JPH0362747B2 - - Google Patents
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- JPH0362747B2 JPH0362747B2 JP56121265A JP12126581A JPH0362747B2 JP H0362747 B2 JPH0362747 B2 JP H0362747B2 JP 56121265 A JP56121265 A JP 56121265A JP 12126581 A JP12126581 A JP 12126581A JP H0362747 B2 JPH0362747 B2 JP H0362747B2
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- Japan
- Prior art keywords
- weight
- component
- monomer
- main component
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
本発明はアクリル系単量体の主剤成分とその重
合を開始させる活性化剤から成る反応型2成分型
接着剤に関する。更に詳しくはその主剤成分の保
存安定性の改良に関するものである。実質的に溶
剤を含まず、モノマー成分の重合により硬化して
多種類の被着材を強力に接着する反応型の接着剤
は公知である。例えば二成分型接着剤であり、第
一の成分はアクリル単量体またはメタクリル単量
体とパーオキサイドまたはハイドロパーオキサイ
ドからなり、第二の成分は常温において、アクリ
ルまたはメタクリル単量体の重合を開始させる活
性化剤からなる。ここで活性化剤は単量体に対し
て非科学量論理的な量でも充分に接着強度がでる
ものが好都合である。 米国特許第3890407号(日本国対応特許は特開
昭49−132119号である)にはクロルスルホン化し
たポリエチレンおよび塩化スルホニルと塩素化ポ
リエチレンとの混合物よりなる群からえらばれた
含硫黄組成物をアクリル単量体およびメタクリル
単量体よりなる群から選ばれた少なくとも1種の
重合可能な単量体に溶解した溶液ならびに遊離基
生成剤よりなり接着剤組成物が示されている。 しかし、この種の接着剤組成物はすぐれた接合
を与えるものであるが、長時間の保存安定性に欠
けるところがあり、この点を改良する必要があ
る。接着剤は接着速度とか接着強度などの性能に
優れていることが必要であるが、この性能をでき
るだけ長時間保持していることが極めて重要であ
る。しばしば、この種接着剤が比較的短期間のう
ちにゲル化するとか、接着速度が非常におそくな
つたり、接着強度が低下するといつた現象が観察
される。 米国特許第3962372号(日本国対応特許は特公
昭57−20347号である)には、米国特許第3890407
号の接着剤組成物の保存性を改良する方法が提案
これている。これによると安定剤として2,6−
ジ−t−ブチル−4−メチルフエノール(BHT)
を用い、有機ヒドロパーオキサイドとの使用比を
1:1〜1:4の重量比にすれば保存性が良くな
るとのべられている。これについて本発明者らが
調べたところによると確かに安定性は改良されて
いるが保存性の促進試験において、50℃で7〜10
日でゲル化することが観察された。しかしながら
この種接着剤における保存安定性は促進試験にお
いて50℃で7−10日では不十分であつて少なくと
も20日〜30日もつことが要望されている。 本発明者らはかかる不十分な保存安定性を大巾
に改良すべく、いろんな角度から検討を加えた結
果、BHTなどの安定剤だけでは、も早や改善が
望めず有機スズ化合物の添加が極めて有効である
ことを見出した。 すなわち本願第1発明は アクリル単量体またはメタクリル単量体と有機
過酸化物からなる主成分と 常温においてアクリル単量体またはメタクリル
単量体の重合を開始させる活性化剤と からなる反応型2成分型接着剤において主剤成分
が (A) アクリル単量体またはメタクリル単量体から
成る群から選ばれた少なくとも1種の単量体 (B) クロルスルホン化ポリエチレンまたは有機塩
化スルホニル化合物と塩素化ポリエチレンとの
混合物(A成分とB成分の割合はB成分100重
量部当たり、A成分50〜500重量部である) (C) 有機過酸化物(主剤成分の0.01〜10重量%) (D) フエノール系安定剤(主剤成分の0.01〜10重
量%) (E) 有機スズ化合物(主剤成分の0.01〜20重量
%) からなる組成物であり、かつ活性化剤が第3級ア
ミンまたはアルデヒドと第1級アミンもしくは第
2級アミンとの縮合生成物であることを特徴とす
る反応型2成分型接着剤。 であり、その主剤成分は極めて長期間経時しても
ゲル化することなく、また接着速度および強度の
低下も認められなかつた。 本発明で用いるアクリル単量体またはメタクリ
ル単量体としては例えば、メチル(メタ)アクリ
レート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル
(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)
アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アク
リレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステ
アリル(メタ)アクリレート、メトキシエチル
(メタ)アクリレート、エトキシエチル(メタ)
アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレ
ート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレ
ート、(メタ)アクリル酸、エチレングリコール
ジメタクリレート、トリメチロールプロパントリ
メタクリレート等が挙げられ、これらの単量体は
単独または混用して使用することが出来る。 本発明に使用するクロルスルホン化ポリエチレ
ン又は有機塩化スルホニル化合物と塩素化ポリエ
チレンの混合体は重合体100g当り25〜75重量%
の塩素および、3〜160ミリモルの塩化スルホニ
ル部分を含み且つ、クロルスルホン化ポリエチレ
ン及び塩素化ポリエチレンは4〜500の溶融係数
を有するポリエチレンからつくられたものであ
る。有機塩化スルホニル化合物は、例えばトルエ
ンスルホニルクロリド、ジフエニルエーテル−
4,4′−ジスルホニルクロリド等が適している。
クロロスルホン化ポリエチレン又は有機塩化スル
ホニル化合物と塩素化ポリエチレンの混合体と重
合可能な単量体との比率は重合体100重量部当り
単量体50〜500重量部である。または本発明で遊
離基生成剤として有機パーオキサイド及び有機ハ
イドロパーオキサイドを使用する。具体的には例
えばベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルハイ
ドロパーオキサイド、キユメンハイドパーオキサ
イドのどが挙げられ、これらの有機過酸化物の量
は主剤成分の0.01〜10重量%である。 本発明に用いれる有機スズ化合物には例えばジ
ブチルスズマレート、ジ−n−オクチルスズマレ
ート、ジブチルスズジステアレート、ジブチルス
ズジノニレート、ジブチルスズジラウレート、ト
リベンジルスズラウレートのなどがあげられる。
これら有機スズ化合物の好ましい配合量は、主剤
成分の0.01〜20重量%である。これ以う加えると
接着力が低くなるので好ましくない。 本発明で使用される保存寿命を良くするフエノ
ール系安定剤としては、ハイドロキノン、ハイド
ロキノンモノメチルエーテル、2,6−ジ−t−
ブチル−4−メチルフエノール等が挙げられる
が、最も好ましい安定剤は、2,6−ジ−t−ブ
チル−4−メチルフエノールである。安定剤の好
ましい量は、主剤成分の0.01〜10重量%である。 本願の第1発明の主剤成分はアクリル単量体ま
たはメタクリル単量体、クロルスルホン化ポリエ
チレンまたは塩化スルホニルと塩素化ポリエチレ
ンとの混合物、有機過酸化物、安定剤及び有機ス
ズ化合物を均一に混合すれば容易に製造すること
ができる。 また、本発明者らは上述の本願の第1発明の主
剤成分に対してエポキシ樹脂を添加することによ
つてさらにその保存性を向上させることを知つ
た。この新な現象は有機スズ化合物とエポキシ樹
脂とを併用するときにのみ発現しエポキシ樹脂単
独の使用では何等の効果も認めない。 すなわち本願の第2発明は アクリル単量体またはメタクリル単量体と有機
過酸化物からなる主成分と 常温においてアクリル単量体またはメタクリル
単量体の重合を開始させる活性化剤と からなる反応型2成分型接着剤において主剤成分
が (A) アクリル単量体またはメタクリル単量体から
成る群から選ばれた少なくとも1種の単量体 (B) クロルスルホン化ポリエチレンまたは有機塩
化スルホニル化合物と塩素化ポリエチレンとの
混合物(A成分とB成分の割合はB成分100重
量当たり、A成分50〜500重量部である) (C) 有機過酸化物(主剤成分の0.01〜10重量%) (D) フエノール系安定剤(主剤成分の0.01〜10重
量%) (E) 有機スズ化合物(全組成物の0.01〜20重量
%) (F) エポキシ化合物(主組成物の0.01〜20重量
%) からなる組成物であり、かつ活性化剤が第3級ア
ミンまたはアルデヒドと第1級アミンもしくは第
2級アミンとの縮合生成物であることを特徴とす
る反応型2成分型接着剤 であり、その主剤成分は本願の第1発明の主剤成
分よりも優れた経時安定性を有する。 本発明に用いられるエポキシ樹脂は通常市販さ
れているエポキシ樹脂が適しており、その例とし
てはポリグリシジルエーテル、ポリグリシジルエ
ステルなどが挙げられ、液状または固形状の何れ
でも良い。本願の第1発明の主剤成分にエポキシ
樹脂を添加混合すれば本願の第2発明の主剤成分
が得られるが、その好ましい配合量は主剤成分の
0.01〜20重量%である。 かくして得られたアクリル単量体又はメタクリ
ル単量体からなる主剤成分を重合開始させる活性
化剤化合物は、例えば第三級アミン(例えばN,
N′−ジメチルアニリン、N,N′ジイソプロピル
−P−トルイジン)またはアルデヒドと第1級も
しくは第二級アミンとの縮合生成物(例えばブチ
ルアルデヒドとアニリンもしくはブチルアミンと
の縮合生成物であり、これらの例示化合物にはデ
ユポン社の活性化剤808および833が含まれる。 接着は主剤成分を被着剤の一方に塗布し、活性
化剤を他方に薄く塗布して、その両面を圧着させ
ることにより直ちに重合が起り、数分内に接着し
24時間で最強接着強度に達する。活性化剤の使用
量は主剤成分100重量部に対し、最大15重量部好
ましくは0.01〜1.5重量部が好適である。 本発明に従えば接着硬化速度を大ならしめるた
めに活性化剤とともに促進剤を用いる。好適な促
進剤としては遷移金属の酸化性化合物が含まれ
る。例えばナフテン酸銅、ナフテン酸コバルト、
ナフテン酸鉄、ナフテン酸ニツケル、または、ア
セチルアセトンと鉄、銅、コバルトもしくはバナ
ジウムの錯化合物が含まれる。 本発明の接着剤はその接着強度が大きいので、
鋼−鋼の接着等の構造用接着剤として適する。 以下に本発明の効果を実施例により示すが、使
用した活性化剤化合物はデユポン社の活性化剤
808を用いた。また接着効果は下記のとおりの促
進試験法により評価した。 実施例1〜9、比較例1〜2 メチルメタクリレート50重量部、2−エチルヘ
キシルメタクリレート10重量部、エチレングリコ
ールメタクリレート2重量部、トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート1重量部及びメタクリ
ル酸7重量部を均一に混合した単量体組成物70重
量部に対し、表1に示すクロルスルホン化ポリエ
チレン、有機過酸化物、BHT及び有機スズ化合
物または、さらにエピコート828を加えて均一に
混合し各接着剤を得た。 これらの接着剤を使用し、保存試験を行なつた
結果を表1に示した。
合を開始させる活性化剤から成る反応型2成分型
接着剤に関する。更に詳しくはその主剤成分の保
存安定性の改良に関するものである。実質的に溶
剤を含まず、モノマー成分の重合により硬化して
多種類の被着材を強力に接着する反応型の接着剤
は公知である。例えば二成分型接着剤であり、第
一の成分はアクリル単量体またはメタクリル単量
体とパーオキサイドまたはハイドロパーオキサイ
ドからなり、第二の成分は常温において、アクリ
ルまたはメタクリル単量体の重合を開始させる活
性化剤からなる。ここで活性化剤は単量体に対し
て非科学量論理的な量でも充分に接着強度がでる
ものが好都合である。 米国特許第3890407号(日本国対応特許は特開
昭49−132119号である)にはクロルスルホン化し
たポリエチレンおよび塩化スルホニルと塩素化ポ
リエチレンとの混合物よりなる群からえらばれた
含硫黄組成物をアクリル単量体およびメタクリル
単量体よりなる群から選ばれた少なくとも1種の
重合可能な単量体に溶解した溶液ならびに遊離基
生成剤よりなり接着剤組成物が示されている。 しかし、この種の接着剤組成物はすぐれた接合
を与えるものであるが、長時間の保存安定性に欠
けるところがあり、この点を改良する必要があ
る。接着剤は接着速度とか接着強度などの性能に
優れていることが必要であるが、この性能をでき
るだけ長時間保持していることが極めて重要であ
る。しばしば、この種接着剤が比較的短期間のう
ちにゲル化するとか、接着速度が非常におそくな
つたり、接着強度が低下するといつた現象が観察
される。 米国特許第3962372号(日本国対応特許は特公
昭57−20347号である)には、米国特許第3890407
号の接着剤組成物の保存性を改良する方法が提案
これている。これによると安定剤として2,6−
ジ−t−ブチル−4−メチルフエノール(BHT)
を用い、有機ヒドロパーオキサイドとの使用比を
1:1〜1:4の重量比にすれば保存性が良くな
るとのべられている。これについて本発明者らが
調べたところによると確かに安定性は改良されて
いるが保存性の促進試験において、50℃で7〜10
日でゲル化することが観察された。しかしながら
この種接着剤における保存安定性は促進試験にお
いて50℃で7−10日では不十分であつて少なくと
も20日〜30日もつことが要望されている。 本発明者らはかかる不十分な保存安定性を大巾
に改良すべく、いろんな角度から検討を加えた結
果、BHTなどの安定剤だけでは、も早や改善が
望めず有機スズ化合物の添加が極めて有効である
ことを見出した。 すなわち本願第1発明は アクリル単量体またはメタクリル単量体と有機
過酸化物からなる主成分と 常温においてアクリル単量体またはメタクリル
単量体の重合を開始させる活性化剤と からなる反応型2成分型接着剤において主剤成分
が (A) アクリル単量体またはメタクリル単量体から
成る群から選ばれた少なくとも1種の単量体 (B) クロルスルホン化ポリエチレンまたは有機塩
化スルホニル化合物と塩素化ポリエチレンとの
混合物(A成分とB成分の割合はB成分100重
量部当たり、A成分50〜500重量部である) (C) 有機過酸化物(主剤成分の0.01〜10重量%) (D) フエノール系安定剤(主剤成分の0.01〜10重
量%) (E) 有機スズ化合物(主剤成分の0.01〜20重量
%) からなる組成物であり、かつ活性化剤が第3級ア
ミンまたはアルデヒドと第1級アミンもしくは第
2級アミンとの縮合生成物であることを特徴とす
る反応型2成分型接着剤。 であり、その主剤成分は極めて長期間経時しても
ゲル化することなく、また接着速度および強度の
低下も認められなかつた。 本発明で用いるアクリル単量体またはメタクリ
ル単量体としては例えば、メチル(メタ)アクリ
レート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル
(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)
アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アク
リレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステ
アリル(メタ)アクリレート、メトキシエチル
(メタ)アクリレート、エトキシエチル(メタ)
アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレ
ート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレ
ート、(メタ)アクリル酸、エチレングリコール
ジメタクリレート、トリメチロールプロパントリ
メタクリレート等が挙げられ、これらの単量体は
単独または混用して使用することが出来る。 本発明に使用するクロルスルホン化ポリエチレ
ン又は有機塩化スルホニル化合物と塩素化ポリエ
チレンの混合体は重合体100g当り25〜75重量%
の塩素および、3〜160ミリモルの塩化スルホニ
ル部分を含み且つ、クロルスルホン化ポリエチレ
ン及び塩素化ポリエチレンは4〜500の溶融係数
を有するポリエチレンからつくられたものであ
る。有機塩化スルホニル化合物は、例えばトルエ
ンスルホニルクロリド、ジフエニルエーテル−
4,4′−ジスルホニルクロリド等が適している。
クロロスルホン化ポリエチレン又は有機塩化スル
ホニル化合物と塩素化ポリエチレンの混合体と重
合可能な単量体との比率は重合体100重量部当り
単量体50〜500重量部である。または本発明で遊
離基生成剤として有機パーオキサイド及び有機ハ
イドロパーオキサイドを使用する。具体的には例
えばベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルハイ
ドロパーオキサイド、キユメンハイドパーオキサ
イドのどが挙げられ、これらの有機過酸化物の量
は主剤成分の0.01〜10重量%である。 本発明に用いれる有機スズ化合物には例えばジ
ブチルスズマレート、ジ−n−オクチルスズマレ
ート、ジブチルスズジステアレート、ジブチルス
ズジノニレート、ジブチルスズジラウレート、ト
リベンジルスズラウレートのなどがあげられる。
これら有機スズ化合物の好ましい配合量は、主剤
成分の0.01〜20重量%である。これ以う加えると
接着力が低くなるので好ましくない。 本発明で使用される保存寿命を良くするフエノ
ール系安定剤としては、ハイドロキノン、ハイド
ロキノンモノメチルエーテル、2,6−ジ−t−
ブチル−4−メチルフエノール等が挙げられる
が、最も好ましい安定剤は、2,6−ジ−t−ブ
チル−4−メチルフエノールである。安定剤の好
ましい量は、主剤成分の0.01〜10重量%である。 本願の第1発明の主剤成分はアクリル単量体ま
たはメタクリル単量体、クロルスルホン化ポリエ
チレンまたは塩化スルホニルと塩素化ポリエチレ
ンとの混合物、有機過酸化物、安定剤及び有機ス
ズ化合物を均一に混合すれば容易に製造すること
ができる。 また、本発明者らは上述の本願の第1発明の主
剤成分に対してエポキシ樹脂を添加することによ
つてさらにその保存性を向上させることを知つ
た。この新な現象は有機スズ化合物とエポキシ樹
脂とを併用するときにのみ発現しエポキシ樹脂単
独の使用では何等の効果も認めない。 すなわち本願の第2発明は アクリル単量体またはメタクリル単量体と有機
過酸化物からなる主成分と 常温においてアクリル単量体またはメタクリル
単量体の重合を開始させる活性化剤と からなる反応型2成分型接着剤において主剤成分
が (A) アクリル単量体またはメタクリル単量体から
成る群から選ばれた少なくとも1種の単量体 (B) クロルスルホン化ポリエチレンまたは有機塩
化スルホニル化合物と塩素化ポリエチレンとの
混合物(A成分とB成分の割合はB成分100重
量当たり、A成分50〜500重量部である) (C) 有機過酸化物(主剤成分の0.01〜10重量%) (D) フエノール系安定剤(主剤成分の0.01〜10重
量%) (E) 有機スズ化合物(全組成物の0.01〜20重量
%) (F) エポキシ化合物(主組成物の0.01〜20重量
%) からなる組成物であり、かつ活性化剤が第3級ア
ミンまたはアルデヒドと第1級アミンもしくは第
2級アミンとの縮合生成物であることを特徴とす
る反応型2成分型接着剤 であり、その主剤成分は本願の第1発明の主剤成
分よりも優れた経時安定性を有する。 本発明に用いられるエポキシ樹脂は通常市販さ
れているエポキシ樹脂が適しており、その例とし
てはポリグリシジルエーテル、ポリグリシジルエ
ステルなどが挙げられ、液状または固形状の何れ
でも良い。本願の第1発明の主剤成分にエポキシ
樹脂を添加混合すれば本願の第2発明の主剤成分
が得られるが、その好ましい配合量は主剤成分の
0.01〜20重量%である。 かくして得られたアクリル単量体又はメタクリ
ル単量体からなる主剤成分を重合開始させる活性
化剤化合物は、例えば第三級アミン(例えばN,
N′−ジメチルアニリン、N,N′ジイソプロピル
−P−トルイジン)またはアルデヒドと第1級も
しくは第二級アミンとの縮合生成物(例えばブチ
ルアルデヒドとアニリンもしくはブチルアミンと
の縮合生成物であり、これらの例示化合物にはデ
ユポン社の活性化剤808および833が含まれる。 接着は主剤成分を被着剤の一方に塗布し、活性
化剤を他方に薄く塗布して、その両面を圧着させ
ることにより直ちに重合が起り、数分内に接着し
24時間で最強接着強度に達する。活性化剤の使用
量は主剤成分100重量部に対し、最大15重量部好
ましくは0.01〜1.5重量部が好適である。 本発明に従えば接着硬化速度を大ならしめるた
めに活性化剤とともに促進剤を用いる。好適な促
進剤としては遷移金属の酸化性化合物が含まれ
る。例えばナフテン酸銅、ナフテン酸コバルト、
ナフテン酸鉄、ナフテン酸ニツケル、または、ア
セチルアセトンと鉄、銅、コバルトもしくはバナ
ジウムの錯化合物が含まれる。 本発明の接着剤はその接着強度が大きいので、
鋼−鋼の接着等の構造用接着剤として適する。 以下に本発明の効果を実施例により示すが、使
用した活性化剤化合物はデユポン社の活性化剤
808を用いた。また接着効果は下記のとおりの促
進試験法により評価した。 実施例1〜9、比較例1〜2 メチルメタクリレート50重量部、2−エチルヘ
キシルメタクリレート10重量部、エチレングリコ
ールメタクリレート2重量部、トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート1重量部及びメタクリ
ル酸7重量部を均一に混合した単量体組成物70重
量部に対し、表1に示すクロルスルホン化ポリエ
チレン、有機過酸化物、BHT及び有機スズ化合
物または、さらにエピコート828を加えて均一に
混合し各接着剤を得た。 これらの接着剤を使用し、保存試験を行なつた
結果を表1に示した。
【表】
【表】
表1の結果から有機スズ化合物の添加が保存安
定性に極めて良好な効果を示していることがわか
る。 (1) 塩素29%および硫黄1.4%を含みムーニー粘
度30のクロルスルホン化ポリエチレンを使用。 (2) 44%の塩素分を含み、溶融粘度150のポリエ
チレンからつくられた塩素化ポリエチレンとジ
フエニールエーテル−4,4′−ジスルホニルク
ロリドの10:1重量比の混合物。 促進試験法60mlのガラスビンに主剤組成物を50
g入れ密栓して、50℃の恒温乾燥器に入れ、所定
の期間放置する。一週間毎にサンプルをとり出
し、鋼−鋼の引張剪断強度(Kgf/cm2、JIS
K6850)を測定する。引張剪断強度は5分養成お
よび24時間養成後の強度を測定する。 接着試験法 試験片の一方に主剤成分を塗布し、他方に活性
化剤をうすく塗布し、両方の塗布面を合せて圧接
着し、5分後及び24時間後の引張剪断強度(Kg
f/cm2)を測定した。(JIS K6850) 実施例10〜11、比較例3〜4 ブチルメタクリレート20重量部、テロラヒドロ
フルフリルメタクリレート20重量部、エトキシエ
チルメタクリレート20重量部、エチレングリコー
ルジメタクリレート2重量部、トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート1重量部、メタクリル
酸7重量部、クロルスルホン化ポリエチレン40重
量部、キユメンハイドロパーオキサイド1重量部
及びBHT1.5重量部を均一に混合して得た組成物
112.5重量部に対し表2に示すジブチルスズマー
レートまたはさらにエピコート828を加えて接着
剤を調製し、保存試験した結果を表2に示す。
定性に極めて良好な効果を示していることがわか
る。 (1) 塩素29%および硫黄1.4%を含みムーニー粘
度30のクロルスルホン化ポリエチレンを使用。 (2) 44%の塩素分を含み、溶融粘度150のポリエ
チレンからつくられた塩素化ポリエチレンとジ
フエニールエーテル−4,4′−ジスルホニルク
ロリドの10:1重量比の混合物。 促進試験法60mlのガラスビンに主剤組成物を50
g入れ密栓して、50℃の恒温乾燥器に入れ、所定
の期間放置する。一週間毎にサンプルをとり出
し、鋼−鋼の引張剪断強度(Kgf/cm2、JIS
K6850)を測定する。引張剪断強度は5分養成お
よび24時間養成後の強度を測定する。 接着試験法 試験片の一方に主剤成分を塗布し、他方に活性
化剤をうすく塗布し、両方の塗布面を合せて圧接
着し、5分後及び24時間後の引張剪断強度(Kg
f/cm2)を測定した。(JIS K6850) 実施例10〜11、比較例3〜4 ブチルメタクリレート20重量部、テロラヒドロ
フルフリルメタクリレート20重量部、エトキシエ
チルメタクリレート20重量部、エチレングリコー
ルジメタクリレート2重量部、トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート1重量部、メタクリル
酸7重量部、クロルスルホン化ポリエチレン40重
量部、キユメンハイドロパーオキサイド1重量部
及びBHT1.5重量部を均一に混合して得た組成物
112.5重量部に対し表2に示すジブチルスズマー
レートまたはさらにエピコート828を加えて接着
剤を調製し、保存試験した結果を表2に示す。
【表】
実施例12〜16、比較例5
メチルメタクリレート20重量部、2−エチルヘ
キシルメタクリレート10重量部、テトラヒドロフ
ルフリルメタクリレート30重量部、エチレングリ
コールジメタクリレート2重量部、トリメチロー
ルプロパントリメタクリレート1重量部およびメ
タクリル酸5重量部を均一に混合した単量体組成
物68重量部に対し表−3に示すクロルスルホン化
ポリエチレン、有機過酸化物、BHTおよび有機
ズズ化合物またはさらにエピコート828又はエピ
コート815を加えて均一に混合し各接着剤を得た。
これらの接着剤を使用し、保存試験を行なつた結
果を表−3に示した。
キシルメタクリレート10重量部、テトラヒドロフ
ルフリルメタクリレート30重量部、エチレングリ
コールジメタクリレート2重量部、トリメチロー
ルプロパントリメタクリレート1重量部およびメ
タクリル酸5重量部を均一に混合した単量体組成
物68重量部に対し表−3に示すクロルスルホン化
ポリエチレン、有機過酸化物、BHTおよび有機
ズズ化合物またはさらにエピコート828又はエピ
コート815を加えて均一に混合し各接着剤を得た。
これらの接着剤を使用し、保存試験を行なつた結
果を表−3に示した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アクリル単量体またはメタクリル単量体と有
機過酸化物からなる主剤成分と 常温においてアクリル単量体またはメタクリル
単量体の重合を開始させる活性化剤と からなる反応型2成分型接着剤において主剤成分
が (A) アクリル単量体またはメタクリル単量体から
成る群から選ばれた少なくとも1種の単量体 (B) クロルスルホン化ポリエチレンまたは有機塩
化スルホニル化合物と塩素化ポリエチレンとの
混合物(A成分とB成分の割合はB成分100重
量部当たり、A成分50〜500重量部である) (C) 有機過酸化物(主剤成分の0.01〜10重量%) (D) フエノール系安定剤(主剤成分の0.01〜10重
量%) (E) 有機スズ化合物(主成分の0.01〜20重量%) からなる組成物であり、かつ活性化剤が第3級ア
ミンまたはアルデヒドと第1級アミンもしくは第
2級アミンとの縮合生成物であることを特徴とす
る反応型2成分型接着剤。 2 アクリル単量体またはメタクリル単量体と有
機過酸化物から成る主剤成分と 常温においてアクリル単量体またはメタクリル
単量体の重合を開始させる活性化剤と からなる反応型2成分型接着剤において、主剤成
分が (A) アクリル単量体またはメタクリル単量体から
成る群からえらばれた少なくとも1種の単量体 (B) クロルスルホン化ポリエチレンまたは有機塩
化スルホニル化合物と塩素化ポリエチレンとの
混合物(A成分とB成分の割合はB成分100重
量部当たり、A成分50〜500重量部である) (C) 有機過酸化物(主剤成分の0.01〜10重量%) (D) フエノール系安定剤(主剤成分の0.01〜10重
量%) (E) 有機スズ化合物(主成分の0.01〜20重量%) (F) エポキシ化合物(主剤成分の0.01〜20重量
%) からなる組成物であり、かつ活性化剤が第3級ア
ミンまたはアルデヒドと第1級アミンもしくは第
2級アミンとの縮合生成物であることを特徴とす
る反応型2成分型接着剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12126581A JPS5821469A (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12126581A JPS5821469A (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 接着剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5821469A JPS5821469A (ja) | 1983-02-08 |
| JPH0362747B2 true JPH0362747B2 (ja) | 1991-09-26 |
Family
ID=14806966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12126581A Granted JPS5821469A (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 接着剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5821469A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6040176A (ja) * | 1983-08-15 | 1985-03-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 粘着剤用組成物 |
| GB8522042D0 (en) * | 1985-09-05 | 1985-10-09 | Permabond Adhesives | Acrylic adhesives & sealants |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3890407A (en) * | 1972-07-20 | 1975-06-17 | Du Pont | Novel adhesive compositions |
| JPS5226526B2 (ja) * | 1973-11-30 | 1977-07-14 |
-
1981
- 1981-07-31 JP JP12126581A patent/JPS5821469A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5821469A (ja) | 1983-02-08 |
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