JPH0364423A - 金属間化合物Ti―Al基合金の溶解方法 - Google Patents

金属間化合物Ti―Al基合金の溶解方法

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JPH0364423A
JPH0364423A JP20093989A JP20093989A JPH0364423A JP H0364423 A JPH0364423 A JP H0364423A JP 20093989 A JP20093989 A JP 20093989A JP 20093989 A JP20093989 A JP 20093989A JP H0364423 A JPH0364423 A JP H0364423A
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melting
alloy
master alloy
intermetallic compound
crucible
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JP20093989A
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Kazuo Karashima
辛島 一生
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Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属間化合物Ti−A]基合金の溶解方法に
関するものである。
〔従来の技術〕
T】50原子%−A]50原子%(Ti64重量%)を
基本組成とする金属間化合物’T’ 1−A I基合金
は軽量かつ高温での比強度に優れ、耐熱利料としては優
れた材料である。
しかし、溶解方法は以下のように問題点か多く、工業的
な溶解方法は、未だ確立されていない。
真空中で誘導溶解を行なうと、Ti、AIはともに化学
的に活性なため、耐火物と反応し易く、溶湯中の酸素等
の不純物が増加し易いという問題があった。この問題を
解決する手段として、特開昭58−133338号には
、Ti合金について石灰質耐大物を内張すした誘導溶解
法の提案があり、特開昭5940210号には、Ti合
金について電融カルシアを耐火材として使用する誘導溶
解法の提案があり、特開昭61−223172号には、
Ti−Al合金について、真空脱ガス処理を行なったカ
ルシアを、るつぼまたは炉壁材として用いる製造法の提
案がある。
また、不純物の増加を防止する目的から、溶湯と反応し
ない水冷銅るつぼを用い、熱源として電気アークを用い
たアークスカル炉の提案がある。
前述した誘導溶解法やアークスカル炉による溶解は、い
ずれも−回の溶解工程中に最終製品であるTi−Al基
金属間化合物としての組成を調整して溶解精錬を終了す
るものである。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、前記のアークスカル炉は、水冷銅るつぼ内に溶
湯を溜める方式のためにスカルと称する凝固物が残り、
Ti−AI基基合金歩留が悪い。さらに、アークスカル
炉は装置の規模が大きくて、少量の生産に適していない
という問題点があった。
また、前記の誘導溶解法において、T 1− A ]溶
湯と耐火物間の反応は、前記の各種対策等により、ある
程度低減されつつある。しかし、Ti−Al合金は、T
iの溶融点が1670’C,AIの溶融点が660℃と
約1.000℃の温度差があるために、AIの溶融開始
からのTiの溶融完了まで長時間を要し、この間に耐火
物との反応が進行するという問題が依然として残されて
いる。また、従来の溶解方法は、−度の溶解で溶融点の
異なるAIとT1を溶解するために、溶解に長時間を要
するという欠点がある。
従来の溶解方法の他の問題点は、溶解時にはAl溶湯中
に固体Tiが沈降することから、T1の拡散溶解が完了
したか否か確認できず、特にTiの溶は残りが発生しや
すいことである。
本発明の目的は、通常の真空誘導炉を用いて、溶湯とる
つぼとの反応を極力抑制するTi−A]基合金の溶解法
、および酸素等の不純物の含有量か低く、Tiの溶は残
りのないTi−Al基合金を得ることができる誘導溶解
法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、Ti−Al基合金を耐火物るつぼを用いて
誘導溶解する場合の最大の問題である溶湯と耐火物るつ
ぼとの反応について詳細に検討を行なった。その結果、
溶解時間が長くなると、るつぼ壁内部の表面気孔率の高
い(物性的には吸水率の高い)部分まで侵食されるため
に、溶湯とるつぼの反応がさらに激しくなることを知見
した。さらに1400℃以上の温度でTi−Al溶湯と
るつぼ間の反応が激しくなることを知見した。そこで、
溶解時間を短くするためには、誘導溶解炉の出力を上げ
る方法や装入量を減らす方法が考えられるか、いずれの
方法も歩留が悪くなるために実用的ではない。
本発明者は、第3図に示すTi−Alの二元状態図にお
いて、純AlにTiを添加すると純Alの溶融点660
℃が、10wt%T1の添加でAl−Ti合金とするこ
とにより、1180℃にも急激に溶融点が上昇すること
に着目した。そこで60〜85重量2のAlを含み、残
部Tiからなる母合金を溶製し、その後、該母合金の鋳
造体となし、該母合金の鋳造体をベースにTiまたはT
iおよび所要の第3元素を配合し、再度誘導溶解を行な
えば、総溶解時間は同じでも、再度の溶解とすることで
、るつぼが新しくなるために、Ti−Al溶湯とるつぼ
との反応が起りにくくなることを知見した。さらに本方
法によれば、二度目の溶解で添加される固体Tiの量は
少なくて良いので。溶は残りが発生しにくいことも知見
した。ここで、第3元素とは、金属間化合物の延性を改
善するなどの目的で添加されるB。
Fe、Mn、Crなどの1種または2種以」二の元素を
意味する。これらの第3元素はせいぜい数原子%ないし
10原子%の範囲内で添加されることが多いので、いず
れの時期に添加しても本発明の溶解方法に影響を与える
ものでないことが確認された。
また、前記の母合金の溶解に用いる耐火物については、
ジルコニア耐火物、マグネシア耐火物等でも本発明を実
施できないことはないが、不純物の低減、溶解の安定性
からカルシア(Cab)が適当であり、特にSj○2含
有量が少なく、かつ表面が平滑で安定度の高いSi○2
含有量0.5%以下、吸水率10%以下の高純度高密度
カルシアるつぼが最適である。
すなわち、本発明は金属間化合物Ti−Al基合金の溶
解方法において、60〜85重量%を含み、残部が実質
的にTiからなる母合金を真空または不活性雰囲気下で
誘導溶解法によって溶製し、母合金の鋳造体となし、つ
いで前記母合金の鋳造体とT1とを所定の組成になるよ
うに配合し、真空または不活性雰囲気下で再度誘導溶解
を行うことを特徴とする金属間化合物Ti−Al基合金
の溶解方法である。
または、前記母合金の鋳造体とTiおよび所要の第3元
素とを所定の組成になるように配合し、真空または不活
性雰囲気下で再度誘導溶解を行うことを特徴とする金属
間化合物Ti−Al基合金の溶解方法である。
さらに、前記の60〜85重量%Al−Ti母合金の誘
導溶解時にカルシアるつぼを用いることが望ましく、そ
のカルシアるつぼもCaO純度98%以上、Si○20
.5%以下、かつ吸水率10%以下の焼成カルシアるつ
ぼを用いることが望ましい。
〔作用〕
次に本発明の母合金の成分等の限定理由について述べる
。
母合金のAl含有量は、63%付近にTiAl、金属間
化合物生成によると考えられる発熱が認められ、Alへ
のTiの溶解が促進されるのでAlが少ない方が良いが
、Alが60%で溶融温度が1390℃となり、140
0℃以上でカルシアるつぼとT i−A ]溶湯との反
応が激しくなるので、安全を見て60%以上とした。ま
た、Al量が多いと母合金の溶解は容易であるが、再溶
解時のTi配合量が多くなり、Tiの溶は残りや、長時
間溶解による歩留低下の原因になるので85重量%以下
とした。
TiとAlの均一な母合金を容易に作れる方法として、
誘導溶解法が最適である。この場合、溶湯中の不純物の
低減および活性金属の歩留を高める目的のために真空ま
たは不活性雰囲気下での誘導溶解とすることが必要であ
る。
〔実施例〕
以下、本発明・を実施例に基づき、詳細に説明する。
実施例] 第1表に本発明の方法に基づいて溶解した母合金(以下
、これを本発明母合金という)および本発明母合金以外
の組成を有する比較母合金の化学組成を示す。
第  1  表 溶解は、99.5重量%Ca○、吸水率3.7%の内径
73mmφ×高さ180mm高純度、高密度カルシアる
つぼ中で0.5気圧減圧Ar雰囲気下で誘導溶解した、
配合原料として、Ti源には酸素量783ppmの純T
i棒を10mm立方に切り揃えて用いた。Al源として
は精製アルミニウム地金JIS 1級塊をl−Omm立
方に切断して用いた。総記合量は2kgとし、再現性を
示すために、各成分共3チャージずつ溶解した。
配合材料は全量混合して初装し、5 X 1O−4To
rr以下に真空排気して、600℃まで30分間の予熱
後、0.5気圧Ar雰囲気下で溶解を行なった。Alが
溶解後、約5分間で、各組成の液相線温度(第3図参照
)+10〜20℃まで昇温し、同温度に10分間保持し
た後、溶湯を金型鋳型に鋳造した。
鋳造後るつぼ内のTiの残存有無を調査し、その結果と
して、「Ti溶は残り率−るつぼ内桟Ti量(重量)/
配合Ti量(重量)X100Jで表わしたTi溶は残り
率と溶湯保持温度との関係を第1図に示す。本発明母合
金3〜8と比較母合金1,2には、Tiの溶は残りはな
いが、比較合金9゜10では、溶は残りが見られる。ま
た、第1表の母合金は、金型鋳造により母合金の鋳造体
としたが、この鋳造体から採取した試料の酸素量と、配
合原料の含有酸素量から算出した酸素量との差異(変化
量)を第2図に示す。本発明母合金では酸素量の増加は
少ないが、比較母合金9,10は酸素量は増加している
。また、比較母合金9,10は溶湯温度に保持中にTi
−Al溶湯とるつぼが反応し、Ca蒸気発生に伴う発煙
が生じていた。
実施例2 実施例1のうち、本発明母合金7と比較母合金10の組
成の合金を、Ca○純度99.3%、吸水率17.4%
の低密度カルシアるつぼを用いて実施例1と同様に溶解
を行なった。本発明母合金7は、溶解、鋳造は終了した
が、比較母合金10は、カルシアるつぼと溶湯の反応に
より、Caガスが発生し、溶解できなかった。また、本
発明母合金7の鋳造体の酸素変化量は2600ppmと
なり、実施例]−で使用した高密度カルシアるつぼ中で
の溶解による母合金7の200ppmに比べ大幅に増加
した。
実施例3 実施例1の母合金の鋳造体を装入原料として、最終合金
組成がTi50原子%−Al50原子%に相当するTi
64重量%−Al36重量X組成のTi−AI金合金な
るように、再度内径73mmφ×高さ180mmのカル
シアるつぼ中で0.5気圧Ar減圧雰囲気下で溶解した
。
装入原料は第2表に示すように、実施例1の比較母合金
2(90重量%Al)と本発明母合金7(65重量%A
l.)の鋳造体、および母合金なしで前記の純Tiと純
Alを所要量だけ装入したものを用いた。
後者は従来の誘導溶解方法によるもので、−度の溶解で
所望のTi−Al基合金の最終組成とする方法である。
比較母合金2と本発明母合金7は、所要量のTiの添加
を行ない、全て総量は2kgとした。
また、使用するカルシアるつぼとしては、実施例1と同
一の利賀を用いた。
溶解時間と増加酸素量の結果を第2表に示すが、本発明
法では、18分で溶解が終了し、酸素増加量310pp
mだったが、比較母合金は、純Tiの追加量1 が多いため、溶解に32分を要し、酸素変化量は、13
10ppmと大幅に増えた。また、純Ti、純Alから
溶解を開始したものは、溶解に43分を要し、酸素変化
量は1630ppmと増加した。
第2表 2 って、Tiの溶は残りのない”T’ i−A 1基合金
を容易に得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、本発明法の実施結果を示す図である
。第1図は、Ti溶は残り率と溶湯保持温度の関係を示
し、第2図は母合金中酸素変化量と溶湯保持温度との関
係を示すものである。第3図はTi−Alの二元合金の
平衡状態図である。 〔発明の効果〕

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属間化合物Ti−Al基合金の溶解方法において
    、60〜85重量%を含み、残部が実質的にTiからな
    る母合金を真空または不活性雰囲気下で誘導溶解法によ
    って溶製し、母合金の鋳造体となし、ついで前記母合金
    の鋳造体とTiとを所定の組成になるように配合し、真
    空または不活性雰囲気下で再度誘導溶解を行うことを特
    徴とする金属間化合物Ti−Al基合金の溶解方法。 2 前記母合金の鋳造体とTiおよび所要の第3元素と
    を所定の組成になるように配合し、真空または不活性雰
    囲気下で再度誘導溶解を行うことを特徴とする請求項1
    記載の金属間化合物Ti−Al基合金の溶解方法。 3 60〜85重量%Alを含み、残部が実質的にTi
    からなる母合金を真空または不活性雰囲気下でカルシア
    るつぼを用いて誘導溶解することを特徴とする請求項1
    記載の金属間化合物Ti−Al基合金の溶解方法。 4 CaO純度98%以上、SiO_20.5%以下、
    かつ吸水率10%以下の焼成カルシアるつぼを用いるこ
    とを特徴とする請求項1記載の金属間化合物Ti−Al
    基合金の溶解方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0849055A (ja) * 1994-03-10 1996-02-20 Union Steel Mfg Co Ltd 鍍金鋼板の製造方法
JP2003089825A (ja) * 2001-09-14 2003-03-28 Nisshin Steel Co Ltd 高純度金属および合金の製造方法
CN101121967B (zh) 2006-08-09 2010-11-24 中国科学院金属研究所 一种真空感应熔炼TiAl基合金的方法
CN109778020A (zh) * 2019-03-11 2019-05-21 江苏华企铝业科技股份有限公司 高纯度高致密铝钛合金锭及其制造方法
CN110923515A (zh) * 2019-12-11 2020-03-27 河南中孚技术中心有限公司 一种具有晶粒细化特性的铝合金材料及其生产方法

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