル・イン
ク・ジエツト・プリントヘツド50をブラウン管
63のフエースプレートに固定する。しかしプリ
ントヘツド50は従来のサーマル・インクジエツ
ト装置とかなり異なる構造を有する。プリント・
ヘツド50の構造の特長は、インク・ジエツト・
ヘツドを駆動するために電子ビームを使用するこ
とである。まず、長細いウインドウ組立体を前述
したのとほぼ同じように作る。この実施例におい
ては、ウインドウ材料の薄膜51を基板53に被
着するために、CVDを用いてウインドウ組立体
を作る。基板53の一部をエツチングで除去し、
細長い溝穴62を作る。これは薄膜ウインドウ3
7が露出されている第2A図に示されている。溝
穴に非常に似ている。
第3Bおよび3C図に示されているのは、プリ
ント・ヘツド50の一端の断面図であり、その内
部構造の詳細を示すものである。このヘツド50
はインク貯蔵器64を形成するスペーサ55,5
8,59およびオリフイス・プレート57を有し
ている。ウインドウ組立体は基板53と薄膜51
より成り、薄膜51はブラウン管63の溝穴61
を囲むフエースプレート69に隣接するインク貯
蔵器64の側面に配置されている。溝穴62の正
反対側で薄膜51の上に配置されているのは複数
個のヒーター・パツド60であり、これらパツド
60は電子ビームから電子を吸収するよう薄膜を
金属処理したものである。オリフイス・プレート
57は複数個のオリフイス56を有し、これらオ
リフイス56は同数のヒーター・パツド60にほ
ぼ対向して配置されている。これらヒーター・パ
ツド60は溝穴62の正反対側で薄膜51上に配
置され、典型的に導体の薄い層よりなる。このよ
うにして、ヒーター・パツド60はビームから入
射する電子を直ちに吸収し、それによつて、サー
マル・インク・ジエツト・プリンタを駆動するの
に必要な熱エネルギを得る。インクはD方向に射
出される。
インク・ジエツト・ヘツドを構成する各種の材
料の特定の組成および各種の部品の特定の寸法は
目的の用途によつてかなり変る。動作可能な装置
の場合、この特定の実施例における基本的な物質
的な制約は、インクの小滴を射出させるのに十分
な大きさの気泡を作り出すために特定のブラウン
管電圧で十分な電子を各ヒーター・パツド60に
伝達するほど溝穴62と薄膜51で形成された電
子ウインドウが薄く、それと同時に膨張する気泡
や消滅する気泡によつて作り出される圧力を耐え
るほどウインドウが強くなければならないという
ことである。さらに、抵抗器駆動サーマル・イン
ク・ジエツト装置で使用される典型的な寸法と材
料は、高品質の印刷に必要な物理的要件を満足さ
せるために、電子ビーム駆動インク・ジエツト・
ヘツドにおける寸法や材料とほぼ同一である。一
般に、電子ウインドウ部分を作るための基板53
と薄膜51の組合せは、第1および2図に関連し
てすでに説明した方法と同じやり方で同じ材料で
作ることができる。また、基板53の厚さは厳密
なものではなく、広範囲にわたつて変ることがあ
り得る。通常、合理的に作ることができさえすれ
ば、その厚さには上限は必要ない。下限は、ウイ
ンドウ製造中の処理の容易度と、電子ウインドウ
組立体を支持するのに必要な支持体に関する物理
パラメータによつて決定される。ポリシリコン基
板53の典型的な厚さは、SiC薄膜51を使用す
る場合、約250ミクロン以上である。薄膜51の
厚さは電子ビーム・エネルギによつて左右され
る。例えば、30KeVビームの場合、ウインドウ
が2(0.005cm)ないし5ミル(0.0127cm)程度の
狭い寸法Sを有すると、薄膜51の厚さに典型的
に1ないし5ミクロンの範囲にある。ヒーター・
パツド60は物理または化学蒸着のような一般的
な電子製造技術によつて通常作られる。ヒータ
ー・パツド60の標準的な材料はクロム/金また
はアルミニウム等の良導体であり、これは一般
に、約3ミル(0.0076cm)×3ミル(0.0076cm)
から5ミル(0.0127cm)×5ミル(0.0127cm)の
範囲の四角のパツドに形成され、厚さは大体0.25
ないし5ミクロンの厚さである。
スペーサ55,58,59は薄膜51とオリフ
イス・プレート57の間の距離を一定に保ち、そ
れによつて入口管65からヘツドを通つてヒータ
ー・パツド60の近くまで流れるインクの毛管路
を形成する。スペーサ55,58,59は典型的
に大体1.5(0.0038cm)ないし3ミル(0.0076cm)
の距離に保ち、これらスペーサは薄膜51の表面
に容易に形成することができる大部分のどんな不
活性の材料からでも作ることができる。プラスチ
ツク、ガラス・リストン(Riston:デユポン社
の登録商標)はフオトエツチング可能であるので
その良い例である。オリフイス・プレート57も
また非常に様々な材料から作ることができる。比
較的小型のインク・ジエツト・ヘツドの場合、大
体20ミル(0.05cm)の厚さで<100>の方位のシ
リコン・ウエーハが特に好都合である。それは、
非常に精密なオリフイス56を容易にエツチング
でこのウエーハ構造に作ることができるからであ
る(米国特許大4007464号参照)。比較的大型のヘ
ツドに対しては他の材料がより実用的であり、例
えば、オリフイスの厚さが0.5(0.00129cm)ない
し5ミル(0.0127cm)の範囲にある一片の金属ま
かはプラスチツクが使用される。オリフイスのサ
イズもまた望みの小滴の大きさでかなり左右され
て変ることがある。しかし、約17.5μAの電子ビ
ーム露出時間で100μA程度のビーム電流の場合
(すなわち、ほぼ50マイクロジユール/射出され
る小滴)、約4(25.8cm2×10-6)ないし16平方ミル
(103.2cm2×10-6)のオリフイスが許容できる性能
を有し、好適なサイズは約9平方ミル(58.1cm2×
10-6)である。なお、速度を上げるために、露出
時間を短縮すると共にビーム電流をかなり上げる
ことができることは明白である。
本発明に使用するプリント・ヘツドの第3の実
施例が第4A,4B,4C図に示されている。こ
の実施例においては、電子はヒーター・パツドで
はなくインクに直接吸収される。この方法では、
エネルギがインク自体に吸収されるため、気泡を
形成するエネルギ効率がはるかに高い。第4A,
4B,4C図のように、基本的構造はブラウン管
63とプリント・ヘツド70を含み、ヘツド70
はヒーター・パツド60がないことを除いて、第
3A,3B,3C図に示したプリント・ヘツド5
0と同一である。同一部分には同一番号を付して
いる。薄膜51の厚さ等の寸法は第3A,3B,
3Cと同一でもよい。薄膜51の厚さは20ないし
30KeVビームを使用する場合、1ないし5ミク
ロンの範囲が適当である。基本的な原理は、これ
らの低いビーム・エネルギの場合、電子はウイン
ドウのほぼ表面でインクに吸収されるということ
である。それは、水性インクのような流体内での
30KeVの電子の侵入の深さはわずかに約20ミク
ロンがそれ以下にすぎないからである。エネルギ
効率が高い場合、射出される小滴1個につき必要
なエネルギはかなり下げることができ、多分0.5
マイクロジユール/小滴まで下げることができ
る。第4A,4B,4C図の実施例では電子はウ
インドウ自体に吸収させることもできる。30KV
のビームを使用しながら電子の全部をインクに到
達する前にほとんど止めてしまうためには、膜5
1の厚さを約10ミクロンまで増大する必要があ
る。これによつてウインドウ内にホツト・スポツ
トが作り出され、すぐ近くのインクを蒸発する。
他の寸法や材料は先の実施例と変りない。
第5A,5B,5Cおよび5D図に示されてい
るのは本発明のインク・ジエツト・プリンタに使
用するプリント・ヘツドのさらに別の実施例であ
る。全体構造は第3A,3Bおよび3C図に示し
たものと同様である。この例の電子ウインドウで
は基板材料に長い溝穴をエツチングで形成するの
ではなく、エツチングで複数個の穴を形成する。
各穴は加熱用パツドの正反対側に配置された電子
ウインドウまでのびている。この実施例では、製
造方法は典型的に、熱制御層86を基板85に被
着することによつて開始される。基板85はま
た、先の実施例で説明したどの基板材料でも作る
ことができ、熱制御層86の典型的な材料は当該
技術分野で周知であり、SiO2およびAl2O3がその
代表例である。典型的な厚さは1ないし10ミクロ
ン範囲内であるが、一般的に使用する特定の材料
と所望の気泡消滅特性に左右される。なお、熱制
御層86はこの特定のウインドウ構造に限定され
るものではなく、前述の溝穴付き構造のような他
のウインドウ構造にでも同様に使用することがで
きる。熱制御層86の被着の後、電子ウインドウ
材料の薄膜87をその上に被着する。典型的なウ
インドウ材料と厚さは前記の実施例で説明したと
おりである。薄膜87の被着の後、複数個の穴8
1,82,83を基板85と熱制御層86を通し
てエツチングで形成し、それぞれ電子ウインドウ
91,92,93を形成する。各ウインドウは典
型的に直径が1ないし2ミクロンの範囲にある。
所望の材料と穴構造の特定の組合せによつては、
任意エツチング技術を使用することができる。例
えばプラズマ・エツチングのようなドライ・エツ
チング・システムやウエツト化学薬品を等方性
(isotropic)エツチングに使用することができ
る。低速ではあるが、バイアス・プラズマ・エツ
チングでさえ、穴のサイズと構造の精密な制御の
ため異方性(anisotropic)エツチングに使用す
ることができる。
電子ウインドウ91,92,93と基板85の
組合せを作つた後、装置のサーマル・インク・ジ
エツト部分のバランスを第5A図および第5B図
に示すようにほぼ完成する。複数個のヒーター・
パツド101,102,103をそぞれ電子ウイ
ンドウ91,92および93の反対側に被着す
る。各パツドは先の実施例の場合と同じ材料で同
じ寸法で作る。薄膜87をオリフイス・プレート
90から分離してインクを保つ空所を形成するた
めにスペーサ88と89が設けられている。イン
ク充填管84はインクが空所に入るようにするた
めに設けられている。この実施例においては、オ
リフイス・プレート90はオリフイス96で代表
されるような複数個のオリフイスを有し、これら
オリフイスはオリフイス・プレート90が広い部
分で極めて厚くなるよう、くぼみで引つ込んで形
成されている。この構造によつて、大型のプリン
ト・ヘツドが構造的に安定になると同時に、小滴
の分解能を上げるためにオリフイス96でのオリ
フイス・プレート90の厚さを最適にする。典型
的に、貯蔵器の内側からオリフイスの外端まで測
つたオリフイス・プレートの厚さは約2ミル
(0.005cm)から約5ミル(0.0127cm)の範囲にあ
る。オリフイス・プレート90は各種各様の材
料、例えばガラス、シリコン、ポリシリコン、プ
ラスチツクおよび各種の金属から作ることができ
るが、これらに限定されない。
第5B図は、ヒーター・パツド101,102
および103の関係を示す、薄膜87の一部分の
図である。これらヒーター・パツド101,10
2,103の各々はオリフイス96の正反対側の
くぼみ95に沿つて配置されている。隣接するヒ
ーター・パツド101,102,103が加熱さ
れるとき、あるオリフイスからインクが射出しな
いよう、105および106のような障壁が互い
に隣接するヒーター・パツドの間に設けられ、そ
れによつて、あるヒーター・パツドによつて発生
される圧力波が他のヒーター・パツドに対応する
オリフイスからのインクの射出に影響を与えない
ようにする。そのような障壁は一般に、シリコ
ン、光重合体、ガラス・ビート充填エポキシまた
は金属より作る。
サーマル・インク・ジエツト・ヘツドと電子ウ
インドウの組立体の製造の完了後、前述の技術に
よつて組立体全体をブラウン管107の表面に取
付けることができる。プリント・ヘツドを駆動す
るための電子は電子銃組立体108より得られ
る。
所望の形状と材料によつて、本発明に従う実施
例は無数に存在する。例えば、特に有益な実施例
は2つの部分より成る装置を作ることである。一
方の部分は第2A図に示したのとほぼ同じ電子ウ
インドウを有するブラウン管であり、もう1つの
部分は完全に別個のサーマル・インク・ジエツト
組立体でろう。このサーマル・インク・ジエツト
組立体はブラウン管のウインドウに並置される電
子ウインドウ構造を有する。ブラウン管からの電
子はブラウン管のウインドウとサーマル・イン
ク・ジエツト・ウインドウを通つてサーマル・イ
ンク・ジエツト内部のヒーター・パツドに達する
ことができる。このようにブラウン管とインク・
ジエツト・ヘツドを一体構造にすることなく、サ
ーマル・インク・ジエツトを駆動するために電子
ビームを使用することができる。前記の装置で
は、万一サーマル・インク・ジエツトとブラウン
管のどちらか一方が故障した場合、故障した方を
容易に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図〜第1F図は本発明のインク・ジエツ
ト・プリンタの窓を製造する過程を示す図。第2
A、第2B図は各々、本発明のインク・ジエツ
ト・プリンタに使用するプリント・ヘツドの第1
実施例の斜視図、部分断面図。第3A,3B,3
C図は各々、本発明のインク・ジエツト・プリン
タに使用するプリント・ヘツドの第2実施例の斜
視図、分解図、詳細図。第4A,4B,4C図は
各々、本発明のインク・ジエツト・プリンタに使
用するプリント・ヘツドの第3実施例の斜視図、
分解図、詳細図。第5A,5B,5C,5D図は
各々、本発明のインク・ジエツト・プリンタに使
用するプリント・ヘツドの第4実施例の部分断面
図、部分拡大図、部分斜視図、部分断面図であ
る。 11:膜、13,33,53,85:基板、3
7,91〜93:ウインドウ、31,51,8
7:薄膜、60,101,102,103:ヒー
タパツド、56,96:オリフイス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の(イ)〜(ヘ)よりなる電子ビーム管の製造方
    法。 (イ) 基板として第一材料を選別するステツプ。 (ロ) 前記基板上に化学的気相成長法によつて、所
    望の電子ビームエネルギにおける電子が透過で
    きる第2材料のフイルムを推積するステツプ。 (ハ) 前記基板を部分的に除去して前記フイルムの
    連続した窓を残留形成するステツプ。 (ニ) 前記窓に整列できる孔を有するフエースプレ
    ートを備えた管を用意するステツプ。 (ホ) 前記窓に前記孔が整列するように前記フエー
    スプレートに前記基板を取付けるステツプ。 (ヘ) 前記管を排気して、前記窓に実質的に一気圧
    以上の圧力差を与えるステツプ。 2 次の(イ)〜(ホ)より成る電子ビーム管の製造方
    法。 (イ) 基板として第1材料を選別するステツプ (ロ) 前記基板上に化学的気相成長方法によつて、
    所望の電子ビームエネルギにおける電子が透過
    できる第2材料のフイルムを推積するステツ
    プ。 (ハ) 前記フイルムを推積した前記基板を管に取り
    つけるステツプ。該管のフエースプレートは孔
    を有し、該孔は前記基板で被われ、且つ前記フ
    イルムは前記基板と前記フエースプレート間に
    存在する。 (ニ) 前記基板を部分的に除去して、前記孔上に前
    記フイルムから成る電子ビーム窓を形成するス
    テツプ。 (ホ) 前記管を排気して、前記窓に実質的に一気圧
    以上の圧力差を与えるステツプ。 3 前記管がCRTである特許請求の範囲第1項
    あるいは第2項記載の電子ビーム管の製造方法。
JP58210679A 1982-11-22 1983-11-09 電子ビーム管の製造方法 Granted JPS59155054A (ja)

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