JPH0362832A - ポリオレフィン系樹脂発泡体及びその加熱形成方法 - Google Patents
ポリオレフィン系樹脂発泡体及びその加熱形成方法Info
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- JPH0362832A JPH0362832A JP1199973A JP19997389A JPH0362832A JP H0362832 A JPH0362832 A JP H0362832A JP 1199973 A JP1199973 A JP 1199973A JP 19997389 A JP19997389 A JP 19997389A JP H0362832 A JPH0362832 A JP H0362832A
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- polyolefin resin
- sheet
- foamed material
- resin
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、発泡体及びその製造方法、特に、架橋された
ポリオレフィン系樹脂発泡体及びその製造方法に関する
。
ポリオレフィン系樹脂発泡体及びその製造方法に関する
。
この種のポリオレフィン系樹脂発泡体は、たとえば自動
車用内装部品の充填剤等として使用される。使用の際に
は、たとえば発泡体の表面に軟質塩化ビニルシート等の
表皮材が接着剤等を用いて貼り付けられる。こうして得
られた複合材は、赤外線ヒータ等により加熱されて溶融
状態となったポリプロピレン樹脂シート等の骨材上にセ
ットされ、その状態でプレス加工される。これによって
、所望形状の自動車用内装成形品等が得られる。
車用内装部品の充填剤等として使用される。使用の際に
は、たとえば発泡体の表面に軟質塩化ビニルシート等の
表皮材が接着剤等を用いて貼り付けられる。こうして得
られた複合材は、赤外線ヒータ等により加熱されて溶融
状態となったポリプロピレン樹脂シート等の骨材上にセ
ットされ、その状態でプレス加工される。これによって
、所望形状の自動車用内装成形品等が得られる。
従来のポリオレフィン系樹脂発泡体は、その気泡が発泡
体の長さ方向1幅方向及び厚み方向にほぼ等しい長さを
有する形状となっている。
体の長さ方向1幅方向及び厚み方向にほぼ等しい長さを
有する形状となっている。
前記従来のポリオレフィン系樹脂発泡体を用いてプレス
加工する場合には、発泡体に波打ちや垂れ下がり現象が
生しやすい。このため、前記従来のポリオレフィン系樹
脂発泡体を用いた成形品には、皺等が発生しやすく加熱
ムラによる光沢差等が発現しやすい。すなわち、従来の
ポリオレフィン系樹脂発泡体は、充分な加熱成形性を有
していない。
加工する場合には、発泡体に波打ちや垂れ下がり現象が
生しやすい。このため、前記従来のポリオレフィン系樹
脂発泡体を用いた成形品には、皺等が発生しやすく加熱
ムラによる光沢差等が発現しやすい。すなわち、従来の
ポリオレフィン系樹脂発泡体は、充分な加熱成形性を有
していない。
本発明の目的は、加熱成形性に優れたポリオレフィン系
樹脂発泡体を提供することにある。
樹脂発泡体を提供することにある。
本発明に係るポリオレフィン系樹脂発泡体は、架橋され
たポリオレフィン系樹脂発泡体であって、成形加工性(
H/L)及び気泡形状が下式を満たしている。
たポリオレフィン系樹脂発泡体であって、成形加工性(
H/L)及び気泡形状が下式を満たしている。
H/L≧0. 6
4.0≧LMD/LZD≧1.4
4.0≧LTD/LZD≧1.4
ただし、H:加熱成形時の絞り深さ
L:加熱成形時の絞り径
Lo:発泡体の長さ方向の気泡径
LTゎ:発泡体の幅方向の気泡径
LZD:発泡体の厚み方向の気泡径
なお、前記気泡形状は、たとえば発泡体を幅方向及び長
さ方向に引っ張ることによって形成された形状である。
さ方向に引っ張ることによって形成された形状である。
前記ポリオレフィン系樹脂としては、たとえばポリプロ
ピレン系樹脂やポリエチレン系樹脂が挙げられる。好ま
しくは、ポリプロピレン系樹脂90〜10重量%と、ポ
リエチレン系樹脂10〜90重量%とからなるものが用
いられる。これらの混合比率は、要求される発泡体の特
性に応して種々変更し得る。
ピレン系樹脂やポリエチレン系樹脂が挙げられる。好ま
しくは、ポリプロピレン系樹脂90〜10重量%と、ポ
リエチレン系樹脂10〜90重量%とからなるものが用
いられる。これらの混合比率は、要求される発泡体の特
性に応して種々変更し得る。
ポリプロピレン系樹脂としては、たとえばアイソタクチ
ックポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、
ブテン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテン−プロ
ピレン共重合体等が挙げられる。前記ポリプロピレン系
共重合体樹脂は、ランダム共重合体、ブロック共重合体
のいずれの共重合体でもよいが、ランダム共重合体を用
いるのが望ましい。ランダム共重合体を用いた場合、ラ
ンダム係数は0.9以下であることが望ましい。
ックポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、
ブテン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテン−プロ
ピレン共重合体等が挙げられる。前記ポリプロピレン系
共重合体樹脂は、ランダム共重合体、ブロック共重合体
のいずれの共重合体でもよいが、ランダム共重合体を用
いるのが望ましい。ランダム共重合体を用いた場合、ラ
ンダム係数は0.9以下であることが望ましい。
ランダム係数が0.9より大きいと、安定した発泡体を
得にくい場合がある。ここで、ランダム係数とは、室温
で測定した共重合体のJRスペクトルにおいて、たとえ
ば共重合体成分であるエチレンに起因する720cm−
’及び731cm−’の特性吸収の吸光度比(A、□。
得にくい場合がある。ここで、ランダム係数とは、室温
で測定した共重合体のJRスペクトルにおいて、たとえ
ば共重合体成分であるエチレンに起因する720cm−
’及び731cm−’の特性吸収の吸光度比(A、□。
/A7.)によって示される値である。ランダム係数は
小さいほど、エチレンが共重合体中にランダムに分布し
ていることになる。ポリプロピレン系樹脂がランダム共
重合体である場合には、メルトインデックスが0゜5〜
35、さらに0.5〜15であるものが望ましい。メル
トインデックスは、ASTMD 1238−62Tによ
って、230°Cで10分間測定した場合の値である。
小さいほど、エチレンが共重合体中にランダムに分布し
ていることになる。ポリプロピレン系樹脂がランダム共
重合体である場合には、メルトインデックスが0゜5〜
35、さらに0.5〜15であるものが望ましい。メル
トインデックスは、ASTMD 1238−62Tによ
って、230°Cで10分間測定した場合の値である。
ポリエチレン系樹脂としては、たとえば、密度0、 9
10〜0. 940 g/ cm’のポリエチレン樹脂
、酢酸ビニルとエチレンとの共重合体、酢酸ビニルを含
むαオレフィン、アクリル酸、メタクリル酸等の単量体
成分とエチレンとの共重合体等を挙げることができる。
10〜0. 940 g/ cm’のポリエチレン樹脂
、酢酸ビニルとエチレンとの共重合体、酢酸ビニルを含
むαオレフィン、アクリル酸、メタクリル酸等の単量体
成分とエチレンとの共重合体等を挙げることができる。
また、ポリエチレン系樹脂としては、メルトインデック
スが0.5〜40、さらに3〜15であるものが望まし
い。このメルトインデックスは、ASTMD1238−
62Tによって190°Cで10分間測定した場合の値
である。 ポリオレフィン系樹脂(たとえばポリプロピ
レン系樹脂とポリエチレン系樹脂との混合樹脂)には、
ポリブチレン等のαオレフィンの単独重合体またはαオ
レフィンの共重合体、塩素化ポリエチレン等の熱可塑性
樹脂、滑剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤3着色剤、帯電
防止剤、難燃剤、タルク、炭酸カルシウム等の増量剤や
造核剤その他の無機物を添加してもよい。なお、これら
の添加剤は、本発明に係る発泡体の特性を損なわない範
囲において添加される。
スが0.5〜40、さらに3〜15であるものが望まし
い。このメルトインデックスは、ASTMD1238−
62Tによって190°Cで10分間測定した場合の値
である。 ポリオレフィン系樹脂(たとえばポリプロピ
レン系樹脂とポリエチレン系樹脂との混合樹脂)には、
ポリブチレン等のαオレフィンの単独重合体またはαオ
レフィンの共重合体、塩素化ポリエチレン等の熱可塑性
樹脂、滑剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤3着色剤、帯電
防止剤、難燃剤、タルク、炭酸カルシウム等の増量剤や
造核剤その他の無機物を添加してもよい。なお、これら
の添加剤は、本発明に係る発泡体の特性を損なわない範
囲において添加される。
本発明に係る発泡体は、前記ポリオレフィン系樹脂を所
定の方法により発泡させることにより得ることができる
。なお、本発明に係る発泡体の発泡倍率は、通常5〜4
0倍、望ましくは10〜30倍である。また、発泡体の
見掛は密度は、0゜025〜0. 200 g/cm3
望ましくは0.033〜0.100g/cm3である。
定の方法により発泡させることにより得ることができる
。なお、本発明に係る発泡体の発泡倍率は、通常5〜4
0倍、望ましくは10〜30倍である。また、発泡体の
見掛は密度は、0゜025〜0. 200 g/cm3
望ましくは0.033〜0.100g/cm3である。
本発明に係る発泡体の成形加工性(H/L)は0.6以
上であることが望ましい。成形加工性が0.6未満であ
れば、製品として必要な成形性が得られないことがある
。
上であることが望ましい。成形加工性が0.6未満であ
れば、製品として必要な成形性が得られないことがある
。
成形加工性(H/L)の値は、次のようにして測定され
た値である。直径L (cm)に対し深さH(cm)を
変えることができる円筒状の金型を使用し、試料片を1
20〜200°Cに加熱して真空成形を行い、成形品を
作成する。得られた成形品に破れかないときの金型の最
大深さHを測定し、次の弐を用いて成形加工性(H/L
)を求める。
た値である。直径L (cm)に対し深さH(cm)を
変えることができる円筒状の金型を使用し、試料片を1
20〜200°Cに加熱して真空成形を行い、成形品を
作成する。得られた成形品に破れかないときの金型の最
大深さHを測定し、次の弐を用いて成形加工性(H/L
)を求める。
成形加工性−H/ L
次に、本発明に係る発泡体は、その気泡形状が下式を満
たしている必要がある。
たしている必要がある。
4.0≧L 14D/ L zn≧1.44.0≧LT
D/L2Il≧1゜4 なお、この気泡形状は、LMD/Lznが1.5〜3゜
0の範囲内、LTD/LZDが1.5〜3.0の範囲内
にあることがより好ましい。L)ID/LZDが1゜4
未満、あるいはL rn/ L znが1.4未満の場
合には、気泡の変形程度が小さずぎて充分な加熱成形性
が得られない。一方、LMD/LZDが4.0を超え、
あるいはLTD/LADが4.0を超える場合には、気
泡の変形が過剰となり、その結果充分な加熱成形性が得
られなくなる。
D/L2Il≧1゜4 なお、この気泡形状は、LMD/Lznが1.5〜3゜
0の範囲内、LTD/LZDが1.5〜3.0の範囲内
にあることがより好ましい。L)ID/LZDが1゜4
未満、あるいはL rn/ L znが1.4未満の場
合には、気泡の変形程度が小さずぎて充分な加熱成形性
が得られない。一方、LMD/LZDが4.0を超え、
あるいはLTD/LADが4.0を超える場合には、気
泡の変形が過剰となり、その結果充分な加熱成形性が得
られなくなる。
気泡形状の比は、次のようにして測定された値である。
すなわち、発泡体厚さ方向断面のスキン面より0.2m
mの線上(表裏)及び中心部線上にある気泡の比L H
n / L z o 、 L T n / L z
nを発泡体の長さ方向及び幅方向に連続に各10個測定
する。
mの線上(表裏)及び中心部線上にある気泡の比L H
n / L z o 、 L T n / L z
nを発泡体の長さ方向及び幅方向に連続に各10個測定
する。
すなわち合計で30個の測定を行う。この30個の測定
結果を平均することにより、比L MD/ L zn。
結果を平均することにより、比L MD/ L zn。
LアD/T−ZDを得る。
*******
本発明に係る発泡体製造方法は、上述のポリオレフィン
系樹脂発泡体を製造するための方法である。
系樹脂発泡体を製造するための方法である。
第1の製造方法は、架橋されたポリオレフィン系樹脂シ
ートを加熱発泡するにあたり軟化点以上で得られる発泡
体を幅方向及び長さ方向に引っ張ることによって、所定
の成形加工性及び気泡形状を有する発泡体を得ることを
特徴としている。
ートを加熱発泡するにあたり軟化点以上で得られる発泡
体を幅方向及び長さ方向に引っ張ることによって、所定
の成形加工性及び気泡形状を有する発泡体を得ることを
特徴としている。
第2の製造方法は、架橋されたポリオレフィン系樹脂発
泡体の連続体を軟化点以上で再加熱処理するとともに幅
方向及び長さ方向に引っ張ることによって、所定の成形
加工性及び気泡形状を有する発泡体を得ることを特徴と
している。
泡体の連続体を軟化点以上で再加熱処理するとともに幅
方向及び長さ方向に引っ張ることによって、所定の成形
加工性及び気泡形状を有する発泡体を得ることを特徴と
している。
次に、上述の製造方法の一例を説明する。
ポリオレフィン系樹脂として、ポリプロピレン系樹脂と
ポリエチレン系樹脂との混合樹脂を用いる場合には、ま
ず、ポリプロピレン系樹脂とポリエチレン系樹脂と発泡
剤とを所望の混合割合で混合する。必要に応じて、第3
戊分である無機物等の添加剤等を含めて混合する。混合
工程は、たとえばヘンシェルミキサーによる混合、パン
ハリミキサーによる混合、ミキシングロールによる混合
等の周知の方法によって行われる。
ポリエチレン系樹脂との混合樹脂を用いる場合には、ま
ず、ポリプロピレン系樹脂とポリエチレン系樹脂と発泡
剤とを所望の混合割合で混合する。必要に応じて、第3
戊分である無機物等の添加剤等を含めて混合する。混合
工程は、たとえばヘンシェルミキサーによる混合、パン
ハリミキサーによる混合、ミキシングロールによる混合
等の周知の方法によって行われる。
発泡剤としては、たとえば、アブジカルボンアミド、ジ
ニトロソペンタメチレンテトラミン、ニトロフラゾン等
の熱分解型発泡剤が挙げられる。
ニトロソペンタメチレンテトラミン、ニトロフラゾン等
の熱分解型発泡剤が挙げられる。
なお、特性面や価格面からみてアゾジカルボンアごドを
用いるのが望ましい。
用いるのが望ましい。
発泡剤が添加された混合樹脂を、発泡剤の分解温度以下
で所望の形状(たとえばシート状)に成形する。得られ
た樹脂シートは、電離性放射線法0 または化学架橋法等の任意の方法を用いて架橋される。
で所望の形状(たとえばシート状)に成形する。得られ
た樹脂シートは、電離性放射線法0 または化学架橋法等の任意の方法を用いて架橋される。
電離性放射線架橋法の場合には、高エネルギー線として
、α線、β線、T線、X線、電子線中性子線等を用いる
ことができる。たとえば、高エネルギー電子線照射機を
用いる場合には、1〜20Mr a dの線量の電子線
を照射することにより架橋する。この場合、混合樹脂に
、たとえばジビニルベンゼン、ジアリルフタレート、ヒ
ドロキノンジメタアクリレート、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート等の架橋助剤を添加してもよい。架
橋助剤は、混合樹脂に対して通常0. 5〜10重量%
が添加される。
、α線、β線、T線、X線、電子線中性子線等を用いる
ことができる。たとえば、高エネルギー電子線照射機を
用いる場合には、1〜20Mr a dの線量の電子線
を照射することにより架橋する。この場合、混合樹脂に
、たとえばジビニルベンゼン、ジアリルフタレート、ヒ
ドロキノンジメタアクリレート、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート等の架橋助剤を添加してもよい。架
橋助剤は、混合樹脂に対して通常0. 5〜10重量%
が添加される。
化学架橋法の場合には、ジクミルパーオキサイド、ジタ
ーシャリブチルオキサイド等の有機過酸化物による架橋
法が用いられる。また、前記有機iyJM化物とともに
、ビニルトリメトキシシラン等のビニルシランを混練し
てグラフト化させた後、シロキサン縮合反応によって架
橋するシラン架橋法等を用いることもできる。
ーシャリブチルオキサイド等の有機過酸化物による架橋
法が用いられる。また、前記有機iyJM化物とともに
、ビニルトリメトキシシラン等のビニルシランを混練し
てグラフト化させた後、シロキサン縮合反応によって架
橋するシラン架橋法等を用いることもできる。
このようにして得られた架橋シートを熱風雰囲気中また
はソルト浴上で加熱し、成形品内部に含有された発泡剤
を急激に分解することによって発泡させる。このとき、
幅及び長さ方向に発泡体を引っ張ることによって、所定
の比LMD/LZo、 Ltn/Lznを有する気泡
形状を実現する。たとえばとによって、気泡を変形させ
る。ソルト浴を用いる場合には、ソルト浴上で発泡した
直後に発泡体を引っ張ることにより気泡を変形させる。
はソルト浴上で加熱し、成形品内部に含有された発泡剤
を急激に分解することによって発泡させる。このとき、
幅及び長さ方向に発泡体を引っ張ることによって、所定
の比LMD/LZo、 Ltn/Lznを有する気泡
形状を実現する。たとえばとによって、気泡を変形させ
る。ソルト浴を用いる場合には、ソルト浴上で発泡した
直後に発泡体を引っ張ることにより気泡を変形させる。
さらに、発泡工程では気泡を積極的に変形させず、その
後に歪みをとるために行われるアニーリングの際に発泡
体を引っ張る構成を採用してもよい。この場合には、ア
ニーリングの際の加熱により樹脂が軟化するので、この
軟化した樹脂を引っ張ることによって気泡を変形させる
。なお、上述の気泡を変形させる工程においては、発泡
体が130°C以上であることが望ましい。
後に歪みをとるために行われるアニーリングの際に発泡
体を引っ張る構成を採用してもよい。この場合には、ア
ニーリングの際の加熱により樹脂が軟化するので、この
軟化した樹脂を引っ張ることによって気泡を変形させる
。なお、上述の気泡を変形させる工程においては、発泡
体が130°C以上であることが望ましい。
一例として、熱風雰囲気中で発泡させる際に気泡を変形
させることができる発泡装置の一例を説明する。第1図
に示された発泡装置は、主に、樹脂シート1に加熱・発
泡処理を行うための発泡炉2と、発泡炉2の下方に設け
られた発泡体の拡幅処理を行うための拡幅装置3と、拡
幅装置3の下方に配置された冷却ロール4とから構成さ
れている。
させることができる発泡装置の一例を説明する。第1図
に示された発泡装置は、主に、樹脂シート1に加熱・発
泡処理を行うための発泡炉2と、発泡炉2の下方に設け
られた発泡体の拡幅処理を行うための拡幅装置3と、拡
幅装置3の下方に配置された冷却ロール4とから構成さ
れている。
拡幅装置3は、発泡炉2からの発泡体5の幅方向に互い
に対向して1対設けられている。この拡幅装置3は、吸
引機構を有しており、それによって発泡体5の両端を吸
着することにより、発泡体5を拡幅するようになってい
る。この拡幅装置3による拡幅によって、発泡体5の気
泡の幅方向への変形が行われる。一方、発泡体の気泡の
長さ方向への変形は、発泡体5の自重による変形及び冷
却ロール4の送りに基づく変形の両方によってなされる
。
に対向して1対設けられている。この拡幅装置3は、吸
引機構を有しており、それによって発泡体5の両端を吸
着することにより、発泡体5を拡幅するようになってい
る。この拡幅装置3による拡幅によって、発泡体5の気
泡の幅方向への変形が行われる。一方、発泡体の気泡の
長さ方向への変形は、発泡体5の自重による変形及び冷
却ロール4の送りに基づく変形の両方によってなされる
。
得られたポリオレフィン系樹脂発泡体は、塩化ビニルシ
ート等の表皮材が積層された状態で、所望の形状に成形
されることにより、たとえば車輌用内装部材として使用
される。成形方法としては、3 たとえば一体成形法、ホットスタンピングモールド法等
が適用されるが、これらの方法による成形の際には発泡
体が加熱される。この加熱によって、発泡体の気泡が丸
くなる方向に変形し、それによって発泡体がわずかに縮
む。このため、加熱成形時に波打ちや皺が生じにくくな
り、加熱成形性が向上する。
ート等の表皮材が積層された状態で、所望の形状に成形
されることにより、たとえば車輌用内装部材として使用
される。成形方法としては、3 たとえば一体成形法、ホットスタンピングモールド法等
が適用されるが、これらの方法による成形の際には発泡
体が加熱される。この加熱によって、発泡体の気泡が丸
くなる方向に変形し、それによって発泡体がわずかに縮
む。このため、加熱成形時に波打ちや皺が生じにくくな
り、加熱成形性が向上する。
本発明に係るポリオレフィン系樹脂発泡体は、上述のよ
うな気泡形状に設定されているので、加熱成形性が向上
する。また、本発明に係る製造方法によれば、そのよう
な発泡体を得ることが可能となる。
うな気泡形状に設定されているので、加熱成形性が向上
する。また、本発明に係る製造方法によれば、そのよう
な発泡体を得ることが可能となる。
失駄班上
エチレンが5重量%ランダム状に共重合されたポリプロ
ピレン樹脂80重量部と、密度0.93Qg/cm3で
ある直鎖状ポリエチレン樹脂20M量部と、発泡剤とし
てのアゾジカルボンアξド10重量部と、架橋剤として
のジビニルベンゼン4 5重量部とからなる混合物を、単軸押出機で混練して厚
さ2.Ommのシートを作成した。この樹脂シートに、
線量6Mradの電子線照射を行った後、熱風発泡炉で
250°Cで加熱発泡を行い、長さ2幅方向の拡張度合
いの異なる発泡体を得た。
ピレン樹脂80重量部と、密度0.93Qg/cm3で
ある直鎖状ポリエチレン樹脂20M量部と、発泡剤とし
てのアゾジカルボンアξド10重量部と、架橋剤として
のジビニルベンゼン4 5重量部とからなる混合物を、単軸押出機で混練して厚
さ2.Ommのシートを作成した。この樹脂シートに、
線量6Mradの電子線照射を行った後、熱風発泡炉で
250°Cで加熱発泡を行い、長さ2幅方向の拡張度合
いの異なる発泡体を得た。
なお、長さ方向の拡幅はシート供給速度と発泡体引取り
速度の割合を変えることにより、また幅方向の拡幅は発
泡炉出口に設置された拡幅装置を用いることにより行っ
た。
速度の割合を変えることにより、また幅方向の拡幅は発
泡炉出口に設置された拡幅装置を用いることにより行っ
た。
それらの発泡体の気泡形状と加熱成形性(160°C戒
形)の底形を調べた結果を第1表に示す。
形)の底形を調べた結果を第1表に示す。
なお、第1表において、試料N003とN014とが本
発明に係る実施例である。
発明に係る実施例である。
第1表
ただし、
発泡体密度:JIs K−6767にしたがって測定
した。
した。
加熱成形性:加熱成形後の試料の状態を観察し、次のよ
う番こ示した。
う番こ示した。
状態
波打ちあるいは
垂れ下がりのないもの
波打ちあるいは
垂れ下がりのあるもの
表示
○
×
、メルトインデンクス3.0)50重量%と、ポリプロ
ピレン樹脂(極限粘度200.アイソタクチンク度91
.0%)50重置方との混合物1゜0重量部と、発泡剤
としてのアゾジカルボンアミド15重量部と、架橋剤と
してのジビニルベンゼン5重量部とからなる混合物を実
施例1と同様に発泡させ、その気泡形状と加熱成形性の
関係を調べた。その結果を第2表に示す。なお、第2表
において、試料No、7が本発明に係る実施例である。
ピレン樹脂(極限粘度200.アイソタクチンク度91
.0%)50重置方との混合物1゜0重量部と、発泡剤
としてのアゾジカルボンアミド15重量部と、架橋剤と
してのジビニルベンゼン5重量部とからなる混合物を実
施例1と同様に発泡させ、その気泡形状と加熱成形性の
関係を調べた。その結果を第2表に示す。なお、第2表
において、試料No、7が本発明に係る実施例である。
第2表
7
ついて、そこに内包される気泡の形状を電子顕微鏡で撮
影したところ、第2A図〜第4B図に示す結果が得られ
た。
影したところ、第2A図〜第4B図に示す結果が得られ
た。
第1図は本発明に係る発泡体の製造方法を実施するため
の装置の一例を示す縦断面概略図、第2A図及び第2B
図は比較例(試料No、1)の縦断面部分図、第3A図
及び第3B図は比較例(試料No、2)の縦断面部分図
、第4A図及び第4B図は実施例(試料No、4)の縦
断面部分図である。 1・・・樹脂シート、2・・・発泡炉、3・・・拡幅装
置、5・・・ローラ、6・・・発泡体。
の装置の一例を示す縦断面概略図、第2A図及び第2B
図は比較例(試料No、1)の縦断面部分図、第3A図
及び第3B図は比較例(試料No、2)の縦断面部分図
、第4A図及び第4B図は実施例(試料No、4)の縦
断面部分図である。 1・・・樹脂シート、2・・・発泡炉、3・・・拡幅装
置、5・・・ローラ、6・・・発泡体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)架橋されたポリオレフィン系樹脂発泡体であって
、 成形加工性(H/L)及び気泡形状が下式を満たしてい
るポリオレフィン系樹脂発泡体。H/L≧0.6 4.0≧L_M_D/L_Z_D≧1.4 4.0≧L_T_D/L_Z_D≧1.4 ただし、H:加熱成形時の絞り深さ L:加熱成形時の絞り径 L_M_D:発泡体の長さ方向の気泡径 L_T_D:発泡体の幅方向の気泡径 L_Z_D:発泡体の厚み方向の気泡径 (2)前記気泡形状は、前記発泡体を幅方向及び長さ方
向に引っ張ることによって形成された形状である、請求
項(1)記載のポリオレフィン系樹脂発泡体。 (3)請求項(2)記載の発泡体を製造するための発泡
体製造方法において、 架橋されたポリオレフィン系樹脂シートを加熱発泡する
にあたり軟化点以上で得られる発泡体を幅方向及び長さ
方向に引っ張ることによって、前記成形加工性及び気泡
形状を有する発泡体を得ることを特徴とする発泡体製造
方法。 (4)請求項(2)記載の発泡体を製造するための発泡
体製造方法において、 架橋されたポリオレフィン系樹脂発泡体の連続体を軟化
点以上で再加熱処理するとともに幅方向及び長さ方向に
引っ張ることによって、前記成形加工性及び気泡形状を
有する発泡体を得ることを特徴とする発泡体製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1199973A JPH07119311B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | ポリオレフィン系樹脂発泡体及びその加熱形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1199973A JPH07119311B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | ポリオレフィン系樹脂発泡体及びその加熱形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0362832A true JPH0362832A (ja) | 1991-03-18 |
| JPH07119311B2 JPH07119311B2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=16416669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1199973A Expired - Lifetime JPH07119311B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | ポリオレフィン系樹脂発泡体及びその加熱形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07119311B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0542611A (ja) * | 1991-08-12 | 1993-02-23 | Sekisui Chem Co Ltd | ポリオレフイン系樹脂架橋発泡体 |
| WO2005007731A1 (ja) * | 2003-07-16 | 2005-01-27 | Sekisui Chemical Co.,Ltd. | 架橋ポリオレフィン系樹脂発泡シート及びその製造方法並びに粘着テープ |
| KR100620290B1 (ko) * | 1997-12-26 | 2006-10-24 | 스미또모 가가꾸 가부시끼가이샤 | 발포 열가소성 수지 시이트의 제조방법 |
| US9260577B2 (en) | 2009-07-14 | 2016-02-16 | Toray Plastics (America), Inc. | Crosslinked polyolefin foam sheet with exceptional softness, haptics, moldability, thermal stability and shear strength |
| CN116284952A (zh) * | 2023-03-30 | 2023-06-23 | 扬州斯帕克实业有限公司 | 一种基于超临界二氧化碳发泡聚丙烯的制备方法 |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP1199973A patent/JPH07119311B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN1320041C (zh) * | 2003-07-16 | 2007-06-06 | 积水化学工业株式会社 | 交联聚烯烃系树脂泡沫薄片及其制造方法以及粘合带 |
| JP2009242811A (ja) * | 2003-07-16 | 2009-10-22 | Sekisui Chem Co Ltd | 架橋ポリオレフィン系樹脂発泡シート及び粘着テープ |
| US10494499B2 (en) | 2003-07-16 | 2019-12-03 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Crosslinked polyolefin-based resin foam sheet and process for producing the same as well as adhesive tape |
| US9260577B2 (en) | 2009-07-14 | 2016-02-16 | Toray Plastics (America), Inc. | Crosslinked polyolefin foam sheet with exceptional softness, haptics, moldability, thermal stability and shear strength |
| US10301447B2 (en) | 2009-07-14 | 2019-05-28 | Toray Plastics (America), Inc. | Crosslinked polyolefin foam sheet with exceptional softness, haptics, moldability, thermal stability and shear strength |
| CN116284952A (zh) * | 2023-03-30 | 2023-06-23 | 扬州斯帕克实业有限公司 | 一种基于超临界二氧化碳发泡聚丙烯的制备方法 |
| CN116284952B (zh) * | 2023-03-30 | 2023-09-01 | 扬州斯帕克实业有限公司 | 一种基于超临界二氧化碳发泡聚丙烯的制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07119311B2 (ja) | 1995-12-20 |
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