JPH0363527B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0363527B2 JPH0363527B2 JP58152058A JP15205883A JPH0363527B2 JP H0363527 B2 JPH0363527 B2 JP H0363527B2 JP 58152058 A JP58152058 A JP 58152058A JP 15205883 A JP15205883 A JP 15205883A JP H0363527 B2 JPH0363527 B2 JP H0363527B2
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- JP
- Japan
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- mites
- resmethrin
- present
- control composition
- parts
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- Expired - Lifetime
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
本発明はダニ防除組成物に関する。
従来から屋内性のダニで、人間に対して重要な
被害をもたらすものにイエダニ
(Ornithonyssusbacoti)がよく知られていた。し
かし近年畳や家屋塵から発生するコナダニ類やチ
リダニ類(ヒヨウヒダニ類)更にこれら捕食する
ツメダニ類のアレルギー、虫咬症などが問題とな
り、これらのダニ類の防除に従来から害虫類の防
除に使用されていた有機リン殺虫剤、カーバメー
ト系殺虫剤、ピレスロイド系殺虫剤などが試みら
れているが、いずれ防除の決手にはならず、安全
性の面からピレスロイド系殺虫剤の使用が多くな
つている。このピレスロイド系殺虫剤の中でもレ
スメスリンの殺ダニ効果が優れていることが最近
わかつてきた。しかしながら、ヒヨウヒダニとコ
ナダニのレスメスリン感受性を調べてみると、コ
ナダニはレスメスリンに対する感受性が低く、こ
のためコナダニに対し有効な有機リン剤との併用
が試みられることもあるが、効果が不十分であ
り、安全性にも疑問があつた。このようなことか
ら、特に屋内塵中に生息するヒヨウダニに対して
は低濃度レスメスリン処理で十分な殺ダニ効果が
得られるが、畳の中や食品から発生するコナダニ
に対してはレスメスリン処理では十分といえない
ため総合的な屋内での殺ダニ剤が切望されている
のが現状である。 本発明者らは、上記現状に鑑み優れた殺ダニ剤
を提供することを目的とし、屋内のダニに対して
有効でかつ安全性の高い殺ダニ剤の検討を試みた
結果、レスメスリン(異性体を含む)と食品にも
使用されている安息香酸ベンジルを組合せること
により、ダニに対してさらに有効な殺ダニ効果を
見出し本発明を完成した。 すなわち本発明はレスメスリン(異性体を含
む)と安息香酸ベンジルとを有効成分として含有
することを特徴とするダニ防除組成物に係る。 本発明の殺ダニ組成物はその有効成分として、
レスメスリン(異性体を含む)と安息香酸ベンジ
ルとを含有することに基づいて、極めて優れた相
乗効果を奏しうる。 本発明の殺ダニ効果は、ツツガムシ、ヒヨウヒ
ダニ、コナダニ、ヒゼンダニ、ニキビダニ、イエ
ダニ、ワクモ、トリサシダニ、ツメダニ、シラミ
ダニ、ハリクチダニ、ホコリダニ、ササラダニ、
ニクダニに対し強力なものである。 従つて本発明のダニ防除剤はこれを家庭内のタ
タミ、カーペツト等や食物収納庫及び人体、動物
体、植物体に適用することによつて、之等の場所
で棲息又寄生している種々のダニに対して確実な
殺ダニ効果を発揮し、ひいては、動物体のダニに
よる刺咬、吸血、アレルギー性疾患をも的確に回
避できるものである。 本発明において、有効成分の配合割合はレスメ
スリン1に対し安息香酸ベンジル0.5以上、好ま
しくはレスメスリン1に対し安息香酸ベンジル1
以上を配合するのがよい。 本発明のダニ防除組成物は、上記組成物をその
ままダニ防除を要求される区域等に適用すること
もできるが、通常好ましくは適当な担体その他の
配合剤を用いて適用区域、適用方法等に適した各
種の形態例えば液剤、固剤等に調製して利用され
る。液剤の形態に調製するに当り用いられる担体
としては例えば水、メチルアルコール、エチルア
ルコール等のアルコール類、アセトン、メチルエ
チルケトン等のケトン類、テトラヒドロフラン、
ジオキサン等のエーテル類、ヘキサン、ケロシ
ン、パラフイン、石油ベンジン等の脂肪族炭化水
素類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素
類、酢酸エチル等のエステル類、ジクロロエタン
等のハロゲン化炭化水素類等を例示できる。之等
液剤の形態の本発明ダニ防除剤には更に通常の塗
膜形成剤、乳化剤、分散剤、展着剤、湿潤剤、安
定剤、噴射剤等の添加剤を配合することができ、
塗料形態、接着剤形態、乳剤、分散剤、懸濁剤、
ローシヨン、クリーム、噴霧剤、エアゾール剤等
の形態で利用することができる。之等の添加剤と
しては、例えばニトロセルロース、アセチルセル
ロース、アセチルブチリルセルロース、メチルセ
ルロース等のセルロース誘導体、酢酸ビニル樹脂
等のビニル系樹脂、アルキツド系樹脂、ユリア系
樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウ
レタン系樹脂、シリコン系樹脂、アクリル系樹
脂、塩化ゴム、ポリビニルアルコール等の塗膜形
成剤、石けん類、ポリオキシエチレンオレイルエ
ーテルなどのポリオキシエチレン脂肪アルコール
エーテル、ポリオキシエチレンノニルフエニルエ
ーテルなどのポリオキシエチレンアルキルアリル
エーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、
脂肪酸グリセリド、ソルビタン脂肪酸エステル、
高級アルコールの硫酸エステル、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ソーダなどのアルキルアリルスルホ
ン酸塩等の界面活性剤、液化石油ガス、ジメチル
エーテル、フルオロカーボン等の噴射剤、カゼイ
ン、ゼラチン、アルギン酸、CMC等を例示でき
る。 また固剤の形態に調製するに当り用いられる担
体としては、例えばケイ酸、カオリン、活性炭、
ベントナイト、珪藻土、タルク、クレー、炭酸カ
ルシウム、陶磁器粉等の鉱物質粉末や、木粉、大
豆粉、小麦粉、でん粉等の植物質粉末等やシクロ
デキストリン等の包接化合物等を例示できる。更
に該固剤の形態に調製するに当つては、例えばト
リシクロデカン、シクロドデカン、2,4,6−
トリイソプロピル−1,3,5−トリオキサン、
トリメチレンノルボルネン等の昇華性担体やパラ
ジクロロベンゼン、ナフタリン、樟脳等の昇華性
防虫剤を用い、上記組成物を溶融混合又は擂潰混
合後成型して、昇華性固剤とすることもできる。 また上記固剤には、組成物をプラスチツクスに
練り込んだ樹脂成型物の形態も包含される。 更には、カーペツトのバツキング剤に混合する
ことも可能である。 また本発明のダニ防除組成物は、例えばポリビ
ニルアルコールやCMC等を用いたスプレードラ
イ法、ゼラチン、ポリビニルアルコール、アルギ
ン酸等を用いた液中硬化法、コアセルベーシヨン
法等に従いマイクロカプセル化した形態に調製し
たり、ベンジリデン−D−ソルビトール、カラギ
ーナン等のゲル化剤を用いてゲルの形態に調製す
ることもできる。 更に本発明のダニ防除組成物には、公知の害虫
忌避剤、効力増強剤、酸化防止剤、殺虫剤、げつ
歯動物駆除及び忌避剤、殺菌剤、防黴剤、除草
剤、肥料、着香料、着色料等を配合することがで
きる。配合可能な他の害虫忌避剤としては、N,
N−ジエチル−メタートルアミド、2,3,4,
5−ビス(Δ2−ブチレン)−テトラヒドロフルフ
ラール、ジ−n−プロピル、イソシンコメロネー
ト、ジ−n−ブチルサクシネート、2−ヒドロキ
シエチルオクチルサルフアイド等を、効力増強剤
としてはN−(2−エチルヘキシル)−ビシクロ−
〔2,2,1〕−5−ヘプテン−2,3−ジカルボ
キシイミド、6−(プロピルピペロニル)−ブチル
カルビチルエーテル等を、酸化防止剤としてはブ
チルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシ
トルエン、トコフエロール、γ−オリザノール等
を、殺虫剤としては一般名アレスリン及びその幾
何及び(又は)光学異性体等のピレスロイド類
を、げつ歯動物駆除及び忌避剤としてはα−ナフ
チルチオウレア、シクロヘキシミド等を、殺菌剤
としてはサリチル酸、P−クロロ−m−キシレノ
ール、2−(4′−チアゾイル)ベンズイミダゾー
ル等を、防黴剤としてはα−ブロモシンナミツク
アルデヒド、N−ジメチル−N−フエニル−
N′−(フルオロジクロロメチル)チオスルフアミ
ド等を夫々例示できるが、これらに限定されるも
のではない。 かくして調製される各種形態を有する本発明の
ダニ防除組成物は、その使用に当り防除効果を要
求されるダニの棲息区域例えば一般家庭、穀物倉
庫、食堂の厨房、家具、押入れ、玄関、洗面所等
に載置、撒布、噴霧、貼り付け等により、また動
物自体に撒布、噴霧、塗布等により適用できる。 また本発明のダニ防除組成物は、これを予め適
当なシート状基材に塗布、含浸、滴下、混練等に
より保持させて、該基材に保持された形態で目的
とする箇所に載置したり貼り合せることにより利
用することもできる。この際用いられるシート状
基材としては、例えばポリエチレン、ポリプロピ
レン、ナイロン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニ
リデン、ポリエステル等の合成樹脂シート、動植
物質又は無機質繊維体シート(紙、布、不織布、
皮革等)、之等合成樹脂と無機質繊維または粉体
との混合シートまたは混紡布、上記合成樹脂と動
植物繊維との混紡布または不織布、アルミニウ
ム、ステンレス、亜鉛等の金属の箔乃至フイルム
及び上記各種シートの積層シートを例示できる。 本発明ダニ防除組成物中の有効成分混合物量及
び該防除組成物の適用量は、その剤型や適用方
法、適用場所等に応じて適宜に決定すればよく、
限定的ではないが、通常分散剤や水和剤等の液剤
の形態で用いる場合、有効成分混合物を1〜80重
量%好ましくは5〜40重量%含有させればよく、
粉剤等の固剤の形態とする場合1〜50重量%好ま
しくは2〜20重量%含有させればよく、またシー
ト状基材や家具部材に保持させた形態とする場合
には、基材等の飽和含浸量のほぼ1/2倍量を保持
させればよい。また本発明ダニ防除組成物の適用
量としては、例えば塗布使用の場合、塗布すべき
面積1m2当り有効成分混合物として0.005g〜1
g、好ましくはレスメスリン0.01g〜0.1g、安
息香酸ベンジル0.005g〜0.3gとするのが殺ダニ
効果、又薬剤の刺激性からみてよい。固剤その他
の形態で用いる場合、適用空間1m2当り有効成分
化合物を約1mg以上存在させるのが適当である。 以下に本発明ダニ防除組成物を実施例、試験例
にもとずき詳細に説明する。 実施例 1 レスメスリン及び安息香酸ベンジルの所定量を
アセトンに溶解し、下記の表に示したようにそれ
ぞれクラフト紙(5cm×5cm)に処理し、風乾し
てアセトンを除去し、それぞれのシート形態の本
発明ダニ防除組成物を得た。 有効成分処理量 g/m2 本発明品 レスメスリン 安息香酸ベンジル 0.01 0.001 2 0.01 0.005 3 0.01 0.01 4 0.01 0.03 5 0.01 0.05 試験例 1 実施例1で示したクラフト紙に、同様の操作で
レスメスリン単独、安息香酸ベンジル単独を処理
し、これらを対照として試験した。 処理クラフト紙をポリ袋に入れ、この中に約
400頭のダニ、ケナガコナダニ又はコナヒヨウダ
ニを別々に投入し密封した。24時間後(コナヒヨ
ウダニの場合は72時間後も観察)、ポリ袋の中の
ダニの生死を顕微鏡下で観察し、致死率を求め
た。なお、数値はすべてブランクの致死率からア
ボツト補正して算出した。 その結果、下表に示すように実施例1で得た本
発明ダニ防除組成物は、明らかに相乗効果が観察
された。
被害をもたらすものにイエダニ
(Ornithonyssusbacoti)がよく知られていた。し
かし近年畳や家屋塵から発生するコナダニ類やチ
リダニ類(ヒヨウヒダニ類)更にこれら捕食する
ツメダニ類のアレルギー、虫咬症などが問題とな
り、これらのダニ類の防除に従来から害虫類の防
除に使用されていた有機リン殺虫剤、カーバメー
ト系殺虫剤、ピレスロイド系殺虫剤などが試みら
れているが、いずれ防除の決手にはならず、安全
性の面からピレスロイド系殺虫剤の使用が多くな
つている。このピレスロイド系殺虫剤の中でもレ
スメスリンの殺ダニ効果が優れていることが最近
わかつてきた。しかしながら、ヒヨウヒダニとコ
ナダニのレスメスリン感受性を調べてみると、コ
ナダニはレスメスリンに対する感受性が低く、こ
のためコナダニに対し有効な有機リン剤との併用
が試みられることもあるが、効果が不十分であ
り、安全性にも疑問があつた。このようなことか
ら、特に屋内塵中に生息するヒヨウダニに対して
は低濃度レスメスリン処理で十分な殺ダニ効果が
得られるが、畳の中や食品から発生するコナダニ
に対してはレスメスリン処理では十分といえない
ため総合的な屋内での殺ダニ剤が切望されている
のが現状である。 本発明者らは、上記現状に鑑み優れた殺ダニ剤
を提供することを目的とし、屋内のダニに対して
有効でかつ安全性の高い殺ダニ剤の検討を試みた
結果、レスメスリン(異性体を含む)と食品にも
使用されている安息香酸ベンジルを組合せること
により、ダニに対してさらに有効な殺ダニ効果を
見出し本発明を完成した。 すなわち本発明はレスメスリン(異性体を含
む)と安息香酸ベンジルとを有効成分として含有
することを特徴とするダニ防除組成物に係る。 本発明の殺ダニ組成物はその有効成分として、
レスメスリン(異性体を含む)と安息香酸ベンジ
ルとを含有することに基づいて、極めて優れた相
乗効果を奏しうる。 本発明の殺ダニ効果は、ツツガムシ、ヒヨウヒ
ダニ、コナダニ、ヒゼンダニ、ニキビダニ、イエ
ダニ、ワクモ、トリサシダニ、ツメダニ、シラミ
ダニ、ハリクチダニ、ホコリダニ、ササラダニ、
ニクダニに対し強力なものである。 従つて本発明のダニ防除剤はこれを家庭内のタ
タミ、カーペツト等や食物収納庫及び人体、動物
体、植物体に適用することによつて、之等の場所
で棲息又寄生している種々のダニに対して確実な
殺ダニ効果を発揮し、ひいては、動物体のダニに
よる刺咬、吸血、アレルギー性疾患をも的確に回
避できるものである。 本発明において、有効成分の配合割合はレスメ
スリン1に対し安息香酸ベンジル0.5以上、好ま
しくはレスメスリン1に対し安息香酸ベンジル1
以上を配合するのがよい。 本発明のダニ防除組成物は、上記組成物をその
ままダニ防除を要求される区域等に適用すること
もできるが、通常好ましくは適当な担体その他の
配合剤を用いて適用区域、適用方法等に適した各
種の形態例えば液剤、固剤等に調製して利用され
る。液剤の形態に調製するに当り用いられる担体
としては例えば水、メチルアルコール、エチルア
ルコール等のアルコール類、アセトン、メチルエ
チルケトン等のケトン類、テトラヒドロフラン、
ジオキサン等のエーテル類、ヘキサン、ケロシ
ン、パラフイン、石油ベンジン等の脂肪族炭化水
素類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素
類、酢酸エチル等のエステル類、ジクロロエタン
等のハロゲン化炭化水素類等を例示できる。之等
液剤の形態の本発明ダニ防除剤には更に通常の塗
膜形成剤、乳化剤、分散剤、展着剤、湿潤剤、安
定剤、噴射剤等の添加剤を配合することができ、
塗料形態、接着剤形態、乳剤、分散剤、懸濁剤、
ローシヨン、クリーム、噴霧剤、エアゾール剤等
の形態で利用することができる。之等の添加剤と
しては、例えばニトロセルロース、アセチルセル
ロース、アセチルブチリルセルロース、メチルセ
ルロース等のセルロース誘導体、酢酸ビニル樹脂
等のビニル系樹脂、アルキツド系樹脂、ユリア系
樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウ
レタン系樹脂、シリコン系樹脂、アクリル系樹
脂、塩化ゴム、ポリビニルアルコール等の塗膜形
成剤、石けん類、ポリオキシエチレンオレイルエ
ーテルなどのポリオキシエチレン脂肪アルコール
エーテル、ポリオキシエチレンノニルフエニルエ
ーテルなどのポリオキシエチレンアルキルアリル
エーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、
脂肪酸グリセリド、ソルビタン脂肪酸エステル、
高級アルコールの硫酸エステル、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ソーダなどのアルキルアリルスルホ
ン酸塩等の界面活性剤、液化石油ガス、ジメチル
エーテル、フルオロカーボン等の噴射剤、カゼイ
ン、ゼラチン、アルギン酸、CMC等を例示でき
る。 また固剤の形態に調製するに当り用いられる担
体としては、例えばケイ酸、カオリン、活性炭、
ベントナイト、珪藻土、タルク、クレー、炭酸カ
ルシウム、陶磁器粉等の鉱物質粉末や、木粉、大
豆粉、小麦粉、でん粉等の植物質粉末等やシクロ
デキストリン等の包接化合物等を例示できる。更
に該固剤の形態に調製するに当つては、例えばト
リシクロデカン、シクロドデカン、2,4,6−
トリイソプロピル−1,3,5−トリオキサン、
トリメチレンノルボルネン等の昇華性担体やパラ
ジクロロベンゼン、ナフタリン、樟脳等の昇華性
防虫剤を用い、上記組成物を溶融混合又は擂潰混
合後成型して、昇華性固剤とすることもできる。 また上記固剤には、組成物をプラスチツクスに
練り込んだ樹脂成型物の形態も包含される。 更には、カーペツトのバツキング剤に混合する
ことも可能である。 また本発明のダニ防除組成物は、例えばポリビ
ニルアルコールやCMC等を用いたスプレードラ
イ法、ゼラチン、ポリビニルアルコール、アルギ
ン酸等を用いた液中硬化法、コアセルベーシヨン
法等に従いマイクロカプセル化した形態に調製し
たり、ベンジリデン−D−ソルビトール、カラギ
ーナン等のゲル化剤を用いてゲルの形態に調製す
ることもできる。 更に本発明のダニ防除組成物には、公知の害虫
忌避剤、効力増強剤、酸化防止剤、殺虫剤、げつ
歯動物駆除及び忌避剤、殺菌剤、防黴剤、除草
剤、肥料、着香料、着色料等を配合することがで
きる。配合可能な他の害虫忌避剤としては、N,
N−ジエチル−メタートルアミド、2,3,4,
5−ビス(Δ2−ブチレン)−テトラヒドロフルフ
ラール、ジ−n−プロピル、イソシンコメロネー
ト、ジ−n−ブチルサクシネート、2−ヒドロキ
シエチルオクチルサルフアイド等を、効力増強剤
としてはN−(2−エチルヘキシル)−ビシクロ−
〔2,2,1〕−5−ヘプテン−2,3−ジカルボ
キシイミド、6−(プロピルピペロニル)−ブチル
カルビチルエーテル等を、酸化防止剤としてはブ
チルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシ
トルエン、トコフエロール、γ−オリザノール等
を、殺虫剤としては一般名アレスリン及びその幾
何及び(又は)光学異性体等のピレスロイド類
を、げつ歯動物駆除及び忌避剤としてはα−ナフ
チルチオウレア、シクロヘキシミド等を、殺菌剤
としてはサリチル酸、P−クロロ−m−キシレノ
ール、2−(4′−チアゾイル)ベンズイミダゾー
ル等を、防黴剤としてはα−ブロモシンナミツク
アルデヒド、N−ジメチル−N−フエニル−
N′−(フルオロジクロロメチル)チオスルフアミ
ド等を夫々例示できるが、これらに限定されるも
のではない。 かくして調製される各種形態を有する本発明の
ダニ防除組成物は、その使用に当り防除効果を要
求されるダニの棲息区域例えば一般家庭、穀物倉
庫、食堂の厨房、家具、押入れ、玄関、洗面所等
に載置、撒布、噴霧、貼り付け等により、また動
物自体に撒布、噴霧、塗布等により適用できる。 また本発明のダニ防除組成物は、これを予め適
当なシート状基材に塗布、含浸、滴下、混練等に
より保持させて、該基材に保持された形態で目的
とする箇所に載置したり貼り合せることにより利
用することもできる。この際用いられるシート状
基材としては、例えばポリエチレン、ポリプロピ
レン、ナイロン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニ
リデン、ポリエステル等の合成樹脂シート、動植
物質又は無機質繊維体シート(紙、布、不織布、
皮革等)、之等合成樹脂と無機質繊維または粉体
との混合シートまたは混紡布、上記合成樹脂と動
植物繊維との混紡布または不織布、アルミニウ
ム、ステンレス、亜鉛等の金属の箔乃至フイルム
及び上記各種シートの積層シートを例示できる。 本発明ダニ防除組成物中の有効成分混合物量及
び該防除組成物の適用量は、その剤型や適用方
法、適用場所等に応じて適宜に決定すればよく、
限定的ではないが、通常分散剤や水和剤等の液剤
の形態で用いる場合、有効成分混合物を1〜80重
量%好ましくは5〜40重量%含有させればよく、
粉剤等の固剤の形態とする場合1〜50重量%好ま
しくは2〜20重量%含有させればよく、またシー
ト状基材や家具部材に保持させた形態とする場合
には、基材等の飽和含浸量のほぼ1/2倍量を保持
させればよい。また本発明ダニ防除組成物の適用
量としては、例えば塗布使用の場合、塗布すべき
面積1m2当り有効成分混合物として0.005g〜1
g、好ましくはレスメスリン0.01g〜0.1g、安
息香酸ベンジル0.005g〜0.3gとするのが殺ダニ
効果、又薬剤の刺激性からみてよい。固剤その他
の形態で用いる場合、適用空間1m2当り有効成分
化合物を約1mg以上存在させるのが適当である。 以下に本発明ダニ防除組成物を実施例、試験例
にもとずき詳細に説明する。 実施例 1 レスメスリン及び安息香酸ベンジルの所定量を
アセトンに溶解し、下記の表に示したようにそれ
ぞれクラフト紙(5cm×5cm)に処理し、風乾し
てアセトンを除去し、それぞれのシート形態の本
発明ダニ防除組成物を得た。 有効成分処理量 g/m2 本発明品 レスメスリン 安息香酸ベンジル 0.01 0.001 2 0.01 0.005 3 0.01 0.01 4 0.01 0.03 5 0.01 0.05 試験例 1 実施例1で示したクラフト紙に、同様の操作で
レスメスリン単独、安息香酸ベンジル単独を処理
し、これらを対照として試験した。 処理クラフト紙をポリ袋に入れ、この中に約
400頭のダニ、ケナガコナダニ又はコナヒヨウダ
ニを別々に投入し密封した。24時間後(コナヒヨ
ウダニの場合は72時間後も観察)、ポリ袋の中の
ダニの生死を顕微鏡下で観察し、致死率を求め
た。なお、数値はすべてブランクの致死率からア
ボツト補正して算出した。 その結果、下表に示すように実施例1で得た本
発明ダニ防除組成物は、明らかに相乗効果が観察
された。
【表】
実施例 2
レスメスリン0.1部と安息香酸ベンジル0.2部と
の混合物をアセトン20部に溶解し、300メツシユ
クレー99.7部を加え十分に撹拌した後、アセトン
を留去して本発明ダニ防除組成物の0.3%粉剤を
得た。 実施例 3 レスメスリン2.5部と安息香酸ベンジル7.5部と
の混合物10部にソルポール3005(東邦化学(株)商品
名)15部、キシロール75部を加え、これらをよく
撹拌混合溶解し、本発明ダニ防除組成物の10%乳
剤を得た。 実施例 4 レスメスリン1部と安息香酸ベンジル1部の混
合物にリグニンスルホン酸ソーダ(結合剤)2部
を加え、クレー(増量剤)96部を加え、撹拌器中
にて十分撹拌混合する。 ついで水をこれら混合物の10%量加えさらに撹
拌混合して造粒機によつて製粒し、通風乾燥し
て、本発明ダニ防除組成物の2%粒剤を得た。 実施例 5 レスメスリン0.1部、安息香酸ベンジル0.3部、
キシロール7部、脱臭灯油7.6部を混合溶解する。
これをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取
付けた後、該バルブ部分を通じて液化石油ガス85
部を加圧充填して本発明ダニ防除組成物のエアゾ
ール剤を得た。 実施例 6 レスメスリン0.2部と安息香酸ベンジル0.3部の
混合物を白灯油に溶解し、全体を100部として本
発明ダニ防除組成物の0.4%油剤を得た。 実施例 7 実施例5に示した油剤5g及び効力増強剤とし
てN−(2−エチルヘキシル)−ビシクロ−〔2,
2,1〕−5−ヘプテン−2,3−ジカルボキシ
イミド5gをn−ヘキサン1に希釈混合し、不
織布〔ポリエチレン−木綿(3:1重量比)製、
厚さ300μ、面積1m2〕に、該混合物が30gとな
るように含浸後乾燥して、シート状形態の本発明
ダニ防除組成物を得た。
の混合物をアセトン20部に溶解し、300メツシユ
クレー99.7部を加え十分に撹拌した後、アセトン
を留去して本発明ダニ防除組成物の0.3%粉剤を
得た。 実施例 3 レスメスリン2.5部と安息香酸ベンジル7.5部と
の混合物10部にソルポール3005(東邦化学(株)商品
名)15部、キシロール75部を加え、これらをよく
撹拌混合溶解し、本発明ダニ防除組成物の10%乳
剤を得た。 実施例 4 レスメスリン1部と安息香酸ベンジル1部の混
合物にリグニンスルホン酸ソーダ(結合剤)2部
を加え、クレー(増量剤)96部を加え、撹拌器中
にて十分撹拌混合する。 ついで水をこれら混合物の10%量加えさらに撹
拌混合して造粒機によつて製粒し、通風乾燥し
て、本発明ダニ防除組成物の2%粒剤を得た。 実施例 5 レスメスリン0.1部、安息香酸ベンジル0.3部、
キシロール7部、脱臭灯油7.6部を混合溶解する。
これをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取
付けた後、該バルブ部分を通じて液化石油ガス85
部を加圧充填して本発明ダニ防除組成物のエアゾ
ール剤を得た。 実施例 6 レスメスリン0.2部と安息香酸ベンジル0.3部の
混合物を白灯油に溶解し、全体を100部として本
発明ダニ防除組成物の0.4%油剤を得た。 実施例 7 実施例5に示した油剤5g及び効力増強剤とし
てN−(2−エチルヘキシル)−ビシクロ−〔2,
2,1〕−5−ヘプテン−2,3−ジカルボキシ
イミド5gをn−ヘキサン1に希釈混合し、不
織布〔ポリエチレン−木綿(3:1重量比)製、
厚さ300μ、面積1m2〕に、該混合物が30gとな
るように含浸後乾燥して、シート状形態の本発明
ダニ防除組成物を得た。
Claims (1)
- 1 レスメスリン(異性体を含む)と安息香酸ベ
ンジルと有効成分として含有することを特徴とす
るダニ防除組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58152058A JPS6042314A (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | ダニ防除組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58152058A JPS6042314A (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | ダニ防除組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6042314A JPS6042314A (ja) | 1985-03-06 |
| JPH0363527B2 true JPH0363527B2 (ja) | 1991-10-01 |
Family
ID=15532127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58152058A Granted JPS6042314A (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | ダニ防除組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6042314A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2729397B2 (ja) * | 1989-06-28 | 1998-03-18 | フマキラー株式会社 | 殺ダニ剤組成物 |
| GB2322300A (en) * | 1997-02-20 | 1998-08-26 | Reckitt & Colman Inc | Miticidal and disinfectant composition |
| GB2327881A (en) * | 1997-08-06 | 1999-02-10 | Reckitt & Colman Inc | Control of dust particles |
| US6376542B1 (en) * | 1997-12-19 | 2002-04-23 | Bissell Homecare, Inc. | Aqueous miticide compositions containing benzyl benzoate |
| US6107341A (en) * | 1997-12-19 | 2000-08-22 | Bissell Homecare, Inc. | Aqueous miticide containing benzyl benzoate |
| US6030633A (en) * | 1998-05-18 | 2000-02-29 | West Agro, Inc. | Film-forming compositions for protecting animal skin |
| ITMI20081372A1 (it) * | 2008-07-25 | 2010-01-26 | Synthesis Srl | Prodotto igienizzante per il trattamento di sedili di uso pubblico |
| CN114886884A (zh) * | 2022-05-07 | 2022-08-12 | 深圳市精联华科技有限公司 | 一种含有25%苯甲酸苄酯的除皮肤螨虫的乳液 |
-
1983
- 1983-08-19 JP JP58152058A patent/JPS6042314A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6042314A (ja) | 1985-03-06 |
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