JPH0360831B2 - - Google Patents
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- JPH0360831B2 JPH0360831B2 JP2012779A JP1277990A JPH0360831B2 JP H0360831 B2 JPH0360831 B2 JP H0360831B2 JP 2012779 A JP2012779 A JP 2012779A JP 1277990 A JP1277990 A JP 1277990A JP H0360831 B2 JPH0360831 B2 JP H0360831B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D477/00—Heterocyclic compounds containing 1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. carbapenicillins, thienamycins; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulphur-containing hetero ring
- C07D477/02—Preparation
- C07D477/04—Preparation by forming the ring or condensed ring systems
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D205/00—Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
- C07D205/02—Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
- C07D205/06—Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member
- C07D205/08—Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member with one oxygen atom directly attached in position 2, e.g. beta-lactams
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- C07D309/00—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom, not condensed with other rings
- C07D309/16—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom, not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member
- C07D309/28—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom, not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
- C07D309/30—Oxygen atoms, e.g. delta-lactones
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
Description
本発明はチエナマイシン()の合成に有用な
(2S)−テトラヒドロ−2α−メチル−6−オキ
ソ−4β−アミノ−2H−ピラン−3α−カルボン
酸()のキラールな合成に関するものである。 ラクトンを経由するチエナマイシンの立体選
択的な全合成は、1980年1月4日出願の同時係属
中の米国特許出願番号第112020号中に既に記載さ
れている。しかし、この先行技術の方法ではラセ
ミ型のが生産されてしまうため、分割が必要で
あり、全収率が50%以下になつてしまう。何故な
らばこの方法では50%の望ましからざる対掌体が
つくりだされ、この対掌体は勿論廃棄されなけれ
ばならないからである。本発明の方法では望まし
からざる対掌体の生成は抑えられ、従つて本方法
は高収率が可能であり、より経済的である。 本発明の方法は2−アセチル−3−置換アミノ
−2−ペンテンジオイン酸ジエステル()の立
体選択的な還元(stereoselective reduction)を
経て進行する。式中、Rは(R)−α−メチルベ
ンジル、又は (S)−α−メチルベンジル、又は(R)−及び
(S)−α−カルボキシベンジルのエステル、例え
ば−CH(C6H5)CO2Rn(Rnは1−6の炭素原子を
有するアルキル、又はアルアルキル、例えばメチ
ル、エチル、ベンジル等である)である。R1エ
ステル基は同一又は異なるもののどちらでも良
く、典型的にはメチル、エチル、イソプロピル等
の1ないし6個の炭素原子を有する低級アルキ
ル、又はフエニル、或はベンジル等のアルアルキ
ルである。チエナマイシンを製造するための
()を与える()の立体特異的な還元につい
ては以下議論する。 本発明の方法は以下の反応によつて便宜的に要
約される。 上述の反応図式に関して云えば、トルエン、塩
化メチレン、酢酸エチル、エーテル等の溶媒中の
アセトンジカルボキシレート出発物質1(R1は1
−6炭素原子のアルキル、フエニル等のアリー
ル、又は7−12の炭素原子を有するアリールアル
キルである)を、アミン、NH2R(Rは接触的に
除去し得る、S−α−メチルベンジルのようなキ
ラール(chiral)なアリールアルキル、α−フエ
ニルグリシンから誘導されるα−カルボキシベン
ジルのキラールエステル、及び好ましくは(R)
−α−メチルベンジルである)を用い、−10から
110℃の温度に於て0.5ないし24時間処理する。1
を2に変換するための上述の反応混合物は、硫酸
ナトリウム、モレキユラーシーブ等の脱水剤の存
在下に行うのが好ましい。 2から3への変換は、トルエン、塩化メチレ
ン、酢酸エチル、エーテル等の溶媒中、2を、化
学量論量から100倍過剰量のケテン、無水酢酸、
又は塩化アセチル等のアセチルハライドにより、
例えばトリエチルアミンのような3有機アミンの
存在下、−10から95℃の温度に於て、10分から15
時間処理することによつて遂行される。 3から4への変換は、経路A、経路B、経路C
のいずれかによつて行われる。以下の図式はこれ
ら3経路をまとめたものである。 経路A 典型的には、水素添加はPtO2(好まし
い)、Pd/C,Pt/C、ラネーニツケル、等の触
媒の存在下、イソプロピルアルコール、メタノー
ル、エーテル、酢酸エチル、トルエン等の溶媒
中、0゜から85℃の温度で、2ないし72時間、1−
100気圧の水素圧のもとで、好ましくはBF3・
OEt2,FeCl3,AlCl3等の活性化されたルイス酸
の存在下で行われる。別法として、水素添加は、
PtO2等の触媒の存在下、氷酢酸等の溶媒中、芳
香環への水素添加よりもケト−エナミン部分の還
元を促進するFeCl3,SnCl2,CoCl2等の少量の触
媒修飾剤の存在下、及び還元に対してケト−エナ
ミン部分を活性化する氷酢酸、酒石酸、蓚酸、塩
化水素、トリフロロ酢酸等の強酸の存在下に於て
行う。 経路Bは、3をジボラン、9−ボラビシクロ
〔3・3・1〕ノナン、ジベンゾイルオキシボラ
ン、モノクロロボラン、ジクロロボラン、又は好
ましくはカテコールボラン等のボランで処理する
ことによつて行われる。3から3aへの変換は、
典型的にはテトラヒドロフラン、グライム、クロ
ロホルム、トルエン等の溶媒中、−100から80℃の
温度に於て、1ないし5時間行う。3aから3bへ
の変換は、テトラヒドロフラン、エーテル、酢
酸、クロロホルム等の溶媒中、酢酸、プロピオン
酸、蓚酸、塩酸等の酸の存在下、ナトリウムシア
ノボロヒドリド、ナトリウムボロヒドリド、常法
によるナトリウムアシルオキシボロヒドリド等の
還元剤によつて行われる。 3bから3cへの変換は、重炭酸ナトリウム、炭
酸ナトリウム、水酸化ナトリウム等の塩基の存在
下、0゜から40℃の温度に於て1ないし120分間、
H2O,MeOH等の溶媒中加溶媒分解することに
よつて行われる。 3cから4への変換は、CH2Cl2、トルエン、エ
ーテル等の溶媒中、20゜から50℃の温度に於て、
硫酸、酢酸、塩酸等の酸HAの処理によつて行わ
れる。 3bから4への変換(経路B′)は、CH2Cl2、エ
ーテル等の溶媒中、メタノール、水等のプロトン
性物質が少量存在する条件下、上述したように酸
によつて行われる。 4から5への変換は、水の中で4をp−トルエ
ンスルホン酸、塩酸等の強酸で25から120℃の温
度に於て、30ないし180分処理し、遊離酸5を得
る。経路Cは3aから5への変換図式が連続して
行われることを図示したものである。 5から6へのアミノ基の脱保護化は、典型的に
は酢酸、水等の溶媒中、パラジウム炭素、酸化パ
ラジウム、酸化白金等の水素添加触媒の存在下、
40−1500psiの水素圧のもとで行う触媒的水素添
加によつて遂行される。 6から23への変換は、22をベンジルアルコー
ル、フエノール、2,2,2−トリクロロエタノ
ール、メタノール等のアルコールによつて、25か
ら100℃の温度に於て1ないし24時間処理するこ
とにより遂行される。上述の図式中の所望する生
成物23の表示に於て、エステル部分R1は、22か
ら23への変換に使用されたアルコールR1OHと同
一である。R1の好ましい値については、出発物
質1に関して一般的に定義してある。R3の定義
も、R1の定義と同様に上でなされている。 23から24への変換は、トリエチアミン、4−ジ
メチルアミノピリジン、ピリジン等の塩基の存在
下、23をジンクロヘキシルカルボジイミド
(DCC)を用いて処理することによつて行われ
る。 カルボキシル基の脱保護化は24から37への変換
で行われる。典型的には、脱保護化は触媒的水素
添加によつて行われる。典型的には、24及びメタ
ノール、酢酸エチル、エーテル等の溶媒を、パラ
ジウム炭素、酸化白金等の触媒の存在下、1から
3気圧の水素圧のもとで、0から40℃の温度に1
から3時間保つと37が得られる。加水分解等の他
の脱保護操作もまた適したものである。例えば、
R1がメチルの場合、塩基性での加水分解が好ま
しい。典型的には、この反応は24(例えば、その
メチルエステル)の水溶液に、NaOH,KOH,
Ba(OH)2,Na2CO3などの塩基を当量加え、25−
100℃で10分ないし10時間保つことによつて行わ
れる。 37の38への付加は、テトラヒドロフラン、ジメ
トキシエタン等の溶媒中、0から50℃の温度に於
て37を1,1′−カルボニルジイミダゾール等で処
理し、次いで1.1から3.0当量の
(R3O2CCH2CO2)2Mgを加え、0から50℃の温度
で1から48時間保つことによつて行われる。R3
はp−ニトロベンジル、o−ニトロベンジル、ベ
ンジル等の容易に除去し得るカルボキシル保護基
である。 38から28への変換は、アジドカルボキシレー
ト、ケトマロネート等の3有機ホスフインの活性
化剤の共存下、38を3有機ホスフインで処理し
て、中間体38のホスホニウムをつくり、次いで1
当量ないし20倍過剰量の蟻酸、酢酸、安息香酸等
のカルボン酸で処理することによつて行われる。
典型的には、β−ラクタム物質、3有機ホスフイ
ン及び選択すべきカルボン酸、R3CO2Hから成る
溶液に、アジドカルボキシレート又はその当価物
を添加する。反応は典型的には、トルエン、酢酸
エチル、エーテル、塩化メチレン等の溶媒中、−
10から50℃の温度に於て10分から12時間行う。適
した3有機ホスフインはトリフエニルホスフイン
及びトリアルキルホスフインであり、この場合ア
ルキル基は1−6の炭素原子を有するもの、例え
ばトリブチルホスフインである。適した活性化剤
には、例えばジエチルアゾジカルボキシレート、
ジベンジルアゾジカルボキシレート、ジイソプロ
ピルアゾジカルボキシレート等のアゾジカルボキ
シレートがあげられ、アルキル部分が1−6の炭
素原子を有するジ低級アルキルケトマロネートも
また適したものである。所望する転換を行うのに
効果的なものとしてトリフエニルホスフインオキ
シド及び無水トリフロロメタンスルホン酸があげ
られる。 28から16への変換は、メタノール、エタノール
等の溶媒中、HCl,H2SO4等の酸の存在下、又は
酢酸ナトリウム等の塩基の存在下、28を−10から
28℃の温度に於て、10分から12時間処理すること
によつて行われる。 16から17への変換は、酢酸エチル、塩化メチレ
ン、トルエン等の溶媒中、16をp−トルエンスル
ホニルアジド、p−カルボキシベンゼンスルホニ
ルアジド等のジアゾ化剤により、ピリジン、トリ
エチルアミン等の塩基の存在下、0から40℃の温
度で、10ないし120分間処理することにより行わ
れる。 環化(17から18へ)は、ベンゼン、トルエン、
THF等の溶媒中、50−100℃の温度で1−5時
間、ビス(アセチルアセトナート)Cu()〔Cu
(acac)2〕・CuSO4、Cu粉末、Rh2(CAc)4又はPd
(OAc)2等の触媒の存在下、17を処理することに
よつて遂行される。別法として環化は、ベンゼ
ン、CCl4、ジエチルエーテル等の溶媒中、0−
25℃の温度で、0.5から2時間、17をパイレツク
スフイルターを通して(300nm以上の波長)照射
することによつて行うことも可能である。
〔“OAc”=アセテート〕 脱離基Xの導入(18から19へ)は、ケトエステ
ル18を無水パラトルエンスルホン酸、無水p−ニ
トロフエニルスルホン酸、無水2,4,6−トリ
イソプロピルフエニルスルホン酸、無水メタンス
ルホン酸、塩化p−トルエンスルホニル、塩化p
−ブロモフエニルスルホニル等のR0Xと反応させ
ることによつて実行される。この場合、Xはトル
エンスルホニルオキシ、p−ニトロフエニルスル
ホニルオキシ、メタンスルホニルオキシ、p−ブ
ロモフエニルスルホニルオキシ等の相当する脱
離、或は当業界に於て周知の常法によつて導入し
得る他の脱離基である。典型的には、脱離基Xを
導入するための上述の反応は、塩化メチレン、ア
セトニトリル、ホルムアミド等の溶媒中、ジイソ
プロピルエチルアミン、トリエチルアミン、4−
ジメチルアミノピリジン等の塩基の存在下、−20
から40℃の温度に於て、0.5から5時間行われる。
中間体19の脱離基Xは、ハロゲンであることも可
能である。ハロゲン脱離基は、CH2Cl2,
CH3CN,THF等の溶媒中、ジイソプロピルエチ
ルアミン、トリエチルアミン又は4−ジメチルア
ミノピリジン等の塩基の存在下、18をφ3PCl2,
φ3PBr2、塩化オキザリル等のハロゲン化剤で処
理することによつて行われる。〔φ=フエニル〕。 脱離基Xはリン酸エステルであつても良い。こ
の化合物は、典型的にはジイソプロピルエチルア
ミン、トリエチルアミン又は、4−ジメチルアミ
ノピリジン等の塩基の存在下、18をジエチルクロ
ロホスフエートで処理することによつて調製され
る。 脱離基Xは炭酸エステルであることも可能であ
る。この化合物は、ジイソプロピルエチルアミ
ン、トリエチルアミン又は4−ジメチルアミノピ
リジン等の塩基の存在下、18をメチル、ベンジ
ル、p−ニトロベンジル等のクロロホルメートで
処理することにより調製される。 脱離基Xはイミノエステル
(2S)−テトラヒドロ−2α−メチル−6−オキ
ソ−4β−アミノ−2H−ピラン−3α−カルボン
酸()のキラールな合成に関するものである。 ラクトンを経由するチエナマイシンの立体選
択的な全合成は、1980年1月4日出願の同時係属
中の米国特許出願番号第112020号中に既に記載さ
れている。しかし、この先行技術の方法ではラセ
ミ型のが生産されてしまうため、分割が必要で
あり、全収率が50%以下になつてしまう。何故な
らばこの方法では50%の望ましからざる対掌体が
つくりだされ、この対掌体は勿論廃棄されなけれ
ばならないからである。本発明の方法では望まし
からざる対掌体の生成は抑えられ、従つて本方法
は高収率が可能であり、より経済的である。 本発明の方法は2−アセチル−3−置換アミノ
−2−ペンテンジオイン酸ジエステル()の立
体選択的な還元(stereoselective reduction)を
経て進行する。式中、Rは(R)−α−メチルベ
ンジル、又は (S)−α−メチルベンジル、又は(R)−及び
(S)−α−カルボキシベンジルのエステル、例え
ば−CH(C6H5)CO2Rn(Rnは1−6の炭素原子を
有するアルキル、又はアルアルキル、例えばメチ
ル、エチル、ベンジル等である)である。R1エ
ステル基は同一又は異なるもののどちらでも良
く、典型的にはメチル、エチル、イソプロピル等
の1ないし6個の炭素原子を有する低級アルキ
ル、又はフエニル、或はベンジル等のアルアルキ
ルである。チエナマイシンを製造するための
()を与える()の立体特異的な還元につい
ては以下議論する。 本発明の方法は以下の反応によつて便宜的に要
約される。 上述の反応図式に関して云えば、トルエン、塩
化メチレン、酢酸エチル、エーテル等の溶媒中の
アセトンジカルボキシレート出発物質1(R1は1
−6炭素原子のアルキル、フエニル等のアリー
ル、又は7−12の炭素原子を有するアリールアル
キルである)を、アミン、NH2R(Rは接触的に
除去し得る、S−α−メチルベンジルのようなキ
ラール(chiral)なアリールアルキル、α−フエ
ニルグリシンから誘導されるα−カルボキシベン
ジルのキラールエステル、及び好ましくは(R)
−α−メチルベンジルである)を用い、−10から
110℃の温度に於て0.5ないし24時間処理する。1
を2に変換するための上述の反応混合物は、硫酸
ナトリウム、モレキユラーシーブ等の脱水剤の存
在下に行うのが好ましい。 2から3への変換は、トルエン、塩化メチレ
ン、酢酸エチル、エーテル等の溶媒中、2を、化
学量論量から100倍過剰量のケテン、無水酢酸、
又は塩化アセチル等のアセチルハライドにより、
例えばトリエチルアミンのような3有機アミンの
存在下、−10から95℃の温度に於て、10分から15
時間処理することによつて遂行される。 3から4への変換は、経路A、経路B、経路C
のいずれかによつて行われる。以下の図式はこれ
ら3経路をまとめたものである。 経路A 典型的には、水素添加はPtO2(好まし
い)、Pd/C,Pt/C、ラネーニツケル、等の触
媒の存在下、イソプロピルアルコール、メタノー
ル、エーテル、酢酸エチル、トルエン等の溶媒
中、0゜から85℃の温度で、2ないし72時間、1−
100気圧の水素圧のもとで、好ましくはBF3・
OEt2,FeCl3,AlCl3等の活性化されたルイス酸
の存在下で行われる。別法として、水素添加は、
PtO2等の触媒の存在下、氷酢酸等の溶媒中、芳
香環への水素添加よりもケト−エナミン部分の還
元を促進するFeCl3,SnCl2,CoCl2等の少量の触
媒修飾剤の存在下、及び還元に対してケト−エナ
ミン部分を活性化する氷酢酸、酒石酸、蓚酸、塩
化水素、トリフロロ酢酸等の強酸の存在下に於て
行う。 経路Bは、3をジボラン、9−ボラビシクロ
〔3・3・1〕ノナン、ジベンゾイルオキシボラ
ン、モノクロロボラン、ジクロロボラン、又は好
ましくはカテコールボラン等のボランで処理する
ことによつて行われる。3から3aへの変換は、
典型的にはテトラヒドロフラン、グライム、クロ
ロホルム、トルエン等の溶媒中、−100から80℃の
温度に於て、1ないし5時間行う。3aから3bへ
の変換は、テトラヒドロフラン、エーテル、酢
酸、クロロホルム等の溶媒中、酢酸、プロピオン
酸、蓚酸、塩酸等の酸の存在下、ナトリウムシア
ノボロヒドリド、ナトリウムボロヒドリド、常法
によるナトリウムアシルオキシボロヒドリド等の
還元剤によつて行われる。 3bから3cへの変換は、重炭酸ナトリウム、炭
酸ナトリウム、水酸化ナトリウム等の塩基の存在
下、0゜から40℃の温度に於て1ないし120分間、
H2O,MeOH等の溶媒中加溶媒分解することに
よつて行われる。 3cから4への変換は、CH2Cl2、トルエン、エ
ーテル等の溶媒中、20゜から50℃の温度に於て、
硫酸、酢酸、塩酸等の酸HAの処理によつて行わ
れる。 3bから4への変換(経路B′)は、CH2Cl2、エ
ーテル等の溶媒中、メタノール、水等のプロトン
性物質が少量存在する条件下、上述したように酸
によつて行われる。 4から5への変換は、水の中で4をp−トルエ
ンスルホン酸、塩酸等の強酸で25から120℃の温
度に於て、30ないし180分処理し、遊離酸5を得
る。経路Cは3aから5への変換図式が連続して
行われることを図示したものである。 5から6へのアミノ基の脱保護化は、典型的に
は酢酸、水等の溶媒中、パラジウム炭素、酸化パ
ラジウム、酸化白金等の水素添加触媒の存在下、
40−1500psiの水素圧のもとで行う触媒的水素添
加によつて遂行される。 6から23への変換は、22をベンジルアルコー
ル、フエノール、2,2,2−トリクロロエタノ
ール、メタノール等のアルコールによつて、25か
ら100℃の温度に於て1ないし24時間処理するこ
とにより遂行される。上述の図式中の所望する生
成物23の表示に於て、エステル部分R1は、22か
ら23への変換に使用されたアルコールR1OHと同
一である。R1の好ましい値については、出発物
質1に関して一般的に定義してある。R3の定義
も、R1の定義と同様に上でなされている。 23から24への変換は、トリエチアミン、4−ジ
メチルアミノピリジン、ピリジン等の塩基の存在
下、23をジンクロヘキシルカルボジイミド
(DCC)を用いて処理することによつて行われ
る。 カルボキシル基の脱保護化は24から37への変換
で行われる。典型的には、脱保護化は触媒的水素
添加によつて行われる。典型的には、24及びメタ
ノール、酢酸エチル、エーテル等の溶媒を、パラ
ジウム炭素、酸化白金等の触媒の存在下、1から
3気圧の水素圧のもとで、0から40℃の温度に1
から3時間保つと37が得られる。加水分解等の他
の脱保護操作もまた適したものである。例えば、
R1がメチルの場合、塩基性での加水分解が好ま
しい。典型的には、この反応は24(例えば、その
メチルエステル)の水溶液に、NaOH,KOH,
Ba(OH)2,Na2CO3などの塩基を当量加え、25−
100℃で10分ないし10時間保つことによつて行わ
れる。 37の38への付加は、テトラヒドロフラン、ジメ
トキシエタン等の溶媒中、0から50℃の温度に於
て37を1,1′−カルボニルジイミダゾール等で処
理し、次いで1.1から3.0当量の
(R3O2CCH2CO2)2Mgを加え、0から50℃の温度
で1から48時間保つことによつて行われる。R3
はp−ニトロベンジル、o−ニトロベンジル、ベ
ンジル等の容易に除去し得るカルボキシル保護基
である。 38から28への変換は、アジドカルボキシレー
ト、ケトマロネート等の3有機ホスフインの活性
化剤の共存下、38を3有機ホスフインで処理し
て、中間体38のホスホニウムをつくり、次いで1
当量ないし20倍過剰量の蟻酸、酢酸、安息香酸等
のカルボン酸で処理することによつて行われる。
典型的には、β−ラクタム物質、3有機ホスフイ
ン及び選択すべきカルボン酸、R3CO2Hから成る
溶液に、アジドカルボキシレート又はその当価物
を添加する。反応は典型的には、トルエン、酢酸
エチル、エーテル、塩化メチレン等の溶媒中、−
10から50℃の温度に於て10分から12時間行う。適
した3有機ホスフインはトリフエニルホスフイン
及びトリアルキルホスフインであり、この場合ア
ルキル基は1−6の炭素原子を有するもの、例え
ばトリブチルホスフインである。適した活性化剤
には、例えばジエチルアゾジカルボキシレート、
ジベンジルアゾジカルボキシレート、ジイソプロ
ピルアゾジカルボキシレート等のアゾジカルボキ
シレートがあげられ、アルキル部分が1−6の炭
素原子を有するジ低級アルキルケトマロネートも
また適したものである。所望する転換を行うのに
効果的なものとしてトリフエニルホスフインオキ
シド及び無水トリフロロメタンスルホン酸があげ
られる。 28から16への変換は、メタノール、エタノール
等の溶媒中、HCl,H2SO4等の酸の存在下、又は
酢酸ナトリウム等の塩基の存在下、28を−10から
28℃の温度に於て、10分から12時間処理すること
によつて行われる。 16から17への変換は、酢酸エチル、塩化メチレ
ン、トルエン等の溶媒中、16をp−トルエンスル
ホニルアジド、p−カルボキシベンゼンスルホニ
ルアジド等のジアゾ化剤により、ピリジン、トリ
エチルアミン等の塩基の存在下、0から40℃の温
度で、10ないし120分間処理することにより行わ
れる。 環化(17から18へ)は、ベンゼン、トルエン、
THF等の溶媒中、50−100℃の温度で1−5時
間、ビス(アセチルアセトナート)Cu()〔Cu
(acac)2〕・CuSO4、Cu粉末、Rh2(CAc)4又はPd
(OAc)2等の触媒の存在下、17を処理することに
よつて遂行される。別法として環化は、ベンゼ
ン、CCl4、ジエチルエーテル等の溶媒中、0−
25℃の温度で、0.5から2時間、17をパイレツク
スフイルターを通して(300nm以上の波長)照射
することによつて行うことも可能である。
〔“OAc”=アセテート〕 脱離基Xの導入(18から19へ)は、ケトエステ
ル18を無水パラトルエンスルホン酸、無水p−ニ
トロフエニルスルホン酸、無水2,4,6−トリ
イソプロピルフエニルスルホン酸、無水メタンス
ルホン酸、塩化p−トルエンスルホニル、塩化p
−ブロモフエニルスルホニル等のR0Xと反応させ
ることによつて実行される。この場合、Xはトル
エンスルホニルオキシ、p−ニトロフエニルスル
ホニルオキシ、メタンスルホニルオキシ、p−ブ
ロモフエニルスルホニルオキシ等の相当する脱
離、或は当業界に於て周知の常法によつて導入し
得る他の脱離基である。典型的には、脱離基Xを
導入するための上述の反応は、塩化メチレン、ア
セトニトリル、ホルムアミド等の溶媒中、ジイソ
プロピルエチルアミン、トリエチルアミン、4−
ジメチルアミノピリジン等の塩基の存在下、−20
から40℃の温度に於て、0.5から5時間行われる。
中間体19の脱離基Xは、ハロゲンであることも可
能である。ハロゲン脱離基は、CH2Cl2,
CH3CN,THF等の溶媒中、ジイソプロピルエチ
ルアミン、トリエチルアミン又は4−ジメチルア
ミノピリジン等の塩基の存在下、18をφ3PCl2,
φ3PBr2、塩化オキザリル等のハロゲン化剤で処
理することによつて行われる。〔φ=フエニル〕。 脱離基Xはリン酸エステルであつても良い。こ
の化合物は、典型的にはジイソプロピルエチルア
ミン、トリエチルアミン又は、4−ジメチルアミ
ノピリジン等の塩基の存在下、18をジエチルクロ
ロホスフエートで処理することによつて調製され
る。 脱離基Xは炭酸エステルであることも可能であ
る。この化合物は、ジイソプロピルエチルアミ
ン、トリエチルアミン又は4−ジメチルアミノピ
リジン等の塩基の存在下、18をメチル、ベンジ
ル、p−ニトロベンジル等のクロロホルメートで
処理することにより調製される。 脱離基Xはイミノエステル
【式】であ
ることも可能である。この化合物は、ジイソプロ
ピルエチルアミン、トリエチルアミン、4−ジメ
チルアミノピリジン等の塩基の存在下、18を塩化
N−フエニルトリメチルアセトイミド等の塩化イ
ミドイルで処理することにより調製される。 反応19から20は、ジオキサン、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリ
ル、ヘキサメチルホスホラミド等の溶媒中、ほゞ
当量ないし過剰量のメルカプタン試薬
HSCH2CH2NHR4(R4は水素又はp−ニトロベン
ジルオキシカルボニル、o−ニトロベンジルオキ
シカルボニル、ホルムイミドイル、フエノキシア
セチル、フエニルアセチル、2−メチル−2−
(o−ニトロフエノキシ)プロピオン酸、及びo
−ニトロフエノキシ酢酸等の容易に脱離し得るN
−保護基である)の存在下、重炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、トリエチルアミン、ジイソプロピ
ルエチルアミン等の塩基の存在下、−40から25℃
の温度に於て、1ないし72時間19を処理すること
により行われる。メルカプタン試薬、
HSCH2CH2NHR4、は典型的には重炭酸ナトリ
ウム、水酸化ナトリウム等の塩基の存在下、水性
ジエチルエーテル、水性ジオキサン、水性アセト
ン等の溶媒中、0から25℃の温度に於て、0.5か
ら4時間、所望する酸クロリドの存在下、アミノ
エチルメルカプタンを処理することによつて調製
される。 最終脱保護段階20からは、加水分解、水素添
加又は酵素反応等の常法の手段によつて行われ
る。典型的には、20をジオキサン−水−エタノー
ル:テトラヒドロフラン−水性リン酸2カリウム
−イソプロパノール:テトラヒドロフラン−水−
モルホリノプロパン−スルホン酸(水酸化ナトリ
ウムを加えてPHを7.0に調節)等の溶媒に溶かし、
パラジウム炭素、水酸化パラジウム、酸化白金等
の水素添加触媒の存在下、1ないし4気圧の水素
圧のもとで、0から50℃の温度に於て、0.5から
4時間処理し、を得る。 チエナマイシンの全合成に関する上の反応図式
についての上述の説明について云えば、正確な反
応のパラメータの選択の余地はかなりあるという
ことが理解されるべきである。この許容範囲及び
巾に関する示唆は、一般的に等価な溶媒系、温度
範囲、保護基及び使用する試薬の範囲の列挙によ
つてなされている。更に、ある与えられた順序の
数段階から成る合成図式の表示は、必要に沿つた
ものというよりも、記載に便利なようになされた
ものであるということが理解されるべきである。
従つて、機械的に分割された図式は合成の統一さ
れた式であり、実際に施行する時は合成の進行を
物質的に変えることなくある数段階を併合し、同
時に行い、或は順序を変えることが可能であるこ
とに気づくであろう。 以下の実施例は、全合成の正確な図式を列挙し
たものである。本実施例の目的は全合成を更によ
りよく例示するためのものであつて、本発明に何
らの制約をもうけることを意図したものでないこ
とが理解されるべきである。温度はすべて℃で表
してある。 実施例 1 3(R)−α−メチルベンジルアミノ−2−ペン
テンジオイン酸ジメチルエステル 100mlのEt2O中の(+)−α−フエネチルアミ
ン(29.1g、0.24モル)、ジメチル1,3−アセ
トンジカルボキシレート(41.9g、0.24モル)及
び粉末化した5Aモレキユラーシーブ(84g)の
混合物を、室温で16時間撹拌する。この懸濁液を
過し、ケーキをEt2Oで2回洗う。液を濃縮
するとエナミンが白色固体(67.5g)として得ら
れる。これを直接次の段階に使用する。 実施例 2 2−アセチル−3−(R)−α−メチルベンジル
アミノ−2−ペンテンジオイン酸ジメチルエス
テル 1300mlのCH2Cl2中のエナミン(65.7g)の溶
液を撹拌しつつ、室温でケテンガス(アセトンの
熱分解により発生させる)を通気する。出発物質
が完全に消費されたら(シリカゲルプレートの
TLC−溶媒系6/4、ヘキサン/酢酸エチル、で追
跡する)、溶液を濃縮し、生成物をオレンジ色の
ガム状固型物(77.1g)として得る。 この生成物を1の40%水性メタノールから再
結晶し、ケトエナミンを桃色の針状結晶、融点
41.5−43.5゜、を得る。ヘキサンで洗うと純粋なケ
トエナミン、融点47−48℃、〔α〕25 D=−242(1
%、メタノール中)、が得られる。 実施例 3 (2S)−テトラヒドロ−2α−メチル−6−オ
キソ−4β−〔(R)−メチルベンジルアミノ〕−
2H−ピラン−3α−カルボン酸メチルエステ
ル塩酸塩 22mlの無水テトラヒドロフラン(THF)中の
カテコールボラン(1.32g、11.0ミリモル)溶液
に、13分間にわたつて、−78℃に於て10mlのTHF
中のケトエナミン(3.19g、10.0ミリモル)溶液
を滴加する。生成した溶液を−78℃で2.5時間熟
成し、次いで濃縮すると流動性の油が得られる
(この時点に於て、少量のTHFが残つており、粗
生成物に流動性を与える)。この油を速かに10ml
の氷酢酸(HOAc)に溶かし、氷浴中で10℃に冷
却し、速かに11mlのHOAc中のNaCNBH4(628
mg、10.0ミリモル)溶液で処理する。この溶液を
室温で1.5時間濃縮し、次いで真空中で濃縮する。
残渣を酢酸エチル(EtOAc)と2倍量の飽和重
曹水の間で分配する。水抽出物をEtOAcで逆抽
出する。有機層を合せ、食塩水で洗い、Na2SO4
で乾燥し、真空中で濃縮するとアミノアルコール
が黄色の油(4.05g)として得られる。この油を
35mlのCH2Cl2、及び35mlのEt2Oに溶かし、0℃
に冷却し、HClガスで飽和する。結晶化した固型
物を過し、冷却した40%CH2Cl2/Et2Oで3回
洗い、真空中で乾燥すると純粋なラクトンエステ
ル(1.28g、39%)が白色粉末、融点=186゜(分
解)、として得られる。 液は更に8%の所望する生成物を含有する
(HPLCで定量−シリカゲルベース、プロピルナ
フトアミド固定相、CH3CN/MeOH溶媒系)。 実施例 4 (2S)−テトラヒドロ−2α−メチル−6−オ
キソ−4β−〔(R)−α−メチルベンジルアミ
ノ〕−2H−ピラン−3α−カルボン酸メチルエ
ステル塩酸塩 別法:非水条件下での後処理 ボラン及びヒドリド還元を上述したように行
う。酢酸をヒドリド還元物から真空中で除去し、
50%CH2Cl2/Et2Oで置換する。この溶液をHCl
ガスで飽和し、少量のMeOH(約1/2ml)を加え
てキレート物の加溶媒分解を促進し、0℃で15時
間熟成する。この固型物を過して集め、60%の
Et2O/CH2Cl2で洗い、真空中で乾燥する。無機
の不純物が混入しているが有機の不純物を含まぬ
この固型物は、直接加水分解反応に使用すること
か可能である。 実施例 5 (2S)−テトラヒドロ−2α−メチル−6−オ
キソ−4β−〔(R)−α−メチルベンジルアミ
ノ〕−2H−ピラン−3α−カルボン酸塩酸塩 10mlの濃HCl水のエステルラクトン(2.14g、
6.53ミリモル)の懸濁液を2時間加熱還流する。
生成した溶液を0゜に冷却すると、結晶が析出す
る。1時間後、固型物を過しEt2Oで洗い、真
空中で乾燥すると、純粋な酸、1.386g(68%)、
融点=182℃(分解)が得られる。 液を真空中で濃縮し、固体残渣をEt2Oで数
回洗うと、更に0.47g(23%)の生成物が褐色粉
末として得られる。 実施例 6 20mlのイソプロパノール中の(R)−α−メ
チルケトエナミン3(0.638g、2.0ミリモル)
の溶液を、PtO2(0.1g)及びFeCl3(0.342g、
2.1ミリモル)の存在下、水素ガスで加圧し
(150psi)、室温で20時間振盪する。この懸濁液
を過し、固型物を5mlのIPAで洗う。液を
合せて濃縮すると黒ずんだ油が得られる。これ
を20mlのEtOAcに再溶解する。この溶液を0.25
mlの濃NH4OH(水性)で処理し、20分間撹拌
する。生成した懸濁液をセライトによつて過
し、透明な無色の溶液を得る。これを真空中で
濃縮して油とし、5mlの塩化メチレンに再溶解
する。この溶液を無水の塩化水素で処理し、7
mlのエーテルを加えて生成物を結晶化させる。 10mlの氷酢酸中の(R)−α−メチルケトエ
ナミン3(0.638g、2.0ミリモル)溶液をPtO2
(0.1g)、FeCl3(0.001g)及びトリフロロ酢酸
(0.15ml、1.95ミリモル)の存在下、水素ガス
により加圧し(40psi)、室温で6時間振とうす
る。懸濁液を過し、固体を5mlのHOAcで洗
う。液を合せて濃縮して油を得、これを5ml
の塩化メチレンに再溶解する。この溶液を無水
の塩化水素で処理し、7mlのエーテルを加えて
生成物を結晶させる。 実施例 7 22mlの乾燥THF中のカテコールボラン(1.32
g、11.0ミリモル)溶液を、−78℃に於て10mlの
THF中のケトエナミン(3.19g、10.0ミリモル)
溶液に加える。この溶液を−78゜で2時間熟成し、
次いで47mlのEtOH中の蓚酸水和物(12.6g、100
ミリモル)を加え、即ちに47mlのEtOH中の
NaBH4(1.14g、30ミリモル)溶液を加える。こ
の黄色の懸濁液を室温にもどし、1晩熟成する。
この懸濁液を過し、液をH2O(20ml)でうす
め、ダウエツクス50W×4イオン交換樹脂(H+
サイクル)の30mlのカラムにかける。洗液から蓚
酸がなくなるまで、このカラムを80%MeOH/
H2Oで洗う。次いで生成物を50%水性メタノー
ル中の6NHCl(約200ml)で溶出する。溶出液を
加熱還流し、残りの液量が30mlになるまで低沸点
物を除去する。3−4時間の加熱後、溶媒の残り
を真空中で除去する。残渣をEt2Oで数回洗い、
粗ラクトン酸を白色粉末、2.34g、として得る。
純粋な酸は、この粗物質をCH2Cl2に溶かし、室
温で1晩撹拌することにより白色粉末として得ら
れる。 実施例 8 (2S)−テトラヒドロ−2α−メチル−6−オ
キソ−4β−アミノ−2H−ピラン−3α−カル
ボン酸塩酸塩 3mlのHOAc中のラクトン酸(100mg、0.318ミ
リモル)と50mgの5%Pd/Cの懸濁液を、
100psiH2のもとで3日間、室温に於て振とうす
る。この懸濁液を過し、液を濃縮すると1級
アミンが無色のガム、92mg、として得られる。 〔α〕25 D=−50.5(0.12NのHCl水中) 本物質の1H−NMRは、ラセミ体のN−ベンジ
ルラクトン試料の触媒的水素添加によつて調製し
たものと同一であつた。 実施例 9 19のメタノール中の4.78モルのラクトンの溶
液を3時間還流する。室温で1晩熟成した後、溶
液を真空中で濃縮する。残つた油を12の塩化メ
チレンに溶かし、NEt3溶液(710ml、5.02モル)
で、1時間、室温処理する。この混合物を室温で
10時間撹拌する。生成物を過により集め、4
のCH2Cl2で2度洗い、風乾するとアミノ酸が白
色の結晶固体として得られる。 実施例 10 400mlのMeCN中のアミノ酸(20.0g、0.097モ
ル)の懸濁液を、100mlのMeCN中のN,N′−ジ
シクロヘキシルカルボジイミド(21.0g、0.102
モル)で処理し、次いで十分量の水(約70ml)を
加えて、ほゞ均一の溶液とする。次いでこの混合
物を30−35゜に5時間加熱する。この懸濁液を0
−5゜に冷却し、液を真空中で濃縮する。残渣を
150mlのCH2Cl2に溶かし、生成物を50mlの水で3
回抽出する。この水溶液は直接次の段階(けん
化)に使用することが可能であり、或は真空中で
濃縮し純粋なβ−ラクタム(16.8g、92%)を得
ることもできる。 実施例 11 室温に於て、70mlのH2O中のメチルエステル
(23.6g、0.126モル)の溶液に撹拌しながら、
1.05モルの6N水酸化ナトリウム溶液を加える。
25゜で1時間熟成した後、溶液のPHを2NのHCl水
を加えることにより8.5に調節し、次いで真空中
で大部分の水を除去する。残渣を75mlのMeOH
に再溶解し、次いでイソプロパノール(175ml)
を加え、この懸濁液を0−5゜に1時間冷却する。
生成物を過し、真空中で一定重量(21.4g、87
%)になるまで乾燥する。 実施例 12 乾燥した30mlのジメチルホルムアミド中のナト
リウム塩(10.0g、51.3ミリモル)を、DMF
(51.7ミリモル)中の2.3MのHCl22.5mlで処理し、
ほゞ均一な溶液とする。室温で更に10分間撹拌し
た後、300mlの乾燥MeCNでうすめる。生成した
混合物を30分間撹拌し、次いでN,N−カルボニ
ルジイミダゾール(CDI:8.29g、25.6ミリモル)
で処理し、20時間熟成する。溶媒を真空中で除去
し、残渣を200mlの1NHCl水とCH2Cl2で2回
(合計液量500ml)分配する。有機抽出物を合せ、
うすいNaHCO3水溶液で洗い、Na2SO4で乾燥
し、真空中で濃縮するとβ−ケトエステルが油と
して得られる。(15.1g、84%)。 実施例 12a 50mlのテトラヒドロフラン中のβ−ラクタム
(2.50g、9.49ミリモル)と0.5gの10%Pd/Cの
混合物をパールシエーカー上、40psiで2時間水
素添加する。懸濁液を過し、液に1,1′−カ
ルボニルジイミダゾール(1.61g、9.93ミリモ
ル)を固体のまゝ加え、この溶液を室温、窒素雰
囲気下で3時間熟成する。この溶液にマロン酸p
−ニトロベンジルハーフエステルマグネシウム塩
(4.97g、9.93ミリモル)を加える。この溶液は
すぐに懸濁液となるが、室温で20時間撹拌する。
この懸濁液を真空中で濃縮し、残渣をCH2Cl2中
に溶かし稀HCl水で、次いでNaHCO3水で洗う。
各々の水抽出液をCH2Cl2で逆抽出する。有機層
を合せ乾燥し、真空中で濃縮し、生成物をうす黄
色のガム、2.92g、として得る。純粋な物質はシ
リカゲルのクロマトグラフイー(EtOAcで溶出)
によつてガムとして得ることが可能である。 1mlの乾燥テトラヒドロフラン中のジイソプロ
ピルアゾジカルボキシレート(139mg、0.69ミリ
モル)の溶液を、1.5mlのテトラヒドロフラン中
のβ−ラクタム(130mg、0.37ミリモル)、トリフ
エニルホスフイン(181mg、0.69ミリモル)及び
95−100%の蟻酸(51mg、1.11ミリモル)の冷却
(氷浴)した溶液に、撹拌しながら滴加する。こ
の溶液を0゜で10分間熟成し、次いで室温で1時間
熟成する。この溶液を濃縮し、残渣を9mlの水性
MeOHに溶かし、0.4mlの濃HClで処理する。こ
の混合物を室温で1.5時間熟成し、次いで濃縮し
てほゞ乾燥状態にする。残渣を水と2倍量の
CH2Cl2との間で分配する。有機層を合せ、乾燥
し(MgSO4)、濃縮すると黄色のガム(430mg)
が得られる。1mlのEtOAc中のこの粗生成物及
びp−トルエンスルホニルアジド(81mg、0.41ミ
リモル)の溶液を、0.5mlのEtOAc中のトリエチ
ルアミン(41mg、0.41ミリモル)溶液で0℃に於
て処理する。この混合物を0゜で撹拌すると5−10
分後にジアゾ誘導体が沈澱しはじめる。45分後、
生成物を過して集め、冷却したEtOAcで3回
洗い、乾燥すると純粋なジアゾケトエステル(85
mg、61%全収率)がうす黄色の粉末、融点150−
2゜(分解)、として得られる。 実施例 13 (3S,4R)−α−ジアゾ−3−〔1(R)−ヒド
ロキシエチル〕−β,2−ジオキソ−4−アゼ
チジンブタノイン酸p−ニトロベンジルエステ
ル 15 10mlのEtOAc中の粗β−ケトエステル14(0.83
g、2.37ミリモル)及びp−トルエンスルホニル
アジド(0.56g、2.85ミリモル)の溶液を、室温
で2mlのEtOAc中のNEt3(0.31g、3.08ミリモル)
溶液で処理する。生成した懸濁液を1時間撹拌
し、0゜に冷やし、過すると純粋な生成物15が得
られる。 元素分析 計算値 実測値 C16H16N4O7 51.06 51.04 4.29 4.22 14.89 14.76 実施例 14 (5R,6S)−6−〔(R)−1−ヒドロキシエチ
ル〕−3,7−ジオキソ−1−アザビシクロ
〔3・2・0〕ヘプタン−2−カルボン酸p−
ニトロベンジルエステル 乾燥トルエン(35ml)中のジアゾ化合物15(500
mg、1.33ミリモル)及び2酢酸ロジウム(15mg)
の懸濁液を撹拌しながら80−5゜に2.5時間加熱す
る。触媒を去した後、液を真空中で濃縮する
と生成物が白色の固体、融点92−8゜、が得られ
る。 実施例 15 (5R,6S)−6−〔(R)−1−ヒドロキシエチ
ル〕−3−〔2−(p−ニトロベンジルオキシカ
ルボニル)アミノエチルチオ〕−7−オキソ−
1−アザビシクロ〔3・2・0〕ヘプタン−2
−エン−2−カルボン酸p−ニトロベンジルエ
ステル 操作A:トリフロロメチルスルホニルの活性化 乾燥した塩化メチレン(1ml)中のビシクロケ
トン16(100mg、0.287ミリモル)の懸濁液に、撹
拌しながら0℃、窒素雰囲気下、乾燥CH2Cl2
(0.4ml)中のジイソプロピルエチルアミン(62
mg、0.481ミリモル)の溶液を滴加する。生成し
た混合物を15分間熟成し、次いで無水トリフロロ
メタンスルホン酸(90mg、0.319ミリモル)を加
えて、透明な液とする。この溶液に0℃で
CH2Cl2(0.3ml)中のジイソプロピルエチルアミ
ン(250mg、1.94ミリモル)の溶液を加え、次い
でN−p−ニトロベンジルオキシカルボニルシス
テアミン(77mg、0.30ミリモル)を固体のまゝ加
える。この混合物を30分間撹拌する。この間に生
成物が無色の固体として析出してくる。この固型
物を過して集め、CH2Cl2で洗う。液をうす
いNaHCO3水で洗うことにより、更に生成物が
得られる。有機層をNa2SO4で乾燥し、真空中で
濃縮する。残渣をEtOAcから結晶化すると純粋
な生成物17が得られる。 操作B:トシレートの活性化 アセトニトリル(3ml)中のビシクロケトン16
(50mg、0.144ミリモル)の懸濁液に、−5℃に於
て窒素雰囲気下、1mlのCH3CN中のジイソプロ
ピルエチルアミン(22mg、0.171ミリモル)の溶
液を滴加する。この温度で10分間熟成した後、1
mlのCH3CN中の無水p−トルエンスルホン酸
(51mg、0.156ミリモル)の溶液を加える。生成し
た混合物を、0℃で2時間撹拌する。この溶液を
真空中で約1mlに濃縮し、次いで3mlの乾燥した
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)を加え、
残つているCH3CNを真空中で除去する。この
DMF溶液に−5℃に於て、0.5mlのDMF中のジ
イソプロピルエチルアミン(40mg、0.31ミリモ
ル)の溶液を加え、次いでN−p−ニトロベンジ
ルオキシカルボニルシステアミン(39mg、0.15ミ
リモル)を加え、生成した混合物を冷蔵庫中で70
時間保存する。この溶液を塩水でうすめ、
CH2Cl2で5回抽出する。抽出液を合せ、食塩水
で洗い、Na2SO4で乾燥し、真空中で濃縮する。
残渣を酢酸エチルエーテル混液から結晶化する
と、純粋な生成物が無色の固体として得られる。 操作C:ホスフエートの活性化 CH3CN(1ml)中のビシクロケトン16(100mg、
0.29ミリモル)の懸濁液に、0℃、窒素雰囲気
下、0.4mlのCH3CN中のジイソプロピルエチルア
ミン(37mg、0.29ミリモル)の溶液を滴加する。
生成した混合物を15分間撹拌し、次いで0.4mlの
CH3CN中のジフエニルクロロホスフエート(77
mg、0.29ミリモル)を加える。この混合物を0℃
で15分間、次いで室温で15分間撹拌する。この混
合物を再び0゜に冷却し、0.4mlのCH3CN中のジイ
ソプロピルエチルアミン(38.7mg、0.30ミリモ
ル)の溶液を加え、次いでN−p−ニトロベンジ
ルオキシカルボニルシステアミン(77mg、0.30ミ
リモル)を加える。この反応混合物を、フリーザ
ー中で1晩保存し、EtOAcでうすめ、過する
と純粋な生成物17が無色の固体として得られる。 実施例 16 チエナマイシン テトラヒドロフラン(2ml)、水(1ml)及び
0.5Mのモルホリノプロパンスルホン酸(水酸化
ナトリウムを加えてPH7.0に調節)(0.5ml)中の
保護したチエナマイシン17(4.9mg、8.362×10-6モ
ル)及び酸化白金(3.4mg)の混合物を、パール
シエーカー上、40psiで60分間水素添加する。こ
の懸濁液を過して触媒を除き、触媒を水で洗う
(2×20ml)。液をEtOAc(2×15ml)で洗う
と、純粋なチエナマイシンが得られる。
ピルエチルアミン、トリエチルアミン、4−ジメ
チルアミノピリジン等の塩基の存在下、18を塩化
N−フエニルトリメチルアセトイミド等の塩化イ
ミドイルで処理することにより調製される。 反応19から20は、ジオキサン、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリ
ル、ヘキサメチルホスホラミド等の溶媒中、ほゞ
当量ないし過剰量のメルカプタン試薬
HSCH2CH2NHR4(R4は水素又はp−ニトロベン
ジルオキシカルボニル、o−ニトロベンジルオキ
シカルボニル、ホルムイミドイル、フエノキシア
セチル、フエニルアセチル、2−メチル−2−
(o−ニトロフエノキシ)プロピオン酸、及びo
−ニトロフエノキシ酢酸等の容易に脱離し得るN
−保護基である)の存在下、重炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、トリエチルアミン、ジイソプロピ
ルエチルアミン等の塩基の存在下、−40から25℃
の温度に於て、1ないし72時間19を処理すること
により行われる。メルカプタン試薬、
HSCH2CH2NHR4、は典型的には重炭酸ナトリ
ウム、水酸化ナトリウム等の塩基の存在下、水性
ジエチルエーテル、水性ジオキサン、水性アセト
ン等の溶媒中、0から25℃の温度に於て、0.5か
ら4時間、所望する酸クロリドの存在下、アミノ
エチルメルカプタンを処理することによつて調製
される。 最終脱保護段階20からは、加水分解、水素添
加又は酵素反応等の常法の手段によつて行われ
る。典型的には、20をジオキサン−水−エタノー
ル:テトラヒドロフラン−水性リン酸2カリウム
−イソプロパノール:テトラヒドロフラン−水−
モルホリノプロパン−スルホン酸(水酸化ナトリ
ウムを加えてPHを7.0に調節)等の溶媒に溶かし、
パラジウム炭素、水酸化パラジウム、酸化白金等
の水素添加触媒の存在下、1ないし4気圧の水素
圧のもとで、0から50℃の温度に於て、0.5から
4時間処理し、を得る。 チエナマイシンの全合成に関する上の反応図式
についての上述の説明について云えば、正確な反
応のパラメータの選択の余地はかなりあるという
ことが理解されるべきである。この許容範囲及び
巾に関する示唆は、一般的に等価な溶媒系、温度
範囲、保護基及び使用する試薬の範囲の列挙によ
つてなされている。更に、ある与えられた順序の
数段階から成る合成図式の表示は、必要に沿つた
ものというよりも、記載に便利なようになされた
ものであるということが理解されるべきである。
従つて、機械的に分割された図式は合成の統一さ
れた式であり、実際に施行する時は合成の進行を
物質的に変えることなくある数段階を併合し、同
時に行い、或は順序を変えることが可能であるこ
とに気づくであろう。 以下の実施例は、全合成の正確な図式を列挙し
たものである。本実施例の目的は全合成を更によ
りよく例示するためのものであつて、本発明に何
らの制約をもうけることを意図したものでないこ
とが理解されるべきである。温度はすべて℃で表
してある。 実施例 1 3(R)−α−メチルベンジルアミノ−2−ペン
テンジオイン酸ジメチルエステル 100mlのEt2O中の(+)−α−フエネチルアミ
ン(29.1g、0.24モル)、ジメチル1,3−アセ
トンジカルボキシレート(41.9g、0.24モル)及
び粉末化した5Aモレキユラーシーブ(84g)の
混合物を、室温で16時間撹拌する。この懸濁液を
過し、ケーキをEt2Oで2回洗う。液を濃縮
するとエナミンが白色固体(67.5g)として得ら
れる。これを直接次の段階に使用する。 実施例 2 2−アセチル−3−(R)−α−メチルベンジル
アミノ−2−ペンテンジオイン酸ジメチルエス
テル 1300mlのCH2Cl2中のエナミン(65.7g)の溶
液を撹拌しつつ、室温でケテンガス(アセトンの
熱分解により発生させる)を通気する。出発物質
が完全に消費されたら(シリカゲルプレートの
TLC−溶媒系6/4、ヘキサン/酢酸エチル、で追
跡する)、溶液を濃縮し、生成物をオレンジ色の
ガム状固型物(77.1g)として得る。 この生成物を1の40%水性メタノールから再
結晶し、ケトエナミンを桃色の針状結晶、融点
41.5−43.5゜、を得る。ヘキサンで洗うと純粋なケ
トエナミン、融点47−48℃、〔α〕25 D=−242(1
%、メタノール中)、が得られる。 実施例 3 (2S)−テトラヒドロ−2α−メチル−6−オ
キソ−4β−〔(R)−メチルベンジルアミノ〕−
2H−ピラン−3α−カルボン酸メチルエステ
ル塩酸塩 22mlの無水テトラヒドロフラン(THF)中の
カテコールボラン(1.32g、11.0ミリモル)溶液
に、13分間にわたつて、−78℃に於て10mlのTHF
中のケトエナミン(3.19g、10.0ミリモル)溶液
を滴加する。生成した溶液を−78℃で2.5時間熟
成し、次いで濃縮すると流動性の油が得られる
(この時点に於て、少量のTHFが残つており、粗
生成物に流動性を与える)。この油を速かに10ml
の氷酢酸(HOAc)に溶かし、氷浴中で10℃に冷
却し、速かに11mlのHOAc中のNaCNBH4(628
mg、10.0ミリモル)溶液で処理する。この溶液を
室温で1.5時間濃縮し、次いで真空中で濃縮する。
残渣を酢酸エチル(EtOAc)と2倍量の飽和重
曹水の間で分配する。水抽出物をEtOAcで逆抽
出する。有機層を合せ、食塩水で洗い、Na2SO4
で乾燥し、真空中で濃縮するとアミノアルコール
が黄色の油(4.05g)として得られる。この油を
35mlのCH2Cl2、及び35mlのEt2Oに溶かし、0℃
に冷却し、HClガスで飽和する。結晶化した固型
物を過し、冷却した40%CH2Cl2/Et2Oで3回
洗い、真空中で乾燥すると純粋なラクトンエステ
ル(1.28g、39%)が白色粉末、融点=186゜(分
解)、として得られる。 液は更に8%の所望する生成物を含有する
(HPLCで定量−シリカゲルベース、プロピルナ
フトアミド固定相、CH3CN/MeOH溶媒系)。 実施例 4 (2S)−テトラヒドロ−2α−メチル−6−オ
キソ−4β−〔(R)−α−メチルベンジルアミ
ノ〕−2H−ピラン−3α−カルボン酸メチルエ
ステル塩酸塩 別法:非水条件下での後処理 ボラン及びヒドリド還元を上述したように行
う。酢酸をヒドリド還元物から真空中で除去し、
50%CH2Cl2/Et2Oで置換する。この溶液をHCl
ガスで飽和し、少量のMeOH(約1/2ml)を加え
てキレート物の加溶媒分解を促進し、0℃で15時
間熟成する。この固型物を過して集め、60%の
Et2O/CH2Cl2で洗い、真空中で乾燥する。無機
の不純物が混入しているが有機の不純物を含まぬ
この固型物は、直接加水分解反応に使用すること
か可能である。 実施例 5 (2S)−テトラヒドロ−2α−メチル−6−オ
キソ−4β−〔(R)−α−メチルベンジルアミ
ノ〕−2H−ピラン−3α−カルボン酸塩酸塩 10mlの濃HCl水のエステルラクトン(2.14g、
6.53ミリモル)の懸濁液を2時間加熱還流する。
生成した溶液を0゜に冷却すると、結晶が析出す
る。1時間後、固型物を過しEt2Oで洗い、真
空中で乾燥すると、純粋な酸、1.386g(68%)、
融点=182℃(分解)が得られる。 液を真空中で濃縮し、固体残渣をEt2Oで数
回洗うと、更に0.47g(23%)の生成物が褐色粉
末として得られる。 実施例 6 20mlのイソプロパノール中の(R)−α−メ
チルケトエナミン3(0.638g、2.0ミリモル)
の溶液を、PtO2(0.1g)及びFeCl3(0.342g、
2.1ミリモル)の存在下、水素ガスで加圧し
(150psi)、室温で20時間振盪する。この懸濁液
を過し、固型物を5mlのIPAで洗う。液を
合せて濃縮すると黒ずんだ油が得られる。これ
を20mlのEtOAcに再溶解する。この溶液を0.25
mlの濃NH4OH(水性)で処理し、20分間撹拌
する。生成した懸濁液をセライトによつて過
し、透明な無色の溶液を得る。これを真空中で
濃縮して油とし、5mlの塩化メチレンに再溶解
する。この溶液を無水の塩化水素で処理し、7
mlのエーテルを加えて生成物を結晶化させる。 10mlの氷酢酸中の(R)−α−メチルケトエ
ナミン3(0.638g、2.0ミリモル)溶液をPtO2
(0.1g)、FeCl3(0.001g)及びトリフロロ酢酸
(0.15ml、1.95ミリモル)の存在下、水素ガス
により加圧し(40psi)、室温で6時間振とうす
る。懸濁液を過し、固体を5mlのHOAcで洗
う。液を合せて濃縮して油を得、これを5ml
の塩化メチレンに再溶解する。この溶液を無水
の塩化水素で処理し、7mlのエーテルを加えて
生成物を結晶させる。 実施例 7 22mlの乾燥THF中のカテコールボラン(1.32
g、11.0ミリモル)溶液を、−78℃に於て10mlの
THF中のケトエナミン(3.19g、10.0ミリモル)
溶液に加える。この溶液を−78゜で2時間熟成し、
次いで47mlのEtOH中の蓚酸水和物(12.6g、100
ミリモル)を加え、即ちに47mlのEtOH中の
NaBH4(1.14g、30ミリモル)溶液を加える。こ
の黄色の懸濁液を室温にもどし、1晩熟成する。
この懸濁液を過し、液をH2O(20ml)でうす
め、ダウエツクス50W×4イオン交換樹脂(H+
サイクル)の30mlのカラムにかける。洗液から蓚
酸がなくなるまで、このカラムを80%MeOH/
H2Oで洗う。次いで生成物を50%水性メタノー
ル中の6NHCl(約200ml)で溶出する。溶出液を
加熱還流し、残りの液量が30mlになるまで低沸点
物を除去する。3−4時間の加熱後、溶媒の残り
を真空中で除去する。残渣をEt2Oで数回洗い、
粗ラクトン酸を白色粉末、2.34g、として得る。
純粋な酸は、この粗物質をCH2Cl2に溶かし、室
温で1晩撹拌することにより白色粉末として得ら
れる。 実施例 8 (2S)−テトラヒドロ−2α−メチル−6−オ
キソ−4β−アミノ−2H−ピラン−3α−カル
ボン酸塩酸塩 3mlのHOAc中のラクトン酸(100mg、0.318ミ
リモル)と50mgの5%Pd/Cの懸濁液を、
100psiH2のもとで3日間、室温に於て振とうす
る。この懸濁液を過し、液を濃縮すると1級
アミンが無色のガム、92mg、として得られる。 〔α〕25 D=−50.5(0.12NのHCl水中) 本物質の1H−NMRは、ラセミ体のN−ベンジ
ルラクトン試料の触媒的水素添加によつて調製し
たものと同一であつた。 実施例 9 19のメタノール中の4.78モルのラクトンの溶
液を3時間還流する。室温で1晩熟成した後、溶
液を真空中で濃縮する。残つた油を12の塩化メ
チレンに溶かし、NEt3溶液(710ml、5.02モル)
で、1時間、室温処理する。この混合物を室温で
10時間撹拌する。生成物を過により集め、4
のCH2Cl2で2度洗い、風乾するとアミノ酸が白
色の結晶固体として得られる。 実施例 10 400mlのMeCN中のアミノ酸(20.0g、0.097モ
ル)の懸濁液を、100mlのMeCN中のN,N′−ジ
シクロヘキシルカルボジイミド(21.0g、0.102
モル)で処理し、次いで十分量の水(約70ml)を
加えて、ほゞ均一の溶液とする。次いでこの混合
物を30−35゜に5時間加熱する。この懸濁液を0
−5゜に冷却し、液を真空中で濃縮する。残渣を
150mlのCH2Cl2に溶かし、生成物を50mlの水で3
回抽出する。この水溶液は直接次の段階(けん
化)に使用することが可能であり、或は真空中で
濃縮し純粋なβ−ラクタム(16.8g、92%)を得
ることもできる。 実施例 11 室温に於て、70mlのH2O中のメチルエステル
(23.6g、0.126モル)の溶液に撹拌しながら、
1.05モルの6N水酸化ナトリウム溶液を加える。
25゜で1時間熟成した後、溶液のPHを2NのHCl水
を加えることにより8.5に調節し、次いで真空中
で大部分の水を除去する。残渣を75mlのMeOH
に再溶解し、次いでイソプロパノール(175ml)
を加え、この懸濁液を0−5゜に1時間冷却する。
生成物を過し、真空中で一定重量(21.4g、87
%)になるまで乾燥する。 実施例 12 乾燥した30mlのジメチルホルムアミド中のナト
リウム塩(10.0g、51.3ミリモル)を、DMF
(51.7ミリモル)中の2.3MのHCl22.5mlで処理し、
ほゞ均一な溶液とする。室温で更に10分間撹拌し
た後、300mlの乾燥MeCNでうすめる。生成した
混合物を30分間撹拌し、次いでN,N−カルボニ
ルジイミダゾール(CDI:8.29g、25.6ミリモル)
で処理し、20時間熟成する。溶媒を真空中で除去
し、残渣を200mlの1NHCl水とCH2Cl2で2回
(合計液量500ml)分配する。有機抽出物を合せ、
うすいNaHCO3水溶液で洗い、Na2SO4で乾燥
し、真空中で濃縮するとβ−ケトエステルが油と
して得られる。(15.1g、84%)。 実施例 12a 50mlのテトラヒドロフラン中のβ−ラクタム
(2.50g、9.49ミリモル)と0.5gの10%Pd/Cの
混合物をパールシエーカー上、40psiで2時間水
素添加する。懸濁液を過し、液に1,1′−カ
ルボニルジイミダゾール(1.61g、9.93ミリモ
ル)を固体のまゝ加え、この溶液を室温、窒素雰
囲気下で3時間熟成する。この溶液にマロン酸p
−ニトロベンジルハーフエステルマグネシウム塩
(4.97g、9.93ミリモル)を加える。この溶液は
すぐに懸濁液となるが、室温で20時間撹拌する。
この懸濁液を真空中で濃縮し、残渣をCH2Cl2中
に溶かし稀HCl水で、次いでNaHCO3水で洗う。
各々の水抽出液をCH2Cl2で逆抽出する。有機層
を合せ乾燥し、真空中で濃縮し、生成物をうす黄
色のガム、2.92g、として得る。純粋な物質はシ
リカゲルのクロマトグラフイー(EtOAcで溶出)
によつてガムとして得ることが可能である。 1mlの乾燥テトラヒドロフラン中のジイソプロ
ピルアゾジカルボキシレート(139mg、0.69ミリ
モル)の溶液を、1.5mlのテトラヒドロフラン中
のβ−ラクタム(130mg、0.37ミリモル)、トリフ
エニルホスフイン(181mg、0.69ミリモル)及び
95−100%の蟻酸(51mg、1.11ミリモル)の冷却
(氷浴)した溶液に、撹拌しながら滴加する。こ
の溶液を0゜で10分間熟成し、次いで室温で1時間
熟成する。この溶液を濃縮し、残渣を9mlの水性
MeOHに溶かし、0.4mlの濃HClで処理する。こ
の混合物を室温で1.5時間熟成し、次いで濃縮し
てほゞ乾燥状態にする。残渣を水と2倍量の
CH2Cl2との間で分配する。有機層を合せ、乾燥
し(MgSO4)、濃縮すると黄色のガム(430mg)
が得られる。1mlのEtOAc中のこの粗生成物及
びp−トルエンスルホニルアジド(81mg、0.41ミ
リモル)の溶液を、0.5mlのEtOAc中のトリエチ
ルアミン(41mg、0.41ミリモル)溶液で0℃に於
て処理する。この混合物を0゜で撹拌すると5−10
分後にジアゾ誘導体が沈澱しはじめる。45分後、
生成物を過して集め、冷却したEtOAcで3回
洗い、乾燥すると純粋なジアゾケトエステル(85
mg、61%全収率)がうす黄色の粉末、融点150−
2゜(分解)、として得られる。 実施例 13 (3S,4R)−α−ジアゾ−3−〔1(R)−ヒド
ロキシエチル〕−β,2−ジオキソ−4−アゼ
チジンブタノイン酸p−ニトロベンジルエステ
ル 15 10mlのEtOAc中の粗β−ケトエステル14(0.83
g、2.37ミリモル)及びp−トルエンスルホニル
アジド(0.56g、2.85ミリモル)の溶液を、室温
で2mlのEtOAc中のNEt3(0.31g、3.08ミリモル)
溶液で処理する。生成した懸濁液を1時間撹拌
し、0゜に冷やし、過すると純粋な生成物15が得
られる。 元素分析 計算値 実測値 C16H16N4O7 51.06 51.04 4.29 4.22 14.89 14.76 実施例 14 (5R,6S)−6−〔(R)−1−ヒドロキシエチ
ル〕−3,7−ジオキソ−1−アザビシクロ
〔3・2・0〕ヘプタン−2−カルボン酸p−
ニトロベンジルエステル 乾燥トルエン(35ml)中のジアゾ化合物15(500
mg、1.33ミリモル)及び2酢酸ロジウム(15mg)
の懸濁液を撹拌しながら80−5゜に2.5時間加熱す
る。触媒を去した後、液を真空中で濃縮する
と生成物が白色の固体、融点92−8゜、が得られ
る。 実施例 15 (5R,6S)−6−〔(R)−1−ヒドロキシエチ
ル〕−3−〔2−(p−ニトロベンジルオキシカ
ルボニル)アミノエチルチオ〕−7−オキソ−
1−アザビシクロ〔3・2・0〕ヘプタン−2
−エン−2−カルボン酸p−ニトロベンジルエ
ステル 操作A:トリフロロメチルスルホニルの活性化 乾燥した塩化メチレン(1ml)中のビシクロケ
トン16(100mg、0.287ミリモル)の懸濁液に、撹
拌しながら0℃、窒素雰囲気下、乾燥CH2Cl2
(0.4ml)中のジイソプロピルエチルアミン(62
mg、0.481ミリモル)の溶液を滴加する。生成し
た混合物を15分間熟成し、次いで無水トリフロロ
メタンスルホン酸(90mg、0.319ミリモル)を加
えて、透明な液とする。この溶液に0℃で
CH2Cl2(0.3ml)中のジイソプロピルエチルアミ
ン(250mg、1.94ミリモル)の溶液を加え、次い
でN−p−ニトロベンジルオキシカルボニルシス
テアミン(77mg、0.30ミリモル)を固体のまゝ加
える。この混合物を30分間撹拌する。この間に生
成物が無色の固体として析出してくる。この固型
物を過して集め、CH2Cl2で洗う。液をうす
いNaHCO3水で洗うことにより、更に生成物が
得られる。有機層をNa2SO4で乾燥し、真空中で
濃縮する。残渣をEtOAcから結晶化すると純粋
な生成物17が得られる。 操作B:トシレートの活性化 アセトニトリル(3ml)中のビシクロケトン16
(50mg、0.144ミリモル)の懸濁液に、−5℃に於
て窒素雰囲気下、1mlのCH3CN中のジイソプロ
ピルエチルアミン(22mg、0.171ミリモル)の溶
液を滴加する。この温度で10分間熟成した後、1
mlのCH3CN中の無水p−トルエンスルホン酸
(51mg、0.156ミリモル)の溶液を加える。生成し
た混合物を、0℃で2時間撹拌する。この溶液を
真空中で約1mlに濃縮し、次いで3mlの乾燥した
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)を加え、
残つているCH3CNを真空中で除去する。この
DMF溶液に−5℃に於て、0.5mlのDMF中のジ
イソプロピルエチルアミン(40mg、0.31ミリモ
ル)の溶液を加え、次いでN−p−ニトロベンジ
ルオキシカルボニルシステアミン(39mg、0.15ミ
リモル)を加え、生成した混合物を冷蔵庫中で70
時間保存する。この溶液を塩水でうすめ、
CH2Cl2で5回抽出する。抽出液を合せ、食塩水
で洗い、Na2SO4で乾燥し、真空中で濃縮する。
残渣を酢酸エチルエーテル混液から結晶化する
と、純粋な生成物が無色の固体として得られる。 操作C:ホスフエートの活性化 CH3CN(1ml)中のビシクロケトン16(100mg、
0.29ミリモル)の懸濁液に、0℃、窒素雰囲気
下、0.4mlのCH3CN中のジイソプロピルエチルア
ミン(37mg、0.29ミリモル)の溶液を滴加する。
生成した混合物を15分間撹拌し、次いで0.4mlの
CH3CN中のジフエニルクロロホスフエート(77
mg、0.29ミリモル)を加える。この混合物を0℃
で15分間、次いで室温で15分間撹拌する。この混
合物を再び0゜に冷却し、0.4mlのCH3CN中のジイ
ソプロピルエチルアミン(38.7mg、0.30ミリモ
ル)の溶液を加え、次いでN−p−ニトロベンジ
ルオキシカルボニルシステアミン(77mg、0.30ミ
リモル)を加える。この反応混合物を、フリーザ
ー中で1晩保存し、EtOAcでうすめ、過する
と純粋な生成物17が無色の固体として得られる。 実施例 16 チエナマイシン テトラヒドロフラン(2ml)、水(1ml)及び
0.5Mのモルホリノプロパンスルホン酸(水酸化
ナトリウムを加えてPH7.0に調節)(0.5ml)中の
保護したチエナマイシン17(4.9mg、8.362×10-6モ
ル)及び酸化白金(3.4mg)の混合物を、パール
シエーカー上、40psiで60分間水素添加する。こ
の懸濁液を過して触媒を除き、触媒を水で洗う
(2×20ml)。液をEtOAc(2×15ml)で洗う
と、純粋なチエナマイシンが得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ジボラン、9−ボラビシクロ〔3・3・1〕
−ノナン、ジベンゾイルオキシボラン、モノクロ
ロボラン、ジクロロボラン、カテコールボランか
らなる群から選ばれたボランにより を処理し、次いで還元剤で処理し、ソルボリシス
によつて をつくり、酸で処理することによつてラクトン を製造するための立体選択的な還元方法(式中、
R1は1−6の炭素原子を有するアルキル、又は
ベンジルであり、Rは(R)−又は(S)−α−メ
チルベンジルである)。 2 R1がメチルである特許請求の範囲第1項記
載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US252,492 | 1981-04-08 | ||
| US06/252,492 US4360684A (en) | 1981-04-08 | 1981-04-08 | Process for the preparation of (2S)-tetrahydro-2α-methyl-6-oxo-4βα-carboxylic acid |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57056782A Division JPS57179179A (en) | 1981-04-08 | 1982-04-07 | Manufacture of (2s)-tetrahydro-2 alpha- methyl-6-oxo-4 beta-amino-2h-pyrane-3 alpha carboxylic acid |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02231483A JPH02231483A (ja) | 1990-09-13 |
| JPH0360831B2 true JPH0360831B2 (ja) | 1991-09-17 |
Family
ID=22956238
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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