JPH0362578A - 電歪効果素子 - Google Patents

電歪効果素子

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JPH0362578A
JPH0362578A JP1197605A JP19760589A JPH0362578A JP H0362578 A JPH0362578 A JP H0362578A JP 1197605 A JP1197605 A JP 1197605A JP 19760589 A JP19760589 A JP 19760589A JP H0362578 A JPH0362578 A JP H0362578A
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正博 近藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電歪縦効果を利用した電歪効果素子に関する
〔従来の技術〕
従来、この種の電歪効果素子は、第4図に示すように、
シート状の電歪セラミック部材と内部電極導体とを交互
に積層しさらに両端に電歪セラミック部材のみよりなる
保護層を積層し一体焼成し外部電極導体を形成した積層
焼結体3と、この積層焼結体3を取囲み、底部が積層焼
結体3の一端と熱硬化性接着剤11aで固着され積層焼
結体3の分極方向に伸縮する機構を有する5US304
.5US303などよりなるステンレスケース17と、
片面が積層焼結体3のもう一端と熱硬化性接着剤11b
で固着され積層焼結体3の外部電極導体にリード線6a
、6bを介して電気的に接続されかつハーメチックシー
ルされた端子8a。
8bを含みさらにステンレスケース17どの接触部9a
が溶接された平板状の5US304,5US303など
からなるステンレスステム17とがら構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の電歪効果素子は、線膨張係数0、I X
 10−67’Cのセラミック部材と、線膨張係数15
X10−6/’C以上の金属部材とを熱硬化性接着剤で
固着させた構造をしているため、100℃以上の温度に
接着された接着剤11aが硬化後常温まで温度が降下す
ると、セラミック部材と金属部材との線膨張係数の差の
ために、接着界面付近に応力が常時側いている。
また、金属ケース17に封入していない積層焼結体3に
電圧を印加した場合、第5図に示すように、電歪効果層
1が1.5KV/mm程度の電界強度で電歪縦効果によ
り図の長手方向に約0,1%伸長し、電歪横効果により
内部電極導体2と平行な方向に約0.03%収縮する。
この際保護層3a、3bには電界が印加されないため伸
長も収縮も起らない。その結果、図中点線のように積層
焼結体3が変形し、電歪効果711と保護層3a。
3bの界面に応力が働く。
さらに、この積層焼結体3の上面および下面を、セラミ
ック母材の5ないし6倍の縦弾性率Eを有する金属板2
0に接着すると、第6図に示す通り、保護層3a、3b
の球面状の自由変形を強制的に平面状に拘束するために
、保護層3a、3bと電歪効果層1+1111−1との
界面に電圧印加時に働く応力はさらに大きなものとなる
この電歪効果素子を常温において150V30Hzの矩
形波にて繰返し駆動した場合、108回以上の駆動で磨
耗故障領域に入り寿命となる(第3図参照)。
これは、熱膨張係数の差に起因する応力が、保護層3a
、3bと電歪効果層1,1.−1との界面に潜在的に働
いているところへ、さらに電圧印加による応力が繰返し
働き、108回程鹿の繰返しで界面が破断する現象がお
こるためである。つまり、この現象が電歪効果素子の繰
返し寿命を108回程鹿の規定してしまっているという
欠点がある。
本発明の目的は、このような欠点を除き、低熱膨張係数
の合金からなる金属ケースを用いて電歪セラミック母材
との熱膨張係数の差を少くして応力歪を少くし、素子信
頼性を向上させた電歪効果素子を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の楕戒は、シート状の電歪セラミック部材と内部
電極導体とを交互に積層しさらに両端に電歪セラミック
部材のみよりなる保護層を積層し一体焼成した後外部電
極導体を形成した積層焼結体と、この積層焼結体を取囲
み底部がこの積層焼結体の一端と固着されかつこの積層
焼結体の変位発生方向に伸縮性を有する金属ケースと、
片面が前記積層焼結体のもう一端と固着されこの積層焼
結体の外部電極導体とリード線を介して電気的に接続さ
れかつハーメチックシールされた端子とを有しさらに前
記金属ケースとの接触部が接続された平板状の金属ステ
ムとを含み構成される電歪効果素子において、前記金属
ケース又は金属ステムの材質が、線膨張係数10XIO
−6/’C以下の金属からなることを特徴とする。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は第1図
の電歪効果素子のケースに取り付ける前の積層焼結体の
縦断面図を示している。
先ず、例えばニッケルニオブ酸1QPb(Ni1/3 
N b2./3) 03やチタン酸鉛P b −1’ 
i 03等を主成分とする電歪材料の予焼粉末に小量の
有機バインダを添加し、この混合物を有機溶媒中に分散
させて泥漿を準備し、この泥漿でスリップキャスティン
グ成膜法等により層厚的100μmの電歪セラミック部
材を形成する。次に、この電歪セラミック部材の片面に
重量比7:3の銀粉末とパラジウム粉末との混合粉末、
または白金粉末を主成分とする導体ペーストをスクリー
ン印刷等で約10μm被着させて内部電極導体2を形成
し、これを約150枚積層する。さらに内部電極導体2
を印刷していない電歪セラミック部材と、内部電極導体
2を印刷した電歪セラミック部材を組み合わせて、第2
図に示す電歪効果層11.12.1n−2,1n−1(
以下不均一層という)と保護層3a、3bとを積層する
本実施例の場合、電歪効果Jtllx、1fi−1は通
常の電歪効果層13〜1 a−9の3倍厚、電歪効果層
12.1n−2は2倍厚とした。これは電圧印加時に電
歪不活性で自発的に変形しない保護層3a、3bと、電
歪横効果により第2図の内部電極導体2と平行方向に収
縮する電歪効果層1との界面21.2.に働く応力を多
少なりとも緩和するためである〈特公昭63−0105
96号公報参照〉。
このようにシートを積層した後、約1100℃、2時間
の条件で焼成し、さらに側面を切断して内部電極21〜
2.、の端面が外部に露出した状態の角柱状にする。次
に、この角柱の対向する一対の側面に露出した内部電極
導体21〜2nの端部にその側面において交互に電気泳
動法によりガラス粉末の塗布および焼結を施して絶縁層
41〜4flを形成する。続いて、内部電極導体21〜
2nを一層おきに電気的に接続するために、銀粉末を主
成分とする導電ペーストを印刷塗布して焼成することに
より、一対の外部電極導体5a、5bを形成する。さら
に、外部電極導体5a、5bと電気的に接続されたリー
ド線6a、6bを設置する。
次に、30.5〜32.5%Ni、4〜6%CO1残り
がFeからなり、線膨張係数0.1×10−6/’Cの
スーパーインバー鋼を片開円筒状に冷間圧延し、さらに
液圧押込み法により円筒の一部に凹凸部の7aを設は可
視性を有したスーパーインバー鋼ケース7と、ハーメチ
ックシールされた鉄合金、銅合金、ニッケル合金等より
なる一対の外部端子8a、8bを有しスーパーインバー
鋼からなる円板状のスーパーインバー鋼ステム9とで積
層焼結体3を取囲み、この積層焼結体3の上下面を、約
120℃2時間程度で硬化するエポキシ樹脂系の接着剤
11a、llbを介してスーパーインバー鋼ケース7の
底部およびスーパーインバー鋼ステム9の片面にそれぞ
れ固着させる。この時リード線6a、6bを外部端子8
a、8bに半田付けあるいは溶着等でそれぞれ電気的に
接続しておく。
最後に、真空中、ドライエアー、不活性ガス中でスーパ
ーインバー鋼ケース7とスーパーインバーSステム9の
接触部9aをレーザービーム溶接法、エレクトロビーム
溶接法、抵抗溶接法、Tig溶接法、アーク溶接法等で
封止して完成する。
この方法により作成した電歪効果素子を2次元の有限要
素法にて解析した。各部材の寸法及び物性値を示すと、
積層焼結体3の断面形状は5mmX5mmの正方形、積
層焼結体長20mm、保護層3a、3bの厚さはそれぞ
れ1.5mm、3゜5mm、電歪効果層1!、 12 
、 II、−2、1−tの厚さはそれぞれ0.3mm、
0.2mm、0゜2mm、0.3mm、電歪効果R13
〜1−xの厚さはそれぞれ0.1mmとし、電歪セラミ
ック部材の縦弾性率ば4000kgf/mn(ボアリン
比0.34.熱膨張係数0 、 I X 10−6/’
Cとした。さらに、金属部材との接着層は厚さ30μm
、縦弾性率400kgf/mni線膨張係数1゜0XI
O−67”C1金属部材の線膨張係数はスーパーインバ
ー鋼0 、  I X 10−6/’Cステンレス鋼)
SUS304)17.3X10−6/’C,縦弾性率は
それぞれ15000kgf/mn?、19700kgf
/−とし、また金属部材の寸法は10mmx10mmX
5mmの直方体とした。
この構造によると、120℃で接着剤を硬化後、25℃
に高温した時点で最も機械的強度の低い保護層3a(厚
さ1.5mm側〉と電歪効果層11との界面に働く応力
の最大値は金属部材がステンレスの場合引張りで1.0
6kgf/mnt、せん断で0.03kgf/mff1
、金属部材がスパーインバー鋼であった場合引張りで0
.003kgf/−1せん断で0.OOO02kgf/
ml11.!−なった。
さらに、電圧150Vを印加してこの電歪効果素子を駆
動すると、第5図に示す保護層3a、3bの球面状変形
を、第6図のように金属板20で拘束するために、保護
層3a、3bと電歪効果層1□、In−1との界面に働
く応力はさらに増大する。
熱硬化性接着剤で硬化後、常温において150V印加し
た場合、前述の2つの原因に基づく応力は積層焼結体の
保護層3a、3bと電歪効果層11.1n−1との界面
の強度にかなり近い。そのため従来の電歪効果素子では
108回程鹿の繰返し駆動が限界だった。積層焼結体の
引張り強度は実測では平均1.6kgf/−程度であり
、本実施例の電歪効果素子においては、熱膨張係数の差
を小さくすることで、界面における応力を激減させるこ
とができたという点で、その効果は大きい。
本発明の第2の実施例として、第1の実施例と全く同様
に作成した積層焼結体を、線膨張係数的3.3X10−
6/℃のFe−42%Ni合金を用いたケースに、全く
同様の方法にて封止し、これを第1の実施例1と全く同
じ条件で有限要素法解析を行った結果、1.5mm厚の
保護FJ 3 aと電歪効果Nj 1 rとの界面に働
く応力の最大値は電圧無印加の状態で、引張りで0.0
06kgf/耐、せん断で0.20kgf/−であった
。さらに、電圧150V印加によってその界面に働く応
力が増大するのは第1の実施例と同じである。
従って、界面に働く応力はFe42%Ni合金を用いた
場合もかなり低減させることができていることになる。
なお、本実施例においては、金属ケースまたは金属ステ
ムの材質を、スーパーインバー鋼、Fe−42合金とし
て説明したが、インバー鋼(0゜1〜0.3%’C,0
,4%Mn、35〜36%Ni線膨張係数α=1.2X
10−6/℃)等の低熱膨張係数αが10 X 10−
6/’C以下の合金を用いればよい。
第3図は本発明の詳細な説明する特性図で、断面5mm
X5mm、積層焼結体長20mmの電歪効果素子の従来
例(SUS304使用〉と実施例1、実施例2のサンプ
ル各100Pに対して、30Hzの矩形波で150V印
加した繰返し寿命試験の結果である。このように本電歪
効果素子は109回のパルス印加後も不良は1つも発生
しておらず、長寿命化を可能にしたという顕著な結果が
見られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、ケースの材質にスーパー
インバー鋼、インバー鋼、Fe−42%Ni合金等の低
熱膨張係数をもつ合金を使用することにより、セラミッ
クである積層焼結体との間の熱膨張の差を極力おさえ、
保護層−電歪効果層界面に働く応力を低下させることで
、電歪効果素子の繰返し寿命に対する信頼性をさらに向
上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電歪効果素子の縦断面図、
第2図は第1図の積層焼結体のみの構造を示す縦断面図
、第3図は本実施例と従来例の素子の繰返し寿命試験結
果を示す特性図、第4図は従来例の電歪効果素子の縦断
面図、第5図は積層焼結体単体に電圧を印加した際の変
形を示す模式的断面図、第6図は金属部材を接着するこ
とで積層焼結体の端部の自由変形を拘束した際の積層焼
結体の変形を示す模式的断面図である。 11〜I n−1・・・電歪効果層、21〜2n−1・
・・内部電極導体、3a、3b・・・保護層、41〜4
゜−1・・・絶縁層、5a、5b・・・外部電極導体、
6a、6b・・・リード線、7・・・スーパーインバー
鋼ケース、7a・・・凹凸部、8a、8b・・・外部端
子、9・・・スーパーインバー鋼ステム、9a・・・接
触部、10a。 10b・・・半田、lla、llb・・・接着剤、17
・・・ステンレスケース、19・・・ステンレスステム
、20・・・金属板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  シート状の電歪セラミック部材と内部電極導体とを交
    互に積層しさらに両端に電歪セラミック部材のみよりな
    る保護層を積層し一体焼成した後外部電極導体を形成し
    た積層焼結体と、この積層焼結体を取囲み底部がこの積
    層焼結体の一端と固着されかつこの積層焼結体の変位発
    生方向に伸縮性を有する金属ケースと、片面が前記積層
    焼結体のもう一端と固着されこの積層焼結体の外部電極
    導体とリード線を介して電気的に接続されかつハーメチ
    ックシールされた端子とを有しさらに前記金属ケースと
    の接触部が接続された平板状の金属ステムとを含み構成
    される電歪効果素子において、前記金属ケース又は金属
    ステムの材質が、線膨張係数10×10^−^6/℃以
    下の金属からなることを特徴とする電歪効果素子。
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