JPH0361936B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0361936B2 JPH0361936B2 JP58176841A JP17684183A JPH0361936B2 JP H0361936 B2 JPH0361936 B2 JP H0361936B2 JP 58176841 A JP58176841 A JP 58176841A JP 17684183 A JP17684183 A JP 17684183A JP H0361936 B2 JPH0361936 B2 JP H0361936B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- photographic paper
- voids
- pulp
- smoothness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C1/00—Photosensitive materials
- G03C1/76—Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
- G03C1/775—Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers the base being of paper
- G03C1/79—Macromolecular coatings or impregnations therefor, e.g. varnishes
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Paper (AREA)
Description
本発明は感光性乳剤を塗布する表面が平滑な写
真用印画紙支持体に関するものである。更に詳し
くは熱可塑性樹脂により被覆される紙層を平滑に
する事により感光性乳剤を塗布する被覆樹脂表面
を平滑にする写真用印画紙支持体に関するもので
ある。 熱可塑性樹脂を被覆して製造する写真用印画紙
は、従来のバライタ紙を用いた印画紙と異なり、
耐熱性が劣ること、支持体の水蒸気透過性が無い
こと等により、フエロタイプ掛けをせずにプリン
ト仕上げが行われる。このため、完成された印画
紙表面の平滑性は紙層の平滑性にかなり支配され
る。従つて平滑性の良い印画紙を得るためには平
滑な紙層を形成する必要がある。 ここで言う樹脂被覆写真用印画紙用支持体(以
後、原紙と略す)の平滑性とは、JIS P−8119
「紙及び板紙のベツク試験器による平滑度試験方
法」等で測定されるものでなく、原紙の縦方向
(抄紙機の流れ方向)に平行な規則性のあるさざ
波状の凹凸を指す。写真用印画紙の視覚的な平滑
性は、この規則性のあるさざ波状の凹凸の程度に
支配され、ベツク試験器で測定される不規則な凹
凸の程度には直接は依存しない。 原紙の平滑性は、原料であるパルプの種類、パ
ルプの処理、添加薬品、抄造方法、抄造条件後処
理等により変化する。この内、原料パルプの性質
は特に重要である。後処理工程のカレンダーにお
いて原紙の平滑化が成されるが、原料パルプの性
質によつては、いくらかカレンダー処理を強化し
てやつても平滑化が進まないということもあるか
らである。 本発明によれば、水銀圧入法で測つた0.4μm以
下の孔径の空隙量が0.04ml/g以上であるような
紙層を形成すれば、上記さざ波状の凹凸のすくな
い平滑な原紙を得ることができる。 本発明に述べる水銀圧入法による空〓率の測定
は以下に述べる手順により測定される。試料を水
銀溜め中に埋没させ、水銀にエタノール等を媒体
として圧力を掛け、掛けた圧力と試料(多孔質)
に侵入した水銀量(試料中の空隙量に相当する。)
の関係を記録する測定法である。ここで、試料中
の空隙を円筒形と仮定すると、円筒の半径(rμ
m)と水銀にかかる圧力(Ppa)との間に以下の
様な関係式(Kelvinの式)が成立し、この式か
ら掛つた圧力から孔径が求められる。 r(μm)=735.5/P(Kpa) 測定はカルロエルバ社1500型水銀ポロシメータ
ーで行つた。詳しい測定方法は紙パルプ技術協会
誌(第33巻第5号39ページ)記載の方法による。 特許請求の範囲で述べている0.4μm以下の孔径
の空隙とは空隙分布のピークの位置より小孔径側
の裾に当る。この点については第1図をみればわ
かり易くなる。第1図で記号イの曲線はLBKPを
原料とする原紙の空隙分布を表わし、記号ロの曲
線はLBSPを原料とする原紙の空隙分布を表わし
ている。この空隙量分布曲線のピークはシート中
の繊維間隙に起因するが、本発明で問題とする
0.4μm以下の孔径の空隙は繊維表面の凹凸、特に
繊維間結合点の近傍の空隙、及び繊維細胞内の薄
層間の空隙(ルーメン内ではない)の空隙に相当
している。 原紙の平滑性を得るためには、カレンダー処理
によつて繊維細胞壁内の層状構造が層間で剥離し
スリツプを起こすためには、繊維細胞壁内に微細
な空〓が存在していることが必要であることを本
発明者らは見出だし、特に視覚的な平滑感に影響
を与えるさざ波状の規則的な凹凸は、紙層の0.4μ
m以下の孔径の空〓量によつて支配されることを
明らかにした。 ここで本発明に従つて0.4μm以下の孔径の空隙
量が0.04ml/g以上であれば、繊維壁内の薄層間
もゆるんでおり、繊維間結合も発達しないので、
繊維もよくつぶれ、良好な平滑性が得られる。 カレンダー処理によつて空隙量分布曲線の主ピ
ークに相当する繊維間の大空隙は大巾に空隙量が
減るが、本発明が対象とする0.4μm以下の空隙域
ではあまり空隙量は減らない。これは、0.4μm以
下の空隙が繊維の柔軟性を増すことに寄与してい
るのであつて、紙層の見かけの密度(紙層全体の
空隙量に支配される)に直接関与するわけではな
いということである。 この効果は0.4μm以下の空隙量が多い方が大き
くなるが、第2図に示す様に0.04ml/gを越える
領域で満足し得る平滑性が得られる。第2図の縦
軸の目盛は視感により判定した平滑度であるが、
グレード付は下記の様に定めた。 グレード A 極く細かい凹凸のみ B 細かい凹凸と極く小さいさざ波状面 C やや目立つさざ波状面 D 大きな波状面 B以上のグレードが満足すべき水準である。 本発明の写真用印画紙支持体にはカブリ防止
剤、填料、染料、サイズ剤、紙力増強剤、定着
剤、歩留り向上剤等、通常抄紙に用いられる添加
剤を必要に応じて含むものである。澱粉、ポリビ
ニルアルコール、ゼラチン等による表面処理、お
よび硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化アル
ミニウム等による帯電防止処理を必要に応じ原紙
上に行うことも可能である。 ポリオレフイン樹脂としては、エチレン、プロ
ピレン等のα−オレフインのホモポリマーあるい
はエチレン、プロピレン等のα−オレフインの2
つ以上から成る共重合体あるいはα−オレフイン
を主成分としてそれと共重合可能な他のモノマー
との共重合体およびそれらの混合物が有利であ
る。また、樹脂に酸化チタン、アルミナ等の白色
顔料、着色顔料、通常樹脂に混合される安定剤、
酸化防止剤、分散剤、滑剤等を加えても良い。 本発明のポリオレフイン樹脂被覆写真用印画紙
支持体は、走行する原紙上に加熱溶融した樹脂を
流延するいわゆる押出コーテイング法によつて製
造され、その両面が樹脂により被覆される。 本発明のポリオレフイン樹脂被覆写真用印画紙
支持体は、カラー印画紙用紙、白黒印画紙用紙、
写植印画紙用紙、被写印画紙用紙などに使用され
る。本発明の空〓を有する紙層を形成するには、
その原料パルプとして、0.4μm以下の孔径の空〓
量の多い広葉樹晒亜硫酸パルプ(LBSP)を使用
する。同じLBSPでも亜硫酸蒸解処理の程度によ
つて空〓量は変化し、蒸解度が進んでいるほど空
〓量は多い。しかし、蒸解度が進みすぎたもの
は、印画紙支持体としての強度が不十分な紙層と
なり好ましくない。 本発明者らが検討した結果、カレンダー処理後
の紙層の0.4μm以下の孔径の空〓量が0.04ml/g
以上になるように、LBSPの配合率を調整するこ
とで、目的とする視覚上の平滑性の高い写真印画
紙用支持体を与えることができることが明かとな
つた。 LBSPの配合率はそのLBSPの空〓量に依存す
るところはあるが少なくとも30%以上の配合が必
要である。 紙層の形成方法 本発明の写真用印画紙支持体は、紙層の表面に
(少なくとも片面)熱可塑性の樹脂を被覆したも
のであるが、この支持体の紙層は次の手順により
形成させる。 晒パルプをリフアイナー又はビーターで叩解
し、微細繊維の歩留まり向上剤や、填料、サイズ
剤を添加し、抄紙機に供給し、シート状に抄き上
げ、乾燥後カレンダー処理を行う。 晒パルプとしては広葉樹晒クラフトパルプ
(LBKP)、広葉樹晒亜硫酸パルプ(LBSP)を単
独又は混合して使用する。 叩解の程度はカナダ標準瀘水度によつて、調整
する。 カレンダー処理は、得られる紙匹が適性な密度
と平滑性を持つように線圧を調整する。 上記の配合及び製造条件は、使用する抄紙機に
よつて夫々異なり一般的に与え得るものではな
い。 形成された紙層が、特許請求の範囲に記載した
特性を示すよう、パルプの種類と混合比率、叩解
度、カレンダー線圧を調整する。 以下に実施例を挙げ本発明の詳細な説明を行う
が、本発明は実施例に限定されるものではない。 実施例 1 国産広葉樹チツプを下記の条件(1)、(2)で蒸解、
漂白を行いLBSPを調整した。次にLBSPを条件
(3)で叩解し、条件(4)で抄紙して紙層を形成し、次
に紙層の両面に条件(5)により樹脂被覆を行い写真
用印画紙支持体を製造した。 (1) 蒸解 薬液:PH1.5 総酸6% 最高温度:140℃液比:5 全蒸解時間:6時間 最高温度保持時間:2時間20分 (2) 漂白 塩素(略号C)→水酸化ナトリウム (略号E)→次亜塩素酸ナトリウム (略号H)→二酸化塩素(略号D)の順序で漂
白する。各段の温度、時間、パルプ濃度、薬品
添加率は第1表に示した。
真用印画紙支持体に関するものである。更に詳し
くは熱可塑性樹脂により被覆される紙層を平滑に
する事により感光性乳剤を塗布する被覆樹脂表面
を平滑にする写真用印画紙支持体に関するもので
ある。 熱可塑性樹脂を被覆して製造する写真用印画紙
は、従来のバライタ紙を用いた印画紙と異なり、
耐熱性が劣ること、支持体の水蒸気透過性が無い
こと等により、フエロタイプ掛けをせずにプリン
ト仕上げが行われる。このため、完成された印画
紙表面の平滑性は紙層の平滑性にかなり支配され
る。従つて平滑性の良い印画紙を得るためには平
滑な紙層を形成する必要がある。 ここで言う樹脂被覆写真用印画紙用支持体(以
後、原紙と略す)の平滑性とは、JIS P−8119
「紙及び板紙のベツク試験器による平滑度試験方
法」等で測定されるものでなく、原紙の縦方向
(抄紙機の流れ方向)に平行な規則性のあるさざ
波状の凹凸を指す。写真用印画紙の視覚的な平滑
性は、この規則性のあるさざ波状の凹凸の程度に
支配され、ベツク試験器で測定される不規則な凹
凸の程度には直接は依存しない。 原紙の平滑性は、原料であるパルプの種類、パ
ルプの処理、添加薬品、抄造方法、抄造条件後処
理等により変化する。この内、原料パルプの性質
は特に重要である。後処理工程のカレンダーにお
いて原紙の平滑化が成されるが、原料パルプの性
質によつては、いくらかカレンダー処理を強化し
てやつても平滑化が進まないということもあるか
らである。 本発明によれば、水銀圧入法で測つた0.4μm以
下の孔径の空隙量が0.04ml/g以上であるような
紙層を形成すれば、上記さざ波状の凹凸のすくな
い平滑な原紙を得ることができる。 本発明に述べる水銀圧入法による空〓率の測定
は以下に述べる手順により測定される。試料を水
銀溜め中に埋没させ、水銀にエタノール等を媒体
として圧力を掛け、掛けた圧力と試料(多孔質)
に侵入した水銀量(試料中の空隙量に相当する。)
の関係を記録する測定法である。ここで、試料中
の空隙を円筒形と仮定すると、円筒の半径(rμ
m)と水銀にかかる圧力(Ppa)との間に以下の
様な関係式(Kelvinの式)が成立し、この式か
ら掛つた圧力から孔径が求められる。 r(μm)=735.5/P(Kpa) 測定はカルロエルバ社1500型水銀ポロシメータ
ーで行つた。詳しい測定方法は紙パルプ技術協会
誌(第33巻第5号39ページ)記載の方法による。 特許請求の範囲で述べている0.4μm以下の孔径
の空隙とは空隙分布のピークの位置より小孔径側
の裾に当る。この点については第1図をみればわ
かり易くなる。第1図で記号イの曲線はLBKPを
原料とする原紙の空隙分布を表わし、記号ロの曲
線はLBSPを原料とする原紙の空隙分布を表わし
ている。この空隙量分布曲線のピークはシート中
の繊維間隙に起因するが、本発明で問題とする
0.4μm以下の孔径の空隙は繊維表面の凹凸、特に
繊維間結合点の近傍の空隙、及び繊維細胞内の薄
層間の空隙(ルーメン内ではない)の空隙に相当
している。 原紙の平滑性を得るためには、カレンダー処理
によつて繊維細胞壁内の層状構造が層間で剥離し
スリツプを起こすためには、繊維細胞壁内に微細
な空〓が存在していることが必要であることを本
発明者らは見出だし、特に視覚的な平滑感に影響
を与えるさざ波状の規則的な凹凸は、紙層の0.4μ
m以下の孔径の空〓量によつて支配されることを
明らかにした。 ここで本発明に従つて0.4μm以下の孔径の空隙
量が0.04ml/g以上であれば、繊維壁内の薄層間
もゆるんでおり、繊維間結合も発達しないので、
繊維もよくつぶれ、良好な平滑性が得られる。 カレンダー処理によつて空隙量分布曲線の主ピ
ークに相当する繊維間の大空隙は大巾に空隙量が
減るが、本発明が対象とする0.4μm以下の空隙域
ではあまり空隙量は減らない。これは、0.4μm以
下の空隙が繊維の柔軟性を増すことに寄与してい
るのであつて、紙層の見かけの密度(紙層全体の
空隙量に支配される)に直接関与するわけではな
いということである。 この効果は0.4μm以下の空隙量が多い方が大き
くなるが、第2図に示す様に0.04ml/gを越える
領域で満足し得る平滑性が得られる。第2図の縦
軸の目盛は視感により判定した平滑度であるが、
グレード付は下記の様に定めた。 グレード A 極く細かい凹凸のみ B 細かい凹凸と極く小さいさざ波状面 C やや目立つさざ波状面 D 大きな波状面 B以上のグレードが満足すべき水準である。 本発明の写真用印画紙支持体にはカブリ防止
剤、填料、染料、サイズ剤、紙力増強剤、定着
剤、歩留り向上剤等、通常抄紙に用いられる添加
剤を必要に応じて含むものである。澱粉、ポリビ
ニルアルコール、ゼラチン等による表面処理、お
よび硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化アル
ミニウム等による帯電防止処理を必要に応じ原紙
上に行うことも可能である。 ポリオレフイン樹脂としては、エチレン、プロ
ピレン等のα−オレフインのホモポリマーあるい
はエチレン、プロピレン等のα−オレフインの2
つ以上から成る共重合体あるいはα−オレフイン
を主成分としてそれと共重合可能な他のモノマー
との共重合体およびそれらの混合物が有利であ
る。また、樹脂に酸化チタン、アルミナ等の白色
顔料、着色顔料、通常樹脂に混合される安定剤、
酸化防止剤、分散剤、滑剤等を加えても良い。 本発明のポリオレフイン樹脂被覆写真用印画紙
支持体は、走行する原紙上に加熱溶融した樹脂を
流延するいわゆる押出コーテイング法によつて製
造され、その両面が樹脂により被覆される。 本発明のポリオレフイン樹脂被覆写真用印画紙
支持体は、カラー印画紙用紙、白黒印画紙用紙、
写植印画紙用紙、被写印画紙用紙などに使用され
る。本発明の空〓を有する紙層を形成するには、
その原料パルプとして、0.4μm以下の孔径の空〓
量の多い広葉樹晒亜硫酸パルプ(LBSP)を使用
する。同じLBSPでも亜硫酸蒸解処理の程度によ
つて空〓量は変化し、蒸解度が進んでいるほど空
〓量は多い。しかし、蒸解度が進みすぎたもの
は、印画紙支持体としての強度が不十分な紙層と
なり好ましくない。 本発明者らが検討した結果、カレンダー処理後
の紙層の0.4μm以下の孔径の空〓量が0.04ml/g
以上になるように、LBSPの配合率を調整するこ
とで、目的とする視覚上の平滑性の高い写真印画
紙用支持体を与えることができることが明かとな
つた。 LBSPの配合率はそのLBSPの空〓量に依存す
るところはあるが少なくとも30%以上の配合が必
要である。 紙層の形成方法 本発明の写真用印画紙支持体は、紙層の表面に
(少なくとも片面)熱可塑性の樹脂を被覆したも
のであるが、この支持体の紙層は次の手順により
形成させる。 晒パルプをリフアイナー又はビーターで叩解
し、微細繊維の歩留まり向上剤や、填料、サイズ
剤を添加し、抄紙機に供給し、シート状に抄き上
げ、乾燥後カレンダー処理を行う。 晒パルプとしては広葉樹晒クラフトパルプ
(LBKP)、広葉樹晒亜硫酸パルプ(LBSP)を単
独又は混合して使用する。 叩解の程度はカナダ標準瀘水度によつて、調整
する。 カレンダー処理は、得られる紙匹が適性な密度
と平滑性を持つように線圧を調整する。 上記の配合及び製造条件は、使用する抄紙機に
よつて夫々異なり一般的に与え得るものではな
い。 形成された紙層が、特許請求の範囲に記載した
特性を示すよう、パルプの種類と混合比率、叩解
度、カレンダー線圧を調整する。 以下に実施例を挙げ本発明の詳細な説明を行う
が、本発明は実施例に限定されるものではない。 実施例 1 国産広葉樹チツプを下記の条件(1)、(2)で蒸解、
漂白を行いLBSPを調整した。次にLBSPを条件
(3)で叩解し、条件(4)で抄紙して紙層を形成し、次
に紙層の両面に条件(5)により樹脂被覆を行い写真
用印画紙支持体を製造した。 (1) 蒸解 薬液:PH1.5 総酸6% 最高温度:140℃液比:5 全蒸解時間:6時間 最高温度保持時間:2時間20分 (2) 漂白 塩素(略号C)→水酸化ナトリウム (略号E)→次亜塩素酸ナトリウム (略号H)→二酸化塩素(略号D)の順序で漂
白する。各段の温度、時間、パルプ濃度、薬品
添加率は第1表に示した。
【表】
(3) 叩解:リフアイナでカナダ標準水度
(JISP−8121−76)350mlまで叩解する。 (4) 抄造:抄巾500mmの長網抄紙機で抄速15m/
分で抄造し、ウエツトプレスは線圧20Kg/cmの
ロールプレスを2回通すことにより行つた。 カレンダー処理は線圧60Kg/cmのスーパーカ
レンダーを1回通して代行した。 (5) 樹脂被覆:カレンダー処理した紙にコロナ処
理を行つた後、表面に酸化チタン10%を含む低
密度ポリエチレンを裏面には低密度ポリエチレ
ンをそれぞれ樹脂温度330℃で押出塗工機によ
り30μmの厚さにコーテイングし、写真用印画
紙支持体を得た。この試料を試料番号1とす
る。 実施例 2 蒸解における最高温度保持時間を2時間とし、
漂白の水酸化ナトリウム処理段で薬品添加率を3
%とする他は実施例1と同一の方法で写真用印画
紙支持体を得た。この試料を試料番号2とする。 比較例 1 蒸解における最高温度保持時間を1時間40分と
し、漂白の水酸化ナトリウム処理段で薬品添加率
を3%とする他は実施例1と同一の方法で写真用
印画紙支持体を得た。この試料を試料番号3とす
る。 比較例 2 パルプとして、市販LBKP(国産広葉樹材から
製造された)を用いる他は実施例1と同一の方法
で写真用印画紙支持体を得た。この試料を試料番
号4とする。 以上の結果をまとめて第2表に示す。
(JISP−8121−76)350mlまで叩解する。 (4) 抄造:抄巾500mmの長網抄紙機で抄速15m/
分で抄造し、ウエツトプレスは線圧20Kg/cmの
ロールプレスを2回通すことにより行つた。 カレンダー処理は線圧60Kg/cmのスーパーカ
レンダーを1回通して代行した。 (5) 樹脂被覆:カレンダー処理した紙にコロナ処
理を行つた後、表面に酸化チタン10%を含む低
密度ポリエチレンを裏面には低密度ポリエチレ
ンをそれぞれ樹脂温度330℃で押出塗工機によ
り30μmの厚さにコーテイングし、写真用印画
紙支持体を得た。この試料を試料番号1とす
る。 実施例 2 蒸解における最高温度保持時間を2時間とし、
漂白の水酸化ナトリウム処理段で薬品添加率を3
%とする他は実施例1と同一の方法で写真用印画
紙支持体を得た。この試料を試料番号2とする。 比較例 1 蒸解における最高温度保持時間を1時間40分と
し、漂白の水酸化ナトリウム処理段で薬品添加率
を3%とする他は実施例1と同一の方法で写真用
印画紙支持体を得た。この試料を試料番号3とす
る。 比較例 2 パルプとして、市販LBKP(国産広葉樹材から
製造された)を用いる他は実施例1と同一の方法
で写真用印画紙支持体を得た。この試料を試料番
号4とする。 以上の結果をまとめて第2表に示す。
【表】
第2表から明らかなように0.4μm以下の空隙量
が0.04ml/g以上の原紙から成る写真用印画紙支
持体は平滑度(目視グレード)が良好である。
が0.04ml/g以上の原紙から成る写真用印画紙支
持体は平滑度(目視グレード)が良好である。
第1図は原紙中の空隙の孔径(対数尺度)と空
隙頻度の関係を示したグラフである。第2図は原
紙の0.4μm以下の空隙量と写真用印画紙支持体の
平滑度目視グレードの関係を示すグラフである。 イ……LBKP原料とする原紙の空隙分布、ロ…
…LBSP原料とする原紙の空隙分布。
隙頻度の関係を示したグラフである。第2図は原
紙の0.4μm以下の空隙量と写真用印画紙支持体の
平滑度目視グレードの関係を示すグラフである。 イ……LBKP原料とする原紙の空隙分布、ロ…
…LBSP原料とする原紙の空隙分布。
Claims (1)
- 1 紙層の表面に熱可塑性の樹脂で被覆した写真
用印画紙支持体において、該紙層が蒸解最高温度
が140℃以上で、保持時間1時間50分以上の亜硫
酸法で製造された晒広葉樹パルプを含み、カレン
ダー処理後の水銀圧入法で測つた0.4μm以下の孔
径の空〓量が0.04ml/g以上であることを特徴と
する写真用印画紙支持体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17684183A JPS6067940A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 写真用印画紙支持体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17684183A JPS6067940A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 写真用印画紙支持体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6067940A JPS6067940A (ja) | 1985-04-18 |
| JPH0361936B2 true JPH0361936B2 (ja) | 1991-09-24 |
Family
ID=16020766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17684183A Granted JPS6067940A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 写真用印画紙支持体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6067940A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3336144B2 (ja) * | 1994-12-26 | 2002-10-21 | 三菱製紙株式会社 | 写真印画紙用支持体 |
| DE19807209A1 (de) | 1997-02-20 | 1998-08-27 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | Träger für Abbildungsmaterial |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5837642A (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | 写真印画紙用支持体 |
| JPS5868037A (ja) * | 1981-10-20 | 1983-04-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | 写真印画紙用支持体 |
-
1983
- 1983-09-22 JP JP17684183A patent/JPS6067940A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6067940A (ja) | 1985-04-18 |
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