JPH0648357B2 - 写真印画紙用支持体 - Google Patents
写真印画紙用支持体Info
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- JPH0648357B2 JPH0648357B2 JP58177739A JP17773983A JPH0648357B2 JP H0648357 B2 JPH0648357 B2 JP H0648357B2 JP 58177739 A JP58177739 A JP 58177739A JP 17773983 A JP17773983 A JP 17773983A JP H0648357 B2 JPH0648357 B2 JP H0648357B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- pulp
- fiber
- support
- average fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C1/00—Photosensitive materials
- G03C1/76—Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
- G03C1/775—Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers the base being of paper
- G03C1/79—Macromolecular coatings or impregnations therefor, e.g. varnishes
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は感光性乳剤を塗布する表面が平滑な写真印画紙
用支持体に関するものである。更に詳しくは熱可塑性樹
脂により被覆される紙層を平滑にする事により感光性乳
剤を塗布する被覆樹脂表面を平滑にする写真印画紙用支
持体に関するものである。
用支持体に関するものである。更に詳しくは熱可塑性樹
脂により被覆される紙層を平滑にする事により感光性乳
剤を塗布する被覆樹脂表面を平滑にする写真印画紙用支
持体に関するものである。
熱可塑性樹脂を被覆して製造する写真用印画紙は、従来
のバライタ紙を用いた印画紙と異なり、耐熱性が劣るこ
と、支持体の水蒸気透過性が無いことに等により、フエ
ロタイプ掛けをせずにプリント仕上げが行われる。この
ため、完成された印画紙表面の平滑性が紙層の平滑性に
かなり支配される。従って平滑性の良い印画紙を得るた
めには平滑な紙層を形成する必要がある。
のバライタ紙を用いた印画紙と異なり、耐熱性が劣るこ
と、支持体の水蒸気透過性が無いことに等により、フエ
ロタイプ掛けをせずにプリント仕上げが行われる。この
ため、完成された印画紙表面の平滑性が紙層の平滑性に
かなり支配される。従って平滑性の良い印画紙を得るた
めには平滑な紙層を形成する必要がある。
ここで言う樹脂被覆写真印画紙用支持体(以後、原紙と
略す)の平滑性とは、JIS P−8119「紙及び板
紙のベック試験器による平滑度試験方法」等で測定され
るものでなく、原紙の縦方向(抄紙機も流れ方向)に平
行な規則性のあるさざ波状の凹凸を指す。写真用印画紙
の視覚的な平滑性は、この規則性のあるさざ波状の凹凸
の程度に支配され、ベック試験器で測定される不規則な
凹凸の程度には直接は依存しない。原紙の平滑性は、原
料であるパルプの種類、パルプの処理、添加薬品、抄造
方法、抄造条件後処理等により変化する。この内、原料
パルプの性質は特に重要である。後処理工程のカレンダ
ーにおいて原紙の平滑化が成されるが、原料パルプの性
質によっては、いくらカレンダー処理を強化してやって
も平滑化が進まないということもあるからである。
略す)の平滑性とは、JIS P−8119「紙及び板
紙のベック試験器による平滑度試験方法」等で測定され
るものでなく、原紙の縦方向(抄紙機も流れ方向)に平
行な規則性のあるさざ波状の凹凸を指す。写真用印画紙
の視覚的な平滑性は、この規則性のあるさざ波状の凹凸
の程度に支配され、ベック試験器で測定される不規則な
凹凸の程度には直接は依存しない。原紙の平滑性は、原
料であるパルプの種類、パルプの処理、添加薬品、抄造
方法、抄造条件後処理等により変化する。この内、原料
パルプの性質は特に重要である。後処理工程のカレンダ
ーにおいて原紙の平滑化が成されるが、原料パルプの性
質によっては、いくらカレンダー処理を強化してやって
も平滑化が進まないということもあるからである。
本発明の目的は、ベック平滑試験器で測定される不規則
な凹凸の程度による平滑度ではなく、原紙の縦方向(抄
紙機の流れ方向)に平行な規則性のあるさざ波状の凹凸
の程度に依存する写真印画紙用支持体の視覚的な平滑性
を改良することである。
な凹凸の程度による平滑度ではなく、原紙の縦方向(抄
紙機の流れ方向)に平行な規則性のあるさざ波状の凹凸
の程度に依存する写真印画紙用支持体の視覚的な平滑性
を改良することである。
本発明によれば、偏光透過式繊維長分析器で測定される
ところの重量平均繊維長が0.4mmから0.9mmの範囲で、
顕微鏡計測での数平均繊維幅が13.5μm以上、数平均
繊維壁厚み4μm以下のパルプ繊維から紙層を形成する
ことによって上記さざ波状の凹凸のすくない平滑な原紙
が得られる。
ところの重量平均繊維長が0.4mmから0.9mmの範囲で、
顕微鏡計測での数平均繊維幅が13.5μm以上、数平均
繊維壁厚み4μm以下のパルプ繊維から紙層を形成する
ことによって上記さざ波状の凹凸のすくない平滑な原紙
が得られる。
次に、上記測定法による繊維長分布において繊維長の1
mm以下までの累積重量分率が68%であるようなパルプ
繊維によって紙層を形成すれば、更に平滑な原紙が得ら
れる。
mm以下までの累積重量分率が68%であるようなパルプ
繊維によって紙層を形成すれば、更に平滑な原紙が得ら
れる。
又、上記測定法による重量平均繊維長と数平均繊維幅の
比であるフエルティング・パワーが56以下であるよう
なパルプ繊維で紙層を形成すれば、尚一層平滑な原紙が
得られる。
比であるフエルティング・パワーが56以下であるよう
なパルプ繊維で紙層を形成すれば、尚一層平滑な原紙が
得られる。
ここで言う偏光透過式繊維長分析器はフィンランドのカ
ヤーニ社で開発された繊維長分布を自動的に測定する装
置である。
ヤーニ社で開発された繊維長分布を自動的に測定する装
置である。
この装置の原理は第1図を用いて説明する。非常に低い
濃度のパルプスラリーを作り、細い毛細管4を通し、真
空ポンプ9で吸引する、繊維5は細い毛細管4中で引き
伸ばされ、直線状になる。ここで光源1から出て、入射
光学系2で平行光線となり、入射偏光フイルター3を通
した光(毛細管に平行な偏光)の毛細管4に当てる。毛
細管4中の繊維のない部分を通過した光は、検出偏光フ
イルター6(毛細管4と垂直な方向に偏光面がある。)
で遮断されてしまう。ところが繊維5を通過した光は偏
光角が変化しているため、検出偏光板6を通過できる。
この光は光学系7で拡大され、検出素子8で繊維長デー
タに変換される。(詳細は特願昭57−146969参
照。)測定はカヤーニ社製FS−100型機で行なっ
た。
濃度のパルプスラリーを作り、細い毛細管4を通し、真
空ポンプ9で吸引する、繊維5は細い毛細管4中で引き
伸ばされ、直線状になる。ここで光源1から出て、入射
光学系2で平行光線となり、入射偏光フイルター3を通
した光(毛細管に平行な偏光)の毛細管4に当てる。毛
細管4中の繊維のない部分を通過した光は、検出偏光フ
イルター6(毛細管4と垂直な方向に偏光面がある。)
で遮断されてしまう。ところが繊維5を通過した光は偏
光角が変化しているため、検出偏光板6を通過できる。
この光は光学系7で拡大され、検出素子8で繊維長デー
タに変換される。(詳細は特願昭57−146969参
照。)測定はカヤーニ社製FS−100型機で行なっ
た。
一方、物性に対しては繊維長の本数分布より重量分布の
方が重要である。ここで繊維の幅は概略、繊維長に比例
しているので、ある長さlkまでの累積重量分率〔W%〕
は以下の式で表わせる。
方が重要である。ここで繊維の幅は概略、繊維長に比例
しているので、ある長さlkまでの累積重量分率〔W%〕
は以下の式で表わせる。
(ここで測定可能な長さをn等分して、i番目の区間の
中央値をliとする。lkはk番目の区間中央値を表わ
す。又、niはi番目の区間に入る繊維の本数であ
る。) 次に全体の重量平均繊維長Lwは下記の式で定義され
る。
中央値をliとする。lkはk番目の区間中央値を表わ
す。又、niはi番目の区間に入る繊維の本数であ
る。) 次に全体の重量平均繊維長Lwは下記の式で定義され
る。
この重量平均繊維長は従来、篩分法等により測定されて
いた重量平均繊維長(TAPPI、スタンダードT−2
33 OS−75)とは異なり、高い検出力を持ってい
る。またこの方法では、繊維の幅、繊維壁の厚み、繊維
の柔軟性等の影響を受けることなく繊維長を測ることが
できる。ただ、繊維幅と繊維壁厚みは顕微鏡写真から測
らねばならない。顕微鏡写真をとる際、繊維幅について
は離解状態の繊維試料を用いるが、繊維壁厚みについて
はパルプシートをアクリル樹脂の包埋し、ミクロトーム
で作った薄い切片を用いる。
いた重量平均繊維長(TAPPI、スタンダードT−2
33 OS−75)とは異なり、高い検出力を持ってい
る。またこの方法では、繊維の幅、繊維壁の厚み、繊維
の柔軟性等の影響を受けることなく繊維長を測ることが
できる。ただ、繊維幅と繊維壁厚みは顕微鏡写真から測
らねばならない。顕微鏡写真をとる際、繊維幅について
は離解状態の繊維試料を用いるが、繊維壁厚みについて
はパルプシートをアクリル樹脂の包埋し、ミクロトーム
で作った薄い切片を用いる。
本発明におけるパルプ繊維の繊維長、繊維幅、繊維壁厚
みについて第2図によって説明すると、繊維長とは繊維
の長さ方向の寸法aであり、繊維幅とは中空な繊維がつ
ぶれて偏平になっている繊維の長さ方向に直角な方向の
最も幅の広い部分の寸法bである。繊維の壁厚みとは繊
維の幅方向X−Y断面における繊維細胞壁の平均厚みc
である。
みについて第2図によって説明すると、繊維長とは繊維
の長さ方向の寸法aであり、繊維幅とは中空な繊維がつ
ぶれて偏平になっている繊維の長さ方向に直角な方向の
最も幅の広い部分の寸法bである。繊維の壁厚みとは繊
維の幅方向X−Y断面における繊維細胞壁の平均厚みc
である。
前にも述べた様に原紙の平滑性は紙層を構成する繊維の
性質、特に繊維の形状は大きく影響される。上記偏光透
過式繊維長分析器で測定される重量平均繊維長が長い
と、良好な地合が得られず、紙層乾燥時の収縮も大き
く、又、カレンダー処理時に凸部がつぶれ難く、良好な
平滑生が得られない。特に1mm以上の長繊維の存在率が
重要で、30%を越えると非常に平滑性が悪くなる。た
だ、あまり重量平均繊維長が短かすぎると紙層強度が弱
くなりすぎ、実用上問題を生ずる。この重量平均繊維長
の最適範囲は0.5mmから0.85mmの間である。
性質、特に繊維の形状は大きく影響される。上記偏光透
過式繊維長分析器で測定される重量平均繊維長が長い
と、良好な地合が得られず、紙層乾燥時の収縮も大き
く、又、カレンダー処理時に凸部がつぶれ難く、良好な
平滑生が得られない。特に1mm以上の長繊維の存在率が
重要で、30%を越えると非常に平滑性が悪くなる。た
だ、あまり重量平均繊維長が短かすぎると紙層強度が弱
くなりすぎ、実用上問題を生ずる。この重量平均繊維長
の最適範囲は0.5mmから0.85mmの間である。
繊維幅と繊維壁厚みはカレンダーにおける紙層のつぶれ
方に影響する。繊維幅は大きい方が又、繊維壁厚みは小
さい方が繊維はつぶれ易く表面の平滑性は増す。平滑度
に対して効果が生じてくるのは数平均繊維幅が13.5μ
m以上、数平均繊維壁厚みが4μm以下の領域である。
方に影響する。繊維幅は大きい方が又、繊維壁厚みは小
さい方が繊維はつぶれ易く表面の平滑性は増す。平滑度
に対して効果が生じてくるのは数平均繊維幅が13.5μ
m以上、数平均繊維壁厚みが4μm以下の領域である。
ところが、この繊維形状を表わす3つの因子の影響はお
互い関係し合っている。特に重量平均繊維長と繊維幅と
は相互に関係し合っており単独に扱うよりは両者の比で
あるフエルティングパワー(以下の式で定義される。)
の方が平滑性との関係が深い。
互い関係し合っている。特に重量平均繊維長と繊維幅と
は相互に関係し合っており単独に扱うよりは両者の比で
あるフエルティングパワー(以下の式で定義される。)
の方が平滑性との関係が深い。
F.P.(フエルティングパワー)=(重量平均繊維長mm)
×1000/(数平均繊維幅μm) このF.P.の値が56以下となると平滑性の点で顕著な効
果がでてくる。
×1000/(数平均繊維幅μm) このF.P.の値が56以下となると平滑性の点で顕著な効
果がでてくる。
パルプの重量平均繊維長や、数平均繊維幅等を所望の範
囲にそろえるためには、各種の方法が考えられる。1つ
の方法としては、パルプを構成する繊維形状は樹種によ
って大きく異なるため、上記要件に適する樹種を選定
し、蒸解、漂白しパルプ化する方法、他の方法として
は、漂白後のパルプを叩解処理して、繊維を切断し繊維
長をそろえる方法、他の方法は、スクリーン等の設備に
より最適パルプ繊維を分別して使用するなどがあるが、
勿論これ以外の方法でも本願の所望の範囲にパルプをそ
ろえれば目的は達成される。
囲にそろえるためには、各種の方法が考えられる。1つ
の方法としては、パルプを構成する繊維形状は樹種によ
って大きく異なるため、上記要件に適する樹種を選定
し、蒸解、漂白しパルプ化する方法、他の方法として
は、漂白後のパルプを叩解処理して、繊維を切断し繊維
長をそろえる方法、他の方法は、スクリーン等の設備に
より最適パルプ繊維を分別して使用するなどがあるが、
勿論これ以外の方法でも本願の所望の範囲にパルプをそ
ろえれば目的は達成される。
本発明の写真用印画紙支持体にはカブリ防止剤、填料、
染料、サイズ剤、紙力増強剤、定着剤、歩留り向上剤
等、通常抄紙で用いられる添加剤を必要に応じ含むもの
である。澱粉、ポリビニルアルコール、ゼラチン等にあ
る表面処理、および芒硝、塩化ナトリウム、塩化アルミ
ニウム等により帯電防止剤処理を必要に応じ原紙上に行
うことも可能である。
染料、サイズ剤、紙力増強剤、定着剤、歩留り向上剤
等、通常抄紙で用いられる添加剤を必要に応じ含むもの
である。澱粉、ポリビニルアルコール、ゼラチン等にあ
る表面処理、および芒硝、塩化ナトリウム、塩化アルミ
ニウム等により帯電防止剤処理を必要に応じ原紙上に行
うことも可能である。
ポリオレフイン樹脂としては、エチレン、プロピレン等
のα−オレフインのホモポリマーあるいはエチレン、プ
ロピレン等のα−オレフインの2つ以上から成る共重合
体あるいはα−オレフインを主成分としてそれと共重合
可能な他のモノマーとの共重合体およびそれらの混合物
が有利である。また、樹脂に酸化チタン、アルミナ等の
白色顔料、着色顔料、通常樹脂に混合される安定剤、酸
化防止剤、分散剤、滑剤等を加えても良い。
のα−オレフインのホモポリマーあるいはエチレン、プ
ロピレン等のα−オレフインの2つ以上から成る共重合
体あるいはα−オレフインを主成分としてそれと共重合
可能な他のモノマーとの共重合体およびそれらの混合物
が有利である。また、樹脂に酸化チタン、アルミナ等の
白色顔料、着色顔料、通常樹脂に混合される安定剤、酸
化防止剤、分散剤、滑剤等を加えても良い。
本発明のポリオレフイン樹脂被覆写真用支持体は、走行
する原紙上に加熱溶融した樹脂を流延するいわゆる押出
コーティング法によって製造され、その両面が樹脂によ
り被覆される。
する原紙上に加熱溶融した樹脂を流延するいわゆる押出
コーティング法によって製造され、その両面が樹脂によ
り被覆される。
得られた写真印画紙用支持体の平滑性は特開昭59−1
78305号に記載の「表面の平滑性測定装置」によ
り、 波長0.9mm〜1.1mmの表面の凹凸の振幅の平均値(A)と
波長1.8〜2.2mmの表面の凹凸の振幅の平均値(B)を測
定し、(B)/(A)で平滑性を表すもので、比(B)/(A)が0.
8〜1.8の範囲であることが好ましい比(B)/(A)が1.8
を超えると波長が約2mmの凹凸が目立ち始め、写真印画
紙用支持体としての外観が悪くなる。また、(B)/(A)が
0.8未満の場合は表面の光沢が失われるため好ましくは
ない。
78305号に記載の「表面の平滑性測定装置」によ
り、 波長0.9mm〜1.1mmの表面の凹凸の振幅の平均値(A)と
波長1.8〜2.2mmの表面の凹凸の振幅の平均値(B)を測
定し、(B)/(A)で平滑性を表すもので、比(B)/(A)が0.
8〜1.8の範囲であることが好ましい比(B)/(A)が1.8
を超えると波長が約2mmの凹凸が目立ち始め、写真印画
紙用支持体としての外観が悪くなる。また、(B)/(A)が
0.8未満の場合は表面の光沢が失われるため好ましくは
ない。
本発明は、人間の目で気になる凹凸の大きさである波長
(凹凸の山と山の距離)が1.8〜2.2mmの凹凸の振幅
(凹凸の山と谷の距離)とそれを目だたなくする作用が
ある波長0.9〜1.1mmの凹凸の振幅の比を0.8〜1.8の
範囲にした、視覚による平滑性の優れた写真印画紙用支
持体である。
(凹凸の山と山の距離)が1.8〜2.2mmの凹凸の振幅
(凹凸の山と谷の距離)とそれを目だたなくする作用が
ある波長0.9〜1.1mmの凹凸の振幅の比を0.8〜1.8の
範囲にした、視覚による平滑性の優れた写真印画紙用支
持体である。
本発明のポリオレフイン樹脂被覆写真印画紙用支持体が
カラー印画紙、白黒印画紙、写植印画紙、複写印画紙な
どに使用される。
カラー印画紙、白黒印画紙、写植印画紙、複写印画紙な
どに使用される。
紙層の形成方法 本発明の写真用印画紙支持体は、紙層の表面に(少なく
とも片面)熱可塑性の樹脂を被覆したものであるが、こ
の支持体の紙層は次の手順により形成させる。
とも片面)熱可塑性の樹脂を被覆したものであるが、こ
の支持体の紙層は次の手順により形成させる。
晒パルプをリファイナー又はビーターで叩解し、微細繊
維の歩留まり向上剤や、填料、サイズ剤を添加し、抄紙
機に供給し、シート状に抄き上げ、乾燥後カレンダー処
理を行う。
維の歩留まり向上剤や、填料、サイズ剤を添加し、抄紙
機に供給し、シート状に抄き上げ、乾燥後カレンダー処
理を行う。
晒パルプとしてはカエデを原料チップとする広葉樹晒ク
ラフトパルプ(LBKP)単独又は広葉樹晒亜硫酸パル
プ(LBSP)と混合して使用するか、その他の樹種を
原料チップとする晒パルプと混合して使用する。
ラフトパルプ(LBKP)単独又は広葉樹晒亜硫酸パル
プ(LBSP)と混合して使用するか、その他の樹種を
原料チップとする晒パルプと混合して使用する。
叩解の程度はカナダ標準瀘水度によって、調整する。
カレンダー処理は、得られる紙匹が適性な密度と平滑性
を持つように線圧を調整する。
を持つように線圧を調整する。
上記の配合及び製造条件は、使用する抄紙機によって夫
々異なり一般的に与え得るものではない。
々異なり一般的に与え得るものではない。
形成された紙層が、特許請求の範囲に記載した特性を示
すよう、パルプの種類と混合比率、叩解度、カレンダー
線圧を調整する。
すよう、パルプの種類と混合比率、叩解度、カレンダー
線圧を調整する。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本
発明は実施例に限定されるものではない。
発明は実施例に限定されるものではない。
実施例1 イタヤカエデを原料チップとして、下記の条件(1)、(2)
で蒸解、漂白を行いLBKPを製造した。次にLBKP
を条件(3)で叩解し、条件(4)で抄紙して紙層を形成し、
次に紙層の両面に条件(5)により樹脂被覆を行い写真用
印画紙支持体を製造した。
で蒸解、漂白を行いLBKPを製造した。次にLBKP
を条件(3)で叩解し、条件(4)で抄紙して紙層を形成し、
次に紙層の両面に条件(5)により樹脂被覆を行い写真用
印画紙支持体を製造した。
(1)蒸解:最高温度 170℃ 液比:5 最高温度保持時間:70分 活性アルカリ添加率:14% 硫化度:25% (2)漂白:塩素(略号C)→水酸化ナトリウム(略号
E)→次亜塩素酸ナトリウム(略号H)→二酸化塩素
(略号D)→水酸化ナトリウム(E)→二酸化塩素
(D)→過酸化水素(P)の順序で漂白する。各段の温
度、時間、パルプ濃度、薬品添加率は第1表に示した。
E)→次亜塩素酸ナトリウム(略号H)→二酸化塩素
(略号D)→水酸化ナトリウム(E)→二酸化塩素
(D)→過酸化水素(P)の順序で漂白する。各段の温
度、時間、パルプ濃度、薬品添加率は第1表に示した。
(3)叩解:リフアイナでカナダ標準水度(JIS P
−8121−76)350mlまで叩解する。
−8121−76)350mlまで叩解する。
叩解後、重量平均繊維長、数平均繊維幅及び数平均繊維
壁厚みを測定し、第2表に記載した。
壁厚みを測定し、第2表に記載した。
(4)抄造:抄巾500mmの長網抄紙機で抄速15m/分で
抄造し、ウェットプレスは線圧20kg/cmのロールプレ
スを2回通すことにより行った。
抄造し、ウェットプレスは線圧20kg/cmのロールプレ
スを2回通すことにより行った。
カレンダー処理は線圧60kg/cmのスーパーカレンダー
を1回通して代行した。密度を測定し第2表に記載す
る。
を1回通して代行した。密度を測定し第2表に記載す
る。
(5)樹脂被覆:カレンダー処理した紙にコロナ処理を行
った後、表面に酸化チタン10%を含む低密度ポリエチ
レンを裏面には低密度ポリエチレンをそれぞれ樹脂温度
330℃で押出塗工機により30μmの厚さにコーティ
ングし、写真印画紙用支持体を得た。平滑性を測定し第
2表に記載する。
った後、表面に酸化チタン10%を含む低密度ポリエチ
レンを裏面には低密度ポリエチレンをそれぞれ樹脂温度
330℃で押出塗工機により30μmの厚さにコーティ
ングし、写真印画紙用支持体を得た。平滑性を測定し第
2表に記載する。
実施例2 原料チップとしてイタヤカエデとナラを重量比で5:5
の割合で混合し蒸解を行い、実施例1と同一の方法で写
真印画紙用支持体を得た。
の割合で混合し蒸解を行い、実施例1と同一の方法で写
真印画紙用支持体を得た。
実施例3 原料チップとしてイタヤカエデとカツラを重量比で6.
5:3.5の割合で混合し蒸解を行い、実施例1と同一の
方法で写真印画紙用支持体を得た。
5:3.5の割合で混合し蒸解を行い、実施例1と同一の
方法で写真印画紙用支持体を得た。
比較例1 原料チップとしてナラを用い、実施例1と同一の方法で
写真印画紙用支持体を得た。
写真印画紙用支持体を得た。
比較例2 原料チップとしてユーカリを用い、実施例1と同一の方
法で写真用印画紙支持体を得た。
法で写真用印画紙支持体を得た。
比較例3 原料チップとしてカツラを用い、実施例1と同一の方法
で写真用印画紙支持体を得た。
で写真用印画紙支持体を得た。
以上の結果をまとめて第2表に示す。
第1図は本発明に用いられる偏光透過式繊維長分析器の
機構図である。 第2図はパルプ繊維の模式図であり、(イ)は偏平な面
を上にしたパルプ繊維の正面図、(ロ)はX−Yを断面
とするパルプ繊維の断面図である。 1:光源,2:入射光学系,3:入射偏光フイルター,
4:毛細管,5:通過繊維,6:検出偏光フイルター,
7:光学系,8:検出素子,9:真空ポンプ,a:繊維
長,b:繊維幅,c:繊維壁厚み
機構図である。 第2図はパルプ繊維の模式図であり、(イ)は偏平な面
を上にしたパルプ繊維の正面図、(ロ)はX−Yを断面
とするパルプ繊維の断面図である。 1:光源,2:入射光学系,3:入射偏光フイルター,
4:毛細管,5:通過繊維,6:検出偏光フイルター,
7:光学系,8:検出素子,9:真空ポンプ,a:繊維
長,b:繊維幅,c:繊維壁厚み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審判の合議体 審判長 舟田 典秀 審判官 池田 裕一 審判官 高橋 武彦 (56)参考文献 特開 昭58−68037(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】カエデを含む原料チップから得られたパル
プで、該パルプの叩解後の偏光透過式繊維長分析器で測
定されるところの重量平均繊維長が0.4mmから0.9
mmの範囲にあり、顕微鏡で測定された数平均繊維幅が1
3.5μm以上であり、繊維断面で計測した数平均繊維
壁厚みが4μm以下で、かつ重量平均繊維長と数平均繊
維幅との比であるフェルティングパワーが56以下のパ
ルプであり、1mm以下のパルプ繊維長さの累積重量分率
が68%以上で紙層が形成され、該紙層の表面に熱可塑
性樹脂層を設けた写真印画紙用支持体の平滑性が0.8
〜1.8であることを特徴とする写真印画紙用支持体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58177739A JPH0648357B2 (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 写真印画紙用支持体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58177739A JPH0648357B2 (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 写真印画紙用支持体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6069649A JPS6069649A (ja) | 1985-04-20 |
| JPH0648357B2 true JPH0648357B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=16036271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58177739A Expired - Lifetime JPH0648357B2 (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 写真印画紙用支持体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648357B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6344448U (ja) * | 1986-09-08 | 1988-03-25 | ||
| JPH0750315B2 (ja) * | 1987-06-08 | 1995-05-31 | 富士写真フイルム株式会社 | 写真印画紙用支持体 |
| JP2579815B2 (ja) * | 1989-05-24 | 1997-02-12 | 富士写真フイルム株式会社 | 写真印画紙用支持体 |
| JPH11271927A (ja) | 1998-01-20 | 1999-10-08 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 画像材料用支持体 |
| JP2004020990A (ja) * | 2002-06-18 | 2004-01-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像記録材料用支持体 |
| JP5371276B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-12-18 | 大王製紙株式会社 | 塗工紙及びその製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5868037A (ja) * | 1981-10-20 | 1983-04-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | 写真印画紙用支持体 |
-
1983
- 1983-09-26 JP JP58177739A patent/JPH0648357B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6069649A (ja) | 1985-04-20 |
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