JPH0362610B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0362610B2 JPH0362610B2 JP57110243A JP11024382A JPH0362610B2 JP H0362610 B2 JPH0362610 B2 JP H0362610B2 JP 57110243 A JP57110243 A JP 57110243A JP 11024382 A JP11024382 A JP 11024382A JP H0362610 B2 JPH0362610 B2 JP H0362610B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solids
- pump
- rotary
- closed tank
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G53/00—Conveying materials in bulk through troughs, pipes or tubes by floating the materials or by flow of gas, liquid or foam
- B65G53/30—Conveying materials in bulk through pipes or tubes by liquid pressure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Refuse Collection And Transfer (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Description
本発明は、水や海水等の液体を搬送媒体とし
て、固形物を管路で移送する装置に関し、特に、
魚や果物等の水産物や農産物等の固形物を移送す
る装置に関する。
て、固形物を管路で移送する装置に関し、特に、
魚や果物等の水産物や農産物等の固形物を移送す
る装置に関する。
液体を搬送媒体として固形物を移送する装置
は、魚の移送に最も多用されている。 この種の移送装置には、密閉タンク式固形物ポ
ンプと、ロータリー式固形物ポンプとがある。密
閉タンク式固形物ポンプは、密閉タンクに液体と
固形物とを一緒に吸入した後、排出して移送す
る。ロータリー式固形物ポンプは、回転するイン
ペラで固形物と液体とを移送する。 ロータリー式固形物ポンプは、回転するインペ
ラで液体と魚体とを加速する。このため、移送能
率は良いが、空気を吸入すると、インペラが空転
して移送作用を停止する。この状態に於て、ケー
シング内に吸入された魚体は、インペラで長時間
回転されて極端に損傷を受ける。 従つて、ロータリー式固形物ポンプは、ふんだ
んに水があつて、空気を吸入しない海中からの水
揚げに限つて使用されている。魚槽から魚を陸揚
げするのには好ましくない。それは、魚槽の魚水
が減少してくると、吸入口から空気が吸入されて
ポンプが空転するからである。 更に、ロータリー式固形物ポンプは、極力空気
を吸入しないように、海中の網の中に直接吊り込
んで使用している。しかしながら、網の中の魚を
揚魚できる能力のロータリー式固形物ポンプは、
例えば口径が150mm程度のものでも重量が約300Kg
以上もあつて極めて重く、しかもこれが波のある
洋上で、船上のデツキクレーンで吊り下げて使用
されるので使用し難く、又相当に危険な作業とな
る。 又、ロータリー式固形物ポンプは、これを海中
に吊り下げて運転しても、空気を全く吸入しない
ようにするのは難しい。海上の波によつて、ある
いは網や魚群等の状態によつては一時的に多少の
空気を吸入し易い。 更に困つたことに、比較的少量の空気を吸入す
るだけで、ロータリー式固形物ポンプはポンプ作
用を停止して空転し、また、この状態では全くポ
ンプ作用をしなくなるのでロータ内に吸入された
空気がスムーズに排出されず、ケーシング内の魚
が著しく損傷を受ける。 密閉タンク式固形物ポンプは、回転するインペ
ラで魚体を移送しない。このため、魚の損傷が少
なく、又、空気が吸入されても魚体が損傷するこ
とはない。従つて、空気を吸わせながらでも揚魚
が可能である。 しかしながら、密閉タンク式固形物ポンプは、
ロータリー式固形物ポンプに比較して移送能率が
悪い欠点がある。それは、密閉タンクが液体と固
形物とを吸入するときには、液体の排出が停止さ
れ、又、吐出中には吸入されないがバツチ移送で
あり、しかも空気を介して移送することが理由で
ある。固形物を連続的に移送するために、密閉タ
ンクを2個使用して、一方のタンクの吸入中に他
方のタンクを吐出させ、連続に近い状態で移送す
ることのできる双胴の密閉タンク式固形物ポンプ
も開発されている。 しかしながら、この構造の密閉タンク式固形物
ポンプは大型となり、小型漁船に積載することは
相当に困難である。又、密閉タンク式固形物ポン
プは、エネルギ効率の悪い真空ポンプを使用して
密閉タンク内に魚水を吸入し、又真空ポンプの排
圧を利用して圧縮空気を密閉タンク内に圧入する
構造の為、密閉タンク内の真空度がある程度上昇
しなければ魚水は吸入されず、更に吐出工程の最
終には最も高圧の圧縮空気をそのまま排出しなけ
ればならないので、著しくエネルギ効率が悪い。 ロータリー式固形物ポンプと密閉タンク式固形
物ポンプは、前述のような独特の特性を備える
が、それぞれ用途が著しく制限され、又、使用状
態の変化に充分対応できない。 液体を移送媒体とする固形物の移送装置には、
コンベア等の他の移送装置とは比較にならない程
難しい特性が要求される。それは、膨大な量の魚
を極めて短時に移送し、しかもいかなる場合も魚
の損傷が最小限に阻止しなければならないからで
ある。 従来から使用されている、密閉タンク式固形物
ポンプとロータリー式固形物ポンプとはこの両特
性を満足できない。従つて、密閉タンク式固形物
ポンプとロータリー式固形物ポンプの用途は著し
く制限されている。 本発明者は、ロータリー式固形物ポンプの空転
を防止し、また、固形物の損傷を少なくするため
に、吸入側に密閉タンクを連結した固形物の移送
装置を開発した(特公昭49−16954号公報)。この
装置は、ロータリー式固形物ポンプの吸入側に密
閉タンクを連結している。密閉タンクには真空ポ
ンプを連結している。密閉タンクは、液体と一緒
に吸入された空気を液体から分離する。分離され
た空気は、真空ポンプで排気される。さらに、密
閉タンクには、セパレータで分離された液体を還
流する給水管を連結している。給水管は、負圧に
保持される密閉タンクに水を補給し、密閉タンク
内の固形物濃度を低くする。このため、この装置
は、ロータリー式固形物ポンプが、低濃度で固形
物を吸入でき、移送途中における魚体の傷付を少
なくできる。 この構造の固形物の移送装置は、密閉タンクで
固形物濃度を低くできるが、回転するインペラで
固形物を移送するので、固形物の損傷を極減する
ことはできない。とくに、多量の空気が吸入され
る状態ではとうてい使用できない欠点がある。 さらに本発明者は、密閉タンク式固形物ポンプ
の密閉タンク内に、ロータリー式固形物ポンプの
インペラを内蔵させた固形物の移送装置を開発し
た(特開昭57−57123号公報)。 この固形物の移送装置は、密閉タンク式固形物
ポンプとしても、また、ロータリー式固形物ポン
プとしても運転できる。固形物濃度が高く、ある
いは、空気を吸入し易い状態にあつては、インペ
ラを回転させることなく、密閉タンク式固形物ポ
ンプとして固形物を移送する。固形物濃度が低
く、空気を吸入し難い状態においてはインペラを
回転して、固形物を能率よく移送する。 ロータリー式固形物ポンプはその運転中に若干
の空気を吸入してもインペラのアンバランスが発
生し、ケーシング自体が激しく振動する。それに
耐え得る構造とするためケーシングは比較的小型
で肉厚の鋳物による強固な機械的強度が要求され
る。 密閉タンク式固形物ポンプの密閉タンクの容積
は、通常1立方メートル前後以上の容積が必要で
ある。(容積が小さいと、吸入、吐出の切換が頻
繁となり、極端に能率が低下する。)したがつて、
密閉タンクはその重量を軽くするため板金製のも
のを使用する。密閉タンク内に補強材に入れて
は、ロータリー式固形物ポンプのケーシングとし
ては使用できない。 また、密閉タンクの形状をロータリーポンプと
して最適な形状とすることが難しく、ロータリー
式固形物ポンプとして使用するときに能率が低下
する欠点がある。 また、大容量のケーシング内で長時間魚体が撹
されるため、魚体が損傷する欠点があつた。さら
に振動を伴うインペラの回転によつてケーシング
自体の機械的強度が得られなかつた。 本発明者は、さら実験と試行錯誤とを繰り返し
た結果、密閉タンク式固形物ポンプとロータリー
式固形物ポンプとを特有の形態で連結することに
よつて、両方の固形物ポンプの優れた特長を生か
し、さらに、単独のポンプでは実現できない優れ
た特性を実現するとに成功した。 したがつて、この発明の重要な目的は、液体を
搬送媒体とする固形物移送装置が実現できなかつ
た特性、即ち、常に用途に最適の状態で使用で
き、時間当りの移送能力を大きくして固形物を傷
付き少なく移送できる固形物の移送装置を提供す
るにある。 更に、本発明の他の重要な目的は、密閉タンク
の吐出側にロータリー式固形物ポンプが連結され
ている為、密閉タンクに連結された減圧手段によ
つてロータリー式固形物ポンプに流入する空気量
を減少でき、運転途中に於けるロータリー式固形
物ポンプの空転を減少できる固形物の移送装置を
提供するにある。 更に又、この発明の他の重要な目的は、密閉タ
ンク式固形物ポンプとロータリー式固形物ポンプ
とが直列にい接続されている為、いずれか一方を
運転し、あるいは一時的に両ポンプを運転して固
形物が移送でき、更に、密閉タンク式固形物ポン
プで固形物を移送するときに固形物がロータリー
式固形物ポンプ内を通過するが、この状態で固形
物は傷付き少なく移送される固形物の移送装置を
提供するにある。
は、魚の移送に最も多用されている。 この種の移送装置には、密閉タンク式固形物ポ
ンプと、ロータリー式固形物ポンプとがある。密
閉タンク式固形物ポンプは、密閉タンクに液体と
固形物とを一緒に吸入した後、排出して移送す
る。ロータリー式固形物ポンプは、回転するイン
ペラで固形物と液体とを移送する。 ロータリー式固形物ポンプは、回転するインペ
ラで液体と魚体とを加速する。このため、移送能
率は良いが、空気を吸入すると、インペラが空転
して移送作用を停止する。この状態に於て、ケー
シング内に吸入された魚体は、インペラで長時間
回転されて極端に損傷を受ける。 従つて、ロータリー式固形物ポンプは、ふんだ
んに水があつて、空気を吸入しない海中からの水
揚げに限つて使用されている。魚槽から魚を陸揚
げするのには好ましくない。それは、魚槽の魚水
が減少してくると、吸入口から空気が吸入されて
ポンプが空転するからである。 更に、ロータリー式固形物ポンプは、極力空気
を吸入しないように、海中の網の中に直接吊り込
んで使用している。しかしながら、網の中の魚を
揚魚できる能力のロータリー式固形物ポンプは、
例えば口径が150mm程度のものでも重量が約300Kg
以上もあつて極めて重く、しかもこれが波のある
洋上で、船上のデツキクレーンで吊り下げて使用
されるので使用し難く、又相当に危険な作業とな
る。 又、ロータリー式固形物ポンプは、これを海中
に吊り下げて運転しても、空気を全く吸入しない
ようにするのは難しい。海上の波によつて、ある
いは網や魚群等の状態によつては一時的に多少の
空気を吸入し易い。 更に困つたことに、比較的少量の空気を吸入す
るだけで、ロータリー式固形物ポンプはポンプ作
用を停止して空転し、また、この状態では全くポ
ンプ作用をしなくなるのでロータ内に吸入された
空気がスムーズに排出されず、ケーシング内の魚
が著しく損傷を受ける。 密閉タンク式固形物ポンプは、回転するインペ
ラで魚体を移送しない。このため、魚の損傷が少
なく、又、空気が吸入されても魚体が損傷するこ
とはない。従つて、空気を吸わせながらでも揚魚
が可能である。 しかしながら、密閉タンク式固形物ポンプは、
ロータリー式固形物ポンプに比較して移送能率が
悪い欠点がある。それは、密閉タンクが液体と固
形物とを吸入するときには、液体の排出が停止さ
れ、又、吐出中には吸入されないがバツチ移送で
あり、しかも空気を介して移送することが理由で
ある。固形物を連続的に移送するために、密閉タ
ンクを2個使用して、一方のタンクの吸入中に他
方のタンクを吐出させ、連続に近い状態で移送す
ることのできる双胴の密閉タンク式固形物ポンプ
も開発されている。 しかしながら、この構造の密閉タンク式固形物
ポンプは大型となり、小型漁船に積載することは
相当に困難である。又、密閉タンク式固形物ポン
プは、エネルギ効率の悪い真空ポンプを使用して
密閉タンク内に魚水を吸入し、又真空ポンプの排
圧を利用して圧縮空気を密閉タンク内に圧入する
構造の為、密閉タンク内の真空度がある程度上昇
しなければ魚水は吸入されず、更に吐出工程の最
終には最も高圧の圧縮空気をそのまま排出しなけ
ればならないので、著しくエネルギ効率が悪い。 ロータリー式固形物ポンプと密閉タンク式固形
物ポンプは、前述のような独特の特性を備える
が、それぞれ用途が著しく制限され、又、使用状
態の変化に充分対応できない。 液体を移送媒体とする固形物の移送装置には、
コンベア等の他の移送装置とは比較にならない程
難しい特性が要求される。それは、膨大な量の魚
を極めて短時に移送し、しかもいかなる場合も魚
の損傷が最小限に阻止しなければならないからで
ある。 従来から使用されている、密閉タンク式固形物
ポンプとロータリー式固形物ポンプとはこの両特
性を満足できない。従つて、密閉タンク式固形物
ポンプとロータリー式固形物ポンプの用途は著し
く制限されている。 本発明者は、ロータリー式固形物ポンプの空転
を防止し、また、固形物の損傷を少なくするため
に、吸入側に密閉タンクを連結した固形物の移送
装置を開発した(特公昭49−16954号公報)。この
装置は、ロータリー式固形物ポンプの吸入側に密
閉タンクを連結している。密閉タンクには真空ポ
ンプを連結している。密閉タンクは、液体と一緒
に吸入された空気を液体から分離する。分離され
た空気は、真空ポンプで排気される。さらに、密
閉タンクには、セパレータで分離された液体を還
流する給水管を連結している。給水管は、負圧に
保持される密閉タンクに水を補給し、密閉タンク
内の固形物濃度を低くする。このため、この装置
は、ロータリー式固形物ポンプが、低濃度で固形
物を吸入でき、移送途中における魚体の傷付を少
なくできる。 この構造の固形物の移送装置は、密閉タンクで
固形物濃度を低くできるが、回転するインペラで
固形物を移送するので、固形物の損傷を極減する
ことはできない。とくに、多量の空気が吸入され
る状態ではとうてい使用できない欠点がある。 さらに本発明者は、密閉タンク式固形物ポンプ
の密閉タンク内に、ロータリー式固形物ポンプの
インペラを内蔵させた固形物の移送装置を開発し
た(特開昭57−57123号公報)。 この固形物の移送装置は、密閉タンク式固形物
ポンプとしても、また、ロータリー式固形物ポン
プとしても運転できる。固形物濃度が高く、ある
いは、空気を吸入し易い状態にあつては、インペ
ラを回転させることなく、密閉タンク式固形物ポ
ンプとして固形物を移送する。固形物濃度が低
く、空気を吸入し難い状態においてはインペラを
回転して、固形物を能率よく移送する。 ロータリー式固形物ポンプはその運転中に若干
の空気を吸入してもインペラのアンバランスが発
生し、ケーシング自体が激しく振動する。それに
耐え得る構造とするためケーシングは比較的小型
で肉厚の鋳物による強固な機械的強度が要求され
る。 密閉タンク式固形物ポンプの密閉タンクの容積
は、通常1立方メートル前後以上の容積が必要で
ある。(容積が小さいと、吸入、吐出の切換が頻
繁となり、極端に能率が低下する。)したがつて、
密閉タンクはその重量を軽くするため板金製のも
のを使用する。密閉タンク内に補強材に入れて
は、ロータリー式固形物ポンプのケーシングとし
ては使用できない。 また、密閉タンクの形状をロータリーポンプと
して最適な形状とすることが難しく、ロータリー
式固形物ポンプとして使用するときに能率が低下
する欠点がある。 また、大容量のケーシング内で長時間魚体が撹
されるため、魚体が損傷する欠点があつた。さら
に振動を伴うインペラの回転によつてケーシング
自体の機械的強度が得られなかつた。 本発明者は、さら実験と試行錯誤とを繰り返し
た結果、密閉タンク式固形物ポンプとロータリー
式固形物ポンプとを特有の形態で連結することに
よつて、両方の固形物ポンプの優れた特長を生か
し、さらに、単独のポンプでは実現できない優れ
た特性を実現するとに成功した。 したがつて、この発明の重要な目的は、液体を
搬送媒体とする固形物移送装置が実現できなかつ
た特性、即ち、常に用途に最適の状態で使用で
き、時間当りの移送能力を大きくして固形物を傷
付き少なく移送できる固形物の移送装置を提供す
るにある。 更に、本発明の他の重要な目的は、密閉タンク
の吐出側にロータリー式固形物ポンプが連結され
ている為、密閉タンクに連結された減圧手段によ
つてロータリー式固形物ポンプに流入する空気量
を減少でき、運転途中に於けるロータリー式固形
物ポンプの空転を減少できる固形物の移送装置を
提供するにある。 更に又、この発明の他の重要な目的は、密閉タ
ンク式固形物ポンプとロータリー式固形物ポンプ
とが直列にい接続されている為、いずれか一方を
運転し、あるいは一時的に両ポンプを運転して固
形物が移送でき、更に、密閉タンク式固形物ポン
プで固形物を移送するときに固形物がロータリー
式固形物ポンプ内を通過するが、この状態で固形
物は傷付き少なく移送される固形物の移送装置を
提供するにある。
この発明の固形物の移送装置は、前述の目的を
達成するために下記の構成を備えている。とく
に、この発明は、密閉タンクと、ロータリー式固
形物ポンプのケーシングとを別々に分離するにも
かかわらず、ロータリー式固形物ポンプのケーシ
ングを、密閉タンク式固形物ポンプの密閉タンク
にも併用することを特徴としている。このことを
実現するために、下記の構成を備えている。 (a) 固形物の移送装置は、固形物を損傷なく移送
できる密閉タンク式固形物ポンプと、固形物を
高能率に移送できるロータリー式固形物ポンプ
20の両方を備えている。 (b) ロータリー式固形物ポンプ20の吸入側は、
密閉タンク1の吐出側通路に連通されており、
ロータリー式固形物ポンプ20と密閉タンク1
とは直列に連結されている。 (c) 密閉タンク式固形物ポンプは、固形物と液体
とを蓄える密閉タンク1と、密閉タンク1から
排気、給気する給排気手段3と、固形物が吸入
される吸入弁5と、固形物を排出する排出弁6
とを備えている。 (d) 密閉タンク1は、固形物の通路と空気口8と
が開口されている。 (e) 給排気手段3は、密閉タンク内の空気を排気
及び給気するように、密閉タンク1の空気口8
に連結されている。 (f) 吸入弁5は固形物混合の液体が密閉タンク1
内に吸入される工程においてのみ開弁する弁
で、この吸入弁5は密閉タンク1の通路に連通
する吸入側管路に連結されている。 (g) 排出弁6は、固形物混合の液体が密閉タンク
1から排出される工程に於てのみ開弁する弁で
ある。排出弁6は、ロータリー式固形物ポンプ
のケーシング17を密閉タンクの一部に併用す
るために、ロータリー式固形物ポンプ20の吐
出側管路に設けられている。 (h) 固形物は、密閉タンク1を通過した後ロータ
リー式固形物ポンプのケーシング17を通過し
て移送されるように構成されている。
達成するために下記の構成を備えている。とく
に、この発明は、密閉タンクと、ロータリー式固
形物ポンプのケーシングとを別々に分離するにも
かかわらず、ロータリー式固形物ポンプのケーシ
ングを、密閉タンク式固形物ポンプの密閉タンク
にも併用することを特徴としている。このことを
実現するために、下記の構成を備えている。 (a) 固形物の移送装置は、固形物を損傷なく移送
できる密閉タンク式固形物ポンプと、固形物を
高能率に移送できるロータリー式固形物ポンプ
20の両方を備えている。 (b) ロータリー式固形物ポンプ20の吸入側は、
密閉タンク1の吐出側通路に連通されており、
ロータリー式固形物ポンプ20と密閉タンク1
とは直列に連結されている。 (c) 密閉タンク式固形物ポンプは、固形物と液体
とを蓄える密閉タンク1と、密閉タンク1から
排気、給気する給排気手段3と、固形物が吸入
される吸入弁5と、固形物を排出する排出弁6
とを備えている。 (d) 密閉タンク1は、固形物の通路と空気口8と
が開口されている。 (e) 給排気手段3は、密閉タンク内の空気を排気
及び給気するように、密閉タンク1の空気口8
に連結されている。 (f) 吸入弁5は固形物混合の液体が密閉タンク1
内に吸入される工程においてのみ開弁する弁
で、この吸入弁5は密閉タンク1の通路に連通
する吸入側管路に連結されている。 (g) 排出弁6は、固形物混合の液体が密閉タンク
1から排出される工程に於てのみ開弁する弁で
ある。排出弁6は、ロータリー式固形物ポンプ
のケーシング17を密閉タンクの一部に併用す
るために、ロータリー式固形物ポンプ20の吐
出側管路に設けられている。 (h) 固形物は、密閉タンク1を通過した後ロータ
リー式固形物ポンプのケーシング17を通過し
て移送されるように構成されている。
この発明の固形物の移送装置は、下記の状態で
固形物を移送する。 [密閉タンク式固形物ポンプによる移送] 密閉タンク式固形物ポンプは、サクシヨンホー
ス12から空気を吸入し易い状態、あるいは、固
形物濃度が高い状態、で運転されて固形物を移送
する。 この移送状態においては、ロータリー式固形物
ポンプ20の運転は停止する。密閉タンク式固形
物ポンプは下記の工程で固形物を移送する。 ロータリー式固形物ポンプ20の運転を停止
して、給排気手段3を運転する。給排気手段3
は、密閉タンク1内の空気を排気する。この
時、排出弁6は閉弁されて吸入弁5は開弁され
る。 排出弁6がロータリー式固形物ポンプ20の
吐出側に連結されているので、密閉タンク1
と、ロータリー式固形物ポンプのケーシング1
7内とに固形物と液体が吸入される。 給排気手段3が密閉タンク1に空気を供給し
て、吸入した固形物と液体とを排出する。 その後、〜の工程を繰り返して固形物を移
送する。 [ロータリー式固形物ポンプによる移送] ロータリー式固形物ポンプは、固形物濃度が低
く、比較的空気を吸入し難い状態で固形物を能率
良く移送する。ロータリー式固形物ポンプを運転
する状態において、密閉タンク式固形物ポンプの
給排気手段3は、密閉タンク1から空気を排気で
きる状態とするのがよい。ロータリー式固形物ポ
ンプ20の吸入側に吸い込まれる空気は、大容量
の密閉タンク1で液体から分離され、給排気手段
3で排気されるからである。すなわち、密閉タン
ク1と給排気手段3とは、ロータリー式固形物ポ
ンプ20に吸入される空気を排気して、空気によ
る空転を防止する。 [密閉タンク式固形物ポンプからロータリー式固
形物ポンプに切り換える工程] 洋上の網が捕獲した魚を漁船に移送する場合、
網中の魚濃度が高い状態で、密閉タンク式固形物
ポンプを運転し、魚濃度が低下するとロータリー
式固形物ポンプを運転して、魚を能率よく移送す
る。 この運転切換工程において、固形物の移送装置
は、密閉タンク式固形物ポンプを吸入工程で停止
して、ロータリー式固形物ポンプ20を運転して
直ちに固形物を移送できる。すなわち、ロータリ
ー式固形物ポンプのケーシング17から空気を排
気することなく、直ちに運転できる。それは、ロ
ータリー式固形物ポンプのケーシング17を密閉
タンクに併用しているので、吸入工程で停止した
ロータリー式固形物ポンプ20は、密閉タンク1
とインペラのケーシング17とが液体で充満され
ているからである。 [ロータリー式固形物ポンプの運転を停止する工
程] ロータリー式固形物ポンプの運転を停止する
と、密閉タンク1とロータリー式固形物ポンプの
ケーシング17には液体と魚とが残る。ここに残
る液体と魚とは、密閉タンク式固形物ポンプを排
出工程として、すなわち、密閉タンク1に空気を
送り込んで、密閉タンクとロータリー式固形物ポ
ンプのケーシングに残る液体と魚とを排出でき
る。
固形物を移送する。 [密閉タンク式固形物ポンプによる移送] 密閉タンク式固形物ポンプは、サクシヨンホー
ス12から空気を吸入し易い状態、あるいは、固
形物濃度が高い状態、で運転されて固形物を移送
する。 この移送状態においては、ロータリー式固形物
ポンプ20の運転は停止する。密閉タンク式固形
物ポンプは下記の工程で固形物を移送する。 ロータリー式固形物ポンプ20の運転を停止
して、給排気手段3を運転する。給排気手段3
は、密閉タンク1内の空気を排気する。この
時、排出弁6は閉弁されて吸入弁5は開弁され
る。 排出弁6がロータリー式固形物ポンプ20の
吐出側に連結されているので、密閉タンク1
と、ロータリー式固形物ポンプのケーシング1
7内とに固形物と液体が吸入される。 給排気手段3が密閉タンク1に空気を供給し
て、吸入した固形物と液体とを排出する。 その後、〜の工程を繰り返して固形物を移
送する。 [ロータリー式固形物ポンプによる移送] ロータリー式固形物ポンプは、固形物濃度が低
く、比較的空気を吸入し難い状態で固形物を能率
良く移送する。ロータリー式固形物ポンプを運転
する状態において、密閉タンク式固形物ポンプの
給排気手段3は、密閉タンク1から空気を排気で
きる状態とするのがよい。ロータリー式固形物ポ
ンプ20の吸入側に吸い込まれる空気は、大容量
の密閉タンク1で液体から分離され、給排気手段
3で排気されるからである。すなわち、密閉タン
ク1と給排気手段3とは、ロータリー式固形物ポ
ンプ20に吸入される空気を排気して、空気によ
る空転を防止する。 [密閉タンク式固形物ポンプからロータリー式固
形物ポンプに切り換える工程] 洋上の網が捕獲した魚を漁船に移送する場合、
網中の魚濃度が高い状態で、密閉タンク式固形物
ポンプを運転し、魚濃度が低下するとロータリー
式固形物ポンプを運転して、魚を能率よく移送す
る。 この運転切換工程において、固形物の移送装置
は、密閉タンク式固形物ポンプを吸入工程で停止
して、ロータリー式固形物ポンプ20を運転して
直ちに固形物を移送できる。すなわち、ロータリ
ー式固形物ポンプのケーシング17から空気を排
気することなく、直ちに運転できる。それは、ロ
ータリー式固形物ポンプのケーシング17を密閉
タンクに併用しているので、吸入工程で停止した
ロータリー式固形物ポンプ20は、密閉タンク1
とインペラのケーシング17とが液体で充満され
ているからである。 [ロータリー式固形物ポンプの運転を停止する工
程] ロータリー式固形物ポンプの運転を停止する
と、密閉タンク1とロータリー式固形物ポンプの
ケーシング17には液体と魚とが残る。ここに残
る液体と魚とは、密閉タンク式固形物ポンプを排
出工程として、すなわち、密閉タンク1に空気を
送り込んで、密閉タンクとロータリー式固形物ポ
ンプのケーシングに残る液体と魚とを排出でき
る。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。 但し、以下に示す実施例は、この発明の技術思
想を具体化する為の装置を例示するものであつ
て、この発明の装置は、構成部品の材質、形状、
構造、配置を下記の構造に特定するものではな
い。この発明の装置は、特許請求の範囲に記載の
範囲に於て、種々の変更が加えられる。 更に、この明細書は、特許請求の範囲が理解し
易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲」と「作用」とに示され
る部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に
記述される部材を、実施例に示す部材に特定する
ものでは決してない。 第1図に示す固形物移送装置は、密閉タンク式
固形物ポンプと、ロータリー式固形物ポンプ20
とを備えている。密閉タンク式固形物ポンプとロ
ータリー式固形物ポンプ20とは互いに直列に連
結され、ロータリー式固形物ポンプの吸入側に密
閉タンク式固形物ポンプの吐出側が連結されてい
る。 密閉タンク式固形物ポンプは、固形物混合の液
体が貯えられる気密に密閉された密閉タンク1
と、この密閉タンク1に連結されて、内部の空気
を排出し、また、空気を供給する給排気手段と、
密閉タンク1の通路である吸入口4に連結された
吸入弁である逆止弁5と、密閉タンク1の吐出側
に連通された排出弁である逆止弁6とを備えてい
る。 密閉タンク1は、ここに固形物混合の液体が、
例えば0.5m3〜5m3収納できる内容積を有し通路
と空気口8とが開口されている。通路は吸入口4
と排出口7とからなり、排出口7は密閉タンクの
底部に、密閉タンクの上下の中間に吸入口4が開
口されており、上部には、密閉タンク1内の空気
を排出し、また内部に空気を圧入する空気口8が
開口されており、更に、内部の液面レベルを検出
するレベルセンサ9を備えている。 密閉タンク1は、全体あるいは底部が水平断面
円形となる円筒状に形成され、排出口7は、第2
図ないし第5図に示す如く、密閉タンク1の底部
に接線方向に開口される。 この方向に開口された排出口7は、第2図に示
す如く、密閉タンク1内の液体がタンク内面に沿
つて矢印の方向に旋回しながら移動し、液中の固
形物である魚体は、比重が水よりも多少重いので
ゆつくりと底に沈降し、このとき魚は密閉タンク
1の壁面に沿つて整列され、排出口7の開口部で
は排出口7の長さ方向に向けられてスムーズに排
出される。 排出口7に連通される排出管10は、第2図に
示す如く、液体の移送方向に向かつて断面形状が
方形状から円形に変形されている。 密閉タンク1は、第3図に示すように、底部を
下窄み円錐状とするか、あるいは第4図に示す如
く、全体を円筒状に形成する。下窄み円錐状に形
成された密閉タンク1は、底部に魚が集合し易
く、密閉タンク内の魚をよりスムーズに残らず送
り出しできる特長がある。 密閉タンクの全体形状によらず、排出口は接線
方向に向けて開口されるのがよい。 吸入口4に連結される好ましい形状の流入ダク
ト11が第5図に示されている。この流入ダクト
11は、上方に向かつて断面積が大きくなるよう
にその幅がしだいに広く形成されており、上端部
が、第1図および第4図に示すように、密閉タン
ク1に向けて水平方向に折曲されている。この形
状の流入ダクト11は、密閉タンク1の吸入口4
に近付くに従つて液体の流通が遅くなるので、固
形物をゆつくりとスムーズに密閉タンク1内に案
内できる。 密閉タンク1の水平断面積は、吸入口4並びに
排出口7の開口面積に比べて充分に大きい。この
為、吸入口4に連結されるサクシヨンホース12
を通つて、液体と一緒に気泡が吸入されたとして
も、密閉タンク1内に於ける下向きの流速は気泡
の浮上速度に比べて遅く、気泡は密閉タンク1上
部に浮上して空気口から排出される。 空気口8は、密閉タンク1内に溜る空気を排出
するものであるから、密閉タンク1の上部に開口
される。第1図に示される密閉タンクの空気口8
は、密閉タンク1内の空気を排出する排気口と、
密閉タンク内に空気を供給する給気口とを兼用す
る。排気口と給気口とを密閉タンクに別々に開口
する場合、排気口は密閉タンク上部に開口しなけ
ればならないが、給気口は必ずしも密閉タンク上
部に開口する必要はない。 給排気手段は、密閉タンクの減圧手段、ならび
に、密閉タンク内に空気を供給する給気手段とを
併用する四方切換弁2及び空気ポンプ3とで構成
されている。 空気ポンプ3は、密閉タンク内から空気を排出
するのと、密閉タンク内に空気を圧入するのに兼
用される。よつて、この空気ポンプ3は、第1図
に示す如く、四方切換弁2を介して、吸入側と吐
出側とが密閉タンク1に連結されている。 密閉タンク1内に空気を圧入するものは、ロー
タリー式固形物ポンプの運転を停止した状態で、
密閉タンク1内の液を加圧して遠方に、あるいは
高所に移送できる。ただ密閉タンク1内の液体を
密閉タンクの近傍でその下方に移送する場合、図
示しないが、密閉タンクの給気手段は、密閉タン
クの上部を外気に開放する給気弁だけで充分であ
る。給気弁は、密閉タンクの上部に連結され、こ
れが開弁すると、密閉タンク内に大気が流入し、
これによつて密閉タンク内の液体が流出する。 レベルセンサ9は、3本の電極棒13を備えて
おり、各電極棒13a,13b,13cは密閉タ
ンク1の中心に垂直に配設されている。この位置
に配設された電極棒13は、密閉タンク1内を旋
回する液体の中心であつて流速による力がほとん
ど作用しない。 空気ポンプ3は、密閉タンク1内に液体が吸入
されるに充分な真空度にできる真空ポンプ、例え
ば1段ないし多段の液封真空ポンプやルーツ真空
ポンプが使用される。 図示しないが、空気ポン
プに、反転することによつて吸入側と吐出側とが
反転して空気の移送方向が逆転する空気ポンプ、
例えばルーツポンプや液封式真空ポンプを使用す
る場合、四方切換弁は必ずしも必要でなく、空気
ポンプの吸入側が吐出側のいずれか一方を密閉タ
ンクに連結し、モータ等の動力源を反転して、真
空ポンプと加圧ポンプとに併用する。 密閉タンク1の吸入側と吐出側に連結される逆
止弁5,6は、スイング動作の逆止弁が使用され
る。吸入側の逆止弁5は、サクシヨンホース12
から密閉タンク1に向かつて液体が流動するとき
にだけ開弁し、吐出側の逆止弁6は、密閉タンク
1から液体が排出されるときにだけ開弁する。 排出側の逆止弁6は、第1図に示すように、ロ
ータリー式固形物ポンプ20の吐出側に連結する
のがよい。この位置に逆止弁6が連結された固形
物移送装置は、空気ポンプ3を運転して密閉タン
ク1内の空気を排出するときに、密閉タンク内の
空気と一緒にロータリー式固形物ポンプ20内の
空気も排出される。よつて、密閉タンク1に液体
が吸入された後は、ロータリー式固形物ポンプ2
0を運転後直ちにこれが液体の移送を開始する。 ロータリー式固形物ポンプ20は、第1図に示
すように密閉タンク1の下方に、あるいは同レベ
ルに配設される。この位置にあるロータリー式固
形物ポンプ20は、吸入口19が密閉タンク1内
の液面レベル下にあつて常に液体で満たされ、起
動がスムーズで空転を起こし難い。 図示しないが、ロータリー式固形物ポンプを密
閉タンクよりも上方に配設することも可能であ
る。この場合、ロータリー式固形物ポンプは、密
閉タンク内が加圧されて液体が圧入されるか、あ
るいは排気管で吸入側の空気を排出して起動され
る。 密閉タンク1に連結された空気ポンプ3が、ロ
ータリー式固形物ポンプ20内の空気をよりスム
ーズに排気するには、ロータリー式固形物ポンプ
20の吸入管14側立上部の上端に排気管34を
連結し、この排気管34を密閉タンク1の空気口
8に連結するのがよい。排気管34が連結される
べく吸入管14に開口された吸気口15は、空気
は通るが固形物は通過しない多孔板16が張設さ
れており、空気ポンプに魚のうろこや異物等が吸
入されるのを防止する。 ロータリー式固形物ポンプ20は、回転するロ
ータでもつて固形物混合の液体を移送するポンプ
で、第6図及び第7図の断面図に示される如く、
円形のケーシング17内をロータ18が回転す
る。 ケーシング17は片側の中心に吸入口19が開
口され、外周には、接線方向に向けて送出口21
が開口されている。 ロータ18は、片側に回転軸22が固定され、
回転軸22を軸受けを介してケーシング17に支
承され、ケーシング17の吸入口に対向する中心
から外周に向かつて渦巻状の通過路23が穿設さ
れたブレードレスのロータである。このロータ1
8がモータ等で回転されると、通過路23内の液
体が遠心力によつて加速され、送出口21から圧
送される。 ブレードレスのロータ18には、第8図と第9
図に示すように、2つの通過路23を有するもの
もあるが、本発明の移送装置には、第6図及び第
7図に示す単一の通過路23のロータがよい。と
いうのは、2通過路のロータ18は、バランスが
取り易く、又空気を吸入しても回転時の動バラン
スが崩れることはないが、分岐部分で突出部がで
きる為、吸入された魚体がここに衝突して傷付き
易く、又、長尺物を吸入するとロータに巻き付い
てスムーズに排出されない為である。 ただ単一の通過路のロータ18は、通過路23
内が液体で満たされた状態で動バランスが取られ
ている為、通過路内に空気が吸入されると極端に
バランスが崩れて軸受等を傷め易い。従つて、こ
の形式の固形物ポンプは、魚を傷めないことから
も、またポンプに損傷を与えないことからも、空
気の吸入は極力避けなければならない。 第1図に於て、ロータリー式固形物ポンプの送
出口21は、逆止弁6を介して水切セパレータ2
4に連結される。水切セパレータ24は、液体を
搬送媒体として移送されて来た魚等の固形物を液
体から分離するもので、垂直状に立てられて、水
平ないし多少下向きに折曲された移送管25の先
端に連結されている。 この水切セパレータ24は、液体が流下すべく
傾斜された液の受箱26と、この受箱26に斜設
された選別櫛27と、受箱26の下方に配設され
た溜槽28とからなる。 選別櫛27は、少なくとも上面は、魚の流下方
向に平行な格子状に形成されており、この上に供
給される固形物を液体から分離する。 溜槽28は、還水ホース29を介して、魚槽3
0に連結され、移送されてきた液体の一部あるい
は全部を魚槽30に還流する。 第1図に示される固形物移送装置は極めて多種
多様の用途に使用できるが、その代表的な用途と
して、魚槽30内の魚を陸揚げする場合の運転状
態を例示すると、 まず四方切換弁2を第1図の実線位置の状態
として空気ポンプ3を運転すれば、密閉タンク
1内の空気が空気ポンプ3によつて排出され、
密閉タンク1が減圧される。この場合吐出側の
逆止弁6は閉止され、吸入側の逆止弁5は開弁
し、魚槽30中の魚水が密閉タンク1内へ吸揚
げられ次第に魚水レベルが上昇する。第1図の
実施例に於てはロータリー式固形物ポンプ20
は密閉タンク1より若干下方に位置するように
据付けられているので、ロータリー式固形物ポ
ンプ20内部にも魚水が流入する。このとき、
密閉タンク1とロータリー式固形物ポンプ20
とを連結する吸入管14の吸気口15に連結さ
れた排気管34からもロータリー式固形物ポン
プ20内の空気が排出され、魚水はロータリー
式固形物ポンプ20に円滑に流入される。密閉
タンク1内の液面レベルが中間水位検出レベル
に達すれば、このことが中間の長さを有する電
極棒13bに検出され、レベルセンサ9の信号
によつてロータリー式固形物ポンプ20が運転
される。この状態でサクシヨンホース12内に
あつた若干の空気が密閉タンク1内へ流入して
も、空気ポンプ3も並列運転しているので密閉
タンク1内の空気は速やかに排出され、ロータ
リー式固形物ポンプ20は正常な運転状態とな
る。 密閉タンク1内が、上限レベルに達すれば、
このことが最も短い電極棒13cに検出され、
レベルセンサ9の出力する信号によつて、空気
ポンプ3は停止される。 ところで、魚槽30中の魚水の混合比率より
も、サクシヨンホース12に吸揚げられる魚水
の混合比率は通常濃度が薄くなる傾向となる。
それは、魚体の長さがサクシヨンホース12の
口径より大となる場合は、特にサクシヨンホー
ス先端の吸込口部分で水よりも魚体に抵抗がか
かり、水の通過よりも魚体の通過に時間を要す
る為であり、魚槽30内へ若干の補給水を加え
なければ、魚槽の魚水濃度が濃くなり過ぎて最
後には空気を吸わせるようになる。この欠点
は、移送管25の端部に設けられた水切セパレ
ータ24で水切りされた水の一部を還水ホース
29によつて元の魚槽30へ還水するように構
成することによつて除去される。 ただ常に水切りされた液体の全量を魚槽30
へ還せば次第に魚槽30内の魚水濃度が下がり
最後には水ばかりとなり、サクシヨンホース1
2によつて吸い込ませるのに能率が悪くなるの
で還水ホースに連結された流量調整弁31の開
度を調整し、あるいは溜槽28の液面レベルを
調整することによつて、揚魚量に応じて、一部
の水を還水するのがよい。 魚槽30中の魚量の約80〜90%位は、上記の
運転方法で揚魚できるが、魚槽内の魚水量が更
に減少すれば、サクシヨンホース12の吸入口
を魚の密集部に移動しなければならないが、こ
の作業中に若干の空気を吸い込ませたり、又還
水を魚槽中へ返戻する場合にその還水と共に気
泡状の空気が魚水の中に混入する。よつてその
気泡状空気もサクシヨンホース12によつて吸
揚げられ密閉タンク1の魚水レベルは次第に低
下する。 密閉タンク1内の魚水レベルが中間水位検出
まで低下すると、このことがレベルセンサ9で
検出され、レベルセンサ9の信号によつて空気
ポンプ3が再起動される。空気ポンプ3は前回
と同様上限水位検出で停止する。この状態にあ
つてもロータリー式固形物ポンプ20は連続的
に運転され、空気ポンプ3が間欠的に並列運転
される状態で、約90%〜95%程度の揚魚まで可
能である。更に魚水量が少なくなれば、サクシ
ヨンホース12に吸入される空気量が増加す
る。この状態となると、空気ポンプ3を並列運
転しても吸込まれる空気量が空気ポンプの排気
量よりも大となり、密閉タンク1内の魚水量が
中間水位検出位置よりも低下する。よつて、液
面レベルが下限水位検出位置に至れば、このこ
とが最も長い電極棒13aに検出され、レベル
センサ9の出力信号によつてロータリー式固形
物ポンプ20の運転は停止され、空気ポンプ3
のみの単独運転となる。途中密閉タンク1内
が、中間水位検出位置まで上昇すれば、ロータ
リー式固形物ポンプ20を再起動し、空気ポン
プ3とロータリー式固形物ポンプ20とを並列
運転し、上限水位で空気ポンプ3を停止し、ロ
ータリー式固形物ポンプ20の単独運転となる
ことは前記と同様である。 この場合空気の吸込量が非常に多くて、ロー
タリー式固形物ポンプ20の運転時間が短くな
れば、ロータリー式固形物ポンプの運転を完全
に停止し、密閉タンク式固形物ポンプの運転に
切り換える。 密閉タンク式固形物ポンプの運転は、ロータ
リー式固形物ポンプ20を停止して空気ポンプ
3のみを運転し、密閉タンク1内の魚水レベル
の上限で四方切換弁2を第1図の点線位置に切
り換えることにより、空気ポンプは大気を吸入
して密閉タンク1内へ圧縮空気を圧入する。そ
の空気の圧力によつて魚水が加圧され、吸入側
の逆止弁5は閉止され、魚水はロータリー式固
形物ポンプ20中に流入し、ロータリー式固形
物ポンプ20のロータ18及びケーシング17
内を通過し、吐出側逆止弁6及び移送管25を
通つて水切セパレータ24に搬送される。 この場合ロータリー式固形物ポンプ20は回
転していないが、都合の良いことには固形物が
水と共に通過してもその通過方向に対して円滑
に方向が転換されるようにロータやケーシング
が形成されるので魚体を傷めることがない。更
に又、サクシヨンホース12から魚水と共に大
量の空気が吸入されるが、その空気の混入によ
つても、この密閉タンク式固形物ポンプでは魚
体が傷められることもない。 吐出工程は密閉タンク1内の下限レベル検出
まで続けられ、下限レベル検出によつて四方切
換弁2は元の第1図の実線位置に切り換えら
れ、吐出側逆止弁6は閉止、吸入側逆止弁5が
開口し、再び吸入工程に移行する。以下これを
繰り返し、魚槽30が完全に空になるまで運転
される。 上記の運転方法の他、魚体が片口いわし等で
非常に小さい場合は、次の方法による運転が好
ましい。 サクシヨンホース12の口径より魚体の長さ
が小さい場合は、吸入口部分で魚体がほとんど
抵抗を受けないでので、非常に濃度が高く吸入
され、魚槽中の魚水比率と変わらない状態で吸
入された柔らかい魚体は高速で回転するロータ
リー式固形物ポンプ20の運転によつて揚魚さ
れて魚体が傷められる恐れがある。よつて、最
初は密閉タンク式固形物ポンプを運転して、水
切セパレータ24の還水を全量魚槽30に返戻
し、魚槽30の魚水濃度が、ある程度低下して
希簿になつてからロータリー式固形物ポンプを
運転するようにすればよい。それは魚水濃度が
極端に濃い状態では魚体との間のクツシヨンに
なる水が少なく直接魚体同士がすれ合うことに
よつて生ずる魚体の損傷が発生するからであ
る。 上記のように、先に密閉タンク式固形物ポン
プを運転することによりロータリー式固形物ポ
ンプ20の中の空気が完全に排出されてからロ
ータリー式固形物ポンプ20の運転ができるの
で、単一通路のロータを有するロータリー式固
形物ポンプを使用するのに好適である。それは
ロータリー式固形物ポンプ20を運転する場
合、例え少しの空気でもロータ内に残つたまま
運転すると、ポンプ作用がなされないので、魚
体が空回りして傷付きが発生するのみならず、
ロータが動的アンバランスとなり激しい振動を
生ずる為、軸受部、グランドシール部を傷め易
くその振動に耐える大径のシヤフトや軸受を使
用すれば、ある程度の防止はできるが、不経済
である。ブレードレスロータの単一通路の一枚
羽根のものを使用するとその傾向が構造的にも
特に顕著で著しくその寿命を短縮するものであ
る。ところが密閉タンク式固形物ポンプを運転
することによりロータ内へ魚水が圧入されるの
で完全に空気が排出されるからである。
る。 但し、以下に示す実施例は、この発明の技術思
想を具体化する為の装置を例示するものであつ
て、この発明の装置は、構成部品の材質、形状、
構造、配置を下記の構造に特定するものではな
い。この発明の装置は、特許請求の範囲に記載の
範囲に於て、種々の変更が加えられる。 更に、この明細書は、特許請求の範囲が理解し
易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲」と「作用」とに示され
る部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に
記述される部材を、実施例に示す部材に特定する
ものでは決してない。 第1図に示す固形物移送装置は、密閉タンク式
固形物ポンプと、ロータリー式固形物ポンプ20
とを備えている。密閉タンク式固形物ポンプとロ
ータリー式固形物ポンプ20とは互いに直列に連
結され、ロータリー式固形物ポンプの吸入側に密
閉タンク式固形物ポンプの吐出側が連結されてい
る。 密閉タンク式固形物ポンプは、固形物混合の液
体が貯えられる気密に密閉された密閉タンク1
と、この密閉タンク1に連結されて、内部の空気
を排出し、また、空気を供給する給排気手段と、
密閉タンク1の通路である吸入口4に連結された
吸入弁である逆止弁5と、密閉タンク1の吐出側
に連通された排出弁である逆止弁6とを備えてい
る。 密閉タンク1は、ここに固形物混合の液体が、
例えば0.5m3〜5m3収納できる内容積を有し通路
と空気口8とが開口されている。通路は吸入口4
と排出口7とからなり、排出口7は密閉タンクの
底部に、密閉タンクの上下の中間に吸入口4が開
口されており、上部には、密閉タンク1内の空気
を排出し、また内部に空気を圧入する空気口8が
開口されており、更に、内部の液面レベルを検出
するレベルセンサ9を備えている。 密閉タンク1は、全体あるいは底部が水平断面
円形となる円筒状に形成され、排出口7は、第2
図ないし第5図に示す如く、密閉タンク1の底部
に接線方向に開口される。 この方向に開口された排出口7は、第2図に示
す如く、密閉タンク1内の液体がタンク内面に沿
つて矢印の方向に旋回しながら移動し、液中の固
形物である魚体は、比重が水よりも多少重いので
ゆつくりと底に沈降し、このとき魚は密閉タンク
1の壁面に沿つて整列され、排出口7の開口部で
は排出口7の長さ方向に向けられてスムーズに排
出される。 排出口7に連通される排出管10は、第2図に
示す如く、液体の移送方向に向かつて断面形状が
方形状から円形に変形されている。 密閉タンク1は、第3図に示すように、底部を
下窄み円錐状とするか、あるいは第4図に示す如
く、全体を円筒状に形成する。下窄み円錐状に形
成された密閉タンク1は、底部に魚が集合し易
く、密閉タンク内の魚をよりスムーズに残らず送
り出しできる特長がある。 密閉タンクの全体形状によらず、排出口は接線
方向に向けて開口されるのがよい。 吸入口4に連結される好ましい形状の流入ダク
ト11が第5図に示されている。この流入ダクト
11は、上方に向かつて断面積が大きくなるよう
にその幅がしだいに広く形成されており、上端部
が、第1図および第4図に示すように、密閉タン
ク1に向けて水平方向に折曲されている。この形
状の流入ダクト11は、密閉タンク1の吸入口4
に近付くに従つて液体の流通が遅くなるので、固
形物をゆつくりとスムーズに密閉タンク1内に案
内できる。 密閉タンク1の水平断面積は、吸入口4並びに
排出口7の開口面積に比べて充分に大きい。この
為、吸入口4に連結されるサクシヨンホース12
を通つて、液体と一緒に気泡が吸入されたとして
も、密閉タンク1内に於ける下向きの流速は気泡
の浮上速度に比べて遅く、気泡は密閉タンク1上
部に浮上して空気口から排出される。 空気口8は、密閉タンク1内に溜る空気を排出
するものであるから、密閉タンク1の上部に開口
される。第1図に示される密閉タンクの空気口8
は、密閉タンク1内の空気を排出する排気口と、
密閉タンク内に空気を供給する給気口とを兼用す
る。排気口と給気口とを密閉タンクに別々に開口
する場合、排気口は密閉タンク上部に開口しなけ
ればならないが、給気口は必ずしも密閉タンク上
部に開口する必要はない。 給排気手段は、密閉タンクの減圧手段、ならび
に、密閉タンク内に空気を供給する給気手段とを
併用する四方切換弁2及び空気ポンプ3とで構成
されている。 空気ポンプ3は、密閉タンク内から空気を排出
するのと、密閉タンク内に空気を圧入するのに兼
用される。よつて、この空気ポンプ3は、第1図
に示す如く、四方切換弁2を介して、吸入側と吐
出側とが密閉タンク1に連結されている。 密閉タンク1内に空気を圧入するものは、ロー
タリー式固形物ポンプの運転を停止した状態で、
密閉タンク1内の液を加圧して遠方に、あるいは
高所に移送できる。ただ密閉タンク1内の液体を
密閉タンクの近傍でその下方に移送する場合、図
示しないが、密閉タンクの給気手段は、密閉タン
クの上部を外気に開放する給気弁だけで充分であ
る。給気弁は、密閉タンクの上部に連結され、こ
れが開弁すると、密閉タンク内に大気が流入し、
これによつて密閉タンク内の液体が流出する。 レベルセンサ9は、3本の電極棒13を備えて
おり、各電極棒13a,13b,13cは密閉タ
ンク1の中心に垂直に配設されている。この位置
に配設された電極棒13は、密閉タンク1内を旋
回する液体の中心であつて流速による力がほとん
ど作用しない。 空気ポンプ3は、密閉タンク1内に液体が吸入
されるに充分な真空度にできる真空ポンプ、例え
ば1段ないし多段の液封真空ポンプやルーツ真空
ポンプが使用される。 図示しないが、空気ポン
プに、反転することによつて吸入側と吐出側とが
反転して空気の移送方向が逆転する空気ポンプ、
例えばルーツポンプや液封式真空ポンプを使用す
る場合、四方切換弁は必ずしも必要でなく、空気
ポンプの吸入側が吐出側のいずれか一方を密閉タ
ンクに連結し、モータ等の動力源を反転して、真
空ポンプと加圧ポンプとに併用する。 密閉タンク1の吸入側と吐出側に連結される逆
止弁5,6は、スイング動作の逆止弁が使用され
る。吸入側の逆止弁5は、サクシヨンホース12
から密閉タンク1に向かつて液体が流動するとき
にだけ開弁し、吐出側の逆止弁6は、密閉タンク
1から液体が排出されるときにだけ開弁する。 排出側の逆止弁6は、第1図に示すように、ロ
ータリー式固形物ポンプ20の吐出側に連結する
のがよい。この位置に逆止弁6が連結された固形
物移送装置は、空気ポンプ3を運転して密閉タン
ク1内の空気を排出するときに、密閉タンク内の
空気と一緒にロータリー式固形物ポンプ20内の
空気も排出される。よつて、密閉タンク1に液体
が吸入された後は、ロータリー式固形物ポンプ2
0を運転後直ちにこれが液体の移送を開始する。 ロータリー式固形物ポンプ20は、第1図に示
すように密閉タンク1の下方に、あるいは同レベ
ルに配設される。この位置にあるロータリー式固
形物ポンプ20は、吸入口19が密閉タンク1内
の液面レベル下にあつて常に液体で満たされ、起
動がスムーズで空転を起こし難い。 図示しないが、ロータリー式固形物ポンプを密
閉タンクよりも上方に配設することも可能であ
る。この場合、ロータリー式固形物ポンプは、密
閉タンク内が加圧されて液体が圧入されるか、あ
るいは排気管で吸入側の空気を排出して起動され
る。 密閉タンク1に連結された空気ポンプ3が、ロ
ータリー式固形物ポンプ20内の空気をよりスム
ーズに排気するには、ロータリー式固形物ポンプ
20の吸入管14側立上部の上端に排気管34を
連結し、この排気管34を密閉タンク1の空気口
8に連結するのがよい。排気管34が連結される
べく吸入管14に開口された吸気口15は、空気
は通るが固形物は通過しない多孔板16が張設さ
れており、空気ポンプに魚のうろこや異物等が吸
入されるのを防止する。 ロータリー式固形物ポンプ20は、回転するロ
ータでもつて固形物混合の液体を移送するポンプ
で、第6図及び第7図の断面図に示される如く、
円形のケーシング17内をロータ18が回転す
る。 ケーシング17は片側の中心に吸入口19が開
口され、外周には、接線方向に向けて送出口21
が開口されている。 ロータ18は、片側に回転軸22が固定され、
回転軸22を軸受けを介してケーシング17に支
承され、ケーシング17の吸入口に対向する中心
から外周に向かつて渦巻状の通過路23が穿設さ
れたブレードレスのロータである。このロータ1
8がモータ等で回転されると、通過路23内の液
体が遠心力によつて加速され、送出口21から圧
送される。 ブレードレスのロータ18には、第8図と第9
図に示すように、2つの通過路23を有するもの
もあるが、本発明の移送装置には、第6図及び第
7図に示す単一の通過路23のロータがよい。と
いうのは、2通過路のロータ18は、バランスが
取り易く、又空気を吸入しても回転時の動バラン
スが崩れることはないが、分岐部分で突出部がで
きる為、吸入された魚体がここに衝突して傷付き
易く、又、長尺物を吸入するとロータに巻き付い
てスムーズに排出されない為である。 ただ単一の通過路のロータ18は、通過路23
内が液体で満たされた状態で動バランスが取られ
ている為、通過路内に空気が吸入されると極端に
バランスが崩れて軸受等を傷め易い。従つて、こ
の形式の固形物ポンプは、魚を傷めないことから
も、またポンプに損傷を与えないことからも、空
気の吸入は極力避けなければならない。 第1図に於て、ロータリー式固形物ポンプの送
出口21は、逆止弁6を介して水切セパレータ2
4に連結される。水切セパレータ24は、液体を
搬送媒体として移送されて来た魚等の固形物を液
体から分離するもので、垂直状に立てられて、水
平ないし多少下向きに折曲された移送管25の先
端に連結されている。 この水切セパレータ24は、液体が流下すべく
傾斜された液の受箱26と、この受箱26に斜設
された選別櫛27と、受箱26の下方に配設され
た溜槽28とからなる。 選別櫛27は、少なくとも上面は、魚の流下方
向に平行な格子状に形成されており、この上に供
給される固形物を液体から分離する。 溜槽28は、還水ホース29を介して、魚槽3
0に連結され、移送されてきた液体の一部あるい
は全部を魚槽30に還流する。 第1図に示される固形物移送装置は極めて多種
多様の用途に使用できるが、その代表的な用途と
して、魚槽30内の魚を陸揚げする場合の運転状
態を例示すると、 まず四方切換弁2を第1図の実線位置の状態
として空気ポンプ3を運転すれば、密閉タンク
1内の空気が空気ポンプ3によつて排出され、
密閉タンク1が減圧される。この場合吐出側の
逆止弁6は閉止され、吸入側の逆止弁5は開弁
し、魚槽30中の魚水が密閉タンク1内へ吸揚
げられ次第に魚水レベルが上昇する。第1図の
実施例に於てはロータリー式固形物ポンプ20
は密閉タンク1より若干下方に位置するように
据付けられているので、ロータリー式固形物ポ
ンプ20内部にも魚水が流入する。このとき、
密閉タンク1とロータリー式固形物ポンプ20
とを連結する吸入管14の吸気口15に連結さ
れた排気管34からもロータリー式固形物ポン
プ20内の空気が排出され、魚水はロータリー
式固形物ポンプ20に円滑に流入される。密閉
タンク1内の液面レベルが中間水位検出レベル
に達すれば、このことが中間の長さを有する電
極棒13bに検出され、レベルセンサ9の信号
によつてロータリー式固形物ポンプ20が運転
される。この状態でサクシヨンホース12内に
あつた若干の空気が密閉タンク1内へ流入して
も、空気ポンプ3も並列運転しているので密閉
タンク1内の空気は速やかに排出され、ロータ
リー式固形物ポンプ20は正常な運転状態とな
る。 密閉タンク1内が、上限レベルに達すれば、
このことが最も短い電極棒13cに検出され、
レベルセンサ9の出力する信号によつて、空気
ポンプ3は停止される。 ところで、魚槽30中の魚水の混合比率より
も、サクシヨンホース12に吸揚げられる魚水
の混合比率は通常濃度が薄くなる傾向となる。
それは、魚体の長さがサクシヨンホース12の
口径より大となる場合は、特にサクシヨンホー
ス先端の吸込口部分で水よりも魚体に抵抗がか
かり、水の通過よりも魚体の通過に時間を要す
る為であり、魚槽30内へ若干の補給水を加え
なければ、魚槽の魚水濃度が濃くなり過ぎて最
後には空気を吸わせるようになる。この欠点
は、移送管25の端部に設けられた水切セパレ
ータ24で水切りされた水の一部を還水ホース
29によつて元の魚槽30へ還水するように構
成することによつて除去される。 ただ常に水切りされた液体の全量を魚槽30
へ還せば次第に魚槽30内の魚水濃度が下がり
最後には水ばかりとなり、サクシヨンホース1
2によつて吸い込ませるのに能率が悪くなるの
で還水ホースに連結された流量調整弁31の開
度を調整し、あるいは溜槽28の液面レベルを
調整することによつて、揚魚量に応じて、一部
の水を還水するのがよい。 魚槽30中の魚量の約80〜90%位は、上記の
運転方法で揚魚できるが、魚槽内の魚水量が更
に減少すれば、サクシヨンホース12の吸入口
を魚の密集部に移動しなければならないが、こ
の作業中に若干の空気を吸い込ませたり、又還
水を魚槽中へ返戻する場合にその還水と共に気
泡状の空気が魚水の中に混入する。よつてその
気泡状空気もサクシヨンホース12によつて吸
揚げられ密閉タンク1の魚水レベルは次第に低
下する。 密閉タンク1内の魚水レベルが中間水位検出
まで低下すると、このことがレベルセンサ9で
検出され、レベルセンサ9の信号によつて空気
ポンプ3が再起動される。空気ポンプ3は前回
と同様上限水位検出で停止する。この状態にあ
つてもロータリー式固形物ポンプ20は連続的
に運転され、空気ポンプ3が間欠的に並列運転
される状態で、約90%〜95%程度の揚魚まで可
能である。更に魚水量が少なくなれば、サクシ
ヨンホース12に吸入される空気量が増加す
る。この状態となると、空気ポンプ3を並列運
転しても吸込まれる空気量が空気ポンプの排気
量よりも大となり、密閉タンク1内の魚水量が
中間水位検出位置よりも低下する。よつて、液
面レベルが下限水位検出位置に至れば、このこ
とが最も長い電極棒13aに検出され、レベル
センサ9の出力信号によつてロータリー式固形
物ポンプ20の運転は停止され、空気ポンプ3
のみの単独運転となる。途中密閉タンク1内
が、中間水位検出位置まで上昇すれば、ロータ
リー式固形物ポンプ20を再起動し、空気ポン
プ3とロータリー式固形物ポンプ20とを並列
運転し、上限水位で空気ポンプ3を停止し、ロ
ータリー式固形物ポンプ20の単独運転となる
ことは前記と同様である。 この場合空気の吸込量が非常に多くて、ロー
タリー式固形物ポンプ20の運転時間が短くな
れば、ロータリー式固形物ポンプの運転を完全
に停止し、密閉タンク式固形物ポンプの運転に
切り換える。 密閉タンク式固形物ポンプの運転は、ロータ
リー式固形物ポンプ20を停止して空気ポンプ
3のみを運転し、密閉タンク1内の魚水レベル
の上限で四方切換弁2を第1図の点線位置に切
り換えることにより、空気ポンプは大気を吸入
して密閉タンク1内へ圧縮空気を圧入する。そ
の空気の圧力によつて魚水が加圧され、吸入側
の逆止弁5は閉止され、魚水はロータリー式固
形物ポンプ20中に流入し、ロータリー式固形
物ポンプ20のロータ18及びケーシング17
内を通過し、吐出側逆止弁6及び移送管25を
通つて水切セパレータ24に搬送される。 この場合ロータリー式固形物ポンプ20は回
転していないが、都合の良いことには固形物が
水と共に通過してもその通過方向に対して円滑
に方向が転換されるようにロータやケーシング
が形成されるので魚体を傷めることがない。更
に又、サクシヨンホース12から魚水と共に大
量の空気が吸入されるが、その空気の混入によ
つても、この密閉タンク式固形物ポンプでは魚
体が傷められることもない。 吐出工程は密閉タンク1内の下限レベル検出
まで続けられ、下限レベル検出によつて四方切
換弁2は元の第1図の実線位置に切り換えら
れ、吐出側逆止弁6は閉止、吸入側逆止弁5が
開口し、再び吸入工程に移行する。以下これを
繰り返し、魚槽30が完全に空になるまで運転
される。 上記の運転方法の他、魚体が片口いわし等で
非常に小さい場合は、次の方法による運転が好
ましい。 サクシヨンホース12の口径より魚体の長さ
が小さい場合は、吸入口部分で魚体がほとんど
抵抗を受けないでので、非常に濃度が高く吸入
され、魚槽中の魚水比率と変わらない状態で吸
入された柔らかい魚体は高速で回転するロータ
リー式固形物ポンプ20の運転によつて揚魚さ
れて魚体が傷められる恐れがある。よつて、最
初は密閉タンク式固形物ポンプを運転して、水
切セパレータ24の還水を全量魚槽30に返戻
し、魚槽30の魚水濃度が、ある程度低下して
希簿になつてからロータリー式固形物ポンプを
運転するようにすればよい。それは魚水濃度が
極端に濃い状態では魚体との間のクツシヨンに
なる水が少なく直接魚体同士がすれ合うことに
よつて生ずる魚体の損傷が発生するからであ
る。 上記のように、先に密閉タンク式固形物ポン
プを運転することによりロータリー式固形物ポ
ンプ20の中の空気が完全に排出されてからロ
ータリー式固形物ポンプ20の運転ができるの
で、単一通路のロータを有するロータリー式固
形物ポンプを使用するのに好適である。それは
ロータリー式固形物ポンプ20を運転する場
合、例え少しの空気でもロータ内に残つたまま
運転すると、ポンプ作用がなされないので、魚
体が空回りして傷付きが発生するのみならず、
ロータが動的アンバランスとなり激しい振動を
生ずる為、軸受部、グランドシール部を傷め易
くその振動に耐える大径のシヤフトや軸受を使
用すれば、ある程度の防止はできるが、不経済
である。ブレードレスロータの単一通路の一枚
羽根のものを使用するとその傾向が構造的にも
特に顕著で著しくその寿命を短縮するものであ
る。ところが密閉タンク式固形物ポンプを運転
することによりロータ内へ魚水が圧入されるの
で完全に空気が排出されるからである。
本発明の固形物移送装置は、前記の構成によつ
て、従来のいかなる固形物移送装置も実現し得な
かつた、低損傷、高移送能力という極めて困難と
された難問を解消した。この特性によつて、永年
の間強く要求されてきた、多種多様の用途に於け
る種々雑多な悪条件下での理想的な移送特性を実
現し、固形物移送を省力化、高能率化、安全化、
高速化するという数々の卓効を奏する。 この優れた特性は、ロータリー式固形物ポンプ
の吸入側に、密閉タンク式固形物ポンプの密閉タ
ンクを直列に連結する構成によつて実現される。
この構成によると、ロータリー式固形物ポンプで
もつて、固形物を能率よく単位時間に多量に移送
でき、しかも万一空気を吸入したとしても、この
空気は密閉タンクで分離して除去され、これによ
つて、ロータリー式固形物ポンプの空気による空
転を極減できる。 更に、従来のロータリー式固形物ポンプは、使
用時に空気を吸入しないように、水中ポンプとし
て使用されることが多く、大きくて重いポンプ全
体を水中に吊り込む必要があつたが、本発明の固
形物の移送装置は、ロータリー式固形物ポンプが
空気を吸入するのを極減できるので、ポンプ本体
を水中に吊り込む必要がなく、単にサクシヨンホ
ースを水中に挿入するだけで取り扱い易くして便
利に、しかも安全に使用できる等の効果もある。 又、本発明の固形物の移送装置は、多量の空気
を吸入し易い状態で使用されるとき、あるいは固
形物濃度が高くロータリー式固形物ポンプでは移
送時の損傷が多い場合、ロータリー式固形物ポン
プの運転を停止して密閉タンク式固形物ポンプで
もつて固形物を傷付き少なく移送できる。 このとき、固形物はロータリー式固形物ポンプ
のロータ内を通過するが、ロータリー式固形物ポ
ンプはロータに固形物の移送通路が形成される
為、ロータリー式固形物ポンプを通過するときに
固形物が損傷されることはなく、固形物は最も傷
付き少なく移送できる。 更に、本発明の固形物移送装置は、ポンプの運
転状態の切換を、極めて速やかにでき、一方のポ
ンプを運転しながら他のポンプを起動し、あるい
は両ポンプを同時に運転することも可能である。
更に、両ポンプを切り換えるときに配管の変更等
は全く必要なく、モータ等の運転を制御するだけ
で運転状態を簡単かつ容易に、しかも迅速に切り
換えられる等数々の卓効を実現する。 さらにまた、この発明の特筆すべき特長は、小
型の密閉タンクを使用して能率よく固形物を移送
できることにある。 それは、ロータリー式固形物ポンプのケーシン
グを、密閉タンクの一部に併用できることが理由
である。 ケーシングを密閉タンクに併用するために、排
出弁をロータリー式固形物ポンプの排出側に連結
している。密閉タンク式固形物ポンプの吸入工程
においては、密閉タンクとロータリー式固形物ポ
ンプのケーシングの両方に固形物と液体とが吸入
される。 このため、密閉タンクの実質的な容積を大きく
でき、小型の密閉タンクで能率よく固形物を移送
できる特長が実現される。言い替えると、この発
明の固形物の移送装置は、ロータリー式固形物ポ
ンプと密閉タンク式固形物ポンプとからなる2組
のポンプを直列に接続したものであるが、両ポン
プを一体構造とした固形物の移送装置にもまし
て、密閉タンクの容積を大きくできる特長があ
る。 したがつて、この発明の固形物の移送装置は、
小型の密閉タンクを使用して、密閉タンク式固形
物ポンプの移送能率をさらに増大できる特長があ
ります。 また、この発明の固形物の移送装置は、ロータ
リー式固形物ポンプの移送能率をより高くできる
特長がある。それは、直列に接続された密閉タン
ク式固形物ポンプが、極めて高能率の自吸手段と
して運転されるので、ロータリー式固形物ポンプ
の実質的な自吸時間を極減できることが理由であ
る。 すなわち、密閉タンク式固形物ポンプからロー
タリー式固形物ポンプに切り替えるときに、密閉
タンク式固形物ポンプによつて、ロータリー式固
形物ポンプのケーシング内の空気が排気された状
態にあり、しかも、吸入側には空気が排気されて
水と共に固形物が吸い込まれた大容積の密閉タン
ク式が連結されているので、ロータリー式固形物
ポンプ内の空気を排気する自吸時間を皆無にでき
る。 さらに、この発明の装置は、ロータリー式固形
物ポンプのケーシング形状に、密閉タンクとして
の制約を受けない。このため、ロータリー式固形
物ポンプが、密閉タンクによつて移送能率を低下
されることがなく、能率よく固形物を移送できる
特長がある。 すなわち、この発明の固形物の移送装置は、ロ
ータリー式固形物ポンプでもつて固形物を能率よ
く単位時間に多量に移送でき、しかも万一空気を
吸入したとしても、この空気は密閉タンク式固形
物ポンプの密閉タンクで除去され、これによつて
ロータリー式固形物ポンプの空気による空転を極
減でる。 さらにまた、この発明の固形物の移送装置は、
密閉タンク内にインペラを内蔵させる必要がない
ので、密閉タンクの構造を簡単にできる特長もあ
る。
て、従来のいかなる固形物移送装置も実現し得な
かつた、低損傷、高移送能力という極めて困難と
された難問を解消した。この特性によつて、永年
の間強く要求されてきた、多種多様の用途に於け
る種々雑多な悪条件下での理想的な移送特性を実
現し、固形物移送を省力化、高能率化、安全化、
高速化するという数々の卓効を奏する。 この優れた特性は、ロータリー式固形物ポンプ
の吸入側に、密閉タンク式固形物ポンプの密閉タ
ンクを直列に連結する構成によつて実現される。
この構成によると、ロータリー式固形物ポンプで
もつて、固形物を能率よく単位時間に多量に移送
でき、しかも万一空気を吸入したとしても、この
空気は密閉タンクで分離して除去され、これによ
つて、ロータリー式固形物ポンプの空気による空
転を極減できる。 更に、従来のロータリー式固形物ポンプは、使
用時に空気を吸入しないように、水中ポンプとし
て使用されることが多く、大きくて重いポンプ全
体を水中に吊り込む必要があつたが、本発明の固
形物の移送装置は、ロータリー式固形物ポンプが
空気を吸入するのを極減できるので、ポンプ本体
を水中に吊り込む必要がなく、単にサクシヨンホ
ースを水中に挿入するだけで取り扱い易くして便
利に、しかも安全に使用できる等の効果もある。 又、本発明の固形物の移送装置は、多量の空気
を吸入し易い状態で使用されるとき、あるいは固
形物濃度が高くロータリー式固形物ポンプでは移
送時の損傷が多い場合、ロータリー式固形物ポン
プの運転を停止して密閉タンク式固形物ポンプで
もつて固形物を傷付き少なく移送できる。 このとき、固形物はロータリー式固形物ポンプ
のロータ内を通過するが、ロータリー式固形物ポ
ンプはロータに固形物の移送通路が形成される
為、ロータリー式固形物ポンプを通過するときに
固形物が損傷されることはなく、固形物は最も傷
付き少なく移送できる。 更に、本発明の固形物移送装置は、ポンプの運
転状態の切換を、極めて速やかにでき、一方のポ
ンプを運転しながら他のポンプを起動し、あるい
は両ポンプを同時に運転することも可能である。
更に、両ポンプを切り換えるときに配管の変更等
は全く必要なく、モータ等の運転を制御するだけ
で運転状態を簡単かつ容易に、しかも迅速に切り
換えられる等数々の卓効を実現する。 さらにまた、この発明の特筆すべき特長は、小
型の密閉タンクを使用して能率よく固形物を移送
できることにある。 それは、ロータリー式固形物ポンプのケーシン
グを、密閉タンクの一部に併用できることが理由
である。 ケーシングを密閉タンクに併用するために、排
出弁をロータリー式固形物ポンプの排出側に連結
している。密閉タンク式固形物ポンプの吸入工程
においては、密閉タンクとロータリー式固形物ポ
ンプのケーシングの両方に固形物と液体とが吸入
される。 このため、密閉タンクの実質的な容積を大きく
でき、小型の密閉タンクで能率よく固形物を移送
できる特長が実現される。言い替えると、この発
明の固形物の移送装置は、ロータリー式固形物ポ
ンプと密閉タンク式固形物ポンプとからなる2組
のポンプを直列に接続したものであるが、両ポン
プを一体構造とした固形物の移送装置にもまし
て、密閉タンクの容積を大きくできる特長があ
る。 したがつて、この発明の固形物の移送装置は、
小型の密閉タンクを使用して、密閉タンク式固形
物ポンプの移送能率をさらに増大できる特長があ
ります。 また、この発明の固形物の移送装置は、ロータ
リー式固形物ポンプの移送能率をより高くできる
特長がある。それは、直列に接続された密閉タン
ク式固形物ポンプが、極めて高能率の自吸手段と
して運転されるので、ロータリー式固形物ポンプ
の実質的な自吸時間を極減できることが理由であ
る。 すなわち、密閉タンク式固形物ポンプからロー
タリー式固形物ポンプに切り替えるときに、密閉
タンク式固形物ポンプによつて、ロータリー式固
形物ポンプのケーシング内の空気が排気された状
態にあり、しかも、吸入側には空気が排気されて
水と共に固形物が吸い込まれた大容積の密閉タン
ク式が連結されているので、ロータリー式固形物
ポンプ内の空気を排気する自吸時間を皆無にでき
る。 さらに、この発明の装置は、ロータリー式固形
物ポンプのケーシング形状に、密閉タンクとして
の制約を受けない。このため、ロータリー式固形
物ポンプが、密閉タンクによつて移送能率を低下
されることがなく、能率よく固形物を移送できる
特長がある。 すなわち、この発明の固形物の移送装置は、ロ
ータリー式固形物ポンプでもつて固形物を能率よ
く単位時間に多量に移送でき、しかも万一空気を
吸入したとしても、この空気は密閉タンク式固形
物ポンプの密閉タンクで除去され、これによつて
ロータリー式固形物ポンプの空気による空転を極
減でる。 さらにまた、この発明の固形物の移送装置は、
密閉タンク内にインペラを内蔵させる必要がない
ので、密閉タンクの構造を簡単にできる特長もあ
る。
第1図は本発明の一実施例を示す固形物の移送
装置の概略断面図、第2図は密閉タンク底部の水
平断面図、第3図ないし第5図は密閉タンクの垂
直断面図、第6図および第7図はロータリー式固
形物ポンプの断面図、第8図および第9図はロー
タの断面図である。 1……密閉タンク、2……四方切換弁、3……
空気ポンプ、4……吸入口、5……逆止弁、6…
…逆止弁、7……排出口、8……空気口、9……
レベルセンサ、10……排出管、11……流入ダ
クト、12……サクシヨンホース、13……電極
棒、14……吸入管、15……吸気口、16……
多孔板、17……ケーシング、18……ロータ、
19……吸入口、20……ロータリー式固形物ポ
ンプ、21……送出口、22……回転軸、23…
…通過路、24……水切セパレータ、25……移
送管、26……受箱、27……選別櫛、28……
溜槽、29……還水ホース、30……魚槽、31
……流量調整弁、32……通路、33……分岐
管、34……排気管。
装置の概略断面図、第2図は密閉タンク底部の水
平断面図、第3図ないし第5図は密閉タンクの垂
直断面図、第6図および第7図はロータリー式固
形物ポンプの断面図、第8図および第9図はロー
タの断面図である。 1……密閉タンク、2……四方切換弁、3……
空気ポンプ、4……吸入口、5……逆止弁、6…
…逆止弁、7……排出口、8……空気口、9……
レベルセンサ、10……排出管、11……流入ダ
クト、12……サクシヨンホース、13……電極
棒、14……吸入管、15……吸気口、16……
多孔板、17……ケーシング、18……ロータ、
19……吸入口、20……ロータリー式固形物ポ
ンプ、21……送出口、22……回転軸、23…
…通過路、24……水切セパレータ、25……移
送管、26……受箱、27……選別櫛、28……
溜槽、29……還水ホース、30……魚槽、31
……流量調整弁、32……通路、33……分岐
管、34……排気管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の(a)ないし(h)の構成を備える固形物の移
送装置。 (a) 固形物の移送装置は、密閉タンク式固形物ポ
ンプと、ロータリー式固形物ポンプ20とを備
えている。 (b) ロータリー式固形物ポンプ20の吸入側は、
密閉タンク1の吐出側通路に連通されており、
ロータリー式固形物ポンプ20と密閉タンク1
とは直列に連結されている。 (c) 密閉タンク式固形物ホンプは、密閉タンク1
と、給排気手段と、吸入弁5と、排出弁6とを
備えている。 (d) 密閉タンク1は、空気口8と、固形物混合の
液体を吸入する吸入口4と、吸入した固形物混
合の液体を排出する排出口7とが開口されてお
り、吸入口4は吸入弁5に連通され、排出口7
はロータリー式固形物ポンプ20の吸入側に連
結されている。 (e) 給排気手段は、密閉タンク内の空気を排気及
び給気するように、密閉タンク1の空気口8に
連結されている。 (f) 吸入弁5は固形物混合の液体が密閉タンク1
内に吸入される工程においてのみ開弁する弁
で、この吸入弁5は密閉タンク1の通路に連通
する吸入側管路に連結されている。 (g) 排出弁6は、固形物混合の液体が密閉タンク
1から排出される工程に於てのみ開弁する弁
で、ロータリー式固形物ポンプ20の吐出側管
路に設けられている。 (h) 固形物は、密閉タンク1を通過した後ロータ
リー式固形物ポンプ20のケーシング17内を
通過して移送されるように構成されている。 2 吸入弁5と排出弁6とが逆止弁である特許請
求の範囲第1項記載の固形物の移送装置。 3 ロータリー式固形物ポンプ20が、ブレード
レスロータ18を備えるブレードレスロータポン
プで、このロータ18は、分岐されない単一通過
路23を備える特許請求の範囲第1項記載の固形
物の移送装置。 4 ロータリー式固形物ポンプ20が密閉タンク
1より下に配設されている特許請求の範囲第1項
記載の固形物の移送装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57110243A JPS594524A (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | 固形物の移送装置 |
| IS2806A IS1413B6 (is) | 1982-06-25 | 1983-05-17 | Búnaður og aðferð til að flytja vörur, t.d. fisk,í vökva |
| DK220783A DK220783A (da) | 1982-06-25 | 1983-05-18 | Et apparat til transport af faste genstande |
| ES523568A ES523568A0 (es) | 1982-06-25 | 1983-06-23 | Aparato de transferencia de solidos. |
| NO832324A NO157777C (no) | 1982-06-25 | 1983-06-24 | Transportanordning for faststoffer. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57110243A JPS594524A (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | 固形物の移送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS594524A JPS594524A (ja) | 1984-01-11 |
| JPH0362610B2 true JPH0362610B2 (ja) | 1991-09-26 |
Family
ID=14530730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57110243A Granted JPS594524A (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | 固形物の移送装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS594524A (ja) |
| DK (1) | DK220783A (ja) |
| ES (1) | ES523568A0 (ja) |
| IS (1) | IS1413B6 (ja) |
| NO (1) | NO157777C (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4884091A (en) * | 1987-10-08 | 1989-11-28 | Nippon Seimitsu Kogyo Kabushiki Kaisha | Exposure control device in a camera |
| CN109573486B (zh) * | 2018-11-15 | 2021-09-24 | 山东理工大学 | 一种鱼虾无损输送装置 |
| NO344928B1 (no) * | 2018-11-19 | 2020-07-06 | Mjoes Metallvarefabrikk As | Rørføring fiskepumpe |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4916954U (ja) * | 1972-05-18 | 1974-02-13 | ||
| JPS56108622A (en) * | 1980-02-01 | 1981-08-28 | Kyoei Zoki Kk | Transfer device for solid material |
| JPS5757123A (en) * | 1980-09-16 | 1982-04-06 | Kyoei Zoki Kk | Solid matter transfer apparatus |
-
1982
- 1982-06-25 JP JP57110243A patent/JPS594524A/ja active Granted
-
1983
- 1983-05-17 IS IS2806A patent/IS1413B6/is unknown
- 1983-05-18 DK DK220783A patent/DK220783A/da not_active Application Discontinuation
- 1983-06-23 ES ES523568A patent/ES523568A0/es active Granted
- 1983-06-24 NO NO832324A patent/NO157777C/no unknown
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| ES8404944A1 (es) | 1984-05-16 |
| DK220783A (da) | 1983-12-26 |
| ES523568A0 (es) | 1984-05-16 |
| IS2806A7 (is) | 1983-12-26 |
| JPS594524A (ja) | 1984-01-11 |
| NO832324L (no) | 1983-12-27 |
| NO157777C (no) | 1988-05-25 |
| DK220783D0 (da) | 1983-05-18 |
| IS1413B6 (is) | 1990-01-29 |
| NO157777B (no) | 1988-02-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4700872B2 (ja) | ポンプ装置 | |
| JPS6348774B2 (ja) | ||
| CN108869310B (zh) | 一种用于离心泵上的气液分离装置 | |
| CN111379733A (zh) | 离心泵除气装置及纸浆输送系统 | |
| CN108661919A (zh) | 具有气液分离装置的喷射泵 | |
| US3254924A (en) | Hydraulic apparatus for transfer of fish and the like without shock | |
| NO800065L (no) | Apparat for overfoering av fast materiale. | |
| JPH0362610B2 (ja) | ||
| US3314184A (en) | Method and apparatus for transferring fish by pumping | |
| NO793997L (no) | Apparat for transport av faste stoffer. | |
| EP0232000A1 (en) | Method and apparatus for pumping liquid | |
| KR200265994Y1 (ko) | 물고기 펌핑장치 | |
| US3269325A (en) | Pump | |
| US5085770A (en) | Oil separator | |
| CN207333201U (zh) | 自吸式电泵 | |
| JPS5848794A (ja) | 自吸装置を備えた魚ポンプ | |
| CN208203659U (zh) | 一种水泵的泵体 | |
| CN210769348U (zh) | 复合式强自吸离心泵组 | |
| JPS64284B2 (ja) | ||
| JPH11201071A (ja) | 気液圧送装置 | |
| CN212003693U (zh) | 离心泵除气装置及纸浆输送系统 | |
| CN107934800A (zh) | 一种浮式起重机的配重装置 | |
| CN111042246B (zh) | 一种抽沙船 | |
| CN220748556U (zh) | 一种马铃薯淀粉生产线双叶轮自吸排气泵 | |
| US20080226467A1 (en) | Impeller with anti-vapor lock mechanism |