JPH0361863B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0361863B2
JPH0361863B2 JP59501787A JP50178784A JPH0361863B2 JP H0361863 B2 JPH0361863 B2 JP H0361863B2 JP 59501787 A JP59501787 A JP 59501787A JP 50178784 A JP50178784 A JP 50178784A JP H0361863 B2 JPH0361863 B2 JP H0361863B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
piston
gas
pressure
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP59501787A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60501073A (ja
Inventor
Roido Jii Wasu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPS60501073A publication Critical patent/JPS60501073A/ja
Publication of JPH0361863B2 publication Critical patent/JPH0361863B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63CLAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
    • B63C9/00Life-saving in water
    • B63C9/24Arrangements of inflating valves or of controls thereof
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S251/00Valves and valve actuation
    • Y10S251/90Valves with o-rings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Sliding Valves (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

請求の範囲 1 圧力容器からの圧縮膨張ガスの流れを操作す
る、常時閉状態のバルブであつて、次の構成より
成るもの: 圧力容器に接続される吸引部、排出部、前記排
出部に第1の端部で接続される内部シリンダ、な
らびに前記吸引部から延び、前記内部シリンダの
第1および第2の端部の中間部分で該内部シリン
ダと交差する吸引路を備えたバルブ本体; その端部において等しい径を有する第1および
第2のピストンヘツド、ならびに前記第1および
第2のピストンヘツドにより支持され、各々、バ
ルブが通常の閉塞状態のときに、前記内部シリン
ダおよび前記吸引路の交差部分の両側に位置す
る、第1および第2の、互いに間隙をおいて配置
されるOリングを備え、前記内部シリンダ内でそ
の軸方向に動くことができるように配置された二
重端ピストン;および、 前記内部シリンダおよび前記吸引路の交差部分
を開放し、吸引部から排出部へガスを流出させる
ように、前記内部シリンダの第2の端部へ向けて
前記ピストンを移動させるように引いたときに、
バルブを動作させる起動手段。 2 請求の範囲第1項に記載されたバルブであつ
て、 前記二重端ピストンは、さらに、第2のピスト
ンヘツドに接続され、シリンダの第2の端部から
突出するピストンロツドを備え、 前記起動手段は、該起動手段が引かれると、シ
リンダの第2の端部の方向へ、かつ軸線方向にピ
ストンヘツドを動かすように、ピストンロツドを
引くもの。 3 請求の範囲第2項に記載されたバルブであつ
て、さらにつぎの構成を有するもの: バルブが動作した後に、内部シリンダ内にピス
トンヘツドが止まるように、ピストンヘツドの軸
方向の動きを制御するために、内部シリンダの第
2の端部に配置されるピストン保持手段であつ
て、 前記ピストン保持手段は、ピストンロツドが延
びている部分を貫通する、軸方向の通路を有して
いるもの。 4 請求の範囲第3項に記載されたバルブであつ
て、 バルブ動作手段は、その一端にボールが固着さ
れた引き網を備え、 ピストンロツドは、引き網を引く力が前記ボー
ルからピストンロツドへ伝達されるように、前記
ボールを係止する保持部を有しているもの。 5 請求の範囲第4項に記載されたバルブであつ
て、 少なくとも内部シリンダと吸引路との交差部の
一部が開口するまで、前記ボールおよび前記保持
部を、力が伝達される関係を保つように保持し、
そしてその後、引き網がいかだ膨張用バルブから
離れるように、前記ボールを保持部から離脱させ
るボール保持ガイドをさらに備えたもの。 6 請求の範囲第2項に記載されたバルブであつ
て、 それが定位置に配置されている限りは、平常の
閉塞状態からピストンの軸方向への移動を妨げる
ように、ピストンロツドの外側端部と係止する安
全ピン手段をさらに備えたもの。 7 請求の範囲第1項に記載されたバルブであつ
て、 バルブ本体は、吸引部および内部シリンダの間
の吸引路と交差する補助通路をさらに備え、 補助部は前記補助通路に接続され、 そして、いかだ膨張用バルブは、さらに前記補
助部と吸引部との間のガスの流れを制御する手段
を備えたもの。 8 請求の範囲第7項に記載されたバルブであつ
て、 前記補助部は、該補助部に接続された補助通路
の端部においてバルブ座を備え、そして、 前記した補助部と吸引部との間のガスの流れを
制御する手段は、つぎの構成より成るもの: 補助部に接続され、小室部(chamber)を定義
するハウジング;および、 内側端部および外側端部、外側部近傍の第1の
開口部から内側端部近傍の第2の開口部へ延びる
バルブ路、ならびにハウジングとの間の気密を保
つように、前記第1および第2の開口部の間に配
置されたOリングを備え、 補助通路とバルブ路との間のガスの流れを阻止
するように、その内側端部がバルブ座と係合する
閉塞状態へ移動可能であり、そして、補助通路と
バルブ路との間にガスが流通するように、その内
側端部がバルブ座から離れる開放状態へと移動可
能である、前記小室部内でその軸方向に移動可能
な補助バルブ。 9 請求の範囲第8項に記載されたバルブであつ
て、 前記小室部は、めねじ部を備え、 前記補助バルブは、前記めねじ部と螺合するお
ねじ部を備え、そして 補助バルブの軸方向への移動は、ハウジングに
対して補助バルブを回転させることにより行なわ
れるもの。 10 請求の範囲第7項に記載されたバルブであ
つて、 バルブ本体は、さらに、吸引路に接続された安
全路、および、前記安全路に接続された安全逃が
し部を備え、そして、 いかだバルブは、さらに、前記安全逃がし部内
に配置され、通常は前記安全路を遮断し、そして
安全路内の圧力があらかじめ設定された値を越え
たときに破壊する脆弱性デイスク、および 安全逃がし部内で前記デイスクを保持するデイ
スク保持手段を備え、 前記デイスク保持手段は、デイスクが破壊した
ときに安全路へ接続される逃がし路を有している
もの。 11 請求の範囲第1項に記載されたバルブであ
つて、さらに内部シリンダの第2の端部へ向けて
軸方向のバイアス力を与えるばねバイアス手段を
有し;そして、 前記起動手段は、通常の閉塞状態からピストン
の軸方向への動きを阻止するように該ピストンに
係合し、そして内部シリンダと吸引路との交差部
分を開口させ、吸引部から排出部へガスを流通さ
せるために、内部シリンダの第2の端部へ向けて
ピストンを移動させるばねバイアス力を供給する
ように引かれたときに、該ピストンとの係合から
離脱する位置へ移動可能であるもの。 12 請求の範囲第11項に記載されたバルブで
あつて、 バルブ本体は、内部シリンダの第2の端部に隣
接した部分で、かつ該第2の端部と吸引路および
内部シリンダが交差する部分との間で、前記内部
シリンダと交差する起動ピストン通路を有し、そ
して起動手段は、バルブが通常の閉塞状態である
場合に、第2のピストンヘツドの端部の表面と係
合するように、起動ピン通路を通過して内部シリ
ンダ内へ延びる内側端部、およびバルブ本体の外
側へ延びる外側端部を備えているもの。 発明の背景 1 発明の分野 この発明は、救命いかだの膨張装置に関するも
のである。そして特に、この発明は圧力容器から
膨張可能な救命いかだへ流れる圧縮ガスの流れを
制御する、改良されたいかだ膨張用バルブに関す
るものである。 従来技術の説明 膨張可能な救命いかだは、海洋を航海する船舶
や海洋を横断する航空機に、幅広く搭載されてい
る。膨張救命いかだは、軽量で小型である方が好
都合である。必要のないときには、長期間に亘つ
てガスが抜かれた状態で保管され、しかも、比較
的大人数の人々を収容することができるように、
大型のいかだを形成する必要がある場合でも、す
ばやく膨張することができる。 膨張救命いかだは、圧力タンク内に充填され、
圧力をかけられた膨張ガス(例えば、炭酸ガス、
乾燥空気、窒素等)を用いて、膨張される。いか
だが膨張するときには、バルブ操作機構に一端が
接続された引き網が引かれることにより、バルブ
が操作される。前記引き網の接続は、起動機構が
動作された後に、自由にその引き網を引くことが
できるように、行なわれている。前記引き網は、
たいていは、その他端が、船舶に接続されてい
る。引き網は、いかだが船外に投げだされるとき
や、その船舶が沈没するときに、その結果とし
て、自動的に引かれる。前記バルブは、操作され
ると、圧力をかけられた流体が救命いかだ内に拡
散し、満たされるまで、開いている。 元来、そしてまた、高圧科学技術の到来を迎え
た過去において、すべての膨張システムは、圧力
タンク内に液体の形で充填された炭酸ガスを用い
ていた。炭酸ガスは、バルブが操作され、いかだ
が膨張されるときに、液体から気体へと相変化す
る。前記相変化および急激な圧力の低下により誘
因される、温度に関する厳格な熱力学的効果のた
めに、炭酸ガスは凍つたり(すなわち、ドライア
イスとなつたり)、あるいは、気候が寒い場合に
バルブの穴に詰まつたりする傾向にある。これに
より、しばしばバルブが詰まり、膨張が遅くなつ
たり、あるいは完全に膨張できなくなつたりし、
したがつて、いかだの利用価値が低下したり、ま
た非常用としての利用価値も全くなくなつてしま
つたりする。 炭酸ガスによるいかだ膨張システムの欠点を克
服するために、膨張ガスとして圧縮された乾燥空
気を用いるシステムが、1970年代のなかばに、米
国海軍により開発され、そして完成した。乾燥空
気によるシステムは、炭酸ガスによるシステムに
おいてみられたガスの凍結という問題は引き起こ
さない。しかしながら、乾燥空気は、炭酸ガスの
ように相変化膨張をしないため、非常に高い圧力
(通常は、約350〔Kg/cm2〕(約5000〔psi〕)の範囲

で充填、保持されなければならない。 救命いかだ膨張のための高圧乾燥空気システム
の到来により、低い活性化力が生じている間で
も、前述した高圧のもとで確実に動作することの
できるいかだ膨張用バルブの開発が望まれた。そ
の高性能ないかだ膨張用バルブは、ミネソタ州、
チヤスカのマラダ・リサーチ・アンド・マニフア
クチユリング(Marada Research and
Manufacturing)社で製造・販売されているマラ
ダ・マーク(Marada Mark )型バルブで
あつた。 このバルブは、米国海軍の25人乗りいかだマー
ク(Mark )に2個使用されている。ま
た、前記バルブは、移動可能なスプール(spool)
を備えたステンレススチール製のバルブである。
前記スプールは、通常の閉塞状態においては、ば
ねで偏倚されて、バルブ内に保持されている。引
き網が引かれると、カムが回転し、前記スプール
は、ばね力にかかわらず、バルブを開放するよう
に移動する。 マラダ・マーク型バルブは、高圧のもとで
も、極めて確実に動作することができ、そして、
引き網による比較的低い操作力(約9〔Kg)(20ポ
ンド)未満)で、動作することが可能である。し
かし、マラダ・マーク型バルブは、複雑な設計
であり、また、高精密な部品を比較的多数必要と
するために、製造コストが高かつた。さらにつけ
加えるならば、他のいかだ膨張用バルブのよう
に、膨張ガス源(この例では乾燥空気)に、ち
り、汚れた粒子、あるいはその他の汚染物質が含
まれていると、バルブの汚染を招きやすかつた。 上記した理由により、次のような条件を満たす
ことのできる、改良されたいかだ膨張用バルブの
要求が引き続きあつた。 すなわち、極めて高い信頼性を有し、高圧(た
とえば、約420〔Kg/cm2〕(6000〔psi〕)以上)のガ
スを取り扱うことができ、小さな操作力で動作さ
せることができ、汚染や環境の変化に影響される
ことがなく、そして簡単に、かつ安価に製造する
ことのできるバルブの要求が引き続きあつた。 さらに、収支を償うことのできるようなバルブ
の販売、あるいは異なる種類の金属材料(例え
ば、黄銅製のバルブとアルミニウム製のシリン
ダ)の、不適当な使用に誘因される腐食等により
想起される数多くの問題点があるために、現在す
る救命いかだ膨張システムを改造することのでき
る改良されたバルブの要求が高まつている。 発明の要約 本発明は、通常は閉塞していて、そして圧力ガ
スを圧力容器から、例えば膨張可能な救命いかだ
に接続された排出口へと流入させるように動作す
るバルブに関する。本発明によるバルブは、バル
ブ本体、二重端(double−ended)ピストン、お
よびいかだを膨張させるためにバルブを開放させ
る、バルブの操作あるいは起動手段を備えてい
る。 本発明によるバルブのバルブ本体は、吸引部、
排出部、内部シリンダ、および吸引路を具備して
いる。前記内部シリンダは、前記排出部に通じる
第1の端部において開口している。前記吸引路
は、前記吸引部から延びていて、そして前記内部
シリンダと交叉している。 内部シリンダ内を移動することのできる二重端
ピストンは、互いに等しい径の端部を有する第1
および第2の頭部を備えると共に、さらに、第1
および第2の、互いに間隔を置いて配置されるO
リングを備えている。バルブの、通常の閉塞状態
においては、前記ピストンは、Oリングが前記吸
引路の一端の両側に位置するように、配置され
る。したがつて、前記Oリングは、吸引部および
排出部間におけるガスの流れを阻止する。 この結果、ピストンに作用するガス圧の力のバ
ランスが保たれる。そして、この場合において
は、ピストンは、前記内部シリンダの内壁に位置
するOリングの抵抗に打ち勝つだけで、(バルブ
の動作のために)動くことができる。 バルブの操作あるいは起動手段は、前記ピスト
ンを、シリンダの第1の端部から第2の端部へ移
動させるように、引張られる。前記内部シリンダ
および吸引路の交差部分が、一旦、少しでも開口
すると、ガス圧はそのバランスを失なう。一た
び、内部シリンダおよび吸引路の交差部分の一部
が開口すると、ガス圧は、ピストンの、前記排出
部から離れる方向の動きを速める。 前述した本発明の実施例において、バルブ本体
は、吸引部と内部シリンダとの間のある一部分に
おいて、吸引部と交差する補助通路を備えてい
る。充填用装着器は、バルブ本体に取り付けられ
ていて、そして、吸引部、吸引路、補助通路、お
よび充填用装着器から成るガス流通路を通して、
圧縮ガスを圧力容器内へ供給することができるよ
うに、あるいはまた、該圧力容器から圧縮ガスを
排出することができるように、前記補助通路に接
続されている。 圧力容器へ供給され、あるいは圧力容器から排
出されるすべてのガスの移動は、ピストンを動か
すことなく、また排出部を用いることなく行なわ
れるので、ガスの充填時において、ピストン、内
部シリンダ、あるいは排出部の汚染の危険を回避
することができる。 本発明の一実施例において、ピストンは、ま
た、ピストンロツドを備えている。前記ピストン
ロツドは、第2のピストン頭部に固着され、そし
て、内部シリンダの第2の端部から突出してい
る。この実施例において、起動手段が引かれる
と、該起動手段はピストンがシリンダの第2の端
部へ向かうようなその軸線の方向に動くように、
ピストンロツドを引く。 本発明の他の実施例においては、バルブは、ピ
ストンを内部シリンダの第2の端部の方向へ、か
つその軸方向へバイアスを与えるためのばねバイ
アス手段を備えている。この実施例の起動手段
は、通常は、バルブの閉塞状態からピストンの軸
方向への動きを妨げるように、該ピストンに係合
している。起動手段が引かれると、ピストンを内
部シリンダの第2の端部の方向へ移動させる、ば
ねによるバイアス力の付勢が行なわれるように、
前記、起動手段が、前記ピストンとの係合から離
脱する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、膨張救命いかだの斜視図である。 第2図は、圧力タンクと共に描かれた本発明の
いかだ膨張バルブの第1の実施例の一部破断背面
図である。 第3図は、第2図の3−3線に沿つて切断され
た断面図である。 第4図は、第2図の4−4線に沿つて切断され
た断面図である。 第5図は、本発明のいかだ膨張バルブの第1の
実施例の一部破断背面図であり、バルブの動作が
開始された状態を示している。 第6図は、第5図の6−6線に沿つて切断され
た断面図である。 第7図は、膨張救命いかだの他の例を示す斜視
図である。 第8図は、圧力タンクと共に描かれた本発明の
いかだ膨張バルブの第2の実施例の一部破断背面
図である。 第9図は、第8図の9−9線に沿つて切断され
た断面図である。 第10図は、第9図の10−10線に沿つて切
断された断面図である。
【発明の詳細な説明】
第1の実施例(第1図〜第6図) 第1図は、完全に膨張した状態における膨張可
能な救命いかだ10を示している。救命いかだ1
0を膨張させるために用いられる圧縮ガスは、該
いかだ10に取付けられ支持される1、またはそ
れ以上の圧力容器12から供給される。圧力容器
あるいはタンク12は、一般には、金属あるいは
金属を含む繊維ガラス製タンクであり、該タンク
内には、圧力をかけられた状態で、例えば炭酸ガ
ス、乾燥空気、あるいは窒素等の膨張ガスが充填
される。 各々の圧力タンク12は、その一端にいかだ膨
張用バルブ14が接続されている。通常の保管状
態のもとでは、救命いかだ10は、ガスを抜か
れ、コンパクトな梱包で保管される。開放可能な
引き網(第1図においては図示されていない)
が、バルブ14に接続されている。前記接続は、
前記線が引かれたときに、バルブ14が動作する
ように行なわれている。これが、バルブ14を開
放させ、これにより膨張ガスが圧力タンク12か
らバルブ14および排出ホース16を通過し、そ
して救命いかだ10の内部へと流入する。 第2図ないし第6図は、本発明のいかだ膨張用
バルブ14を、さらに詳細に示している。第2図
は、タンク12およびバルブ14の、一部破断背
面図である。第2図、ならびに第3図および第4
図に示した断面図において、バルブ14は、動作
する前の、平常の閉塞状態にある。これは、保管
のために、救命いかだ10のガスが抜かれたとき
の、バルブ14の状態である。 膨張バルブ14は、ステンレススチール製バル
ブ本体18を備えている。そして、前記バルブ本
体18は、ねじ首部20、吸引部22、内部シリ
ンダ24、排出部26、吸引部28、補助通路3
0、充填部32、安全逃がし部34、および保持
穴36を有している。 バルブ本体18のねじ首部20は、バルブ14
をタンク12の端部に接続する。第3図および第
4図に示された実施例において、ねじ首部20
は、タンク12の端部内の一部分(図示せず)の
内ねじ(めねじ)と螺合する外ねじ(おねじ)3
8を備えている。Oリング(タンクシール)40
は、バルブ本体18の肩42と接触するように配
置されていて、肩42およびタンク12間を密封
する。 吸引部22は、タンク12の内部に通じてい
る。吸引路28は、その一端が吸引部22に接続
されていて、そして、その他端は、内部シリンダ
24と交差している、提起された本発明の実施例
では、吸引路28の軸線は、内部シリンダ24の
軸線と交差し、かつ該軸線と垂直である。 排出具44は、排出部26に螺合していて、こ
れにより、排出具44の排出部46は、内部シリ
ンダ24の一端に連絡している。Oリング48
は、排出具44およびバルブ本体18間に密封す
る。第2図および第3図に示された実施例におい
て、排出具44には、その外周端部におねじ50
が形成されている。前記おねじの形成により、
(めねじの形成された)ホース継手52は、前記
排出具44に接続されることができる。吸引部2
2から、吸引部28および内部シリンダ24を通
つて、排出路46およびホース16へと流れるガ
ス流の制御は、二重端ピストン54により行なわ
れる。 第3図に示されたように、前記ピストン54
は、ピストン本体56およびピストンロツド58
を具備している。ピストン本体56は、二重頭
(double−headed)ピストン本体である。前記ピ
ストン本体は、その第1の端部56Aの近傍にO
リング60およびバツクアツプリング62を、そ
して、その第2の端部56Bの近傍にOリング6
4およびバツクアツプリング66を備えている。
第3図においては、バルブ14は閉塞している。
というのは、Oリング60および64が、ピスト
ン本体56のどちらの方向にも気密を保つよう吸
引路28の一端の両側に位置するように、ピスト
ン54が配置されているからである。 ピストン本体56の互いに対向する端部56A
および56B間に圧力差がなく、またピストンロ
ツド58を付勢すべき軸力がないので、ピストン
54は、シリンダ24内で安定した、力のバラン
スのとれた状態にある。ガス圧力の釣り合いがと
れているので、ピストン54は、内部シリンダ2
4の内壁におけるOリング60および64の抵抗
力に打ち勝つだけで、(動作するために)動くこ
とができる。これは、バルブの操作力が、膨張シ
ステムの動作圧力にあまり関係しないで小さいと
いうことを意味する。 バルブ14は、ピストン本体56が排出部26
を離れて、保持穴36に螺合している保持ナツト
68の方向に移動するように、ピストンロツド5
8をその軸方向へ引くことにより、開く状態とな
るように操作される。ピストン本体56の後端
が、吸引路28および内部シリンダ24の交差部
を越えると、圧力をかけられたガスが、タンク1
2から、吸引部22および吸引路28を通過し
て、内部シリンダ24内へ流入を始める。 Oリング60が吸引路28に達すると、排出部
26の方向へ作用するピストン54上のガス圧力
は、低下するが、一方、保持穴36の方向へ作用
するピストン54上のガス圧力は、そのままに保
たれる。したがつて、ピストン54上のガス圧力
のバランスがくずれる。このガス圧力の差は、ピ
ストン本体56が吸引路28が遠ざかる方向で
の、残りの距離(行程)において、その動きを急
激に加速する。そして、これにより、膨張ガス
は、吸引部22から排出部26へ自由に流れるこ
とができる。保持ナツト68は、圧力をかけられ
たガスの力が、ピストン54を内部シリンダ24
から吹き飛ばさないように、ピストン本体56の
動きを制限するものである。 Oリング60および64が吸引路28の一端の
両側に位置しているとき(すなわち、バルブが閉
塞しているとき)は、ピストン54上に作用する
ガス圧力が、ピストン54の二重端構造により力
のバランスを保つているので、ガスの圧力は、単
に、Oリングの抵抗に影響する操作力(引き力)
のみに影響する。このように、ピストン54を動
かすために要求される操作力は、比較的低くな
り、また前記力は、実際、単にOリング60およ
び64の抵抗力に打ち勝つために要求される力で
ある。 バルブ14の作動機構は、保持ナツト68、保
持ガイド70、引き網72、ボール74、可撓性
導管76、導管接続器78、安全ピン80、およ
び安全ワイヤ82より構成される。 ピストンロツド58は、シリンダ24の端部か
ら、保持ナツト68を通過して、そしてチヤンバ
84内に突出している。前記チヤンバ84は、保
持ナツト68、保持ガイド70、および導管接続
器78により、その境界が規制されている。ピス
トンロツド58の外端部は、ボール74を係止す
る保持部86を有している。引き網72は、ボー
ル74にその一端が接続されており、そして可撓
性導管76を通して、チヤンバ84の外部へと引
き出されている。引き網72の終端は、一般に
は、船舶に取付けられる接続装置(図示せず)に
固着される。 第2図および第3図に示される安全ピン80
は、ピストン54の軸方向の動きを妨げることに
よつて、偶然の、あるいは意図しないバルブ14
の作動を防ぐ。ピン80は、該ピン80の軸がピ
ストンロツド58の外端部に突き当るように、開
口90を通して保持ガイド70内に挿入されてい
る。安全ピン80が、保持ガイド70内に挿入さ
れている限りは、ピストン54は、引き網72を
引いても、その軸方向に動くことはできない。 安全ピン80が(第5図に示すように)取り除
かれると、引き網72の引つぱり力により、ボー
ル74が軸方向に移動する。これにより、ピスト
ンロツド58が、その軸方向に、かつ外側へ向つ
て引かれる。チヤンバ84は、小径の部分84A
を備えている。前記部分84Aは、ピストン本体
56が吸引路28を部分的に開放する程度にピス
トンロツド58が引かれるまで、ボール74およ
び保持部86を所定の関係で保持する。 第5図および第6図に描かれた状態において
は、ボール74は、大径の第2のチヤンバ部84
Bに達している。それからボール74は、保持部
86から離脱し、そして、これにより、引き網7
2は、チヤンバ84および可撓性導管76から完
全に引き抜かれることができる。引き網72の一
方の端部は、バルブ14からはずれなければなら
ない。というのは、引き網72は、通常は、その
他方の端部が船舶に接続されているからであり、
そしてまた、バルブ14は、救命いかだ10が船
外へ投げ出されたり、あるいはその船舶が沈没し
たときに動作するからである。 この実施例において、引き網72は、その端部
においてバルブ14から完全にはずれなければな
らない。そして、これにより、いかだ10は、船
舶から完全に離脱する。 チヤンバ84の部分84Aは、ボール74およ
び保持部86が単一の定位状態を保つことができ
るような、十分に小さな径を有する。ボール74
は、チヤンバ84や導管76内のどの部分におい
ても、引き掛かつたり、止まつたりしてはならな
い。 可撓性導管76は、引き網72の屈曲可能な案
内路となる。可撓性導管76の使用により、引き
網72は、該引き網72の引き力の方向とは無関
係に、ピストンロツド58をその軸方向に引くこ
とができる。他の実施例においては、可撓性導管
76および導管接続器78は、円形頭を有するフ
エルール(a round nose ferrule)に置き換え
ることができる。 安全ワイヤ82は、安全ワイヤ路91を通して
挿入されている。前記安全ワイヤ路91は、保持
ナツト68およびピストンロツド58に形成され
ている。安全ワイヤ82の両端は、第2図に示す
ように、互いにねじられて係合されることが望ま
しい。安全ワイヤ82は、バルブ14がすでに動
作しているかどうかを、視覚を通じて指示するこ
とができる。安全ワイヤ82は、ピストンロツド
58に引張り力が加わつて、前記ピストンロツド
58がバルブ14を動作させるように引かれたと
き、切断される。 本発明によるバルブ14の重要な利点は、膨張
システムの動作不良を誘発するバルブ内の汚れの
原因となる、ピストン54の妨害、ならびに内部
シリンダ24、ピストン54、および排出具44
を露出させることなしに、タンクにガスを充填し
たり、タンクからガス排出させたり、あるいは圧
力測定やシステム(すなわち、タンクおよびバル
ブ)の耐圧力試験を行なうことができる。という
点にある。 第4図に示した最適な例においては、補助通路
30は、吸引部22と内部シリンダ24とをつな
ぐ吸引路28と交差している。ハウジング94お
よび充填バルブ96を具備した充填用装着部材9
2は、充填部32において、バルブ本体18に接
続されている。ハウジング94は、充填部32へ
螺合するねじ山98を有している。Oリング10
0は、バルブ本体18およびハウジング94間の
気密を保つ。 充填バルブ96は、ハウジング94内に螺合し
ている。また、前記充填バルブ96は、充填部3
2のバルブ座104と当節する内側端部102を
有している。Oリング110およびバツクアツプ
リング112は、充填バルブ96およびハウジン
グ94間の気密を保つ。内部通路114は、充填
バルブ96のほぼ全長に亘つて形成されている。
通路114は、充填バルブ96の内側端部102
まで形成されていて、該通路114の端部は、通
路116と交差している。 充填バルブ96の外側端部は、おねじ118で
ある。前記おねじ118は、例えば(タンク12
にガスを充填する時の)ガス源、(タンク12内
の圧力を測定する時の)圧力ゲージ、あるいは補
助気密シール(backup seal)/ねじ山付保護キ
ヤツプ120等の他の装置と充填用装着部材92
とを接続する。前記保護キヤツプ120の接続状
態(すなわち、通常の保管および使用の状態)
は、第2図に示されている。 タンク12内にガスを充填する時、もしくはタ
ンク12内からガスを排出させる時、または、圧
力測定もしくは圧力試験が充填用装着部材92を
介して行なわれる時、充填バルブ96は、バルブ
端部102がバルブ座104から離れるように、
ハウジング94から少し退出する。この結果、ガ
スが、充填バルブ96の通路114とバルブ本体
18内の補助通路30との間を流通する。充填バ
ルブ96が少し退出しても、Oリング110は、
該充填バルブ96およびハウジング94の間の気
密を保つ。したがつて、充填用装着部材を介して
流れるガス流は制御される。再びバルブ端部10
2をバルフ座104に当接させるためには、充填
バルブ96を反対方向に回転させれば良い。 どのようなガスの充填作業においても、バルブ
内部が汚れる可能性がある。充填用装着部材92
は、その汚れを最小限にとどめる。まず、もしバ
ルブ座104に柔らかい汚物が付着しても、充填
バルブ96がハウジング94内へ侵入する方向へ
ねじ込められる時の力は、その汚物を押しつぶ
し、そして取り除くように作用する。また、もし
硬い汚物がバルブ座104へ付着しても、該バル
ブ座104におけるガスの漏れは、なお最小に止
められる。つけ加えるならば、バルブ96の外側
端部にキヤツプ120を取付けることにより、通
路114はやはり気密に保たれる。というのは、
バルブ96の外側端部におけるフレア(flare)
122が、キヤツプ120の座124と当接する
からである。 バルブ14は、また、タンク12の内のガス圧
が許容値を越えてしまつたときの爆発を予防する
安全装置を備えている。前記安全装置は、脆弱性
デイスク126およびデイスク保持ナツト128
を備えている。脆弱性デイスク126は、補助通
路30の、充填用装着部材92と反対側の端部に
位置する安全逃がし部(開口)34内に配置され
ている。保持ナツト128は、安全逃がし部34
部に螺合していて、該安全逃がし部34を気密に
保つ位置で、脆弱性デイスク126を保持してい
る。 もし、タンク12内の、そしてまた補助通路3
0内のガス圧が、あらかじめ設定された値を越え
たならば、脆弱性デイスク126は破壊する。こ
の結果、膨張ガスは、タンク12から流出し、吸
引部22、吸引路28および補助通路30を通過
し、デイスク126を通過して保持ナツト128
の通路130内へ流入し、そして、排気口132
から排出される。 前述したように、本発明によるバルブ14は、
膨張システム(すなわち、タンクおよびバルブの
両者)の圧力試験を、充填用装着部材92を介し
て行なうことができ、その結果、バルブ14に損
傷を与えることがなくなる。圧力試験は、許容さ
れる圧力よりも高い圧力で行なわれることもある
ので、安全逃がし部34は、システムの圧力試験
が行なわれている間は脆弱性デイスク126が破
壊しないように、封鎖されなければならない。 本発明によるいかだ膨張用バルブ14には、多
くの重要な利点がある。まず第1に、バルブ14
の、吸引部22および排出部26間のガスの流れ
を制御する部分が、汚染や環境の変化に影響され
ないので、バルブ14には、極めて高い信頼性が
ある。タンク内へのガスの充填、タンクからのガ
スの排出、圧力測定、およびシステムの圧力試験
を、充填用装着部材92を介して、バルブの操作
とは独立しておこなうことができる。 第2に、バルブ14は、広い圧力範囲で操作さ
れることができる。前記圧力範囲は、約420〔Kg/
cm2〕(6000〔psi〕)以上である。このため、バルブ
14は、一般のどのような種類の膨張ガスにで
も、用いることができる。 第3に、バルブ14の操作は、単に1個の可動
部品を動かすだけで行なうことができる。これに
より、バルブ14の信頼性をさらに高めることが
でき、また該バルブ14の製造を簡単に行なうこ
とができる。 第4に、バルブ14は、膨張ガスが高い圧力で
あつても、非常に小さな力(一般には、約4.5な
いし9〔Kg〕(10ないし20〔ポンド〕))で操作され
ることができる。 第2の実施例(第7図〜第10図) 第7図は、完全に膨張した状態における膨張可
能な救命いかだ210を示している。救命いかだ
210を膨張させるために用いられる圧縮ガス
は、該いかだ210に取付けられ、支持される
1、またはそれ以上の圧力容器212から供給さ
れる。圧力容器あるいはタンク212は、一般に
は、金属あるいは金属を含む繊維ガラス製タンク
であり、該タンク内には、圧力をかけられた状態
で、膨張ガスが充填される。各々の圧力タンク2
12は、その一端に、いかだ膨張用バルブ214
が接続されている。 通常の保管状態のもとでは、救命いかだ210
は、ガスを抜かれ、コンパクトな梱包で保管され
る。引き網215は、(第9図において)バルブ
214の取りはずし可能な起動ピン216(第8
図および第9図)に接続されている。そして、前
記接続は、引き網215が引かれたときに、起動
ピン216がバルブ214から引き抜かれ、該バ
ルブ214が動作するように、行なわれている。、
これがバルブ214を開放させ、これにより、膨
張ガスが、圧力タンク212からバルブ214お
よび排出ホース217を通過し、そして救命いか
だ210の内部へと流入する。 第8図ないし第10図は、本発明のいかだ膨張
用バルブ214を、さらに詳細に示している。第
8図は、タンク212およびバルブ214の、一
部破断背面図である。第8図、ならびに第9図お
よび第10図に示した断面図において、バルブ2
14は、動作する前の、平常の閉塞状態にある。
これは、保管のために、救命いかだ210のガス
が抜かれたときの、バルブ214の状態である。 膨張バルブ214は、横断面が六角形の、ステ
ンレススチール製バルブ本体218を備えてい
る。そして、前記バルブ本体218は、ねじ首部
220、吸引部222、内部シリンダ224、排
出部226、吸引路228、補助通路230A、
安全路230B、充填部232、安全逃がし部2
34、起動ピン通路235、ねじ付ピンガイド受
236、および抜穴237を有している。 バルブ本体218のねじ首部220は、バルブ
214をタンク212の端部に接続する。第9図
に示された実施例において、ねじ首部220は、
タンク212の端部内の一部分(図示せず)の内
ねじ(めねじ)と螺合する外ねじ(おねじ)23
8を備えている。Oリング(タンクシール)24
0は、バルブ本体218の肩242と接触するよ
うに配置されていて、肩242およびタンク21
2間を密封する。なお、バルブ214が、めねじ
ではなくておねじが形成されたタンク212に用
いられる実施例においては、吸引部222の内表
面に内ねじ(めねじ)が形成されなければならな
い。 吸引部222は、タンク212の内部に通じて
いる。吸引路228は、その一端が吸引部222
に接続されており、そしてその他端は、内部シリ
ンダ224と交差している。提案された本発明の
実施例では、吸引路228の軸線は、内部シリン
ダ224の軸線と交差し、かつ該軸線と垂直であ
る。 排出具244は、排出部226に螺合してい
て、これにより、排出具244の排出路246
は、内部シリンダ224の一端に連絡している。
Oリング248は、排出具244およびバルブ本
体218間を密封する。第8図および第9図に示
された実施例において、排出具244には、その
外周端部におねじ250が形成されている。前記
おねじの形成により、(めねじの形成された)ホ
ース継手252は、前記排出具244に接続され
ることができる。 吸引部222から、吸引路228および内部シ
リンダ224を通つて、排出路246およびホー
ス217へと流れるガス流の制御は、二重端ピス
トン254により、行なわれる。第9図に示され
たように、ピストン254は、Oリング260お
よびバツクアツプリング262を備えた第1のピ
ストンヘツド256Aと、Oリング264および
バツクアツプリング266を備えた第2のピスト
ンヘツド256Bとを有する二重端ピストンであ
る。 第9図においては、バルブ214は閉塞してい
る。というのは、Oリング260および264
が、ピストン254のどちらの方向にも気密を保
つように吸引路228の一端の両側に位置するよ
うに、ピストン254が配置されているからであ
る。ピストン254の両端部間に圧力差がないの
で、(なぜなら、ピストンヘツド256Aおよび
256Bの端部の径は、各々等しいから)、ピス
トン254は、内部シリンダ224の内壁におけ
るOリング260および264の抵抗力に打ち勝
つだけで、(動作するために)動くことができる。
これは、バルブの操作力は、膨張システムの動作
圧力にあまり関係しないで小さい、ということを
意味する。 バルブ214は、起動機構により、開放状態に
操作される。前記起動機構は、起動ピン216、
起動ピンガイド268、および圧縮ばね270を
備えている。起動ピンガイド268は、ガイド受
236内に螺合しており、そして起動ピン通路2
35と一線となるようなガイド穴272を有して
いる。第9図に示されるように、起動ピン216
は、通常は、穴272および通路235内に挿入
されているので、起動ピン216の、バルブ内に
挿入される側の端部は、内部シリンダ224に配
置され、そしてピストンヘツド256Bの端部に
当接している。 ピストンヘツド256Bの端部は、圧縮ばね2
70による軸方向のバイアス力により、起動ピン
216に押力を与えている。第9図に示されてい
るように、圧縮ばね270は、内部シリンダ22
4の排出部側端部の近傍に位置する、排出路24
6の大径部内で支持されている。圧縮ばね270
の一端は、排出具、244の内肩274に力を及
ぼしており、また前記圧縮ばね270の他端は、
ピストンヘツド256Aの端部に力を及ぼしてい
る。 起動ピン216は、その外側端に引き網215
が接続された引き輪276を有している。引き網
215を介して、引き輪276に引つぱり力が供
給されると、起動ピンは、内部シリンダ224、
起動ピン通路235、およびガイド路272から
引き抜かれる。一旦、起動ピン216がピストン
ヘツド256Bの端部との係合からはずれると、
圧縮ばね270は、ピストン254を排出部22
6から抜穴237の方向へ移動させる。 ピストンヘツド256Aと端部が、吸引路22
8と内部シリンダ224との交差部分を通過する
と同時に、圧縮ガスは、圧力容器212から吸引
部222および吸引路228を通過して内部シリ
ンダ224内へと流れ始める。Oリング260
が、吸引路228に到達すると、排出部226の
方向に作用するピストン254上のガス圧力は低
下し、一方、抜穴237の方向に作用するヒスト
ン254上のガス圧力は保持される。この結果、
ピストン254にかかるガスの圧力のバランスが
崩れる。 このガス圧の差が、吸引路228から遠ざかる
方向の、ピストン254の残りの距離の移動速度
を急激に加速する。そして、その後、膨張ガス
は、吸引部222から排出部226へと自由に流
れることができる。抜穴237は、該穴側のシリ
ンダ224内の空気を逃がすことができる。しか
し、前記抜穴237は、圧縮ガスの力がピストン
254をバルブ本体218から吹き飛ばさないよ
うに、該ピストン254の移動を制限することが
できるように、小さく成形される。 Oリング260および264が吸引路228の
一端の両側に位置しているとき(すなわち、バル
ブが閉塞しているとき)には、ピストン254上
に作用するガス圧力が、ピストン254の二重端
構造により力のバランスを保つているので、ガス
の圧力は、単に、ばね270により決定され、O
リングの抵抗に影響するバイアス力にのみ影響す
る。このように、ピストン254を動かすために
要求されるバイアス力は、比較的低くなり、ま
た、前記バイアス力は、実際、単にOリング26
0および264の抵抗力に打ち勝つために要求さ
れる力である。圧縮ばね270は、できれば、起
動ピン216が取りはずされたときに、ピストン
ヘツド256を動かすためのバイアス力を十分に
供給することができるように、比較的強いばねで
ある方が良い。 引き網215あるいは引き輪276にかかる小
さな力によつて起こる偶然の、あるいは意図しな
いバルブ214の動作を妨げるために、ばねで付
勢された安全ボールキヤツチ(ball catch)27
8が、起動ピン216の挿入側端部に位置されて
いる。安全ボールキヤツチ278は、該安全ボー
ルキヤツチ278を押し下げるような十分な力
が、起動ピン216にかかり、該ボールキヤツチ
が起動ピン通路235内に入り込むことがない限
りは、内部シリンダ224からの起動ピン216
の退出を妨げることができる。 バルブが動作したら、引き網215および起動
ピン216は、バルブ214から離脱しなければ
ならない。というのは、引き網215は、通常
は、バルブから引き出された端部が船舶に接続さ
れているからであり、また、バルブ214は、救
命いかだ210が船外に投げ出されたり、その船
舶が沈没したりしたときに動作するからである。
この実施例においても、引き網215および起動
ピン216は、バルブ214から完全にはずれな
ければならない。そして、これにより、救命いか
だ210は、その船舶から完全に離脱する。 第8図および第9図に示された実施例におい
て、起動ピン216は、バルブ操作のための引つ
ぱり力が、圧力容器212およびバルブ214の
縦の軸と平行になるように、その配置方向が決め
られる。この一端を引く(“end pull”)構成は、
旧型装置を改造するのに非常に都合が良い。なぜ
ならば、現在の救命いかだシステムの大半は、こ
の構成を有しているからである。 安全ワイヤ280(第8図)は、安全ワイヤ路
282(第9図)を通して挿入されている。前記
安全ワイヤ路282は、ガイドナツト268およ
び起動ピン216に形成されている。安全ワイヤ
280の両端は、第8図に示すように、互いにね
じられて係合されることが望ましい。安全ワイヤ
280は、バルブ214がすでに動作しているか
どうかを、視覚を通じて指示することができる。
安全ワイヤ280は、起動ピン216がバルブ2
14を動作させるように引かれたとき、切断す
る。 本発明によるバルブ214の重要な利点は、膨
張システムの動作不良を誘発するバルブ内の汚れ
の原因となる。ピストン254の妨害、ならびに
内部シリンダ224、ピストン254、および排
出具244を露出させることなしに、タンクにガ
スを充填したり、タンクからガスを排出させた
り、あるいは圧力測定やシステム(すなわち、タ
ンクおよびバルブ)の圧力試験を行なうことがで
きる、という点にある。 第10図に示した最適な例においては、補助通
路230Aは、吸引部222と内部シリンダ22
4とをつなぐ吸引路228と交差している、ハウ
ジング294および充填バルブ296を具備した
充填用装着部材292は、充填部232におい
て、バルブ本体218に接続されている。ハウジ
ング294は、充填部232へ螺合するねじ山2
98を有している。Oリング300は、バルブ本
体およびハウジング294間の気密を保つ。 充填バルブ296は、ハウジング294内に螺
合している。また、前記充填バルブ296は、充
填部232バルブ座304と当接する内側端部3
02を有している。Oリング310およびバツク
アツプリング312は、充填バルブ296および
ハウジング294間の気密を保つ。内部通路31
4は、充填バルブ296のほぼ全長に亘つて形成
されている。通路314は、充填バルブ296の
内側端部302まで形成されていて、該通路31
4の端部は、通路316と交差している。 充填バルブ296の該側端部は、おねじ318
である。前記おねじ318は、例えば、(タンク
212にガスを充填する時の)ガス源、(タンク
212内の圧力を測定する時の)圧力ゲージ、あ
るいは補助気密シール/ねじ山付保護キヤツプ3
20等の他の装置と充填用装着部材292とを接
続する。前記保護キヤツプ320の接続状態(す
なわち、通常の保管および使用の状態)は、第8
図に示されている。 タンク212内にガスを充填する時、もしくは
タンク212内からガスを排出させる時、または
圧力測定もしくは圧力試験が充填用装着部材29
2を介して行なわれる時、充填バルブ296は、
バルブ端部302がバルブ座304から離れるよ
うに、ハウジング294から少し退出する。この
結果、ガスが、充填バルブ296の通路314と
バルブ本体218内の補助通路230との間を流
通する。充填バルブ296が少し退出しても、O
リング310は、該充填バルブ296およびハウ
ジング294の間の気密を保つ。したがつて、充
填用装着部材を介して流れるガス流は制御され
る。再びバルブ端部302をバルブ座304に当
接させるためには、充填バルブ296を反対方向
に回転させれば良い。 どのようなガスの充填作業においても、バルブ
内部が汚れる可能性がある。充填用装着部材29
2は、その汚れを最小限にとどめる。まず、もし
バルブ座304に柔かい汚物が付着しても、充填
バルブ296がハウジング294内へ侵入する方
向へねじ込められる時の力は、その汚物を押しつ
ぶし、そして取り除くように作用する。また、も
し硬い汚物がバルブ座304へ付着しても、該バ
ルブ座304におけるガスの漏れは、なお最小に
止められる。 さらに、つけ加えるならば、バルブ296の外
側端部にキヤツプ320を取付けることにより、
通路314はやはり気密に保たれる。というの
は、バルブ296の外側端部におけるフレア32
2が、キヤツプ320の座324と当接するから
である。 バルブ214は、また、タンク212内のガス
圧が許容値を越えてしまつたときの爆発を予防す
る安全装置を備えている。前記安全装置は、脆弱
性デイスク326およびデイスク保持ナツト32
8を備えている。脆弱性デイスク326は、安全
路230Bの、バルブの外側端部に位置する安全
逃がし部(開口)234内に配置されている。前
記安全路230Bの、バルブの内側端部におい
て、該安全路230Bは、吸引部222と内部シ
リンダ224との間にある吸引路228の一部分
と交差している。 保持ナツト328は、安全逃がし部234内に
螺合していて、該安全逃がし部234を気密に保
つ位置で、脆弱性デイスク326を保持してい
る。 もし、タンク212内の、そしてまた補助通路
230内のガス圧が、あらかじめ設定された値を
越えたならば、脆弱性デイスク326は破壊す
る。この結果、膨張ガスは、タンク212から流
出し、吸引部222、吸引路228、および安全
路230Bを通過し、そしてデイスク326を通
過して保持ナツト328の通路330内へ流入
し、そして、排気口332から排出される。 前述したように、本発明によるバルブ214
は、膨張システム(すなわち、タンクおよびバル
ブの両者)の圧力試験を、充填用装着部材292
を介して行なうことを可能にし、その結果、バル
ブ214に損傷を与えることがなくなる。圧力試
験は、許容される圧力よりも高い圧力で行なわれ
ることもあるので、安全逃がし部234は、シス
テムの圧力試験が行なわれている間は、脆弱性デ
イスク326が破壊しないように、封鎖されなけ
ればならない。 本発明によるいかだ膨張用バルブ214には、
多くの重要な利点がある。まず第1に、バルブ2
14の、吸引部222および排出部226間のガ
スの流れを制御する部分が、汚染や環境の変化に
影響されないので、バルブ14には、極めて高い
信頼性がある。タンク内へのガスの充填、タンク
からのガスの排出、圧力測定、およびシステムの
圧力試験を、充填用装着部材292を介して、バ
ルブの操作とは独立して行なうことができる。 第2に、バルブ214は、小型で、比較的軽量
で、そして、使用される部品が少なく、また、従
来のバルブに比べて簡単に製造されることができ
る。 第3に、バルブ214は、膨張ガスが高い圧力
であつても、非常に小さな力で操作されることが
できる。 結論 本発明は、前述した実施例について論及されて
いるが、当該技術分野の熟練した技術者は、本発
明の精神および展望から逸脱することなく、その
形状および詳細の変形例を創作することができ
る。
JP59501787A 1983-04-13 1984-04-13 いかだ膨張用バルブ Granted JPS60501073A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/484,454 US4595374A (en) 1983-04-13 1983-04-13 Raft inflation valve
US484454 1983-04-13
US525234 1983-08-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60501073A JPS60501073A (ja) 1985-07-11
JPH0361863B2 true JPH0361863B2 (ja) 1991-09-24

Family

ID=23924218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59501787A Granted JPS60501073A (ja) 1983-04-13 1984-04-13 いかだ膨張用バルブ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4595374A (ja)
JP (1) JPS60501073A (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4991617A (en) * 1989-10-03 1991-02-12 Seaco, Inc. Gas inlet valve assembly for inflatable boats
US5284453A (en) * 1992-02-05 1994-02-08 Kun Steve I Rescue package composed of a life raft connected to a canister of materials to inflate the raft
US6467751B1 (en) * 1999-11-24 2002-10-22 Carleton Technologies, Inc. Inflation valve
US6386137B1 (en) * 2000-06-02 2002-05-14 Raphael Serge Riche Rescue signal device
US6413132B1 (en) 2001-03-28 2002-07-02 Survival Engineering, Inc. Life raft inflation valve
US6641445B1 (en) * 2002-02-15 2003-11-04 Air Cruisers Company Deployment arrangement for inflatable structures
US7299816B2 (en) * 2005-06-27 2007-11-27 Survival Engineering, Inc. Inflation valve assembly
ITRM20050465A1 (it) * 2005-09-12 2007-03-13 Aero Sekur S P A Valvola perfezionata per un contenitore, preferibilmente per una bombola contenente gas ad alta pressione.
US8656956B2 (en) 2012-04-03 2014-02-25 Fike Corporation Remote actuation of safety device
CA2910173A1 (en) * 2013-05-14 2014-11-20 Boston Scientific Neuromodulation Corporation Electrical stimulation leads and systems with anchoring units and methods of making and using
US9725177B2 (en) 2015-10-20 2017-08-08 Ami Industries, Inc. Pneumatic comfort seats
US10293949B2 (en) 2016-01-20 2019-05-21 Goodrich Corporation Inflation system pressure regulator with leakage vent
US11162599B2 (en) 2019-06-14 2021-11-02 Goodrich Corporation Valve for aircraft inflation system

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1173966A (fr) * 1957-07-25 1959-03-04 L Angeviniere Soc Ind Robinet particulièrement destiné aux bateaux gonflables
US3150388A (en) * 1960-12-05 1964-09-29 Lester E Oliphant Pressure fluid container for inflating devices
US3491783A (en) * 1967-09-11 1970-01-27 Accessory Products Co Discharge valve
US3570805A (en) * 1969-01-31 1971-03-16 Switlik Parachute Co Inc Valve having quick release fluid pressure valve closing means
US3853146A (en) * 1971-04-23 1974-12-10 Blair Eng Inc Throttle valve
US3768761A (en) * 1971-07-26 1973-10-30 Bendix Corp Inflatable life raft
US3782413A (en) * 1972-06-12 1974-01-01 Sargent Industries Trigger mechanism for gas valving apparatus
US4288005A (en) * 1979-07-27 1981-09-08 Cartridge Actuated Devices, Inc. Pressurized gas bottle discharge device
US4269386A (en) * 1979-11-05 1981-05-26 Sargent Industries, Inc. Valve assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60501073A (ja) 1985-07-11
US4595374A (en) 1986-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0361863B2 (ja)
US6431197B2 (en) Regulator valve for escape slide
US4805802A (en) Valve for puncturing and releasing gas from a pressurized cylinder
US4073464A (en) Cylinder valve for gas fire extinguishing system
EP0134447B1 (en) Valve for high pressure fluid container
US6009895A (en) Free rotating inlet check valve for inflatable devices
US20080053526A1 (en) Inflation valve assembly
US4549870A (en) Raft inflation valve
US20100163763A1 (en) Pilot operated vacuum packable inflation system
US4494570A (en) LP Gas safety valve
US4959034A (en) Puncture disc inflation valve with improved cutting bayonet
US4894036A (en) Inflator assembly for life vests
EP0050416B1 (en) Automatic inflation device for inflatable articles
US2548750A (en) Indicator
US12459656B2 (en) Regulator with orientation valve
US5004003A (en) Fire control valve with pivotal latch
US3332390A (en) Inflating and separating mechanism for impact responsive distress signal device
US5921832A (en) Inflation valve
US3023932A (en) Inflator for inflatable appliance
US3248010A (en) Inflator with vent means
CA1222907A (en) Raft inflation valve
US20030041901A1 (en) Safety device for pressurizing an envelope at risk of bursting
US7325574B1 (en) Rupture disc assembly for pneumatic plugs
US20230175651A1 (en) Release valve
US2374200A (en) Automatic inflation equipment