JPH0361652B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0361652B2
JPH0361652B2 JP59071568A JP7156884A JPH0361652B2 JP H0361652 B2 JPH0361652 B2 JP H0361652B2 JP 59071568 A JP59071568 A JP 59071568A JP 7156884 A JP7156884 A JP 7156884A JP H0361652 B2 JPH0361652 B2 JP H0361652B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aqueous solution
composition
freeze
human
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59071568A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60215631A (ja
Inventor
Yasushi Mikura
Kensuke Asada
Hajime Toguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP59071568A priority Critical patent/JPS60215631A/ja
Priority to ZA852302A priority patent/ZA852302B/xx
Priority to EP19850302176 priority patent/EP0158487B1/en
Priority to DE8585302176T priority patent/DE3583880D1/de
Priority to AT85302176T priority patent/ATE66612T1/de
Priority to PH32069A priority patent/PH22897A/en
Priority to DK148885A priority patent/DK148885A/da
Priority to AU40839/85A priority patent/AU579359B2/en
Priority to NZ211702A priority patent/NZ211702A/xx
Priority to IL74823A priority patent/IL74823A/xx
Priority to CA000478351A priority patent/CA1285478C/en
Priority to US06/720,754 priority patent/US4645830A/en
Priority to PT80247A priority patent/PT80247B/pt
Priority to ES542028A priority patent/ES542028A0/es
Priority to KR1019850002345A priority patent/KR920005048B1/ko
Priority to IE90285A priority patent/IE58161B1/en
Publication of JPS60215631A publication Critical patent/JPS60215631A/ja
Priority to US06/931,704 priority patent/US4812557A/en
Publication of JPH0361652B2 publication Critical patent/JPH0361652B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は医薬品などとして有用なインターロイ
キン−2組成物に関する。 従来の技術 インターロイキン−2(以下IL−2と略称する
ことがある)は生体内で免疫調節に中心的な役割
をはたしており直接的あるいは関接的に癌の排除
や免疫失調からの回復やその改善に働くと考えら
れているT細胞やナチユラルキラー細胞の増殖因
子としての機能を有する蛋白質である〔ネイチヤ
ー、第302巻、305−310頁(1983)〕。かかる生理
作用を有するためみIL−2は新しい制癌剤ある
いは免疫失調治療剤としての応用が強く期待され
ている。 発明が解決しようとする問題点 本発明者らは、IL−2が不安定であつて水溶
液の保存、凍結あるいは凍結乾燥の操作および凍
結乾燥後の保存において、とりわけ凍結乾燥を行
う際の乾燥操作において容易に活性が減じ、また
凍結乾燥品の再溶解した液に濁りを認める等の問
題点を有し、医療用等に用いる上ではなはだ不都
合があることを見い出した。 かかる事実に鑑み、本発明者らは鋭意研究を進
めた結果、安定なIL−2組成物の製造に成功し、
本発明を完成した。 問題点を解決するための手段 本発明は、グルタチオンまたはアスコルビン酸
を配合したIL−2組成物を提供するものである。 本発明のIL−2は、哺乳動物のものであれば
いかなるものでもよいが、ヒトのものが好まし
い。またIL−2は、天然の、あるいは遺伝子組
み換え技術で得られるいずれのものでもよく、遺
伝子組み換え技術で得られるものが有利に用いら
れ、通常IL−2水溶液として用いる。 好ましいIL−2の例として式
【表】
【表】 〔式中、XはMetまたは水素を示す〕で表わさ
れる遺伝子組み換え技術で製造される非グリコシ
ル化ヒトIL−2を挙げることができ、これらの
混合物でもよい。 なお式()においてアミノ酸残基は、
IUPAC−IUB コミツシヨン オン バイオケ
ミカル ノメンクレイチヤによる略号で示した。 またIL−2の比活性は20000〜80000単位/mg
であることが望ましく、IL−2水溶液として1
〜80000単位/ml、とりわけ10〜50000単位/mlの
活性を有するものが有利に用いられる。 また上記還元性物質であるグルタチオンまたは
アスコルビン酸は、1種または2種以上併用する
こともできる。 これら還元性物質は、上記濃度IL−2水溶液
に対し、水溶液1ml当り0.01mg以上、とりわけ
0.05〜20mg含有させることが好ましい。 本発明のIL−2組成物には前記した還元性物
質に加え人血清アルブミン(以下HSAと略記す
る)、ブドウ糖、果糖、マンノース、ガラクトー
ス等の単糖類、シヨ糖、マルトース、乳糖等の二
糖類、マンニツト、イノシツト、ソルビツト等の
糖アルコール、グリシン、アスパラギン酸、グル
タミン酸、プロリン等のアミノ酸とりわけモノア
ミノ脂肪族アミノ酸もしくは環状アミノ酸または
これらの生理学的に許容しうる塩もしくは誘導体
のうち1種あるいは2種以上を加えることによ
り、一層の安定性、凍結乾燥品とした場合のその
外観やそれを溶解した液の溶状、容器への吸着防
止等を向上させることができるためこれらを適宜
配合することができる。上記配合剤のうちでも
HSA、ブドウ糖、マンノース、マンニツト、ソ
ルビツト、プロリン、グリシンが好ましく、これ
らを配合する場合には、例えば前記濃度のIL−
2水溶液で1ml当りHSAの場合01〜50mg、好ま
しくは0.5〜10mg、マンニツト、ソルビツト、ブ
ドウ糖またはマンノースの場合10〜100mg、グリ
シンまたはプロリンの場合5〜50mg加えることが
好ましい。 さらに本発明のIL−2組成物は食塩などの等
張化剤、コハク酸、酒石酸、クエン酸等の緩衝
剤、界面活性剤などを含有していてもよい。 また上記IL−2組成物の容器の空間部を配合
した還元性物質の酸化を防止するため真空にする
か窒素ガス置換することによりIL−2組成物の
安定性をさらに高めることができる。 本発明のIL−2組成物は、水溶液、凍結品、
凍結乾燥品等の形態が好ましく、とりわけ凍結乾
燥品が好ましい。 本発明の組成物は、たとえば以下の方法により
製造することができる。 IL−2を1〜80000単位/mlを含有する水溶液
に、還元性物質を0.01mg/ml以上、好ましくは
0.05〜20mg/ml(2種以上の還元性物質を用いる
場合は合計量として)の濃度になるように加え
る。さらに前記したHSA、ブドウ糖、マンニツ
ト、ソルビツト、プロリン、グリシンなどもそこ
に記載した濃度として加えることもできる。また
所望により等張化剤、界面活性剤なども加えるこ
とができる。かくして得られる水溶液としての
IL−2組成物は、下記の凍結および凍結乾燥品
の原料としても用いることができる。 凍結品としてのIL−2組成物は、たとえば上
記水溶液を通常−80〜−20℃で凍結することによ
り製造できる。該凍結組成物は−80゜〜−10℃で
保管することが好ましい。 凍結乾燥品としてのIL−2組成物は、例えば
上記凍結組成物を常法により減圧乾燥するか上記
水溶液または上記凍結組成物の融解により得られ
る水溶液を、所望により小分けし、上記同様凍結
した後、常法により減圧乾燥することにより製造
することができる。 注射用製剤としての本発明の凍結乾燥したIL
−2組成物を製造する場合は、IL−2を含有す
る水溶液および配合剤含有水溶液をそれぞれ除菌
過して混合するか、これらの混合液を小分けす
る前に除菌過等により精製し、無菌操作により
バイアル瓶等に分注小分けした後上記凍結乾燥処
理に付すことが好ましい。 上記した還元性物質を配合したIL−2組成物
とは別途、本発明は下記のIL−2組成物をも提
供するものである。 すなわち、グリシン、グルタミン酸、アスパラ
ギン酸、アラニンなどのアミノ酸とりわけモノア
ミノ脂肪族アミノ酸、ブドウ糖、マンノースなど
の単糖類、ヒト血清アルブミン(HSA)および
これらの生理学的に許容できる塩もしくは誘導体
の1種または2種以上を配合したIL−2組成物
である。 上記IL−2に関しては、前記したIL−2と同
様のものが挙げられ、IL−2水溶液が好ましい。
上記単糖類に関しては10〜100mg/ml、アミノ酸
に関しては5〜50mg/ml、HSAに関しては0.1〜
5mg/ml、好ましくは0.5〜10mg/ml配合するこ
とが好ましい。 上記IL−2組成物は、いずれも水溶液の保存、
凍結あるいは凍結乾燥の操作および凍結乾燥後の
保存において、とりわけ凍結乾燥を行う際の乾燥
操作においてIL−2活性の低下が少ないという
特徴を有する。 上記安定化効果に加えて、アミノ酸を配合した
組成物は凍結乾燥品として場合にその外観が向上
し、注射剤として投与する場合の疼通を軽減する
効果をも奏する。 また単糖類を配合した組成物は注射剤として投
与する場合の疼痛を軽減する効果をも奏する。 HSAを配合した組成物、とりわけその凍結乾
燥品は、その外観が向上し、その器壁への吸着が
防止される効果をも奏するものである。 さらに上記IL−2組成物には食塩などの等張
化剤、コハク酸、酒石酸、クエン酸等の緩衝剤、
界面活性剤なども配合することができる。 上記IL−2組成物は、水溶液、凍結品、凍結
乾燥品等の形態が好ましく、とりわけ凍結乾燥品
が好ましい。 上記IL−2組成物は、前記した還元性物質を
配合したIL−2組成物の製造法に準じて製造す
ることができ、本IL−2組成物においては凍結
する前に、グルタミン酸など酸性アミノ酸を配合
する場合は該物質で、または塩酸、リン酸等の鉱
塩もしくは、上記緩衝剤で、酸性(PH3〜6)に
調製することが好ましい。 作 用 本発明のIL−2組成物は、保存中および凍結
や凍結乾燥操作におけるIL−2活性の低下が少
なく、また凍結乾燥品においてはその再溶解時の
溶状が澄明である点等に優れた特徴を有するもの
であり、とりわけ凍結乾燥を行う時の乾燥操作時
のIL−2活性の低下が少ないことに特徴を有す
る。また凍結乾燥品は、安定化されたIL−2の
粉末として得られ、とりわけ非経口投与製剤とし
て有利に用いることができる。注射用製剤として
用いる場合は、通常用時、凍結乾燥組成物をバイ
アル当り0.5〜100mlの注射用蒸留水、生理食塩液
またはブドウ糖注射液に溶解し、筋肉内あるいは
静脈内に投与する。また適当な担体、賦型剤、希
釈剤を用いて口腔内、眼、耳、鼻内投与用の剤形
として用いることができる。 本発明のIL−2組成物は、低毒性で、公知の
IL−2と同様の目的に同様の用法により使用す
ることができる。 本願明細書中IL−2の活性としての単位(U)
の算出方法は以下のようにして行つた。 すなわち、IL−2濃度に依存して増殖するマ
ウス細胞株を浮遊した培地にIL−2を含む検体
を加えて培養し、該細胞株の増殖をトリチウムチ
ミジンの取込を指標として求めた。目的とする検
体中のユニツト(U)算出のためには、常に標準
IL−2(1U/ml)を並べてアツセイを実施して、
その比率からユニツトを算出した。 具体的には、ヒトIL−2を含有するコンデイ
シヨンドメジウムを含む20%FCS加RPMI1640培
地中で、37℃で5%Co2の存在下に継代維持され
たIL−2依存性マウス細胞株〔(NKC3)、
Hinumaら、バイオケミカル・バイオフイジカ
ル・リサーチ・コミユニケイシヨンズ、第109巻、
363頁(1982年)〕を無血清RPMI1640培地を用い
て2回洗浄し、20%FCS加RPMI1640培地に6×
105個/mlになるように再浮遊する。 IL−2を含む資料50μlを96穴平底マイクロタイ
タープレート(ヌンク社、デンマーク)の第1列
目の穴に入れ、50μlずつの20%FCS加RPMI1640
培地を用いて第12列目まで順次2倍段階希釈系列
を作成後、上記NKC3細胞浮遊液を50μlずつ各穴
に分注し、37℃で5%Co2の存在下に24時間培養
する。培養20時間目に、各穴に1μCiずつトリチ
ウムチミジン(アマルシヤム社、イギリス)を添
加してさらに4時間培養を継続後、セルハーベス
ター(フロー社、アメリカ)を使用して細胞をガ
ラスフイルター上に回収し、液体シンチレーシヨ
ンカウンターを用いてトリチウムチミジンの取込
を測定する。測定に際しては標準IL−2標品に
ついて資料と同一の操作を行い、トリチウムチミ
ジンの取込を測定する。 ユニツト(U)の計算はジヤーナル・オブ・イ
ムノロジー、第120巻、2027頁(1978年)に準じ
てプロビツト変換法により行う。すなわち、標準
IL−2標品(ヒト末梢血リンパ球を5×106個/
mlとなるように10%FCS加RPMI1640培地に浮遊
し、コンカナバリン−A40μgおよび12−O−テト
ラデカノイルホルボール−13−アセテート
15ng/mlを添加して、37℃で5%CO2の存在下に
48時間培養した培養液の遠心上清を1U/mlと定
める)の希釈系列のうち最大値の取込を100%と
して、各希釈段階の取込値の割合(%)を計算す
る。得られた数値を正規確率紙にプロツトし、50
%の取込を示す希釈倍数を作図から求める。同様
にしてIL−2を含む各資料についても50%の取
込を示す希釈倍数を求める。 資料のIL−2濃度(U/ml)は次式に従つて
計算される: 資料が50%取込を示す希釈倍数/標準IL−2標品が50
%の取込を示す希釈倍数 下記参考例1(i)に開示した形質転換体エシエリ
ヒア コリ(Escherichia coli)DH1/pTF4
(IFO−14299)は、昭和59年4月6日から通商産
業省工業技術院微生物工業技術研究所(FRI)に
受託番号FERM P−7578として寄託され、該寄
託がブタペスト条約に基づく寄託に切換えられ
て、受託番号FERM BP−628として同研究所に
保管されている。 実施例 以下の実施例および参考例によつて本発明を具
体的に説明するが、本発明はこれらに限定される
ものではない。 なお実施例および参考例2,3において用いた
原液は、参考例1に記載の方法で得られた非グリ
コシル化ヒトIL−2蛋白質溶液である。 実施例 1 原液を注射用蒸留水で希釈し除菌過して得た
ヒトIL−2 2450単位を含有する水溶液それぞ
れ0.5mlに、グルタチオン2mgまたはアスコルビ
ン酸2mgを含有する除菌過液0.5mlを加え、グ
ルタチオン2mgまたはアスコルビン酸2mgを含有
する除菌過液0.5mlを加え、得られた2種の水
溶液おのおの1mlをバイアルに分注して−40℃で
凍結し、乾燥後バイアル空間部をN2ガスで置換
し施栓巻締した。 対照としてグルタチオンおよびアスコルビン酸
を含まない同量の水溶液およびグルタチオンおよ
びアスコルビン酸のかわりに凍結乾燥製剤に繁用
されるマンニツト25mgを含有する同量の水溶液を
同様に凍結乾燥した。 これらの凍結乾燥品をいずれも注射用蒸留水1
mlで再溶解し、これらの溶液の溶状(澄明度)及
び力価を調べた。力価については凍結乾燥前の水
溶液力価を100%とした時の残存率を計算した。
その結果は、第1表に示されるとおり、本発明の
IL−2組成物は対照と比較し溶状、力価残存率
共に有意に優れていた。
【表】 実施例 2 原液を注射用蒸留水で希釈し除菌過して得た
ヒトIL−2 7680単位を含有する水溶液それぞ
れ0.5mlに、グルタチオン2mgまたはアスコルビ
ン酸2mgを含有する除菌過液0.5mlを加え得ら
れた2種の水溶液おのおの1mlを実施例1と同様
に凍結乾燥し、実施例1と同様の方法で製造直後
に溶状を、25℃で1カ月保存後に溶状及び力価残
存率を調べた。 その結果は第2表に示す通りであつた。
【表】 実施例 3 原液を注射用蒸留水で希釈し除菌過して得た
ヒトIL−2 7680単位を含有する水溶液それぞ
れ0.5mlに、HSA5mgとグルタチオン2mgもしく
はアスコルビン酸2mgとを含有する除菌過液
0.5mlを加え、得られた2種の水溶液おのおの1
mlを実施例1と同様に凍結乾燥し、実施例2と同
様に溶状および力価残存率を調べた。 その結果は第3表に示す通りであつた。
【表】 実施例 4 原液を注射用蒸留水で希釈し除菌過して得た
ヒトIL−2 7680単位を含有する水溶液それぞ
れ0.5mlに、HSA5mgおよび食塩9mgとグルタチ
オン2mgもしくはアスコルビン酸2mgとを含有す
る除菌過液0.5mlを加え、得られた2種の水溶
液おのおの1mlを実施例1と同様に凍結乾燥し、
実施例2と同様に溶状および力価残存率を調べ
た。 その結果は第4表に示す通りであつた。
【表】 実施例 5 原液を注射用蒸留水で希釈し除菌過して得た
ヒトIL−2 7680単位を含有する水溶液0.5mlに、
マンニツト50mgとグルタチオン2mgもしくはアス
コルビン酸2mgとを含有する除菌過液0.5mlを
加え、得られた2種の水溶液おのおの1mlを実施
例1と同様に凍結乾燥し、実施例2と同様に溶状
および力価残存率を調べた。 その結果は第5表に示す通りであつた。
【表】 実施例 6 原液を注射用蒸留水で希釈し除菌過して得た
ヒトIL−2 23350単位を含有する水溶液0.5ml
に、グルタチオン5mgおよびグリシン23mgを含有
する除菌過した水溶液0.5mlを加え、得られた
水溶液1mlを実施例1と同様に凍結乾燥し実施例
1と同様の方法で製造直後及び40℃、3週間保存
後に溶状及び力価残存率を調べた。 その結果は第6表に示す通りであつた。
【表】 実施例 7 原液を注射用蒸留水で希釈し除菌過して得た
ヒトIL−2を1790単位または130単位を含有する
水溶液それぞれ0.5mlに、グルタチオン2mg、
HSA5mgおよび食塩9mgを含有する除菌過した
水溶液0.5mlを加えて、得られた2種の水溶液お
のおの1mlを実施例1と同様に凍結乾燥し実施例
1と同様の方法で製造直後および40℃1週間保存
後に溶状及び力価残存率を調べた。 その結果は第7表に示す通りであつた。
【表】 実施例 8 原液を注射用蒸留水で希釈し除菌過して得た
ヒトIL−2を1860単位または116単位を含有する
水溶液それぞれ0.5mlにグルタチオン2mg、
HSA1mgおよびグリシン23mgを含有する除菌過
した水溶液0.5mlを加えて、得られた2種の水溶
液おのおの1mlを実施例1と同様に凍結乾燥し製
造直後および40℃1週間保存後に溶状および力価
残存率を調べた。 その結果は第8表に示す通りであつた。
【表】 参考例1非グリコシル化ヒトIL−2蛋白質溶液
の製造 (i) 特願昭58−225079号(昭和58年11月28日出
願)明細書の実施例3で得たヒトIL−2遺伝
子を含有する形質転換体エシエリヒア コリ
(E.coli)DH1/pTF4を250ml容三角フラスコ
内のバクト・トリプトン(デイフコ・ラボラト
リーズ、アメリカ)1%、バクト・イーストエ
キス(デイフコ・ラボラトリーズ、アメリカ)
0.5%、食塩0.5%およびテトラサイクリン
7μg/mlを含む液体培地(PH7.0)50mlに接種し
て37℃で1晩回転振盪培養した。この培養液を
カザミノ酸0.5%、グルコース0.5%およびテト
ラサイクリン7μg/mlを含むM9培地2.5の入
つた5容ジヤーフアーメンターに移し37℃で
4時間、ついで3−β−インドリルアクリル酸
(25μg/ml)を添加して、さらに4時間通気撹
拌培養して培養液2.5を得た。この培養液を
遠心分離し、菌体を集め、−80℃で凍結して保
存した。 (ii) 上記(i)で得た凍結保存菌体37.5gを7M塩酸
グアニジン、0.1M Tris・HClを含む抽出液
(PH7.0)500mlに均一に懸濁し、4℃で1時間
撹拌した。この溶菌液を28000×gで20分間遠
心分離して上清453mlを得た。 (iii) 上記(ii)で得た上清を0.01M Tris・HCl緩衝
液(PH8.5)に対して透析後19000×gで10分間
遠心分離して透析上清458mlを得た。この透析
上清を0.01M Tris・HCl緩衝液(PH8.5)で平
衡化したDE52(DEAE−セルロース、ワツトマ
ン社製、イギリス)カラム(50ml容)に通して
蛋白を吸着させ、NaCl濃度直線勾配(0〜
0.15M NaCl、1)を作成してIL−2を溶出
させた。活性画分105mlをYM−5メンブラン
(アミコン社製、アメリカ)を用いて10.2mlに
濃縮し、0.1M Tris・HCl(PH8.0)−1M NaCl
緩衝液で平衡化したセフアクリルS−200(フア
ルマシア社製、スエーデン)カラム(500ml容)
を用いてゲル過を行つた。活性画分56mlを
YM−5メンブランで4.9mlに濃縮した。得ら
れた濃縮液をウルトラポアRPSC(アルテツク
ス社製、アメリカ)カラムに吸着させ、トリフ
ルオロ酢酸−アセトニトリル系を溶出溶媒とす
る高速液体クロマトグラフイーを行つた。 カラム、ウルトラポアRPSC(4.6×75mm);カ
ラム温度、30℃;溶出溶媒A、0.1%トリフル
オロ酢酸−99.9%水;溶出溶媒B、0.1%トリ
フルオロ酢酸−99.9%アセトニトリル;溶出プ
ログラム、0分(68%A+32%B)−25分(55
%A+45%B)−35分(45%A+55%B)−45分
(30%A+70%B)−48分(100%B);溶出速
度、0.8ml/min;検出波長、230nm。本条件下
で保持時間約39分の活性画分を集め、非グリコ
シル化ヒトIL−2蛋白質7.5mg〔比活性、
30000U/mg、出発材料からの活性回収率、
48.2%;蛋白質の純度、99%(デンシトメトリ
ーによる)〕を含む溶液15mlを得た。 参考例 2 原液を注射用蒸留水で希釈し除菌過して得た
ヒトIL−2 17600単位を含有する水溶液それぞ
れ0.5mlに、HSA5mgを含有し塩酸でPH4に調整
し除菌過した水溶液またはHSA5mgおよび食塩
9mgを含有し塩酸でPH4に調整し除菌過した水
溶液0.5mlを加え、得られた2種の水溶液を実施
例1と同様に凍結乾燥し、実施例2と同様の方法
で製造直後及び40℃0.5カ月後に溶状及び力価残
存率を調査した。 その結果は第9表に示す通りであつた。
【表】 参考例 3 原液を注射用蒸留水で希釈し無菌過して得た
ヒトIL−2を17600単位を含有する水溶液0.5mlに
グリシン23mgを含有しコハク酸でPH4に調整し除
菌過した水溶液0.5mlを加えて、得られた水溶
液1mlを実施例1と同様に凍結乾燥し、実施例2
と同様の方法で製造直後及び40℃0.5カ月後に溶
状及び力価残存率を調べた。 その結果は第10表に示す通りであつた。
【表】 発明の効果 本発明のIL−2組成物は、保存中および凍結
や凍結乾燥操作におけるIL−2活性の低下が少
なく、また凍結乾燥品においてはその再溶解時の
溶状が澄明である点等の優れた特徴を有し、医薬
品製剤等とりわけ非経口投与製剤として有利に用
いることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 グルタチオンまたはアスコルビン酸を配合し
    たインターロイキン−2組成物。 2 さらにヒト血清アルブミンを配合した特許請
    求の範囲第1項記載の組成物。 3 凍結乾燥品である特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載の組成物。
JP59071568A 1984-04-09 1984-04-09 インタ−ロイキン−2組成物 Granted JPS60215631A (ja)

Priority Applications (17)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59071568A JPS60215631A (ja) 1984-04-09 1984-04-09 インタ−ロイキン−2組成物
ZA852302A ZA852302B (en) 1984-04-09 1985-03-27 Stable composition of interleukin-2
EP19850302176 EP0158487B1 (en) 1984-04-09 1985-03-28 Stable composition of interleukin-2
DE8585302176T DE3583880D1 (de) 1984-04-09 1985-03-28 Stabile interleukin-2-zusammensetzung.
AT85302176T ATE66612T1 (de) 1984-04-09 1985-03-28 Stabile interleukin-2-zusammensetzung.
PH32069A PH22897A (en) 1984-04-09 1985-03-29 Stable composition of interleukin-2
DK148885A DK148885A (da) 1984-04-09 1985-04-02 Stabilt praeparat af interleukin-2
IL74823A IL74823A (en) 1984-04-09 1985-04-04 Stable composition of interleukin-2
NZ211702A NZ211702A (en) 1984-04-09 1985-04-04 Interleukin composition
AU40839/85A AU579359B2 (en) 1984-04-09 1985-04-04 Stable composition of interleukin-2
CA000478351A CA1285478C (en) 1984-04-09 1985-04-04 Stable composition of interleukin-2
US06/720,754 US4645830A (en) 1984-04-09 1985-04-08 Stable composition of interleukin-2 and albumin
PT80247A PT80247B (pt) 1984-04-09 1985-04-08 Processo para a preparacao de uma composicao de interleucina-2 estavel
ES542028A ES542028A0 (es) 1984-04-09 1985-04-08 Un metodo de producir una composicion de interleuquina-2
KR1019850002345A KR920005048B1 (ko) 1984-04-09 1985-04-08 인터로이킨-2의 안정화 조성물 제조방법
IE90285A IE58161B1 (en) 1984-04-09 1985-04-10 Stable composition of interleukin-2
US06/931,704 US4812557A (en) 1984-04-09 1986-11-17 Stable composition of interleukin-2 and human serum albumin

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59071568A JPS60215631A (ja) 1984-04-09 1984-04-09 インタ−ロイキン−2組成物

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60013226A Division JPS60222424A (ja) 1984-04-09 1985-01-25 インタ−ロイキン−2組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60215631A JPS60215631A (ja) 1985-10-29
JPH0361652B2 true JPH0361652B2 (ja) 1991-09-20

Family

ID=13464438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59071568A Granted JPS60215631A (ja) 1984-04-09 1984-04-09 インタ−ロイキン−2組成物

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS60215631A (ja)
ZA (1) ZA852302B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3621828A1 (de) * 1986-06-28 1988-01-14 Biotest Pharma Gmbh Stabilisierung eines fuer therapeutische zwecke, insbesondere beim menschen, bestimmten interleukin-2-praeparates sowie dieses praeparat enthaltende stabilisierte waessrige loesung oder feststoff
JP2577744B2 (ja) * 1986-07-18 1997-02-05 中外製薬株式会社 安定な顆粒球コロニ−刺激因子含有製剤
JP2799483B2 (ja) * 1988-03-09 1998-09-17 大塚製薬株式会社 インターロイキン−1β組成物の安定化方法
HUP0203133A3 (en) * 1999-10-04 2005-07-28 Chiron Corp Emeryville Stabilized liquid polypeptide-containing pharmaceutical compositions
US6689353B1 (en) * 2000-06-28 2004-02-10 Bayer Pharmaceuticals Corporation Stabilized interleukin 2
US7351800B2 (en) * 2002-02-28 2008-04-01 Nipro Corporation Stabilized albumin preparations

Also Published As

Publication number Publication date
ZA852302B (en) 1986-11-26
JPS60215631A (ja) 1985-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR920005048B1 (ko) 인터로이킨-2의 안정화 조성물 제조방법
AU695129B2 (en) Formulations for IL-12
US6020469A (en) Stem cell factor formulations and methods
WO1996024369A9 (en) Formulations for il-12
EP4074337B1 (en) Pharmaceutical taci-fc fusion protein formulation
NZ258912A (en) Lyophilised preparation of g-csf and a sugar
JP2009528327A (ja) G−csf液体製剤
EP3639845B1 (en) Il-15 protein complex pharmaceutical composition and uses thereof
AU640173B2 (en) Use of a polypeptide having the activity of human interleukine 2 for the preparation of pharmaceutical compositions intended for the treatment of leukemias
EP0641216B1 (en) PHARMACEUTICAL COMPOSITIONS CONTAINING IL-6 stabilized with a non-reducing sugar
JPH0361652B2 (ja)
US5288487A (en) Human monocyte-macrophage-CSF preparations
TWI241193B (en) Human interferon-beta formulations
US5534251A (en) Stabilized il-1α medicinal composition
JPH0378847B2 (ja)
JPH0543689B2 (ja)
JPS61197527A (ja) インタ−ロイキン−2組成物
JP2799483B2 (ja) インターロイキン−1β組成物の安定化方法
EP0385385A2 (en) Human monocyte-machrophage-CSF preparations
JP2589094B2 (ja) 抗悪性腫瘍剤
JPS62223129A (ja) インタ−ロイキン−2組成物
WO2002072135A1 (en) LIQUID INTERFERON α PREPARATIONS FOR INJECTION AND METHOD OF STABILIZING THE SAME
JPH02138222A (ja) インターロイキン‐1βの安定化組成物
HK40077299A (en) Pharmaceutical taci-fc fusion protein formulation
AU738891B2 (en) Stable transglutaminase preparations and process for producing them